2023/05/08 (月) 旧暦: 3月19日 祝日・節気・雑節・朔望: 日出: 4時42分 日没: 18時32分 月出: 21時37分 月没: 6時06分 月齢: 17.95 潮汐: 大潮 干支: 丙寅 六曜: 先負
今日のあれこれ: 柏餅
《 端午の節句に食べる縁起物!柏餅のつくり方|How to make Kashiwa Mochi 》
https://youtu.be/ENO0k-YpnGQ
『柏餅(かしわもち、かしはもち) 初夏
【解説】
粽とともに、五月五日の端午の節句菓子として知られる。新粉生地で餡を包み柏の葉でくるみ、蒸した菓子。柏の葉は新芽が出るまで古い葉が落ちないため、子孫繁栄の意味がある。』
(季語と歳時記)
柏餅の俳句:
・我が街に老舗の菓子屋柏餅 大橋晄
・紙兜かぶり食べゐる柏餅 三村純也
・噛み合はぬ話のあれど柏餅 赤座典子
・叱られし頃の懐かし柏餅 長野純顕
・若き日の母蘇りたり柏餅 田中信行
柏餅は、5月5日端午の節句に、食べる習慣になっている。
男の子だったころ、武者人形が飾られ柏餅が供えられ、それを食べた記憶を持っている人は多いだろう。
端午の節句に柏餅を食べる習慣は、江戸時代から始まったそうだ。
柏の木は、新芽が出るまで古い葉が落ちないことから、
家系が絶え間なく続く様に、男の子の成長を祝うために
、柏の葉で餅を巻き、縁起のいい食べ物として柏餅を食べることになった。
例句を読んでいると、4句、5句の様に、柏餅には子供の頃の良い思い出が結びついている。
こうした子供の成長を祝う風習は、大切なものだ。
今の子供達は、お節句に桜餅や柏餅を飾り物を前にして食べさせて貰っているのだろうか。
もしそうでないとしたら、人生の良い思い出を貰えないまま大人になってしまう。
そうならないような時代であって欲しいと思う。
菜花亭日乗
菜花亭笑山の暇つぶし的日常のつれづれ。 散歩する道筋は、日本酒、俳句、本、音楽、沖縄、泡盛、カメラに...etc
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