2023年06月 - 菜花亭日乗

菜花亭日乗

菜花亭笑山の暇つぶし的日常のつれづれ。 散歩する道筋は、日本酒、俳句、本、音楽、沖縄、泡盛、カメラに...etc

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2023-06-30 (Fri)

2023/06/30 日記 雷

2023/06/30 日記 雷

2023/06/30      (金)      旧暦:   5月13日         祝日・節気・雑節・朔望:   夏越の祓          日出:   4時28分    日没:   19時00分       月出:   15時44分  &n...

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2023/06/30      ()      旧暦:   513         祝日・節気・雑節・朔望:   夏越の祓          日出:   428    日没:   1900       月出:   1544       月没:   111         月齢:   11.93    潮汐:      中潮     干支:   己未     六曜:   大安


今日のあれこれ: 雷

《 帰宅時間帯“ゲリラ雷雨”が関東に 「氷の粒降った」コンビニも停電(2023628) 》

https://youtu.be/QPNmbrbtntw



『雷(かみなり) 三夏

【子季語】
 神鳴、いかづち、はたた神、鳴神、遠雷、落雷、雷火、雷鳴、雷声、日雷、雷雨、雷響

【解説】
 積乱雲の中などで雲と雲、雲と地上の間で放電現象が起きたもの。電光が走った後に雷鳴がとどろく。光と音の時間差でその遠近を測る。』
(季語と歳時記)



雷の俳句:


・海原を雷火一刀両断す  高澤良一


・河の石青みどろ濃く雷来る  横光利一


・雨激し雷に力を得し如く  高椋竜生


・音使ひ果たして雷の遠ざかる  鷹羽狩行


・化粧すや雷はためくを一瞥して  山田みづえ




梅雨の季節が深まるに連れ、お天気が騒がしくなった。
先日は、未明、突然の音に目が覚めた。
空がゴロゴロ、ガシャーンとやっている。

今日も、午後からは不安定になるというので、蓮の花が開いている朝に見に行った。
1
時間も経たないうちに、雲行きが怪しくなり、ポツリポツリと始まった。
家につく頃には、止んでいたが、その後も終日定めなく、騒がしかった。


今日の季語を、雷にして、例句を読んだ。
人は違い、場所も違い、日も違うが、雷の様子は同じだ。
俳人たちは、雷との出会いを確かな目で詠んでいる。

今日もまた、同じ感慨になったが、女性は強い。
上句4句の男性俳人たちは、騒がしい雷に目を奪われている。

一方、山田氏は、真剣勝負の化粧中、雷如きに目を奪われてはいない。
見るは我が美しさのみだ。




2023-06-29 (Thu)

2023/06/29 日記 夏木立

2023/06/29 日記 夏木立

2023/06/29      (木)      旧暦:   5月12日         祝日・節気・雑節・朔望:              日出:   4時27分           日没:   19時00分       ...

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2023/06/29      ()      旧暦:   512         祝日・節気・雑節・朔望:              日出:   427           日没:   1900       月出:   1436       月没:   040         月齢:   10.93    潮汐:      若潮     干支:   戊午     六曜:   仏滅


今日のあれこれ: 夏木立

《 夏の森 》

https://youtu.be/04T0ji32M_U



『夏木立(なつこだち) 三夏

【子季語】
 夏木、夏木蔭

【関連季語】
 木下闇

【解説】
 夏、青々と葉を茂らせた木立をいう。生命力みなぎる木々の日陰は、人々にほっと息をつかせる場所である。「夏木立」は数本をさし、一本の木のときは「夏木」という。

【来歴】
 『花火草』(寛永13年、1636年)に所出。

【文学での言及】
 いざ住まむ夏の木立のこのもとにしば青みゆく岡の辺の里 慈鎮和尚『夫木和歌抄』
』(季語と歳時記)



夏木立の俳句:


・見おろしつみあげつ木曽の夏木立  凉菟


・花か實か水にちりうかむ夏木立  蕪村


・夏木立深うして見ゆる天王寺  河東碧梧桐


・甘き香は何の花ぞも夏木立  炭太祇


・夏木立自由で行き場のない孔雀  渡部光枝




動画に在るような森閑とした夏木立。
眼の前にあれば、静けさが襲ってくるような気がする。
都会に居れば何やかやの生活音があり、沈黙に襲われることはない。

鳥でも啼く森であれば良いのだが。

そう思いつつ例句を読んでいると、
渡部氏の句に出会った。

感性の鋭い人だ。
沈黙に襲われたら
羽を広げて迎え撃つのだろう。





2023-06-28 (Wed)

2023/06/28 日記 鰹

2023/06/28 日記 鰹

2023/06/28      (水)      旧暦:   5月11日         祝日・節気・雑節・朔望:   貿易記念日      日出:   4時27分    日没:   19時00分       月出:   13時31分      ...

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2023/06/28      ()      旧暦:   511         祝日・節気・雑節・朔望:   貿易記念日      日出:   427    日没:   1900       月出:   1331       月没:   014         月齢:   9.93      潮汐:      長潮     干支:   丁巳     六曜:   先負


今日のあれこれ: 鰹

《 1日で去年上回る水揚げ 一本釣り船マグロ・カツオ水揚げ〈宮城・石巻市〉 (23/06/26 19:09) 》

https://youtu.be/2-Bwc_Ts6yg



『鰹(かつお/かつを)  三夏

【子季語】
 松魚、えぼし魚、鰹時、鰹売

【解説】
 サバ科の外洋性の大型肉食魚。暖かい海を好み、春、黒潮に沿って北上する。五月に入ると脂がのって食べ頃。三陸沖まで北上したあと、一転南下するものが秋の戻り鰹。刺身や叩きで食するほか鰹節の原料になる。』
(季語と歳時記)


鰹の俳句:


沖を指す航跡ふとし初鰹  益本三知子


鰹船出でゆく沖はなほ荒れつ  山口草堂


鰹来る大土佐晴れの濤高し  福田甲子雄


鰹釣る灘の紺より引き抜いて  稲松錦江


鰹船かへり大島雲垂れたり  水原秋櫻子


鰹千本枕ならべて朝糶に  北野民夫




地球温暖化の影響で、海水温が上がり、そのため漁獲量が激減したと言う話をよく耳にする。

魚だけでは無く、貝も同様で、アサリが居なくなり、潮干狩りができなくなったと言うニュースもあった。

動画を見ると、今年のカツオ漁は好調のようで良かった。
新鮮なカツオがお得に販売されれば、皆が喜ぶことになる。

例句を読んでいると、威勢の良い動画の影響を受けたのか、鰹船の出船から帰港、糶りまでの句が目に入った。

要所要所俳人たちは、カツオが踊る光景をキッチリと詠んでいる。





2023-06-27 (Tue)

2023/06/27 日記 若竹

2023/06/27 日記 若竹

2023/06/27      (火)      旧暦:   5月10日         祝日・節気・雑節・朔望:              日出:   4時27分           日没:   19時00分       ...

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2023/06/27      ()      旧暦:   510         祝日・節気・雑節・朔望:              日出:   427           日没:   1900       月出:   1231       月没:   ----     月齢:   8.93      潮汐:   小潮           干支:   丙辰     六曜:   友引


今日のあれこれ: 若竹

《 【Trip to Kyoto】京都 嵐山 竹林の小径|Bamboo forest patharashiyama kyoto walking| 》

https://youtu.be/xmrULyICdrs



『若竹(わかたけ) 仲夏

【子季語】
 今年竹、竹の若葉、竹の若緑

【解説】
 初夏、地上に出た筍は、茶色の皮を脱いで新しい竹となる。ぐんぐん伸びてみずみずしい若葉を広げる。その年に生えたので今年竹ともいう。

【科学的見解】
 身近な場所で一般的に見られる竹類は、マダケとモウソウチクである。マダケは七月ごろに、モウソウチクは四月ごろに地下茎から新芽(タケノコ)を出し、一ヶ月程度で親と同じ大きさとなる。その年に生長した若竹は、色合いは美しく、瑞々しい感がある。しかし、急速に生長したためか、材の繊維が成熟しておらず、竹材利用(竹細工等)には向かない。(藤吉正明記)

【来歴】
 『花火草』(寛永13年、1636年)に所出。

【文学での言及】
 山がつのさかひになびく若竹のわかわかしくて世をや過ぎなん 藤原為家『夫木和歌抄』

(季語と歳時記)



若竹の俳句:


・若竹と成て千里も遠からず  千代尼


・若竹のすらりすらりとのびる哉  正岡子規


・空へ若竹のなやみなし  種田山頭火


・若竹にあの手この手の山の風  飯田龍太


・若竹の逆光青を深めたる  松本陽平




嵐山のように、観光地として整備された竹林は美しい。
今は、海外からの観光客が数多く訪れて大混雑だそうだ。

静寂の中、風に揺れる若竹のような情趣は、観光客の居ない早朝に行かなければ、その中に身を置くことは出来ない。

荒れた竹林は、見るのも痛ましいから、多少騒々しくても、整備された京の竹林の方が良いと思うべきだろう。





2023-06-26 (Mon)

2023/06/26 日記 青田

2023/06/26 日記 青田

2023/06/26      (月)      旧暦:   5月9日          祝日・節気・雑節・朔望:   上弦     日出:   4時26分           日没:   19時00分       月出:   11時32分&...

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2023/06/26      ()      旧暦:   59          祝日・節気・雑節・朔望:   上弦     日出:   426           日没:   1900       月出:   1132       月没:   2350       月齢:   7.93      潮汐:      小潮     干支:   乙卯     六曜:   先勝


今日のあれこれ: 青田

『田植えから1ヶ月の田んぼ』

https://youtu.be/whbsPEl6r5c



『青田(あおた、あをた)  晩夏

【子季語】
 青田面、青田風、青田波、青田道、青田時

【解説】
 稲が成長し青々とした田になること。田は、植田から青田 へ変わるのに一月も要しない。七月に入ると稲はさらにその丈を増し、青い穂がいっせいに風になびく。』
(季語と歳時記)



青田の俳句:


・この国に青田の青のある限り  後藤比奈夫


・鯉を飼ひ青田育てて佐久郡  鈴木真砂女


・山裾を白雲わたる青田かな  高浜虚子


・口笛のまつすぐの音よ青田前  上野さち子


・玄関の青田風とはありがたし  貞方ゆきえ




梅雨の晴れ間。
夏のような日差しが降り注ぐ暑さ。

田植から1ヶ月、空に向かって伸びた稲は増々青さを増している。

水面を波出させ、稲をゆるがせ、波打たせている風は涼しい。

日本の風情を感じる青田の景だ。






2023-06-25 (Sun)

2023/06/25 日記 蛍

2023/06/25 日記 蛍

2023/06/25      (日)      旧暦:   5月8日          祝日・節気・雑節・朔望:              日出:   4時26分           日没:   19時00分    &nbs...

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2023/06/25      ()      旧暦:   58          祝日・節気・雑節・朔望:              日出:   426           日没:   1900       月出:   1035       月没:   2327       月齢:   6.93      潮汐:      小潮     干支:   甲寅     六曜:   赤口


今日のあれこれ: 蛍

《 第75回信州辰野町ほたる祭り ほたる童謡公園でほたる見物 》

https://youtu.be/ps82Ni3vw3o



『蛍(ほたる)  仲夏

【子季語】
 大蛍、初蛍、蛍火、朝の蛍、昼蛍、夕蛍、宵蛍、雨の蛍、蛍合戦、平家蛍、源氏蛍、姫蛍、草蛍、ほうたる

【関連季語】
 蛍籠、蛍狩、秋の蛍

【解説】
 夏の夜、水辺で冷たい光を明滅させながら集団で飛び交う昆虫。

【来歴】
 『花火草』(寛永13年、1636年)に所出。

【文学での言及】
 夕されば蛍よりけに燃ゆれども光見ねばやひとのつれなき 紀友則『古今集』
 もの思へば沢の蛍もわが身よりあくがれ出づる魂かとぞ見る 和泉式部『後拾遺集』

【実証的見解】
 甲虫目ホタル科の昆虫。夜になるとルシフェリンという発光物質の働きによる冷光を腹部に点滅させる。集団での求愛行動である。日本には四十種類以上のホタルが確認されているが代表的なものは国内で一番大きな源氏蛍とそれより小さな平家蛍である。独特の匂いがある。』
(季語と歳時記)



螢の俳句:


・月山をはるかにしたる螢火よ  水野恒彦


・かの女とべる螢に手をのべし  高野素十


・蛍籠提げたる指の白さかな  長谷川守可


・蛍追ふ闇にをんなの髪匂ふ  玉置かよ子


・肩に触れ手にこぼれたる蛍の火  飯田角子




梅雨の晴れ間。

蛍狩りなど楽しむ季節だ。

蛍狩りは独りで楽しむものではない。

矢張り二人で楽しむのが良い。

家族揃って、蛍を追うのも良い。






2023-06-24 (Sat)

2023/06/24 日記 さくらんぼ

2023/06/24 日記 さくらんぼ

2023/06/24      (土)      旧暦:   5月7日          祝日・節気・雑節・朔望:              日出:   4時26分           日没:   19時00分    &nbs...

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2023/06/24      ()      旧暦:   57          祝日・節気・雑節・朔望:              日出:   426           日没:   1900       月出:   938         月没:   2303       月齢:   5.93      潮汐:      中潮     干支:   癸丑     六曜:   大安


今日のあれこれ: さくらんぼ

《 特産のサクランボ収穫始まる 秋田・湯沢市三関地区 今年は大豊作の見込み  (2023/06/12 19:00) 》

https://youtu.be/WoR9jUmlTco



『桜桃の実(おうとうのみ、あうたうのみ) 仲夏

【子季語】
 桜桃、さくらんぼ

【解説】
 一般にさくらんぼと呼ばれているものは、西アジア原産の西洋実桜とその改良栽培種。やや黄味がかったみずみずしい赤い実が、二つに分かれた細く長い柄の先に垂れているのは、何とも可憐。

【科学的見解】
 一般的に桜桃として栽培されているものの多くは、セイヨウミザクラ(甘果桜桃)と呼ばれるもので、バラ科に属する落葉高木である。セイヨウミザクラは、明治以降日本へ導入された後、主に山形県で海外品種をもとに育種が行われ、日本の代表品種である「佐藤錦」や「紅秀峰」等の品種が作出された。本種の果実は、二~三センチメートルの大きさで、成熟期には十五から二十度ほどの糖度となる。雨にあたると実が裂果してしまうため、ハウスなどで雨除け栽培がおこなわれている。(藤吉正明記)』
(季語と歳時記)



さくらんぼの俳句:


・さくらんぼ月山の風甘くなる  姉崎 昭


・さくらんぼこの国いまだ捨て難し  徳田千鶴子


・さくらんぼ寄り添ふ二つ眩しかり  藤原はる美


・「ルビーよ」と置くさくらんぼ薬指  石田玲子


・さくらんぼをさなさのこる妻の口  椎橋清翠




人には好き嫌いがある。
その中で、さくらんぼは嫌いな人が少ないと思われる。
子供から老人までさくらんぼは好きな人が多い。

光を得て黄、赤が輝くさくらんぼは、可愛いが色っぽさも感じさせる。見ているだけで幸せな気分に誘われる。

特に、お互いが見つめ合う二人の前に置かれたさくらんぼ2つは、眩い光を放つ。

俳句の中でも、美しく可愛く艶のあるさくらんぼが数多く詠まれている。

妻の口のさくらんぼに見とれている椎橋氏の想いは、さくらんぼに照らされて明るい。




2023-06-23 (Fri)

2023/06/23 日記 鹿の子

2023/06/23 日記 鹿の子

2023/06/23      (金)      旧暦:   5月6日          祝日・節気・雑節・朔望:   沖縄慰霊の日   日出:   4時25分    日没:   19時00分       月出:   8時40分        ...

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2023/06/23      ()      旧暦:   56          祝日・節気・雑節・朔望:   沖縄慰霊の日   日出:   425    日没:   1900       月出:   840         月没:   2238       月齢:   4.93      潮汐:      中潮     干支:   壬子     六曜:   仏滅


今日のあれこれ: 鹿の子

《 奈良の子鹿がお披露目 》

https://youtu.be/IHBT2P11kkk



『鹿の子(かのこ)三夏

【子季語】
 鹿の子(しかのこ)、子鹿、鹿の子斑

【関連季語】
 孕み鹿

【解説】
 鹿は夏に産まれる。背に白い斑がある。はじめは雄も角がなく二年目から生えてくる。公園などで飼われている鹿は人懐こく、見開いた大きな目は特に可愛らしい。

【来歴】
 『花火草』(寛永13年、1636年)に所出。

【文学での言及】
 時知らぬ山は富士の嶺いつとてか鹿の子まだらに雪の降るらむ『伊勢物語』

【実証的見解】
 鹿は秋に交尾し、翌年の四月から六月にかけて出産する。母鹿を中心とした母子群は、おもに当年子と一年子で構成され、角の生えはじめた雄の子供は、出産直後、母親によって群れから追われる。』
(季語と歳時記)



鹿の子の俳句:


・雲白し鹿の子目覚めの眼開け  飯田龍太


・鹿の子の目若草山を宿らせて  稲畑廣太郎


・子を連れし鹿が遠くで振り返る  柴田志津子


・鹿の子のこちら向く耳立ちにけり  石田郷子


・鹿の子の丸き瞳に見つめられ  小林紫乃




春から夏にかけて、新しい命を授かった子どもたちの真新しい日々が続く。

鳥も鹿も、それぞれ期間は違うが、母親の庇護のもと、懸命に生きている。

本人たちは必死の思いで、生きてるのだが、その危う気な様子が、また可愛い。

その可愛い顔が、見る者の幼き頃を思い出させて、涙ぐませたりもする。





2023-06-22 (Thu)

2023/06/22 日記 栗の花

2023/06/22 日記 栗の花

2023/06/22      (木)      旧暦:   5月5日          祝日・節気・雑節・朔望:   旧端午  日出:   4時25分           日没:   19時00分       月出:   7時41分   ...

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2023/06/22      ()      旧暦:   55          祝日・節気・雑節・朔望:   旧端午  日出:   425           日没:   1900       月出:   741         月没:   2210       月齢:   3.93      潮汐:      中潮     干支:   辛亥     六曜:   先負


今日のあれこれ: 栗の花

《 【栗の花】愛知県植木センター 果樹園20235月下旬 》

https://youtu.be/QpHAJwiQR-4



『栗の花(くりのはな) 仲夏

【子季語】
 花栗、栗咲く

【解説】
 ブナ科の落葉高木。雌、雄同株で長い雄花の花穂の下に短い雌花 がつく。雌花は受粉すると栗のイガになる。梅雨どきに木を覆う ように淡黄白色の花穂が垂れ下がり独特の青臭い匂いを放つ

【科学的見解】
栗(クリ)は、北海道西部から九州の丘陵地や山地に生育している。クリの花は、虫媒花であるため、独特の匂いを放つことでハエやアブなどの昆虫を惹きつけ、効率的な受粉を行っている。クリは、日本原産の果樹であり、縄文・弥生時代の頃から食用もしくは建材として利用されてきた。クリの仲間としては、外国原産のシナグリやヨーロッパグリなどが挙げられる。(藤吉正明記)』
(季語と歳時記)



栗の花の俳句:


・何故か気のはれぬひと日や栗の花   加藤千春


・花栗やゼリーの中の息遣い   河野志保


・花栗の香や修羅道へ迷ひ込む   岩月優美子


・花栗の闇むつちりと誰かくる  鷲谷七菜子


・花栗の香や明方は死が親し  岡本眸




名古屋の市街地では、栗の花はあまり見かけない。
以前住んでいた地方都市は、中心部を離れれば、緑が多いので、栗の樹もそれなりにあった。

栗の樹はこの時季には、花が咲く。
眼で気付くより匂い(臭い)で気付くほうが多かったように思う。

栗の花の匂いは、清々しいと言うより重苦しい。
例句を読んでいて、やはり女性の方が栗の花の匂いに敏感であるように感じた。

1
句目、2句目は、ぼんやりとした不安とか迷いのレベル。
3
句目、4句目は、目眩や幻覚など姿が見えつつある。
5
句目になると、もう難しい、生き死にのレベルになる。

この季節、栗の花には近寄らないほうが安全だ。




2023-06-21 (Wed)

2023/06/21 日記 夏至

2023/06/21 日記 夏至

2023/06/21      (水)      旧暦:   5月4日          祝日・節気・雑節・朔望:   夏至     日出:   4時25分           日没:   19時00分       月出:   6時41分&n...

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2023/06/21      ()      旧暦:   54          祝日・節気・雑節・朔望:   夏至     日出:   425           日没:   1900       月出:   641         月没:   2137       月齢:   2.93      潮汐:      大潮     干支:   庚戌     六曜:   友引


今日のあれこれ: 夏至

《 雨のあじさい寺 高源院・4K 》

https://youtu.be/8W4nTQ0kL6E



『夏至(げし) 仲夏

【子季語】
 夏至の日

【解説】
二十四節気の一つ。この日北半球では、太陽は最も高いところに あって一年中で昼が一番長い。だが、実際には梅雨のさ中である ために、からりとした晴天に恵まれることはあまりない。』
(季語と歳時記)



夏至の俳句:


・ちろちろと夏至の木洩れ日文机に  荒井千佐代


・雨あがりピンクの空を見せて夏至  小巻若菜


・雨滴みな翠玉となり夏至の森  浜田はるみ


・夏至の雨少し日暮を早くせり  稲畑汀子


・ビル陰に薄っぺらなる夏至の月 塚田采花




昨日は、太陽が熱く、梅雨明けを思わせるような陽射しだった。
 名古屋の広小路通も陽の当たる通りは、目眩がしそうで、ビルの陰を選んで歩いた。

今日は、天気は下り坂で昼から陽射しは出たが、風が涼しかった。

明日は、梅雨空に戻り、終日雨が降るという。

紫陽花は喜ぶ日になりそうだ。




2023-06-20 (Tue)

2023/06/20 日記 鮎

2023/06/20 日記 鮎

2023/06/20      (火)      旧暦:   5月3日          祝日・節気・雑節・朔望:              日出:   4時25分           日没:   18時59分    &nbs...

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2023/06/20      ()      旧暦:   53          祝日・節気・雑節・朔望:              日出:   425           日没:   1859       月出:   542         月没:   2059       月齢:   1.93      潮汐:      大潮     干支:   己酉     六曜:   先勝


今日のあれこれ: 鮎

《 魚影めっちゃ濃い!!神流川の鮎釣りがレベチだった件【鮎釣り】 》

https://youtu.be/RJD5As5W_Iw



『鮎(あゆ) 三夏

【子季語】
 香魚、年魚、鮎生簀

【関連季語】
 若鮎、落鮎、鮎狩、鮎汲、通し鮎

【解説】
 夏の川魚の代表。川の水や苔の香りのするところから香魚 と呼ばれる。味は淡白で上品。塩焼き、鮎鮓、鮎膾、うるかなど、食べ方はいろいろある。余すところなく食べられ、はらわたの苦味は珍味とされる。鮎漁の解禁は、川によって異なるので注意。

【来歴】
『花火草』(寛永13年、1636年)に所出。

【文学での言及】
 松浦河河の瀬光り年魚釣ると立たせる妹が裳の裾濡れぬ『万葉集』

 隼人の瀬戸の巌も年魚走る芳野の瀧になほしかずけり 大伴旅人『万葉集』

【実証的見解】
 アユ科の魚。川の下流域で孵化した稚魚はいったん海に入りプランクトンなどを食べて成長する。五センチくらいに成長した鮎は川に戻り、三月から五月ころにかけて遡上を始める。川の上流から中流域にたどり着いた幼魚は櫛形に変形した歯で、岩などに付着したケイソウ類を主食とする。一段と大きくなった鮎は縄張りを作るようになり、縄張りに入ってくる別の鮎に攻撃を仕掛ける。この性質を利用した釣が「友釣り」である。秋になると鮎は、体が橙と黒の婚姻色に変化し、産卵のため下流へ落ち始める。このころの鮎は「錆鮎、落鮎」と呼ばれる。産卵した鮎は、体力を消耗して多くは死んでしまう。それゆえ鮎は、年魚ともいわれる。』
(季語と歳時記)



鮎の俳句:


・鮎くだる山幾重にも澄みゐたる 龍太


・鮎のぼるきほひのままに跳ねながら  松田明子


・鮎の子の心すさまじ滝の音  土芳


・鮎かけの早瀬に堪へて竿振れり  高浜年尾


・鮎の瀬へ郡上をどりの燭灯す  前田時余




鮎という魚は、河口で育ち、早春、川上に向かって登り始める。
 激流を登り、強いものだけが上流に辿り着くことが出来る。

そして秋になると、産卵の時期を迎え、川を下る。

次の世代を残して、多くの鮎は死んでしまう。

そんなことなら、登らずに河口に居て繁殖すれば、楽じゃないかと思うのだが、それは間違った考えだ。

虚しい徒労とも言える一生を必死に生きる鮎の姿は、儚くも美しい。

だから、鮎は好きだ。





2023-06-19 (Mon)

2023/06/19 日記 額の花

2023/06/19 日記 額の花

2023/06/19      (月)      旧暦:   5月2日          祝日・節気・雑節・朔望:              日出:   4時25分           日没:   18時59分    &nbs...

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2023/06/19      ()      旧暦:   52          祝日・節気・雑節・朔望:              日出:   425           日没:   1859       月出:   447         月没:   2013       月齢:   0.93      潮汐:      大潮     干支:   戊申     六曜:   赤口


今日のあれこれ: 額の花


《 額あじさい・可愛い真花!2023 》

https://youtu.be/Q1LhUL0zZM4



『額の花(がくのはな) 仲夏

【子季語】
 額紫陽花、額草、額花

【解説】
ユキノシタ科の落葉低木。紫陽花の一種だが、花は毬状にならず 平に咲く。中心部は小さな花が粒々と密集してつき、その外側に 四片の装飾花をまばらにつける。花は白っぽい色から、青、赤紫、 ピンクなどに変化してゆく。』
(季語と歳時記)



額の花の俳句:


・奥美濃のけぶる紫額あぢさゐ   牧長幸子


・額の花小さくおはす薬師かな   内堀京子


・額の花ひすいの花粉葉にこぼれ  澤木欣一


・額の花紅のあはきも又佳かり   上辻蒼人


・割烹着身に添ふくらし額の花   三浦みち子




紫陽花が今、盛りなので、紫陽花も額紫陽花も同じ場所で見ることが出来る。
 名前が紫陽花なので同じ場所に植えられると思われるが、花の様子はかなり違う。

見た目には、玉の紫陽花の方が豪華に見える。
額紫陽花は平面的で形も同じようで、似たような花が多く、見飽きてしまう。

しかし、近づいてよく見ると、額紫陽花は細部に色が豊富で、近くに寄る程色の多さを見ることが出来る。

平凡さの中にキラリと光るものを感じることができれば、生き易くなる。
 額紫陽花の色の中に、その極意を見ることが出来る、かも知れない。




2023-06-18 (Sun)

2023/06/18 日記 父の日

2023/06/18 日記 父の日

2023/06/18      (日)      旧暦:   5月1日          祝日・節気・雑節・朔望:   父の日、朔       日出:   4時24分    日没:   18時59分       月出:   3時56分    &n...

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2023/06/18      ()      旧暦:   51          祝日・節気・雑節・朔望:   父の日、朔       日出:   424    日没:   1859       月出:   356         月没:   1920       月齢:   29.46    潮汐:      大潮     干支:   丁未     六曜:   大安


今日のあれこれ: 父の日

《 「父の日」調査で切ない実態…「母の日と格差」が9(2023617) 》

https://youtu.be/7_FlRyElfjQ



《 【父の日ギフト】売上ランキングTOP5「高級ギフトが選ばれる傾向」 ルームウエアに獺祭も 【ランキング】(2023612) 》

https://youtu.be/jkz-wzVL430



『父の日(ちちのひ)  仲夏

【解説】
 六月の第三日曜日。子どもたちが父親に感謝を捧げ、また、すでに父になった子が亡き父を偲ぶ日でもある。
 米国で提唱され、第二次大戦後、日本でも広がった。カーネーションを贈る母の日に比べ認知度は低いともいうが、最近は男物の贈り物を勧めるデパートなどのPRで一般化している。』
(季語と歳時記)



父の日の俳句:


・カーネーションより父の日の黄バラ好き   鈴木愛子


・胸中の父と父の日語らはむ  大橋敦子


・握りたきその手は遠し父の日よ   大井昌


・慈母厳父遠くなりたる父の日よ   田中芳夫


・ガニ股に歩いて今日は父の日か  能村登四郎


・寡黙なる思ひ出ばかりの父の日は   保坂加津夫




6
月の第3日曜日は、父の日。
父の日は、アメリカが発祥の行事で、6月の第3日曜日が父の日になっている。
日本はアメリカに習い、6月の第3日曜日としている。

父の日の例句を読んでいて、女性と男性の父の日への思いが違うように感じた。

やはり女性の方が、父の日への思いが和やかに感じる。
男性の句は下3句だが、父の日への思いは屈折した思いがあるようだ。

最近の父親は、昔の慈母厳父と違い、お友達に近い父親になっているのかもしれない。
30
年後に、今の子供が父親になる頃に、詠まれる句は、今の句とは全く違っているかもしれない。




2023-06-17 (Sat)

2023/06/17 日記 柚子の花

2023/06/17 日記 柚子の花

2023/06/17      (土)      旧暦:   4月29日         祝日・節気・雑節・朔望:              日出:   4時24分           日没:   18時58分     &nb...

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2023/06/17      ()      旧暦:   429         祝日・節気・雑節・朔望:              日出:   424           日没:   1858       月出:   312         月没:   1821       月齢:   28.46    潮汐:      中潮     干支:   丙午     六曜:   友引


今日のあれこれ: 柚子の花

《 柚子の花花言葉 「健康美」「汚れなき人」 》

https://youtu.be/LKiDmTHtKzw



『柚の花(ゆのはな) 初夏

【子季語】
 柚子の花、花柚子、花柚

【解説】
 ミカン科の常緑樹。実を採るために山や畑で栽培される。初夏に 五弁の白い小さな花をつける。芳香を放つ花である。

【科学的見解】
 柚子(ユズ)は、中国原産の外来柑橘類である。一般的に柑橘類は温暖な場所を好むが、この種は耐寒性があるため、山地などでも栽培が可能である。ユズの仲間としては、花柚子(ハナユズ)が存在し、実付きが良いことから庭木としてよく植栽されている。(藤吉正明記)』
(季語と歳時記)



柚子の花の俳句:


・径細り頭上より降る花柚の香   松崎鉄之介


・雨上がるたび柚の花の咲けること  石田郷子


・もてなしの始めの白湯の花柚かな   深川敏子




立ち上るストレートな香りより、どこからともなく漂ってくる香りの方が日本人の感性には合う。

柚子の花の香りの良さも、その様な漂う香りと思う。

接待をいただく時、透明な白湯から仄かに香りが立ち、それが柚子の花とわかる時、目の前には白い柚子の花が見えるような気持ちになることが出来る。




2023-06-16 (Fri)

2023/06/16 日記 糸蜻蛉

2023/06/16 日記 糸蜻蛉

2023/06/16      (金)      旧暦:   4月28日         祝日・節気・雑節・朔望:              日出:   4時24分           日没:   18時58分     &nb...

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2023/06/16      ()      旧暦:   428         祝日・節気・雑節・朔望:              日出:   424           日没:   1858       月出:   234         月没:   1717       月齢:   27.46    潮汐:      中潮     干支:   乙巳     六曜:   先勝

今日のあれこれ: 糸蜻蛉

《 イトトンボ 》

https://youtu.be/TiWBIkPIZNA



『糸蜻蛉(いととんぼ)  三夏

【子季語】
 燈心蜻蛉、とうすみ蜻蛉、とうしみ蜻蛉

【解説】
 イトトンボ亜目に分類される昆虫の総称。
 体長は五、六センチ。ヤンマなどが直線的に飛ぶのと比べ、その飛翔はひらひらとゆったりとしている。水辺の草むらに多く見られる。』
(季語と歳時記)



糸蜻蛉の俳句:


・隠沼連なり渡る糸トンボ   長瀬節子


・つながれる瑠璃とひすいの糸蜻蛉   竹内美知子


・魚見ゆる水に尾を刺す糸蜻蛉   林敬子


・糸とんぼ時折青く光りけり   志方章子


・光りては光に消ゆる糸蜻蛉  仙田洋子




糸蜻蛉は小さな体だが、美しい色で身を飾っているお洒落なトンボだ。
赤、緑、黒は普通の色だが、翡翠色などもあるらしい。

重さを感じないほど、軽く飛ぶので、気づいた時には消えていることも多い様だ。


最近、花菖蒲を見るため水辺に行く機会が増えたが、糸蜻蛉はまだ見ていない。
 実際は、見ているのだが、小さすぎて気づかないだけかもしれない。





2023-06-15 (Thu)

2023/06/15 日記 紅の花

2023/06/15 日記 紅の花

2023/06/15      (木)      旧暦:   4月27日         祝日・節気・雑節・朔望:              日出:   4時24分           日没:   18時58分     &nb...

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2023/06/15      ()      旧暦:   427         祝日・節気・雑節・朔望:              日出:   424           日没:   1858       月出:   202         月没:   1612       月齢:   26.46    潮汐:      中潮     干支:   甲辰     六曜:   赤口


今日のあれこれ: 紅の花

《 山寺が支えた紅花文化(ダイジェスト) 》

https://youtu.be/dGWHTjwKSQM



『紅の花(べにのはな)  仲夏

【子季語】
 紅花、紅藍花、末摘花

【解説】
 染料や化粧品の紅の原料となる花。山形県最上地方が栽培地として有名である。古くは末摘花(すえつむはな)といい、源氏物語にも「末摘花」の巻が見られる。花びらから紅が取れるのでこの名がある。

【来歴】
 『花火草』(寛永13年、1636年)に所出。

【文学での言及】
 『源氏物語』末摘花の巻
 くれなゐの末咲く花の道深くうつるばかりも摘み知らせばや 藤原為家『夫木和歌集』

【科学的見解】
 紅花(ベニバナ)は、キク科ベニバナ属の越年草(冬型一年草)。原産地はエジプトとされる。日本にはシルクロードを経て五世紀ごろに渡来したといわれている。高さは一メートルくらい。六月から七月にかけて枝先に花径三センチほどの頭状花をつける。花は、はじめ紅黄色でだんだんに赤くなる。葉には棘があり、茎を抱くように互生する。(藤吉正明記)』
(季語と歳時記)



紅の花の俳句:


・紅花や蔵王連峰雲刷きて   木船史舟


・紅花の里千枚の田水沸く   原田しずえ


・行く末は誰が肌触れむ紅の花  芭蕉


・紅の花露あるうちに摘まるゝと  高浜年尾


・打水やずんずん生くる紅の花  竹下しづの女




昔と違い、今は様々な化粧品が科学的に合成してくくられている。

昔は、紅の花が化粧の中心にあった。
紅の花を扱う業者は巨万の富を得て、豪邸を今にも残している。

自然の花の色素だから、身体に悪いことはなく、紅の花は料理にも材料として使うことが出来るそうだ。

紅の花をもう一度使う方法を考えることも必要だと思う。




2023-06-14 (Wed)

2023/06/14 日記 田植

2023/06/14 日記 田植

2023/06/14      (水)      旧暦:   4月26日         祝日・節気・雑節・朔望:              日出:   4時24分           日没:   18時57分     &nb...

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2023/06/14      ()      旧暦:   426         祝日・節気・雑節・朔望:              日出:   424           日没:   1857       月出:   132         月没:   1506       月齢:   25.46    潮汐:      若潮     干支:   癸卯     六曜:   大安


今日のあれこれ: 田植

《 小学生が田植え体験 立山小学校 2023517日 》

https://youtu.be/kgvNrvZ5wBI



『田植(たうえ、たうゑ)  仲夏

【子季語】
 囃田、田植笠、大田植、田植機、花田植、花田牛、御田植祭、御田祭

【関連季語】
 早乙女、早苗、田植唄、苗取、早苗饗

【解説】
 苗代で育てた早苗を代田に植えること。田植はもともと神事であり、梅雨のころの集落のもっとも大切な共同作業であった。昔は苗をまっすぐ植えるため、一列に並んで植え下がったが、田定規の出現で、前進植えに変わった。現在は機械植がほとんどである。しかし、苗を植える作業は昔も今も農家にとって大切な作業であること変りはない。全国に多くの神事も残っている。

【来歴】
 『糸屑』(元禄7年、1694年)に所出。』
(季語と歳時記)



田植の俳句:


・叡山へ代田植田と棚をなし  深見けん二


・花嫁の笠きて蓑きて田植哉  正岡子規


・沖縄は老も明るし田植歌   近藤暁代


・雨降つて風美しと田を植うる  荒尾双石


・牛が鳴けば何で可笑しい御田植は   松山律子




田植えの光景は、心癒されるものがある。
と言っても、見るものの側の話で、実際に作業して居られる人は重労働だ。
 今は、手植えではなく機械で植えるにしても、他の仕事が増えるだけで重労働には変わりが無い。

例句を読んでいても、明るい句が多い。
沖縄での田植え風景は見たことがない。
田植歌も島言葉で島唄なのだ、きっと。
一度、聴いてみたい。

牛が鳴いたら可笑しいよね。
モォーォとやられたら、笑ってしまうよね
のんびりと、のどかなんだから...





2023-06-13 (Tue)

2023/06/13 日記 時鳥

2023/06/13 日記 時鳥

2023/06/13 (火) 旧暦: 4月25日 祝日・節気・雑節・朔望: 日出: 4時24分 日没: 18時57分 月出: 1時05分 月没: 14時01分 月齢: 24.46 潮汐: 長潮 干支: 壬寅 六曜: 仏滅今日のあれこれ: 時鳥《 ホトトギス 2023年5月 》https://youtu.be/4cRbnGx9LDo《 東京都内で鳴き叫ぶホトトギスの鳴き声 》https://youtu.be/doEXh0Mv1FI『時鳥(ほととぎす) 三夏【子季語】 初時鳥、山時鳥、名乗る時鳥、待つ時鳥、田長鳥、...

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2023/06/13 (火) 旧暦: 4月25日 祝日・節気・雑節・朔望: 日出: 4時24分 日没: 18時57分 月出: 1時05分 月没: 14時01分 月齢: 24.46 潮汐: 長潮 干支: 壬寅 六曜: 仏滅


今日のあれこれ: 時鳥

《 ホトトギス 2023年5月 》

https://youtu.be/4cRbnGx9LDo



《 東京都内で鳴き叫ぶホトトギスの鳴き声 》

https://youtu.be/doEXh0Mv1FI



時鳥(ほととぎす) 三夏

【子季語】
 初時鳥、山時鳥、名乗る時鳥、待つ時鳥、田長鳥、沓手鳥、妹背鳥、卯月鳥、杜鵑、杜宇杜魂、子規、不如帰

【解説】
 初夏五月に南方から渡ってきて日本に夏を告げる鳥。雪月花に並ぶ夏の美目でもある。昔は初音を待ちわびた。初音を待つのは鶯と時鳥だけ。夜、密かに鳴くときは忍び音といった。

【来歴】
 『花火草』(寛永13年、1636年)に所出。

【文学での言及】
 暁に名告り鳴くなるほととぎすいやめづらしく思ほゆるかも 大伴家持『万葉集』

 信濃なる 須賀の荒野に時鳥鳴く声聞けば 時過ぎにけり 作者不詳『万葉集』

 いくばくの 田をつくればかほととぎすしでの田をさを朝な朝な呼ぶ 藤原敏行『古今集』

 ほととぎす鳴くや五月のあやめ草あやめも知らぬ恋もするかな よみ人しらず『古今集』

 ほととぎすそのかみ山の旅枕ほのかたらひし空ぞわすれぬ 式子内親王『新古今集』

【実証的見解】
 時鳥は、カッコウ目カッコウ科に分類される鳥で、夏鳥として九州以北に飛来する。全体的に灰色で、腹部に白と黒の横縞模様が見られる。托卵の習性があり、おもに鶯の巣に卵を産む。食性は肉食性で、毛虫などを好んで食べる。  キョッキョッキョキョなどと鳴き、「特許許可局」や「テッペンカケタカ」などと聞きなしされる。』
(季語と歳時記)



時鳥の俳句:


・越えて来し山いまはるかほととぎす  山口青邨


・葛城山の主たるごとし時鳥   足立典子


・還らざるもの呼べるかに時鳥   綿谷美那


・一声の谷彩るや時鳥   鈴木直枝


・ほととぎす金色発す夕富士に  中村汀女



東京都でも、緑の多い場所では、時鳥が来て鳴くのは素晴らしい。

名古屋では、あまり高い木のないエリアでは、啼き声は勿論、姿も見かけないと思う。

身辺に鳥が啼く環境を持つことは、大切なことだ。
聞くことが出来るのは、烏のカァ、カァだけでは情けない。





2023-06-12 (Mon)

2023/06/12 日記 鯵

2023/06/12 日記 鯵

2023/06/12      (月)      旧暦:   4月24日         祝日・節気・雑節・朔望:              日出:   4時24分           日没:   18時57分     &nb...

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2023/06/12      ()      旧暦:   424         祝日・節気・雑節・朔望:              日出:   424           日没:   1857       月出:   038         月没:   1256       月齢:   23.46    潮汐:      小潮     干支:   辛丑     六曜:   先負


今日のあれこれ: 鯵

20230612.jpg
動物, 魚, 屋外, 小さい が含まれている画像

自動的に生成された説明
(釣ったアジは美味しく調理!!
https://www.naturum.co.jp/contents/scene/cooking/?page=aji_namerou
より転載)


『鯵(あじ、あぢ) 三夏

【子季語】
 真鯵、室鯵、小鯵、鯵釣、鯵売

【関連季語】
 沖膾

【解説】
 梅雨のころ旬を迎える海洋魚。鯖、鰯と並ぶ大衆魚である。代表的な料理「鰺のたたき」は漁師料理の沖膾から始まったとされる。沖膾は、漁師が獲ったばかり魚をその場で料理して食べるというもの。ほかに刺身、塩焼き、フライ、干物などにして食す。

【来歴】
 『毛吹草』(正保2年、1645年)に所出。

【実証的見解】
 スズキ目アジ科に含まれる海洋魚の総称。背は黒っぽく腹は銀色。大きさは十五センチくらいが一般的であるが、大きいもので四十センチにもなる。種類はマアジが多く他に、ムロアジ、シマアジなどが市場に出回る。黒潮に乗って回遊するものと沿岸の岩場などに住み着いて回遊しないものがあり、後者は関鯵が有名である。四月ころ産卵のために沿岸に近寄る。夏から秋にかけてが漁期。』
(季語と歳時記)



鰺の俳句:


・粟島や竿灯のごと鯵干せり   佐藤三男


・海を見て逗子駅前に小鯵買ふ   安永圭子


・曳売りの魚籠より鯵の跳ね出せり   伊藤通友


・庭の紫蘇摘み来て鯵のたたきかな  高澤良一


・治癒力を医師に褒められ鰺叩く   岸洋子




鯵は季語としては三夏だが、旬はこの時季、梅雨時のようだ。
 食卓のお供の魚で、新鮮な鯵は、刺し身、たたき。

煮物、焼き物は当然、干物では時無で食卓を助けてくれる魚だ。

俳句の世界でも、鯵は季語としてよく詠まれている。

病気から立ち直った岸氏は、鯵のたたきを作っている。
気持ちよくまな板を叩く音が聞こえるようだ。
鯵は此処ぞという時、頼りになる縁起の良い魚なのだ。





2023-06-11 (Sun)

2023/06/11 日記 入梅

2023/06/11 日記 入梅

2023/06/11      (日)      旧暦:   4月23日         祝日・節気・雑節・朔望:   入梅、下弦       日出:   4時24分    日没:   18時56分       月出:   0時11分     &...

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2023/06/11      ()      旧暦:   423         祝日・節気・雑節・朔望:   入梅、下弦       日出:   424    日没:   1856       月出:   011         月没:   1149       月齢:   22.46    潮汐:      小潮     干支:   庚子     六曜:   友引


今日のあれこれ: 入梅

『週間天気予報 梅雨らしい空の週末に』

https://youtu.be/OYEesL_oY6U


『入梅(にゅうばい/にふばい)  仲夏

【子季語】
 梅雨の入り、梅雨に入る、梅雨入、梅雨始まる、梅雨めく

【解説】
 梅雨に入ること。古い暦によれば立春から百二十七日目の六月十一日頃にあたる。
 以後三十日間ほどが梅雨である。気象庁により 梅雨入り宣言が出される。湿度と共に温度が上がり不快感を覚える。』
(季語と歳時記)



入梅の俳句:


・鵜つかひの網をつくろふ入梅哉  正岡子規


・栗咲ける嶽みちの雲梅雨入かな  飯田蛇笏


・間を置きて鳴く山鳩や梅雨に入る  曽田ハツ


・水郷の水の暗さも梅雨に入る  井沢正江


・水田には梅雨入のしづか目に映る  高屋窓秋




東海地方は、もう2週間ほど前に、梅雨入りしていたらしい。
気付かなかったが、今年は梅雨入りが少し早いようだ。

今日も、明日も終日、雨の天気予報。
降り続く雨は鬱陶しいが、雨の中でも美しいものは美しい。

この季節は、紫陽花、花菖蒲が美しい。

傘の中で、雨に濡れる花を見るのも情趣がある。





2023-06-10 (Sat)

2023/06/10 日記 蛍袋

2023/06/10 日記 蛍袋

2023/06/10      (土)      旧暦:   4月22日         祝日・節気・雑節・朔望:   時の記念日      日出:   4時24分    日没:   18時56分       月出:   ----     月没: &nb...

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2023/06/10      ()      旧暦:   422         祝日・節気・雑節・朔望:   時の記念日      日出:   424    日没:   1856       月出:   ----     月没:   1040       月齢:   21.46    潮汐:   小潮           干支:   己亥     六曜:   先勝


ホタルブクロ

 「季節の花 300」

   https://www.hana300.com/
より転載)



『蛍袋(ほたるぶくろ) 仲夏

【子季語】
 釣鐘草、提灯花、風鈴草

【解説】
 山野に見られるキキョウ科の多年草。北海道西南部から九州に分布する。花の中に蛍を入れて遊んだとか、花の形を提灯に見立てたなど諸説がある。花は六、七月ごろに咲き、白色と淡紅紫色があり、濃い紫色の斑点がある。』
(季語と歳時記)



蛍袋の俳句:


・ほたるぶくろ傾くかたに佐渡の海   阿部ひろし


・蛍袋に朝の日差しのやはらかし   長沼紫紅


・ほたるぶくろむらさきだちて霧に浮く  八木絵馬


・蛍袋うなだれ咲きの雨を呼ぶ   能村登四郎


・蛍袋ここよここよと灯をゆらす   西村白杼




蛍袋には、別名がある。
釣鐘草、提灯花、風鈴草が別名だが、いずれも具体的にイメージがハッキリしている。
蛍袋だけが、具体性・具象性が無く、何か空想的・ロマンチックなイメージになっている。
 現実に蛍が花の中に入って、明かりを点滅させるといったこともないようだし、何故蛍袋の名前がついたのか、良く解からない。

西村氏の句も、灯をゆらしたのを実際目で見てたのではなく、名前からくる連想なのだろう。

季語として考えるなら、提灯花より蛍袋のほうが良いと、大方の人が言うだろう。

名は体を表すという考え方は、此処でも成り立っている。





2023-06-09 (Fri)

2023/06/09 日記 梅の実

2023/06/09 日記 梅の実

2023/06/09      (金)      旧暦:   4月21日         祝日・節気・雑節・朔望:              日出:   4時24分           日没:   18時55分     &nb...

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2023/06/09      ()      旧暦:   421         祝日・節気・雑節・朔望:              日出:   424           日没:   1855       月出:   2340       月没:   928         月齢:   20.46    潮汐:      中潮     干支:   戊戌     六曜:   赤口


今日のあれこれ: 梅の実

《 【梅の収穫体験】今年は豊作!11つ丁寧に例年より1週間早く摘み取り (2023520) 》

https://youtu.be/ZaNhZOHh2lk



『青梅(あおうめ、あをうめ)  仲夏

【子季語】
 梅の実、実梅

【関連季語】
 梅干、梅酒

【解説】
 熟さない梅の実をいう。梅は梅雨のころ、みずみずしい浅みどりの芳香のある実を結ぶ。固くて酸味が強いが、梅酢や、梅酒、煮梅などを作る。梅干は黄をすこし帯びた実を用いる。

【来歴】
 『花火草』(寛永13年、1636年)に所出。

【文学での言及】
 妹が家に咲きたる花の梅の花実にしなりなばかもかくもせむ 藤原八束『万葉集』

【科学的見解】
 梅(ウメ)の実は、有機酸(クエン酸など)やミネラルを多く含んでいるため、健康食品として愛されてきた。しかし、未熟な果実(青梅)や種子の中には、アミグダリンという物質が含まれており、それらを大量に摂取すると中毒を起こす場合がある。(藤吉正明記)』
(季語と歳時記)



梅の実の俳句:


・腰笊にこぼるる実梅風渡る   町山公孝


・実梅もぐ葉ごしの空の蒼さかな   芝尚子


・紅を刷く青梅にしていとしさよ  山口青邨


・実梅落ち光りしは風真昼時  金子麒麟草


・実梅煮てひと日とつぷり香にひたる   篠原幸子




今日も、梅雨空でハッキリしない日だった。
けれど、一時的だったが太陽が顔を出したりして、思ったよりは良い天気だった。

梅雨空は鬱陶しいが、この時季にも楽しみはある。

葉陰に見える青い実梅を探すのは楽しい。

昔の家に住んでいた頃は、その楽しみが在った。

今は、都会の街暮らしのため、梅の実を採る楽しみは無くなってしまった。





2023-06-08 (Thu)

2023/06/08 日記 燕の子

2023/06/08 日記 燕の子

2023/06/08      (木)      旧暦:   4月20日         祝日・節気・雑節・朔望:              日出:   4時25分           日没:   18時55分     &nb...

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2023/06/08      ()      旧暦:   420         祝日・節気・雑節・朔望:              日出:   425           日没:   1855       月出:   2305       月没:   814         月齢:   19.46    潮汐:      中潮     干支:   丁酉     六曜:   大安


今日のあれこれ: 燕の子

《 【2023/04/19】孵化後22日目、巣立ち完了!夜は戻って来た!【ツバメ】 》

https://youtu.be/-SFd8mr3VRw



『燕の子(つばめのこ) 三夏

【子季語】
 子燕、親燕

【関連季語】
 燕、夏燕、燕の巣

【解説】
 その年に生まれた燕の子どもである。五、六羽の燕の子が、親から餌をもらうために大きな口を開けて巣から身を乗り出している姿はほほえましい。

【来歴】

【実証的見解】
燕は、春、南方から渡ってきて繁殖活動に入る。鴉や蛇から子どもを守るために人目の届く軒下などで営巣する。また、前年の巣が残っていればそれを利用する。四月下旬から七月にかけて二回産卵し、孵化後二十日ぐらいで巣立つ。』
(季語と歳時記)



燕の子の俳句:


・子つばめの妻籠の空を賑やかに   飛高隆夫


・いつせいに喉もと反らし燕の子  鷹羽狩行


・口大き子燕がまづ餌を貰ふ   谷泰子


・子燕が飛ぶよろこびの羽ひろげ   渡辺政子


・燕の子今日は次郎が飛び立ちて  武藤善尚




燕は、早春に日本にやってきて、巣作りを始め、七月までに2回産卵するそうだ。

もう第1回目の産卵、養育、巣立ちは終わり、今はもう2回目の産卵の時期かもしれない。

燕が人家の軒先に巣を作るのは、烏や蛇の攻撃から巣を守るためらしい。
 燕は、人が巣を攻撃しないのを知っているのだ。
そう考えると、やはり無事な巣立ちを祈ってやりたくなる。

しかし、動画を見ていると、途中で雛が落ちたり、攻撃されたりして全滅することも多くあるらしい。

人の世界と違って、自然界は生存競争の世界。
常に危険と向き合わなければならない非常・非情の厳しい世界だ。

無事な巣立ちが終わるように、祈りたい。




2023-06-07 (Wed)

2023/06/07 日記 紫陽花

2023/06/07 日記 紫陽花

2023/06/07      (水)      旧暦:   4月19日         祝日・節気・雑節・朔望:              日出:   4時25分           日没:   18時54分     &nb...

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2023/06/07      ()      旧暦:   419         祝日・節気・雑節・朔望:              日出:   425           日没:   1854       月出:   2222       月没:   700         月齢:   18.46    潮汐:      中潮     干支:   丙申     六曜:   仏滅


今日のあれこれ: 紫陽花

《 雨の日も美しい高源院の紫陽花・4K 》

https://youtu.be/mHxtsiqXU9c



『紫陽花(あじさい、あぢさゐ)  仲夏

【子季語】
 かたしろぐさ、四葩の花、七変化、刺繍花、瓊花

【関連季語】
 額の花

【解説】
 日本の梅雨を代表する花。花びらのような四枚の萼の中心に粒状の花をつけ、これが集まって毬を形づくる。ピンク、白、青紫と花種も多く、また色が変わるので「七変化」ともよばれる。庭木や鉢植えとして栽培される。

【来歴】
 『花火草』(寛永13年、1636年)に所出。

【文学での言及】
 飛ぶ蛍ひかり見え行く夕暮にまほ色残る庭にあぢさゐ 衣笠内大臣『夫木和歌抄』

【科学的見解】
紫陽花は、ユキノシタ科アジサイ属の落葉低木の総称であり、日本在来のガクアジサイやその品種改良種、セイヨウアジサイなど多くのものを含んでいる。日本原産のガクアジサイは、高さ二メートルくらい。葉は長さ十五センチくらいで卵形、対生する。梅雨のころ、枝先に集散状花序を出し、直径十五センチくらいの毬上で、中央に普通花、縁に装飾花をつける。アジサイは、花序全体が装飾花に変化したものである。その他、在来の紫陽花としては、ヤマアジサイ、タマアジサイ、アマチャなどが知られており、ガクアジサイの園芸品種も多数存在する。(藤吉正明記)』
(季語と歳時記)



紫陽花の俳句:


・あぢさゐに彩づけの雨日がな降る 上村占魚


・紫陽花や風雨の中の藍微塵 野村喜舟


・雨の日は雨に応える濃紫陽花 倉田しげる


・雨に剪る紫陽花の葉の真青かな 飯田蛇笏


・紫陽花を挿す雨粒をそのままに 木内怜子




台風2号の大雨の後、紫陽花を見に行ったが、大丈夫だった。
 雨に咲く花、紫陽花は雨に洗われて色鮮やかに元気だった。

しかし、風の当たりの強い場所では、花びらが傷んでいた。
台風の風だから気の毒だった。

紫陽花の例句は、雨に咲く紫陽花を選んでみた。

4句飯田氏も、第5句木内氏も
雨の中、紫陽花の花を見届けている。

雨に咲く紫陽花の花も葉も、雨に洗われて輝かしい。
其処のところを、剪り取って、
雨の儘を挿している。




2023-06-06 (Tue)

2023/06/06 日記 更衣

2023/06/06 日記 更衣

2023/06/06      (火)      旧暦:   4月18日         祝日・節気・雑節・朔望:   芒種     日出:   4時25分           日没:   18時54分       月出:   21時30分 ...

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2023/06/06      ()      旧暦:   418         祝日・節気・雑節・朔望:   芒種     日出:   425           日没:   1854       月出:   2130       月没:   549         月齢:   17.46    潮汐:      大潮     干支:   乙未     六曜:   先負


今日のあれこれ: 更衣

《 神戸の松蔭中・高が衣替え 》

https://www.youtube.com/watch?v=k74ms4nPcdY



『更衣(ころもがえ、ころもがへ)  初夏

【子季語】
 更衣ふ

【解説】
 江戸時代、四月一日と書いて「わたぬき」と読んだ。この日に綿入れを脱いだからだという。今では冬から春に着用していた衣を夏物に替えることをいう。』
(季語と歳時記)



更衣の俳句:


・伊那谷の風を受けつつ更衣   水田清子


・あら美し卯の花は誰が衣更  斯波園女


・衣更へてあかるき縁の籐椅子に  田中冬二


・けふこそは父のもの着ん更衣  井上士朗


・衣更ふ妻を眩しく眺めをり   石井秀一




六月は、更衣の月。
重い冬服から軽く、涼し気な夏服に替わる。
特に、制服のある学校の場合は、一斉に替わる通学風景は、一枚の風物詩になる。

着るものを替えることは、日常に沈んだ心を新しい想いに導く効果もある。
それも、生活の知恵かも知れない。

石井氏は、更衣の奥さんに、昨日は無かった眩しさを感じている。
 更衣が、こんなに佳い事なら、毎日でも更衣がお勧めだ。





2023-06-05 (Mon)

2023/06/05 日記 杏子

2023/06/05 日記 杏子

2023/06/05      (月)      旧暦:   4月17日         祝日・節気・雑節・朔望:   環境の日          日出:   4時25分    日没:   18時53分       月出:   20時28分  &n...

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2023/06/05      ()      旧暦:   417         祝日・節気・雑節・朔望:   環境の日          日出:   425    日没:   1853       月出:   2028       月没:   448         月齢:   16.46    潮汐:      大潮     干支:   甲午     六曜:   友引


今日のあれこれ: 杏子

《 地域を盛り上げる初夏の味覚! 4品種、120本を栽培するアンズ畑での収穫始まる 香川・国分寺町 》

https://youtu.be/LHsGGQv7GYU



『杏子(あんず )  仲夏

【子季語】
 杏、からもも

【解説】
 春に紅の花が咲き、六、七月頃、梅より少し大きい黄赤の実をつける。甘酸っぱく、生で食べられるほか、ジャムや缶詰にも加工される。古く薬用として中国から渡来したとされ、「杏仁」は種を干したもので漢方薬。「杏林」は医師のこと。

【科学的見解】
 アンズは、バラ科の落葉木で、中国から薬用として導入された後、現在では果樹として生食・加工用に栽培されている。別名はカラモモとも呼ばれている。同じ中国原産のウメによく似ているが、ウメとは別種である。近縁のものとしては、ヨーロッパ産のセイヨウアンズが知られている。花は、ウメが白色に対して、アンズは桃色・薄紅色をしており、ウメより開花期は遅い傾向である。(藤吉正明記)』
(季語と歳時記)



杏子の俳句:


・月一つ杏子累々熟れはじむ  青柳志解樹


・この径がすきで杏の落ちる頃  杉浦冷石


・杏子もいでくれたる君のことをふと 小林いまよ




梅雨という鬱陶しい季節に、登場する果物といえば杏子。

ただ抜けたように甘いだけではなく、酸っぱさも確りとある味わい。

店頭に並ぶ杏子は問題ないが、樹からもいで食べる場合は、注意が必要だ。
 売れ具合を見極めるには経験が必要だ。

よく知っている人が、もいでくれるのであれば、それが一番だ。

杏子をもいでくれたのは、いつのこと?
詠んでいるのはいつのこと?
その杏子は甘かった?
その杏子は酸っぱかった?

ふと想う君は、もう甘いばかりだ。





2023-06-04 (Sun)

2023/06/04 日記 皐月富士

2023/06/04 日記 皐月富士

2023/06/04      (日)      旧暦:   4月16日         祝日・節気・雑節・朔望:   望        日出:   4時25分           日没:   18時52分       月出:  ...

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2023/06/04      ()      旧暦:   416         祝日・節気・雑節・朔望:           日出:   425           日没:   1852       月出:   1919       月没:   357         月齢:   15.46    潮汐:      大潮     干支:   癸巳     六曜:   先勝


今日のあれこれ: 皐月富士


《 皐月富士 》

https://www.youtube.com/watch?v=VWEBeskl1rw



『五月富士(さつきふじ) 仲夏

【子季語】
 皐月富士

【解説】
 旧暦五月、雪も消えて夏の大地に悠然と聳え立った富士山である。日々緑が濃くなる周囲の景色ともあいまってその姿は雄渾で清々しい。』
(季語と歳時記)



五月富士の俳句:


・どの田にも水ゆきわたる五月富士   戸栗末廣


・五月富士甍の空にかくれなし  大橋越央子


・五月富士赤子を見せに故郷へ   坂部尚子


・五月富士全し母の髪白し  桂信子


・余生なほ曾孫誕生や五月富士   小林一榮




皐月富士というのは、本当に美しい。
そして目出度い絵柄だ。

1句と2句は、その儘美しい。
下の3句は、目出度いことに皐月富士は、その儘収まる。

皐月富士が、見られれば、その他の絵は、もう六月には必要ない。





2023-06-03 (Sat)

2023/06/03 日記 青嵐

2023/06/03 日記 青嵐

2023/06/03      (土)      旧暦:   4月15日         祝日・節気・雑節・朔望:   測量の日          日出:   4時26分    日没:   18時52分       月出:   18時07分  &n...

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2023/06/03      ()      旧暦:   415         祝日・節気・雑節・朔望:   測量の日          日出:   426    日没:   1852       月出:   1807       月没:   316         月齢:   14.46    潮汐:      中潮     干支:   壬辰     六曜:   赤口


今日のあれこれ: 青嵐

《 風が気持ち良かった金時山(2022626日) 》

https://www.youtube.com/watch?v=m_t-vIQ11yY



『青嵐(あおあらし、あをあらし) 三夏

【子季語】
 風青し

【解説】
 青葉の茂るころに吹きわたるやや強い風。若々しく力強い感じがする季語である。』
(季語と歳時記)



青嵐の俳句:


・伊吹までとどけ輪中の青嵐  鷹羽狩行


・一望の千里が原や青嵐   中本吉信


・下京を過ぎてしばらく青嵐   桂信子


・夏嵐机上の白紙飛び尽す  正岡子規


・花嫁のべールを攫ふ青嵐   今村能子




台風2号は熱帯低気圧になり、台風としては終わったが、強い風を残した。
 不規則に激しく吹いたり、収まったりする落ち着きの無さに紫陽花はウンザリの様子だった。

台風の風とは違う青嵐は、強い風だが快さがある若々しさを感じさせる。

人の世の青嵐と言えば、政治の世界の青嵐会を思い出す。
1973
年、自由民主党の若手議員が立ち上げた政策集団だが、もう既に50年を経て、メンバーはもうこの世から旅立っている。
 若かった石原慎太郎氏も昨年89歳で亡くなっている。

自然界の青嵐は、今年もまだまだ爽やかに青い風を吹き寄せるだろう。

人の世の青嵐も、新しい風を巻き起こした方が良いと思うのだが...





2023-06-02 (Fri)

2023/06/02 日記 五月雨

2023/06/02 日記 五月雨

2023/06/02      (金)      旧暦:   4月14日         祝日・節気・雑節・朔望:              日出:   4時26分           日没:   18時51分     &nb...

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2023/06/02      ()      旧暦:   414         祝日・節気・雑節・朔望:              日出:   426           日没:   1851       月出:   1656       月没:   243         月齢:   13.46    潮汐:      中潮     干支:   辛卯     六曜:   大安


今日のあれこれ: 五月雨

《 【梅雨入り】雨だからって気落ちしない!紫陽花(あじさい)写真集 【癒し】【ヒーリング】 》

https://www.youtube.com/watch?v=ntQJieYopLM



『五月雨(さみだれ)  仲夏

【子季語】
 さつき雨、さみだる、五月雨雲

【解説】
 陰暦五月に降る雨。梅雨期に降り続く雨のこと。梅雨は時候を表し、五月雨は雨を表す。「さつきあめ」または「さみだるる」と詠まれる。
 農作物の生育には大事な雨も、長雨は続くと交通を遮断させたり水害を起こすこともある。 』
(季語と歳時記)



五月雨の俳句:


・空と海けぢめもなくて五月雨るる   辻田玲子


・一夜さに植田澄すや五月雨  露川


・さみだれて黎明ながし額の花  佐野青陽人


・駅頭に五月雨傘の万華鏡   木下仁司


・花柄の雨靴うれし五月雨るる   後條さと子




五月雨の五月は陰暦の五月なので、新暦では六月の梅雨時になる。

台風2号が連れてきた雨に、名古屋は今日、朝から時に激しく降り続いている。
 この台風の雨が通り過ぎても、そのまま梅雨に繋がる予報もあるらしい。

五月雨に煙る海も山も野も、それぞれに目を楽しませる。
雨に濡れる紫陽花は、紫、紅の色をくっきりと際立たせている。

子供の頃、新しい雨靴を買ってもらって、雨が降るのを待ちわびたことを思い出した。

仕事で外を歩きびしょ濡れになるのは、気持ち良いものではないが、眺める五月雨は、美しく見えるものだ。





2023-06-01 (Thu)

2023/06/01 日記 六月

2023/06/01 日記 六月

2023/06/01      (木)      旧暦:   4月13日         祝日・節気・雑節・朔望:   電波の日、気象記念日   日出:      4時26分         日没:   18時51分       月出:   15時...

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2023/06/01      ()      旧暦:   413         祝日・節気・雑節・朔望:   電波の日、気象記念日   日出:      426         日没:   1851       月出:   1548       月没:   214         月齢:      12.46    潮汐:   中潮     干支:   庚寅     六曜:   仏滅


今日のあれこれ: 六月

《 神テク?ハンググライダー、茅ヶ崎海岸で風乗り! 》

https://www.youtube.com/watch?v=DdU2jw2GLfY



『六月(ろくがつ/ろくぐわつ)  仲夏

【子季語】
 六月来る

【解説】
 六月と言えば、ほぼ梅雨の時期に当たる。じめじめしていやな季節である一方、稲作には貴重な水をもたらしてくれる。山々は緑におおわれ、夜は蛍が飛び、紫陽花や菖蒲などが花開く月でもある。』
(季語と歳時記)



六月の俳句:


・城山や六月の雲集めをり   下村志津子


・山毛欅の樹の水を吸ふ音六月来  平野無石


・漕ぎ出づる六月の湖藍ふかし   小島昭夫


・水に座す六月よ青葦の耳たち  金子皆子


・一瓶に六月の彩あふれしめ   竹内喜代子




六月は梅雨の月だが、俳句を読むと少し違う六月の姿が詠まれている。

山も樹も湖もまだ青い葦たちも、皆それぞれ、生き生きとした姿を詠まれている。

赤や紫や黄や白や溢れる色に加えて緑の樹々草々を一つの瓶に活けてみれば判る。

六月が生命溢れる季節であることが。