2023年03月03日 - 菜花亭日乗
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菜花亭日乗

菜花亭笑山の暇つぶし的日常のつれづれ。 散歩する道筋は、日本酒、俳句、本、音楽、沖縄、泡盛、カメラに...etc

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2023-03-03 (Fri)

2023/03/03 日記 雛祭

2023/03/03 日記 雛祭

2023/03/03      (金)      旧暦:   2月12日         祝日・節気・雑節・朔望:   上巳・雛祭り、耳の日     日出:      6時09分         日没:   17時37分       月出: ...

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2023/03/03      ()      旧暦:   212         祝日・節気・雑節・朔望:   上巳・雛祭り、耳の日     日出:      609         日没:   1737       月出:   1328       月没:   352         月齢:      10.83    潮汐:   若潮     干支:   庚申     六曜:   先勝


今日のあれこれ: 雛祭

《【圧巻!】勝浦ビッグひな祭り2023

https://youtu.be/vCYNixecx4E



『雛祭(ひなまつり) 仲春

【子季語】
雛、ひいな、雛飾、雛人形、雛の調度、雛道具、雛屏風、雛段、雛の膳、雛の酒、紙雛、立雛、内裏雛、享保雛、変り雛、糸雛、菜の花雛、京雛、木彫雛、官女雛、五人囃、雛箱、初雛、古雛、雛の燭、雛の宴、雛の宿、雛の客、雛椀

【関連季語】
 桃の節句、上巳、雛市、雛流し、雛納め

【解説】
 三月三日、女の子の健やかな成長を願うお祭である。雛人形を飾り、白酒や雛あられをふるまって祝う。

【来歴】
 『俳諧通俗誌』(享保2年、1716年)に所出。

【実証的見解】
 雛祭は、人のけがれを移した人形(ひとがた)を川に流すという上巳の日の祓の行事と、雛遊びの風習が結びついたものとされる。室町時代になると中国から新しい人形技術が伝わり現在のすわり雛の原型ができた。江戸時代に入ると、幕府や大奥でも雛祭りを行うようになり、やがて武士階級から町人へと広まった。男児の端午と並んで雛祭が盛んになったのは元禄のころとされる。』
(季語と歳時記)



雛祭の俳句:


・御所風のみやび尽せる雛祭   大畠政子


・おびたゞしく古雛祭る座敷かな  正岡子規


・ぬひぐるみ・こけしも加へ雛祭   赤木亜華里


・園児らの声は外まで雛祭り   瀬島洒望


・絵本もち膝に来る子よ雛祭   朝妻力


・九十の齢賞でませ雛祭   工藤義夫




今日は3月3日。
女の子の祭り、雛祭りの日。

古くは中国の上巳の節に起源を持つと言われるが、雛人形を飾り女の子の成長を願う雛祭りになったのは日本の固有のお祭りと考えても良いと思う。

3月3日は桃の節句で女の子を祝い。
5月5日は端午の節句で男の子を祝う。

自分の経験から考えても、子供の頃、姉のお雛様が飾られたり、5月には自分の武者人形が飾られたりするのは、ソワソワする程嬉しかった。
 今でも、良い思い出になっている。

勝浦ビッグひな祭りは、4年ぶりに開催されたそうだが、各家庭の雛祭りは、コロナ禍の中でも行われたはずだ。
目に見えるお祭りで、自分の成長を祝って貰えるのは、かけがえの無い大切な思い出になる。

女の子のいる家庭は勿論のこと。
女の子がいない家庭でも、おばあちゃんが居れば、雛を飾り長寿を祝えば良い。
 女の子もおばああちゃんも居なくても、奥さんが居れば元女の子なのだから、雛を祭れば良い。

3月3日は、老いも若きも、女性のお祭りの日だから、目出度い日にしよう。