2023/03/02 (木) 旧暦: 2月11日 祝日・節気・雑節・朔望: 日出: 6時10分 日没: 17時36分 月出: 12時32分 月没: 3時05分 月齢: 9.83 潮汐: 若潮 干支: 己未 六曜: 赤口
今日のあれこれ: 修二会
『[NHKスペシャル] お水取り・東大寺修二会 世界にここしかない“水と炎の儀式” 疫病退散 千三百年の祈り |
NHK』
https://youtu.be/XItc4oX-gBM
『修二会(しゅにえ、しゆにゑ) 仲春
子季語: 二月堂の行、お松明、修二月会、達陀の行法
関連季語: お水取り、若狭のお水送り
解説: 二月から三月にかけて、二月堂を中心に東大寺で行われる行事。三月十二日夜の籠松明と、翌未明のお水取は壮観である。お水取りを過ぎれば、古都奈良は本格的な春を迎える。
来歴: 『俳諧初学抄』(寛永18年、1641年)に所出。
文学での言及:
実証的見解: 修二会は、修二月会の略で、天下安寧、五穀豊穣を祈って行われる法会である。各地の寺院で営まれるが、東大寺二月堂の修二会がもっとも有名で、二月堂の修二会は、本尊の十一面観音像を拝して行われる、十一面悔過の行法である。「悔過(けか)」とは仏を拝んで罪過を懺悔する行法。二月堂の修二会は、東大寺二世実忠が天平年間(七五二年)に修したのが始まりとされる。』
(季語と歳時記)
修二会の俳句:
・修二会声明地に湧き天に箒星 亀井恭子
・廻廊の高さ修二会の火を降らし 岩根冬青
・荒行の僧に降る火や修二会 水茎春雨
・修二会や六方をふむ鬼の沓 角川源義
・修二会なる青衣の女人まなうらに 田畑美穂女
・修二会僧の佳き貌見ゆる又も見ゆ 山田みづえ
東大寺二月堂で行われる修二会は、1000年を超える歴史があり、連綿として持続されてきた。
今後も、引き継がれていくだろう。
本来は、安寧と豊穣を祈願する法会なのだが、行われる行事がお松明とか御水取りとして、目を見張るものになっている。
火は人の心を燃え上がらせる。
法会に参加した俳人たちも、その心の高ぶりを詠んでいる。
女性の俳人たちも燃えるようだ。
修二会について調べていると。
さだまさしが、「修二会」という曲を創り、歌っているのを知った。
しかも、東大寺をコンサート会場として歌っていた。
『修二会/さだまさし(東大寺コンサート2010)』
https://youtu.be/B065gIpMT78
曲の歌詞とか意味とかは、以下のサイトで詳しく説明されれいる。
「さだまさし勝手に解釈ブログ」
https://sadamasashi-interpretation.blogspot.com/2020/02/blog-post_11.html
今年は、コロナの規制も解除されるので、お松明も盛り上がるだろう。
菜花亭日乗
菜花亭笑山の暇つぶし的日常のつれづれ。 散歩する道筋は、日本酒、俳句、本、音楽、沖縄、泡盛、カメラに...etc
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