2019/10/31 (木) 旧暦: 10月4日 祝日・節気: ハロウィン 日出: 6時01分 日没: 16時47分月出: 9時05分 月没: 19時16分 月齢: 2.97 干支: 辛丑 六曜:先勝 九星: 五黄土星 今日のあれこれ: 首里城消失 今日のあれこれは、ハロウイーンにする予定だったが、目覚めとともに変わってしまった。 朝、目覚めてPCニュースを見た。 最初に目に飛び込んできたのは「首里...
2019/10/31 (木) 旧暦: 10月4日 祝日・節気: ハロウィン 日出: 6時01分 日没: 16時47分月出: 9時05分 月没: 19時16分 月齢: 2.97 干支: 辛丑 六曜:先勝 九星: 五黄土星
今日のあれこれ: 首里城消失
今日のあれこれは、ハロウイーンにする予定だったが、目覚めとともに変わってしまった。
朝、目覚めてPCニュースを見た。
最初に目に飛び込んできたのは「首里城消失」の文字。
まだ夢が覚めていないのかと一瞬思ったが、現実だった。
衝撃を受けた。
情報を探し、火災の動画を見ると、赤い炎に包まれ、もう長く焼かれて骨のようになった梁が燃え落ち、正殿が炎とともに崩れ落ちる姿だった。
『沖縄・首里城が炎上、7施設焼失
正殿から出火か、城跡は世界遺産
2019/10/31 13:52 (JST)
©一般社団法人共同通信社
炎上する首里城の正殿=31日午前4時18分、那覇市(石崎豪さん撮影)
31日午前2時40分ごろ、那覇市の首里城で煙が上がっていると、警備会社から119番があった。正殿などが激しい炎を上げて燃え、正殿と北殿、南殿が全焼するなど主要7棟の計約4800平方メートルが焼失、午後1時半ごろに鎮火した。周辺住民30人以上が一時避難したが、けが人の情報はない。市消防局によると、正殿内部から火が出た可能性が高く、那覇署と出火原因や経緯を調べている。
琉球王国の中心地だった首里城は太平洋戦争で全て焼失、その後主な施設が復元された。7棟は対象外だが、首里城跡を含む「琉球王国のグスクおよび関連遺産群」は2000年に世界文化遺産に登録されている。
煙が上がる首里城付近。手前は守礼門=31日午前5時7分、那覇市
全焼した首里城の北殿=31日午前10時5分、那覇市
』(共同通信社)
「【LIVE】世界遺産 首里城 正殿など全焼 沖縄テレビ報道特別番組」
https://youtu.be/NRcvn14Rihg
沖縄の個人的な心の場所は何箇所かあるが、首里城はその中心にある。
沖縄は変化が激しいところだ、行くたびに街の景観も店も変わっている。
ノスタルジーだけで沖縄に行くと取り残されてしまうほどだ。
常に新しく変貌する沖縄はそれで良い。変化を体感するのは面白い。
しかし、疲れることもある。
そんな時、首里城に登り、漏刻の門を潜り、日影台と万国津梁の鐘のある庭に出る。次はもう正殿になるのだが、この庭から見る光景が好きだ。
遠くに海を見て、その手前には那覇の市街が広がり、近くには赤瓦の建築物が沖縄を実感させる。眼を見下ろすと今登ってきた歓会門からの道筋が連なっている。
この光景は変わることはなく、5年前も、10年前も、20年前も同じだった。この景色の中に身を置くと時の流れに翻弄されることから抜け出すことが出来て、安心できる。
漏刻の門が燃えてしまったかどうかはわからない。
しかし、北殿も消失したと言われているから、万国津梁の鐘の庭も、変わってしまっていることは間違いない。
写真は20019年9月1日に撮影したものだが、今は心安らぐ景観は失われているだろう。
しかし、沖縄は先の戦争による廃墟から立ち直り、復興した力を持っている。 また、必ず復興する。
それをこの目で見届ける積もりだ。