2023年03月09日 - 菜花亭日乗
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菜花亭日乗

菜花亭笑山の暇つぶし的日常のつれづれ。 散歩する道筋は、日本酒、俳句、本、音楽、沖縄、泡盛、カメラに...etc

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2023-03-09 (Thu)

2023/03/09 日記 田楽

2023/03/09 日記 田楽

2023/03/09      (木)      旧暦:   2月18日         祝日・節気・雑節・朔望:              日出:   6時01分           日没:   17時42分     &nb...

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2023/03/09      ()      旧暦:   218         祝日・節気・雑節・朔望:              日出:   601           日没:   1742       月出:   1921       月没:   654         月齢:   16.83    潮汐:      大潮     干支:   丙寅     六曜:   先勝


今日のあれこれ: 田楽

4K映像 ふくい足もと遺産「木の芽でんがく」』

https://youtu.be/lQgon1Z7dSc



『木の芽田楽(きのめでんがく) 三春

【子季語】
 田楽豆腐、田楽焼、田楽刺、田楽

【解説】
 山椒の若芽を木の芽といい、これを擂りつぶし味噌と混ぜ、長方形に切った豆腐に塗り焼いたもの。緑が美しく香ばしい。

【来歴】
 『守貞漫稿』(嘉永6年、1853年)に所出。

(季語と歳時記)



田楽の俳句:


・参河路の田楽なれや味噌加減  能村登四郎


・ご城下の豆腐田楽二本差し  田部黙蛙


・お茶屋めき木の芽田楽婆つくる  山口青邨


・田楽の木の芽をもつと摺りまぜよ  杉田久女


・酒をかむ木の芽田楽一人前  根津洋子




豆腐だけではなく山女やこんにゃくや筍や様々なものが
田楽にされる。
 しかし、春の花の季節には、やはり木の芽味噌の豆腐の田楽が無ければ、収まらない。

昔は花より団子では無く、花より木の芽田楽だったにちがいない。

今年の桜の開花は早いそうだ。
東京では3/16、名古屋では3/18だそうだ。
もうお花見の準備をして置かなければならない。

今年は、花を愛でながら木の芽田楽を肴に、霞酒というのはどうだろう。

お花見の名所近くには、田楽の店が見つかるだろう。
多治見の虎渓公園には、若松屋という店があるそうだ。

『虎渓公園(岐阜県多治見市)の若松屋さんで五平餅と木の芽田楽を頂く』

https://youtu.be/r-IQWaQ291A


詳しい、紹介記事もある。

『虎渓公園にある おばあちゃんのお店 若松屋【多治見市・テイクアウト】』
https://myttline.jp/archives/9070


行く場所がなければ、虎渓公園で木の芽田楽も良いではないか!


・田楽やよくぞ日本に生まれける  笑山