2022/06/30 (木) 旧暦: 6月2日 祝日・節気・雑節・ 朔望: 夏越の祓 日出: 4時28分 日没: 19時00分 月出: 4時57分 月没: 20時10分 月齢: 1.01 潮汐: 大潮 干支: 甲寅 六曜: 先勝 九星: 九紫火星 今日のあれこれ: 夏越の祓 「夏越の大祓とは?茅の輪くぐりの作法や行われる神社を紹介」 https://youtu.be/vHslB7327VU 『名越の祓(なごしのはらえ、なごしのはら...
2022/06/30 (木) 旧暦: 6月2日 祝日・節気・雑節・ 朔望:
夏越の祓 日出: 4時28分 日没: 19時00分 月出: 4時57分 月没: 20時10分 月齢:
1.01 潮汐: 大潮 干支: 甲寅 六曜: 先勝 九星: 九紫火星
今日のあれこれ: 夏越の祓
「夏越の大祓とは?茅の輪くぐりの作法や行われる神社を紹介」
https://youtu.be/vHslB7327VU
『名越の祓(なごしのはらえ、なごしのはらへ) 晩夏
子季語: 夏祓、水無月祓、川祓、七瀬の祓、川社、たかみそぎ
関連季語: 茅の輪、形代、御祓(みそぎ)、節折(よをり)、大祓
解説: 旧暦六月晦日に行なわれた大祓いの神事。茅の輪をくぐり、穢れを託した形代を川や海に
流すことによって禊をする。現在は太陽暦の六月三十日、または月遅れの七月三十一日に
行なわれる。
来歴: 『毛吹草』(正保2年、1645年)に所出。
文学での言及:
みなつきのなごしのはらへする人は千年の命のぶといふなり よみ人しらず『拾遺集』
風そよぐ奈良の小川の夕暮は御祓ぞ夏のしるしなりける 正三位家隆『新勅撰集』
実証的見解:
もともとは大祓という宮中の行事で、旧暦の六月と十二月の晦日に行われたもの。のちに十二月の大祓は廃れ、疫病などが流行する時期の夏の祓が一般的になった。天皇、皇后、東宮のための大祓は「節折」といい、竹でそれぞれの体を測り、測った長さに竹を折るという儀式。名越の祓の主なものは、茅の輪、形代、川社などである。各地の神社で見られ
る茅の輪は、茅萱を束ねて輪にし、参詣者にくぐらせて祓いとするもの。人形(ひとがた)や形代は、息を吹きかけたり触れたりしてその人の穢れを移し、それを川に流してみそぎ
とするもの。また川社(かわやしろ)は川に斎串(いぐし)を立てて祓いの儀式を行う。』
(季語と歳時記)
夏越の俳句:
・夏越かな氏子総代威儀正し 志水芳秀
・夏越祭空を洗ひて雨上る 門伝史会
・夏越ぼんぼりこんなに大き星ありしか 中戸川朝人
・夏越女というて烏帽子を着て素足 後藤夜半
・のこる罪あらじと漱ぐ夏越かな 本城布沙女
・夏越餅名はみなづきや白撓み 吉野義子
『大祓(おおはらえ、おおはらい)は、日本の神道儀式の祓の1つ。祓は浄化[注釈 1]の儀式として宮中や神社で日常的に行われるが、特に天下万民の罪穢を祓うという意味で大祓という...』(Wikipedia)
6月末と12月末、年2回穢を浄化すると言う考え方及び儀式は、現実に即した実用性があると思う。
心も身体も使い続けていれば、汚れもする、不具合になったりもする。機械ではないのだから、常に同じ調子で生きていけるものでもない。
半年に1回、定期的に心と身体の汚れを落として、綺麗にし、清浄にするというのは、生き生きとした状態を維持するには効果的だと思う。
神社、仏閣へのお参りが日本においては日常的になっているのは、一見宗教的に見えるものが実は実用の方法であったりする合理性が背景にあるのだと思う。
お祓いは気が進まない人も、茅の輪くぐりはやってみても損はないはずだ。