2022年08月 - 菜花亭日乗
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菜花亭日乗

菜花亭笑山の暇つぶし的日常のつれづれ。 散歩する道筋は、日本酒、俳句、本、音楽、沖縄、泡盛、カメラに...etc

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2022-08-31 (Wed)

2022/08/31 日記 コスモス  

2022/08/31 日記 コスモス  

2022/08/31 (水) 旧暦: 8月5日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 5時11分 日没:  18時10分 月出:  8時42分 月没:  20時16分 月齢:  3.78 潮汐:  中潮 干支:  丙辰 六曜:  赤口 九星:  二黒土星 今日のあれこれ: コスモス 『2022 コスモス揺れる恩納村2月』 https://youtu.be/JxkHuPpykM0 『コスモス: 秋桜、おおはるしやぎく  仲秋 キク科の一年草。高さ二メー...

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2022/08/31 () 旧暦: 85日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 511分 日没:  1810分 月出:  842分 月没:  2016分 月齢:  3.78 潮汐:  中潮 干支:  丙辰 六曜:  赤口 九星:  二黒土星


今日のあれこれ: コスモス

2022 コスモス揺れる恩納村2月』

https://youtu.be/JxkHuPpykM0



『コスモス: 秋桜、おおはるしやぎく

 仲秋
キク科の一年草。高さ二メートルくらいになる。
葉は細かく裂け、茎はひょろひょろと伸びる。
九月から十月にかけて白やピンクの花をつける。
花弁が桜に似ているところから、秋桜ともいわれる。

(季語と歳時記)



コスモスの俳句:


・コスモスに葛城古道はなやげる   大畠政子


・コスモスがピンクが揺れる山の風   栢森敏子


・コスモスとなって一日風の中   波戸辺のばら


・コスモスと背丈きそいし子らの笑み   朝日千尺


・コスモスと萩を括りて里暮らし   正谷民夫




近くの大きな緑地公園でコスモスが咲き始めた。
向日葵はもうとっくに花を咲かせ、役目を終え、片付けられてしまった。
 公園の季節の花の区画で、広くはないが、これからはコスモスが暫く目を楽しませてくれる。

動画のような、見渡す限りコスモスの花と言う光景は最近見ていない。

沖縄では2月にコスモスが咲くという。
コロナの感染爆発で、沖縄にも自粛がかかり最近行けていない。
 来年の2月なら行けるかもしれない。

コスモス畑の中に立ち、吹いてくる風を肌で感じたい。





2022-08-30 (Tue)

2022/08/30 日記 風鈴

2022/08/30 日記 風鈴

2022/08/30 (火) 旧暦: 8月4日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 5時11分 日没:  18時11分 月出:  7時40分 月没:  19時50分 月齢:  2.78 潮汐:  大潮 干支:  乙卯 六曜:  大安 九星:  三碧木星     今日のあれこれ: 風鈴   「風鈴 12種類聴き比べ」   https://youtu.be/ZJVSjhYwQpE       『風鈴(ふうりん) ...

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2022/08/30 () 旧暦: 84日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 511分 日没:  1811分 月出:  740分 月没:  1950分 月齢:  2.78 潮汐:  大潮 干支:  乙卯 六曜:  大安 九星:  三碧木星

 

 

今日のあれこれ: 風鈴

 

「風鈴 12種類聴き比べ」

 

https://youtu.be/ZJVSjhYwQpE

 

 

 

『風鈴(ふうりん) 三夏

 

【子季語】

 風鈴売

 

【解説】

夏、その涼を聞いて涼を得るための小さな鐘のことである。

なかに風鈴を鳴らす金属製の舌があり、その舌につるした短冊が風に吹かれて、チリンチリンと鳴る。

 金属のほかガラス、陶器などで作ったものがあり、音色も形も素材により様々である。鉄は南部風鈴、ガラスは江戸風鈴が有名。』

(季語と歳時記)

 

 

 

風鈴の俳句:

 

 

・改札に揺れる風鈴鄙の駅   石川かおり

 

 

・一列に吊られ風鈴鳴り渡る   渡邉孝彦

 

 

・祈りをれば風鈴鳴れり妙見堂   乙訓淑子

 

 

・臥す母の隣の部屋に風鈴を   佐藤康子

 

 

・響き愛し南部風鈴二十年   赤座典子

 

 

 

風鈴を無数に並べて、鳴らしたり、ライトアップしたりする催しが行われているらしい。

 様々な材質、形状、大きさの風鈴があり、音色はそれぞれある。

 一陣の風が吹き、風鈴が一斉に鳴れば、交響曲の様だ。

 

個人的には、多くの風鈴が鳴るより、一つずつ鳴るほうが好きだ。

 

その音色を聴くと、心に響く風鈴が一つあれば良い。

 

赤座氏は音色に惚れて二十年だそうだ。

もうその風鈴は、自分の分身のようなものだ。

 

その様な風鈴がある人は、幸せだ。

2022-08-29 (Mon)

2022/08/29 日記 花火果つ 

2022/08/29 日記 花火果つ 

2022/08/29 (月) 旧暦: 8月3日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 5時10分 日没:  18時13分 月出:  6時39分 月没:  19時24分 月齢:  1.78 潮汐:  大潮 干支:  甲寅 六曜:  仏滅 九星:  四緑木星 今日のあれこれ: 花火果つ 「【大曲の花火 大会提供花火!「暁光」圧巻!8/27 平生凜々 2022 】4K 60fps」 https://youtu.be/thyNwSt2paA 花火果つの俳句: ・暗き海大...

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2022/08/29 () 旧暦: 83日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 510分 日没:  1813分 月出:  639分 月没:  1924分 月齢:  1.78 潮汐:  大潮 干支:  甲寅 六曜:  仏滅 九星:  四緑木星


今日のあれこれ: 花火果つ

「【大曲の花火 大会提供花火!「暁光」圧巻!8/27 平生凜々 2022 4K 60fps

https://youtu.be/thyNwSt2paA



花火果つの俳句:


・暗き海大きくうねり花火果つ  桂信子


・観客の拍手起こりて花火果つ   嶋崎豊子


・花火果てつねより深き闇のこる  佐藤 愛


・花火果て夜空は星のものとなる   藤井啓子


・花火果て人は生活の灯へ歩む  山田弘子




生まれ育った街には、9月半ばお祭りがあった。
日中は、お祭りのイベントが有り、夜になると打ち上げ花火が行われた。

尺玉という大きな花火は、夜空に大きな花を咲かす。
闇を背景に、大きな花が開き、一瞬周りが明るくなり、もの皆照らされる。
 少し遅れて花火のドンという爆発音が聞こえ、身体に爆発の衝撃が伝わる。
 夜空の花は美しいが、腹に響くドカンは生々しい。

終わりが近づくと、スターマインという名前の花火が始まる。
尺玉のように、夜空を背景に大きな花一輪ではなく、無数の花火が小さな花や大きな花まで、狂おしいように打ち上げられ、夜空が花火の花に埋め尽くされてしまう。
 目眩く光景に、見とれて呼吸をするのを忘れてしまったりする。

スターマインの興奮の極みで、花火は終わりを告げる。
興奮の極みから闇の中に落ちてしまう想いがした。

今年は、大きな花火大会も3年ぶりに開催されたところが多かった。

花火が果てると、空にも地上にも、「平常」が戻る。
歓声と拍手の後には沈黙が戻ってくる。






2022-08-28 (Sun)

2022/08/28 日記 蕎麦の花 

2022/08/28 日記 蕎麦の花 

2022/08/28 (日) 旧暦: 8月2日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 5時09分 日没:  18時14分 月出:  5時38分 月没:  18時59分 月齢:  0.78 潮汐:  大潮 干支:  癸丑 六曜:  先負 九星:  五黄土星 今日のあれこれ: 蕎麦の花 『木曽開田高原「そばの花」』 https://youtu.be/d7cbENjsUck 『蕎麦の花(そばのはな) 初秋 【解説】  蕎麦は茎先に白または淡紅色の小花...

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2022/08/28 () 旧暦: 82日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 509分 日没:  1814分 月出:  538分 月没:  1859分 月齢:  0.78 潮汐:  大潮 干支:  癸丑 六曜:  先負 九星:  五黄土星


今日のあれこれ: 蕎麦の花

『木曽開田高原「そばの花」』

https://youtu.be/d7cbENjsUck



『蕎麦の花(そばのはな) 初秋

【解説】
 蕎麦は茎先に白または淡紅色の小花を総状に咲かせる。高所で栽 培される蕎麦は品質もよく、高原一面、蕎麦の白い花でおおわれる風景もよく目にする。

【科学的見解】
 中国原産のソバは、タデ科の一年草であり、古い時代に日本へ導入され、広く栽培されている重要穀物である。ソバの花は白色であり、開花後に三角錐状の種子を形成する。近縁種としては、シャクチリソバが存在するが、本種の葉は五角形状であるのに対して、シャクチリソバは三角形状であるため、その点で区別できる。(藤吉正明記)』
(季語と歳時記)



蕎麦の花の俳句:


・阿蘇五岳背に千疊の蕎麦の花   田代貞枝


・姥捨てのどこか明るく蕎麦の花  八木三日女


・蕎麦の花丸き地平へ連なれる  郡司哲己


・蕎麦の花ミサの鐘鳴るところまで  奥野桐花


・蕎麦の花に飛んでまぎるゝ蝶々かな  村上鬼城




今日は、思いの外爽やかな日になった。
日中は、直射日光の下では流石に暑かったが、日陰、木陰に入れば、涼しさを感じた。
 風が軽く爽やかだった。湿度が下がった風が吹いたそうだ。

開田高原の蕎麦の花は見たことがある。
見渡す限りの蕎麦の花は、空が開けた高原で見るのが一番だ。

今、高原には蕎麦の花が咲いているだろう。
それを思い出すだけでも、気持ちが爽やかになる。




2022-08-27 (Sat)

2022/08/27 日記 不知火 

2022/08/27 日記 不知火 

2022/08/27 (土) 旧暦: 8月1日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  八朔、朔 日出: 5時08分 日没:  18時15分 月出:  4時38分 月没:  18時32分 月齢:  29.38 潮汐:  大潮 干支:  壬子 六曜:  友引 九星:  六白金星 今日のあれこれ: 不知火 「#20 海に浮かぶ怪火?「不知火」の謎に迫る!|海と日本PROJECT in くまもと」 https://youtu.be/xtqnwGM7QQA 『不知火(しらぬい、しら...

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2022/08/27 () 旧暦: 81日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  八朔、朔 日出: 508分 日没:  1815分 月出:  438分 月没:  1832分 月齢:  29.38 潮汐:  大潮 干支:  壬子 六曜:  友引 九星:  六白金星


今日のあれこれ: 不知火

#20 海に浮かぶ怪火?「不知火」の謎に迫る!|海と日本PROJECT in くまもと」

https://youtu.be/xtqnwGM7QQA



『不知火(しらぬい、しらぬひ) 仲秋

【子季語】
 竜灯

【解説】
九州有明海と八代海の沖に、陰暦八月一日前後の深夜、無数の火が明滅し、ゆらめき動く現象。
 景行天皇筑紫巡幸の折、この怪火が現れた。何か判らぬという土地の者の答えにより、「しらぬひ」が筑紫の枕言葉となった。』
(季語と歳時記)



不知火の俳句:


・わだつみに燃ゆる不知火見んと旅  藤小葩


・不知火の闇に鬼棲む匂ひあり  松本陽平


・不知火かどうか分からぬまま帰る   柴田佐知子


・不知火のいつしか胸の火に移る  柴野みちゑ


・不知火の火の言霊の舞へりけり  黒田杏子


・不知火に入水を勧められたると   柴田佐知子




今日は陰暦八月朔一日。
九州の有明海と八代海の沖に、深夜、無数の火が明滅し、ゆらめき動と言う。それが、不知火だ。

特定の日の深夜にしか見ることが出来ない。
不知火をみるために、多くの人が現地に赴き、夜が更けるのを待って、海を見続ける。

しかし、わからないまま帰る人が多いようだ。

暗闇を見続ける人は、不知火は見えないのだが、
知らない内に心の中に燃え広がったり、不知火の言霊が聞こえたり、その言葉は、海の中にいらっしゃいというものだったり、少し妖しい経験を伴うものらしい。

不知火には、あまり近づかないほうが良さそうだ。




2022-08-26 (Fri)

2022/08/26 日記 星月夜 

2022/08/26 日記 星月夜 

2022/08/26 (金) 旧暦: 7月29日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 5時08分 日没:  18時17分 月出:  3時37分 月没:  18時02分 月齢:  28.38 潮汐:  中潮 干支:  辛亥 六曜:  大安 九星:  七赤金星 今日のあれこれ:  星月夜 「とむさん星空めぐり〜2022年8月〜Starry Sky Tour 2022 Aug.」 https://youtu.be/hfAcfdUDZu8 『星月夜(ほしづきよ) 三秋 【子季語】 ...

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2022/08/26 () 旧暦: 729日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 508分 日没:  1817分 月出:  337分 月没:  1802分 月齢:  28.38 潮汐:  中潮 干支:  辛亥 六曜:  大安 九星:  七赤金星


今日のあれこれ:  星月夜

「とむさん星空めぐり〜20228月〜Starry Sky Tour 2022 Aug.

https://youtu.be/hfAcfdUDZu8



星月夜(ほしづきよ) 三秋

【子季語】
ほしづくよ、星明り

【解説】
月のない星明りにだけの夜空を言う。
月が出ているように明るい星空である。』
(季語と歳時記)



星月夜の俳句:


・星月夜どっかと阿蘇を居らしむる  川口重美


・一望の村の鎮もる星月夜   数長藤代


・宇宙葬などにあこがれ星月夜   山口速


・星月夜わたしが0になる時間   長谷川博


・星月夜つめたき鼻の触れ合ひし  日野草城




今年の八月は、星が瞬く夜は少ない。
雲の下にいる地上の我我は、雲の上の星が見えないだけのことなのだが、残念だ。

これでは願い事一つお願いできない。

日野草城の様に冷たき鼻が触れ合う星月夜をと願いたくても...




2022-08-25 (Thu)

2022/08/25 日記 桃 

2022/08/25 日記 桃 

2022/08/25 (木) 旧暦: 7月28日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 5時07分 日没:  18時18分 月出:  2時37分 月没:  17時28分 月齢:  27.38 潮汐:  中潮 干支:  庚戌 六曜:  仏滅 九星:  八白土星     今日のあれこれ: 桃   『【2022年版】失敗しない桃の品種・選び方【白桃/白鳳/あかつき】』   https://youtu.be/tYaeOFD2WgY   &nb...

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2022/08/25 () 旧暦: 728日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 507分 日没:  1818分 月出:  237分 月没:  1728分 月齢:  27.38 潮汐:  中潮 干支:  庚戌 六曜:  仏滅 九星:  八白土星

 

 

今日のあれこれ: 桃

 

『【2022年版】失敗しない桃の品種・選び方【白桃/白鳳/あかつき】』

 

https://youtu.be/tYaeOFD2WgY

 

 

 

『桃(もも) 初秋

 

【子季語】

 桃の実、毛桃、白桃、水蜜桃、天津桃

 

【解説】

 桃の実は中国からわたり、奈良時代から栽培された。水蜜桃から品種改良され種類は多い。早桃は六月下旬から出荷され、水蜜桃や白桃は八月中旬に出荷される。花は春の季語。

 

【科学的見解】

桃(モモ)は、バラ科モモ属の落葉樹木である。中国原産の外来果樹である。

 代表的な品種は、白桃や白鳳が知られており、生食用や加工用など様々なものが存在する。日本ではあまり販売されていないが、扁平な形をした蟠桃(座禅桃)なども存在する。(藤吉正明記)』

(季語と歳時記)

 

 

 

桃の俳句:

 

 

・桃の香の箱よりあふれ届きたり   秋千晴

 

 

・家中が桃のかをりに染まりけり   石井一石

 

 

・過ぎて行く月日の中の冷し桃  村越化石

 

 

・何に起きゐて白桃を夜半食らふ  森澄雄

 

 

・起き上ることを許され桃喰ぶ  西村和子

 

 

・熟したる桃の産毛のやさしかり   ことり

 

 

・桃すする双手みずみずしくなりぬ  木之下みゆき

 

 

 

長野県の農家に注文してあった桃が届いた。

充分熟してから送ってもらったので、箱を開けていると、桃の甘い香りが立ち上ってくる。

 良い香りだ。

 

開けてみると、皆同じ熟し具合ではなく、もう完熟のもの、もう少し先のものがある。

 

コロナ騒ぎが収まらない人の世からは、別の世界から来て、甘い香りを漂わせてくれる桃。

 その香りに包まれていると、一時心が救われる。

 

俳人たちの食べ方も様々だが、森も西村もことりも木下も、

桃を美味しく頂いて、心満たされていることは確かだ。

 

 

2022-08-24 (Wed)

2022/08/24 日記 地蔵盆 

2022/08/24 日記 地蔵盆 

2022/08/24 (水) 旧暦: 7月27日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 5時06分 日没:  18時19分 月出:  1時40分 月没:  16時50分 月齢:  26.38 潮汐:  中潮 干支:  己酉 六曜:  先負 九星:  九紫火星 今日のあれこれ: 地蔵盆 『地蔵盆の成り立ちと現在』 https://youtu.be/0ZhbK4S0iIA 『地蔵盆を未来へ』 https://youtu.be/dz5h0Z8ptBU 『地蔵盆(じぞうぼん...

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2022/08/24 () 旧暦: 727日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 506分 日没:  1819分 月出:  140分 月没:  1650分 月齢:  26.38 潮汐:  中潮 干支:  己酉 六曜:  先負 九星:  九紫火星


今日のあれこれ: 地蔵盆

『地蔵盆の成り立ちと現在』

https://youtu.be/0ZhbK4S0iIA



『地蔵盆を未来へ』

https://youtu.be/dz5h0Z8ptBU




『地蔵盆(じぞうぼん、ぢざうぼん) 初秋

【子季語】
 地蔵会、地蔵祭、地蔵参、辻祭、六地蔵詣、地蔵幡

【解説】
 地蔵盆は子供たちの縁日である。
全国の地蔵堂で行われるが、特に京都は盛んで、各町内に祀られているお地蔵さんを囲んで、西瓜やお菓子などをいただく。子供たちにとって夏の終りの楽しい行事である。
 二十四日が地蔵の縁日で、地蔵盆は八月二十四日に行われることが多い。』
(季語と歳時記)



地蔵盆の俳句:


・笹立てて嵯峨の辻々地蔵盆  鈴鹿野風呂


・行く方に又地蔵会の絵燈籠  野村泊月


・子が打てば子の鉦の音地蔵盆  中村若沙


・子らが囃す夜空のまろさ地蔵盆  山田みづえ


・顔拭いて貰ひて兄と地蔵盆  福井隆子


・数珠まわす膝もそろひて地蔵盆  能村登四郎




今日は、地蔵盆。
子どもたちが主役のお祭りだ。
昔は、地域に子供が主役のお祭りがあった。

昔を思い出せば、揃いの法被を着て、日本手ぬぐいの鉢巻をして、獅子頭につながった胴体の布の端を掴んで、ワッショイ、チロリン、ワッショイ、チロリン...
と威勢をあげながら、神社に向かった記憶がある。
 昔のことだが、楽しい記憶は未だに思い出すことがある。
記憶は後から出来ないものだから、子供の頃に楽しい思い出を子どもたちに地域が提供することは、大切なことだ。

今、マンションた立ち並ぶ都会の住宅地では、子供が主役の地域の祭りは、行われているのだろうか。

京都の地蔵盆は歴史、伝統があるそうだが、それは昔から今に至るまで、そして今から将来に向かって、祭りを伝えていく地域の努力があってこそ受け継がててきたものだ。

昔の子供のほうが、楽しい思い出を持っているのでは、今の子供が可哀想だ。






2022-08-23 (Tue)

2022/08/23 日記 処暑  

2022/08/23 日記 処暑  

2022/08/23 (火) 旧暦: 7月26日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  処暑 日出: 5時05分 日没:  18時21分 月出:  0時46分 月没:  16時05分 月齢:  25.38 潮汐:  中潮 干支:  戊申 六曜:  友引 九星:  一白水星 今日のあれこれ: 処暑 「【14】二十四節気「処暑」とは?日本人が大好きな朝顔の歴史~日本の季節と暦を学ぶ」 https://youtu.be/cvVK5-RQ5Ng 『処暑(しょしょ) 初...

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2022/08/23 () 旧暦: 726日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  処暑 日出: 505分 日没:  1821分 月出:  046分 月没:  1605分 月齢:  25.38 潮汐:  中潮 干支:  戊申 六曜:  友引 九星:  一白水星


今日のあれこれ: 処暑

「【14】二十四節気「処暑」とは?日本人が大好きな朝顔の歴史~日本の季節と暦を学ぶ」

https://youtu.be/cvVK5-RQ5Ng



『処暑(しょしょ) 初秋

【子季語】
 処暑の節

【解説】
二十四節気の一つ。立秋の十五日後で、八月二十二、二十三日ごろ。
 「処」は暑さが収まる意だが、実際はまだまだ暑い日が続く。台風が頻繁にやってくる時期にもあたる。 』
(季語と歳時記)



処暑の俳句:


・二千年の樟の大瘤処暑の風   渡辺富士子


・島めぐる海の蒼さや処暑の風   黒滝志麻子


・名水を汲む列にをり処暑の風   板垣紫洋


・戻り来て窓全開に処暑の風  阿部美恵子


・藍染の暖簾新し処暑の風   泉本浩子




今年は、天気が定まらない。
季節でも、日々でも安定した天気が無いように感じる。
今日も、朝から曇りで、雨に向かうのか晴れに向かうのか判らない。

 天気予報アプリを見ても、三者三様で、雨だの曇りだの晴れだのと予報している。
 予報は未来のことだから、厳密に言えば神のみぞ知るだ。
ただ、占いとは違う、科学の力を借りた天気予報なのだから同じ様な内容になるのが自然なのだが。
 今年は、それ程過去の経験から外れているのかもしれない。

今年は、そんな処暑の日だった。


ただ、処暑の例句を読んでいて、心が落ち着いた。
処暑には、良い風が吹くようだ。
 処暑の日には、今までにはない風が吹いている。





2022-08-22 (Mon)

2022/08/22 不思議なこと

2022/08/22 不思議なこと

このブログの記事を書いていて、不思議なことが起きた。 記事を書き終え、ブログの管理ページに必要なデータを入力し、アップロードした。 しかし、書いた記事が、ブログに表示されない。 管理ページを表示しているタブのコピーが10個も15個も同じものができている。 今日日付の記事が見つからない。 今月の記事の個数を見ると20になっている。 どこかに消えてしまった。 今月の投稿日のカレンダーを見て、また驚い...

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このブログの記事を書いていて、不思議なことが起きた。

記事を書き終え、ブログの管理ページに必要なデータを入力し、アップロードした。

しかし、書いた記事が、ブログに表示されない。
管理ページを表示しているタブのコピーが10個も15個も同じものができている。

今日日付の記事が見つからない。
今月の記事の個数を見ると20になっている。
どこかに消えてしまった。

今月の投稿日のカレンダーを見て、また驚いた。
8
1日未投稿になっている。
原稿を見ると、同日の記事は書いており、アップロードした状態になっている。
投稿を忘れた可能性もあるが、今まで気づかなかったのも腑に落ちない。

1
日が未投稿とすると、今日の記事はどこかに表示されていることになる。

全体に調べなおすと、このブログが始まる遥か前、1970年の日付で登録されていた。

1970
年の記事は削除した。
8
1日の記事は、遡及してアップロードした。


操作ミスを何処かでしたのかもしれないが。
なんだか、不思議なことが起きる夜だ。

「触らぬ神に祟りなし」
これより先は、明日に延ばすことにした。




2022-08-22 (Mon)

2022/08/22 日記 糸とんぼ 

2022/08/22 日記 糸とんぼ 

2022/08/22 (月) 旧暦: 7月25日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 5時04分 日没:  18時22分 月出:  ---- 月没:  15時15分 月齢:  24.38 潮汐:  若潮 干支:  丁未 六曜:  先勝 九星:  二黒土星 今日のあれこれ: 糸とんぼ 『トンボ2021「コウホネの花に産卵するイトトンボ」』 https://youtu.be/BOkvODaGwhU 『糸蜻蛉(いととんぼ)  三夏 【子季語】  燈心蜻蛉、...

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2022/08/22 () 旧暦: 725日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 504分 日没:  1822分 月出:  ---- 月没:  1515分 月齢:  24.38 潮汐:  若潮 干支:  丁未 六曜:  先勝 九星:  二黒土星


今日のあれこれ: 糸とんぼ

『トンボ2021「コウホネの花に産卵するイトトンボ」』

https://youtu.be/BOkvODaGwhU



『糸蜻蛉(いととんぼ)  三夏

【子季語】
 燈心蜻蛉、とうすみ蜻蛉、とうしみ蜻蛉

【解説】
 イトトンボ亜目に分類される昆虫の総称。体長は五、六センチ。ヤンマなどが直線的に飛ぶのと比べ、その飛翔はひらひらとゆったりとしている。水辺の草むらに多く見られる。』
(季語と歳時記)



糸とんぼの俳句:


・ひと跨ぎほどのせせらぎ糸とんぼ   松岡和子


・ついと岩はなれて遊ぶ糸とんぼ   竹内喜代子


・魚見ゆる水に尾を刺す糸蜻蛉   林敬子


・しなやかに草と揺れをり糸とんぼ   岡野里子


・たましひの軽さはいくら糸とんぼ  仙田洋子




大きな川から引き入れられた水路の先には池がある。
池から先の水路は枝葉に別れ、細く、浅い水の流れに変わっていく。
 その辺りは、糸とんぼの遊び場になっている。

水辺には糸とんぼがいつも数匹飛んでいる。
その先の木々の間を抜けて、芝生の広場が近づいいて来ると、最近は赤とんぼの姿が多くなった。

糸とんぼは身体つきがそう思わせるのか、飛び方がそう思わせるのか、赤とんぼに比べると穏やかで、優雅なように見える。

仙田氏の句。
自分の心の重さを、打ち捨てて、軽やかに、浮かび、飛翔する魂に憧れて、糸とんぼにそれを尋ねている。

今、この世には、心の重い人が溢れている。
そして、その事に気付いていない人が溢れている。




2022-08-21 (Sun)

2022/08/21 日記 朝顔 

2022/08/21 日記 朝顔 

2022/08/21 (日) 旧暦: 7月24日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 5時04分 日没:  18時23分 月出:  23時58分 月没:  14時20分 月齢:  23.38 潮汐:  長潮 干支:  丙午 六曜:  赤口 九星:  三碧木星 今日のあれこれ: 朝顔 「2022年8月19日 120種類以上の朝顔 静岡県 妙心寺  morning glory」 https://youtu.be/Ix8Og2wcyZs 『朝顔(あさがお、あさがほ) 初秋 ...

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2022/08/21 () 旧暦: 724日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 504分 日没:  1823分 月出:  2358分 月没:  1420分 月齢:  23.38 潮汐:  長潮 干支:  丙午 六曜:  赤口 九星:  三碧木星


今日のあれこれ: 朝顔

2022819日 120種類以上の朝顔 静岡県 妙心寺  morning glory

https://youtu.be/Ix8Og2wcyZs




『朝顔(あさがお、あさがほ) 初秋

【子季語】
 牽牛花、西洋朝顔

【関連季語】
 昼顔、夕顔、夜顔

【解説】
 朝顔は、秋の訪れを告げる花。夜明けに開いて昼にはしぼむ。日本人はこの花に秋の訪れを感じてきた。奈良時代薬として遣唐使により日本にもたらされた。江戸時代には観賞用として栽培されるようになった。旧暦七月(新暦では八月下旬)の七夕のころ咲くので牽牛花ともよばれる。

【来歴】
 『花火草』(寛永13年、1636年)に所出。文学での言及
展転び恋ひは死ぬともいちじろく色には出でじ朝貌の花 作者不詳『万葉集』
 我が目妻入は放くれど朝貌の年さへこごと吾は放るがへ 作者不詳『万葉集』
 高円の野辺の容花おもかげに見えつつ妹は忘れかねつも 大伴家持『万葉集』
 うちつけにこしとや花の色を見むおく白露の染むるばかりを 矢田部名実『古今集』
 君こずば誰に見せましわが宿の垣根に咲ける朝顔の花 よみ人しらず『拾遺集』

【科学的見解】
 朝顔は、ヒルガオ科サツマイモ属の一年生の蔓性植物。原産地はアジア。葉はハート形で表面に細かい毛を有する。茎は蔓で左巻き。花は漏斗状で花径は十センチくらい。夏から秋にかけて開花する。花の色は、白、紫、紅、藍などさまざま。日本で鑑賞用に改良され、大輪や変わり咲き、斑入りなど多くの園芸種がある。山上憶良の「萩の花尾花葛花撫子の花女郎花また藤袴朝顔の花」『万葉集』の「朝顔」は桔梗または木槿の花であるとされる。また、日本の在来の朝顔としては、野朝顔(ノアサガオ)が存在し、関東以西の海岸付近から沖縄にかけて自生している。ノアサガオの開花期は、四月から一二月まで幅広い。その他、外来種としてアサガオ類は暖地を中心に複数種自生している。(藤吉正明記)』
(季語と歳時記)



朝顔の俳句:


・笑ふべし泣くべしわが朝顔の凋む時  松尾芭蕉


・空よりも碧き朝顔咲きにけり  日野草城


・彩と云ひけふの朝顔奥床し  高澤良一


・学校が好き朝顔に水をやる  津田清子


・玄関に江戸の風流朝顔鉢  細見綾子


・海の色に朝顔咲かせ路地ぐらし  菖蒲あや




今日は、例句の紹介のみ。



2022-08-20 (Sat)

2022/08/20 日記 花火 

2022/08/20 日記 花火 

2022/08/20 (土) 旧暦: 7月23日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 5時03分 日没:  18時25分 月出:  23時16分 月没:  13時22分 月齢:  22.38 潮汐:  小潮 干支:  乙巳 六曜:  大安 九星:  四緑木星 今日のあれこれ: 花火 「長岡花火 3年ぶりの復興祈願フェニックス 2022 - Nagaoka Fireworks Phoenix Display 2022 - (Panasonic S5 + BRAW)」 https://youtu.be/PjJjdJ0o76U ...

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2022/08/20 () 旧暦: 723日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 503分 日没:  1825分 月出:  2316分 月没:  1322分 月齢:  22.38 潮汐:  小潮 干支:  乙巳 六曜:  大安 九星:  四緑木星


今日のあれこれ: 花火

「長岡花火 3年ぶりの復興祈願フェニックス 2022 - Nagaoka Fireworks Phoenix Display 2022 - (Panasonic S5 + BRAW)

https://youtu.be/PjJjdJ0o76U



『花火(はなび)  初秋

【子季語】
 煙火、揚花火、仕掛花火、打上花火、遠花火、花火舟、金魚花火、花火大会

【関連季語】
 手花火

【解説】
 種々の火薬を組み合わせ、夜空に高く打ち上げて爆発の際の光の色や音を楽しむもの。もともとは、秋祭りの奉納として打ち上げられた。日本一の四尺花火が打ち上げられる新潟県小千谷市の片貝地区では、子供の誕生や入学就職記念、追善供養など、生活の節目節目に、住民が花火を奉納する。

【来歴】
 『花火草』(寛永13年、1636年)に所出。

(季語と歳時記)



花火の俳句:


・花火見の船らし沖にとどまれる  大星たかし


・花火の傘ぐらりと天のシャンデリア  高澤良一


・花火師の仕掛の瀧の中に浮く  佐草しげを


・仮の世のその束の間の大花火  加藤安希子


・花火ひらく亡き友の顔友の声  古賀まり子


・花火の夜人の頭の重くして  柿本多映


・花火見しことを秘密にしておきぬ  今井杏太郎




今年は、コロナ対策が弱まり、行動規制が行われなかった。
その為、祭りや花火大会などの人が集まるイベントが、3年振りに復活した。
 それは、良いことなのだが、全国的に感染が広がり、過去最高を記録している。

BA
.5の後ケンタウロス株の第8波が8月末から9月にやってくるとも言われている。
 祭り、花火大会の復活が、その引き金にならないことを祈りたい。


花火は一人で観に行くものではない。
家族やグループや二人で観に行くものだ。
その為、花火には人が繋がっている。
今夜を旅立った人、別れた人などが想出されるのは自然のことだ。

それは、そうとして
柿本の句、今井の句
その花火はどの様な状況だったのだろう?





2022-08-19 (Fri)

2022/08/19 日記 走馬灯 

2022/08/19 日記 走馬灯 

2022/08/19 (金) 旧暦: 7月22日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  下弦 日出: 5時02分 日没:  18時26分 月出:  22時39分 月没:  12時21分 月齢:  21.38 潮汐:  小潮 干支:  甲辰 六曜:  仏滅 九星:  五黄土星 今日のあれこれ: 走馬灯 「幻想的な回り灯籠(2012年8月31日放送)」 https://youtu.be/pw8t5VOUrAU 『走馬灯: 回り灯籠   三夏 箱型の木枠の内側に薄い紙か...

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2022/08/19 () 旧暦: 722日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  下弦 日出: 502分 日没:  1826分 月出:  2239分 月没:  1221分 月齢:  21.38 潮汐:  小潮 干支:  甲辰 六曜:  仏滅 九星:  五黄土星


今日のあれこれ: 走馬灯

「幻想的な回り灯籠(2012831日放送)

https://youtu.be/pw8t5VOUrAU



『走馬灯: 回り灯籠

  三夏

箱型の木枠の内側に薄い紙か絹を貼り、中に人や動物、草木などを切り抜いた黒紙の筒をたて、中心に蝋燭を立てたもの。
 熱で上昇気流が生じ、切り抜きの筒がまわり、影絵が走る様に見える。
 軒先などに吊るし夏の夜を楽しむ。』
(季語と歳時記)



走馬燈の俳句:


・走馬灯越せざる影を追ひつづけ  毛塚静枝


・人の世に後戻りなし走馬燈  下村梅子


・走馬燈ながるゝごとく人老ゆる  西島麦南


・走馬燈こゝろに人を待つ夜かな  高橋淡路女


・走馬燈に木の間の月や子等は寝し  杉田久女




走馬灯は、単純な影が動き、いつまでも同じように回り続ける。
  筋書きがある複雑なものではないのだが、飽きること無く見続けてしまう。

繰り返される単調さが却って安らぎを与えるのだろうか。

走馬灯を見ている内に、この世を、人を、人生を、人それぞれに想いを馳せてしまう。

懐かしいあの人を待つ心も蘇ってくる。

死に際に見るという、自らの人生の様々な情景が脳裏に次々と現れては過ぎ去っていくさまを、

「走馬灯のように」と形容する言葉がある。
死に際に見るという、自らの人生の様々な情景が脳裏に次々と現れては過ぎ去っていく様子を表現する言葉だ。

昔、ある人から聞いたことがある。
子供の頃、誤って田舎の井戸に真っ逆様に落ちた時の話。落ち始めてから着水するまで数秒の瞬間だが、その間に生まれてから今までのことがすべて頭の中に蘇ったとのことだ。

死に際の走馬灯は、滅法速い速度で回転するらしい。




2022-08-18 (Thu)

2022/08/18 日記 流星 

2022/08/18 日記 流星 

2022/08/18 (木) 旧暦: 7月21日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 5時01分 日没:  18時27分 月出:  22時06分 月没:  11時20分 月齢:  20.38 潮汐:  小潮 干支:  癸卯 六曜:  先負 九星:  六白金星 今日のあれこれ: 流星 「2022年ペルセウス座流星群 水平に流れる流れ星(SONYα7SⅢリアルタイム動画)」 https://youtu.be/RdfzZOBGe7c 『流れ星(ながれぼし) 三秋 【...

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2022/08/18 () 旧暦: 721日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 501分 日没:  1827分 月出:  2206分 月没:  1120分 月齢:  20.38 潮汐:  小潮 干支:  癸卯 六曜:  先負 九星:  六白金星


今日のあれこれ: 流星

2022年ペルセウス座流星群 水平に流れる流れ星(SONYα7Sリアルタイム動画)」

https://youtu.be/RdfzZOBGe7c



『流れ星(ながれぼし) 三秋
【子季語】
 流星、夜這星、星流る、星飛ぶ
【解説】
 宇宙の塵が大気中に入り込んで摩擦熱で発光するもの。
人工の光のない高原などでは、降るように次々に星が流れる。

(季語と歳時記)



流星・流れ星の俳句:


・月明の穂高に消ゆる流れ星  田中英子


・海坂の向うへ安房の流れ星  鷹羽狩行


・漁火の沖の賑はひ流れ星   久保久子


・願はくば想ひ叶へよ流れ星   下平しづ子


・星飛ぶや掌の中の手のやはらかく  不破博



曇天の空に、南からの湿った熱風、線状降水帯が覆いかぶさった地域では大雨がふり、災害も発生している。

名古屋は、雨は降らなかったが、朝、時間が進むに連れて、急速に天気が回復した。
 風も乾いたカラリとした風に変わり、日が沈むと、空気も涼しくなってきた。
 今までの熱気と蒸し暑さから抜け出せる夜がやってきそうだった。

市街地では無理だか、高原に行けばペルセウス座流星群の流れ星を見ることができそうだ。

待ち構えて、準備しておけば、願い事を唱える事はできるだろう。

兎角この世は、戦争、コロナ、諍い、トラブルに苛まれている。
 今日のような夜は、夜空を見ている方が幸せになれる。

不破の幸せぶりは、羨ましいほどだ。


今夜は、流星の他に火球も夜空を焦がしたそうだ。

「【火球】関東の夜空に… 隕石落下の可能性も」

https://youtu.be/-tKPGeNGP-w


隕石が一般的だが、この火球は中国のロケットだと説明する学者もおられるそうだ。
 素性の分からない火球より、難しくてもペルセウス座流星群に願いを託した方が良い。





2022-08-17 (Wed)

2022/08/17 日記 向日葵 

2022/08/17 日記 向日葵 

2022/08/17 (水) 旧暦: 7月20日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 5時01分 日没:  18時28分 月出:  21時37分 月没:  10時17分 月齢:  19.38 潮汐:  中潮 干支:  壬寅 六曜:  友引 九星:  七赤金星 今日のあれこれ: 向日葵 「『ひまわり 50周年HDレストア版』2022年緊急上映 予告編」 https://youtu.be/YeUQfRS7OXY 『向日葵(ひまわり、ひまはり)  晩夏 【子季語...

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2022/08/17 () 旧暦: 720日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 501分 日没:  1828分 月出:  2137分 月没:  1017分 月齢:  19.38 潮汐:  中潮 干支:  壬寅 六曜:  友引 九星:  七赤金星


今日のあれこれ: 向日葵

「『ひまわり 50周年HDレストア版』2022年緊急上映 予告編」

https://youtu.be/YeUQfRS7OXY



『向日葵(ひまわり、ひまはり)  晩夏

【子季語】
 日車、日輪草、天蓋花

【解説】
 向日葵は太陽の花。太陽に向かって花の向きを変えると考えて、この名がついた。夏の象徴の花である。

【来歴】
 『滑稽雑談』(正徳3年、1713年)に所出。

【実証的見解】
 キク科ヒマワリ属の一年草。北アメリカ原産で、公園や庭などで広く栽培される。丈は二メートルほどにもなる。夏、茎頂に花径十五センチほどのあざやかな花を咲かせる。内側の花びらがない花を筒状花、外輪に黄色い花びらをつけた花を舌状花という。種からは油が取れ、食用にもなる。』
(季語と歳時記)



向日葵の俳句:


・向日葵の咲く丘父祖の見たる海  坂井建


・遠泳を見てか向日葵沖に向き  鈴木真砂女


・向日葵の群れ立つは乱ある如し  大串章


・向日葵が炎ゆ軍服の兄がゆく  ほんだゆき


・向日葵に今日の夕焼さむるなし  鈴鹿野風呂




近くの公園に植えられた向日葵は下を向き始めた。
平地での向日葵はもう盛りを過ぎたかもしれない。
小高い土地での向日葵は盛りかもしれない。

見渡す限りの向日葵の原に立ったことはない。
一度見てみたいと思う。
 先日は、クライナのニュースでひまわりの畑を背景に農夫が話をしていたが、ひまわりの花の中に入れば砲弾が飛んできても怖くはないと話していた。

見渡す限りひまわりの花の光景を見ると映画「ひまわり」のシーンを想い出す。
 この映画は、イタリア映画の古い名作だ。

撮影は、ウクライナで行われたそうだ。
イタリアからロシア戦線に派兵された夫を捜しに向かう妻の姿を通して戦争に引き裂かれた男と女を描いた。

映画「ひまわり」が公開され50年になるそうだが、同じ様な悲劇がウクライナで現実になっている。
歴史は繰り返すと言うが、映画そのままの悲劇が今のウクライナでどれくらいの数発生しているのか、まだ知ることはできない。

誰も予想しなかった悲劇が、今のウクライナで繰り返されている。
 戦争で亡くなった人、行方不明になった人はウクライナでもロシアでも数知れずだ。

いつか戦争も終わり、帰らない人を求めて、数多くの人がウクライナの地を流離うことだろう。





2022-08-16 (Tue)

2022/08/16 日記 送り火 

2022/08/16 日記 送り火 

2022/08/16 (火) 旧暦: 7月19日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 5時00分 日没:  18時29分 月出:  21時09分 月没:  9時14分 月齢:  18.38 潮汐:  中潮 干支:  辛丑 六曜:  先勝 九星:  八白土星 今日のあれこれ: 送り火 「京都五山送り火2022 番宣|KBS京都テレビ」 https://youtu.be/FjQFKjeIocQ 『送り火: 魂送り   初秋 盆の十五日または十六日に先祖の...

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2022/08/16 () 旧暦: 719日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 500分 日没:  1829分 月出:  2109分 月没:  914分 月齢:  18.38 潮汐:  中潮 干支:  辛丑 六曜:  先勝 九星:  八白土星


今日のあれこれ: 送り火

「京都五山送り火2022 番宣|KBS京都テレビ」

https://youtu.be/FjQFKjeIocQ



『送り火: 魂送り

  初秋

盆の十五日または十六日に先祖の魂を送るために焚く火。豆殻、苧殻などを家の門のところで焚く。』
(季語と歳時記)




送火:


・山影の淡し五山の送り火に   鈴木良戈


・しばらくは流れに添ふて魂送り  松村蒼石


・みつめられゐて送り火の燃えつづく  根木由多郎


・仮の世に吾まだ残り魂送る  原 夏子


・ただ高くある送り火のあとの月  清水径子




迎火を焚いて御魂をお迎えしたかと思えば、
送火を焚いて、もう御魂を送らねばならない。
慌ただしい日程だが、これもこの世の習い。

いつまでも、御魂と昔話をして、懐かしい気持ちになりたいのだが、この世では、また日常の暮らしが再開する。

一時とは言え、御魂と心を通わせることができたのは貴重な時間だった。


京都五山の送火は、動画によれば、LIVEで今見ることが出来る。
 まだ、送火をしていない人は、五山の送り火で御魂を送ることが出来る。





2022-08-15 (Mon)

2022/08/15 日記 魂迎 

2022/08/15 日記 魂迎 

2022/08/15 (月) 旧暦: 7月18日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  月遅れ盆、終戦の日 日出: 4時59分 日没:  18時31分 月出:  20時42分 月没:  8時08分 月齢:  17.38 潮汐:  中潮 干支:  庚子 六曜:  赤口 九星:  九紫火星 今日のあれこれ: 魂迎 「2022年、東京のお盆の迎え火」 https://youtu.be/9nSD8PaUc90 『【霊迎え/▽魂迎え】 の解説 「精霊 (しょうりょう) 迎え」に...

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2022/08/15 () 旧暦: 718日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  月遅れ盆、終戦の日 日出: 459分 日没:  1831分 月出:  2042分 月没:  808分 月齢:  17.38 潮汐:  中潮 干支:  庚子 六曜:  赤口 九星:  九紫火星


今日のあれこれ: 魂迎

2022年、東京のお盆の迎え火」

https://youtu.be/9nSD8PaUc90



『【霊迎え/▽魂迎え】 の解説
「精霊(しょうりょう)迎え」に同じ。
《季 秋》「はまなすの数朱くれなゐ/林火」霊送り。』
(デジタル大辞泉(小学館))

『【精霊迎え】 の解説
盂蘭盆(うらぼん)の初日に、迎え火をたいて精霊が帰ってくるのを迎えること。たまむかえ。《季 秋》』
(デジタル大辞泉(小学館))

『うらぼん【×盂×蘭盆】 の解説
7
15日を中心に祖先の冥福(めいふく)を祈る仏事。江戸時代からは13日から16日にかけて行われ、ふつう、迎え火をたいて死者の霊を迎え、精霊棚(しょうりょうだな)を作って供物をそなえ、僧による棚経(たなぎょう)をあげ、墓参りなどをし、送り火をたいて、霊を送る。
 現在は、地方により陰暦で行う所と、一月遅れの815日前後に行う所とがある。精霊会(しょうりょうえ)。盆。お盆。盂蘭盆会(うらぼんえ)。魂祭(たままつ)り。うらんぼん。《季 秋》』
(デジタル大辞泉(小学館))



魂迎の俳句:


・魂迎ここ通られよ石畳  上野章子


・魂迎へ色つややかに茄子の馬   花岡豊香


・一挺の三味線供へ魂迎  伊藤柏翠


・またの世も親子でゐたし魂迎   松田明子


・魂迎う感謝の言葉言いたくて   都築繁子




お盆。
迎火を焚いて、父、母、祖母、祖父、姉、兄...
この世から旅立った御魂をお迎えする。
御魂無くして、自分は存在しない。
自分が旅立っても、子孫がまた呼んでくれることだろう。

この世に生きるものはすべて寿命がある。
もし、生きるものに永遠の生命が与えられたらどうなるか。
この世は、生きものに埋め尽くされ、食料に飢えた生きもの同士、お互いを食べ合う地獄がやってくる。
この世は、生と死が繋がって平和が維持される仕組みになっている。
合理的なものだ。

この世を旅立った魂は、年に一度この世に戻ってきて、三味線を弾く事もできる。

お盆の魂迎え、御魂たちと懐かしい昔話に花を咲かせる刻だ。
こんな嬉しい刻はない。





2022-08-14 (Sun)

2022/08/14 日記 台風 

2022/08/14 日記 台風 

2022/08/14 (日) 旧暦: 7月17日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 4時58分 日没:  18時32分 月出:  20時14分 月没:  7時00分 月齢:  16.38 潮汐:  大潮 干支:  己亥 六曜:  大安 九星:  一白水星 今日のあれこれ: 台風 「台風8号 深夜にかけて関東通過 土砂災害などに警戒(2022年8月13日)」 https://youtu.be/D0nDy61doas 『台風(たいふう)  仲秋 【子季語】 ...

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2022/08/14 () 旧暦: 717日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 458分 日没:  1832分 月出:  2014分 月没:  700分 月齢:  16.38 潮汐:  大潮 干支:  己亥 六曜:  大安 九星:  一白水星


今日のあれこれ: 台風

「台風8号 深夜にかけて関東通過 土砂災害などに警戒(2022813)

https://youtu.be/D0nDy61doas



『台風(たいふう)  仲秋

【子季語】
 颱風 台風圏 台風裡 台風禍 台風の目 台風過

【解説】
 北大西洋か南シナ海あたりに発生する熱帯低気圧で、最大風速が約毎秒十七メートル以上のものをいう。二百十日の実りのころに日本を襲い、深甚な被害をもたらすこともしばしばである。』
(季語と歳時記)



颱風の俳句:


・既に生れ颱風北へ北へ来る  日野草城


・瓦打つ雨は序の口颱風来  高澤良一


・綾取りをして台風の行くを待つ  鈴木三和子


・ゴムボート玄関に入れ台風待つ  右城暮石


・一樹にこもる雀台風去りし後  加藤憲曠




線状降水帯が東北地方に居座って、洪水の被害が続く危険があった。
 その様な時、台風8号は急に発生し、まだ8月の中場なのに日本列島を目指して接近、北上した。

お盆の交通機関、各種行事への影響も危惧された。
招かざる客だった。

名古屋では、雨と風、いずれも大したことはなく、拍子抜けの印象だった。
 上陸した静岡県は荒れた暴風雨の直撃を受けたので、それ内の被害はあったのだろう。

少し海側にそれた進路となったので関東地方、東北地方も大雨の被害は危惧されたレベルにならなかったのは良かった。

災害列島日本、過去の台風の俳句を読んでみても、今回の台風と重なって読むことが出来る。

今回も、雀たちは樹に隠れたり、建物の陰に隠れたりして通り過ぎるのを待った筈だ。
 今頃、チュンチュン声を上げ、悦んでいるだろう。





2022-08-13 (Sat)

2022/08/13 日記 天の川 

2022/08/13 日記 天の川 

2022/08/13 (土) 旧暦: 7月16日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 4時57分 日没:  18時33分 月出:  19時43分 月没:  5時47分 月齢:  15.38 潮汐:  大潮 干支:  戊戌 六曜:  仏滅 九星:  二黒土星 今日のあれこれ: 天の川 「2022年8月1日の星空と天の川/スター・ウィーク 1日目/2022 August Milkyway」 https://youtu.be/FZFvB_P0Ozo 『天の川(あまのがわ、あまのが...

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2022/08/13 () 旧暦: 716日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 457分 日没:  1833分 月出:  1943分 月没:  547分 月齢:  15.38 潮汐:  大潮 干支:  戊戌 六曜:  仏滅 九星:  二黒土星


今日のあれこれ: 天の川

202281日の星空と天の川/スター・ウィーク 1日目/2022 August Milkyway

https://youtu.be/FZFvB_P0Ozo



『天の川(あまのがわ、あまのがは)  初秋

【子季語】
 銀河、明河、星河、銀漢、銀浪、雲漢、天漢、河漢、銀湾

【関連季語】
 七夕、冬銀河

【解説】
 初秋の澄み渡った夜空に帯状に横たわる無数の星。川のように見えるので、「銀河」「銀漢」ともいう。七夕伝説の織姫と彦星を隔てる川で、二人は年に一度、旧暦七月七日の夜にこの川を渡って逢うことをゆるされる。

【来歴】
 『増山の井』(寛文7年、1667年)に所出。

【文学での言及】
 天河あさせしら浪たどりつつわたりはてねばあけぞしにける 紀友則『古今集』
 七夕のあふせたえせぬ天の川いかなる秋かわたりそめけむ 待賢門院堀河『新古今集』

【実証的見解】
 天の川は太陽系を含む銀河系である。地球のある太陽系は円盤状の天の川銀河の端のほうに位置しており、中心部から約三万光年離れている。地球から見ると、天の川の中心部は濃く周縁部は淡く見える。いて座の方向が特に強く光っているのは、いて座の方向に銀河系の中心があるからである。北半球では一年中見ることができるが、春は低い位置に横たわり、冬は光が弱い。天の川が、一年中で最も高い位置にかかるのが初秋の八月であり、天の川はこのころ、最も明るく見える。天の川が初秋の季語になっているのもそのためである。』
(季語と歳時記)



天の川の俳句:


・うつくしやせうじの穴の天の川  小林一茶

・油断せぬ星の光りや銀河  許六



・異次元に住む夫遠し天の川   谷寿枝

・遺されて永き余生や天の川   塩谷はつ枝

・妻と寝て銀漢の尾に父母ゐます  鷹羽狩行

・夫遠し夫遠し天の川通し  竹下しづの

・父恋ひの身にしたたりて大銀河  鷲谷七菜子

・母ゆきて天の河原に蓬摘む  香坂恵依

・母亡くて故郷遠し天の川   山本潤子

・良き友はみな黄泉に在り天の川   塩田博久

・銀河濃し夫子なき身の置きどころ  菖蒲あや



・旅の我銀河の中を歩きけり  上野泰

・旅先の柱に手かけ銀河仰ぐ  右城暮石




今日の季語は、「天の川」に決めてあった。
ところが、台風8号なる狼藉者に邪魔されてしまった。
負けるのも忌々しいので、雲に覆われた空の下で、天の川の句を選ぶことにした。


天の川の句も多いので、選ぶのは大変だ。
あれやこれや、選んでいるうちに多くなり、纏めることも難しくなった。

仕方がない、在るが儘に行こう。

天の川の下では、江戸も今も同じ様な時間。
一茶の句も許六の句も今の俳人が読む句と変わりがない。
天の川は、人の時間を超越しているから。


現世、この世は3次元だ。
平らな地面の上で空の高さのある空間に生きている。
人はこの世界にしか生きられない。

しかし、時空という概念がある。

時空 Wiki
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%99%82%E7%A9%BA#:~:text=%E6%99%82%E7%A9%BA%EF%BC%88%E3%81%98%E3%81%8F%E3%81%86%E3%80%81%E8%8B%B1%3A,time%20and%20space%EF%BC%89%E3%81%A8%E3%82%82%E3%81%84%E3%81%86%E3%80%82

わかりやすい説明は、コトバンクだ。

コトバンク
https://kotobank.jp/word/%E6%99%82%E7%A9%BA-72818


どうやら、宇宙のような世界は、地上のような3次元の空間ではない。
 3次元に時間の軸が加わった4次元の世界なのだ。

3
次元の空間に生きている我々は、「今」しか生きる事はできない。

しかし、例句を読んでいると俳人たちは、天の川を見ると、この世に居ない人と自由に語らっているようだ。

天の川を見上げる俳人も俳人でない人も、天の川を見上げている時だけは、この世の枠組みを抜け出して、今は亡き父母、家族や心許した友と語り合うことができる。



台風8号のために天の川を見ることはできないが、心眼というものがあると思い直して一句

・今宵また天の川観る雲の下 笑山





2022-08-12 (Fri)

2022/08/12 日記 よさこい祭り

2022/08/12 日記 よさこい祭り

2022/08/12 (金) 旧暦: 7月15日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  旧盆、望 日出: 4時57分 日没:  18時34分 月出:  19時08分 月没:  4時32分 月齢:  14.38 潮汐:  大潮 干支:  丁酉 六曜:  先負 九星:  三碧木星 今日のあれこれ: よさこい祭り 『とらっくよさこい(ちふれ)2022年』 https://youtu.be/Jy2-N002S3o よさこい祭り、よさこいについては、意外なことに季語になっ...

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2022/08/12 () 旧暦: 715日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  旧盆、望 日出: 457分 日没:  1834分 月出:  1908分 月没:  432分 月齢:  14.38 潮汐:  大潮 干支:  丁酉 六曜:  先負 九星:  三碧木星


今日のあれこれ: よさこい祭り

『とらっくよさこい(ちふれ)2022年』

https://youtu.be/Jy2-N002S3o



よさこい祭り、よさこいについては、意外なことに季語になっていない。
 このことについては、
2018/08/12  日記  季語としての「よさこい祭り」」
https://nabanatei.com/blog-entry-281.html

に書いたが、あまり状況は変わっていない。

歳時記にも国語辞書にも、季語としての記載がない。


ネット上に「よさこい」の俳句がどれほど見つかるかしらべて見た。
 季語「踊り」の中に含まれている事が考えられるので、踊りの例句2300句を調べ、「よさこい」の俳句を検索してみた。
その結果は、以下の通りだった。


よさこい祭りの俳句:

・よさこいよさこい二万が踊る法被かな 雨村敏子

・よさこいの鳴子とどろく空は澄み Y.B

・よさこいの声と熱気が天響く 三好良枝

・よさこいの踊り子たちの居流るる 荒 野人


・よさこいで高知が激しくゆれる夏 佐々木加奈 

・よさこいを踊るがごとく土佐水木 遊雀

・ちびつ子のよさこい踊り鰯雲  木村純子




上の4句は、「よさこい」が季語となっている例句だ。
下の3句は、主季語は別に用意されているので、「よさこい」は季語として詠んでいない。

「よさこい」は、夏を代表する文化的行事、風物詩であることを考えると、これは理解ができないと言いたい。

「よさこい」の関連団体、行政組織の認識不足、努力不足が、先ず第一にある。

同じ夏祭りの「阿波おどり」は季語になっている。
歴史、伝統の違いといえばそれまでだが、季語になっている「阿波おどり」は、主催者が阿波踊りの俳句大会を開催している事実を考える必要がある。
 やはり、「よさこい」を季語とした俳句が多く詠まれなければ、季語としては認められないだろう。




2022-08-11 (Thu)

2022/08/11 日記 百日紅 

2022/08/11 日記 百日紅 

2022/08/11 (木) 旧暦: 7月14日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  山の日 日出: 4時56分 日没:  18時35分 月出:  18時26分 月没:  3時15分 月齢:  13.38 潮汐:  中潮 干支:  丙申 六曜:  友引 九星:  四緑木星 今日のあれこれ: 百日紅 「【百日紅園】サルスベリ( 空撮有り)2022年8月3日撮影 群馬県神流町」 https://youtu.be/jX_jxRDpgz8 『百日紅(さるすべり)  仲夏 ...

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2022/08/11 () 旧暦: 714日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  山の日 日出: 456分 日没:  1835分 月出:  1826分 月没:  315分 月齢:  13.38 潮汐:  中潮 干支:  丙申 六曜:  友引 九星:  四緑木星


今日のあれこれ: 百日紅

「【百日紅園】サルスベリ( 空撮有り)202283日撮影 群馬県神流町」

https://youtu.be/jX_jxRDpgz8



『百日紅(さるすべり)  仲夏

【子季語】
 百日紅(ひやくじつこう)、紫薇、怕痒樹、くすぐりの木、白さるすべり

【解説】
 梅雨明けごろから九月末まで咲き続ける木の花。「百日紅(ひゃくじつこう)」の名は、百日ものあいだ咲きつづけることに由来する。花の色は紅のほかに白、紫もある。樹幹の肌が滑らかで、「猿も滑る」ところからこの名がある。

【来歴】
 『俳諧初学抄』(寛永18年、1641年)に所出。

【文学での言及】
 足引のやまのかけぢの猿滑りすべらかにても世をわたらばや 藤原為家『夫木和歌抄』

【科学的見解】
百日紅(サルスベリ)は、ミソハギ科サルスベリ属の落葉小 高木。
 中国南部が原産で、日本には江戸期以前に渡来した。高さは大きなもので十メートルくらいになる。幹はなめらかで薄茶色、葉は楕円形で長さ五センチくらい。
 七月から九月にかけて、枝先の円錐花序に皺の多い六弁の小花を次々に咲かせる。(藤吉正明記)』
(季語と歳時記)



百日紅の俳句:


・百日紅茜さしきて燃え上がり  福屋千穂美


・百日紅まなじりに火の育つ日々  福永耕二


・百日紅ひと日ひと日の身をいとふ  西本一都



・百日紅いついつまでの父たりや  清水基吉

・百日紅咲きつぐなかに父老いぬ  大串章

・百日紅父を思いて母のことも  伊関葉子

・父死ぬか百日紅も古びたり  森澄雄

・抱き起こす父のかるさよ百日紅  石嶌岳




舗道に植えられた樹が華やかになった。
数十mだが百日紅が植えられている。
名前の通り百日紅は、紅い花が一般的だが、この舗道には白も薄桃色の百日紅も植えられている。

炎天下に空を目指して、花を伸ばしている姿は精気に満ちている。
 見ているだけで元気を貰えそうな気がする。


百日紅は、実家にあったの知っている花だ。
今は亡き父が植えたものだった。
毎年、夏に紅い花を伸ばしているのを見て過ごした。

その為か、百日紅の例句を読んでいて、父親と百日紅を詠んだ句が目に止まった。
 全てではないが、5句選んでみた。

任地が遠くはなれていたので、死に目には立ち会えなかった。
 子供の頃の怖い父と年老いて病に伏した父との落差は大きいが、どちらも父の姿だ。

俳人たちの百日紅の句を読んでいて、実家の百日紅と父を思い出すことができた。





2022-08-10 (Wed)

2022/08/10 日記 残暑 

2022/08/10 日記 残暑 

2022/08/10 (水) 旧暦: 7月13日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  道の日 日出: 4時55分 日没:  18時36分 月出:  17時35分 月没:  2時02分 月齢:  12.38 潮汐:  中潮 干支:  乙未 六曜:  先勝 九星:  五黄土星 今日のあれこれ: 残暑 https://youtu.be/4-u-ejtzQVw 『残暑(ざんしょ) 初秋 子季語: 残る暑さ、秋暑し、秋暑、餞暑 解説: 立秋を過ぎた後の暑さ。 例年、八...

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2022/08/10 () 旧暦: 713日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  道の日 日出: 455分 日没:  1836分 月出:  1735分 月没:  202分 月齢:  12.38 潮汐:  中潮 干支:  乙未 六曜:  先勝 九星:  五黄土星


今日のあれこれ: 残暑



https://youtu.be/4-u-ejtzQVw



『残暑(ざんしょ) 初秋

子季語: 残る暑さ、秋暑し、秋暑、餞暑
解説: 立秋を過ぎた後の暑さ。
例年、八月いっぱいくらいは暑い日がつづく。
いったん涼しくなった後で、暑さがぶり返すこともある。
来歴: 『毛吹草』(正保2年、1645年)に所出。
文学での言及: 
 ひとへなる蝉のは衣秋くれば今いくへをかかさねても見ん 源顕仲『永久四百年首』
 穐きては風ひやかなる暮もあるにあつれしめらひむづかしのよや 源俊頼『永久四百年首』
 うちよする浪より秋はたつた川さても忘れぬ柳影かな 後京極摂政『六百番歌合』
 秋来てもなほ夕風を松が根に夏を忘れしかげぞたちうき 藤原定家『風雅集』

(季語と歳時記)



残暑の俳句:


・東京残暑船尾の日の丸疲れたり  村山さとし


・日帰りで佐渡をみて来し残暑かな  久保田万太郎


・夜は夜とて市の賑ふ残暑かな  井上井月


・母の帯見ての涙に残暑かな  松瀬青々



・夜も残暑女体ぐにやりとうたたねす  日野草城



立秋を過ぎたので、俳句の世界では今日の暑さも残暑になる。
 日中は風があり、太陽が雲に隠れれば、暑さも凌げる。

しかし、夜になると風も無く、室内は昼の熱気が籠もって暑い。エアコンで冷やさなければ耐えられない暑さだ。

南方海上ではまた台風が発生した。また台風が南方の熱気と湿気を送り込んでくるので、暑い日が続くだろう。また、北日本では線状降水帯に湿度が送り込まれて、異常豪雨の被害も大きくなる事も考えられる。

お天気に逆らうことはできない。
異常気象の残暑も「ぐにやりと」やりすごすのが良い方法だ。



2022-08-09 (Tue)

2022/08/09 日記 芙蓉 

2022/08/09 日記 芙蓉 

2022/08/09 (火) 旧暦: 7月12日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  長崎原爆忌 日出: 4時54分 日没:  18時37分 月出:  16時34分 月没:  0時58分 月齢:  11.38 潮汐:  中潮 干支:  甲午 六曜:  赤口 九星:  六白金星 今日のあれこれ: 芙蓉 「隅田川テラス 華やかな芙蓉の花 2022年8月3日撮影」 https://youtu.be/1wR8rTTKi5E 『芙蓉(ふよう)  初秋 【子季語】  木芙蓉、...

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2022/08/09 () 旧暦: 712日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  長崎原爆忌 日出: 454分 日没:  1837分 月出:  1634分 月没:  058分 月齢:  11.38 潮汐:  中潮 干支:  甲午 六曜:  赤口 九星:  六白金星


今日のあれこれ: 芙蓉

「隅田川テラス 華やかな芙蓉の花 202283日撮影」

https://youtu.be/1wR8rTTKi5E



『芙蓉(ふよう)  初秋

【子季語】
 木芙蓉、白芙蓉、紅芙蓉、花芙蓉、酔芙蓉

【解説】 
 アオイ科の落葉低木。高さは一・五~三メートル。八月から十月 にかけて白、あるいは淡紅色の五弁の花を咲かせるが、夕方には しぼんでしまう。咲き終わると薄緑色の莟のような実ができる。観賞用として庭などに植えられる。

【科学的見解】
 フヨウは、中国原産とされており、日本では本州関東以西から九州にかけて野生化している。花の美しさから、庭先や公園などにも植栽されており、本種の花は桃色であるが、花の色が白色から桃色に変化するスイフヨウと呼ばれるものも存在している。
 フヨウの樹皮からは繊維が取れ、鹿児島県の甑島ではそれを紡いで芙蓉布が織られている。(藤吉正明記)』
(季語と歳時記)



芙蓉の俳句:


・さやに咲く芙蓉の朝はたふとかり  五十崎古郷


・たれもかれも親し白芙蓉紅芙蓉  山口青邨


・花芙蓉に晴れし日の人美しき  島田青峰


・競ひ咲く花にはあらず芙蓉咲く  三橋鷹女


・月出たり芙蓉の花の傍らに  正岡子規




東京は、今日また35度の猛暑日を記録した。
この夏、14回目の猛暑日は今までの記録を塗り替え、最高に暑い夏を更新したそうだ。

夏の盛り、立秋と移り、その頃に芙蓉は花を咲かせ始める。
 動画の隅田川テラスには、芙蓉の花が咲き、風に揺れている。

大きな花をゆったりと咲かせる芙蓉は、小さな花を競わせて咲かせる花とは違った風情がある。


朝、風の立つ頃、芙蓉の花を訪れて、風の具合を問いかけてみるのも、心の健康に良さそうだ。




2022-08-08 (Mon)

2022/08/08 日記 雷

2022/08/08 日記 雷

2022/08/08 (月) 旧暦: 7月11日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 4時54分 日没:  18時38分 月出:  15時25分 月没:  0時04分 月齢:  10.38 潮汐:  若潮 干支:  癸巳 六曜:  大安 九星:  七赤金星 今日のあれこれ: 雷 『各地で大気不安定 激しい雷雨…道路冠水も(2022年8月7日)』 https://youtu.be/JMTdOMH87eQ 『雷(かみなり) 三夏 【子季語】  神鳴、いかづち...

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2022/08/08 () 旧暦: 711日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 454分 日没:  1838分 月出:  1525分 月没:  004分 月齢:  10.38 潮汐:  若潮 干支:  癸巳 六曜:  大安 九星:  七赤金星


今日のあれこれ: 雷

『各地で大気不安定 激しい雷雨…道路冠水も(202287)

https://youtu.be/JMTdOMH87eQ



『雷(かみなり) 三夏

【子季語】
 神鳴、いかづち、はたた神、鳴神、遠雷、落雷、来火、雷鳴、雷声、日雷、雷雨、雷響

【解説】
 積乱雲の中などで雲と雲、雲と地上の間で放電現象が起きたもの。電光が走った後に雷鳴がとどろく。光と音の時間差でその遠近を測る。』
(季語と歳時記)



雷の俳句:


・雷鳴や駿河を攻むる甲斐の雲  いのうえかつこ


・雷裂けて全山震ふ吉野杉  桂信子


・雹止みて天上雷を残しけり  大川千里


・韋駄天の雷に怯ゆる牧の牛  熊田鹿石


・雷鳴や授業いつきに目覚めたる  宮口征子




日本列島に前線が架かる梅雨時のような気象が続き、今日も不安定な空模様だった。
 名古屋は、毎日のように空では、雷神さんがゴロゴロと鳴らしている。

遠くで鳴っている間は良いが、近づいてくるとゴロゴロの迫力が増してくる。
 雷が嫌いな人は、この辺りから不安になる。

黒い雲が空を覆い、稲光が空を走るようになると、雷神が暴れる舞台の始まりだ。
 ガラガラ、ピシャーン、ドーンとなれば、これはただでは済まない。
 雷嫌いな人は、布団を被って目と耳を覆いたい状況になる。

自分は、雷は終われば寧ろ爽快な気持ちになるので、怖いというより好きだ。
 雷神の大暴れが終われば、魔が去ったような清々しさがやって来るような気がするのだ。

眠気を催すような授業中、雷神がやってきて目覚めさせてくれれば頭もスッキリとして、授業の理解度も高まる。
宮口の句も、雷の清々しさを詠んでいる。
 




2022-08-07 (Sun)

2022/08/07 日記 立秋

2022/08/07 日記 立秋

2022/08/07 (日) 旧暦: 7月10日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  立秋、月遅れ七夕、鼻の日 日出: 4時53分 日没:  18時39分 月出:  14時13分 月没:  #NAME? 月齢:  9.38 潮汐:  長潮 干支:  壬辰 六曜:  仏滅 九星:  八白土星 今日のあれこれ: 立秋 「立秋の景色と音」 https://youtu.be/wgfuSK3IYe8 『立秋(りっしゅう、りつしう)  初秋 子季語: 秋立つ、秋来る、秋に入...

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2022/08/07 () 旧暦: 710日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  立秋、月遅れ七夕、鼻の日 日出: 453分 日没:  1839分 月出:  1413分 月没:  #NAME? 月齢:  9.38 潮汐:  長潮 干支:  壬辰 六曜:  仏滅 九星:  八白土星


今日のあれこれ: 立秋

「立秋の景色と音」

https://youtu.be/wgfuSK3IYe8




『立秋(りっしゅう、りつしう)  初秋

子季語: 秋立つ、秋来る、秋に入る、今朝の秋、今日の秋
解説: 二十四節気の一つ。文字どおり、秋立つ日であり、四季の節目となる「四立」(立春、立夏、立秋、立冬)の一つ。
 この日から立冬の前日までが秋である。
 新暦の八月七日ころにあたる。実際には一年で一番暑いころであるが、朝夕の風音にふと秋の気配を感じるころ
でもある。
文学での言及:
 秋きぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞ驚かれぬる 藤原敏行『古今集』
実証的見解: 二十四節気の一つで、新暦では八月八日ころにあたる。この日から立冬の前日までが秋になる。
 立秋は、一日だけではなく、処暑の前日までの約十五日間をさす。立秋の始まる日は「節入りの日」と呼ばれる。

(季語と歳時記)



立秋の俳句:


・秋たつや起出るかたにあらし山  松岡青蘿


・秋たつときけばきかるる山の音  飯田蛇笏


・横雲のちぎれてとぶや今朝の秋  立花北枝


・秋立つと朴の葉裏を返す風  細見綾子


・嵯峨豆腐掬ふ水より秋立てり  石田厚子




今日から立秋に入る。
今年はと言うか、今年もと言うべきか、異常気象の思いが強いので、今日から立秋と言われると驚いてしまう。

まだ梅雨も終わっていない気がする。
夏の盛りも来ていない気がする。
暦ばかりが先行しているのではないか。

しかし、暦は大局的には間違わないものだ。
「今朝の秋」と言う季語もあるように、朝に秋の気配を感じることもあるだろう。

藤原敏行の有名な歌にも詠われるように、秋は風に始まる。
朴の葉を返す風に秋を感じる細見のように風に秋を感じる俳人は多い。

コロナ騒ぎと異常気象に振り回されている今の我々には、まだ秋は遠いものだ。

しかし、感覚を研ぎ澄ませば、8月も半ばを過ぎれは、秋の訪れを感じさせるものに気がつくことだろう。





2022-08-06 (Sat)

2022/08/06 日記 凌霄の花

2022/08/06 日記 凌霄の花

2022/08/06 (土) 旧暦: 7月9日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  広島原爆忌 日出: 4時52分 日没:  18時40分 月出:  13時01分 月没:  23時20分 月齢:  8.38 潮汐:  小潮 干支:  辛卯 六曜:  先負 九星:  九紫火星 今日のあれこれ: 凌霄の花 「ノウゼンカズラの花の蜜を吸うヒヨドリ」 https://youtu.be/878p6cN9I7s 『凌霄の花(のうぜんのはな)  晩夏 【子季語】  凌...

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2022/08/06 () 旧暦: 79日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  広島原爆忌 日出: 452分 日没:  1840分 月出:  1301分 月没:  2320分 月齢:  8.38 潮汐:  小潮 干支:  辛卯 六曜:  先負 九星:  九紫火星


今日のあれこれ: 凌霄の花

「ノウゼンカズラの花の蜜を吸うヒヨドリ」

https://youtu.be/878p6cN9I7s



『凌霄の花(のうぜんのはな)  晩夏

【子季語】
 凌霄、凌霄葛、のうぜんかづら

【解説】
 夏に咲く蔓性植物の花。花はオレンジ色で漏斗状。樹木や塀に絡まって高々と咲き上る。中国原産で古くから庭木として植えられている。花の色が特異なのでかなり目立ち存在感がある。咲いた先から次々に散るので、地上に散り敷くさまも美しい。

【来歴】
 『俳諧初学抄』(寛永18年、1641年)に所出。

【科学的見解】
 ノウゼンカズラは、ノウゼンカズラ科ノウゼンカズラ属の蔓性植物で原産地は中国。付着根を出して樹木などを高々と這いのぼる。ぎざぎざのある葉は奇数羽状で対生する。七月から八月にかけて枝先に円錐花序を出し漏斗状のオレンジ色の花を咲かせる。
 近縁種としてアメリカノウゼンカズラが存在するが、小葉が小さく、花は筒形で先だけが開くので、区別できる。(藤吉正明記)』
(季語と歳時記)



凌霄の花の俳句:


・凌霄花のまひるの火勢遠江  熊谷愛子


・きのふより宙にとどきしのうぜん花   城孝子


・のうぜんや海女の戸口の華やげる   島田万紀子


・のうぜんに手触れたき子に肩車   田中藤穂


・のうぜん花咲き満ちてなお天を向く   小野れい子




凌霄の花は、鮮やかな色なので遠くからもよく目立つ。
歩いていると、気づいて、近寄って見ると凌霄花と確認できる。
 以前住んでいた場所の近くの池の進入禁止の金網に見たことがある。
 名古屋に移り住んで、大きな公園の藤棚の近くを歩いていると、見つけた。
 棚を支える太い柱に巻き付いて咲いている派手な花は、凌霄の花だった。

凌霄の花は、派手で明るい。
陰とか陰影とかとは無縁の花だ。
見たところ西洋の花のように思われるが、調べてみると原産地は中国で、日本に渡来したのは平安時代だそうだから、日本でも長い歴史を持っている。

長い歴史を持っている割に、身近な生活のどこにでも見かける花とも思われない。
 凌霄と言う名前が難しいからだろうか、何か曰くがあるのだろうか。

動画ではヒヨドリが密を吸っているが、凌霄の花の蜜には毒があると言い伝えられてきたそうだ。
 それが、身近な花になっていない一つの理由かも知れない。
 実際は、凌霄お花の密は無毒だそうで、無実の罪を被せられている。

凌霄の花は、蔓で高いところまで登りながら咲き続ける。
俳句の世界では、希望を感じさせる花として詠まれ、高く評価されている。

もっと身近に花を楽しんでも良い凌霄の花。




2022-08-05 (Fri)

2022/08/05 日記 秋田竿燈まつり 

2022/08/05 日記 秋田竿燈まつり 

2022/08/05 (金) 旧暦: 7月8日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  上弦 日出: 4時51分 日没:  18時41分 月出:  11時53分 月没:  22時44分 月齢:  7.38 潮汐:  小潮 干支:  庚寅 六曜:  友引 九星:  一白水星 今日のあれこれ: 秋田竿燈まつり 「秋田 竿燈祭り 2022年 初日」 https://youtu.be/TqeVVISKdmg 『竿燈(かんとう) 初秋 【解説】 秋田市で八月五~七日の七夕...

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2022/08/05 () 旧暦: 78日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  上弦 日出: 451分 日没:  1841分 月出:  1153分 月没:  2244分 月齢:  7.38 潮汐:  小潮 干支:  庚寅 六曜:  友引 九星:  一白水星


今日のあれこれ: 秋田竿燈まつり


「秋田 竿燈祭り 2022年 初日」

https://youtu.be/TqeVVISKdmg



『竿燈(かんとう) 初秋

【解説】
秋田市で八月五~七日の七夕祭に行われる。
 四十六個または 四十八個の提燈をつけた竿燈を、額、肩、腰などにのせて、町じゅうを練り歩く。

(季語と歳時記)



竿灯の俳句:


・竿灯の火の河絶えずゆらぎゐて  高澤良一


・竿灯を腰で支へて鉄火肌  西村和子


・竿灯を立直す時大揺れに  白井貴佐子


・竿灯担ぐ下駄の歯一本男意気  岡本喜美




東北の夏祭りは、コロナ禍が終わらない中、3年ぶりに再開されている。 ねぶた祭と同じ様に秋田の竿燈まつりも再開された。

竿燈まつりも行ったことがあるが、竿燈を倒さすに立て続ける技を見て楽しむものだ。
 上手な人が撓む竿燈を見事に操ると、これは見事だと観客も見る目を要求される。その意味では、観光客には難しい祭りかもしれない。
 ぼんやりと見ていたりすると、突然竿燈が頭の上に倒れかかってきてびっくりしたりする。
 観光客も中に入って踊ることが出来る様な祭りのほうが参加する楽しみがある。

竿燈の例句は、探してみたが多くは見つからない。
俳人たちに、もっと竿燈まつりを宣伝する必要がある。





2022-08-04 (Thu)

2022/08/04 日記 七夕

2022/08/04 日記 七夕

2022/08/04 (木) 旧暦: 7月7日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  伝統的七夕、土用丑の日 日出: 4時50分 日没:  18時42分 月出:  10時48分 月没:  22時13分 月齢:  6.38 潮汐:  小潮 干支:  己丑 六曜:  先勝 九星:  二黒土星 今日のあれこれ: 七夕 「2022瀬戸内町古仁屋の七夕 @奄美の風景」 https://youtu.be/Dd0_2OGSb10 (鹿児島県大島郡瀬戸内町古仁屋 概要 古仁屋は、鹿...

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2022/08/04 () 旧暦: 77日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  伝統的七夕、土用丑の日 日出: 450分 日没:  1842分 月出:  1048分 月没:  2213分 月齢:  6.38 潮汐:  小潮 干支:  己丑 六曜:  先勝 九星:  二黒土星


今日のあれこれ: 七夕

2022瀬戸内町古仁屋の七夕 @奄美の風景」

https://youtu.be/Dd0_2OGSb10

(鹿児島県大島郡瀬戸内町古仁屋

概要
古仁屋は、鹿児島県大島郡瀬戸内町の大字。旧大島郡東方村大字古仁屋、大島郡古仁屋町大字古仁屋。2016531日現在の人口は5,296人、世帯数は2,868世帯。郵便番号については#郵便番号節を参照。奄美大島の最南端域に位置している。ウィキペディア)



『七夕(たなばた)  初秋

【子季語】
 棚機、棚機つ女、七夕祭、星祭、星祝、星の手向け、星の秋、星今宵、星の歌、芋の葉の露

【関連季語】
 天の川、梶の葉、硯洗、庭の立琴、星合、牽牛、織女、鵲の橋、乞巧奠

【解説】
 旧暦七月七日の夜、またはその夜の行事。織姫と彦星が天の川を渡って年に一度合うことを許される夜である。地上では七夕竹に願い事を書いた短冊を飾り、この夜を祝う。

【来歴】
 『花火草』(寛永13年、1636年)に所出。

【実証的見解】
 夏から秋に季節が変わるころ、「棚機女(たなばたつめ)」と呼ばれる少女が、人里離れた水辺の「棚」の中で「機」を織りながら、水の上を渡って訪れる神を待つという言伝えがある。この「棚」と「機」が「たなばた」の語源である。
 この言伝えが、奈良時代になって、裁縫上達を願う中国の「乞巧奠」の行事と結びついて、現在の「七夕」の行事になったとされる。中国の「乞巧奠」では五色の糸や針を供えて、星に裁縫の上達を願った。これが発展して七夕の夜にはさまざまの願いごとを短冊に書いて竹に飾るようになった。
 七夕の夜には、天の川をはさんで、彦星と織姫星が接近することから、年に一度の逢瀬にたとえられ、さまざまな伝説が各地で生まれた。
 また、七夕は、盆の前のみそぎの行事でもあり、笹竹や供え物を川や海に流し、罪や穢れを祓う儀式も行われた。これが「七夕流し」である。』
(季語と歳時記)




七夕の俳句:


・峡の空けふ七夕の茜濃き  黒田櫻の園


・七夕の月前山に出てあそぶ  山口青邨


・肩車七夕笹に触れくぐる  大下古子狼


・願い事無くて七夕夫と酌む   大空純子


・七夕の海ゆくとちちははの声  佐藤鬼房




今日は、旧暦七月七日、七夕だ。
七夕は矢張り旧暦の暦で、考えたほうが良い。
学校や幼稚園の行事は、新暦でないと夏休みに入り、でき無いので、新暦で良い。
 地域のイベントや祭りは旧暦で開催したほうが良い。

動画は、奄美大島の瀬戸内町古仁屋の街の七夕の様子だ。
 地域の七夕は、旧暦の開催で問題ないので、良いことだ。

七夕の思い出は、家族との七夕の思い出と重なる。
父親の肩車で過ごした七夕の夜の思い出は、その子の一生の思い出になる。

七夕は、家族で過ごしたい。





2022-08-03 (Wed)

2022/08/03 日記 青森ねぶた祭

2022/08/03 日記 青森ねぶた祭

2022/08/03 (水) 旧暦: 7月6日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 4時50分 日没:  18時43分 月出:  9時45分 月没:  21時46分 月齢:  5.38 潮汐:  中潮 干支:  戊子 六曜:  赤口 九星:  三碧木星 今日のあれこれ: 青森ねぶた祭 「【青森ねぶた祭り】 2022年 【Aomori Nebuta Matsuri Festival】 Japan Summer Festival!」 https://youtu.be/XEHh7-2DZQQ 『佞武多: ね...

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2022/08/03 () 旧暦: 76日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 450分 日没:  1843分 月出:  945分 月没:  2146分 月齢:  5.38 潮汐:  中潮 干支:  戊子 六曜:  赤口 九星:  三碧木星


今日のあれこれ: 青森ねぶた祭

「【青森ねぶた祭り】 2022年 【Aomori Nebuta Matsuri Festival Japan Summer Festival!」

https://youtu.be/XEHh7-2DZQQ



『佞武多: ねぶた祭、扇灯籠、喧嘩ねぶた、立佞武多、金魚ねぶた、組みねぶた、扇ねぶた、ねぶた組む、ねぶた貼る、ねぶた蝋、ねぶた流す、ねむだ流し、眠流し、ねむけ流し、ねぶと流し、跳人

  初秋

元は陰暦七月七日の七夕の行事。現在は青森市や弘前市で八月に行われる精霊送り。
 木と竹と針金と和紙で立体的な形を作り中に灯をともして、勇壮な武者人形に仕立て上げる。人力で引くのが特徴。東北三大祭りの一つ。』
(季語と歳時記)



佞武多・ねぶたの俳句:


・今生を燃えよと鬼の佞武多来る  成田千空


・みちのくの夜空こがしてねぶたゆく  栗原マキ子


・踊る輪の灯影佞武多の眉強し  梶山千鶴子


・長垂らすねぶた跳人の赤だすき 檜 紀代




今年は、3年ぶりにねぶた祭が開催された。
コロナ第7波の問題はあるが、祭りのような伝統行事は、年々開催され伝えられて行くからこそ伝統が維持される。
 コロナが収束しないから、中止が無制限に続くのは伝統の消失につながる。言い換えれば人がコロナに負けることになる。
 今年開催されて良かったと思う。

掲載された動画を見ると、ねぶた祭の熱気が蘇ってくる。
もう昔のことだが、ねぶた祭に浴衣を着て、跳人になり踊ったことがある。
 その時の熱気が蘇った。

動画を見ていると、跳人たちはマスクをして踊っている人が多い。感染対策をした上での祭り開催の実情が見て取れる。

雪国の夏は短い。
夏の夜を輝かして燃え上がる祭りは、短いがゆえに高く燃え上がる。

祭りの日程は、8/28/7
まだ始まったばかりだ。
今からでも充分間に合う。

「青森ねぶた祭 オフィシャルサイト」
https://www.nebuta.jp/