2021/01/31 (日) 旧暦: 12月19日 祝日・節気・雑節・朔望: 日出: 6時41分 日没: 17時07分 月出: 19時43分 月没: 8時24分 月齢: 17.92 潮汐: 大潮 干支: 己卯 六曜: 赤口 九星: 七赤金星 今日のあれこれ: 白鳥 「瓢湖では白鳥が氷の上で」 https://youtu.be/fDa9uApdoFY 『ハクチョウ(白鳥、swan)とは、カモ科の7種の水鳥の総称。シベリアやオホーツク海沿...
2021/01/31
(日) 旧暦: 12月19日 祝日・節気・雑節・朔望: 日出:
6時41分 日没: 17時07分 月出: 19時43分
月没: 8時24分 月齢: 17.92 潮汐: 大潮 干支: 己卯 六曜: 赤口 九星: 七赤金星
今日のあれこれ: 白鳥
「瓢湖では白鳥が氷の上で」
https://youtu.be/fDa9uApdoFY
『ハクチョウ(白鳥、swan)とは、カモ科の7種の水鳥の総称。シベリアやオホーツク海沿岸で繁殖し、冬季は温暖な日本などへの渡りをおこない越冬する大型の渡り鳥である。
現生の空を飛ぶ鳥の中では最大級の重量を有している。
おとなしいイメージもあるが、子育て中の野生個体は警戒心が強くなっており、雛を捕まえようとした人間を追い払う例も報告されている。
日本語のハクチョウは、文字通り「白い鳥」という意味だが、名称に反してハクチョウ属には「黒い鳥」である「コクチョウ」も存在する。
寿命は野生で最長20年ほど、飼育状態では20年から30年ほどである。
日本におけるハクチョウ
日本にはオオハクチョウとコハクチョウが越冬のために渡ってきて、北海道や本州の湖沼、河川等で過ごす。晩秋から初冬に渡来し、春には飛去する。
青森県・島根県・東京都千代田区・新潟県新潟市・阿賀野市の県鳥および区鳥・市鳥。青森県東津軽郡平内町浅所海岸のハクチョウは、「小湊のハクチョウおよびその渡来地」として国の特別天然記念物に指定されている。新潟県阿賀野市の瓢湖はハクチョウの飛来により2008年にラムサール条約に登録されている。新潟には他に福島潟・五十公野公園のます潟・佐潟・三条市下田などにハクチョウが多く飛来している。北海道で主に見られるのはオホーツク地方、函館地方に小樽周辺(余市など)である。
各地の公園の池に周年いるハクチョウは、コブハクチョウ。元ヨーロッパを中心に生息していたものを飼育したものや、半野生化したものである。
現在は「白鳥」という漢名が一般的だが、「くぐい(鵠)」の古称をもち、「日本書紀」垂仁天皇の条などに記載がある。ヤマトタケルは、死後に白鳥になったという伝承があり、日本では古くから親しまれている鳥である。
ちなみに、「優雅に泳ぐ白鳥も水面下では激しく足を動かしている」というフレーズが、漫画『巨人の星』の作中で登場人物の台詞として語られたことから有名になっているが、これは原作者の梶原一騎による創作であり、実際にはそれほど激しく足を動かしているわけではない。実際にハクチョウが水面に浮かぶ原理は、ハクチョウを含む水鳥には尻に油脂腺というものがあり、そこから分泌される油を羽繕いで羽に塗りつけ、撥水性を持たせている。また、それによって羽毛の間に空気を溜められるようになり、それが浮き袋の役目を果たしている。
餌付けされていない野生の白鳥は、マコモダケの茎や根、稲の落穂や水中の藻等を、水と一緒にすくいながら食べる。』
(Wikipedia)
白鳥の俳句:
・遠景に越の連山白鳥湖 井口光雄
・羽根裏を残照に染め白鳥来 北川英子
・伊豆沼に白鳥の群れ深ねむり 細島孝子
・餌を啄む白鳥の静鴨の騒 戸辺信重
・寄り添うて白鳥は白こすり合ふ 田口傳右ヱ門
動画は今年の1月に入っての新潟県の瓢湖の様子。
今年は新潟も雪が多く、根雪の量も多い。
撮影した日は、新潟には珍しく青空が見える日で明るい光景に見える。
白鳥は、日本には避寒に来るそうだが、新潟のような雪国に越冬のために遥々やってくるのだから、相当厳しい寒さの場所で暮らしていることになる。
動画の様子は、陽の光のお蔭もあるが穏やかな様子だ。
湖面は氷って限られていて、極めて密の状態だ。
本当のところは白鳥たちに訊いてみないと判らないが、白鳥も鴨も穏やかに暮らしている。
草原にライオンやハイエナとなると、弱肉強食、生存競争に明け暮れる暮らしに同情してしまうが、白鳥と鴨は仲が良さそうだ。
やがて春が来て、暖かくなると、白鳥たちは故郷に戻ることになる。こちらで暮せば良いのにと思うが、寒いところのほうが天敵が居ないとか、餌の問題とか、春の日本より暮らしやすいのだろう。
日本での束の間の一時をゆっくり楽しんで欲しい。