2023/05/07 (日) 旧暦: 3月18日 祝日・節気・雑節・朔望: 日出: 4時43分 日没: 18時32分 月出: 20時26分 月没: 5時22分 月齢: 16.95 潮汐: 大潮 干支: 乙丑 六曜: 友引
今日のあれこれ: 若葉
《 【高清水トレイル】高清水高原~山歩き~若葉風 新樹光 》
https://youtu.be/Fjba3LKHebQ
『若葉(わかば) 初夏
子季語: 朴若葉、藤若葉、若葉寒
関連季語: 青葉、草の若葉、茂、新緑、新樹
解説: おもに落葉樹の新葉のこと。やわらかく瑞々しい。若葉をもれくる日ざし、若葉が風にそよぐ姿、若葉が雨に濡れるさまなどいずれも美しい。
来歴: 『花火草』(寛永13年、1636年)に所出。
文学での言及:
かげひたす水さへ色ぞ緑なるよもの梢の同じ若葉に 藤原定家『夫木和歌抄』
実証的見解: 「青葉」という季語もあるが、季語としては若葉より歴史が浅い。芭蕉がおくの細道の途中、日光で「あらたふと青葉若葉の日の光」と詠んだ当時はまだ青葉は季語ではなかった。
「朴若葉」などと柿や椎、樟など樹種を冠して詠んだり、「山若葉」などと里や庭、谷など場所を冠して詠むことも多い。』
(季語と歳時記)
若葉の俳句:
・若葉雨蛤御門に軒借りて 西田もとつぐ
・雨なればこその閑けさ寺若葉 高濱朋子
・雨だれの芯まで青き若葉かな 中村江利子
・雨の日を雀の遊ふわかばかな 正岡子規
・雨あとの若葉の色のきはまりぬ 板坂道子
・雨上り若葉輝く朝の庭 富永レイ子
連休最終日の今日、5月7日は雨になってしまった。
全国的に雨だが、愛知県は朝から終日の雨になった。
生憎の雨だが、若葉の場合、雨は決して仇なすものでは無い。
春の塵を浴びた若葉も、雨のシャワーに洗われて、すべすべの肌を取り戻すことが出来る。
光に照らされてきらきらと輝く若葉は、勿論美しいが、雨の若葉も詩心を震わせるものらしい。
若葉の例句を読むと、雨の句も多く詠まれていた。
その中から6句選んでみた。
明日の朝までは、雨が降り続くが、昼前には雨が上がるそうだ。
ゴールデンウイークまでの汚れが洗い落とされた若葉は、また光に照らされて、増々きらきらと輝くことだろう。
菜花亭日乗
菜花亭笑山の暇つぶし的日常のつれづれ。 散歩する道筋は、日本酒、俳句、本、音楽、沖縄、泡盛、カメラに...etc
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