2022年01月 - 菜花亭日乗
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菜花亭日乗

菜花亭笑山の暇つぶし的日常のつれづれ。 散歩する道筋は、日本酒、俳句、本、音楽、沖縄、泡盛、カメラに...etc

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2022-01-31 (Mon)

2022/01/31 日記 冬薔薇

2022/01/31 日記 冬薔薇

2022/01/31 (月) 旧暦: 12月29日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 6時42分 日没:  17時07分 月出:  6時02分 月没:  15時44分 月齢:  28.35 潮汐:  中潮 干支:  甲申 六曜:  仏滅 九星:  三碧木星 今日のあれこれ: 冬薔薇 『冬薔薇 福岡駕与丁公園・バラ園 2022年1月6日散歩Winter roses, Fukuoka Kayoicho Park, Rose Garden, January 6, 2022 walk』 https://youtu.be/LT...

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2022/01/31 () 旧暦: 1229日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 642分 日没:  1707分 月出:  602分 月没:  1544分 月齢:  28.35 潮汐:  中潮 干支:  甲申 六曜:  仏滅 九星:  三碧木星

今日のあれこれ: 冬薔薇


『冬薔薇 福岡駕与丁公園・バラ園 202216日散歩Winter roses, Fukuoka Kayoicho Park, Rose Garden, January 6, 2022 walk

https://youtu.be/LTjEVOGnoxk



『冬薔薇: 寒薔薇、ふゆばら

  三冬

冬にも咲く薔薇のこと。
あらかた葉を落として、二つ三つ小ぶりの花をつける姿を目にすると、わびしい思いを禁じえない。』
(季語と歳時記)



冬薔薇の俳句:


・年越えてまた一つ咲く冬薔薇   伊藤敬子


・友召され讃美歌澄んで冬のバラ   東秋茄子


・夕闇のあと胸中の冬薔薇   森田蝌蚪


・夢ゑがき臥す夜を匂ふ冬薔薇  古賀まり子


・恋歌やピアフの好きな冬の薔薇   三池泉




伊藤は、年を越えて冬の薔薇がまた一つ咲くと詠む。
確かに、動画の様に16日の福岡では薔薇の花がいくつも花を咲かせている。

名古屋市の公園の薔薇はもう全く花をつけていない。
花どころか葉もほとんど失っている。
薔薇園の担当者が、春に向けて剪定を行っているため枝も葉も、風邪を引きそうに寒々しく刈り込まれている。
春のためには、それが一番なのだが、冬の薔薇も咲かせて欲しい。



「【フランス語】バラ色の人生 (La Vie En Rose) (日本語字幕)

https://youtu.be/erE0TmjuPK0


薔薇は歌とともにあり、心のなかに灯をともしてくれるもの、
と歌姫は歌い、俳人たちは詠んでいる。






2022-01-30 (Sun)

2022/01/30 日記 寒紅

2022/01/30 日記 寒紅

2022/01/30 (日) 旧暦: 12月28日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  日出: 6時42分 日没:  17時06分 月出:  5時00分 月没:  14時33分 月齢: 27.35 潮汐:  中潮 干支:  癸未 六曜:  先負 九星:  二黒土星今日のあれこれ: 寒紅(よーじや 京紅https://www.yojiyacosme.com/news/detail/?id=106より転載)『寒紅(かんべに) 晩冬【子季語】 丑紅、寒紅売【解説】 寒中に造られた紅は品質が良く、...

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2022/01/30 () 旧暦: 1228日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  日出: 642分 日没:  1706分 月出:  500分 月没:  1433分 月齢: 27.35 潮汐:  中潮 干支:  癸未 六曜:  先負 九星:  二黒土星


今日のあれこれ: 寒紅

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(よーじや 京紅
https://www.yojiyacosme.com/news/detail/?id=106
より転載)



『寒紅(かんべに) 晩冬

【子季語】
 丑紅、寒紅売

【解説】
 寒中に造られた紅は品質が良く、美しいとされる。
特に寒の丑の日のものは丑紅と言って最も上質とされた。
俳句では、寒中に女性が用いる紅一般をも指す。』
(季語と歳時記)



寒紅の俳句:


・筺底にわがいつの日の寒紅ぞ  高橋淡路女


・曖昧に生きぬ証しの寒紅ひく  中村明子


・夫の忌の寒紅引きて泣かぬなり   尾堂燁


・罪障のふかき寒紅濃かりけり  鈴木真砂女


・円山の雪寒紅の猪口に降る  長谷川かな女




日本伝統の寒紅と冬の口紅の寒紅と俳句では区分がつかないが、伝統の寒紅のほうが手間のかかる分気持ちが入りやすい。
 引くと言う表現のものは寒紅だと考えてよいだろう。

女性にとって紅を引くのは真剣勝負。
気合の入る瞬間なのだから。

上の4句は、女性が勝負してきた寒紅に纏わる感慨の句。
だから、理解できる。
 簡単ではない、寒紅は真剣なのだ。

5
句は少し違う、かな女らしい色彩の中に遊ぶ世界だ。
穏やかに紅い色気が漂う世界だ。
いつ、どこで、なにが、どうした...さっぱり判らない。
円山だけは具体的だが、これは札幌の円山公園だろうか、京都だろうか。
 北海道と縁のあった長谷川家だから、札幌も否定できないが、艶やかさを考え京の都の円山と考えたい。




2022-01-29 (Sat)

2022/01/29 日記 雪見

2022/01/29 日記 雪見

2022/01/29 (土) 旧暦: 12月27日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 6時43分 日没:  17時05分 月出:  3時51分 月没:  13時31分 月齢:  26.35 潮汐:  中潮 干支:  壬午 六曜:  友引 九星:  一白水星 今日のあれこれ: 雪見 「旅行 この冬行きたい!雪見風呂を堪能できる温泉地 【5選】」 https://youtu.be/yKpU4yGmV-k 『雪見: 雪見の宴、雪見船、雪見酒、雪見行、雪見...

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2022/01/29 () 旧暦: 1227日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 643分 日没:  1705分 月出:  351分 月没:  1331分 月齢:  26.35 潮汐:  中潮 干支:  壬午 六曜:  友引 九星:  一白水星


今日のあれこれ: 雪見

「旅行 この冬行きたい!雪見風呂を堪能できる温泉地 【5選】」

https://youtu.be/yKpU4yGmV-k



『雪見: 雪見の宴、雪見船、雪見酒、雪見行、雪見笠、雪の友、雪の人

  晩冬

雪景色を愛でつつ、料亭、舟上などで酒宴などを催すこと。
花見、月見と同じように風流を楽しむ。』
(季語と歳時記)



雪見の俳句:


・利根添ひに憩ふ宿あり雪見酒  中島照夫


・炬燵あり雪見障子の欲しかりし  後藤比奈夫


・餅さげて雪見る人の来りけり  長谷川かな女


・道連のひとりもないが雪見哉  四睡


・恋めくや雪見障子を閉めてより  星野 椿




今年は大雪なので、雪は災害的なものとの印象が強い。
しかし、子どもや犬は雪の楽しさを知っている。
大人だって楽しむことは出来る。
雪国に住む人は別にして、たまに降る雪や旅の雪なら楽しいものだ。

雪見と言う季語には、雪を見て楽しむ宴の意味がある。
独りでも宴だが、できれば風流を解する人が集まり美酒を持ち寄って、酒談義・雪談義に時を過ごす方が、人生の過ごし方として趣味の良いものだ。

四睡は独りで雪見が出来る風流者だ。
だが、できれば、長谷川や星野のようにいい男といい女で雪見酒が一番よろしい。





2022-01-28 (Fri)

2022/01/28 日記 凍滝

2022/01/28 日記 凍滝

2022/01/28 (金) 旧暦: 12月26日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 6時44分 日没:  17時03分 月出:  2時38分 月没:  12時38分 月齢:  25.35 潮汐:  若潮 干支:  辛巳 六曜:  先勝 九星:  九紫火星 今日のあれこれ: 凍滝 「滝紀行―氷の芸術大瀧の滝」 https://youtu.be/Wf0nS4Rh88E 『凍滝(いてたき) 晩冬 【子季語】  滝凍る、冬滝、寒の滝、氷り滝、氷瀑 ...

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2022/01/28 () 旧暦: 1226日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 644分 日没:  1703分 月出:  238分 月没:  1238分 月齢:  25.35 潮汐:  若潮 干支:  辛巳 六曜:  先勝 九星:  九紫火星


今日のあれこれ: 凍滝

「滝紀行―氷の芸術大瀧の滝」

https://youtu.be/Wf0nS4Rh88E



『凍滝(いてたき) 晩冬

【子季語】
 滝凍る、冬滝、寒の滝、氷り滝、氷瀑

【関連季語】
 滝

【解説】
 凍りついた滝のこと。流れ落ちるまま氷つた姿は壮絶で美しい。』
(季語と歳時記)



凍滝の俳句:


・竜神も眠り深山の滝凍る   夏生一暁


・万万の水凍滝となりにけり   岩下芳子


・凍瀧の天より剣つらぬけり   小澤克己


・湯の町の凍瀧厚み増す夜かな   小橋末吉


・凍瀧や北斗銀河の時刻む   今瀬一博




凍滝は、各地に名所があるが、実際に足を運んで見たのは奥飛騨の平湯温泉に行った時、平湯大滝の凍滝を見ただけだ。
 ライトアップがされ美しいが辿り着くまでの道も凍って大変だた記憶がある。
 現場に着くと、見る場所から滝までは遠く、大きな視界は壮大ではあるが、滝自体は遠いので小さく見えた。

動画の大瀧の滝は近くで撮られているので、ダイナミックな凍滝を見ることが出来る。
 この滝は高知県吾川郡いの町にあるそうだ。
大瀧の滝
(いの町観光協会
https://www.inofan.jp/spot/%E5%A4%A7%E7%80%A7%E3%81%AE%E6%BB%9D/


例句に詠まれている凍滝も壮大で威厳さを感じさせるが、動画を見ると俳人たちの感動が伝わってくる気がした。



2022-01-27 (Thu)

2022/01/27 日記 煮凝り

2022/01/27 日記 煮凝り

2022/01/27 (木) 旧暦: 12月25日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 6時44分 日没:  17時02分 月出:  1時26分 月没:  11時54分 月齢:  24.35 潮汐:  長潮 干支:  庚辰 六曜:  赤口 九星:  八白土星 今日のあれこれ: 煮凝り 「食感ぷるっぷる☆ふぐの煮凝り【ふぐ料理】Jellied broth」 https://youtu.be/xJjfwk9wYMg 『煮凝(にこごり) 三冬 【子季語】  煮凍、...

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2022/01/27 () 旧暦: 1225日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 644分 日没:  1702分 月出:  126分 月没:  1154分 月齢:  24.35 潮汐:  長潮 干支:  庚辰 六曜:  赤口 九星:  八白土星


今日のあれこれ: 煮凝り


「食感ぷるっぷる☆ふぐの煮凝り【ふぐ料理】Jellied broth

https://youtu.be/xJjfwk9wYMg



『煮凝(にこごり) 三冬

【子季語】
 煮凍、凝鮒
【解説】
煮魚をその煮汁とともに一晩置いて凝固させた料理。
 また、魚や野菜を煮汁と一緒に、寒天や食用ゼラチンで固めたものもいう。
 サメ・カレイ・ヒラメ・アンコウ・タイ・スッポン・コチなど、ゼラチン質を多く含む魚を用いる。』
(季語と歳時記)



煮凝の俳句:


・鰤のあらの煮凝りにある目玉かな   久世孝雄


・玲瓏と入江の鰈煮凝りぬ  水原秋櫻子


・良き家族よき友がゐて煮凝りぬ   中貞子


・鈴の緒に月明りして煮凝るよ  波多野爽波


・恋人や煮凝舌の上にあり   中島陽華


・仄聞は財ともならず煮凝れり   大場佳子




歳時記を見て、「煮凝り」が俳句に詠めるものなのかと思った。
 ところが探してみると、例句は465句も見つかった。

そんなにも詠めるのかと感心した。

煮凝りは魚の煮汁のゼラチン質が冷えて固まったものだ。
個人的には魚は骨まで愛しての方なので、煮凝りも好きだ。
しかし、俳句の「煮凝り」はどう詠むのだろう。

様々な例句があった。

1句は、写生でその儘、イメージが見えてくる。句としてどうかを置けば、判りやすい。

2句は、玲瓏の美しい言葉が使われているが、写生で鰈の煮凝りで間違いはない。

3句は、これは写生ではない。家族にも友にも恵まれて申し分ないのだが、絶対自由の観点から言えば、閉じ込められている自分が煮凝りか。

4句は、これは写生風だが、賽銭箱の上の鈴を鳴らす紐が月の光に照らされて煮凝るとは? わからない。

5句は、かなりわからない。煮凝っているのは恋人なのか舌なのか? 舌は恋人の舌なのか、自分の舌なのか?
自分の舌だとすると、恋の熱も冷め、固まってしまっていると言いたいのだろうか。

6句は、これは写生でもなくイメージでもなくわからない。自分の良い人の悪いうわさ話を耳にして、自分の心が固まったと言うのだろうか。いやわからない。


難しい例句を読んでみて、煮凝りについて465句も詠める俳人たちの句作力は想像を超えている事が解った。






2022-01-26 (Wed)

2022/01/26 日記 雪下し

2022/01/26 日記 雪下し

2022/01/26 (水) 旧暦: 12月24日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  文化財防火デー 日出: 6時45分 日没:  17時01分 月出:  0時17分 月没:  11時18分 月齢:  23.35 潮汐:  小潮 干支:  己卯 六曜:  大安 九星:  七赤金星 今日のあれこれ: 雪下し 「平屋の雪下ろし2022年 Snowing down the roof」 https://youtu.be/m4DUshhpHKs 『雪下し(ゆきおろし) 晩冬 【子季語】 ...

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2022/01/26 () 旧暦: 1224日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  文化財防火デー 日出: 645分 日没:  1701分 月出:  017分 月没:  1118分 月齢:  23.35 潮汐:  小潮 干支:  己卯 六曜:  大安 九星:  七赤金星


今日のあれこれ: 雪下し

「平屋の雪下ろし2022 Snowing down the roof

https://youtu.be/m4DUshhpHKs



『雪下し(ゆきおろし) 晩冬

【子季語】
 雪卸、雪掘り

【解説】
 屋根などに積もった雪を掻き下ろすこと。
雪の重みで戸の開け閉てがきつくなったり、ひどい時は家が倒壊したりするので雪下しは不可欠。
危険な力仕事である。』
(季語と歳時記)



雪下しの俳句:


・父祖の地の雪降る限り雪おろす  村山砂田男


・町ぢゆうが夜中に起きて雪卸す  中村節代


・雪卸し真青の海を見て憩ふ  三宅草木


・朝日負ひ男三代雪下し   安部暘子


・雪下ろし終へし鼻梁の高々と   若井新一




今年は、雪国でも例年より降雪量が多い。
名古屋では12月に積雪もあった。
地球温暖化はどうなったのかだが、子どもや犬は喜んだ。

仕事で札幌と新潟市に住んだことがある。
鉄筋コンクリートの建物だったので雪下しはしなかったが、その重要性はよく理解できた。
 雪下しはしなくても済んだが、マイカーの掘り出しは必要だった。
 一晩で車が見えなくなるほど積もると、雪の中から車を掘り出すことになる。
 朝から始めても、車で出られるのは午後になる。雪の大変さは雪国に住んでみなければ解らない。

雪国の人は、雪下しの大変さを良く承知している。
それはもう定められたことだから、逃げられるものではない。
雪下しが嫌なら、雪国を出なければならない。
雪国に生まれた者として覚悟はできている。
村山の覚悟にはゆるぎはない。

高齢者の雪国暮らしは辛いものだ。
雪国の高齢者は平屋の一軒家には住まないほうが良い。
やはり、南国の温かい処が良い。

安部は男手があって幸せだ。
常日頃威張っているのだから雪の非常時の日には、存在理由を示してもらわなければならない。
それがうまく行っているのだから幸せだ。





2022-01-25 (Tue)

2022/01/25 日記 寒施行

2022/01/25 日記 寒施行

2022/01/25 (火) 旧暦: 12月23日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  下弦 日出: 6時45分 日没:  17時00分 月出:  ---- 月没:  10時47分 月齢:  22.35 潮汐:  小潮 干支:  戊寅 六曜:  仏滅 九星:  六白金星 今日のあれこれ: 寒施行 「1月のスズメ 餌台設置2年目(2022年1月22日)」 https://youtu.be/2kq7ihtIVlM 『寒施行: 野施行、穴施行、狐施行   晩冬 野生の...

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2022/01/25 () 旧暦: 1223日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  下弦 日出: 645分 日没:  1700分 月出:  ---- 月没:  1047分 月齢:  22.35 潮汐:  小潮 干支:  戊寅 六曜:  仏滅 九星:  六白金星


今日のあれこれ: 寒施行

1月のスズメ 餌台設置2年目(2022122日)」

https://youtu.be/2kq7ihtIVlM



『寒施行: 野施行、穴施行、狐施行

  晩冬

野生の動物に、寒の時期餌を施し与えることをいう。
田の畦、山の際などに、豆腐や油揚などを置く。
野に置くことを野施行、狐や狸などの穴らしいところに置くことを穴施行という。』
(季語と歳時記)



寒施行の俳句:


・法螺貝を先頭に列寒施行  住原令子


・籠りの僧屋根へ飯投ぐ寒施行  伊藤宮子


・大方は雀なれども寒施行  細井路子




下関の唐戸市場では毎年1月に寒施行の行事を行っているそうだ。
『●寒施行とは
大寒(たいかん)に入ると野山や少祠(しょうし・ほこら)などに「寒施行、寒施行」と連呼しながら、小豆飯の握り飯、干鰯、油揚げなどを竹の皮に包んで投げ置いていきます。真冬で餌もなく困っているけもの達に、少しでも食べものを与えてやろうという心が生んだといわれる風習です。下関にはごく一部にしか残っていません。』
(唐戸市場
https://www.karatoichiba.com/unions/
より転載)

まだ行事として行われているようだ。

自然の動物に餌を与えることについては、公園や道路で猫や鳩に餌を与える人が居て、社会問題になったりする。

寒施行と何が違うのかと考えると、自然の生き物が餌に困る寒の時期にだけ限定するところが違う。

公共の場所が排泄物で汚染されたり、近くの人が迷惑することが起きるから、餌やりはいけないのだ。

昨日の季語である寒雀に慈悲を施す心は尊いものがある。
動画の作者のように、他人に迷惑をかけること無く、自分の空間に餌場を作り、寒の内だけ餌を与えるのであれば、それは寒施行と言えるだろう。





2022-01-24 (Mon)

2022/01/24 日記 寒雀

2022/01/24 日記 寒雀

2022/01/24 (月) 旧暦: 12月22日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 6時46分 日没:  16時59分 月出:  23時10分 月没:  10時18分 月齢:  21.35 潮汐:  中潮 干支:  丁丑 六曜:  先負 九星:  五黄土星 今日のあれこれ: 寒雀 「雀と遊ぶ 二子玉川公園野鳥図鑑 2022年1月22日」 https://youtu.be/j-dhFyrWalA 『寒雀: 冬雀、凍雀、ふくら雀   晩冬 雀は、田に餌...

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2022/01/24 () 旧暦: 1222日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 646分 日没:  1659分 月出:  2310分 月没:  1018分 月齢:  21.35 潮汐:  中潮 干支:  丁丑 六曜:  先負 九星:  五黄土星


今日のあれこれ: 寒雀

「雀と遊ぶ 二子玉川公園野鳥図鑑 2022122日」

https://youtu.be/j-dhFyrWalA



『寒雀: 冬雀、凍雀、ふくら雀

  晩冬

雀は、田に餌がなくなる冬季は、人家近くに餌を求めて集まるので親しみやすい。
本来は食鳥としての雀を寒雀と呼んだ。
近年では食味としてよりもその愛らしさを読む句が多い。』
(季語と歳時記)



寒雀の俳句:


・陽だまりに群れて弾みて寒雀   廣瀬雅男


・毬のごところげてきたり寒雀   山下とし子


・友を呼ぶ糠蒔く畑の寒雀   木内美保子


・母訪へば母と我が日や寒雀  永田耕衣


・病床の父が指差す寒雀   亀井紀子




昨日は、冬ざれた日で、もの皆内に籠もる寒さだった。
今日は、風はあったが遮る壁のある場所には日溜りができた。
 昼休み、外に出ると公園の日溜りには鳥たちの姿が見えた。

野生の生き物には厳しい冬。
寒さは募り、風も吹き、雪も降る。
暖房もなく、餌も探すのが難しくなる冬。
小鳥たちも大変だなと思う。

その割に小鳥たちは屈託がなく遊んでいるように見える。
本当の気持ちは本人に訊いてみなければ判らないが、その様子が可愛らしくて癒やしてくれる。

老いた母、父を見舞えば、雀たちがいてくれるだけで、気持ちを明るく、和やかにしてくれる。





2022-01-23 (Sun)

2022/01/23 日記 生姜酒

2022/01/23 日記 生姜酒

2022/01/23 (日) 旧暦: 12月21日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 6時47分 日没:  16時58分 月出:  22時07分 月没:  9時51分 月齢:  20.35 潮汐:  中潮 干支:  丙子 六曜:  友引 九星:  四緑木星 今日のあれこれ: 生姜酒 「【至高の宅飲み】大量の生姜を使った自家製ジンジャーハイボール。おつまみには丸ごととろとろ玉ねぎ。」 https://youtu.be/FEzDIanGL2I 『生姜...

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2022/01/23 () 旧暦: 1221日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 647分 日没:  1658分 月出:  2207分 月没:  951分 月齢:  20.35 潮汐:  中潮 干支:  丙子 六曜:  友引 九星:  四緑木星


今日のあれこれ: 生姜酒

「【至高の宅飲み】大量の生姜を使った自家製ジンジャーハイボール。おつまみには丸ごととろとろ玉ねぎ。」

https://youtu.be/FEzDIanGL2I



『生姜酒

  三冬

暖めた酒に摩りおろした生姜を加えたもの。
好みで砂糖などを入れる。生姜の薬効により体が温まり、防寒、風邪に効くとされている。』
(季語と歳時記)



生姜酒の俳句:


・忙がしき明日の待ちゐる生姜酒   橋本佐智


・生姜酒胸より酔ひてきたりけり   島谷征良


・生姜酒作つて飲んで寝てしまふ  小田まこと




今日は、風の強いのは収まったが、太陽が出ず底冷えのする天気になった。
 午後、天気予報のアプリが通知をくれた、雪雲が接近中との情報だった。
 それを知ると更に寒くなった気がした。

こんな日は、温かい食べ物や飲み物が良い。
寒さに負けない気迫が大切なのは確かだが、精神論だけより身体も温める方が良い。

今日は、日本酒なら熱燗、泡盛なら熱めのお湯割りが良い。
歳時記を見ていて、「生姜酒」を見つけた。
そうか、その手がある。

youtube
を見ると、日本酒だけではなく、ウイスキー、焼酎、ホワイトリカーなど色々なお酒を使って「生姜酒」を作る動画が公開されていた。

数は多くはない「生姜酒」の例句を読んでいて、俳人たちの生活力に感心した。

寒さに対抗するのではなく、サラリと躱して明日に備える行き方の方がスマートだ。

その点、小田は達人だ。
極意を簡潔に教えてくれる。
難しい今より、明るい明日だ。




2022-01-22 (Sat)

2022/01/22 日記 侘助

2022/01/22 日記 侘助

2022/01/22 (土) 旧暦: 12月20日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 6時47分 日没:  16時57分 月出:  21時04分 月没:  9時24分 月齢:  19.35 潮汐:  中潮 干支:  乙亥 六曜:  先勝 九星:  三碧木星 今日のあれこれ: 侘助 「椿の花くらべ~番外編~♪【乙姫・胡蝶絞侘助】」 https://youtu.be/rMSrdx9UH5Q 『侘助(わびすけ) 三冬 【子季語】  侘介 【解説】  ...

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2022/01/22 () 旧暦: 1220日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 647分 日没:  1657分 月出:  2104分 月没:  924分 月齢:  19.35 潮汐:  中潮 干支:  乙亥 六曜:  先勝 九星:  三碧木星


今日のあれこれ: 侘助

「椿の花くらべ~番外編~♪【乙姫・胡蝶絞侘助】」

https://youtu.be/rMSrdx9UH5Q



『侘助(わびすけ) 三冬

【子季語】
 侘介
【解説】
 ツバキ属のなかでは、葉も花も小ぶり。
白、紅、しぼりなどの一重が半開きに咲く姿は日本人好みで、茶花としても重用されている。』
(季語と歳時記)



佗助の俳句:


・侘助や葉先に光る日の雫   鈴木静恵


・侘助や鳥横むきに逆さまに   杉本綾


・箒手に佗助咲くと呼びにけり  吉屋信子


・侘助を剪らむにまなこ猛くして  斎藤玄


・侘助を生けて起居をば共にせり  相生垣瓜人




椿から派生した花なら「XXX椿」とか名付けられれば良いものをと思う。

何故花の名前が侘助なのかと誰もが不思議に思う。
由来は、以下のような説になっている。

『ワビスケ・侘助
 わびすけ

[
ワビスケ・侘助]
侘助。豊臣秀吉の朝鮮出兵で侘助(わびすけ)なる人が持ち帰ってきたことに由来する説、茶人・千利休に仕え、この花を育てたとする「侘助」の名前に由来する説、茶人・笠原侘助が好んだことに由来する説などがある。』
(日本辞典
http://www.nihonjiten.com/data/46490.html
より転載)

由来の通り、茶室を飾る花として処を得ている。

また、尖って縁にギザギザのある葉の間に、一重の小さな白や紅色などの花が密やかに咲くことから、花言葉は「静かな趣、控え目、簡素」だそうだ。

花の名前ではなく、人の有り様を表現する言葉でもある。
「隠棲して閑寂な境地を楽しんでいる侘人」を、侘助と表現するそうだ。

その様な背景を持つ花だからか、例句を読んでいると俳人たちも、侘助に引き寄せられて心穏やかに詠んでいる。

吉屋の句。
吉屋の嬉しさを解ってくれる人が、近くにいることもまた嬉しい。
 呼ばれた男が、“それが何だ”では、傍にいる甲斐がない。





2022-01-21 (Fri)

2022/01/21 日記 寒造り

2022/01/21 日記 寒造り

2022/01/21 (金) 旧暦: 12月19日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 6時47分 日没:  16時56分 月出:  20時02分 月没:  8時55分 月齢:  18.35 潮汐:  大潮 干支:  甲戌 六曜:  赤口 九星:  二黒土星 今日のあれこれ: 寒造り 「冷え込みの中、立ち上る湯気 酒どころ「灘五郷」で寒仕込み最盛期」 https://youtu.be/I5IJIoaHk44 『寒造(かんづくり) 晩冬 【子季語】 ...

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2022/01/21 () 旧暦: 1219日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 647分 日没:  1656分 月出:  2002分 月没:  855分 月齢:  18.35 潮汐:  大潮 干支:  甲戌 六曜:  赤口 九星:  二黒土星


今日のあれこれ: 寒造り

「冷え込みの中、立ち上る湯気 酒どころ「灘五郷」で寒仕込み最盛期」

https://youtu.be/I5IJIoaHk44


『寒造(かんづくり) 晩冬

【子季語】
 寒造酒

【解説】
 寒中の水を用い醸造する酒をいう。
この酒の味は旨く腐りにくいことから寒造と呼ばれる。』
(季語と歳時記)




寒造の俳句:


・先づ拝す酒の神在す寒造   宮原悦子


・素裸に蒸し米もんで寒造り  鷹羽狩行


・櫂入れの歌に醸せる寒造   能村研三


・佇めばつぶやく膠寒造  岸風三樓


・朋有りて酌み交はす酒寒造   布施由岐子




(*
ここまで、書いてきたら、消防車がサイレンを流しながらやってきた。寒く、風の強い日に火事かと思っていると。
次、また次と消防車がやってくる。合計4台になった。

大火になったら大事だと考え見に行くことにした。
防寒コートと手袋を身に着け、家を出て暗い道を人影の多い方に向かう。
1
区画離れたマンションが現場だった。
火や煙は出ていないが、マンションの西の外れの入り口に消防隊員らしき人が居て、救急用の担架を用意していた。
どうやら、大火の虞はなさそうなので引き上げることにした。

トンガの災害は遠いが、火事は近くで起きれば我が身にも及ぶ。
 世の中、未来は何が待ち構えているかわからない。
*)

寒造りは、お酒や味噌など発酵に関するものは、雑菌がいない厳寒期には品質が良いものが出来る。

日本酒も鑑評会への出品酒や最上級の大吟醸酒は、この時期、杜氏が全能力を注いで造られる。

2
月末から3月には完成した醪が搾られ、美酒が誕生する。

その時が来れば、蔵に人が集い出来上がった新酒を楽しむことができればよいのだが。
今日も、オミクロン株の感染者は過去最多を更新している。
世の中は思い通りにはならないが、その時はかならず来るから、頑張って生きていくしか方法はない。




2022-01-20 (Thu)

2022/01/20 日記 大寒

2022/01/20 日記 大寒

2022/01/20 (木) 旧暦: 12月18日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  大寒 日出: 6時48分 日没:  16時55分 月出:  19時00分 月没:  8時24分 月齢:  17.35 潮汐:  大潮 干支:  癸酉 六曜:  大安 九星:  一白水星 今日のあれこれ: 大寒 「まさに「大寒」寒波がピーク 日本海側は“冬の嵐”(2022年1月20日)」 https://youtu.be/0gShQEKkfCo 『大寒: 寒がはり  晩冬 二十四...

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2022/01/20 () 旧暦: 1218日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  大寒 日出: 648分 日没:  1655分 月出:  1900分 月没:  824分 月齢:  17.35 潮汐:  大潮 干支:  癸酉 六曜:  大安 九星:  一白水星


今日のあれこれ: 大寒

「まさに「大寒」寒波がピーク 日本海側は“冬の嵐”(2022120)

https://youtu.be/0gShQEKkfCo



『大寒: 寒がはり

 晩冬

二十四節気の一つ。
陽暦の一月二十一日ごろにあたり、このころから立春までの間が、一年のうちで最も寒さが厳しい。』
(季語と歳時記)



大寒の俳句:


・薄日さし荒野荒海大寒なり  福田蓼汀


・大寒や閻魔の剣は鈍色に   春田淳子


・満天の星大寒の位置に就く   根岸善行


・父を埋め大寒の月にまかせる子等   八田木枯


・矢を放つまで大寒の虚空かな   高倉和子




今日は大寒
気象については、暦が先行することが多いが、今年は暦とお天気が一致している。

日差しはあるのだが、風が冷たく、温かさを感じさせない。
手袋をしていない手は可哀想なほど冷たい。
早朝の車のハンドルは冷え切っていて、握っていられない。

大寒の日は厳しいものだから、気持ちもピリッと引き締まるのだろう。
 例句を読んでいて、そんなことを感じた。

3句。
何か殺気立つものがある。

2句。
それに加えて、シュールの匂いがする。
八田の句。本当なのだろうか。月も困るだろうに。寒い寒い夜だ。

高倉の句。それは、解ったとして。放った後はどうなったのか知りたい。






2022-01-19 (Wed)

2022/01/19 日記 寒牡丹

2022/01/19 日記 寒牡丹

2022/01/19 (水) 旧暦: 12月17日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 6時48分 日没:  16時54分 月出:  17時59分 月没:  7時48分 月齢:  16.35 潮汐:  大潮 干支:  壬申 六曜:  仏滅 九星:  九紫火星 今日のあれこれ: 寒牡丹 「石光寺の寒牡丹と當麻寺の冬牡丹【奈良県葛城市】」 https://youtu.be/w0ax-DEdye0 『寒牡丹: 冬牡丹   三冬 もともと初夏の花である...

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2022/01/19 () 旧暦: 1217日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 648分 日没:  1654分 月出:  1759分 月没:  748分 月齢:  16.35 潮汐:  大潮 干支:  壬申 六曜:  仏滅 九星:  九紫火星


今日のあれこれ: 寒牡丹

「石光寺の寒牡丹と當麻寺の冬牡丹【奈良県葛城市】」

https://youtu.be/w0ax-DEdye0



『寒牡丹: 冬牡丹

  三冬

もともと初夏の花である牡丹の花芽をつみとって冬に咲かせるようにしたもの。
 藁囲いをして、寒さの中大輪の花を咲かせる。』
(季語と歳時記)



寒牡丹の俳句:


・藁苞の中へも夕日寒牡丹   赤堀洋子


・舞ふ雪も華のあきらか寒牡丹  皆吉爽雨


・門跡の色を秘めたる寒牡丹   田伏博子


・薄紅の恥ふ若さ寒牡丹   井上玉枝


・白絹の煌めき持ちて寒牡丹   赤座典子




季語の説明には、寒牡丹と冬牡丹を同じものとして記述しているが、本当は別種類の花で、寒牡丹は動画の石光寺でしか、見られないそうだ。

『その石光寺に”寒牡丹”を見に行った。

 
寒牡丹と冬牡丹は別品種であり、寒牡丹が見れるのは、私の知る限り、ここ、石光寺だけ。

 
春に咲く華麗な牡丹を促成栽培技術により、冬に咲かしているのが冬牡丹

 
これに対して、寒牡丹は春と初冬に花をつける二季咲きの変種(冬と知って育ち、冬と認識しながら咲いた)で、葉っぱがほとんどない。

 また、茎や枝が黒く、30年の寿命を持つものもある。

 厳しい冬を乗り越えて咲く”寒牡丹”だけに、その美しさも格別である。』
(ワンダースター★航星記
https://blog.goo.ne.jp/nietaazuki/e/20bcdc0545c9386281b65274ff1a5878
より転載)

一面の雪の中、藁苞を被りながらも、大輪の白や紅の花を咲かせる寒牡丹の美しさは際立っていると言える。

何も花の気の無い季節に、大きな花を作り咲かせるのは、人のためなのだろうか。
 厳寒の時期には招き寄せる虫たちの姿はないはずだから。





2022-01-18 (Tue)

2022/01/18 日記 凍鶴

2022/01/18 日記 凍鶴

2022/01/18 (火) 旧暦: 12月16日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  望 日出: 6時49分 日没:  16時53分 月出:  16時58分 月没:  7時07分 月齢:  15.35 潮汐:  大潮 干支:  辛未 六曜:  先負 九星:  八白土星 今日のあれこれ: 凍鶴 「阿寒国際ツルセンター、朝のタンチョウの飛来20220103」 https://youtu.be/N136VqYOP2A 『凍鶴(いてづる) 三冬 【子季語】  霜の鶴、霜...

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2022/01/18 () 旧暦: 1216日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  望 日出: 649分 日没:  1653分 月出:  1658分 月没:  707分 月齢:  15.35 潮汐:  大潮 干支:  辛未 六曜:  先負 九星:  八白土星


今日のあれこれ: 凍鶴

「阿寒国際ツルセンター、朝のタンチョウの飛来20220103

https://youtu.be/N136VqYOP2A



『凍鶴(いてづる) 三冬

【子季語】
 霜の鶴、霜夜の鶴、鶴凍つ

【解説】
厳寒の中の鶴の印象をいう。風雪に耐えながら自らの翼に首をうずめて片脚で立っている鶴は、まさに凍てついてしまったかのようである。』
(季語と歳時記)



凍鶴の俳句:


・凍鶴の大地に刺さるごと眠る   山本則男


・踏み替へてまた凍鶴に戻りけり  栗島 弘


・凍鶴の黙に火のつく夕茜   森岡正作




鶴は容姿が美しく、振る舞いも優雅なので絵になる鳥。
日本では古来より愛されてきた。

姿だけではなく、習性も良いので愛されてきたのだろう。
鶴の番は基本的に生涯解消されず、お互いに貞節を守る。
巣を作る時も同じ場所で毎年同じものを使用する。
 また、雌雄共に営巣・抱卵を行い、雛を生み、育てるそうだ。

人間が鶴より学ばなければならない程に理想的な家庭を営む事が人気の理由でもあるのだろう。

凍てつく冬の厳しい寒さの中で、じっと動かず止まっている姿が、凍鶴のイメージだが、それもまた貴く想われる理由になっている。





2022-01-17 (Mon)

2022/01/17 日記 山眠る

2022/01/17 日記 山眠る

2022/01/17 (月) 旧暦: 12月15日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  土用、防災とボランティアの日 日出: 6時49分 日没:  16時52分 月出:  16時01分 月没:  6時21分 月齢:  14.35 潮汐:  大潮 干支:  庚午 六曜:  友引 九星:  七赤金星 今日のあれこれ: 山眠る 「2022 1 10 雪の動山」 https://youtu.be/VeX9A_f3VDE 『山眠る(やまねむる) 三冬 【子季語】  眠る山 ...

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2022/01/17 () 旧暦: 1215日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  土用、防災とボランティアの日 日出: 649分 日没:  1652分 月出:  1601分 月没:  621分 月齢:  14.35 潮汐:  大潮 干支:  庚午 六曜:  友引 九星:  七赤金星


今日のあれこれ: 山眠る

2022 1 10 雪の動山」

https://youtu.be/VeX9A_f3VDE



『山眠る(やまねむる) 三冬

【子季語】
 眠る山

【解説】
 冬山を擬人化したもの。
中国の山水画伯、郭煕の画論の次の言葉「冬山惨淡として眠るがごとく」が、この季語の原点。
 春は「山笑ふ」夏「山滴る」秋「山粧ふ」、季節に応じて使い分けのできる重宝な季語。』
(季語と歳時記)



山眠るの俳句:


・落人の部落を抱き山眠る   柴崎加代子


・里山も修験の山も眠りけり   宮井知英


・林道を鎖で閉ざし山眠る   生田作


・落葉踏む音しんとして山眠る   菊谷潔


・落ちてゆく夕日沈めて山眠る   稲畑汀子




トンガの海底火山の噴火には驚かされた。
と言っても、実際に見ているのではないが、眠っている時に
突然なった緊急連絡メールに驚かされた。
今までにはなかった噴火なので、気象庁も驚いて振り回されたようだ。

日本の富士山も噴火の時が近づいていると言われて、久しい。
 火山に関して言えば、そのままお眠りになっていただきたい。

眠る山は詩の世界にあり、美しいのだから。






2022-01-16 (Sun)

2022/01/16 日記 雪女郎

2022/01/16 日記 雪女郎

2022/01/16 (日) 旧暦: 12月14日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  藪入り 日出: 6時49分 日没:  16時51分 月出:  15時08分 月没:  5時29分 月齢:  13.35 潮汐:  中潮 干支:  己巳 六曜:  先勝 九星:  六白金星 今日のあれこれ: 雪女郎 「【地吹雪】2022年1月12日(水)南陽市のとある風景」 https://youtu.be/5R7GhZ7Ib3A 『雪女郎: 雪女、雪坊主、雪の精   晩冬 ...

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2022/01/16 () 旧暦: 1214日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  藪入り 日出: 649分 日没:  1651分 月出:  1508分 月没:  529分 月齢:  13.35 潮汐:  中潮 干支:  己巳 六曜:  先勝 九星:  六白金星


今日のあれこれ: 雪女郎

「【地吹雪】2022112日(水)南陽市のとある風景」

https://youtu.be/5R7GhZ7Ib3A



『雪女郎: 雪女、雪坊主、雪の精

  晩冬

雪国の伝説にある雪女、雪の精のこと。
幾月も雪にとざされる豪雪地方では、迫りくる闇、吹雪の夜の風の音など、いろいろな自然現象がときに幻想となって現れたりする。
 雪夜に人を惑わすというその美しさ、恐ろしさが今も語り継がれている。』
(季語と歳時記)



雪女郎の俳句:


・炉話に招きてみたし雪女  伊東宏晃


・夜雪積む雪女郎こそ恐ろしや  小林康治


・風生れてすかさず乗りし雪女郎  深堀幸女


・立ちどまるたびに近づき雪女郎  京極杞陽


・名告りても名告りても闇雪女郎  藤田湘子


・鮟鱇のごとき口もつ雪女郎   佐藤喜仙


・笄は白骨作り雪女  鈴木真砂女




今日は、トンガ発の津波に驚かされたが、雪は小康状態だった。
 しかし、明日からはまた冬が強まり、雪も降るそうだ。

また、雪女郎がお出ましになることだろう。

伊東は、囲炉裏の辺りに来てもらって、冬の夜話をしてみたいと暢気なことを言っているが、それは雪女を知らぬ者の戯言だ。

小林の言うように、雪女郎は、夜の闇や昼なら一寸先は見えない猛吹雪の中、風は強くすべてのものを吹き飛ばしてしまうような時に、見えないところから浮かび上がるように登場する恐ろしいものなのだ。

温温とした炉辺に光を浴びて歩んでくるような女ではない。

新年に入り、北海道、東北を襲った大雪。
5
人の人が命を落とした。
死人に口無しだから、証言は得られないが、何人かは雪女郎に遭っているかも知れない。

札幌と新潟に暮らしたことがある。
雪と言っても牡丹雪のようなものは、雪見、スキー、雪だるまで楽しい雪だ。
 しかし、地吹雪となると状況は一変する。猛烈な風と雪は視界を失わせる、この世は見えなくなる、高速道路を走っていれば、前の車のテールランプが目印になるが、前に車がいなければ、方向を失う、ハンドルは切れない、停まれば追突される。どうしたら良いのか、途方に暮れる。
 そんな時、雪女郎が登場するのだ。それは恐ろしいのだ。

ものも言わずに近づいてくる、声をかけても、応えず近づいてくる。 白い衣に紅い唇、美しいが凄絶だ。
 これは誰だと思うと、恐怖感が覆いかぶさってくる。

そんな時を経験した、佐藤は雪女郎の口は鮟鱇のようだと証言する。

鈴木真砂女も証言している。
笄(こうがい:髪を結う道具)は、昔から鶴の脛の骨が最高級とされ、一般的には竹や鯨のひげや鼈甲などが使われるそうだ。
 しかし、雪女の笄、恐ろしい事に、人の白骨で出来ているそうだ。


今年の冬は、まだ始まったばかりだ。
週明けには、寒波が来るという。
風と雪が襲ってくる闇夜は勿論のこと、昼でも先が見えない時は、この世ではない。
そのような時は、外には出ず、家の中で静かに温かくしていることだ。





2022-01-15 (Sat)

2022/01/15 日記 どんど焼き

2022/01/15 日記 どんど焼き

2022/01/15 (土) 旧暦: 12月13日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  小正月 日出: 6時50分 日没:  16時50分 月出:  14時20分 月没:  4時34分 月齢:  12.35 潮汐:  中潮 干支:  戊辰 六曜:  赤口 九星:  五黄土星 今日のあれこれ: どんど焼き 「小樽 住吉神社どんど焼きの様子! 2022年1月7日」 https://youtu.be/vSJzIAGRh08 『どんど (新年の季語) 【季 節】  新年 【...

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2022/01/15 () 旧暦: 1213日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  小正月 日出: 650分 日没:  1650分 月出:  1420分 月没:  434分 月齢:  12.35 潮汐:  中潮 干支:  戊辰 六曜:  赤口 九星:  五黄土星


今日のあれこれ: どんど焼き

「小樽 住吉神社どんど焼きの様子! 202217日」

https://youtu.be/vSJzIAGRh08



『どんど (新年の季語)

【季 節】  新年
【分 類】  人事
【意味・説明】
「どんど」は江戸時代から行われていた行事で、正月に飾った門松・注連飾り、書初めなどを集めて、115日に神社などで焚きます。
「左義長(さぎちょう)」ともいわれます。

この火で焼いた団子や餅を食べると無病息災、書初めの灰が高く上がると字が上達するといわれています。
 
域によって、「どんど、どんど焼き」「とんど、とんど焼き」「どんどん焼き」など、様々な呼ばれ方をします。』
(季語集め◆春----新年
https://kigo365.com/dondo/




どんど焼きの俳句:


・老禰宜のいでましとんど佳境なり   山本漾子


・風上へ人の輪崩れ大どんど  野口南枝


・焚かれつつ睨む達磨やどんど焼   夏目満子


・舞巫女の剣を染めてどんど燃ゆ   大井邦子


・鳥となり花びらとなりどんどの火  成田智世子




どんど焼きは小正月の行事なので、今日行われるもの。
神事や大掛かりな地域の行事の性格もあるので、平日ではなく祝祭日に行われることも多い。

以前、大きな団地に住んでいた時は、大掛かりな団地のどんど焼きが行われた。
 コロナのいない時代なので、自治会や各種団体の協賛の下、団地の住民総出のどんど焼きが行われた。

 地区センター近くの広場に、どんど焼きを行う会場が用意される。
 住民は松飾りなどを持参し、金具などは赤十字の女性たちが外し、燃えるものばかりにして、どんどの火の中に投げ入れる。
 またたく間に、それは火となって燃え上がる。

どんどの火の周りには、テントが張り巡らされ、振る舞い酒やおしるこや焼き餅も振る舞われる。
 どんどの火の中には、アルミ箔に包まれた薩摩芋も投げ入れられ、焼き上がれば子どもたちに配られる。

どんど焼きは、地域の良い催事だった。

都会での生活は、地域性も薄くなり、どんどの大きな火を扱う場所もないので、地域のどんど焼きは難しい。
都会に住む人は、神社や公開されるどんど焼き行事に行くことになるだろう。





2022-01-14 (Fri)

2022/01/14 日記 寒稽古

2022/01/14 日記 寒稽古

2022/01/14 (金) 旧暦: 12月12日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 6時50分 日没:  16時49分 月出:  13時39分 月没:  3時37分 月齢:  11.35 潮汐:  中潮 干支:  丁卯 六曜:  大安 九星:  四緑木星 今日のあれこれ: 寒稽古 「正道会館宮崎寒稽古2022」 https://youtu.be/eg4S00qS2r8 『寒稽古   晩冬 剣道、柔道、弓道など武術を修める者が、寒三十日間、特に烈...

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2022/01/14 () 旧暦: 1212日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 650分 日没:  1649分 月出:  1339分 月没:  337分 月齢:  11.35 潮汐:  中潮 干支:  丁卯 六曜:  大安 九星:  四緑木星


今日のあれこれ: 寒稽古

「正道会館宮崎寒稽古2022

https://youtu.be/eg4S00qS2r8



『寒稽古

  晩冬

剣道、柔道、弓道など武術を修める者が、寒三十日間、特に烈しい稽古を行うことをいう。
 武術のほか、謡曲、音曲などの芸事の寒中の稽古もいう。』
(季語と歳時記)



寒稽古の俳句:


・寒稽古らし城へゆく道ゆづる  上杉苳子


・海原へ声を発止と寒稽古   山口裕子


・ちびつこの意気込む声や寒稽古   本郷公子


・寒稽古空手の拳風を切る   下平しづ子


・寒稽古汗ふく顔の幼かり  中原八千子




 岐阜県の古刹永保寺では毎年、市内の小中学生が剣道の寒稽古をする。
 コロナのパンデミックのために昨年は中止になったが、今年は内容を変えて、外でマスクをして竹刀の素振りを行ったそうだ。

剣道も空手も柔道も寒稽古は行う。
多くの少年・少女が新しい年に稽古をするのは良いことだ。
親も集まり、寒稽古の様子を見て子供の真剣な様子を確認することが出来る。

武道に限らず、俳句でも踊りでも音楽でも寒稽古はある。
学びの場に寒稽古という節目があれば、自分の成長を振り返ることが出来る。

寒稽古という新年の行事は今後も伝えていきたい行事だ。





2022-01-13 (Thu)

2022/01/13 日記 雪国

2022/01/13 日記 雪国

2022/01/13 (木) 旧暦: 12月11日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 6時50分 日没:  16時48分 月出:  13時04分 月没:  2時39分 月齢:  10.35 潮汐:  若潮 干支:  丙寅 六曜:  仏滅 九星:  三碧木星 今日のあれこれ: 雪国 「【冬のエブリイ車中泊】想像以上の寒さ…雪国の冬山はやっぱり寒かった…」 https://youtu.be/82LVc75rQD4 『雪国(ゆきぐに) 降雪量の多い地域...

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2022/01/13 () 旧暦: 1211日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 650分 日没:  1648分 月出:  1304分 月没:  239分 月齢:  10.35 潮汐:  若潮 干支:  丙寅 六曜:  仏滅 九星:  三碧木星


今日のあれこれ: 雪国

「【冬のエブリイ車中泊】想像以上の寒さ…雪国の冬山はやっぱり寒かった…」

https://youtu.be/82LVc75rQD4



『雪国(ゆきぐに)

降雪量の多い地域のこと。豪雪地帯。』
Wikipedia



雪国の俳句:


・あくがれし雪国に来て飛雪の夜  大島民郎


・近づく雪国 座席で躍るハートのA  花谷和子



・子が泣きやみ雪国の雪降りはじむ  川崎展宏


・雪国に来て雪のほか何も見ず   石川英利


・雪国の雪が減らずに日の暮るゝ  右城暮石




雪国は訪れる処であっても、暮らす処ではない。
と思う。

春、夏、秋は良いが、冬は雪が積もる。
雪降ろし・雪掻きが大変だ。
それに危険だ。

自然には厳しさがある。
これは、雪国では当たり前のこと。

酒に酔ってベンチでごろ寝。
これは那覇では許されるかも知れないが、札幌では許されない。

北海道に住んでいた時、家族が急病になり病院へ行った時のこと。

大きな病院ではあるが、救急車がしきりにやってくる。
夜になると急病人も多いのだと思った。
後で聞くと、そうではなかった。
酔っ払いだった。
冬、酔って外で寝れば間違いなく死ぬ。
酔いつぶれている人がいれば、見た人が通報するのだった。

那覇に住んだ時は、地面に寝ている酔っぱらいは何度も見た。
 南国の自然は人に優しいのだ。

例句の下3句は、雪国の暮らしを詠んでいる。





2022-01-12 (Wed)

2022/01/12 日記 寒月

2022/01/12 日記 寒月

2022/01/12 (水) 旧暦: 12月10日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  日出: 6時50分 日没:  16時47分 月出:  12時32分 月没:  1時40分 月齢: 9.35 潮汐:  長潮 干支:  乙丑 六曜:  先負 九星:  二黒土星今日のあれこれ: 寒月(伊勢志摩観光ナビhttps://www.iseshima-kanko.jp/event/1018/より転載)『寒月  晩冬.厳寒の空にさえざえとある月。満月に近い寒月の夜は、冷たい月光が降り注ぎ建物の影...

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2022/01/12 () 旧暦: 1210日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  日出: 650分 日没:  1647分 月出:  1232分 月没:  140分 月齢: 9.35 潮汐:  長潮 干支:  乙丑 六曜:  先負 九星:  二黒土星


今日のあれこれ: 寒月

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(伊勢志摩観光ナビ
https://www.iseshima-kanko.jp/event/1018/
より転載)



『寒月

  晩冬
.
厳寒の空にさえざえとある月。満月に近い寒月の夜は、冷たい月光が降り注ぎ建物の影や自分の影が地面に黒々と落ちる。
 いよいよ寒さが身に滲みて、帰宅の足も自ずと早まる。』
(季語と歳時記)



寒月の俳句:


・寒の月牡丹畑の上に高く  山口青邨


・お地蔵は笑み寒月の父の墓  川端茅舎


・寒の月鋭く痩せて星育つ  森下肖史


・階登り来しが寒月よそよそし  三橋鷹女


・寒月にぢんぢんと鳴る石の庭  山口誓子




月を見るなら10月だ。
1
月の月は寒い。
名前も寒月だから、一層寒い。

山口青邨と茅舎はともかく、他の3人の俳人は月の寒さに苦労している。

誓子の“ぢんぢん”は解る気がする。




2022-01-11 (Tue)

2022/01/11 日記 鏡開き

2022/01/11 日記 鏡開き

2022/01/11 (火) 旧暦: 12月9日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 6時50分 日没:  16時46分 月出:  12時04分 月没:  0時42分 月齢:  8.35 潮汐:  小潮 干支:  甲子 六曜:  友引 九星:  一白水星 今日のあれこれ: 鏡開き 「重さ30キロの餅も 天理教で鏡開き」 https://youtu.be/wOaXJQWrfN8 『鏡開: 鏡割、お供へくづし   新年  新年、供えてあった鏡餅を...

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2022/01/11 () 旧暦: 129日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 650分 日没:  1646分 月出:  1204分 月没:  042分 月齢:  8.35 潮汐:  小潮 干支:  甲子 六曜:  友引 九星:  一白水星


今日のあれこれ: 鏡開き

「重さ30キロの餅も 天理教で鏡開き」

https://youtu.be/wOaXJQWrfN8



『鏡開: 鏡割、お供へくづし

  新年

 新年、供えてあった鏡餅を下ろして食べることをいう。
普通は一月十一日に行われる。』
(季語と歳時記)



鏡開きの俳句:


・汁粉あり鏡開の佳き日とて   中緒和子


・神妙な鏡開の豆剣士  丸茂ひろ子


・舞ひあとの手力こめて鏡割る   柴田雪路


・良き年となれ力みたる鏡割   布川直幸


・雀来よ鏡開きの屑撒かむ  三嶋隆英




柔道や剣道などの武道、琴や舞踊などの習い事は、稽古始と鏡開きは新しい年の行事として行われることになっている。
子どもたちは、稽古に加えてぜんざいやお餅が振る舞われるので楽しい。

この習慣は、江戸時代、武家の習わしに起源があり、鎧などの武具に餅を下げて祝ったものを、雑煮などにして食しことが伝わったものだそうだ。

元々は、鏡開き・鏡割りは、正月に神・仏に供えた鏡餅を下げて食べる、日本の年中行事である。
 神仏に感謝し、また無病息災などを願い、供えられた餅を食べる習慣に遡る。

伝統や文化は伝えていかなければ、廃れてしまう。
守っていきたい行事だと思う。





2022-01-10 (Mon)

2022/01/10 日記 成人の日

2022/01/10 日記 成人の日

2022/01/10 (月) 旧暦: 12月8日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  成人の日、上弦 日出: 6時50分 日没:  16時45分 月出:  11時38分 月没:  #NAME? 月齢:  7.35 潮汐:  小潮 干支:  癸亥 六曜:  先勝 九星:  一白水星 今日のあれこれ: 成人の日 「成人式2022沖縄県美浜」 https://youtu.be/BuXHHZuIczA 『成人の日: 成人式、成人祭   新年 一月の第二月曜日、国民の祝...

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2022/01/10 () 旧暦: 128日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  成人の日、上弦 日出: 650分 日没:  1645分 月出:  1138分 月没:  #NAME? 月齢:  7.35 潮汐:  小潮 干支:  癸亥 六曜:  先勝 九星:  一白水星


今日のあれこれ: 成人の日

「成人式2022沖縄県美浜」

https://youtu.be/BuXHHZuIczA



『成人の日: 成人式、成人祭

  新年

一月の第二月曜日、国民の祝日である。
過去一年間に満二十歳になった青年男女を祝福する。
市町村では祝賀の式典をおこなう。』
(季語と歳時記)



成人の日の俳句:


・雲駈けよ駈けよ成人祭の朝   増成栗人


・五日はや成人の日の宮古島   松崎鉄之介


・空白を埋めるおしゃべり成人式   島内美佳


・若さ美し成人の娘らたむろして   柳生千枝子


・振袖の風の匂へる成人祭   井上あい




2022
年の成人の日は、雪国以外は天気に恵まれた。
オミクロン株に襲われている沖縄もお天気には恵まれた。

沖縄は、コロナから漸く脱出したと思ったら、アメリカから米軍基地へ直輸入されたオミクロン株に襲われてしまった。
ワクチンと治療薬で対抗すれば道は見えるはずだから、もう少しの辛抱だ。
 もう少し、もう少し...

北谷のアメリカンビレッジで新成人が騒いでいても、コロナに負けないくらい元気なのだから、良いことだ。

沖縄の成人式は、島ごとに変わり、一様ではない。
例句のように、もう済ませた島や町は良いのだが、今日を待っていて中止になった新成人は、気の毒だ。

コロナが去ったら、来年の成人の日、今年の人が参加できるような企画を市町村がすれば良い。

成人式の娘は美しく、若者は凛々しいのだから。





2022-01-09 (Sun)

2022/01/09 日記 淑気

2022/01/09 日記 淑気

2022/01/09 (日) 旧暦: 12月7日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 6時51分 日没:  16時45分 月出:  11時13分 月没:  23時43分 月齢:  6.35 潮汐:  小潮 干支:  壬戌 六曜:  赤口 九星:  二黒土星 今日のあれこれ: 淑気 「三重県 伊勢神宮 内宮参り」 https://youtu.be/kcM7L5l--fw 『淑気: 淑気満つ   新年 新しい年を迎え、天地山河いたるところに瑞祥の...

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2022/01/09 () 旧暦: 127日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 651分 日没:  1645分 月出:  1113分 月没:  2343分 月齢:  6.35 潮汐:  小潮 干支:  壬戌 六曜:  赤口 九星:  二黒土星


今日のあれこれ: 淑気

「三重県 伊勢神宮 内宮参り」

https://youtu.be/kcM7L5l--fw



『淑気: 淑気満つ

  新年

新しい年を迎え、天地山河いたるところに瑞祥の気が満ちていること。』
(季語と歳時記)



淑気の俳句:


・一湾の海穏やかや淑気満ち   大島みよし


・伊勢の宮淑気溢るる川に杜に   手島伸子


・一身に嶺の淑気をもらひけり   小澤克己


・稲荷社の鳥居千本淑気満つ   中御門あや


・襖絵にゐる鷹の目の淑気かな  岡部名保子




地元の神社に参拝に出掛けた。
大きな神社ではないが歴史のある古い神社。

高い樹が森を作る境内は、静けさに満ちて、清められた参道を、歩いていくと、静けさと清らかさで次第に心も穏やかに、澄んで来る。

この心の変化を生じさせるものが淑気なのだろう。
上記の説明では簡素すぎるが、下記の記事では、淑気の意味がよく理解できた。

『 もともとは漢詩で使われた言葉が俳句にも使われ、新年の季語として定着した。正月三が日は、改まった、身の引き締まる感じと、そういう中にもちょっと華やかでおめでたい温和な雰囲気が漂っている。昔の人はそれを「瑞祥の気」と言った。
 「淑」という字は「淑女」「貞淑」「淑徳」などと使われるように、「良い、善い、しとやか」という意味である。さらに
「私淑」という言葉があるように「慕う、引きつけられる」と
いう意味もある。つまり、「淑気」はそういう新年の素晴らし
い、清々しい「気」のことである。
...』
(水牛歳時記
http://sogyusha.org/saijiki/05_newyear/shukuki.html
より転載)


日常生活は、オミクロンの登場でまた、心が折れそうな日々に逆戻りになっている。

だからこそ、神宮や寺院に足を運び、淑気を頂いて帰ることが心の健康につながる。

初詣は一度、一処に限る必要はない。





2022-01-08 (Sat)

2022/01/08 日記 初薬師

2022/01/08 日記 初薬師

2022/01/08 (土) 旧暦: 12月6日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 6時51分 日没:  16時44分 月出:  10時46分 月没:  22時43分 月齢:  5.35 潮汐:  中潮 干支:  辛酉 六曜:  大安 九星:  三碧木星 今日のあれこれ: 初薬師 「【初薬師】のお知らせ  令和4年 新年祈願 御祈祷」 https://youtu.be/rqwD_9_qkb8 『初薬師(はつやくし)  新年 【解説】 正月八日は新...

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2022/01/08 () 旧暦: 126日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 651分 日没:  1644分 月出:  1046分 月没:  2243分 月齢:  5.35 潮汐:  中潮 干支:  辛酉 六曜:  大安 九星:  三碧木星


今日のあれこれ: 初薬師

「【初薬師】のお知らせ  令和4年 新年祈願 御祈祷」

https://youtu.be/rqwD_9_qkb8



『初薬師(はつやくし)  新年

【解説】
正月八日は新年はじめての薬師の縁日である。
 薬師は薬師瑠璃光如来の略称であり、病を癒すといわれ、信仰されている。
 元旦にお参りすると、平常の三千日分のご利益がいわれる。縁日は毎月八日と十二日。』
(季語と歳時記)



初薬師の俳句:


・一山の雪の深さや初薬師  野津無字


・ささやかな願ひごとして初薬師  関口栄子


・ハイヒール提げて火渡る初薬師  永井武子




今日は、三連休の初日。
この処、冷たい風が吹き付ける日が続いたが、今日は収まった。
 街中に出る用件があり、合わせて護国神社にお参りした。

人出は多くはなく閑散としていたが、それでも2,3組の参拝者が、陽の光の満ちた参道を歩いていた。

参拝は神様にお願いする場ではないそうだが、それでもオミクロン株に再び襲われている沖縄に早く終息の日をとお願いをした。

初薬師の今日。
お薬師様にも、是非とも、沖縄のことをよろしくお願いしたい。





2022-01-07 (Fri)

2022/01/07 日記 若菜

2022/01/07 日記 若菜

2022/01/07 (金) 旧暦: 12月5日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  人日 日出: 6時51分 日没:  16時43分 月出:  10時18分 月没:  21時41分 月齢:  4.35 潮汐:  中潮 干支:  庚申 六曜:  仏滅 九星:  四緑木星 今日のあれこれ: 若菜 「【七草がゆ】愛知の七草を販売 無病息災を願って(2022年1月5日)」 https://youtu.be/g2YikqIZFAA 『若菜(わかな) 新年 子季語: 朝...

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2022/01/07 () 旧暦: 125日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  人日 日出: 651分 日没:  1643分 月出:  1018分 月没:  2141分 月齢:  4.35 潮汐:  中潮 干支:  庚申 六曜:  仏滅 九星:  四緑木星


今日のあれこれ: 若菜

「【七草がゆ】愛知の七草を販売 無病息災を願って(202215日)」

https://youtu.be/g2YikqIZFAA



『若菜(わかな) 新年

子季語: 朝若菜、磯若菜、磯菜、京若菜、千代菜草、祝菜、粥草、七草菜
関連季語: 七種
解説: 七種粥に入れる菜の総称。新春の菜は香りが強く精気に満ちている。その気をいただいて、一年を健やかに過ごそうというのが七種粥。
春の七草は芹、薺(なずな)、御形(ごぎょう)、繁縷(はこべら)、仏の座、菘(すずな)、蘿蔔(すずしろ)をいう。
 
今ではパックにしてスーパーなどで売られている。
来歴: 『増山の井』(寛文7年、1667年)に所出。
文学での言及: 
 明日よりは春菜採まむと標めし野に昨日も今日も雪降りつつ 山部赤人『万葉集』

 国栖等が春菜採むらむ司馬の野のしましま君を思ふこのごろ 作者不詳『万葉集』

 あづさゆみおして春雨今日降りぬ明日さへ降らば若菜摘みてむ よみ人しらず『古今集』

 君がため春の野に出でて若菜摘むわが衣手に雪は降りつつ 光孝天皇『古今集』

 春日野の若菜摘みにや白妙の袖ふりはへて人のゆくらむ 紀貫之『古今集』

 君がため春の野に出でて若菜つむわが衣手に雪は降りつつ 光孝天皇『古今六帖』
』(季語と歳時記)



若菜の俳句:


・武隈の朝の雪着し若菜摘む  古市枯声


・遠き世の御幸の道や若菜摘む  編木佐さら


・何なりとひとふしうたへ若菜摘  馬場存義


・一籠に溢るる若菜摘みにけり   水谷文謝子


・火と水と草の命や若菜粥  長谷川櫂




1
7日は人日の節句。
五節句のひとつで、古来中国では、この日に7種類の野菜(七草)を入れた羹(あつもの)を食べる習慣があった。
 これが日本に伝わり、七種粥となったそうだ。

古い食習慣だが、今では雪の野に出て若菜を摘むことはなくなった。
 スーパーで買うことになるが、それもまた良しだ。

豪華なおせちや厚いステーキや焼き肉にはない七草粥の持つ文化的な香りを楽しむことができる。





2022-01-06 (Thu)

2022/01/06 日記 出初

2022/01/06 日記 出初

2022/01/06 (木) 旧暦: 12月4日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 6時51分 日没:  16時42分 月出:  9時45分 月没:  20時35分 月齢:  3.35 潮汐:  中潮 干支:  己未 六曜:  先負 九星:  五黄土星 今日のあれこれ: 出初 「中津川市消防出初式2022完全版 Firefighting voluntary organization by townspeople (Full Ver.)」 https://youtu.be/xIpcUU_CqHQ 『出初(でぞ...

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2022/01/06 () 旧暦: 124日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 651分 日没:  1642分 月出:  945分 月没:  2035分 月齢:  3.35 潮汐:  中潮 干支:  己未 六曜:  先負 九星:  五黄土星


今日のあれこれ: 出初

「中津川市消防出初式2022完全版 Firefighting voluntary organization by townspeople (Full Ver.)

https://youtu.be/xIpcUU_CqHQ



『出初(でぞめ)  新年

【子季語】
 初出、 消防出初、 出初式、 水上消防出初式、 出初鏡、 梯子乗

【解説】
 新年に行われる消防の初出動の儀式。
人命救助、綱渡り、梯子自動車、一斉放水など、勇壮な催しである。』
(季語と歳時記)



出初の俳句:


・真向ひに桜島噴き出初式  鶴田白窓


・虹七重八重九頭竜の出初式  吉嶋みな子


・嶺よりも高く放水出初式  日隈昌乃


・地も空も身も澄み渡る出初式   長田秋男


・出初式締めは頭の木遣節   島田山流




お正月の出初式は地域に結びついた伝統行事。
各地で地元の消防団が出初式を行う。

年末から年が明けた正月まで火災に因る死亡事故が多く発生した。
 何も起きなければ式典で済むのだが、消防は火災があれば活躍してもらう重要な活動なので、出初式も威勢よく実施する必要がある。

俳句の世界でも、出初式は威勢よく、また美しく行われている。




2022-01-05 (Wed)

2022/01/05 日記 初市

2022/01/05 日記 初市

2022/01/05 (水) 旧暦: 12月3日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  小寒 日出: 6時51分 日没:  16時41分 月出:  9時07分 月没:  19時25分 月齢:  2.35 潮汐:  大潮 干支:  戊午 六曜:  友引 九星:  六白金星 今日のあれこれ: 初市 「東証“大発会”500円超値上がり 今年の日本経済の行方は?」 https://youtu.be/b4ipO2Gzy80 『初市(はついち) 新年 【子季語】  初市...

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2022/01/05 () 旧暦: 123日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  小寒 日出: 651分 日没:  1641分 月出:  907分 月没:  1925分 月齢:  2.35 潮汐:  大潮 干支:  戊午 六曜:  友引 九星:  六白金星


今日のあれこれ: 初市

「東証“大発会”500円超値上がり 今年の日本経済の行方は?」

https://youtu.be/b4ipO2Gzy80



『初市(はついち) 新年

【子季語】
 初市場、市始、初立会、初相場、初糶、大発会

【解説】
 新年に初めて立つ市のこと。昔は二日に魚市や野菜の市が立った。現在では魚河岸や青果市場で四日が初市となっている。
 東京証券取引所の初立会いは四日で大発会という。

【来歴】
 『俳諧手勝手』(文化7年、1810年)に所出。』
(季語と歳時記)



初市の俳句:


・初市に大物売れて大拍手   滝沢伊代次


・トロ箱を蟹の這ひ出る糶初め  福川悠子


・初市の鰤差上げて糶りにけり  霜天


・初市の祝儀値弾む瀬田蜆  斎藤朗笛


・初市の活気背負ひて帰りきし  神村睦代




正月三ケ日が終わり、世の中が動き始めた。
昨日は、東証の大発会が行われ、新年初の取引が行われ、500円高で終わった。終値で上げたのは最近珍しい事だそうだ。
明るい始まりで良かった。

今日は、鮪の初糶りが行われた。
例年話題の大間産の本鮪の糶りだが、今年は「すしざんまい」の木村社長は初糶り敗れ、落とせなかったそうだ。

「東京・豊洲市場 新春恒例マグロの「初競り」始まる(202215)

https://youtu.be/v8qjBRToKrA

今年は、時節柄極端なご祝儀相場は避けたのだろう。


初市・初糶りは威勢よくなければ、面白くない。
人が集まり、声を掛け合って、競り落とす。
その活気が明るい未来を感じさせてくれる。

神村の詠むように、皆を元気にしてくれるのが初市、初糶りなのだ。
 今年の未来は明るいのだろう。





2022-01-04 (Tue)

2022/01/04 日記 年酒

2022/01/04 日記 年酒

2022/01/04 (火) 旧暦: 12月2日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  日出: 6時50分 日没:  16時40分 月出:  8時19分 月没:  18時11分 月齢: 1.35 潮汐:  大潮 干支:  丁巳 六曜:  先勝 九星:  七赤金星今日のあれこれ: 年酒年酒の泡盛: 左より南光 一般酒 30°詰口日:2020年3月30日咲元粗濾過 古酒造り用 44°詰口日: 2012年5月21日与那国 古式釜蒸留黒麹仕込 一般酒 30°詰口日: 2017年2月2...

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2022/01/04 () 旧暦: 122日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  日出: 650分 日没:  1640分 月出:  819分 月没:  1811分 月齢: 1.35 潮汐:  大潮 干支:  丁巳 六曜:  先勝 九星:  七赤金星


今日のあれこれ: 年酒

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年酒の泡盛: 左より

南光 一般酒 30
°
詰口日:2020330


咲元粗濾過 古酒造り用 44
°
詰口日: 2012521


与那国 古式釜蒸留黒麹仕込 一般酒 30
°
詰口日: 2017228


常盤 5年貯蔵酒 40
°
詰口日: 2011615


宮之鶴  一般酒 30
°
詰口日: 2012116


宮の華 八重干瀬 一般酒 30°
詰口日: 2011524

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年酒の日本酒: 左より

獺祭 スパークリング 磨き39分 純米大吟醸 20214月製造


清泉 七代目 純米吟醸 精米歩合55% 20212月製造


雪中梅 特別本醸造 精米歩合60% 2021116日製造



『年酒(ねんしゅ/ねんしゆ)  新年

【子季語】
 年始酒、年酒祝う

【解説】
 新春に年始回りの賀客にすすめる酒。
本来、数の子、ごまめなどをさかなとした簡素な祝い酒であったが、だんだん酒宴をはるようになっていった。』
(季語と歳時記)



年酒の俳句:


・お年酒や一日だけの大家族  木田攝子


・蒲鉾の紅白の賀の年酒かな  村山故郷


・口中にひらく花びら年酒酌む  宮原縷紅




今年のお正月の酒は、泡盛を中心に日本酒を少し楽しんだ。
落ち着いてきたとは言え、コロナが亡くなってはいないので、外飲み、呼び呼ばれではなく、家で静かに楽しむ年酒だった。

泡盛をいくつか利いてみて古酒ができているのか調べてみた。

南光は、2020年製造で最も新しい泡盛で、新酒の場合エチル臭、穀物臭、油臭さとかありがちだが、この酒はエチル臭はあるが何か甘い香りがあり、古酒らしい香りのようにも感じた。

咲元は、立香は甘い古酒香りとエチル臭。
ストレートで飲むと44度なので、中盤以降ピリリと辛い。
お湯割りにすると、大きく広がりおおらかな味わいになる。
おせち料理との相性も良い。
製造から9年なので、香り・味わいとも古酒だ。


与那国は、2017228日詰口なので3年経過しており古酒だが、香りは甘いのだが刺激的な香りもある。
味も開かず中に固まる印象で、舌で解すと苦味・渋味も感じる。
 まだ古酒らしい世界ではない。

立香は軽く甘い香り。背景に突き刺すような刺激も感じる。


宮之鶴は、一般酒の30°
だが立香は甘いバニラ香と香ばしいキャラメル香があり。ストレートで飲むといい感じ。


常盤は、発売時5年古酒だが、それから10年経過しているので15年古酒になる。
立香は甘さとハチミツのような香り。香ばしさも感じる。
古酒の風格を感じることができる。


宮の華 八重干瀬は、この正月初めて開栓した。度数30度の一般酒なので、どうかと思ったが、飲んでみると、香りも味わいも古酒になっていた。
 宮古島の酒は味が濃い。30度だが、ストレートよりお湯割りのほうが柔らかくなって良かった。


今回、泡盛を飲み比べてみてはっきりしたことがあり、収穫だった。
 一般的に熟成させるには44度の高度数の方が適していると言われるが、それは瓷の場合で、瓶で熟成させる場合は、44度でも30度でも充分古酒になることが確認できた。
 咲元と宮之鶴と宮の華がそれを証明している。




2022-01-03 (Mon)

2022/01/03 日記 初詣

2022/01/03 日記 初詣

2022/01/03 (月) 旧暦: 12月1日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  朔 日出: 6時50分 日没:  16時39分 月出:  7時21分 月没:  16時58分 月齢:  0.35 潮汐:  大潮 干支:  丙辰 六曜:  赤口 九星:  八白土星 今日のあれこれ: 初詣 「「結婚式挙げたい」「春から社会人で仕事を頑張りたい」今年の目標は様々 名古屋の熱田神宮 初詣  (22/01/01 06:35)」 https://youtu.be/JRrpIMUX66U ...

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2022/01/03 () 旧暦: 121日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  朔 日出: 650分 日没:  1639分 月出:  721分 月没:  1658分 月齢:  0.35 潮汐:  大潮 干支:  丙辰 六曜:  赤口 九星:  八白土星


今日のあれこれ: 初詣

「「結婚式挙げたい」「春から社会人で仕事を頑張りたい」今年の目標は様々 名古屋の熱田神宮 初詣  (22/01/01 06:35)

https://youtu.be/JRrpIMUX66U



『初詣(はつもうで、はつまうで)  新年

子季語: 初参、初社、初祓、初御籤
関連季語: 恵方詣
解説: 新年のはじめに社寺へ参詣し、一年の息災を祈願すること。産土詣や恵方詣から始まった行事であるが、今では日ごろ信仰する社寺や著名な社寺に詣でることが多い。』
(季語と歳時記)



初詣の俳句:


・「大吉」を結ぶ晴着や初詣  吉田宏之


・一願に勢む賽銭初詣   米田正弘


・一盞の御神酒賜はる初詣   長田厚子


・延寿てふ鐘を撞きたり初詣   原和三


・縁結びの榎をめぐる初詣   松崎鉄之介


・穏やかな夫と息合ふ初詣   和田政子




感染者数が減少したこともあり、今年の初詣は、昨年に比べ大幅に増加したそうだ。
 昨日のデータでは、

名古屋の熱田神宮で2.9
京都の伏見稲荷大社で2.8
福岡の大宰府天満宮で2.5
東京・浅草の浅草寺で2.4

場所によっては、2019年を超えたところもあったそうだ。

初詣の目的は、人それぞれだが、無病息災・商売繁盛・家内安全といった庶民のささやかな願いを聞いていただくことだからかわいいものだ。
 賽銭をはずんだからといって願いが叶うことはないのは承知しているのだ。

オミクロンの感染爆発が正月前でないのは良かったと言える。

ちょっと聞いてみたいのは、和田の願い事。
何かそれ以上お願いしたいことがあるのだろうか。





2022-01-02 (Sun)

2022/01/02 日記 笑い初め

2022/01/02 日記 笑い初め

2022/01/02 (日) 旧暦: 11月30日 祝日・節気・雑節・朔望:   日出: 6時50分 日没:  16時39分 月出:  6時13分 月没:  15時50分 月齢:  28.8 潮汐:  大潮 干支:  乙卯 六曜:  仏滅 九星:  九紫火星 今日のあれこれ: 笑い初め 「今年の最もおかしな瞬間の編集 😆🔥🐷 #6」 https://youtu.be/MVjD3CVlRDs 『初笑: 笑初、初笑顔、初えくぼ   新年 新年になって、初めて...

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2022/01/02 () 旧暦: 1130日 祝日・節気・雑節・朔望:   日出: 650分 日没:  1639分 月出:  613分 月没:  1550分 月齢:  28.8 潮汐:  大潮 干支:  乙卯 六曜:  仏滅 九星:  九紫火星


今日のあれこれ: 笑い初め

「今年の最もおかしな瞬間の編集 😆🔥🐷 #6

https://youtu.be/MVjD3CVlRDs



『初笑: 笑初、初笑顔、初えくぼ

  新年

新年になって、初めて笑うこと。
「笑う門には福きたる」ということば通り、一年が笑いに満ちた幸多い年であるようにという祈りが込められている季語。』
(季語と歳時記)



笑い初め・初笑の俳句:

・突風へ雀の仕草笑初  後見九朗



新しい年の始まりは、涙や怒りは避けたいもの。
やはり笑って始まりたい。

「笑う門には福来たる」
昔からのことわざに言われている。

お正月のテレビ番組にお笑いは定番だった。
しかし、今は笑わせる芸というよりギャグ・一発芸ばかりであまり面白くない。

この正月は、新しい経験をした。
動画で初笑いさせてもらった。
人間のものは作為もあって気になるものもあるが、動物のものは面白い。
 犬や馬やいろいろな動物たちが登場して、笑わせてくれる。

笑っているうちに気分が明るく、朗らかになってきた。

笑おう会という運動があって、皆集まって、面白くなくても、みんなで笑おうという運動だ。
 兎に角作り笑いでも笑っていれば、表情に引っ張られて心も面白く、愉快になるそうだ。

みんなでやれば恐くはないが、独りでやると救急車を呼ばれる危険もある。

独りで愉快になるのは、面白い動物たちの動画を見るのが一番良い。