2022年11月 - 菜花亭日乗
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菜花亭日乗

菜花亭笑山の暇つぶし的日常のつれづれ。 散歩する道筋は、日本酒、俳句、本、音楽、沖縄、泡盛、カメラに...etc

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2022-11-30 (Wed)

2022/11/30 日記 鷹

2022/11/30 日記 鷹

2022/11/30 (水) 旧暦: 11月7日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  上弦 日出: 6時30分 日没:  16時28分 月出:  12時15分 月没:  23時09分 月齢:  6.17 潮汐:  小潮 干支:  丁亥 六曜:  大安 九星:  一白水星 今日のあれこれ: 鷹 「第6回城下町岩槻鷹狩り行列」 https://youtu.be/f_g4ISeDiTI 『鷹(たか) 三冬 【子季語】  のすり、八角鷹、熊鷹、鶚、青鷹、蒼鷹、もろ...

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2022/11/30 () 旧暦: 117日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  上弦 日出: 630分 日没:  1628分 月出:  1215分 月没:  2309分 月齢:  6.17 潮汐:  小潮 干支:  丁亥 六曜:  大安 九星:  一白水星

今日のあれこれ: 鷹

「第6回城下町岩槻鷹狩り行列」

https://youtu.be/f_g4ISeDiTI



『鷹(たか) 三冬

【子季語】
 のすり、八角鷹、熊鷹、鶚、青鷹、蒼鷹、もろがへり、大鷹

【解説】
 ワシ、タカ科の中形の鳥類の総称で、色彩は主に暗褐色。
嘴は強く鋭く曲がり、脚には強い大きな鉤爪があり小動物を襲って食べる。
 鷹狩に使われているのは主に大鷹である。蒼鷹(もろがえり)は、生後三年を経たたかのこと。』
(季語と歳時記)



鷹の俳句:


・伊良湖岬雲なきに見ゆ鷹一羽   中山砂光子


・鷹現れて三陸の海藍を増す  佐々木茂子


・鷹旋回空の怒濤を越ゆるとき   深川淑枝


・あかときや上昇気流にのりて鷹   須佐薫子


・あの鷹となりたき甲斐の山河かな   小山徳夫




秋に日本を離れて南に渡っていく鷹と冬に北からやって来る鷹がいるそうだ。
 季語「鷹」は冬の季語になっているので、冬にやって来る鷹を言うのだろう。

年中日本にいる鷹もいるだろうし、飼われている鷹もあるからこれらも、冬の季語として扱われることになる。


鷹の眼は鋭い。
遠くの獲物を瞬時に眼に捉えて、飛んでいく攻撃性に適った眼の鋭さだ。

句に詠まれた鷹は、大空を独り悠々と飛翔する姿が多い。
孤高さを感じさせる姿だ。

小山氏は鷹になりたいと詠む。
その気持は解る気がする。
信じるものは己独りなのだ。





2022-11-29 (Tue)

2022/11/29 日記 時雨と虹

2022/11/29 日記 時雨と虹

2022/11/29 (火) 旧暦: 11月6日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 6時29分 日没:  16時28分 月出:  11時39分 月没:  21時59分 月齢:  5.17 潮汐:  中潮 干支:  丙戌 六曜:  仏滅 九星:  二黒土星 今日のあれこれ: 時雨と虹 『日本海側で見られる“時雨虹” 晩秋~初冬の風物詩』 https://youtu.be/32SvECPBMrQ 『時雨(しぐれ) 初冬 【子季語】  朝時雨、夕時...

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2022/11/29 () 旧暦: 116日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 629分 日没:  1628分 月出:  1139分 月没:  2159分 月齢:  5.17 潮汐:  中潮 干支:  丙戌 六曜:  仏滅 九星:  二黒土星


今日のあれこれ: 時雨と虹

『日本海側で見られる“時雨虹” 晩秋~初冬の風物詩』

https://youtu.be/32SvECPBMrQ




『時雨(しぐれ) 初冬

【子季語】
 朝時雨、夕時雨、小夜時雨、村時雨、北時雨、片時雨、時雨雲、時雨傘、時雨心地、時雨の色、月時雨、松風の時雨

【解説】
 冬の初め、降ったかと思うと晴れ、また降りだし、短時間で目まぐるしく変わる通り雨。この雨が徐々に自然界の色を消して行く。先人達は、さびれゆくものの中に、美しさと無常の心を養ってきた。』
(季語と歳時記)



時雨と虹の俳句:


・大蔵王時雨をとばし虹を張り  阿波野青畝


・加賀白山しぐるる虹をまとひけり  黒田杏子


・カルストの時雨の虹のはなやかに  山口青邨


・安寿塚しぐれの虹の紅の辺に  坂根白風子


・時雨れつつ片虹立てり殉教碑  水原秋櫻子




時雨には、雨の合間がある。
雨が止んだ時、太陽が出ることも多々ある。

虹が出るのはその時だ。

例句を読んでいて、時雨の合間の虹を詠んだ句が散見された。
 そのうち5句を選びだした。

一日降り続く雨は嫌だが、時雨は止んでくれるから気持も晴れる。
 そんな時、目の前に浮かぶ虹は美しく見える。


時雨は例句が多い。
子季語も多い。
「季語と歳時記」の子季語には含まれていないが、「時雨虹」は季語として認められているようで、例句も多い。

考えてみると、虹は夏の季語、時雨は冬の季語。
「時雨虹」と纏めてしまうより、例句のように、言葉を分けた方が、情趣がある様に思う。




2022-11-28 (Mon)

2022/11/28 日記 冬紅葉

2022/11/28 日記 冬紅葉

2022/11/28 (月) 旧暦: 11月5日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  三の酉 日出: 6時28分 日没:  16時28分 月出:  10時55分 月没:  20時46分 月齢:  4.17 潮汐:  中潮 干支:  乙酉 六曜:  先負 九星:  三碧木星 今日のあれこれ: 冬紅葉 <【都内の紅葉名所】日本庭園とコラボ“和と洋”気温急降下も見物客にぎわい(2022年11月28日)> https://youtu.be/9V3d17LyDl4 『冬紅葉(ふ...

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2022/11/28 () 旧暦: 115日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  三の酉 日出: 628分 日没:  1628分 月出:  1055分 月没:  2046分 月齢:  4.17 潮汐:  中潮 干支:  乙酉 六曜:  先負 九星:  三碧木星


今日のあれこれ: 冬紅葉

<【都内の紅葉名所】日本庭園とコラボ“和と洋”気温急降下も見物客にぎわい(20221128)

https://youtu.be/9V3d17LyDl4



『冬紅葉(ふゆもみじ、ふゆもみぢ) 初冬

【子季語】
 残る紅葉
【解説】
 周辺が枯れを深めるなかの紅葉であり、また、冬になってから色が際立ってくる庭園や寺社などの紅葉でもある。』
(季語と歳時記)



冬紅葉の俳句:


・伊那谷へ長く裾ひく冬紅葉   高橋善子


・一山にもの音もなき冬紅葉   熊岡俊子


・快晴の一日きらきら冬紅葉   石山惠子


・雨ながら人出や嵯峨の冬紅葉   片山喜久子


・化野の石は仏や冬紅葉   橋添やよひ




秋が終わり冬が来るまでの間、お天気は定まらない。
曇り、時雨、雨、一時の晴れ間...

蝋燭の火が消える間際、一際明るくなって消える。
その様に紅葉も最後の輝きを見せるのが冬紅葉だ。

日本の紅葉を見るために多くの外国人が日本に来ているそうだ。
 芦ノ湖のような湖、山々、神社仏閣など日本には冬紅葉のが燃える場所が、数え切れないほどある。

 日本の紅葉は、赤だけではなく、紅色、黄色、緑色等多彩な色を背景に赤が燃えるので美しいそうだ。

今年の紅葉は、そろそろ見納めだ。
明日からの雨が終われば、冬がやって来る。


冬紅葉が散ってしまえば、化野は色を消した石の仏様ばかりになる。
 色なき冬とは、さりながら、さりながら...




2022-11-27 (Sun)

2022/11/27 日記 冬構

2022/11/27 日記 冬構

2022/11/27 (日) 旧暦: 11月4日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 6時27分 日没:  16時28分 月出:  10時02分 月没:  19時32分 月齢:  3.17 潮汐:  中潮 干支:  甲申 六曜:  友引 九星:  四緑木星 今日のあれこれ: 冬構 『冬は流れで排雪する“流雪溝”に川を利用…放流されている鯉を近くの池に移す引っ越し作業 岐阜・飛騨市 (2022/11/23 12:49)』 https://youtu.be/_pGiFoNfGm...

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2022/11/27 () 旧暦: 114日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 627分 日没:  1628分 月出:  1002分 月没:  1932分 月齢:  3.17 潮汐:  中潮 干支:  甲申 六曜:  友引 九星:  四緑木星


今日のあれこれ: 冬構

『冬は流れで排雪する“流雪溝”に川を利用…放流されている鯉を近くの池に移す引っ越し作業 岐阜・飛騨市 (2022/11/23 12:49)

https://youtu.be/_pGiFoNfGm4



『冬構(ふゆがまえ/ふゆがまへ)  初冬

【解説】
 冬の寒さが厳しい地方では、風除けや雪除けを家の周囲に施し、本格的な冬に備える。庭木なども雪吊や藪巻きがなされ、家屋敷全体が鎧ったようになる。これを冬構えという。』
(季語と歳時記)



冬構の俳句:


・永平寺の七堂伽藍冬構   密門令子


・家四五戸海へ傾く冬構へ   田中臥石


・この雨がくればみちのく冬構  村上三良


・今日は今日の晴をたのみつ冬構  角川源義


・砂浜や心元なき冬構  夏目漱石




冬構という季語は、季語と歳時記の説明にある様に、家屋敷などの建築物や庭木などを冬の厳しい風雪から守る事を言う。

札幌や新潟に住んだことがあるので、冬の雪の威力は体感している。
 冬構は雪国の暮らしにとっては、重要な季節の行事だ。

今は、都会のマンション暮らしなので、家屋に対する冬の準備は、殆どなくなった。
 室内の準備だが、エアコンの暖房、電気ストーブ、冬用の寝具や暖かい衣料等の準備をすれば良い。
 広い意味では、これらも冬構と言って良いだろう。

月末の雨を境に、12月に入ると急激に寒くなるそうだ。
冬はもう目の前に来ている。

のんびりしている場合ではない。
付いていけなくて風邪でも引けば見苦しい。
冬に備えた心の準備も必要だ。

心の冬構も含まれると考えて良いだろう。
角川の句、漱石の句も建築物の冬構より自分の冬構を詠んでいると考えたほうが、しっくり来る。





2022-11-26 (Sat)

2022/11/26 日記 石蕗の花

2022/11/26 日記 石蕗の花

2022/11/26 (土) 旧暦: 11月3日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 6時26分 日没:  16時29分 月出:  8時58分 月没:  18時23分 月齢:  2.17 潮汐:  大潮 干支:  癸未 六曜:  先勝 九星:  五黄土星 今日のあれこれ: 石蕗の花 <【満開のツワブキの花】11月2日撮影> https://youtu.be/yMYJWtK0aQc 『石蕗の花(つわのはな、つはのはな) 初冬 【子季語】  いしぶ...

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2022/11/26 () 旧暦: 113日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 626分 日没:  1629分 月出:  858分 月没:  1823分 月齢:  2.17 潮汐:  大潮 干支:  癸未 六曜:  先勝 九星:  五黄土星


今日のあれこれ: 石蕗の花


<【満開のツワブキの花】112日撮影>

https://youtu.be/yMYJWtK0aQc



『石蕗の花(つわのはな、つはのはな) 初冬

【子季語】
 いしぶき、つはぶきの花

【解説】
 キク科の常緑多年草。名の由来は「葉に艶のある蕗」による。蕗に似ているが、蕗とは別種である。大きな光沢のある葉をもち、初冬に黄色い花を多数つける。

【科学的見解】
 石蕗(ツワブキ)は、本州(福島以南)から沖縄の海岸岩礁付近に自生するキク科の多年草である。若い葉柄は食用となり、園芸目的で庭先などに栽培されている。フキの花は筒状花のみで地味であるが、ツワブキの花は筒状花に加えて大きな舌状花も有するため、目立つ存在である。(藤吉正明記)』
(季語と歳時記)



石蕗の花の俳句:


・石蕗の花なだるる石見海青し   佐野和子


・一葉の通ひし路地や石蕗の花   三代川次郎


・雨ふればふるほどに石蕗の花  種田山頭火


・石蕗咲いて狭庭のそらを明るくす   矢嶋みつ江


・つはぶきの黄の残りたる夕景色  吉屋信子




通り道にあるマンションの植え込みに、黄色い花が咲いている。
 近づいてみると石蕗の花だった。

石蕗の花の黄色は明るい黄色だ。
この明るい色は、石蕗明かりとも表現され、句にも屡々詠まれる。

花が少ないこの時期に、この花の色はよく目立ち、見る人の目を楽しませ、心を明るくする力を持っている。

群れて多くの花が咲き競う野や山は見栄えがするが、街の中で偶然出逢う石蕗の花も魅力がある。

日の暮れが早くなったこの季節、夕景色の中に見る石蕗の花は明るく輝いている。





2022-11-25 (Fri)

2022/11/25 日記 冬鴎

2022/11/25 日記 冬鴎

2022/11/25 (金) 旧暦: 11月2日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 6時25分 日没:  16時29分 月出:  7時46分 月没:  17時22分 月齢:  1.17 潮汐:  大潮 干支:  壬午 六曜:  赤口 九星:  六白金星 今日のあれこれ: 冬鴎 「ユリカモメ勇姿」 https://youtu.be/6wLxj50lusk 『冬鴎   三冬 チドリ目カモメ亜科の鳥の総称。鴎、海猫、百合鴎などの種類があり秋渡来す...

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2022/11/25 () 旧暦: 112日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 625分 日没:  1629分 月出:  746分 月没:  1722分 月齢:  1.17 潮汐:  大潮 干支:  壬午 六曜:  赤口 九星:  六白金星


今日のあれこれ: 冬鴎

「ユリカモメ勇姿」

https://youtu.be/6wLxj50lusk



『冬鴎

  三冬

チドリ目カモメ亜科の鳥の総称。鴎、海猫、百合鴎などの種類があり秋渡来する冬鳥である。
 鴎はみな冬鳥であるからわざわざ冬鴎ということもないのだが、従来無季とされていたので冬鴎とされた。』
(季語と歳時記)



冬鴎の俳句:


・冬鴎越後の旅は白づくし  福永耕二


・風はらむ帆は沖へ出で冬鴎   森清信子


・冬鴎真白き風となりて翔ぶ   柴田久子


・啼く声の風に千切れて冬かもめ   松井志津子


・揚げ舟の一つひとつに冬鴎   笹村政子




港にいる鴎は、休んでいる。
柵に止まったまま、うつらうつらしている。
周りに仲間がいれば、安心できるのだろう。

鷲や鷹のような武器や強さもない鴎だから、
生きて行くのは大変だ。
誰も助けてはくれないから、自分の餌は自分で取らなければならない。独りで行動するより、仲間の眼も利用して、仲間のいる方へ飛んだ方が獲物を捕る確率が高い。

休んでいる鴎を見ていれば、見る人も和む。
冬鴎が詠まれる背景には、その辺りの和やかさが在るのだろう。





2022-11-24 (Thu)

2022/11/24 日記 神迎

2022/11/24 日記 神迎

2022/11/24 (木) 旧暦: 11月1日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  朔 日出: 6時25分 日没:  16時29分 月出:  6時31分 月没:  16時31分 月齢:  0.17 潮汐:  大潮 干支:  辛巳 六曜:  大安 九星:  七赤金星 今日のあれこれ: 神迎 「【2022.11.3】甲斐駒日和!今日登らずしていつ登る?」 https://youtu.be/CLeIkWoe-5A 『神迎: 神還  初冬 出雲大社へ参集していた神々...

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2022/11/24 () 旧暦: 111日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  朔 日出: 625分 日没:  1629分 月出:  631分 月没:  1631分 月齢:  0.17 潮汐:  大潮 干支:  辛巳 六曜:  大安 九星:  七赤金星


今日のあれこれ: 神迎

「【2022.11.3】甲斐駒日和!今日登らずしていつ登る?」

https://youtu.be/CLeIkWoe-5A



『神迎: 神還

 初冬

出雲大社へ参集していた神々が会議を終えてもとの社へお帰りになる。それを迎える祭事、行事。陰暦十月末か十一月一日とするところが多い。
 田の神が冬の間は山に帰るとする古い信仰が原型といわれる。』
(季語と歳時記)




神迎の俳句:


・雲かけて甲斐の山並み神迎へ   布施まさ子


・海鳥の目覚めよきこゑ神迎へ  木内彰志


・参道の箒目正しく神迎ふ  白木サダ子


・湖の月あきらかに神迎へ  前田圭史


・火を入れて闇美しき神迎  土谷和生




旧暦10月、神無月が終わり、出雲に出張されていた各地の神様が本拠地にお帰りになる。
 お帰りになる神様はお迎えしなければならない。

神社にお参りしてもお願いはするべきではないと言われるが、実際にはお百度石がある様にお願いはしているのが実態だ。

愛知県、名古屋市にも神社は数多くある。
しかし、お帰りになった神様をお迎えする神事・お祭りは行われているのだろうか。

お願いするばかりで、お帰りになられてもお迎えもしないのでは、神様も淋しいのでは、ないだろうか。




2022-11-23 (Wed)

2022/11/23 日記 勤労感謝の日

2022/11/23 日記 勤労感謝の日

2022/11/23 (水) 旧暦: 10月30日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  勤労感謝の日 日出: 6時24分 日没:  16時30分 月出:  5時18分 月没:  15時49分 月齢:  28.67 潮汐:  大潮 干支:  庚辰 六曜:  先負 九星:  八白土星 今日のあれこれ: 勤労感謝の日 「新雪の富士山朝焼け」 https://youtu.be/b0apmt3i708 『勤労感謝の日(きんろうかんしゃのひ)は、日本の国民の祝日の一つ...

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2022/11/23 () 旧暦: 1030日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  勤労感謝の日 日出: 624分 日没:  1630分 月出:  518分 月没:  1549分 月齢:  28.67 潮汐:  大潮 干支:  庚辰 六曜:  先負 九星:  八白土星


今日のあれこれ: 勤労感謝の日


「新雪の富士山朝焼け」

https://youtu.be/b0apmt3i708



『勤労感謝の日(きんろうかんしゃのひ)は、日本の国民の祝日の一つである。日付は1123日。

昭和時代(昭和23年以降)および令和時代においては1年で最後の祝日となる[注釈 1]

概要
勤労感謝の日は、国民の祝日に関する法律(祝日法、昭和23年法律第178号)[注釈 2]2条によれば、「勤労をたつとび、生産を祝い、国民がたがいに感謝しあう」ことを趣旨としている[1]。同法により制定された。

由来
日本では古くから、天皇が新穀などの収穫物を神々に供えて感謝し、自らも食する「新嘗祭」(にいなめさい)という祭事が行われてきた。

新嘗祭は、1872年(明治5年)までは旧暦11月の二回目の卯の日に行われていた。太陽暦(グレゴリオ暦)が導入された1873年(明治6年)になって、旧暦11月の二回目の卯の日は新暦の翌年1月に当たり都合が悪いということで、同年11月の二回目の卯の日であった1123日に行われた。同年公布の年中祭日祝日ノ休暇日ヲ定ム(明治6年太政官第344号布告)[注釈 3]によって、祭祀と同名の休暇日(休日)となった。本来、11月の二回目の卯の日は1113 - 1124日の間で変動するが、翌1874年(明治7年)以降も祭祀・休日ともに1123日に固定した[注釈 4]
...』
Wikipedia



勤労感謝の日の俳句:


・窓に富士得たる勤労感謝の日  山下滋久


・赤飯のおむすび勤労感謝の日   藤野寿子


・内助の功甚く勤労感謝の日   能美昌二郎


・野に老いし父母よ勤労感謝の日  石井飛大男


・波しづかなり勤労感謝の日   高田令子




今日は1123日勤労感謝の日。
歴史的には新嘗祭で、『天皇がその年に収穫された新穀などを天神地祇(てんじんちぎ)に供えて感謝の奉告を行い、これらの供え物を神からの賜りものとして自らも食する儀式』(Wikipedia)であった。

与えられ稔りを当たり前と思わず感謝する日であることは、今も変わらない。

毎日、無事に家族揃って生活できることを祝って、「赤飯のおむすび」を食べる家庭は素晴らしい。
のっぺらぼうの毎日ではいけないのだ。

一方、夫も内助の功に感謝することは勿論。
口に出して感謝することが大切だ。
 両手を合わせて拝んだりすると、救急車を呼ばれたりすることも考えられるから、それはよく考える必要はあるが。

生まれては、両親により養われ、大人になる
長じては、子を養い、親の面倒を見、要すれば養う。
老いては、年金に養われ、要すれば子に養われる。
自然の動物たちとは異なり、その様な仕組みの中で生きることができる今日を感謝しなければならない。

勤労感謝の日。
朝焼けの富士を見ることができ、
夕べには、荒れる冬なのに波穏やかな海を見ることができれば、
感謝する日としてこれ以上のことはない。





2022-11-22 (Tue)

2022/11/22 日記 冬に入る

2022/11/22 日記 冬に入る

2022/11/22 (火) 旧暦: 10月29日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  小雪 日出: 6時23分 日没:  16時30分 月出:  4時08分 月没:  15時15分 月齢:  27.67 潮汐:  中潮 干支:  己卯 六曜:  友引 九星:  九紫火星 今日のあれこれ: 冬に入る 「四方睨みの龍 登り龍 守護龍 絵画と彫刻」 https://youtu.be/XuxLUgtifkI 『冬に入る  読み方:フユニイル(fuyuniiru) ...

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2022/11/22 () 旧暦: 1029日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  小雪 日出: 623分 日没:  1630分 月出:  408分 月没:  1515分 月齢:  27.67 潮汐:  中潮 干支:  己卯 六曜:  友引 九星:  九紫火星


今日のあれこれ: 冬に入る

「四方睨みの龍 登り龍 守護龍 絵画と彫刻」

https://youtu.be/XuxLUgtifkI



『冬に入る
 読み方:フユニイル(fuyuniiru)

 立冬のこと

 季節 冬

 分類 時候』
(季語・季題辞典 日外アソシエーツ株式会社)



「冬に入る」の俳句:


・雲竜の眼玉ぎろりと冬に入る   松本三千夫


・影踏の母と子のあり冬に入る   大澤洋子


・影長く肩を並べて冬に入る   田村園子


・家まるく仔猫まあるく冬に入る   大日向幸江


・一年のしづかに熟し冬に入る   外川玲子




辞典を見ると季語「冬に入る」は、立冬のことと書かれている。
確かに季節の括りと言うような大きな意味では同じなのだが、個人的には、少し違う気もする。
 
立冬は、暦の上の位置があり、客観的なもので、ゆるぎのない確かさがある。

一方、「冬に入る」と言うのは、実感が背景に在り、感じるものと言える。
 気候変動や、個人の感覚により左右されるもので、相対的に揺れているものだ。


それはそうとして、例句を読んでいると、「冬に入る」という実感も、実は人それぞれで、面白かった。


雲龍の眼というものが、親しく温かみのあるものかと言えば、そうではない。
 人の心の隅々まで、サーチライトを当てすべてをあぶり出すものだ。
 近づきたいと思うものではなく畏怖し、立ち竦むものだ。

冬は厳しい。海は荒れ、山は雪に閉ざされる。野に稔りはなく、動物たちは食べるものをも求めて日々を彷徨うことになる。
その意味では、松本氏の感覚は的を突いている。
 
中の3句は女性の句。
冬でも縁側の陽だまりのような世界だ。
コロナ騒動や一人のパラノイヤに引き起こされた戦争の現実とは遠く離れた満ち足りた冬だ。

少し能天気にも思えるが、いいじゃないの、幸せならば。
幸せな人に、付ける薬はない。


最後の句、外川氏の世界は、広い。
在るが儘を受け入れる態度だ。
事態によっては、雲龍の眼になることもあるだろう。




2022-11-21 (Mon)

2022/11/21 日記 秋桜

2022/11/21 日記 秋桜

2022/11/21 (月) 旧暦: 10月28日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 6時22分 日没:  16時31分 月出:  3時02分 月没:  14時46分 月齢:  26.67 潮汐:  中潮 干支:  戊寅 六曜:  先勝 九星:  一白水星 今日のあれこれ: 秋桜 「秋桜咲く、アルプスあづみの公園」 https://youtu.be/yEHIVigbQsU 『コスモス(こすもす) 仲秋 【子季語】  秋桜、おおはるしやぎく 【...

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2022/11/21 () 旧暦: 1028日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 622分 日没:  1631分 月出:  302分 月没:  1446分 月齢:  26.67 潮汐:  中潮 干支:  戊寅 六曜:  先勝 九星:  一白水星


今日のあれこれ: 秋桜

「秋桜咲く、アルプスあづみの公園」

https://youtu.be/yEHIVigbQsU



『コスモス(こすもす) 仲秋

【子季語】

 秋桜、おおはるしやぎく
【解説】
 キク科の一年草。高さ二メートルくらいになる。葉は細かく裂け、茎はひょろひょろと伸びる。九月から十月にかけて白やピンクの花をつける。
 花弁が桜に似ているところから、秋桜ともいわれる。

【科学的見解】
 コスモスは、メキシコ原産のキク科一年草であり、日本へは明治以降に導入された。花の美しさから、庭先や花壇などで栽培されている。花序は、ヒマワリと同じ構造で、中央に筒状花、縁に大きな舌状花が並んでいる。別名としては、アキザクラやオオハルシャギクとも呼ばれている。(藤吉正明記)』
(季語と歳時記)



秋桜の俳句:


・安曇野はくまなく晴れて秋桜   中井登喜子


・一刷毛の風にも応へ秋ざくら   鈴掛穂


・嫁ぐ娘のころころ笑ふ秋桜   升田ヤス子


・見えぬもの見ゆる時来て秋桜   桜井ともや


・君思ふ一日と決め秋桜   津田このみ


・許すとは忘れることよ秋桜  藤本さなえ




コスモス・秋桜の俳句は多い。
同じ花なのだが洋名と和名を持っている。
句を読んでいると違う花のようにも感じられる。

今日は、コスモスではなく秋桜の句を読んでみた。

最初の3句は、秋の光と風に揺れる秋桜だ。
迷いのない世界に揺れている秋桜だ。
光も風も娘も晴れやかで清々しい。


しかし、4句目からは、少し様子が違う。

風に揺れている秋桜に目を奪われていると、見えぬものが見える様になる時が来るという。

風に揺れる秋桜に任せ揺れるのも良い。

消してしまいたい過去は、揺れるがままに任せ。
秋風の中に忘れてしまうのも良い。

風に揺れる儘に。





2022-11-20 (Sun)

2022/11/20 日記 夜寒

2022/11/20 日記 夜寒

2022/11/20 (日) 旧暦: 10月27日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 6時21分 日没:  16時31分 月出:  2時00分 月没:  14時19分 月齢:  25.67 潮汐:  若潮 干支:  丁丑 六曜:  赤口 九星:  二黒土星 今日のあれこれ: 夜寒 「11月の秋の夜空【星空タイムラプス】お庭キャンプ場」 https://youtu.be/FhFbS3FVqpk 『夜寒(よさむ)  晩秋 【子季語】  宵寒、夜寒さ、...

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2022/11/20 () 旧暦: 1027日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 621分 日没:  1631分 月出:  200分 月没:  1419分 月齢:  25.67 潮汐:  若潮 干支:  丁丑 六曜:  赤口 九星:  二黒土星


今日のあれこれ: 夜寒

11月の秋の夜空【星空タイムラプス】お庭キャンプ場」

https://youtu.be/FhFbS3FVqpk



『夜寒(よさむ)  晩秋

【子季語】
 宵寒、夜寒さ、夜を寒み

【関連季語】
 そぞろ寒、やや寒、肌寒、朝寒、秋寒、露寒、うそ寒

【解説】
 夜更けになると感じられる寒さ。日中感じられない寒さも、夜になると冷えて寒さが際立つ。「朝寒」とは異なり、古くから詩歌に詠まれてきた。「寒き夜」、「夜寒き」は冬である。

【来歴】
 『花火草』(寛永13年、1636年)に所出。

【文学での言及】
 さ夜ふかく旅の空にて鳴く雁はおのが羽かぜや夜さむなるらん 伊勢大輔『後拾遺集』

 きりぎりす夜さむに秋のなるままによわるか声の遠ざかりゆく 西行『新古今集』

(季語と歳時記)



夜寒の俳句:


・右手につく夜寒の比叡や賀茂堤  西山泊雲


・一人旅一人つくつく夜寒哉  正岡子規


・稲むらの上や夜寒の星垂るる  芥川龍之介


・影といふ影わが影も夜は寒き  山口青邨


・隠れ住む路地の夜寒となりしかな  安住敦


・映画見て湖畔の夜寒寝るほかなし  大野林火




立冬後も暖かい日が続いたためか、陽が落ちてからの、寒さが強く感じられる。

例句を読んでいると寒さに弱い人が多く
選句してみたら男ばかりだった。
男は偉ぶっているが寒さには弱いのだ。
例句の作者は大家ばかりだが、寒さには弱いと素直に認めている。

特に、寒さがヒシヒシと伝わるのは、第3句の芥川。
夜寒というより、凍てついた透明の寒さだ。
純粋混じりっ気なしの寒さだ。
夜寒を突き抜け、極北の寒さ。


昼暖かい日、緩んで油断していると、風邪やコロナにやられるかもしれない。
 油断をせず、寒ければ、防寒着を着て、躊躇うこと無く、ストーブを出したほうが良い。





2022-11-19 (Sat)

2022/11/19 日記 小鳥来る

2022/11/19 日記 小鳥来る

2022/11/19 (土) 旧暦: 10月26日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 6時20分 日没:  16時32分 月出:  0時59分 月没:  13時54分 月齢:  24.67 潮汐:  長潮 干支:  丙子 六曜:  大安 九星:  三碧木星 今日のあれこれ: 小鳥来る 「座間谷戸山公園の探鳥地レポートです ジョウビタキ・アオジに出会えました 2022年11月上旬」 https://youtu.be/vqXBiy4znpQ 『小鳥(ことり...

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2022/11/19 () 旧暦: 1026日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 620分 日没:  1632分 月出:  059分 月没:  1354分 月齢:  24.67 潮汐:  長潮 干支:  丙子 六曜:  大安 九星:  三碧木星


今日のあれこれ: 小鳥来る

「座間谷戸山公園の探鳥地レポートです ジョウビタキ・アオジに出会えました 202211月上旬」

https://youtu.be/vqXBiy4znpQ



『小鳥(ことり)  仲秋

【子季語】
 小鳥渡る、小鳥来る

【関連季語】
 色鳥、渡り鳥

【解説】
秋、日本に渡って来る鳥や、山地から人里に降りてくる小鳥たちのことをいう。
 鶸・連雀・尉鶲・花鶏など。』
(季語と歳時記)



「小鳥来る」の俳句:


・宇治橋の白木眩しみ小鳥来る   冨山俊雄


・吉備の空雲払ひつつ小鳥来る   稲畑廣太郎


・海見ゆる洋館の窓小鳥来る   坂入妙香


・奥宮の木立賑やか小鳥来る   隅田恵子


・この星は命棲む星小鳥来る   高村令子


・一人居と知りてか小鳥来たりけり   志方章子




秋から冬にかけて、日本に越冬のためにやって来る渡り鳥は多い。

遠い国から遥々やってきた小鳥たちには、平和な日本でゆっくり冬を過ごしてもらいたいと思う。

例句を読んでいても、俳人たちは小鳥たちとの出逢いを楽しんでいる。
 皆同じ思いだ。

高村氏の志は尊い。
この宇宙に生きる生命としては、小鳥も我々も同じ仲間なのだ。

志方氏は、むしろ小鳥を頼りにしている。


現実を振り返ると、この冬は鳥たちにとっては厳しい冬になりそうだ。
 鳥インフルエンザが流行しているからだ。

「和歌山アドベンチャーワールド 鳥インフルで殺処分(20221111)

https://youtu.be/ukAzkGag6Dg



「鳥インフル対策!動物園で『鳥のお引っ越し』感染拡大の要因の一つは「渡り鳥のフン」(20221116日)」

https://youtu.be/pswnT6-6J_4



日本の鳥たちも渡り鳥たちも、日本で安全にこの冬をを過ごしてもらいたいものだ。





2022-11-18 (Fri)

2022/11/18 日記 落葉

2022/11/18 日記 落葉

2022/11/18 (金) 旧暦: 10月25日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 6時19分 日没:  16時32分 月出:  #NAME? 月没:  13時29分 月齢:  23.67 潮汐:  小潮 干支:  乙亥 六曜:  仏滅 九星:  四緑木星 今日のあれこれ: 落葉 「北大イチョウ並木の落ち葉吹雪 2022年11月6日 」 https://youtube.com/shorts/flzM2na0xAs?feature=share 『落葉(おちば) 三冬 【子季語】...

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2022/11/18 () 旧暦: 1025日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 619分 日没:  1632分 月出:  #NAME? 月没:  1329分 月齢:  23.67 潮汐:  小潮 干支:  乙亥 六曜:  仏滅 九星:  四緑木星


今日のあれこれ: 落葉

「北大イチョウ並木の落ち葉吹雪 2022116日 」

https://youtube.com/shorts/flzM2na0xAs?feature=share



『落葉(おちば) 三冬

【子季語】
 名の木落葉、落葉の雨、落葉の時雨、落葉時、落葉掃く、落葉掻く、落葉籠、落葉焚く

【解説】
 晩秋から冬にかけて、落葉樹はすべて葉を落とす。散った木の葉ばかりでなく、木の葉の散る様子も地面や水面に散り敷いたようすも表わす。堆肥にしたり、焚き火にしたりする。

【科学的見解】
 常緑樹と落葉樹で落ち葉の時期は異なる。一般的に落葉時期は、秋をイメージする人が多いと思われるが、全ての葉を秋に落とすものは落葉樹である。落葉樹の葉の使用期間は、一年以内である。一方、常緑樹は、葉の寿命が一年以上であり、一年を通して少しずつ落葉させているが、多くの葉が落ちる時期は新葉が出た後の春から初夏にかけてである。どちらにしても、使い終わった葉を落とす前には、葉内の栄養を体の方へ戻すために、葉内の緑色の色素であるクロロフィルを分解し、その構成元素の一つである窒素を再吸収する。樹木は、葉の付け根にある葉柄内に離層を形成し、葉を切り離す。(藤吉正明記)』
(季語と歳時記)



落葉の俳句:


・円山もしづかな日あり落葉降る  後藤比奈夫


・雲を踏む如く落葉の雑木山  菊川末廣


・庵寂びぬ落葉掃く音風の音  正岡子規


・一斉に落葉する日の滑り台  鎌田初子


・落葉かき遊ぶに似たり人来ぬ日  石田あき子


・暗き眼に落葉明りの浄土変  安住敦




山や林に行けば、今は落葉の盛りだろう。
街の中では想像できないが、公園など木の多いところに行けば、落葉樹の下の道は敷き詰められた落ち葉の道になっている。
 風が吹いた後は、落葉が舞寄せられて小山のようになっている。

落葉は風もないのに静かに降る。
何かに急かさせているように。
その様子が寂しさを感じさせる。

最後の句。
安住氏の句の「浄土変」が解らなかった。
調べてみた。

『浄土変 (読み)じょうどへん
百科事典マイペディア「浄土変」の解説

浄土変【じょうどへん】
浄土変相図,浄土曼荼羅(まんだら)などとも。浄土の仏・菩薩や国土の様を描いたもの。
 浄土の種類により,蓮華蔵(れんげぞう)世界は盧舎那(るしゃな)浄土変,霊鷲山(りょうじゅせん)は霊山浄土変,浄瑠璃世界は薬師浄土変というが,極楽浄土を描いたものが最も多く,俗にいう浄土三曼荼羅は当麻(たいま)曼荼羅・智光(ちこう)曼荼羅・清海(せいかい)曼荼羅である。
浄土教美術
→関連項目説話画|変相図|宮曼荼羅』






2022-11-17 (Thu)

2022/11/17 日記 寄鍋

2022/11/17 日記 寄鍋

2022/11/17 (木) 旧暦: 10月24日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 6時18分 日没:  16時33分 月出:  23時59分 月没:  13時02分 月齢:  22.67 潮汐:  小潮 干支:  甲戌 六曜:  先負 九星:  五黄土星 今日のあれこれ: 寄鍋 『No 13 お鍋の季節です。基本の出汁で寄せ鍋。介護予防サロンの活動もお知らせしています。』 https://youtu.be/sIFagN3h_7A 『寄鍋(よせなべ)...

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2022/11/17 () 旧暦: 1024日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 618分 日没:  1633分 月出:  2359分 月没:  1302分 月齢:  22.67 潮汐:  小潮 干支:  甲戌 六曜:  先負 九星:  五黄土星


今日のあれこれ: 寄鍋

No 13 お鍋の季節です。基本の出汁で寄せ鍋。介護予防サロンの活動もお知らせしています。』

https://youtu.be/sIFagN3h_7A



『寄鍋(よせなべ) 三冬

【解説】
具材として決まったものはなく、旬の魚介や野菜、肉を入れて煮 る。
 食べるときは、好みで、ぽん酢や大根おろし等でいただく。 冬の家庭料理の定番である。』
(季語と歳時記)




寄鍋の俳句:


・寄せ鍋のうす味仕立従姉妹会   藤井佐和子


・寄せ鍋のふつふつ今宵にぎやかに   上林富子


・寄せ鍋や猫も座りし大家族   柴田美佐子


・寄せ鍋の湯気を挟んで顔二つ   松木清川


・寄せ鍋や気負うて見ても一人分   笠間圭子




陽が沈むと、気温が急に下がるようになった。
特に雨が降ってからは、北からの風が強くなった。
風の強い夜は、特に寒く感じる。

寒い夜は、温かいものが食べたい。
矢張り鍋物がよい。


今日は寒いから、鍋にしようかなどと言ってくれる人が居ればありがたい。

例句を読んでいても、寄せ鍋の句は家族や仲間と集まって、賑やかに楽しむ句が多い。
 当然のことだ。

一人で寄鍋の句はないのか探してみた。
例句を見た限りでは見つからなかった。
5
句目、笠間氏の句は、独りで寄鍋のようだが、確かではない。

家族がいなければ、気のおけない人を誘って、矢張り、楽しく話を楽しみながら、鍋を囲むのが良い。







2022-11-16 (Wed)

2022/11/16 日記 照葉

2022/11/16 日記 照葉

2022/11/16 (水) 旧暦: 10月23日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  二の酉、下弦 日出: 6時17分 日没:  16時33分 月出:  22時59分 月没:  12時32分 月齢:  21.67 潮汐:  小潮 干支:  癸酉 六曜:  友引 九星:  六白金星 今日のあれこれ: 照葉 「【照葉峡】紅葉の様子を2022年10月26日撮影 群馬県みなかみ町藤原」 https://youtu.be/XW3tnDR5CrA 『照葉(てりは)  晩秋 【...

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2022/11/16 () 旧暦: 1023日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  二の酉、下弦 日出: 617分 日没:  1633分 月出:  2259分 月没:  1232分 月齢:  21.67 潮汐:  小潮 干支:  癸酉 六曜:  友引 九星:  六白金星


今日のあれこれ: 照葉

「【照葉峡】紅葉の様子を20221026日撮影 群馬県みなかみ町藤原」

https://youtu.be/XW3tnDR5CrA



『照葉(てりは)  晩秋

【子季語】
 照紅葉

【解説】
 紅葉した葉が光を反射して照り輝いていること。
真っ青な空を 背景に照り映えている紅葉はことのほか美しい。』
(季語と歳時記)



照葉の俳句:


・梓川照葉の底にひびきをり   島崎久美子


・隠るるごと来て万山の照紅葉  野沢節子


・から堀のなかに道ある照葉かな  蕪村


・枝々を透きて日の照る紅葉かな  久保田万太郎


・観音経つづるごとくに照葉郷   野中亮介




今、日本は、平地でも美しい。
近くの公園でも午後3時を過ぎ、太陽が傾くと、紅葉の光の中、樹々の周りは美しい光に照らされる。

照葉の例句を読むと、峰々や渓谷、万山、日本が紅葉している。

日本の紅葉を見に来る外国人が増えているそうだ。
毎年見慣れた日本人でも美しいのだから、遥々日本にまでやってきた外国人の眼には別世界の様に美しい日本に見えることだろう。

ただ、日本では高い山、渓谷だけではなく、照葉はどこにでもある。
 蕪村も思いがけない道の辺にある照葉を目に留め詠んでいる。


照葉の光の中に身をおいていると一種の恍惚感に襲われる。
桃源郷に準えれば、「照葉郷」というべきか。

今日まで知らなかったが、群馬県みなかみ町に照葉峡と言う景観地があるそうだ。
 ここは峡だが、実在する「照葉郷」と言えるだろう。


照葉の光の中に照らされていると、観音様の手に招かれ、導かれていると詠む野中氏の句意も晴れやかに理解することができる。




2022-11-15 (Tue)

2022/11/15 日記 七五三

2022/11/15 日記 七五三

2022/11/15 (火) 旧暦: 10月22日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  七五三 日出: 6時16分 日没:  16時34分 月出:  22時00分 月没:  11時58分 月齢:  20.67 潮汐:  小潮 干支:  壬申 六曜:  先勝 九星:  七赤金星 今日のあれこれ: 七五三 『七五三参り 晴れ着姿で笑顔 多くの家族連れらで賑わう 名古屋・熱田神宮(2022/11/13)』 https://youtu.be/O4IT1sFy-Y8 『七五三(し...

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2022/11/15 () 旧暦: 1022日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  七五三 日出: 616分 日没:  1634分 月出:  2200分 月没:  1158分 月齢:  20.67 潮汐:  小潮 干支:  壬申 六曜:  先勝 九星:  七赤金星


今日のあれこれ: 七五三

『七五三参り 晴れ着姿で笑顔 多くの家族連れらで賑わう 名古屋・熱田神宮(2022/11/13)

https://youtu.be/O4IT1sFy-Y8



『七五三(しちごさん) 初冬

【子季語】
 七五三(しめ)祝ひ、千歳飴

【解説】
十一月十五日、男児の数え三歳と五歳、女児の三歳と七歳が神社に詣でて祝う行事。
 紋付や袴姿の男の子、髪を結い上げて飾りつけた女の子が参拝する姿は微笑ましい。千歳飴を引き摺る子、抱かれて帰る子とさまざま。』
(季語と歳時記)



七五三の俳句:


・何処からも飛騨の山見ゆ七五三  河野閑子


・江の島に太鼓とどろく七五三  阿部悦子


・空も海も風も真青よ七五三  太田土男


・家中のひと騒ぎなり七五三   上野かりん


・飴袋引きずり歩む七五三   大関とし子


・右肩を下げるは父似七五三   宮崎左智子


・合はす手の小さくずれて七五三   今瀬一博




一両日は、お天気が荒れ模様だが、七五三の季節。
宮参りの時には、光射す道を歩いてほしい。

次の土日は、風も収まって、七五三日和になるだろう。
例句のような、七五三模様がここ、そこに見られることだろう。

晴れ着を着て、注目されて、晴れがましい気分になれる機会は、多くはないのだから、お天気も良くなって、祝福してほしいものだ。




2022-11-14 (Mon)

2022/11/14 日記 凩(こがらし)

2022/11/14 日記 凩(こがらし)

2022/11/14 (月) 旧暦: 10月21日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 6時15分 日没:  16時35分 月出:  21時01分 月没:  11時19分 月齢:  19.67 潮汐:  中潮 干支:  辛未 六曜:  赤口 九星:  八白土星 今日のあれこれ: 凩(こがらし) 『東京で最大瞬間風速“15m超” きょう「木枯らし1号」可能性【もっと知りたい!】(2022年11月14日)』 https://youtu.be/6_DnW48Ah2g 『...

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2022/11/14 () 旧暦: 1021日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 615分 日没:  1635分 月出:  2101分 月没:  1119分 月齢:  19.67 潮汐:  中潮 干支:  辛未 六曜:  赤口 九星:  八白土星


今日のあれこれ: 凩(こがらし)

『東京で最大瞬間風速“15m きょう「木枯らし1号」可能性【もっと知りたい!】(20221114)

https://youtu.be/6_DnW48Ah2g



『凩(こがらし) 初冬

【子季語】
 木枯

【解説】
 冬の到来を告げる強い北風。
乾いた木の葉を吹き落とし、木を枯らす風という意味もある。
吹き飛ばされた枯葉は風の道筋を追いかけてゆく。』
(季語と歳時記)



凩・木枯の俳句:


・こがらしや仁王天衣をひるがへす  阿波野青畝


・しなやかに凩捌く竹林   安田久太朗


・回転遊具も児も凩にくるくると   林翔


・胸板を木枯らし抜けて行きにけり  相生垣瓜人


・海に出て木枯帰るところなし  山口誓子




昨日降り続いた冷たい雨が、日本列島を通り抜けた。
次は、北からの強い風だ。

大阪では、昨日木枯らし1号が吹いたと発表された。
今年は、木枯らしの吹くのが遅く、例年より3週間ほど遅いそうだ。

東京も木枯らし1号の指定を受けるだろう。

知らなかったが、木枯らし1号を発表するのは大阪と東京だけだそうだ。
 名古屋は、風は吹いても発表はされない。

木枯らし1号の発表はなくても、木枯らしは吹く。


木枯らしは快い風ではない。
面と向かえば、辛いものだ。
背を向けてやり過ごすほかはない。
寒く、人恋しくなる。

木枯らしは胸に留め置くものではない。
通り抜けるがままにするものだ。

海に出ても木枯らしの帰るところはないと山口氏は詠んだ。
詩人の目はよく見える。
皆吹き散らす木枯らしは、気の毒なほど寂しく、凍えているのだ。




2022-11-13 (Sun)

2022/11/13 日記 初時雨

2022/11/13 日記 初時雨

2022/11/13 (日) 旧暦: 10月20日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 6時14分 日没:  16時35分 月出:  20時04分 月没:  10時34分 月齢:  18.67 潮汐:  中潮 干支:  庚午 六曜:  大安 九星:  九紫火星 今日のあれこれ: 初時雨 「お天気キャスター解説 11月13日(日)の天気」 https://youtu.be/7YsGaJR1huE 『初時雨(はつしぐれ) 初冬 【解説】  その年の冬の初め...

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2022/11/13 () 旧暦: 1020日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 614分 日没:  1635分 月出:  2004分 月没:  1034分 月齢:  18.67 潮汐:  中潮 干支:  庚午 六曜:  大安 九星:  九紫火星


今日のあれこれ: 初時雨

「お天気キャスター解説 1113()の天気」

https://youtu.be/7YsGaJR1huE



『初時雨(はつしぐれ) 初冬

【解説】
 その年の冬の初めての時雨。
冬になってしまったという気持ちが、この季語には込められている。』
(季語と歳時記)



初時雨の俳句:


・安曇野の水車の急ぐ初しぐれ   宮内とし子


・祇園の灯点り叡山初時雨   稲畑廣太郎


・快晴の昨日の遠く初時雨   稲畑汀子


・駅カフェの窓に顔寄せ初しぐれ   辻泰子


・初時雨ひざをかかへて長電話   森岡陽子




昨日まで、11月の良いお天気が続いていたが、今日は一転雨になった。

沖縄・九州から北海道まで南から北へと、大きな雨雲が移動しながら雨を降らせ続けた。

全国旅行支援が開催されている晩秋・初冬の日。
全国の観光地には、人々が美しい紅葉や自然の景観を見る予定だったはずだが、この雨では予定を達成できなかったのだろう。

安曇野も祇園も句に詠まれた日のように、雨が降ったに違いない。
 

下の2句。
今日と同じように、雨の降る日となってしまった日の句だろう。

雨を避け入ったカフェに座り、細かい雨が降る窓ガラスの外の景色を見続けるのも、佳い時を過ごす方法と言える。
 何にも追われず、ただ降る雨を見ているのも豊かな時間だから。

話の合う人がいれば、LINEを使って、ひざをかかえたまま、費用のかからない電話で話し続けることも、お金はかからないが贅沢な時間の過ごし方だ。


初時雨の日は、工夫次第で楽しむことができる。
俳人たちも、なかなか生活上手と感心した。





2022-11-12 (Sat)

2022/11/12 日記 鶴来る

2022/11/12 日記 鶴来る

2022/11/12 (土) 旧暦: 10月19日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 6時13分 日没:  16時36分 月出:  19時11分 月没:  9時42分 月齢:  17.67 潮汐:  中潮 干支:  己巳 六曜:  仏滅 九星:  一白水星 『Sunrise and the crane (Japan Izumi ) 朝日と鶴 出水市 4K』 https://youtu.be/o1JW4_KhE8Q 『鶴来る(つるきたる)  晩秋 【子季語】  鶴渡る、田鶴渡る 【解説...

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2022/11/12 () 旧暦: 1019日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 613分 日没:  1636分 月出:  1911分 月没:  942分 月齢:  17.67 潮汐:  中潮 干支:  己巳 六曜:  仏滅 九星:  一白水星

Sunrise and the crane (Japan Izumi ) 朝日と鶴 出水市 4K』

https://youtu.be/o1JW4_KhE8Q



『鶴来る(つるきたる)  晩秋

【子季語】
 鶴渡る、田鶴渡る

【解説】
シベリヤなどの寒冷地で繁殖した鶴が、晩秋、日本の暖地に飛来すること。
 越冬地としては鹿児島県出水市荒崎が有名。』
(季語と歳時記)



鶴来るの俳句:


・火の山の晴れし青空鶴来る   竹川貢代


・遠くより風の声して鶴来る  倉田素香


・魚干す海人の頭上を鶴来たる   鮫島禮子


・暁天にひろごる茜鶴来たる   吉田順子


・空暗むほどに鶴来し日もありと   山田弘子




2022
年の鶴の飛来動画は探したが、今日は見つからなかった。

掲載させていただいた動画は、鹿児島県の射水市の鶴観察センターのもので、過去の動画だ。

12
月から飛来数が増えるそうなので、これからなのだろう。
射水市を前提に考えれば、晩秋の季語では無く、初頭の季語と考えたほうが実態に合っているかもしれない。

鶴たちも日本は安全と思って来るのだろう。
ただ、最近養鶏場で鳥インフルエンザが発生しているそうだ。
鶴たちがやって来る頃には、収まっていると良いのだが。

吉田氏の句や山田氏の句のように、日本が安全に暮らすことができる国であって欲しい。





2022-11-11 (Fri)

2022/11/11 日記 爽やか

2022/11/11 日記 爽やか

2022/11/11 (金) 旧暦: 10月18日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 6時12分 日没:  16時37分 月出:  18時23分 月没:  8時44分 月齢:  16.67 潮汐:  大潮 干支:  戊辰 六曜:  先負 九星:  二黒土星 今日のあれこれ: 爽やか 『MJQ / Softly as In A Morning Sunrise 、Prelude To A Kiss 1990』 https://youtu.be/31YmxltD1ww 『爽やか(さわやか、さはやか) 三秋 ...

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2022/11/11 () 旧暦: 1018日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 612分 日没:  1637分 月出:  1823分 月没:  844分 月齢:  16.67 潮汐:  大潮 干支:  戊辰 六曜:  先負 九星:  二黒土星


今日のあれこれ: 爽やか

MJQ / Softly as In A Morning Sunrise Prelude To A Kiss 1990

https://youtu.be/31YmxltD1ww



『爽やか(さわやか、さはやか) 三秋

【子季語】
 爽気、秋爽、さやけし、さやか、爽やぐ

【解説】
 爽やかとは、もともとはさらりと乾いた秋風が吹くことをいう。次にその風に包まれるときの感じをいうようになり、さらに秋のここちよい気分をいうようになった。

【来歴】
 『増山の井』(寛文7年、1667年)に所出。』
(季語と歳時記)



爽かの俳句:


・御厨子の扉ひらきまつるや爽かに  日野草城


・爽やかな目覚めに朝日賜はりし  吉村ひさ志


・飲みしゃぶる爽やか赤ちゃんあくびする  高澤良一


・黒釉に爽やかな白巴紋  沢木欣一


・耳飾りキラリと爽気身ほとりに  柴田白葉女




有難いことに、爽やかな秋の日が続いている。
爽やかさを感じるには、陽の光と澄んだ空気が必要なのだが、それがこのところ満たされている。

よく飲み、あくびして、よく眠る赤ちゃんは元気そのものだ。
生き生きしている生命は、爽やかそのものだ。

黒釉に白巴紋の酒盃でもあったら、是非入手したいものだが...

イヤリングがキラリと光る美しい女(ひと)が通り過ぎると、爽やかな香りが漂い初める。
 それは美しい瞬間だ。





2022-11-10 (Thu)

2022/11/10 日記 秋惜しむ

2022/11/10 日記 秋惜しむ

2022/11/10 (木) 旧暦: 10月17日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 6時11分 日没:  16時38分 月出:  17時40分 月没:  7時43分 月齢:  15.67 潮汐:  大潮 干支:  丁卯 六曜:  友引 九星:  三碧木星 今日のあれこれ: 秋惜しむ 「紅葉の浅間山を静かにソロハイキング」 https://youtu.be/IMsoCyICfhM 『秋惜しむ   晩秋 去り行く秋を惜しむこと。 「行く秋」より...

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2022/11/10 () 旧暦: 1017日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 611分 日没:  1638分 月出:  1740分 月没:  743分 月齢:  15.67 潮汐:  大潮 干支:  丁卯 六曜:  友引 九星:  三碧木星


今日のあれこれ: 秋惜しむ

「紅葉の浅間山を静かにソロハイキング」

https://youtu.be/IMsoCyICfhM



『秋惜しむ

  晩秋

去り行く秋を惜しむこと。
「行く秋」よりも主観のつよい言葉である。
古来から「春惜しむ」と相対する詩情とされる。』
(季語と歳時記)



秋惜しむの俳句:


・雲かかる浅間の嶺や秋惜しむ  山崎稔子


・幾曲りしたる山路の秋惜む   稲畑汀子


・むらさきの蝶にまとはれ秋惜しむ   松井倫子


・貝拾ひながら二人の秋惜しむ   三羽永治


・外つ国の騒ぎを余所に秋惜む   稲畑廣太郎




もう立冬も過ぎたので、暦の上では冬。
しかし、今日も朝から太陽が光を降り注ぎ、日中は秋の様なお天気だった。
 このところ、良いお天気が続いている。

紅葉も場所によってはまだまだ楽しむことができるだろう。

暦では冬だが、気持ちは晩秋。
秋を惜しむ事は、楽しいことだ。

残る秋を楽しみ、秋を惜しむ方法は、それぞれに任されている。
 俳句の世界でも、俳人たちは、それぞれの趣向で秋を惜しんでいる。

稲畑氏の句。
いつの、どんな騒ぎの秋に詠まれた句か判らないが、2022年の秋にもピッタリだ。

ウクライナの人には申し訳ないが、日本はいつものように秋を惜しみながら、日々をすごしている。




2022-11-09 (Wed)

2022/11/09 日記 山粧う

2022/11/09 日記 山粧う

2022/11/09 (水) 旧暦: 10月16日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 6時10分 日没:  16時39分 月出:  17時03分 月没:  6時39分 月齢:  14.67 潮汐:  大潮 干支:  丙寅 六曜:  先勝 九星:  四緑木星 今日のあれこれ: 山粧う 『4K 奥久慈男体山と持方集落「紅葉全景空撮」』 https://youtu.be/WFJWZD4VRxs 『山粧ふ(やまよそおう/やまよそほふ) 三秋 【子季語】 ...

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2022/11/09 () 旧暦: 1016日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 610分 日没:  1639分 月出:  1703分 月没:  639分 月齢:  14.67 潮汐:  大潮 干支:  丙寅 六曜:  先勝 九星:  四緑木星


今日のあれこれ: 山粧う

『4K 奥久慈男体山と持方集落「紅葉全景空撮」』

https://youtu.be/WFJWZD4VRxs



『山粧ふ(やまよそおう/やまよそほふ) 三秋

【子季語】

 山彩る、粧ふ山
【解説】
 紅葉した山の姿を、「粧っているようだ」とたとえた言葉。
みごとな紅葉山は、まさに金繍を身に纏ったかのようである。』
(季語と歳時記)



山粧ふの俳句:


・鳶舞ひて越後三山粧へり   德田千鶴子


・山粧ふダム湖は銀の光撥ね   滋野暁


・人知れず深山粧ひ初めにけり   三宅照一




昼は、陽の光があり温かい。
陽が落ち、夜が深まるに連れて、熱を失った地表は急激に寒くなる。
この気温差が、樹々を紅葉させる。

このところの急激な気温の低下により、紅葉の紅は一層深くなった。

今年の紅葉は、確りと今のうちに、目に焼き付けて置きたい。






2022-11-08 (Tue)

2022/11/08 日記 十夜とお月様

2022/11/08 日記 十夜とお月様

2022/11/08 (火) 旧暦: 10月15日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  望 日出: 6時09分 日没:  16時39分 月出:  16時31分 月没:  5時36分 月齢:  13.67 潮汐:  大潮 干支:  乙丑 六曜:  赤口 九星:  五黄土星 今日のあれこれ: 十夜 『131118富岡・龍光寺でお十夜HP』 https://youtu.be/jv1vdlDvRyA 『十夜: お十夜、 十夜法要、十夜粥、十夜婆、十夜鉦、十夜寺、十夜僧、十夜...

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2022/11/08 () 旧暦: 1015日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  望 日出: 609分 日没:  1639分 月出:  1631分 月没:  536分 月齢:  13.67 潮汐:  大潮 干支:  乙丑 六曜:  赤口 九星:  五黄土星


今日のあれこれ: 十夜

131118富岡・龍光寺でお十夜HP

https://youtu.be/jv1vdlDvRyA



『十夜: お十夜、 十夜法要、十夜粥、十夜婆、十夜鉦、十夜寺、十夜僧、十夜柿

 初冬

陰暦十月五日夜から十五日朝まで、浄土宗の寺で十昼夜にわたって行う念仏法要。
 平貞経・貞国親子が京都の真如堂に参籠して夢想を得たことに始まるという。多くの信徒が参詣する。
 十日粥とは夜半、参詣者に給する粥のこと。』
(季語と歳時記)



十夜の俳句:


・結願の十夜の寺に月昇る  金山有紘


・もろ~の愚者も月見る十夜哉  一茶


・月の野に十夜の鐘がひろごれる  富永春齢


・お十夜や説法ぬけて月に歩す  西山泊雲


・お十夜の真如の月の出でにけり  熊田侠邨




十夜という浄土宗の行事は、伝統行事なのだが、認識不足なのかもしれないが東海地方では、あまり聞かない。
京都以西では、まだ地域のお祭として行われている様だ。

十夜の句を読んでいるとお月様の十夜の句が多いことに気づいた。
 例句は5句しかあげなかったが、まだ他にもあった。

この5句は、それぞれ気持ちの良い句だ。
仏様に導かれて十夜の夜に心が洗われ、澄み切った心と目に映るお月様は美しくも尊いのだ。

結願の十夜の夜に登る月は真如の月が相応しい。


折しも、今夜は442年振りの皆既月食と天王星食が重なる夜だ。
 この記事を書くのを中断して、カメラを持って外に出た。

近くの住民たちも外に出て空を見上げている。

20221108皆既月食


見ているのは影であってお月様ではない。

お月様の本当の姿は、真ん丸なのだから。


2022-11-07 (Mon)

2022/11/07 日記 立冬

2022/11/07 日記 立冬

2022/11/07 (月) 旧暦: 10月14日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  立冬 日出: 6時08分 日没:  16時40分 月出:  16時02分 月没:  4時32分 月齢:  12.67 潮汐:  中潮 干支:  甲子 六曜:  大安 九星:  六白金星 今日のあれこれ: 立冬 『立冬の近畿 各地で冷え込み 気温7度の奈良公園では鹿の息も白く 美しい紅葉を楽しむ人も (2022/11/07 11:47)』 https://youtu.be/Kv1ykpF2Fc8 ...

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2022/11/07 () 旧暦: 1014日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  立冬 日出: 608分 日没:  1640分 月出:  1602分 月没:  432分 月齢:  12.67 潮汐:  中潮 干支:  甲子 六曜:  大安 九星:  六白金星


今日のあれこれ: 立冬

『立冬の近畿 各地で冷え込み 気温7度の奈良公園では鹿の息も白く 美しい紅葉を楽しむ人も (2022/11/07 11:47)

https://youtu.be/Kv1ykpF2Fc8



『立冬(りっとう) 初冬

【子季語】
 冬立つ、冬に入る、冬来る、今朝の冬

【解説】
 冬の最初の日。二十四節気の一。太陽暦の十一月八日頃。
まだそれ程寒くはないが、冬の声を聞くと吹く風もこころなしか冷たく感じられる。』
(季語と歳時記)



立冬の俳句:


・海荒れて大佐渡小佐渡冬に入る  山中阿木子


・葛城の細き草踏む冬立つ日  桂信子


・ありあはせの上下着込みけふ立冬  高澤良一


・冬に入る己れ励ます割烹着  鈴木真砂女


・駅まではいつも小走り冬に入る  小玉真佐子


・立冬のいつもの路地やけふも曲る   定梶じょう




今日の朝は冷え込んだ。
気付けば、今日は立冬だ。
気温が下がるのも、無理はない、自然のことだ。

自然の中では、時の移ろいが正しく進んでいる。
一方、人はまだまだ秋の気分から抜け出ていない。

例句を読んでいると、その辺りがよく解る。

1,2
句は、冬が来た自然の姿だ。

2,3
句は、立冬という言葉に驚いて、季節に目覚める人の有り様だ。
男は驚いているばかりだ。
しかし、女は順応性が良い、甲斐甲斐しく、白の割烹着で前に進む覚悟だ。

5,6
句は、最も多い立冬の日の感じ様だ。
立冬、冬に入ったことは、理解できるが、昨日と同じ日が続き、まだ冬は感じていない。

自分自身も、そうだった。
今朝、青空の下、陽の当たるいつもの道を歩いていて、今日は立冬かとと思った。
 目の先の路上には、枯れ葉が2,3枚風に吹かれている。
見上げると、街路樹の枝の葉が殆どなくなっていた。
枝ばかり剥き出しになった木は、枯れ木のようだ。

もう紅葉の季節ではない。
木枯らしも吹いて、葉も散ってしまった。
確かに冬が来たことが判った。



2022-11-06 (Sun)

2022/11/06 日記 亥の子

2022/11/06 日記 亥の子

2022/11/06 (日) 旧暦: 10月13日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 6時07分 日没:  16時41分 月出:  15時35分 月没:  3時28分 月齢:  11.67 潮汐:  中潮 干支:  癸亥 六曜:  仏滅 九星:  七赤金星 今日のあれこれ: 亥の子 「茶道 × 和菓子 × 抹茶 「亥の子餅」菊家製」 https://youtu.be/OvL5y7dLYs4 『亥の子(いのこ、ゐのこ) 初冬 【子季語】  亥の日祭、亥...

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2022/11/06 () 旧暦: 1013日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 607分 日没:  1641分 月出:  1535分 月没:  328分 月齢:  11.67 潮汐:  中潮 干支:  癸亥 六曜:  仏滅 九星:  七赤金星


今日のあれこれ: 亥の子

「茶道 × 和菓子 × 抹茶 「亥の子餅」菊家製」

https://youtu.be/OvL5y7dLYs4



『亥の子(いのこ、ゐのこ) 初冬

【子季語】
 亥の日祭、亥の神祭、亥の子餅、玄猪、亥の子石、おなりきり、亥の子突

【解説】
 旧暦十月の亥の日の亥の刻には亥の子餅を食べ、無病息災が願われてきた。
 その歴史は古く、平安時代には行事食とされ、『源氏物語』にも登場する。江戸時代には各地に広まり、猪が多産であることから、豊年や子孫繁栄を願う意味も込められるようになった。
 猪が火伏の神の愛宕神社のつかいであることから、十一月の亥の日には炬燵や火鉢を出す習慣があり、茶の湯の世界でも、炉開きの菓子として亥の子餅を用意することがある。
時代や階層によって、色かたちもさまざまな亥の子餅が作られてきたが、現在ではおはぎのような餡ころ餅が多い。』
(季語と歳時記)



亥の子の俳句:


・亥の子餅炉の間の広き飛騨の家  古田 清


・清水焼につまめば温き亥の子餅   五十嵐勉


・亥の子餅在所ことばのあたたかし   西村博子




無病息災を願う亥の子の催事は、今は関西に残っているようだが昔は全国的に行われたそうだ。

新暦を採用している現在では、亥の子の日は、「11月最初の亥の日」とされている。
 今年、 令和4年(2022年)は、116日(日)、今日がその日になる。

亥の子の催事については、以下のサイトが詳しい。
「ワゴコロ」
https://wa-gokoro.jp/event/annual-events/621/


日本の伝統行事としては、ハロウイーンより亥の子を守り伝えていくほうが、良いと思うのだが...





2022-11-05 (Sat)

2022/11/05 日記 神の留守

2022/11/05 日記 神の留守

2022/11/05 (土) 旧暦: 10月12日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 6時06分 日没:  16時42分 月出:  15時09分 月没:  2時23分 月齢:  10.67 潮汐:  中潮 干支:  壬戌 六曜:  先負 九星:  八白土星 今日のあれこれ: 神の留守 『出雲大社 島根県出雲市、出雲の国 神在月の旧暦10月10日に全国の神々が出雲大社に集まる。』 https://youtu.be/U1Uvhj7GfNY 『神の留守 ...

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2022/11/05 () 旧暦: 1012日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 606分 日没:  1642分 月出:  1509分 月没:  223分 月齢:  10.67 潮汐:  中潮 干支:  壬戌 六曜:  先負 九星:  八白土星


今日のあれこれ: 神の留守

『出雲大社 島根県出雲市、出雲の国 神在月の旧暦1010日に全国の神々が出雲大社に集まる。』

https://youtu.be/U1Uvhj7GfNY



『神の留守

  初冬

陰暦十月は神無月と呼ばれ、全国の八百万の神様がこぞって出雲大社に集まる。
 神が留守となった神社の氏子たちは不安を覚え、恵比寿様などを留守神として祀る。
 信心の厚さゆえか、「神の旅」「神送」「神迎」、神が集まる出雲は逆に「神在祭」など類似の季語も多い。』
(季語と歳時記)




神の留守の俳句:


・恵那峡や水面明かりの神の留守   高埜良子


・結びおきて結ぶの神は旅立ちぬ  正岡子規


・おだやかな海の一日神の留守   村田岳洋


・音止の滝に虹立つ神の留守   水原春郎


・幹々に日のゆきわたり神の留守  鷹羽狩行


・境内に雀群れをり神の留守   野崎昭子


・かうかうと灯す境内神の留守   柿沼盟子




神無月には、全国の神社から神様が、出雲大社にでかけ、地方は神がいない「神の留守」状態になる。

神の留守の地方の社では、神の代理を恵比寿様などにお願いすることになっているそうだ。

その御蔭により、神は留守だが穏やかな日々は続いている様子だ。
 例句を読んでいても、神様がいない海も山も谷も穏やかな空気が満ちている。
 滝には虹がかかり、木々には日が降り注ぎ、境内ではスズメたちがピーチク、パーチク賑やかに遊んでいる。


神は留守でも、日本の土地にはミサイルは飛んでこない。
ありがたい事だ。

この穏やかな日本を神様と一緒に守っていかなければならない。
 感謝しながら、そう思う。





2022-11-04 (Fri)

2022/11/04 日記 酉の市

2022/11/04 日記 酉の市

2022/11/04 (金) 旧暦: 10月11日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  一の酉 日出: 6時05分 日没:  16時43分 月出:  14時42分 月没:  1時17分 月齢:  9.67 潮汐:  若潮 干支:  辛酉 六曜:  友引 九星:  九紫火星 今日のあれこれ: 酉の市 『年の瀬告げる...浅草「酉の市」 “縁起物の熊手”今年の世相は』 https://youtu.be/kODaN0R3ZBI 『酉の市(とりのいち) 初冬 【子季語】...

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2022/11/04 () 旧暦: 1011日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  一の酉 日出: 605分 日没:  1643分 月出:  1442分 月没:  117分 月齢:  9.67 潮汐:  若潮 干支:  辛酉 六曜:  友引 九星:  九紫火星


今日のあれこれ: 酉の市

『年の瀬告げる...浅草「酉の市」 縁起物の熊手今年の世相は』

https://youtu.be/kODaN0R3ZBI



『酉の市(とりのいち) 初冬

【子季語】
 お酉さま、一の酉、二の酉、三の酉、熊手市、おかめ市、頭の芋

【解説】
 十一月の酉の日に各地で行われる祭礼。一の酉二の酉、年によっては三の酉まである。この日、浅草鷲(おおとり)神社の境内では「縁起熊手」を求める人であふれかえる。』
(季語と歳時記)



酉の市の俳句:


・隅田川酉の市へと船でゆく   保坂加津夫


・境内に手締め響くや酉の市   小林廣志


・お多福の一人笑や酉の市  酒井土子


・下町の情緒が好きで一の酉  武野恵美


・押され出て切山椒買ふ酉の市  石崎宏江
 

・一の酉夜空は紺のはなやぎて  渡邊千枝子




祭り、イベントなどはコロナによる自粛要請で長らく、中止や規模縮小になっていた。
 最近、3年振りに復活という文字をよく見るようになった。

東京浅草の伝統行事である「酉の市」も漸く、3年振りにコロナ以前の祭りに戻ったそうだ。

伝統行事は、過去・現在・未来と引き継がれ、伝えられていく必要がある。
 あまり長く中断することは、伝統を失うことになる。

例句の世界にあるように、心の通う人と祭りの中を歩き、雰囲気を楽しみ買い物をすれば、良い思い出を造ることができる。

今日は、多くの人が、久しぶりの酉の市を楽しんだことだろう。





2022-11-03 (Thu)

2022/11/03 日記 文化の日

2022/11/03 日記 文化の日

2022/11/03 (木) 旧暦: 10月10日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  文化の日、十日夜 日出: 6時04分 日没:  16時44分 月出:  14時12分 月没:  0時08分 月齢:  8.67 潮汐:  長潮 干支:  庚申 六曜:  先勝 九星:  一白水星 今日のあれこれ: 文化の日 <【文化勲章親授式】3代にわたり文化勲章受章…歌舞伎俳優・松本白鸚さん「役者は一生が修業」> https://youtu.be/SAX5ROaCWAI ...

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2022/11/03 () 旧暦: 1010日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  文化の日、十日夜 日出: 604分 日没:  1644分 月出:  1412分 月没:  008分 月齢:  8.67 潮汐:  長潮 干支:  庚申 六曜:  先勝 九星:  一白水星


今日のあれこれ: 文化の日

<【文化勲章親授式】3代にわたり文化勲章受章歌舞伎俳優・松本白鸚さん「役者は一生が修業」>

https://youtu.be/SAX5ROaCWAI



『文化の日: 明治節、文化祭

  晩秋

十一月三日の祝日。
明治時代は天皇の誕生日として天長節、その後、明治節に変わったが、第二次大戦後は平和と文化を推進する日となり、文化の日と定められた。菊の盛りの頃である。』
(季語と歳時記)



文化の日の俳句:


・快晴を賜るならひ文化の日   松田明子


・ゆるぎなき皺の数々文化の日   阪谷村比呂未


・かすか織る藍の匂ふや文化の日  芝山喜久子


・しら粥の見事に炊けて文化の日  深草不二雄


・くれなゐの雲を浮かべて文化の日  角川春樹




11
3日文化の日は、晴れの特異日。
2022
年の今日も、秋晴れの良いお天気になった。

高齢の文化勲章の親授式も行われ文化の日らしい晴れやかな日になったのは良かった。


目を海の外に向けるとかけ離れた世界が見える。
社会主義とか共産主義を標榜する国が、他国に武力で押し入って占領したり、ミサイルを飛ばして攻撃したり、威嚇したりしている。
 文化の香りなど程遠い野蛮・野卑な国だ。

日本に生まれ、育って、本当にありがたいと感謝する文化の日だ。





2022-11-02 (Wed)

2022/11/02 日記 秋の暮

2022/11/02 日記 秋の暮

2022/11/02 (水) 旧暦: 10月9日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 6時03分 日没:  16時45分 月出:  13時38分 月没:  #NAME? 月齢:  7.67 潮汐:  小潮 干支:  己未 六曜:  赤口 九星:  二黒土星 今日のあれこれ: 秋の暮 「2022年11月1日 夕暮れラプス」 https://youtu.be/BqtYJ2pVcGU 『秋の暮(あきのくれ) 三秋 【子季語】  秋の夕暮、秋の夕 【関連季語】 ...

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2022/11/02 () 旧暦: 109日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 603分 日没:  1645分 月出:  1338分 月没:  #NAME? 月齢:  7.67 潮汐:  小潮 干支:  己未 六曜:  赤口 九星:  二黒土星


今日のあれこれ: 秋の暮

2022111日 夕暮れラプス」

https://youtu.be/BqtYJ2pVcGU



『秋の暮(あきのくれ) 三秋

【子季語】
 秋の夕暮、秋の夕

【関連季語】
 暮の秋

【解説】
秋の一日の夕暮れという意味と、秋という季節の終わりという意味がある。
 古来より二つの意味で使われてきたが、二つの意味が相互に響きあう場合も少なくない。<さびしさはその色としもなかりけり真木立つ山の秋の夕暮> 寂蓮『新古今集』、<心なき身にもあはれは知られけり鴫立つ沢の秋の夕暮>西行『新古今集』<見渡せば花も紅葉もなかりけり浦の苫屋の秋の夕暮>藤原定家『新古今集』などと古くから歌われ、「もののあはれ」「寂しさ」象徴する季語となった。

【来歴】
 『山の井』(正保5年、1648年)に所出。

【文学での言及】
 秋は、夕暮。夕日のさして、山の端いと近うなりたるに、烏の、寝どころへ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど、飛び急ぐさへ、あはれなり。まいて、雁などの列ねたるが、いと小さく見ゆるは、いとをかし。日入り果てて、風の音、虫の音など、はたいふべきにあらず。 清少納言『枕草子』

(季語と歳時記)



秋の暮の俳句:


・去年より又淋しいぞ秋の暮  蕪村


・我やどをわすれて淋し秋の暮  土芳


・秋のくれ毎日あつて淋しけれ  嘯山


・作るほど淋しき俳句秋の暮   貝森光洋


・うつくしう淋しき虹や秋のくれ  正岡子規




「秋の日は釣瓶落とし」と言われる。
秋の日暮れが早いことのたとえだが、実感としてもそうだ。

眼の前に居る人が、秋は淋しいという。
自分としてはそれ程ではなくても、言われると、
「そうだな~」と思う。

例句を読んでいても、「秋は淋しい」の句は目につく。
江戸時代の俳人も明治の俳人も今の俳人も、異口同音に淋しいと詠んでいる。


子規は虹は美しくも淋しいと言っている。
「やはりそうだな~」と思ってしまう。




2022-11-01 (Tue)

2022/11/01 日記 十一月

2022/11/01 日記 十一月

2022/11/01 (火) 旧暦: 10月8日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  計量記念日、灯台記念日、犬の日、自衛隊記念日、古典の日、上弦 日出: 6時02分 日没:  16時46分 月出:  12時58分 月没:  22時57分 月齢:  6.67 潮汐:  小潮 干支:  戊午 六曜:  大安 九星:  三碧木星 今日のあれこれ: 十一月 『2022年11月 伊吹山 登山』 https://youtu.be/00nBXs788fU 『十一月(じゅうい...

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2022/11/01 () 旧暦: 108日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  計量記念日、灯台記念日、犬の日、自衛隊記念日、古典の日、上弦 日出: 602分 日没:  1646分 月出:  1258分 月没:  2257分 月齢:  6.67 潮汐:  小潮 干支:  戊午 六曜:  大安 九星:  三碧木星


今日のあれこれ: 十一月

202211月 伊吹山 登山』

https://youtu.be/00nBXs788fU



『十一月(じゅういちがつ/じふいちぐわつ)  初冬

【解説】
 陽暦十一月で霜月をいう。
立冬(十一月八日頃)を迎えるが、まだ寒くはなく、空も野山も澄みとおる頃である。
 暖かな日和が続くかと思えば、ときに時雨たり稀に霜の降る日もある。』
(季語と歳時記)




十一月の俳句:


・十一月ビルの谷間に雲垂れて   本田武


・雨が消す十一月の草の色  大島早苗


・影と化し十一月を釣る男   久保夢女


・煙し銀とは十一月の日暮かな   辻美奈子


・謙虚なる十一月を愛すなり  遠藤梧逸




今日から十一月。
始まりの日は、冷たい雨の降る朝から始まった。

降り続く雨は、街を濡らし、街路樹の色を消した。
秋晴れの陽射しが明るい日が続いていた十月の後だけに、影の中にすべてが色を失っているように見えた。

十一月の例句を読んで見ると、同じ様なに色なき十一月を詠んでいる句が散見された。

人はそれぞれ。
遠藤氏のように落ち着いた色の十一月を愛する人達もいる。

まだまだ紅葉の色は終わっていない十一月の始まり。
色を失うのはまだ早い。
と自分は思う。

明日は光が射す日になるだろうか...