2023年05月09日 - 菜花亭日乗
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菜花亭日乗

菜花亭笑山の暇つぶし的日常のつれづれ。 散歩する道筋は、日本酒、俳句、本、音楽、沖縄、泡盛、カメラに...etc

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2023-05-09 (Tue)

2023/05/09 日記 ライラック

2023/05/09 日記 ライラック

2023/05/09      (火)      旧暦:   3月20日         祝日・節気・雑節・朔望:              日出:   4時41分           日没:   18時33分     &nb...

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2023/05/09      ()      旧暦:   320         祝日・節気・雑節・朔望:              日出:   441           日没:   1833       月出:   2242       月没:   659         月齢:   18.95    潮汐:      中潮     干支:   丁卯     六曜:   仏滅


今日のあれこれ: ライラック

《 第61回 (2019年)さっぽろライラックまつり(Sapporo Lilac Festival 2019) 》

https://youtu.be/SUWts6OM9vM



『ライラック  晩春

【子季語】
 紫丁香花、リラの花、リラ

【解説】
 高さ三から六メートルの落葉高木。ヨーロッパ原産。四月頃、紫色の小さい花が穂のように集まって咲く。香りの良い花で、日本では北海道など寒地でよく見られる。

【科学的見解】
 ライラックは、モクセイ科の落葉低木で、観賞用として公園木や庭木として植栽されている。本種の標準和名は、ムラサキハシドイと呼ばれている。本種は、ヨーロッパ原産の植物で、明治期に導入された外来植物である。ヨーロッパと気候の似ている北海道や東北地方で見かける。(藤吉正明記)』
(季語と歳時記)



ライラック・リラの俳句:


・ライラック咲けば札幌なつかしく   綿谷美那


・ライラック五月の雨の上がりけり   大内恵


・リラの花触れ行くたびに匂ひ立ち   清部祥子


・リラの香に庭は一気にときめきぬ   櫛橋直子


・リラ一日暮れぬまなうらむらさきに  堀口星眠




2022
年度から再開された「さっぽろライラックまつり」は、今年も開催されるそうだ。

2023さっぽろライラックまつり」
公式ホームページ
https://www.sapporo.travel/lilacfes/


春遅い北国にも、ようやく爽やかな風が吹き、
ライラックの香が風に乗って人に春を告げるだろう。

薔薇の香りもそうだが、リラの香りも心をときめかせる物。

堀口氏のように、一日中リラの香りにまみれて、眠る頃には眼の中も紫色に染まるほど心を奪われてみたい。