2023年05月06日 - 菜花亭日乗
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菜花亭日乗

菜花亭笑山の暇つぶし的日常のつれづれ。 散歩する道筋は、日本酒、俳句、本、音楽、沖縄、泡盛、カメラに...etc

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2023-05-06 (Sat)

2023/05/06 日記 立夏

2023/05/06 日記 立夏

2023/05/06      (土)      旧暦:   3月17日         祝日・節気・雑節・朔望:   立夏、望           日出:   4時44分    日没:   18時31分       月出:   19時16分 &n...

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2023/05/06      ()      旧暦:   317         祝日・節気・雑節・朔望:   立夏、望           日出:   444    日没:   1831       月出:   1916       月没:   445         月齢:   15.95    潮汐:      大潮     干支:   甲子     六曜:   先勝


今日のあれこれ: 立夏

《 【Rose PV】おススメの白いバラ|White Roses No color , No matter what. 》

https://youtu.be/SrSfRyvBetk



『立夏(りっか)  初夏

【子季語】
 夏立つ、夏に入る、夏来る、今朝の夏

【解説】
二十四節気の一つ。陽暦の五月六日ごろ。暦のうえではこの日からが夏。実感からするといささか早い気もするが、もう夏に入りましたと定められると、目に入る景色も新しい夏の光を纏いはじめたように思える。』
(季語と歳時記)



立夏の俳句:


・ゆつたりと雲の流れて立夏かな   中山静枝


・遠くを見るたのしさ夏の来りけり  岡本眸


・ブラウスに糊をきかせて立夏かな   塩千恵子


・夏に入る星よりそひてうるみけり  久保田万太郎


・夏来たる白き乳房は神のもの  三橋鷹女


・夏立つと誰に告ぐべく挿す白花  佐野美智




ゴールデンウイークも残り2日となった今日。
お天気は下り坂、昨日までの爽やかな風吹く五月晴れは終わり、南から湿度の高い風が吹き込んだ。
立夏に相応しいお天気だった。

雲が多く、雨こそ降らなかったが、天気は下り坂。
明日は終日雨らしい。
外に出てスポーツやドライブ、旅行などは生憎の天気。
室内で開催されるイベントや音楽や本などを考えても良いだろう。

立夏というのはお天気の面では難しい季節になるが、
夏が来るという歓びのある時でもある。

俳人たちも立夏の日を歓びを胸に詠んでいる。

数多い句を読んでいて感じたのは、女性の感覚の鋭さだ。

三橋氏の至高の乳房宣言を耳にしては、男は平伏すのみだ。

また、佐野氏の魔術の様な祈りを込められた白い花に、男たちは悦んで吸い寄せられるに違いない。