2019年11月 - 菜花亭日乗
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菜花亭日乗

菜花亭笑山の暇つぶし的日常のつれづれ。 散歩する道筋は、日本酒、俳句、本、音楽、沖縄、泡盛、カメラに...etc

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2019-11-30 (Sat)

2019/11/30  日記 木枯し

2019/11/30  日記 木枯し

2019/11/30 (土) 旧暦: 11月4日 祝日・節気:  日出: 6時30分 日没: 16時28分 月出: 9時45分 月没: 19時42分 月齢: 3.5 干支: 辛未 六曜: 友引 九星: 二黒土星今日のあれこれ: 木枯し「木枯らし1号」https://youtu.be/cm6DTLEktDw『凩: 木枯  初冬冬の到来を告げる強い北風。乾いた木の葉を吹き落とし、木を枯らす風という意味もある。吹き飛ばされた枯葉は風の道筋を追いかけてゆく。』(季語と歳時記)木枯...

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2019/11/30 (土) 旧暦: 11月4日 祝日・節気:  日出: 6時30分 日没: 16時28分 月出: 9時45分 月没: 19時42分 月齢: 3.5 干支: 辛未 六曜: 友引 九星: 二黒土星


今日のあれこれ: 木枯し


「木枯らし1号」

https://youtu.be/cm6DTLEktDw



『凩: 木枯

  初冬

冬の到来を告げる強い北風。乾いた木の葉を吹き落とし、木を枯らす風という意味もある。
吹き飛ばされた枯葉は風の道筋を追いかけてゆく。』
(季語と歳時記)



木枯しの俳句:


・落すものすべて落して木枯す   柴田朱美


・木枯一号昨夜吹き過ぎし並木道   田中藤穂


・木枯一番こよなく晴れし朝の富士   田中きよ子


・木枯一号中天の月真白   大坪景章


・木枯一号東京の星を研ぐ   遠藤真砂明



木枯し1号は、気象庁の定義で東京と大阪しか吹かない。その他の地区は、木枯し1号の定義がない。

『日本の気象庁
東京においての木枯らしの条件は
1 期間は10月半ばから11月末までの間に限る。
2 気圧配置が西高東低の冬型となって、季節風が吹くこと。
3 東京における風向が西北西~北である。
4 東京における最大風速が、おおむね風力(風速8m/s)以上である。

大阪においての木枯らしの条件は
1 期間 霜降(10月23日ごろ)~冬至(12月22日ごろ)まで。
2 気圧配置 西高東低の冬型の気圧配置。
3 風向・風速 北よりの風が吹き、最大風速8m/s以上。
以上の条件を満たした風を「木枯らし」と認定する。
そして毎秋最初の木枯らしを木枯らし一号(こがらしいちごう)として発表する。「木枯らし二号」や「木枯らし三号」もあり得るが、発表は行われない。なお「木枯らし一号」は関東地方(東京)と近畿地方(大阪)でしか発表されない[1][2][3][4]。』(Wikipedia)

今年は、大阪は11月4日に木枯らし1号の発表があったが、、東京地方ではまだ定義に該当する風が吹いていない。
今日が終わるまではまだ時間が在るが、恐らく吹かないだろう。

東京地方では、昨年も木枯らし1号が吹かなかったので、2年連続となり、初めてのことだそうだ。

気象の世界では、木枯し1号は大切かも知れないが、俳句の世界や実生活では、それほど問題ではない。
 現に落葉樹の葉は風に吹かれて落ちているし、風がなくても落ちている。


木枯しは、冷たく澄んだ風を吹き付ける。
台風もそうだが、強い風はすべてのものを吹き払う。
埃の溜まった道路も都会の汚れた空気も家々も樹々も揺らし振動させ浄化する。

木枯しが去った次の日、晴れ渡った青空の下には、昨日までの汚れたものが、洗われてクッキリとした姿を見せる。

薄暗さのあった並木道は枝ばかりになり、妙に明るくなっている。
 富士もお月様も星々も鮮やかに見えている。


人の心にも木枯らしが吹き荒ぶと良いのだが...




2019-11-29 (Fri)

2019/11/29  日記 石蕗の花

2019/11/29  日記 石蕗の花

2019/11/29 (金) 旧暦: 11月3日 祝日・節気:  日出: 6時29分 日没: 16時28分 月出: 8時51分 月没: 18時46分 月齢: 2.5 干支: 庚午 六曜: 先勝 九星: 三碧木星今日のあれこれ: 石蕗の花『【一分動画】 花シリーズ ツワブキ 石蕗』https://youtu.be/jFHLMvrPCUE『ツワブキ [石蕗]誕生花: 11月 20日花言葉: いつも笑顔で変わらないツワブキ開花時期: 10月、11月、12月花の色: 黄名前の読み: つわぶ...

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2019/11/29 (金) 旧暦: 11月3日 祝日・節気:  日出: 6時29分 日没: 16時28分 月出: 8時51分 月没: 18時46分 月齢: 2.5 干支: 庚午 六曜: 先勝 九星: 三碧木星


今日のあれこれ: 石蕗の花


『【一分動画】 花シリーズ ツワブキ 石蕗』

https://youtu.be/jFHLMvrPCUE


『ツワブキ [石蕗]
誕生花: 11月 20日
花言葉: いつも笑顔で変わらない
ツワブキ

開花時期: 10月、11月、12月
花の色: 黄
名前の読み: つわぶき
分布: 本州の東北地方から沖縄にかけて分布。
海外では、台湾、朝鮮半島、中国などにも分布。
生育地: 岸の岩場や崖地など
植物のタイプ: 多年草
大きさ・高さ: 30~60センチ
分類: キク科 ツワブキ属
学名: Farfugium japonicum
花の特徴: 花茎を立てて10輪くらいの黄色の花(頭花)をつける。花径は4センチから5センチあり、筒状花も舌状花も黄色い。
葉の特徴: 根際から生える葉は円心形で、分厚くて艶がある。
実の特徴: 花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
この花について: 属名の Farfugium はラテン語の「farius(列)+fugus(駆除)」からきている。
種小名の japonicum は「日本の」という意味である。
その他:
「蕗」という文字を用いるがフキの仲間ではない。
「蕗」の名がつくのは葉の形がフキに似ているところから来ている。
「艶蕗(つやふき)」ないし「艶葉蕗(つやばぶき)」が転訛して「つわぶき」になったと言われている。
葉は塩ゆでなどにして食することができる。
また、九州名産のキャラブキは本種を原料としている。
昔は薬草としても用いられていた。
葉を火にあぶって湿布薬にしたという。
なお、津和野という土地があるが、この地名は「つわぶきの野」という意味をもつ。俳句では「石蕗(つわ)の花」が冬の季語である。』
(みんなの花図鑑)



石蕗の花の俳句:


・伊豆の旅港の路地を石蕗明り   網野茂子


・隠岐の島海辺につわの花揺れる   武智恭子


・一遍の井の空澄みて石蕗の花   久布白文子


・雨の日の石蕗明りして我が山廬   桑田青虎


・佳きことの重なるひと日石蕗の花   穴澤光江



路傍の植え込みに、今石蕗の花が咲いている。
中心部から黄色い花びらが放射する光のように360度伸びている。
 大きな花ではないが、黄色の色と花の形が目に止まりやすい。

俳句でも石蕗の花は数多くの句に詠まれている。
紅葉はみられるが花が少なくなってきた初冬の野に咲く石蕗の花は目に止まりやすいからだろう。
 お高く止まり過ぎることもなく、目立つ黄色だが素直な花びらが親しみやすいのが良い。

庭石とも仲がよく、野山だけでなく人の家の土地にも花を咲かせる積極性もある事も人気なのだ。

悲しい日は寄り添い、佳きことの重なる日には、さり気なく笑顔で祝福をしてくれる石蕗の花は、なかなか人付き合いの良い性格だ。




2019-11-28 (Thu)

2019/11/28  日記 冬に入る

2019/11/28  日記 冬に入る

2019/11/28 (木) 旧暦: 11月2日 祝日・節気:  日出: 6時28分 日没: 16時28分 月出: 7時50分 月没: 17時53分 月齢: 1.5 干支: 己巳 六曜: 赤口 九星: 四緑木星今日のあれこれ: 冬に入る「佐渡の冬の海」https://youtu.be/0DNjAPsDVBY『冬に入る読み方:フユニイル(fuyuniiru)立冬のこと季節 冬分類 時候』(季語・季題辞典)冬に入るの俳句:・海荒れて大佐渡小佐渡冬に入る  山中阿木子・一鳥のあと...

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2019/11/28 (木) 旧暦: 11月2日 祝日・節気:  日出: 6時28分 日没: 16時28分 月出: 7時50分 月没: 17時53分 月齢: 1.5 干支: 己巳 六曜: 赤口 九星: 四緑木星


今日のあれこれ: 冬に入る


「佐渡の冬の海」

https://youtu.be/0DNjAPsDVBY



『冬に入る
読み方:フユニイル(fuyuniiru)

立冬のこと

季節 冬

分類 時候』
(季語・季題辞典)


冬に入るの俳句:


・海荒れて大佐渡小佐渡冬に入る  山中阿木子


・一鳥のあとに一鳥冬に入る   朝妻力


・飴屋一軒酒屋一軒冬に入る  福田甲子雄


・雲低く一日の静寂冬に入る   竹田ひろ子


・じょんがらのででんででんと冬に入る  雪村静夫



急に気温が下がった。
北海道は大雪、東北地方でも雪、日本海側の北陸でも雪が降る。

北からの冷たい風と雲が陽の光を遮って、日本は寒い世界に入った。
東海地方も寒くなった。

辞典によれば「冬に入る」は、立冬のことと書かれている。
立冬は暦の世界の言葉で、理念的なもので名のみの冬だ。

「冬に入る」は季語で、もう少し感覚、体感を伴う言葉だ。

忍び寄ってくる寒さが身体で感じられる日・刻。
爪先から足の甲へ、足首へと下から這い上がってくる寒さの実感を言葉の中に含んでいる言葉だ。

「冬に入る」には、寒さの実感、冬の名実がある。


雪村の句を読むと、自然に初代高橋竹山の津軽蛇味線の音色を思い出した。

「じょんから節の主題による津軽三味線と二十絃箏の二重奏」




竹山の三味線の音色には、雪に負けない雪国の人の心の粘りが籠もっている。




2019-11-27 (Wed)

2019/11/27 日記 桜紅葉

2019/11/27 日記 桜紅葉

2019/11/27 (水) 旧暦: 11月1日 祝日・節気: 朔 日出: 6時27分 日没: 16時28分 月出: 6時44分 月没: 17時04分 月齢: 0.5 干支: 戊辰 六曜: 大安 九星: 五黄土星今日のあれこれ: 桜紅葉「ウェザーリポート動画1113@大阪枚方 (今日の桜、紅葉)」https://youtu.be/IfHFTH7nXFQ『桜紅葉  仲秋桜の葉が色づくこと。桜の木は日本国中どこにでもあるが、あざやかな朱色にならないのであまり注目されることがない。比較的...

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2019/11/27 (水) 旧暦: 11月1日 祝日・節気: 朔 日出: 6時27分 日没: 16時28分 月出: 6時44分 月没: 17時04分 月齢: 0.5 干支: 戊辰 六曜: 大安 九星: 五黄土星


今日のあれこれ: 桜紅葉


「ウェザーリポート動画1113@大阪枚方 (今日の桜、紅葉)」

https://youtu.be/IfHFTH7nXFQ



『桜紅葉

  仲秋

桜の葉が色づくこと。桜の木は日本国中どこにでもあるが、あざやかな朱色にならないのであまり注目されることがない。比較的早く色づく。』
(季語と歳時記)



桜紅葉の俳句:


・岡城址桜紅葉に逍遥す   松尾緑富


・稲荷堂桜紅葉の散り残る   片野美代子


・朽つるまで桜紅葉は燃ゆるべし  成瀬櫻桃子



季語と歳時記の説明では、桜紅葉は鮮やかな朱色にならないとしているが、それは決めつけ過ぎだと思う。
 楓の紅葉に比べ相対的に鮮やかな朱色にはならないというのならば解るが、実際にはそうとも言えない。

桜の葉も、大方の葉は散っても数枚の葉が木守柿のように枝に残っていることがある。
 そうした葉は、晴れの日、背後から光を当てられ鮮やかな朱色に輝いていることはある。

樹全体の紅葉は、勿論美しいが、枝に数枚すがりついて枝を守っている桜紅葉には、風情を感じる。
 散り急がず、残りる時間を坦々と耐えている。
儚さの中にある美しさと言うべきだろう。




2019-11-26 (Tue)

2019/11/26  日記 神迎え

2019/11/26  日記 神迎え

2019/11/26 (火) 旧暦: 10月30日 祝日・節気:  日出: 6時26分 日没: 16時29分 月出: 5時36分 月没: 16時21分 月齢: 28.97 干支: 丁卯 六曜: 先負 九星: 六白金星今日のあれこれ: 神迎え『「出雲大社神迎祭」短編(出雲市大社町)』https://www.youtube.com/watch?v=HzhLKIyzeZI『神迎: 神還初冬出雲大社へ参集していた神々が会議を終えてもとの社へお帰りになる。それを迎える祭事、行事。陰暦十月末か十一月...

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2019/11/26 (火) 旧暦: 10月30日 祝日・節気:  日出: 6時26分 日没: 16時29分 月出: 5時36分 月没: 16時21分 月齢: 28.97 干支: 丁卯 六曜: 先負 九星: 六白金星


今日のあれこれ: 神迎え


『「出雲大社神迎祭」短編(出雲市大社町)』

https://www.youtube.com/watch?v=HzhLKIyzeZI



『神迎: 神還

初冬

出雲大社へ参集していた神々が会議を終えてもとの社へお帰りになる。それを迎える祭事、行事。陰暦十月末か十一月一日とするところが多い。
 田の神が冬の間は山に帰るとする古い信仰が原型
といわれる。』
(季語と歳時記)



神迎の俳句:


・畏みて神鈴振りぬ神迎へ  安斎久英


・大岳の夜明け火を焚く神迎  藤原如水


・暗闇へ火の粉吸はるる神迎へ  高倉和子


・胸すこし躍る火の神迎へかな  呉屋菜々


・火を入れて闇美しき神迎  土谷和生


出雲大社に出かけられた神様がお帰りになる時期になった。
 お戻りをお迎えしなければならない。

儀式は厳かでなければ形をなさない。
厳かな空間を感じるには、夜の暗さを照らす火が必要だ。
揺れる炎に照らされる空間に厳かさが生まれ、眼には見えなくとも神がおいでになる。

暗黒の空間は光を得て美しい闇になることができる。





2019-11-25 (Mon)

2019/11/25 K-1の新星 江川優生

2019/11/25 K-1の新星 江川優生

昨日開催された「K-1 WORLD GP11.24横浜大会で新しいスターが誕生した。江川優生が優勝候補と目された外国勢を撃破し、第3代フェザー級王者決定トーナメントを勝ち抜き王者になった。 3回とも1RにKO勝ちする圧倒的な強さだった。江川はPOWER OF DREAMの所属で、軽量級の最強とされる武居由樹の弟分だそうだ。試合を見てみると、武居のスタイルと良く似ている。攻守のバランスが良く、手と足の攻撃と防御が連動してしており、上か...

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昨日開催された「K-1 WORLD GP11.24横浜大会で新しいスターが誕生した。

江川優生が優勝候補と目された外国勢を撃破し、
第3代フェザー級王者決定トーナメントを勝ち抜き王者になった。
 3回とも1RにKO勝ちする圧倒的な強さだった。

江川はPOWER OF DREAMの所属で、軽量級の最強とされる武居由樹の弟分だそうだ。

試合を見てみると、武居のスタイルと良く似ている。
攻守のバランスが良く、手と足の攻撃と防御が連動してしており、上から下、下から上へと休みなく攻撃が行われ、フットワークも軽快で前後左右の距離を保ちながら攻撃と防御ができる。
 コンビネーションと流れが良いので、何処からでも攻めることができる。

<一回戦>
一回戦は、優勝候補とされたホルヘを1R KOで圧倒した。
この動画はyoutubeで見当たらないので、AbemaTVで5日間無料視聴が可能だ。

江川優生 vs ホルヘ・バレラ


<準決勝>
準決勝は、切れ味鋭いバックキックだった。
今まで見た中で最も切れ味が良かった。

「【11.24 K-1】悶絶ダウン!“武居由樹の弟分”江川優生のバックキック一閃!|全試合アベマTVで無料公開中!」

https://youtu.be/449teYvv_Rg


<決勝戦>
今日絶好調の江川は決勝でも1R KOでチャンピオンになった。

「【新スター誕生!!】”決勝”ジャオスアヤイ vs "江川優生【K-1 WGP 11.24】」

https://youtu.be/NQ9Wnes_b9Y



武居に続いて江川もチャンピオンになり、スタイルも攻守のバランスが取れていて、理想的なファイタースタイルであり、プロらしく人気が出そうだ。

こうした選手が育つPOWER OF DREAMの会長の指導が素晴らしいものと推測できる。
 極真空手の王者だった中島千尋が新たにジムに加入したそうだから、3人目のチャンピオンが出る可能性が高い。

昨日行われた、武尊の復帰戦の出来が良くなかった。
殴り合いはプロらしくて良いのだが、荒削りが過ぎると喧嘩みたいになってしまう。
 矢張りプロなのだから洗練された攻防の技術も見せて欲しい。
 江川はフェザー級なので武尊の対抗馬になる可能性が高い。





2019-11-25 (Mon)

2019/11/25  日記 落葉

2019/11/25  日記 落葉

2019/11/25 (月) 旧暦: 10月29日 祝日・節気:  日出: 6時25分 日没: 16時29分 月出: 4時27分 月没: 15時41分 月齢: 27.97 干支: 丙寅 六曜: 友引 九星: 七赤金星今日のあれこれ: 落葉「【癒し系】自然音(焚き火・鳥の声・落ち葉を踏む音)」https://youtu.be/_0AvYveQ2PA『落葉: 名の木落葉/落葉の雨/落葉の時雨/落葉時/落葉掃く/落葉掻く/落葉籠/落葉焚く三冬晩秋から冬にかけて、落葉樹はすべて葉を落とす...

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2019/11/25 (月) 旧暦: 10月29日 祝日・節気:  日出: 6時25分 日没: 16時29分 月出: 4時27分 月没: 15時41分 月齢: 27.97 干支: 丙寅 六曜: 友引 九星: 七赤金星


今日のあれこれ: 落葉

「【癒し系】自然音(焚き火・鳥の声・落ち葉を踏む音)」

https://youtu.be/_0AvYveQ2PA


『落葉: 名の木落葉/落葉の雨/落葉の時雨/落葉時/落葉掃く/落葉掻く/落葉籠/落葉焚く

三冬

晩秋から冬にかけて、落葉樹はすべて葉を落とす。散った木の葉ばかりでなく、木の葉の散る様子も地面や水面に散り敷いたようすも表わす。
 堆肥にしたり、焚き火にしたりする。』
(季語と歳時記)


落葉の俳句:


・奥入瀬の雨の上がりし落葉道  富田志げ子


・海峡へ坂を転がる落葉かな  菊地惠子


・雲となる煙の行方落葉焚く  徳丸峻二


・回転扉押して落葉の風に佇つ  清水晃子


・挨拶をかはす楽しみ落葉掃く  秋田谷明美



11月末近い奥入瀬はもう雪景色の筈だ。
富田の詠んだ落葉の奥入瀬は10月だろう。

「【撮っておき!日本】青森・奥入瀬の紅葉 【4K】」

https://youtu.be/JiE48jc93ik

今日の名古屋は、公園や街路樹の落葉が広く道路を彩っていた。
 いつも紅葉を掃き集めているおじさんも、諦めて今日はゆっくり構えている、散るに任せるのが一番と見守る構えだ。

木枯らし1号は大阪では今年は早く11月4日に吹いたと気象台が宣言している。
 名古屋では木枯らし1号の宣言は行われないが、今日の落葉の状況からすれば、木枯らし1号が吹いたと言っても良い。

落葉に風は付き物。
回転扉が回転し外に出たら木枯らしが吹き付けるといった出遭いはよくあることだ。

落ち葉を掃いている人に、邪な人は少ないだろう。
殊勝な心がけの人には挨拶もしたくなる。
挨拶はお互い様だ。



2019-11-24 (Sun)

2019/11/24 三千盛 秋の感謝祭2019 (その1)

2019/11/24 三千盛 秋の感謝祭2019 (その1)

今年の春は、日程が合わず参加できなかった三千盛の感謝祭に行ってきた。 印象は、2つ。 ・イベントの規模が大きくなった ・三千盛のお酒の柱は、超特と本醸 <感謝祭内容> (三千盛公式サイトより転載) <アクセス> 三千盛は、多治見駅からは少し距離があるので、バスに乗る必要がある。 駅北口に三千盛が提供す...

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今年の春は、日程が合わず参加できなかった三千盛の感謝祭に行ってきた。

印象は、2つ。
・イベントの規模が大きくなった
・三千盛のお酒の柱は、超特と本醸


<感謝祭内容>

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(三千盛公式サイトより転載)


<アクセス>
三千盛は、多治見駅からは少し距離があるので、バスに乗る必要がある。
駅北口に三千盛が提供する無料シャトルバスがあり、それに乗っても良いし、駅前の東鉄バスセンターから路線バスで行くこともできる。
シャトルバスは、行列が長く出来、待ち時間がかなり長くなるので、いつもは路線バスで行くことにしている。

今日は、先日の酒の会で、今年はバスが大型になり50人乗り以上との情報があったので、朝一番を避け、10時過ぎに多治見税務署近くの乗り場に行ってみた。
するとバスが停まっており、行列もできていなかった。バスに乗り込むと、先客は多くはなく余裕があり、その後も次から次に参加者がやってきたが、今までのように乗りこぼしも出ずに全員乗ることが出来た。
今までの行くのが少し厄介という印象が拭い去られた。


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大型バスで、駅から三千盛の酒蔵の前に到着した。

道路の反対側は三千盛の建物とイベント会場がある。
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お店は日曜日、イベントなのでお休み。

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入口の受付に行く。

会費500円を支払い、きき猪口と、試飲券11枚を受け取る。
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会場に向かうと、屋台わたなべには行列ができている。
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11
時半なのでもう食事時だ。
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中庭の飲食スペースは、人で溢れている。
この場を使うには、朝一番に来る必要がある。

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中庭を通り過ぎると、建物の中に試飲コーナーがあり、建物の先には屋台と飲食スペースが有る。





2019-11-24 (Sun)

2019/11/24 三千盛 秋の感謝祭2019 (その2)

2019/11/24 三千盛 秋の感謝祭2019 (その2)

<出店・屋台> (三千盛公式サイトより転載) 今回は店が少し変わったそうだ。 大垣の鮎料理の専門店十六兆が新規に出店している。 ・手作り燻しチーズ 吉川 定番の人気チーズが並んでいる。 ・手打ち蕎麦 名人 波多野旗の利和 ・中山道ハム ・鮎料理 十六兆 ...

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<出店・屋台>
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(三千盛公式サイトより転載)
今回は店が少し変わったそうだ。
大垣の鮎料理の専門店十六兆が新規に出店している。


・手作り燻しチーズ 吉川
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定番の人気チーズが並んでいる。

・手打ち蕎麦 名人 波多野旗の利和
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・中山道ハム
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・鮎料理 十六兆
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・夢クラブ農場
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すいとん豚汁




2019-11-24 (Sun)

2019/11/24 三千盛 秋の感謝祭2019 (その3)

2019/11/24 三千盛 秋の感謝祭2019 (その3)

<三千盛の試飲> 最上級から定番まで試飲することができる。 最上級のまる尾でもチケット2枚で試飲ができるのはありがたい。 試飲会場は、旧酒蔵スペースになっている。 以前に比べ、広くなっているので、銘柄ごとのカウンター前が混み合わなくて、安心できた。 一番手前の、本醸から試飲を始めることにした。 試飲カウ...

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<三千盛の試飲>
最上級から定番まで試飲することができる。
最上級のまる尾でもチケット2枚で試飲ができるのはありがたい。
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試飲会場は、旧酒蔵スペースになっている。

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以前に比べ、広くなっているので、銘柄ごとのカウンター前が混み合わなくて、安心できた。

一番手前の、本醸から試飲を始めることにした。
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試飲カウンターに行き、必要枚数をボックスに入れると、利き猪口にお酒を注いでくれるのだが、溢れるほど目一杯入れてくれるので、11枚でも飲む量はかなり大きくなる。
追加は50011枚入手できるのだが、利き猪口目一杯22杯は酒の量が多くなりすぎる。
12枚の酒が3種類あるが、これらの酒は承知しているので、11枚の酒を利くことにした。

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並んではいるが、すぐにお酒を受け取ることができるので、ストレスはない。

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人を縫っていくほど混雑はしていないので、お酒をこぼしたり、人から掛けられたりすることもない。

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蔵開きによっては、試飲会場が満員電車状態になり、身動きもできない程になる蔵もある。
それがないので快い。

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<試飲の印象>
今日の三千盛の印象を書くことにする。
(個人の嗜好によるものなので客観性はない。)

No.7
三千盛 本醸
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仄かに甘さを感じる入口。舌触りなめらかで膨らみがある。 立香、含み香ともエチル臭は感じない。アル添酒に多い味の分離もない。
味わいはまろやかで、純米酒風の佇まいで、純米酒と言われても頷ける。
単独でも食虫酒でもOK
 
1
時間後2回目の印象。
立香は感じない。甘い入り口、滑らかな舌触り。
含み香も癖なし、クリアーである。
ふくらみがあり味のバランス良い。
中盤以降すっきりとしている。
後口の余韻はないが切れが良い。
本醸造では出色の世界と思う。

スペックを調べると、商品紹介では
「規格   本醸造酒
原材料  国産米、米麹、醸造用アルコール
精米歩合          55
日本酒度          +16
アルコール分    15%以上16%未満」

特定名称酒の規格は以下の通りである。
「吟醸酒           米・米麹・醸造用アルコール        60%以下
特別本醸造酒 米・米麹・醸造用アルコール 60%以下
本醸造酒 米・米麹・醸造用アルコール 70%以下」

商品紹介では、本醸造と表記されているが55%精米なので吟醸酒、特別本醸造の表記も可能なスペックである。
癖のない味わい、切れ味の良さとふくらみはスペックの良さが背景にあると理解できる。




No.9
三千盛 純米 大吟醸からくち
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甘い入り口。酸は中程度で大きく膨らむことはないが、スッキリとしていて中心に辛味がある。
含み香の癖はない。中盤、背後に辛味を感じる。 苦味はほのか味を締める程度で渋味は感じない。
 
後半の切れが良い。
中盤の膨らみがもう少し欲しい感じ。



No.15
三千盛 純米ドライ
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立香はほのか、麹系の香りを感じる。
甘い入り口、滑らかな舌触り。
膨らみは大きいと言うか、広く横に広がる感じ。
含み香は発泡感をかすかに感じる。 吟醸香らしきものもある。
中盤、辛味が来る。


No.4
三千盛 超特原酒
clip_image017[1]

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日本酒らしい麹の色がある。
甘い入口、滑らかな舌触り。 とろりとはせず、味の厚みとコクを感じる。 丸みがあり刺激的ではない。味のバランスは良い。
後口は辛味系。
単独でも食虫酒でも行ける。
飲み口がよく ある意味危険な酒だ。



No.2
三千盛 チアーズ
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甘くトロリとした入り口。 含み香が、三千盛りとしては大きい感じ。 吟醸香、エチル臭、麹香など色々な香りが含まれているような気がする。 混合の含み香と味わいが複雑で、三千盛としては個性的な味わいと思う。


No.1
三千盛 純米大吟醸 しぼりたて
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立香は、甘い麹香のようなもの。甘さを抑えた入り口。 ふくらみがありしっかりとした味わいがある。
味の濃さを感じる丸い膨らみがある。 偏りはないが、滑らかでなかなか解けない味の結びつきがある。 発泡感があるはずだが、その名残もあまり感じない。
味わいの丸いボールが真ん中にある感じで、甘くも辛くも軽くも渋くもない膨らみ。この味わいのボールが特徴的である。


No.5
三千盛 超特
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立香は感じない。 香りの癖はない。 入口はほのかに甘いが、味は抑えられていて偏りがないバランスの取れた味わい膨らみである。 丸く滑らかな舌触り。含み香も癖は感じない舌で探っても味が壊れない。
本醸造と同じ三千盛の世界を代表する味わい。
単独でも食中酒でも良い。

1
時間後2回目の印象
立香はあまり感じない。甘い入り口。滑らかな舌触り。本醸に比べると味が濃い。1回目に比べるとクリヤー感が減り、やや淀んだ印象。透明感、切れが1回目より少なくなった。含み香の癖はない。スッキリとして味わいのバランスは良い。中盤からの切れは1回目と同じ。

No.8
三千盛 銘醸
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立香は感じない。軽い入り口だが、膨らみはなく世界が小さく広がりもない。味わいが小さく狭い。滑らかで、舌触りも良いが、味が薄い印象。
中盤辛味系のすっきり感がある。
燗向きのお酒のように思われる。



No.10
三千盛 悠醸 純米大吟醸
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立香はあまり感じない。
甘い入口。すっきりとした酸。 含み香も癖を感じない。 酸は膨らみ丸みはあるが、スッキリとした切れ味が感じられ 辛味みが柱になっている味わい。




2019-11-24 (Sun)

2019/11/24 三千盛 秋の感謝祭2019 (その4)

2019/11/24 三千盛 秋の感謝祭2019 (その4)

<販売コーナー> 入り口受付の反対側の販売コーナーでは、試飲した酒を購入することができる。 各お酒のコンセプトやスペックを知ることができる。 ...

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<販売コーナー>
入り口受付の反対側の販売コーナーでは、試飲した酒を購入することができる。
各お酒のコンセプトやスペックを知ることができる。

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<感想>

1.
感謝祭の蔵開きの規模が大きくなった。
昔は、中庭だけが飲食スペースだったが、今は建物の外側に屋台と飲食スペースが追加されて、広くなっているが、参加者で満席になっている。
子供連れの家族も居て、家族のイベントとして来ている人もいる。

2.
試飲がチケット制になり、飲みすぎての酔っぱらいが居なくなったのは良いことだ。

3.
今日の試飲では三千盛らしい酒は何かを考えたが、矢張り超特と本醸だと再確認した。
プンプンする吟醸酒とか無濾過生原酒とか山廃とかを醸す蔵は数多くあるが、三千盛はスッキリとした呑み口の辛口を特徴としている。
自己主張は程々にして、料理の邪魔をしない、料理に寄り添う食中酒を志向している。
そう考えると、最も三千盛らしい酒は、超特と本醸だ。

4.
三千盛は個性的な蔵だ。
・酒米を看板にして銘柄づくりをしない、山田錦を使った酒はあるが多くの酒は有名酒米を謳っては居ない。
超得も本醸も国産米と表示されているだけだ
・その代わり、精米機を複数設置して自家精米を行っている。自分の目指す酒質に沿って精米を調整することが可能だ。
・価格の設定がリ-ズナブルだ。
酒米や精米に不必要なコストを掛けず、適度な機械化・省力化により、不必要なコストを掛けずに、自己の志向する呑み口の良い酒を作り出している。
超特は1800ml2830円、本醸1800ml2310円である、お酒のみに優しい蔵だ。



帰りのシャトルバスの中で、三千盛に程良く酔ったグループが上機嫌ではしゃいでいた。
最前列に居た女性が、バスガイドよろしくお酒や笠原町の案内を始めた。
その前に座っていた男の人が、ガイドさん一曲頼むと茶々を入れる。
掛け合い漫才のような楽しいやり取りが続くうちに、シャトルバスは多治見駅に着いた。

ガイドさんは、きれいな声をうぐいすの様にして言った。
“皆さん、来年の春の感謝祭でまたあいましょう!
来年3月ですよ、三千盛の春の感謝祭に来てね~~”

皆の返事は拍手だった...





2019-11-24 (Sun)

2019/11/24  日記 冬林檎

2019/11/24  日記 冬林檎

2019/11/24 (日) 旧暦: 10月28日 祝日・節気:  日出: 6時24分 日没: 16時29分 月出: 3時17分 月没: 15時05分 月齢: 26.97 干支: 乙丑 六曜: 先勝 九星: 八白土星今日のあれこれ: 冬林檎『「雪中リンゴ」軒先に保存 秋田市雄和の果樹組合』https://youtu.be/Nd9fLwAKWsc『冬林檎: 寒林檎  三冬林檎の収穫は秋に終わるが、収穫後に凍結しない程の低温に貯蔵して冬に食べる。』(季語と歳時記)冬林檎の俳句:...

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2019/11/24 (日) 旧暦: 10月28日 祝日・節気:  日出: 6時24分 日没: 16時29分 月出: 3時17分 月没: 15時05分 月齢: 26.97 干支: 乙丑 六曜: 先勝 九星: 八白土星


今日のあれこれ: 冬林檎


『「雪中リンゴ」軒先に保存 秋田市雄和の果樹組合』

https://youtu.be/Nd9fLwAKWsc



『冬林檎: 寒林檎

  三冬

林檎の収穫は秋に終わるが、収穫後に凍結しない程の低温に貯蔵して冬に食べる。』
(季語と歳時記)



冬林檎の俳句:


・まっさらな空が一枚冬林檎  市原光子


・洗はれてにほひあらたに冬林檎   花田心作


・口中に山の音する冬林檎   近藤喜子



採れたての新鮮なもののほうが良いと考えるのが一般的だが、収穫してから適切な保存状態にすると、採れたてのものとは違った美味しさになるのはよくあることだ。

サツマイモも半年ほど熟成させるほうが旨くなるそうだし、肉やお酒は熟成が一つのジャンルになっている。

リンゴは秋のものだが、冬に食べるリンゴは、秋とは違った美味しさがあるようだ。
 輝く林檎の肌や艶の姿だけだけではなく、味や香りも違う。

近藤は、口の中の音まで楽しんでる。

冬林檎だけではなく春を待つ林檎、雪中リンゴ、雪室リンゴというのがあるらしい。
 雪深い八甲田山麓の黒石地区のりんご園では、晩秋に採れたリンゴを雪の中に入れて保存し、4月になってから出荷するそうだ。

雪の中に埋められると約0℃と湿度98%に保たれ、この環境で熟成されていくと、瑞々しさは、もぎたてのりんご以上でジュースを食べていると錯覚するそうだ。
 この雪中リンゴは、数量が少ないため予約出荷で、売り切れ必至だそうだ。




2019-11-23 (Sat)

2019/11/23  日記  勤労感謝の日

2019/11/23  日記  勤労感謝の日

2019/11/23 (土) 旧暦:10月27日 祝日・節気: 勤労感謝の日 日出: 6時23分 日没: 16時30分 月出:2時09分 月没: 14時31分 月齢:25.97 干支: 甲子 六曜: 赤口 九星: 九紫火星 今日のあれこれ: 勤労感謝の日 (伏見幼稚園 https://i0.wp.com/www.fushimi-kindergarten.com/wp-content/uploads/2017/11/CIMG1303-e1511338073774.jpg より転載) ...

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2019/11/23 (土) 旧暦:1027日 祝日・節気: 勤労感謝の日 日出: 623分 日没: 1630分 月出:209分 月没: 1431分 月齢:25.97 干支: 甲子 六曜: 赤口 九星: 九紫火星


今日のあれこれ: 勤労感謝の日


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(伏見幼稚園
https://i0.wp.com/www.fushimi-kindergarten.com/wp-content/uploads/2017/11/CIMG1303-e1511338073774.jpg
より転載)




『勤労感謝の日

初冬

十一月二十三日。
働くことを喜び働く人に感謝する国民の祝日である。
』(季語と歳時記)



勤労感謝の日の俳句:


・幟立つ勤労感謝の宴かな   石山民谷


・腕時計はづし勤労感謝の日  丸山美奈子


・婿殿をねぎらふ勤労感謝の日   金山雅江




今日は勤労感謝の日。
働くお父さんやお母さんが子どもたちから感謝される日だ。
子どもがいない人はどうなのだという突っ込みはソレとして、誰かのために働くという事は大切なことだ。

そして、働くということは誰かのためにあるのではなく、自分のためでもある。

朝起きて、出掛けることができる。
行く所がある。
自分の果たすべき役割がある。
人と会い話すことができる。
仕事が終われば、買い物ができる。
家に帰れば疲労して、食事も美味しい。
夜はぐっすり眠ることができる。

皆当たり前のことだが、考えてみれば当たり前でもない。
朝起きられない人もいる、介助なしにはベッドから出られない人もいる。
働きたくても働く場がない人もいる。
...

働くことができるのに働かない人がいる。
人に寄生して、自分の好きなことをして暮らしたい人がいる。
こうした人にも因果はめぐる。
世の中から孤立し、関わりがなくなる。
挙句の果てには、新聞記事に住所不定・無職の某が...と書かれることにもなる。

働くことにも、周りにも改めて感謝することを考える日だ。


11
23日は日本では、昔は新嘗祭と言う皇室行事の日だったことは知らなかった。


『勤労感謝の日
読み方:きんろうかんしゃのひ
同義語:新嘗祭〔にいなめさい/しんじょうさい〕

11
23日は「勤労を尊び、生産を祝い、国民がたがいに感謝しあう日」と1948年に法律で定められました。

<肉体的な労働のみではない>
戦前1123日は「新嘗祭」〔にいなめさい/しんじょうさい〕で農作物の恵みを感じる日でした。日々の労働に対して「農作物」という形のあるものが目に見えて返ってくることが少ない現代で、勤労の目的を再認識する日という意味がこめられているようです。
一方、勤労の意味とは「肉体的な労働によって物品等を生産するということにのみ終始するものではなくて、精神的な方面においても一日一日を真剣に考え、物事の本質へと深めてゆく研究態度にも勤労の大きい意味は存在し、創造し、生産していくことの貴重な意義ある生活が営まれていくことが出来る。物質的にも、精神的にも広い意味での文化財を建設してゆくことは、生産ということの正しい理解の仕方である」と戦後発行された衆議院文化委員受田新吉著の「日本の新しい祝日」には記載されていました。

<「瑞穂の国」の祭祀>
勤労感謝の日が制定される以前は、「新嘗祭」が行われていました。新嘗祭は古くから国家の重要な行事であり「瑞穂の国」の祭祀を司る最高責任者である大王〔おおきみ〕(天皇)が国民を代表して、農作物の恵みに感謝する式典でした。「新嘗」とはその年収穫された新しい穀物のことをいいます。農業中心の時代、この行事はとても重要な儀式でした。
「勤労感謝の日」は1948年に定められましたが、この日を制定するにあたては、元々の「新嘗祭」として祝いたいなど様々な意見があったようです。しかし「労働」とは本来「農業に従事して生産を行うもの」だけを言うのではなく、今日のサービス産業なども含めた幅広い意味を持つことから「新嘗祭の日」という考えは却下され、現在の「勤労感謝の日」が制定されました。
...』
(日本文化いろは事典
http://iroha-japan.net/iroha/A02_holiday/14_kinro.html
より転載)






2019-11-22 (Fri)

2019/11/22  日記 小雪

2019/11/22  日記 小雪

2019/11/22 (金) 旧暦: 10月26日 祝日・節気: 小雪 日出: 6時22分 日没: 16時30分 月出: 1時00分 月没: 13時58分 月齢: 24.97 干支: 癸亥 六曜: 大安 九星: 一白水星今日のあれこれ: 小雪「「ミネストローネ」の作り方 野菜がたっぷり! | KEITAが教える経験0でも失敗しないシンプルイタリアン」『小雪(しょうせつ)は、二十四節気の第20。十月中(通常旧暦10月内)。現在広まっている定気法では太陽黄経が240度の...

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2019/11/22 (金) 旧暦: 10月26日 祝日・節気: 小雪 日出: 6時22分 日没: 16時30分 月出: 1時00分 月没: 13時58分 月齢: 24.97 干支: 癸亥 六曜: 大安 九星: 一白水星


今日のあれこれ: 小雪


「「ミネストローネ」の作り方 野菜がたっぷり! | KEITAが教える経験0でも失敗しないシンプルイタリアン」





『小雪(しょうせつ)は、二十四節気の第20。十月中(通常旧暦10月内)。

現在広まっている定気法では太陽黄経が240度のときで11月22日ごろ。暦ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間とする。恒気法では冬至から11/12年(約334.81日)後で11月21日ごろ。

期間としての意味もあり、この日から、次の節気の大雪前日までである。

西洋占星術では、小雪を人馬宮(いて座)の始まりとする。

季節
わずかながら雪が降り始めるころ。『暦便覧』では「冷ゆるが故に雨も雪と也てくだるが故也」と説明している。
...
七十二候
小雪の期間の七十二候は以下のとおり。

初候
虹蔵不見(にじ かくれて みえず) : 虹を見かけなくなる(日本・中国)
次候
朔風払葉(きたかぜ このはを はらう) : 北風が木の葉を払い除ける(日本)
天気上騰地気下降(てんき じょうしょうし ちき かこうす) : 天地の寒暖が逆になる(中国)
末候
橘始黄(たちばな はじめて きばむ) : 橘の実が黄色くなり始める(日本)
閉塞而成冬(へいそくして ふゆをなす) : 天地の気が塞がって冬となる(中国)
(Wikiedia)



小雪の俳句:


・小雪やミネストローネこつくりと   村本真由美



今日は節気の小雪。
雪の季節の訪れを告げる季語だ。
折よく、今日は北の国では雪が降っている。
 雪は降ってはいないが、冷たい雨の降る東京も真冬並みの寒さだそうだ。

小雪の例句は探してみると少なかった。
節句の小雪(しょうせつ)と小雪(こゆき)が漢字表現では同じで紛らわしいからだろう。
 もっと数多く詠まれても良い季語だと思うのだが...

例句を読んでいて、村本の句が目にとまった。
和風の印象の小雪とカタカナのミネストローネの取り合わせとこっくりという言葉が俳句らしくなくて面白い感じだ。

ミネストローネ は、主にトマトを使ったイタリアの野菜スープで、家庭で作られる料理だそうだ。
 スープだから身体を温める事ができる、小雪の日には歓迎される料理だ。

筆者が育った言語環境では、「こっくり」は居眠りの様子で味わいに使うことはなかったが、辞書では味わいの意味が載せられている。

『こっくり[副・名]
[副]

1 居眠りをして頭を前方に繰り返し傾けるさま。「こっくり、こっくり、船をこぎはじめる」
2 頭をふって大きくうなずくさま。「こっくりとうなずく」
3 前触れもなく、元気な人が突然死ぬさま。ぽっくり。「あの丈夫な人がこっくりいってしまった」
[名](スル)
1 居眠りをすること。また、うなずくこと。「電車に揺られてこっくりをはじめる」「何度もこっくりしながら母親の注意を聞く」
2 「こっくり往生」の略。
「おふくろはただ―を願って居」〈柳多留・二〉

こっくり[副]
[副](スル)色合い・味などに落ち着いた深みのあるさま。「こっくりした紺色のスーツ」「こっくりしただし汁」
』(デジタル大辞泉)

言葉の組み合わせが紡ぎ出す世界は彩り豊かで面白い。




2019-11-21 (Thu)

2019/11/21  日記 吊し柿

2019/11/21  日記 吊し柿

2019/11/21 (木) 旧暦: 10月25日 祝日・節気:  日出: 6時21分 日没: 16時31分 月出: ----   月没: 13時23分 月齢: 23.97 干支: 壬戌 六曜: 仏滅 九星: 二黒土星今日のあれこれ: 吊し柿「四郷の吊し柿」https://youtu.be/C8c3xXBDYZo『甘干: 吊し柿、釣柿、干柿、ころ柿、白柿2010/03/25晩秋色づきはじめた渋柿の皮をむき、串に刺したり吊るしたりして乾燥させ渋をぬき甘くしたもの。 干された柿は...

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2019/11/21 (木) 旧暦: 10月25日 祝日・節気:  日出: 6時21分 日没: 16時31分 月出: ----   月没: 13時23分 月齢: 23.97 干支: 壬戌 六曜: 仏滅 九星: 二黒土星


今日のあれこれ: 吊し柿


「四郷の吊し柿」

https://youtu.be/C8c3xXBDYZo



『甘干: 吊し柿、釣柿、干柿、ころ柿、白柿
2010/03/25

晩秋

色づきはじめた渋柿の皮をむき、串に刺したり吊るしたりして乾燥させ渋をぬき甘くしたもの。
 干された柿は水分が抜け実がしまり、やがて表面に白い粉を吹き始め中は飴色に仕上がる。柿は古くから砂糖の代わりとして重宝されてきた。

釣柿や障子にくるふ夕日影 丈草 「国の華」
(季語と歳時記)



吊し柿の俳句:


・日の丸と並ぶ出雲の吊し柿  鈴木鷹夫


・白壁の土蔵に揺るる吊し柿   池谷鹿次


・日本の色と甘さや吊し柿   稲畑廣太郎


・日を吸うて渋のぬけゆく吊し柿   下平しづ子


・薄き日の温みほのかに吊し柿   久世孝雄



風は少しあったが今日も秋晴れに恵まれた。
ただ、朝の冷え込みは、冬らしさを日々加えている。

秋から冬へ季節が移りゆく中で、育まれるものがある。
数多くあるが、吊るし柿もその一つだ。

昔の人は渋柿は渋柿の性格を生かして、干し柿・吊るし柿にしていた。
 日本の農村に行けば、吊し柿や柿簾はどこにでもみられた。
  都市化が進んだ今では、地域でと言うより、個々の人が楽しんで作っていると考えたほうが良い。
 手間と暇があれば、吊るし柿・干し柿を作るのはそんなに難しくはなさそうだ。

昔はお金を出して買うものではなかったが、今では手間と暇がかかる関係から、干し柿は高価な食品に変わってしまった。

白い粉を吹いた干し柿を口にすると自然な柔らかな甘さに穏やかな想いにさせられる。




2019-11-20 (Wed)

2019/11/20  日記 酉の市

2019/11/20  日記 酉の市

2019/11/20 (水) 旧暦: 10月24日 祝日・節気: 下弦 日出: 6時20分 日没: 16時31分 月出: 23時52分 月没: 12時45分 月齢: 22.97 干支: 辛酉 六曜: 先負 九星: 三碧木星今日のあれこれ: 酉の市『開運!日本最大の「酉の市」』https://youtu.be/VM_aXa6B3VU『酉の市: お酉さま、一の酉、二の酉、三の酉、熊手市、おかめ市、頭の芋  初冬十一月の酉の日に各地で行われる祭礼。一の酉二の酉、年によっては三の酉まであ...

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2019/11/20 (水) 旧暦: 10月24日 祝日・節気: 下弦 日出: 6時20分 日没: 16時31分 月出: 23時52分 月没: 12時45分 月齢: 22.97 干支: 辛酉 六曜: 先負 九星: 三碧木星


今日のあれこれ: 酉の市


『開運!日本最大の「酉の市」』

https://youtu.be/VM_aXa6B3VU



『酉の市: お酉さま、一の酉、二の酉、三の酉、熊手市、おかめ市、頭の芋

  初冬

十一月の酉の日に各地で行われる祭礼。一の酉二の酉、年によっては三の酉まである。
 この日、浅草鷲(おおとり)神社の境内では「縁起熊手」を求める人であふれかえる。』
(季語と歳時記)



酉の市の俳句:


・隅田川酉の市へと船でゆく   保坂加津夫


・廓町抜けて賑はふ酉の市   鵜飼正子


・駒形のどぜう食せり酉の市   梅田秀子


・角店で酒ひっかけて酉の市  高澤良一


・金平糖酉の市にて見つけたり   熊谷みどり



浅草の鷲神社の酉の市は、江戸時代から繁盛した行事だった。
 近くには新吉原もあり酉の市の祭りには、遊郭内も開放され、江戸っ子が楽しみにしていたそうだ。

『江戸時代から続く酉の市

現在の足立区花畑の大鷲神社を「上酉」、千住にある勝専寺を「中酉」、浅草の鷲神社を「下酉」と称しており、江戸時代から続いていた酉の市はこの3カ所でしたが、明治時代になり千住・勝専寺の酉の市が閉鎖され、花畑の大鷲神社と浅草の鷲神社とが唯一江戸時代から続く酉の市となりました。ここ浅草の鷲神社は東側に新吉原という遊郭があり、酉の市御例祭の日には遊郭内が開放されたといわれ、地の利も加わり最も有名な酉の市として現在に至っております。
規模(熊手店約150店舗・露天約750店)賑わい(毎年70万人~80万人の人出)とも日本一を誇っています。
現在、都内で10数カ所の酉の市が開催されていますが、是非とも初心原点に返りこの江戸時代から続く浅草の鷲神社「酉の市」に御参拝頂き、大神様の御守護のもと御参拝皆様方の商売繁昌・家内安全は勿論のこと諸願成就そして福運をお受け頂きたいと思います。』
(浅草の鷲神社
https://otorisama.or.jp/mame.html
より転載)

その伝統は、今にも引き継がれており、俳人たちも酉の市に足を運んで、江戸っ子の威勢の良さで、それぞれの流儀、手順、方法で祭りを楽しんでいる。

家を出て、一杯引っ掛けて屋台を冷やかすのもよし、金平糖を見つけるのも楽しい。




2019-11-19 (Tue)

2019/11/19 藤井七段 王将挑戦者決定戦で最後のミス

2019/11/19  藤井七段 王将挑戦者決定戦で最後のミス

藤井七段が、広瀬竜王との王将挑戦者決定戦で最後土壇場でうっかりミスで頓死の結末を迎えてしまった。 将棋は詳しくないので内容はわからないが、両者とも熱戦で二転三転した経過をたどり、最終場面では藤井七段が優勢だった。 AI形勢判断しているサイトでは、19時20分頃には藤井の勝ちの判断だった。 少し、離れてから再びサイトを見ると、広瀬竜王の勝ちとなっていた。 これはどうし...

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藤井七段が、広瀬竜王との王将挑戦者決定戦で最後土壇場でうっかりミスで頓死の結末を迎えてしまった。

将棋は詳しくないので内容はわからないが、両者とも熱戦で二転三転した経過をたどり、最終場面では藤井七段が優勢だった。
AI形勢判断しているサイトでは、1920分頃には藤井の勝ちの判断だった。

少し、離れてから再びサイトを見ると、広瀬竜王の勝ちとなっていた。
これはどうしたこと?

最後の最後に藤井七段がうっかり見落としがあったようで、広瀬竜王がそれを見逃さなかったらしい。
最終場面に強い藤井七段だがこんなこともある。
野球なら9回スリーアウトまで、ボクシングならレフリーが勝ちを宣言するまで、試合は終わっていない。将棋も相手が投了するまでは終わっていない。
勝負は最後までわからない。


史上初、歴代記録を破るのが当たり前の藤井七段。
王将戦のリーグ戦の顔ぶれでは、難しいと言われていたが最終戦まで4勝1敗。
ここまでの戦績で藤井七段はまた強くなっていることを証明した。
負けたのは現名人と現竜王のタイトルホルダーのみだ。
竜王には殆ど勝っていたが最後にミスしてしまっただけだ。

この勝負では負けてしまったが、内容は十分で、藤井七段はA級どころかタイトルホルダーと肩を並べる実力者であることを証明した。

記録更新はならなかったが、それより実力を証明したことが重要だ。
敗戦をしても、それを飛躍台にして更に強くなる藤井七段は、この王将リーグを飛躍台にしてまた強くなるに違いない。

将棋界にとって、藤井七段は希望の星である事は間違いない。



『藤井七段、史上最年少タイトル挑戦ならず 「最後間違えてしまって残念」 王将リーグ最終戦で広瀬竜王に逆転負け
11/19(
) 19:43配信スポーツ報知

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広瀬章人竜王に敗れた藤井聡太七段

将棋の最年少棋士・藤井聡太七段(17)が19日、東京都渋谷区の将棋会館で行われた第69期王将戦挑決リーグ最終一斉対局で広瀬章人竜王(32)に126手で敗れ、史上最年少タイトル挑戦とはならなかった。

【写真】藤井七段の大一番の勝負メシは…

来年1月に開幕する7番勝負の時点で17歳5か月の藤井七段にとって、勝てば1989年に屋敷伸之九段(47)が棋聖に挑戦した当時17歳10か月の記録を31年ぶりに更新する一局。防戦一方となってから逆襲して、終盤には有利な展開に。が、棋界最高位に就く広瀬竜王に最後の最後に逆転を許した。本局開始時まで4勝1敗で首位に並んでいた広瀬竜王が渡辺明王将(35)=棋王、棋聖=への挑戦権を獲得した。広瀬竜王は初の王将挑戦となる。

藤井七段は「時間がなく、分からなかった。局面を複雑にしようと思って指していたが、最後間違えてしまって残念。また実力を高めて頑張りたい」とリベンジを誓った。

今後、藤井七段が史上最年少タイトル挑戦を果たすためには、現在2次予選準決勝まで進出している第91期棋聖戦が残された最後の機会になる。予選準決勝と決勝、16人が参加する挑戦者決定トーナメントも含めて6連勝が必要になる。

注目の一局に対局前から約50人の報道陣が大集結。想定以上の人数で対局開始時に混乱が生じる懸念があったため、日本将棋連盟が急きょ代表撮影に切り替える対応を取るなど、現場は熱気に包まれた。

藤井七段は2002年7月19日、愛知県瀬戸市生まれの高校2年生。5歳で将棋を始めると、類いまれな才能を発揮。杉本昌隆八段に入門し、12年に棋士養成機関「奨励会」入会。16年に史上最年少の14歳2か月で四段(棋士)昇段。17年、デビューから無敗のままで史上最多の29連勝を記録した。18、19年と一般棋戦の朝日杯を連覇したが、まだ八大タイトル戦での挑戦権獲得には至っていない。

(
報知新聞社
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191119-11190116-sph-ent
より転載
)




2019-11-19 (Tue)

2019/11/19 日記 鶴来る

2019/11/19  日記 鶴来る

2019/11/19 (火) 旧暦: 10月23日 祝日・節気:  日出: 6時19分 日没: 16時32分 月出: 22時44分 月没: 12時04分 月齢: 21.97 干支: 庚申 六曜: 友引 九星: 四緑木星今日のあれこれ: 鶴来る「出水市のツル」https://youtu.be/V8fgwuh-qrw『鶴来る: 鶴渡る、田鶴渡る2010/03/26  晩秋シベリヤなどの寒冷地で繁殖した鶴が、晩秋、日本の暖地に飛来すること。 越冬地としては鹿児島県出水市荒崎が有名。』(季語...

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2019/11/19 (火) 旧暦: 10月23日 祝日・節気:  日出: 6時19分 日没: 16時32分 月出: 22時44分 月没: 12時04分 月齢: 21.97 干支: 庚申 六曜: 友引 九星: 四緑木星


今日のあれこれ: 鶴来る


「出水市のツル」

https://youtu.be/V8fgwuh-qrw



『鶴来る: 鶴渡る、田鶴渡る
2010/03/26

  晩秋

シベリヤなどの寒冷地で繁殖した鶴が、晩秋、日本の暖地に飛来すること。
 越冬地としては鹿児島県出水市荒崎が有名。』
(季語と歳時記)



鶴来るの俳句:


・鍋鶴来る町の刈田の広々伸ぶ   松崎鉄之介


・鶴来るや空仰ぐ日の始まれり  松永弥三郎


・標なき棚田目指して鶴来る   永井房代



暦的にはもう冬だが、暖寒の差が日毎に大きく、冬らしい日がくれば、次は秋らしい日が盛り返すことが続いている。

「鶴来る」は晩秋の季語だが、冬の訪れを予見させる出来事だ。
 寒さが厳しくなる土地から、より暖かい日本の冬に鶴たちがやってくる。

冬の訪れを告げる使者と言われる鹿児島出水平野に飛来する鶴の初陣は、すでに10月18日に観測されているそうだ。

日々の季節は、秋だったり冬だったりするが、自然の事象は、日を追って着実に冬への道を歩んでいる。




2019-11-18 (Mon)

2019/11/18  日記 紅葉川

2019/11/18  日記 紅葉川

2019/11/18 (月) 旧暦: 10月22日 祝日・節気:  日出: 6時18分 日没: 16時32分 月出: 21時37分 月没: 11時18分 月齢: 20.97 干支: 己未 六曜: 先勝 九星: 五黄土星今日のあれこれ: 紅葉川「定山渓温泉 🍂二見吊橋の🍁紅葉 風景!🍁🍂 - 北海道の紅葉2019」https://www.youtube.com/watch?v=1yFEo3hksug『紅葉(もみじ、もみぢ)晩秋2011/03/11【子季語】もみぢ葉、色葉、色見葉、紅葉の錦、谿紅葉、紅葉川、紅葉山、...

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2019/11/18 (月) 旧暦: 10月22日 祝日・節気:  日出: 6時18分 日没: 16時32分 月出: 21時37分 月没: 11時18分 月齢: 20.97 干支: 己未 六曜: 先勝 九星: 五黄土星


今日のあれこれ: 紅葉川


「定山渓温泉 🍂二見吊橋の🍁紅葉 風景!🍁🍂 - 北海道の紅葉2019」

https://www.youtube.com/watch?v=1yFEo3hksug



『紅葉(もみじ、もみぢ)晩秋
2011/03/11

【子季語】
もみぢ葉、色葉、色見葉、紅葉の錦、谿紅葉、紅葉川、紅葉山、紅葉出づ、梢の錦

【解説】
落葉樹の葉が赤や黄色に色づき、野山の秋を飾る。紅葉といえば主に楓のことをいう。紅葉を愛でるという習慣は平安の頃の風流から始まったとされている。

【科学的見解】
紅葉は、葉の中に含まれている色素の割合が変化することで、赤色や黄色になる。色素としては、クロロフィル類(緑色)、アントシアニン類(赤色)、キサントフィル類(黄色)などが存在する。通常の葉は、クロロフィル類が多く含まれているため、緑色に見えるが、落葉前にはクロロフィル類を分解し、栄養を再吸収(枝や幹などに貯蓄)する。すると、落葉時の葉では、クロロフィル類以外の色素の量が多くなり、種によって赤色や黄色に変化するのである。紅葉は、人にとっては美しいものであるが、植物にとっては厳しい自然で生き抜くための工夫である。(藤吉正明記)』
(季語と歳時記)



紅葉川の俳句:


・奥那須の捨湯溢るる紅葉川  舩山節子


・口朱き熊の立札紅葉川   村瀬初実


・紅葉川落人村の日を運ぶ   深澤厚子



北海道は、もう冬将軍が進軍してきて白銀の世界に変わってしまっただろう。
 動画の紅葉は定山渓温泉のものだが、もう紅葉は散り、白い世界の中を川は流れているだろう。


紅葉の子季語に「紅葉川」 「紅葉山」がある。
例句を探してみると、「紅葉山」の方が数多くの句が詠まれているようだ。
 自然の中で山と川はつきものだ。山があれば川がある。

句を詠む時、俳人の眼は高い山を見やすいということなのだろう。

東海地方でも紅葉の季節は、今が盛りだ。
季節の脚は速い。
これからの人は、過ぎ去る前に足を運ばなくては...




2019-11-17 (Sun)

2019/11/17 U22日本代表 コロンビア戦のラビリンス

2019/11/17 U22日本代表 コロンビア戦のラビリンス

U22の日本代表とコロンビアの親善試合が行われた。U22の日本代表は、10月にブラジルに遠征し、アウェーながらミドルシュート3発の得点を上げ、ブラジルを2点に抑えて勝利した。U22の世代は五輪世代なのでブラジルに勝利し期待が高まった。 今回は、A代表の久保と堂安が加わったので更に強さが加わった、どんな結果を出してくれるか注目が集まった。結果は、何これ!どうなっているのだった。0-2で完敗、なすところも、見るとこ...

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U22の日本代表とコロンビアの親善試合が行われた。
U22の日本代表は、10月にブラジルに遠征し、アウェーながらミドルシュート3発の得点を上げ、ブラジルを2点に抑えて勝利した。

U22の世代は五輪世代なのでブラジルに勝利し期待が高まった。
 今回は、A代表の久保と堂安が加わったので更に強さが加わった、どんな結果を出してくれるか注目が集まった。

結果は、何これ!どうなっているのだった。
0-2で完敗、なすところも、見るところもなかった。
惨敗としか言いようがない。


これは、選手の問題ではなく、監督・コーチの仕事である戦略・戦術に問題があったと思う。

ブラジル戦では、ミドルシュートで3得点した。
今回は0得点。
細かいパスを繋いでゴール前に行き、シュートを決める戦略だったように思えた、堂安と久保のパス交換の場面が多く見られたが、ゴール前まで辿り着く前に、コロンビアのプレスに遭い、ボールを奪われてしまうシーンが続出した。
 一昔前本田や香川が主役だった頃の状況に酷似していた。パスで遊んでいるうちにボールを失ってしまう。下位チームが引いて自陣を固めると崩せず得点できない。
 決定力不足が課題だといつものように言われていた。
今日の試合は、昔に戻ってしまった。

パスで点が入るのならば、今の戦略・戦術で良い。
点はシュートを打たなければ入らないのは自明の事だ。

コロンビアが詰めて、パスを奪いにくるのであれば、ロングボールを使う、ドリブルに切り替える、ゴール前が難しければミドルシュートに切り替える。
 攻撃も様々なメニューを用意し、相手・状況によって使い分ける事が必要だ。

ブラジル戦とコロンビア戦の戦い方は、全く違うような気がする。
 どうしてハイレベルな南米サッカーの代表チームに違った戦い方をするのだろうか?
 今日も、守りを固め、攻めるのはパスではなくドリブル、ミドルシュートで良かったのではないか。

日本代表の監督は、森保監督だが、ブラジル遠征は代行監督だった。
 森保監督のA代表とU22の兼務には無理があるのではないか。
 別にして専任体制にしたほうが良いと思う。


ブラジル戦とコロンビア戦のハイライトを見てみよう。


鮮烈ミドル3発でブラジルを敵地で撃破した。
田中碧が2発、中山雄太が1発で3点を奪取した。|

「【ハイライト】U-22ブラジル代表 vs. U-22日本代表(2019/10/14) サッカー U-22日本代表ブラジル遠征 国際親善試合」

https://youtu.be/BYWNU3TiZVA


今回のコロンビア戦では、田中碧(川崎フロンターレ)は負傷し、欠場したのが残念だった。


コロンビア戦では、慢心があったと思う。
コロンビア、ブラジルは日本より強いと思ったほうが良い。
その上で、戦略・戦術が選択できる。

「【10分で分かる】久保スタメン! U22日本代表 VS U22コロンビア代表ハイライト19 11 17」

https://youtu.be/rStuZrhW0bU




2019-11-17 (Sun)

2019/11/17  日記 鉢叩

2019/11/17  日記 鉢叩

2019/11/17 (日) 旧暦: 10月21日 祝日・節気:  日出: 6時17分 日没: 16時33分 月出: 20時33分 月没: 10時26分 月齢: 19.97 干支: 戊午 六曜: 赤口 九星: 六白金星今日のあれこれ: 鉢叩『「沖浦和光WORLD」2.京都の風物詩「鉢叩き」』https://youtu.be/eWm8B7j7wdY『鉢叩: 空也念仏、空也和讃  仲冬十一月十三日の空也忌から大晦日までの四十八日間、空也堂の僧が洛中洛外を巡り歩いた空也念仏のこと...

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2019/11/17 (日) 旧暦: 10月21日 祝日・節気:  日出: 6時17分 日没: 16時33分 月出: 20時33分 月没: 10時26分 月齢: 19.97 干支: 戊午 六曜: 赤口 九星: 六白金星


今日のあれこれ: 鉢叩


『「沖浦和光WORLD」2.京都の風物詩「鉢叩き」』

https://youtu.be/eWm8B7j7wdY



『鉢叩: 空也念仏、空也和讃

  仲冬

十一月十三日の空也忌から大晦日までの四十八日間、空也堂の僧が洛中洛外を巡り歩いた空也念仏のこと。
 瓢、鉢、鉦を叩き鳴らし、和讃や念仏を唱えた。』
(季語と歳時記)



鉢叩の俳句:


・鉢叩き煙の如く雨に立つ  近藤幸三郎



念仏を唱えれば、成仏できる。
他力本願の極みだ。
座禅を中心に厳しい修行を行う中に己を磨き上げて悟りを開く自力本願に比べると、分かりやすくて、時間も取られず、仕事もしながら成仏できるのだからありがたい。

念仏を唱えるだけなら他に道具はいらないが。
鉢、鉦、瓢を叩いて念仏を唱えながら歩くのが鉢叩だ。
これは身体の動きを伴うのが大衆に受け入れられた点だろう。

空也の開いた道を後から追いかけた一遍は、念仏に踊ることを加えた。
 これは、大衆向けの成仏の方法的な革新と言える。

踊ることには歓びの心が繋がっている。
言葉にも踊りと歓びの一体を表現しているものが多い。
欣喜雀躍・狂喜乱舞・欣喜踊躍・手舞足踏...

大歓びは手で舞、足を踏み鳴らすことが表現になっている。

嬉しければ、踊る。
逆もまた真なり、
踊ればそれだけで嬉しくなる。

名古屋の中区役所のビルのガラスの前では、若者たちが集まっている。
 ガラスに映る姿を見ながら、みんなで踊っている、いわゆる
ストリートダンスだ。
 盆踊り、阿波おどり、ねぶた、SORAN、踊りの場で踊っている人は、皆幸せになっている。

唱えて、踊って、歓んで、幸せになれれば、これ程良いことはない。

たとえ身は雨の中で静かに鉢を叩き、念仏を唱えていても、心も身体も踊っているのだ。


【データ】

鉢叩 wiki
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%89%A2%E5%8F%A9


無量光寺の踊り念仏
http://www.muryoukouji.or.jp/odori-nenbutsu.html


「空也堂の踊躍念仏(京都)」

https://youtu.be/WL_lRxSNInk



2019-11-16 (Sat)

2019/11/16  日記 浅漬

2019/11/16  日記 浅漬

2019/11/16 (土) 旧暦: 10月20日 祝日・節気:  日出: 6時16分 日没: 16時34分 月出: 19時34分 月没: 9時30分 月齢: 18.97 干支: 丁巳 六曜: 大安 九星: 七赤金星今日のあれこれ: 浅漬「大根べったら漬(即席版)🍵🍶出来上がりまで2日」https://youtu.be/U4oITH4xmEE『浅漬: べつたらづけ 初冬十一月頃、軽く生干しにした大根をぬか又はこうじに漬ける。一週間ほどで水が上り食すことができる。パリパリと歯切...

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2019/11/16 (土) 旧暦: 10月20日 祝日・節気:  日出: 6時16分 日没: 16時34分 月出: 19時34分 月没: 9時30分 月齢: 18.97 干支: 丁巳 六曜: 大安 九星: 七赤金星


今日のあれこれ: 浅漬

「大根べったら漬(即席版)🍵🍶出来上がりまで2日」

https://youtu.be/U4oITH4xmEE



『浅漬: べつたらづけ

 初冬

十一月頃、軽く生干しにした大根をぬか又はこうじに漬ける。一週間ほどで水が上り食すことができる。パリパリと歯切れがよく、初冬のみずみずしい味覚である。』
(季語と歳時記)



浅漬の俳句:


・浅漬の大根洗ふ月夜哉  俊似


・浅漬やべつたら市の待ち遠し   安藤虎酔


・浅漬の白さに酒の進む進む   稲畑廣太郎



今は、浅漬けと言うと白菜や胡瓜を想う事が多いが、俳句の世界では大根になる。

大根の浅漬は糠床のもの麹漬けのものがある。
子供の頃はべったら漬が好きだった。
勿論、甘いからだ。

長じてからは、べったら漬は甘さより、食感、歯ざわりの良いほうが好きだ。
 後口のサッパリとしたものが良い。

そうした浅漬大根なら、稲畑の詠むように充分酒の肴にできる。




2019-11-15 (Fri)

2019/11/15  日記 七五三

2019/11/15  日記 七五三

2019/11/15 (金) 旧暦: 10月19日 祝日・節気: 七五三 日出: 6時15分 日没: 16時34分 月出: 18時42分 月没: 8時30分 月齢: 17.97 干支: 丙辰 六曜: 仏滅 九星: 八白土星今日のあれこれ: 七五三「中山寺*七五三参り SONYrx100m5」https://youtu.be/nwGuXoUuObk『七五三: 七五三(しめ)祝ひ、千歳飴  初冬十一月十五日、男児の数え三歳と五歳、女児の三歳と七歳が神社に詣でて祝う行事。 紋付や袴姿の男の子、髪...

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2019/11/15 (金) 旧暦: 10月19日 祝日・節気: 七五三 日出: 6時15分 日没: 16時34分 月出: 18時42分 月没: 8時30分 月齢: 17.97 干支: 丙辰 六曜: 仏滅 九星: 八白土星


今日のあれこれ: 七五三


「中山寺*七五三参り SONYrx100m5」


https://youtu.be/nwGuXoUuObk


『七五三: 七五三(しめ)祝ひ、千歳飴

  初冬

十一月十五日、男児の数え三歳と五歳、女児の三歳と七歳が神社に詣でて祝う行事。
 紋付や袴姿の男の子、髪を結い上げて飾りつけた女の子が参拝する姿は微笑ましい。千歳飴を引き摺る子、抱かれて帰る子とさまざま。』
(季語と歳時記)



七五三の俳句:


・東京に山見ゆる日や七五三   有村明子


・巫女のもつ風船あまた七五三   丸山照子


・玉砂利にすずめのあそぶ七五三   大西乃子


・簪の花の大きや七五三   滝沢伊代次


・鈴の鳴るぽつくり嬉し七五三   中島節子



七五三のは、現在、全国で広く行われている行事なのだが、起源は意外に浅く、江戸時代までしか遡らないそうだ。

子どもの成長を願う行事だから、すべての親を行事に駆り立てるお祝い事だからだろう。

着飾った男の子や女の子が、普段とは違って神妙に神社の境内を歩いていく。
 付き添った親ならば勿論のこと、人様の子どもでも足を止めて可愛らしい様子を見てお祝いを念じたくなる。

子どものお祭りは、子供のためのものだが、おとなの歓びでもある。


七五三の各年齢の意味は、
『7歳の少女
現在は「七五三」という名称から、その年齢にやる同じ行事のように捉えられ、そうなりつつあるが、実際には、それぞれの年齢で行う、別々の異なった行事であり、3つの子供の行事を、「七五三」と呼んだため、本来の神事の内容が薄れ、同じ行事のように思われている。そのため、現在でも地方によって年齢や祝う内容が異なる。

関東
発祥とされる関東地方では、以下のように考えられている。

数え年3歳(満年齢2歳になる年)を「髪置きの儀」とし、主に女児が行う(男児が行う例もある)。江戸時代は、3歳までは髪を剃る習慣があったため、それを終了する儀。

数え年5歳(満年齢4歳になる年)を「袴儀」とし、男児が行う。男子が袴を着用し始める儀。

数え年7歳(満年齢6歳になる年)を「帯解きの儀」とし、女児が行う。女子が幅の広い大人と同じ帯を結び始める儀。

最近では性別問わず三回すべて行う例も散見されるが、これは関連業界の願望であろう。奇数を縁起の良い数と考える中国の思想の影響もある。』(Wiki)



【データ】

七五三 Wiki 
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%83%E4%BA%94%E4%B8%89




2019-11-14 (Thu)

2019/11/14  藤井七段、史上最年少タイトル挑戦記録へ残り1勝

2019/11/14  藤井七段、史上最年少タイトル挑戦記録へ残り1勝

王将戦挑戦者決定リーグで藤井七段が久保九段に勝ち4勝1敗となり、最終戦の広瀬章人竜王に勝てば、王将戦に挑戦できる事になった。 豊島名人には負けたが、4勝したのは素晴らしい結果だ。 A級棋士やタイトルボルダーばかりのリーグ戦での成績なだけに天晴としか言いようがない成績だ。 今日の相手は前王将の久保利明九段で、最強の棋士であり過去の対戦成績も1-3と分が悪い難敵だった。 ...

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王将戦挑戦者決定リーグで藤井七段が久保九段に勝ち4勝1敗となり、最終戦の広瀬章人竜王に勝てば、王将戦に挑戦できる事になった。


豊島名人には負けたが、4勝したのは素晴らしい結果だ。
A
級棋士やタイトルボルダーばかりのリーグ戦での成績なだけに天晴としか言いようがない成績だ。

今日の相手は前王将の久保利明九段で、最強の棋士であり過去の対戦成績も1-3と分が悪い難敵だった。

将棋の内容は、素人なので判らないが、かなり一方的な勝利だったようだ。
藤井七段は急速に実力をつけていることを証明している。

ここまで来たら、最終戦に勝ち、最年少タイトル挑戦の記録を更新してもらいたい。
そうなれば、その先の王将タイトル取得も夢ではなくなる。



『藤井七段、史上最年少タイトル挑戦記録更新へM1
11/14(
) 20:17配信日刊スポーツ

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初手を指す藤井聡太七段(左)(撮影・松浦隆司)

将棋の最年少プロ、藤井聡太七段(17)が14日、屋敷伸之九段(47)が持つ史上最年少タイトル挑戦記録(1710カ月)の更新にあと1勝に迫った。

【写真】藤井聡太七段の勝負メシ「プレミア和牛ハンバーグ」

藤井は大阪市の関西将棋会館で指された第69期王将戦挑戦者決定リーグで前王将の久保利明九段(44)を破り、通算成績を41敗とした。19日のリーグ最終戦で、41敗の広瀬章人竜王(32)と挑戦権獲得をかけ、直接対決する。

8
大タイトル戦の1つ王将戦七番勝負は例年、1月初旬から中旬に開幕している。藤井が挑戦権を獲得すれば、開幕時は175カ月。屋敷が持つ史上最年少タイトル挑戦記録を30年ぶりに更新する。

藤井が大記録へ王手をかけた。振り飛車党のトップ棋士で「さばきのアーティスト」の異名を持つ久保前王将を相手に、中盤から優勢を築く。リードを保つと、持ち前の終盤力で、そのまま押し切った。

7
人総当たりで行われる今期のリーグは、豊島将之名人(29)らトップ棋士がひしめく。藤井以外の6人はいずれもタイトル獲得経験者だ。2回戦では豊島に惜敗したが、元竜王の糸谷哲郎八段(31)、羽生善治九段(49)に完勝し、白星を伸ばした。

順位戦でA級に所属する棋士ですら残留することが難しい過酷なリーグ戦。藤井は、41敗の堂々の首位タイで最終戦を迎える。

多くの強敵との戦いについて超がつくほど前向きだ。「公式戦でトップ棋士と戦えるのはうれしい。その中で自分の課題が見えてくるところもある」。渡辺明王将(35)への挑戦権を得るまで、あと1勝だ。』
(日刊スポーツ)




2019-11-14 (Thu)

2019/11/14  日記 銀杏散る

2019/11/14  日記 銀杏散る

2019/11/14 (木) 旧暦: 10月18日 祝日・節気:  日出: 6時14分 日没: 16時35分 月出: 17時56分 月没: 7時28分 月齢: 16.97 干支: 乙卯 六曜: 先負 九星: 九紫火星今日のあれこれ: 銀杏散る「イチョウの葉、吹雪のように 中島公園を舞う」https://youtu.be/MGgwoD29VHY『銀杏散る  晩秋.黄色く色づいた銀杏が落葉すること。みるみる散ってゆく様は壮観であり、地面は黄色一色になる。』(季語と歳時記)銀杏散...

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2019/11/14 (木) 旧暦: 10月18日 祝日・節気:  日出: 6時14分 日没: 16時35分 月出: 17時56分 月没: 7時28分 月齢: 16.97 干支: 乙卯 六曜: 先負 九星: 九紫火星


今日のあれこれ: 銀杏散る


「イチョウの葉、吹雪のように 中島公園を舞う」

https://youtu.be/MGgwoD29VHY



『銀杏散る

  晩秋
.
黄色く色づいた銀杏が落葉すること。みるみる散ってゆく様は壮観であり、地面は黄色一色になる。』
(季語と歳時記)



銀杏散るの俳句:


・銀杏散るまっただ中に法科あり  山口青邨


・宮荒るるばかり銀杏散るばかり  小園末子


・銀杏散る一切放下とはこれか  村松紅花



国道の銀杏並木の黄葉が散り始めた。
北極からの寒気が、冬将軍が日本に向って進撃を開始した。

動画の札幌の中島公園の銀杏はもう散った。
東京の銀杏並木は今だろう。
東海地方はこれからだ。

銀杏は激しく散る。
それは冬の近いことを教えている。

命の営みには、時がある。
銀杏の葉も人の命も変わることはない。

一切を放下したその後、新しい命は始まる。




2019-11-13 (Wed)

2019/11/13  日記 切干

2019/11/13  日記 切干

2019/11/13 (水) 旧暦: 10月17日 祝日・節気:  日出: 6時13分 日没: 16時36分 月出: 17時16分 月没: 6時27分 月齢: 15.97 干支: 甲寅 六曜: 友引 九星: 一白水星 今日のあれこれ: 切干 「宮崎県特産の切干大根を干すところです。」 https://youtu.be/V4809M8E1Kg 『切干: 割干、白髪切干、花丸切干   三冬 大根を細かく切って、数日天日に干した保存食である。食べるときは、...

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2019/11/13 (水) 旧暦: 1017日 祝日・節気:  日出: 613分 日没: 1636分 月出: 1716分 月没: 627分 月齢: 15.97 干支: 甲寅 六曜: 友引 九星: 一白水星


今日のあれこれ: 切干


「宮崎県特産の切干大根を干すところです。」


https://youtu.be/V4809M8E1Kg



『切干: 割干、白髪切干、花丸切干

  三冬

大根を細かく切って、数日天日に干した保存食である。食べるときは、これを水で戻して煮たり、酢の物にしたりする。』
(季語と歳時記)




切干の俳句:


・山寺に切干匂ふ日和かな   中御門あや


・切干と日向分けあひをりしかな   柴田久子


・ふるさとの風の匂ひの切干煮る  田村恵子


・悔ゆること多々切干の母の味   土屋実郎


・一汁の切干にあり陽の甘味   久世孝雄




切り干し大根は、素朴で質素な食べ物だ。
しかし、根強い人気がある。
お店では必ず売られており、値段は安いとは言えないが売れている。

切り干し大根を見ると、心に浮かぶのは、故郷・母・優しさ・ 健康といったイメージだ。

体調が悪くなった時、いちょうがもたれた時、ストレスに負けた時...調子が悪くなった時いつでも大根切干は、身体に負担をかけず、身体を保ってくれる包容力を持っている。
頼ることができる食材だ。

大根のカルシウムは、一食分(15g)の場合約81mg。牛乳に比べ脂肪分も少なくヘルシーである。

大根90%以上がが水分だが、天日干しにすることで水分が飛ばされ、生大根の旨みや栄養が凝縮される。
 カルシウム、鉄、食物繊維なども含有率が高くなっている。
切り干し大根は、食物繊維を沢山とることができ、整腸力を持っている。

切り干し大根の美味しい季節がやってきた。




2019-11-12 (Tue)

2019/11/12  日記  短日

2019/11/12  日記  短日

2019/11/12 (火) 旧暦: 10月16日 祝日・節気: 望 日出: 6時12分 日没: 16時36分月出: 16時42分 月没: 5時28分 月齢: 14.97 干支: 癸丑 六曜:先勝 九星: 二黒土星 今日のあれこれ: 短日 (あの山この山越の里 https://blog.goo.ne.jp/bfrs/e/453dbb47ad8a3f64f91784aaec11d43b より転載) 『短日: 日短、日短し、...

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2019/11/12 (火) 旧暦: 1016日 祝日・節気: 望 日出: 612分 日没: 1636分月出: 1642分 月没: 528分 月齢: 14.97 干支: 癸丑 六曜:先勝 九星: 二黒土星


今日のあれこれ: 短日


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(あの山この山越の里
https://blog.goo.ne.jp/bfrs/e/453dbb47ad8a3f64f91784aaec11d43b
より転載)




『短日: 日短、日短し、日つまる、暮早し、暮易し、短景

三冬

冬の日の短いことをいう。秋分以降、十一月、十二月と日暮は早くなり、冬至は最も日中の時間が短くなる。』
(季語と歳時記)



短日の俳句:


・山の端といふ短日のあるところ  稲畑汀子


・古書漁りつつ短日の端にゐる   秋葉雅治


・誰か躓く短日の駅を出て   白数康弘


・出歩かずゐて短日の過ぎゆける   下平しづ子


・素つ気なき男の如し短日は   渡辺恭子




秋の日は短い。
お天気の良い日は特にそんな気がする。

今年のように台風も洪水も堤防の決壊も続いた秋には、よく晴れた空にうろこ雲が美しい日には特にそうだ。

何事もなく、いつの間にか夕暮れが訪れればそれが、本当は一番良いのだが、人の心はそうでもない。

短日はものたりない。
短日は寂しい。

素っ気ない男は、飾り気がなく男らしくて、良いのではないか。
短日は、何も無かったい夕暮れが美しいのではないか。


ドラマがあれば寂しくはないのは確かだが...

「保護犬が心を開いてくれるまでの1週間の記録」


https://youtu.be/eX_K18dV_0U




2019-11-11 (Mon)

2019/11/11  日記 十夜

2019/11/11  日記 十夜

2019/11/11 (月) 旧暦: 10月15日 祝日・節気:  日出: 6時11分 日没: 16時37分 月出: 16時11分 月没: 4時29分 月齢: 13.97 干支: 壬子 六曜: 赤口 九星: 三碧木星 今日のあれこれ: 十夜 「浄土宗大本山光明寺 お十夜法要ー初夜法要 Komyo-ji」 https://youtu.be/frEYd89z4aY 『十夜法要        じゅうやほうよう 10月から11月にかけて全国の浄土宗寺...

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2019/11/11 (月) 旧暦: 1015日 祝日・節気:  日出: 611分 日没: 1637分 月出: 1611分 月没: 429分 月齢: 13.97 干支: 壬子 六曜: 赤口 九星: 三碧木星

今日のあれこれ: 十夜


「浄土宗大本山光明寺 お十夜法要ー初夜法要 Komyo-ji


https://youtu.be/frEYd89z4aY



『十夜法要        じゅうやほうよう
10
月から11月にかけて全国の浄土宗寺院でひろく行われる 念仏会 (ねんぶつえ) です。「お十夜」「十夜法要」「十夜講」「十夜念仏」などともいいます。もともとは陰暦の105日の夜から15日の朝まで、1010夜にわたる 法会 (ほうえ) でした。

この法会は、浄土宗で最も大切な経典(きょうてん)の一つ『 無量寿経 (むりょうじゅきょう) 』の巻下に、 「この世において十日十夜の間善行を行うことは、仏の国で千年間善行をすることよりも尊い」と説かれていることによって、その教えを実践したもので、1010夜にわたり 不断 (ふだん) 念仏を称えて 別時 (べつじ) の念仏を修し、阿弥陀さまのお慈悲に感謝する法要であります。

この法会が初めて営まれたのは、今から550年ほど前( 永享 (えいきょう) 年間) 、 伊勢守平貞経 (いせのかみたいらのさだつね) の弟 貞国 (さだくに) が、京都の天台宗の 真如堂 (しんにょどう) で修したのがその始まりとされています。その後、 明応 (めいおう) 4年(1495)に、現在浄土宗の大本山の一つになっている鎌倉光明寺の第九世 観誉祐崇上人 (かんよゆうそうしょうにん) が、後土御門(ごつちみかど)天皇に招かれ、宮中で、『 阿弥陀経 (あみだきょう) 』の講義をされ、さらに真如堂の僧といっしょに 引声 (いんぜい) 念仏を修し、 勅許 (ちょっきょ) を得て、光明寺で法要を行うようになりました。これが浄土宗でのお十夜の始まりで、今では浄土宗の大切な法要となっています。

お十夜は、お念仏の尊さを知り、感謝の気持ちを込めてこれをお 称 (とな) えする大切な法会です。今日ではその期間も10日間から5日、3日、あるいは1日と短縮されて行われていますが、この大切な念仏会に参加し、仏の国での千年の善行にも勝る善行を、ぜひ積んでいただきたいものです。』
(浄土宗
https://jodo.or.jp/everyday/event/juyahouyou/
より転載)



十夜の俳句:


・あなたうと茶もだぶだぶと十夜哉  蕪村


・夜念仏他念もあらぬ十夜かな  季吟


・下京の果のはてまで十夜かな  許六


・十方十夜みほとけの前去りがたき  暁台


・人去て暁くらき十夜かな  炭 太祇


・人声の小寺にあまる十夜かな  召波


・年のほど十夜詣と呼れけり  加舎白雄




今日は、十夜の最終日。
十夜と聞くと、お月さまのことと想ってしまう。
十五夜や十六夜のように。

だが、十夜はお月さまのことではなく、浄土宗の法要のことだ。

浄土宗の公式サイトの動画の説明には以下のように書かれている。

「神奈川県鎌倉市の大本山光明寺では、毎年10月になると お十夜(十夜法要)が行われます。
 お十夜は500年以上続く歴史ある法要で、旧暦の105日から10日間、昼夜にわたって勤められる念仏会のことです。現在では、日数を短くして勤める寺院が多く、関東三大十夜といわれる光明寺のお十夜は、毎年十月十二日から十五日までの四日間盛大に勤められます。
お十夜法要は浄土宗がよりどころとするお経の一つ『無量寿経』に「煩悩や苦しみの多いこの世界で十日十夜の間、善行をする功徳は、迷いのない仏の国で千年間にわたって善行を勤めることよりも勝る」と説かれることに由来します。」

今日は、陰暦の十月十五日、十夜の最終日。

今では、浄土宗門徒以外には広くは知られていないのかもしれないが、俳句を見ると江戸期の俳人たちが十夜の句を詠んでいる。
 厳しい修行の世界ではなく、御仏と共に居られる救済の世界であることが感じられる句だ。




2019-11-10 (Sun)

2019/11/10  日記  亥の子

2019/11/10  日記  亥の子

2019/11/10 (日) 旧暦: 10月14日 祝日・節気:  日出: 6時10分 日没: 16時38分月出: 15時42分 月没: 3時33分 月齢: 12.97 干支: 辛亥 六曜:大安 九星: 四緑木星 今日のあれこれ: 亥の子 (松江市「彩雲堂」の亥の子餅 COLOCALより転載 https://colocal.jp/news/25884.html より転載) 『亥の子: 亥の日...

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2019/11/10 (日) 旧暦: 1014日 祝日・節気:  日出: 610分 日没: 1638分月出: 1542分 月没: 333分 月齢: 12.97 干支: 辛亥 六曜:大安 九星: 四緑木星


今日のあれこれ: 亥の子


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(松江市「彩雲堂」の亥の子餅
COLOCAL
より転載
https://colocal.jp/news/25884.html
より転載)




『亥の子: 亥の日祭、亥の神祭、亥の子餅、玄猪、亥の子石、おなりきり、亥の子突

初冬

旧暦十月の最初の亥の日の行事。亥の刻に餅を食べ無病息災を願う。豊年や多産を祝う祭とも云われている。』
(季語と歳時記)



亥の子の俳句:


・臼音は麓の里の亥の子かな  内藤鳴雪


・磯石をかづらで縛り島亥の子  青野 卯


・亥の子餅在所ことばのあたたかし   西村博子




今日は亥の子の日。
亥の刻に餅を食べて、無病息災や豊年や多産を祝う習わしであったそうだ。
今では、行われていない地域もあるかもしれないが、亥の子餅の様な形のある食べ物は、習慣として根付いているから、まだ廃れては居ない。

写真の亥の子餅は、松江市の和菓子処の彩雲堂の亥の子餅だそうだ。
イノシシの子、いわゆるウリボウの姿をしたお餅だ。
こうした可愛いお餅が食べられるのなら、毎年実施するお祭りにした方が良いのでは。

今日も秋晴れの日だった。
「祝賀御列の儀」も滞りなく、無事に行われた。
おめでたい日だった。





2019-11-09 (Sat)

2019/11/09  日記  冬構

2019/11/09   日記   冬構

2019/11/09 (土) 旧暦: 10月13日 祝日・節気:  日出: 6時09分 日没: 16時39分月出: 15時14分 月没: 2時37分 月齢: 11.97 干支:庚戌 六曜: 仏滅 九星: 五黄土星 今日のあれこれ: 冬構 (風雪奥能登紀行 http://www.shurakumachinami.natsu.gs/01top-page/sintyaku-page/insyo_okunoto.html より転載 ) 『冬構 ...

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2019/11/09 (土) 旧暦: 1013日 祝日・節気:  日出: 609分 日没: 1639分月出: 1514分 月没: 237分 月齢: 11.97 干支:庚戌 六曜: 仏滅 九星: 五黄土星


今日のあれこれ: 冬構

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(風雪奥能登紀行
http://www.shurakumachinami.natsu.gs/01top-page/sintyaku-page/insyo_okunoto.html
より転載




『冬構

  初冬

冬の寒さが厳しい地方では、風除けや雪除けを家の周囲に施し、本格的な冬に備える。庭木なども雪吊や藪巻きがなされ、家屋敷全体が鎧ったようになる。これを冬構えという。』
(季語と歳時記)




冬構の俳句:


・海鳴りを断つかに能登の冬構   佐々木よし子


・家四五戸海へ傾く冬構へ   田中臥石


・完璧に薪を積み上げ冬構  加藤侑男




暦の上では、もう冬になった。
そこで、今日の季語も冬構。

冬の日本海は厳しい。
風は激しく吹き付け、雨は雪に変わって降り注ぐ。

冬を乗り越え、春を迎えるためには冬構は避けられない。


まだ、紅葉にも行っていないし、個人的には秋はまだ終わっていない。冬はまだ先だが、気温も急激に下がっている。
次の雨が降ると、その先はもう冬のはずだ。
冬支度を始めねばならない。