2021/03/31 (水) 旧暦: 2月19日 祝日・節気・雑節・朔望: 日出: 5時29分 日没: 18時01分 月出: 21時01分 月没: 7時03分 月齢: 17.69 潮汐: 大潮 干支: 戊寅 六曜: 友引 九星: 三碧木星 今日のあれこれ: 枝垂桜 「2021・3・20 京都 立本寺の紅しだれ桜🌸が満開です。KYOTO JAPAN」 https://youtu.be/tAjrxvUX6pQ 『枝垂桜(しだれざくら...
2021/03/31
(水) 旧暦: 2月19日 祝日・節気・雑節・朔望: 日出: 5時29分 日没: 18時01分
月出: 21時01分 月没: 7時03分 月齢: 17.69 潮汐:
大潮 干支: 戊寅 六曜: 友引 九星: 三碧木星
今日のあれこれ: 枝垂桜
「2021・3・20 京都 立本寺の紅しだれ桜🌸が満開です。KYOTO JAPAN」
https://youtu.be/tAjrxvUX6pQ
『枝垂桜(しだれざくら) 仲春
【子季語】
糸桜、しだり桜、紅枝垂
【解説】
自生はなく観賞用園芸種で、エドヒガンの一変種である。薄紅色 の花を、細くて垂れ下った枝につける。樹齢は長い。
【科学的見解】
シダレザクラは、バラ科の落葉高木で、主に観賞用として神社の境内や庭園などに植栽されている。名前の通り枝が垂れる桜の仲間である。形態的性質がほとんど同じで、枝が垂れないものはエドヒガン(ウバヒガン)と呼ばれている。近い品種として、八重咲きのものや紅色が濃いものなどが存在する。(藤吉正明記)』
(季語と歳時記)
枝垂桜の俳句:
・極楽寺枝垂桜の傘に入る 加藤サヨ子
・ゆきくれて雨もる宿や糸ざくら 蕪村
・むすばれて蝶も昼寐や糸ざくら 千代尼
・しだれ桜しづかに風を待ちゐたり 亀田やす子
・一本の枝垂れ桜に手を合わす 森理和
・観音のすがたに夜の糸桜 鷹羽狩行
今日も良い天気で、満開の桜が艶やかだった。
見慣れた用水路の道が様変わりになって、映画のワンシーンのような決まった景色になっている。
用水の水面には、多くはないが点々と散った花びらが水面を流れていく。
枝垂桜ではないが、用水の真ん中より先まで伸びた枝は、自らの重さで枝先を水面の方まで伸ばして、枝垂桜のようだ。
公園の土手に植えられた1本のヒョロリとした小さな苗。
もう何年前だったことだろうか。
今では大きく育って、枝垂れた枝に多くの花を開くようになった。
ソメイヨシノの白に近い薄桃色とは違い、紅枝垂はクッキリと赤く、艶やかな姿をしている。
例句を読んでいて、森の手を合わす句が気になった。
どうして手を合わすのか?
美しく、艶やかであることは確かだが。
亡くなった夫が好きだったのだろうか。
先を読んでいくと、鷹羽の句になった。
これでようやく解った。
枝垂桜は観音様に見えるのだ。