2019年03月 - 菜花亭日乗
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菜花亭日乗

菜花亭笑山の暇つぶし的日常のつれづれ。 散歩する道筋は、日本酒、俳句、本、音楽、沖縄、泡盛、カメラに...etc

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2019-03-31 (Sun)

2019/03/31 日記 花見

2019/03/31 日記 花見

2019/03/31 (日) 旧暦: 2月25日 祝日・節気:  日出: 5時30分 日没: 18時01分 月出: 2時52分 月没: 13時14分 月齢: 24.46 干支: 丁卯 六曜: 友引 九星: 七赤金星 今日のあれこれ: 花見 「2019/3/31 上野恩賜公園 花見」 https://youtu.be/-QVf73JPOoQ 『花見(はなみ)は、主に桜の花を鑑賞し、春の訪れを寿ぐ日本古来の風習である。梅や桃の花でも行われる。別称は観桜(かんおう)であ...

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2019/03/31 (日) 旧暦: 225日 祝日・節気:  日出: 530分 日没: 1801分 月出: 252分 月没: 1314分 月齢: 24.46 干支: 丁卯 六曜: 友引 九星: 七赤金星


今日のあれこれ: 花見


2019/3/31 上野恩賜公園 花見」


https://youtu.be/-QVf73JPOoQ



『花見(はなみ)は、主に桜の花を鑑賞し、春の訪れを寿ぐ日本古来の風習である。梅や桃の花でも行われる。別称は観桜(かんおう)である。

概要
桜は、日本全国に広く見られる樹木である。花見で話題になる代表的な品種のソメイヨシノはクローンであるため、各地で「休眠打破」がなされてから各地の春の一時期において、おおむね地域毎に一斉に咲き競い、日本人の季節感を形成する重要な春の風物詩となっている。

サクラは開花から散るまで2週間足らずであり、「花吹雪」となって散り行くその姿は、人の命の儚さになぞらえられたり、または古来、「桜は人を狂わせる」と言われたりしてきた[1]

独りで花を眺めるだけでなく、多人数で花見弁当や酒を愉しむ宴会を開くことが伝統的である。花を見ながら飲む花見酒は風流なものではあるが、団体などの場合、乱痴気騒ぎとなることも珍しくない(「諸問題」の項を参照)。陰陽道では、桜の陰と宴会の陽が対になっていると解釈する。

花見は、訪日外国人旅行の来日目的になったり、風習としてアジアや欧米に伝わったりしている[2]。北半球と南半球は季節が逆転しているため、地域毎に年中行事としての花見の時期は異なる。

歴史
日本の花見は奈良時代の貴族の行事が起源だといわれる。奈良時代には中国から伝来したばかりの梅が鑑賞され、平安時代に桜に代わってきた。それは歌にも表れており、『万葉集』には桜を詠んだ歌が43首、梅を詠んだ歌が110首程度みられる。これが10世紀初期の『古今和歌集』では、桜が70首に対し梅が18首と逆転している。「花」が桜の別称として使われ、女性の美貌が桜に例えられるようになるのもこの頃からである。

『日本後紀』には、嵯峨天皇が812328日(弘仁3212日)に神泉苑にて「花宴の節(せち)」を催した[7][8]とある。時期的に花は桜が主役であったと思われ、これが記録に残る花見の初出と考えられている。前年に嵯峨天皇は地主神社の桜を非常に気に入り、以降神社から毎年桜を献上させたといい、当時、桜の花見は貴族の間で急速に広まり、これが日本人の桜好きの原点と見られる[9]831年(天長8年)からは宮中で天皇主催の定例行事として取り入れられた。その様子は『源氏物語』「花宴(はなのえん)」にも描かれている。また、『作庭記』にも「庭には花(桜)の木を植えるべし」とあり、平安時代において桜は庭作りの必需品となり、花見の名所である京都・東山もこの頃に誕生したと考えられている[9]

鎌倉・室町時代には貴族の花見の風習が武士階級にも広がった[10]。吉田兼好は『徒然草』第137段で、身分のある人の花見と「片田舎の人」の花見の違いを説いている。わざとらしい風流振りや騒がしい祝宴に対して冷ややかな視線であるが、ともあれ『徒然草』が書かれた鎌倉末期から室町初期の頃には既に地方でも花見の宴が催されていたことが窺える。

織豊期には野外に出て花見をしたことが、絵画資料から確認される[11]。この時期の大規模な花見は、豊臣秀吉が行った吉野の花見(1594年(文禄3年))や醍醐の花見(1598420日(慶長3315日))がある[7]

花見の風習が広く庶民に広まっていったのは江戸時代といわれる。桜の品種改良もこの頃盛んに行なわれた。江戸で最も名高かった花見の名所が忍岡(しのぶがおか)で、天海大僧正(1536年(天文5年)? - 1643年(寛永20年))によって植えられた上野恩賜公園の桜である。しかし格式の高い寛永寺で人々が浮かれ騒ぐことは許されていなかったため、1720年(享保5年)に徳川吉宗が浅草(墨田川堤)や飛鳥山に桜を植えさせ[12]、庶民の行楽を奨励した。吉宗は生類憐れみの令以降途絶えていた鷹狩を復興させた際、鷹狩が農民の田畑を荒す事への対応策として、鷹狩の場に桜の木を植えることで花見客が農民たちに収入をもたらす方策をとったとされている。江戸の城下・近郊の花見の名所は上野寛永寺、飛鳥山、隅田川堤の他にも、御殿山 (品川区)、愛宕山、玉川上水など少なからずあった。この時期の花見を題材にした落語としては、『長屋の花見』や『あたま山』、飛鳥山の花見を想定して作られた『花見の仇討(あだうち)』などがある。

明治に入ると、桜が植えられていた江戸の庭園や大名屋敷は次々と取り壊されて桜も焚き木とされ、江戸時代に改良された多くの品種も絶滅の危機に瀕した。東京・駒込の植木職人・高木孫右衛門はこれを集めて自宅の庭に移植して84の品種を守り[9]1886年には荒川堤の桜並木造成に協力し、1910年には花見の新名所として定着[14][9]78種が植栽された荒川の桜は各地の研究施設に移植されて品種の保存が行なわれ、全国へ広がった(1912年には、日米友好の印として荒川の桜の苗木3000本がアメリカ合衆国の首都ワシントンに贈られ、ポトマック川畔に植栽された)[14][9]

Wikipedia



花見の俳句:


・花見んと致せば下に下に哉 小林一茶


・年寄の腰や花見の迷子札 小林一茶


・けふは花見まじ未来がおそろしき 小林一茶(1763-1827)


・お花見や乾杯の後雨来る  白石正躬




花見は、昔から今に至るまでよく詠まれる季語。
江戸期の芭蕉、蕪村、鬼貫、丈草など知られた先達たちも花見の句を詠んでいる。
 時代を通して心が通じている様に思えてうれしい。

一茶の句が面白かった。
下に下には無粋な武士への嫌味と言うより、下々の楽しみだろう。
迷い子札は、今も同じ。雑踏に紛れて迷子になるボケ老人のためのお守り。
 この二句は何かユーモラスさを含んでいる。

おそろしきは、花散る刻への不安なのだろう。

いろはにほへと ちりぬるを
わかよたれそ つねならむ
うゐのおくやま けふこえて
あさきゆめみし ゑひもせす


の心か...


昨日は、さけの会の花見だった。
幹事氏は4時起きで、青ビと2lペットボトルをキャリーに積んで、タクシーに乗って、名城公園へ。
朝雨が降り、隣のシートは水たまりができている。

8
時太陽が出て、日当たりは温かくなったが、西北から吹く風は冷たい、手袋が欲しいほどだ。

少し先の永ちゃんグループも大量の物資を運んできて、会場設営に余念がない。
 10時ころまでは、お天気のせいで芝生に空きがあったが、11時をすぎる頃には、家族、仲間の小さなグループが増え、ほとんど芝生は花見客で埋まった。

席取り後7時間経過し、14時花見は始まった。
銘酒で乾杯、花見の肴を頂きながら花の宴が始まった。

冷たい風は止むこと無く吹き続けた。
そのうち、大粒の雨も降り始めた。
宴たけなわの突然の雨は、長い歴史でも初めてだった。

終了予定を少し早めて終わることになったが、花見の快さは変わることはなかった。

白石の句も、同じような花見だったのだろう。





2019-03-30 (Sat)

2019/03/30 日記 花の雨

2019/03/30 日記 花の雨

2019/03/30 (土) 旧暦: 2月24日 祝日・節気:  日出: 5時31分 日没: 18時00分 月出: 2時11分 月没: 12時20分 月齢: 23.46 干支: 丙寅 六曜: 先勝 九星: 六白金星 今日のあれこれ: 花の雨 「JG☆☆ 京都 平野神社の桜 雨景 (重文) Kyoto,Sakura at Hiranojinja(Cultural Property)」 https://youtu.be/q0X0iitBcRg 『花の雨: 花時の雨  晩春 桜の咲く頃に降る雨、あるいは咲き満ちる桜...

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2019/03/30 (土) 旧暦: 224日 祝日・節気:  日出: 531分 日没: 1800分 月出: 211分 月没: 1220分 月齢: 23.46 干支: 丙寅 六曜: 先勝 九星: 六白金星


今日のあれこれ: 花の雨

JG☆☆ 京都 平野神社の桜 雨景 (重文) Kyoto,Sakura at Hiranojinja(Cultural Property)



https://youtu.be/q0X0iitBcRg



『花の雨: 花時の雨

 晩春

桜の咲く頃に降る雨、あるいは咲き満ちる桜の花に降る雨。』
(季語と歳時記)



花の雨の俳句:


・昼灯す祇園一力花の雨   藤見佳楠子


・目つむりてふくるる鳩や花の雨   垣岡暎子


・退屈といふは贅沢花の雨   織田喜美子




週末の土曜日、桜も満開に近くなり、今日はお花見の人も多かった筈だが、生憎の雨となった。
きのうの夜から、今朝早くから場所取りをした幹事さんには憎らしい雨だ。

雨は明日の朝には上がり、お日様は難しいが、曇ならお花見は可能だ。
 今日の延期派も加わり、陣取り合戦は厳しくなりそうだ。

団体の花見に雨は禁物だが、一人なら雨もまた良し。
咲いたばかりの花びらを濡らし、滴り落ちる雨には、雨の風情がある。

鳥たちも去り、花見客も去った花の下、雨の音しか聞こえない静けさの中、ただ花を見る。
 桜の花の独り占め、これは矢張り退屈というより贅沢だろう。




2019-03-29 (Fri)

2019/03/29 日記 花守

2019/03/29 日記 花守

2019/03/29 (金) 旧暦: 2月23日 祝日・節気:  日出: 5時32分 日没: 17時59分 月出: 1時24分 月没: 11時27分 月齢: 22.46 干支: 乙丑 六曜: 赤口 九星: 五黄土星 今日のあれこれ: 花守 『Hirosaki City | Team “Sakuramori” /弘前市 チーム「桜守」』 https://youtu.be/3vmNMBhRrxI 『花守: 花の主、花のあるじ、桜守   晩春 寺や庭園、山野等の桜の木の手入れをしたり、番をし...

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2019/03/29 (金) 旧暦: 223日 祝日・節気:  日出: 532分 日没: 1759分 月出: 124分 月没: 1127分 月齢: 22.46 干支: 乙丑 六曜: 赤口 九星: 五黄土星


今日のあれこれ: 花守


Hirosaki City | Team “Sakuramori” /弘前市 チーム「桜守」』


https://youtu.be/3vmNMBhRrxI



『花守: 花の主、花のあるじ、桜守

  晩春

寺や庭園、山野等の桜の木の手入れをしたり、番をしたりする人。和 歌から派生した季語である。』
(季語と歳時記)



花守の俳句:


・一里はみな花守の子孫かや  松尾芭蕉


・花守のまこと翁の貌なりし   小澤克己


・花守に案内されし花の中   小林朱夏




今、桜といえばソメイヨシノだ。
満開は艶やかで、花吹雪く風情はこの世のものとは思われない。

そのソメイヨシノが、寿命とやらで花の名所の存続が危惧されている。
 寿命80年と言われるので、やむを得ないが、ソメイヨシノは管理が必要だそうだ。
 虫がついたりカビが生えたり、養生をしてやらないと枯れてしまう。

しかし、弘前城の桜は、100年を超える桜が何百本もあるそうだ。
 それは、管理が確りされているからだ。

桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿と言う諺がある通り、一般には桜の枝は切ってはいけないのが常識だ。
 しかし、弘前城では敢えて切るそうだ。それは新しい枝を活かすためだそうだ。切った枝の切り口には墨を塗るそうだ。これは青森のりんごの木の剪定に学んだ方法だ。
 だから、寿命は一概には言えず、管理次第だ。

花守が見守ればソメイヨシノは今後も花を咲かせてくれる。
花守がいなければ、ソメイヨシノは難しい。
最近は、面倒を見なくても良い、ジンダイアケボノを植えるところが増えているそうだ。


「神代曙 上品な艶やかさで 第一級のサクラ 2018/03/27 撮影 神代植物公園」

https://youtu.be/JmA5sl1OlsU

ソメイヨシノに似ているそうだが、少し花の色が濃い。
見方によっては艶っぽすぎるかもしれない。
ソメイヨシノは色を抑えた気品がある。
散り際とか、情緒に影響する側面も重要だ。


桜の開花情報があったと思えば、もう来週には満開だ。
三日見ぬ間の桜かなにならぬよう気をつけなければ。




2019-03-28 (Thu)

2019/03/28 日記 花冷え

2019/03/28 日記 花冷え

2019/03/28 (木) 旧暦: 2月22日 祝日・節気: 下弦 日出: 5時34分 日没: 17時58分 月出: 0時32分 月没: 10時37分 月齢: 21.46 干支: 甲子 六曜: 大安 九星: 四緑木星 今日のあれこれ: 花冷え 「寒の戻りも花見にぎわう ソメイヨシノの故郷では・・・(19/03/23)」 https://youtu.be/B2aq81dJ5OY 『花冷え(はなびえ) 晩春 子季語: 花の冷え 関連季語: 桜、花 解説: 桜の咲くころ、急...

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2019/03/28 (木) 旧暦: 222日 祝日・節気: 下弦 日出: 534分 日没: 1758分 月出: 032分 月没: 1037分 月齢: 21.46 干支: 甲子 六曜: 大安 九星: 四緑木星


今日のあれこれ: 花冷え


「寒の戻りも花見にぎわう ソメイヨシノの故郷では・・・(19/03/23)

https://youtu.be/B2aq81dJ5OY



『花冷え(はなびえ) 晩春
子季語: 花の冷え
関連季語: 桜、花
解説: 桜の咲くころ、急に冷え込むことがある。そのひえびえとした感じを花冷えという。早春の春寒とは違い、すっかり暖かくなってからの冷え込みである。』
(季語と歳時記)



花冷えの俳句:


・大川をわたりくる風花冷ゆる   加地芳女


・篝火に花冷えの手をかざし寄る   石神芳枝


・咲き満ちてより花冷のつのりけり   岡本たか子




東京はもう満開のようだ。
名古屋も開花が進んでる。
日中の暖かさで、花は開く。
しかし、夜は暖かくはない。
日が落ちれば、風も冷たいものに変わり、気温は急激に下る。油断はできない。

23
日は、花見としては東京でも寒かった。
週末の花見のお天気も、暖かな日差しがあるという花日和ではなさそうだ。
 空は雲が覆い、風が吹けば、花見の宴も肌寒い。お酒が効いているうちは良いが、夕刻と酔醒が重なると、快い酔とも言えなくなる。

明日は雨が降りそうだ。
31
日の名城公園での花見の宴は温かくなるだろうか。

岡本の言うように、桜は咲いてから、寒さが戻るものだ。





2019-03-27 (Wed)

2019/03/27 日記 磯開き

2019/03/27 日記 磯開き

2019/03/27 (水) 旧暦: 2月21日 祝日・節気:  日出: 5時35分 日没: 17時58分 月出: ---- 月没: 9時50分 月齢: 20.46 干支: 癸亥 六曜: 仏滅 九星: 三碧木星 今日のあれこれ: 磯開き 「地島天然わかめ 〜漁師たちの挑戦!〜」 https://youtu.be/QjMJeqgDDXE 『磯開: 海下、口開祭、磯の口開、浜の口開 いそびらき 投稿日:2010/03/26 作成者: dvx22327   晩春 海藻類や魚介類な...

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2019/03/27 (水) 旧暦: 221日 祝日・節気:  日出: 535分 日没: 1758分 月出: ---- 月没: 950分 月齢: 20.46 干支: 癸亥 六曜: 仏滅 九星: 三碧木星


今日のあれこれ: 磯開き


「地島天然わかめ 〜漁師たちの挑戦!〜」


https://youtu.be/QjMJeqgDDXE



『磯開: 海下、口開祭、磯の口開、浜の口開
いそびらき
投稿日:2010/03/26 作成者: dvx22327

  晩春

海藻類や魚介類などの解禁日のこと。乱獲を防ぎ、海草や貝などの成長を促すための禁止期間の解除である。』
(季語と歳時記)



磯開きの俳句:


・磯開き陣形の海女沖へ沖へ  佐藤信顕


・潮垂るゝ若布と鮑磯開き  尾上萩男




冬の荒れた天気が収まり、春が近づくと海の幸を収穫できる季節になる。
 漁場では磯開きが行われ、一斉に収穫が始まる。
海に恵まれた日本では、昔から資源管理が行われてきた。

先に獲った者勝ちで、資源が無くなるまで取り尽くす狩猟型民族の考え方ではなく、海の幸に感謝して資源が無くならないようにするための感謝の祭り事だ。


動画は福岡県の地島の和布の磯開きの様子だ。
国内で流通する和布は殆どは輸入物で、国産の天然和布は僅か1%しかないそうだ。
 採れたての天然の生のワカメは塩処理された和布とは別物で味も香りも全く違うそうだ。
 中でも、福岡県宗像市地島の海で育つ和布は、品質が良いことで知られている。

皇室にも献上される地島の天然和布は、波にもまれて育つため、肉厚で柔らかな弾力があって歯ごたえも良く、味も香りも特段に良いそうだ。

一度、口にしてみたいものだ。



2019-03-26 (Tue)

2019/03/26 日記 連翹

2019/03/26 日記 連翹

2019/03/26 (火) 旧暦: 2月20日 祝日・節気:  日出: 5時37分 日没: 17時57分 月出: 23時35分 月没: 9時06分 月齢: 19.46 干支: 壬戌 六曜: 先負 九星: 二黒土星 今日のあれこれ: 連翹 「レンギョウの花を食すヒヨドリ」 https://youtu.be/GsI1kxvP9FY 『レンギョウ(連翹)とは、広義にはモクセイ科レンギョウ属(学名:Forsythia)の総称(それらから品種改良で作られた園芸品種をも含...

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2019/03/26 (火) 旧暦: 220日 祝日・節気:  日出: 537分 日没: 1757分 月出: 2335分 月没: 906分 月齢: 19.46 干支: 壬戌 六曜: 先負 九星: 二黒土星


今日のあれこれ: 連翹


「レンギョウの花を食すヒヨドリ」


https://youtu.be/GsI1kxvP9FY



『レンギョウ(連翹)とは、広義にはモクセイ科レンギョウ属(学名:Forsythia)の総称(それらから品種改良で作られた園芸品種をも含める)。狭義には、レンギョウ属の種の一つ、学名 Forsythia suspensaの和名を指す。一般には広義の意味で称されることが多い。

属名のForsythiaは、19世紀初頭にイギリスの王立植物園の監督官を務めた園芸家ウィリアム・フォーサイス(William A. Forsyth1737 - 1804年)に因む。

レンギョウ(連翹、学名:Forsythia suspensa (Thunb.) Vahl[1])は、モクセイ科レンギョウ属の落葉性低木広葉樹。別名、レンギョウウツギ(連翹空木)。古名は、いたちはぜ、いたちぐさ。中国名は連翹・黄寿丹。英名はゴールデンベル (golden bells, golden bell flower)

種小名のsuspensaは、枝が垂れる意味である。

和名のレンギョウは、漢名の連翹を音読みしたものであるが、実は中国で過去に異なる植物を指すものであった。そもそも原産地の中国で連翹とは、本来トモエソウ(学名:Hypericum ascyron、中国名:湖南連翹(大連翹)、黄海棠)もしくはオトギリソウ(学名:Hypericum erectum、中国名:小連翹)のことを指したが、これらどの実も薬用されていたこともあって、宋以降からは現在の山西省の南東部で大量に生産された現在のレンギョウの実が連翹と称して売られるようになり、ついにはレンギョウが連翹として認識されるに至った。明の『本草綱目』にあるレンギョウの実の挿絵は現在のレンギョウの実の形とはほぼ同じである[2]。現在の中国においては連翹と書くと日本と同様にForsythia suspensaのことを指すが[3][4]、河北省・貴州省や台湾など一部の地域ではトモエソウのことを連翹と呼ぶこともある[3]

特徴
繁殖力が旺盛で、よく繁る。樹高は1 - 3mまで育ち、半つる性の枝は湾曲して伸び下に垂れ、地面に接触すると、そこからも根を出し新しい株ができる。枝は竹のような節を持つ。また、枝の髄が早期に消失するため、節の部分を除いて中空になる。このことから空の木、レンギョウウツギ(連翹空木)という別名が付いた。この呼称は最初、本来の連翹(トモエソウ)との誤用に気付いた時、区別するために使われた。

まだ葉が芽吹く前の早春(3 - 4月頃)、2 - 3cmの黄色い4弁の花が、細い枝に密に多数開く。

その花が咲き終わる頃、入れ違うかのように今度は、緑色の葉(長さ3 - 10cm、幅2 - 5cmの長卵型。葉先は鋭尖で、葉縁にまばらな鋸歯がある)が対生に芽吹き、それが秋になると濃緑色、概憤色(くすんだ黄緑色)、紫色と順に変色し、最後に落葉する。

付いた果実は漢方薬(下記参照)として用いられる。

分布・生育地
中国原産。日本への渡来は古く、『出雲国風土記』や『延喜式』にもレンギョウの名前が見られる(薬用として平安時代初期に渡来したといわれているが、実際に渡来した時期は定かではなく、江戸時代前期に栽培の記録があることから、江戸時代だという説もある)。
...
日本原産種
先述したように、日本で一般に植栽されているレンギョウ類の多くが、シナレンギョウ、チョウセンレンギョウと外来種である。しかし、日本にも一部の地域に自生している野生種がある。

ヤマトレンギョウ(学名:Forsythia japonica - 中国地方の石灰岩地に分布している。
ショウドシマレンギョウ(学名:Forsythia togashii - 瀬戸内海の小豆島の石灰岩地に分布している。
これら日本原産種は、他のレンギョウ類に比べて開花時期が4 - 5月頃と遅い。ヤマトレンギョウは葉に先立って花を咲かせ、ショウドシマレンギョウは葉の展開と同時期に独特の緑色を帯びた黄色い花を咲かせる。

この2種は、全国的にも限られた地域にしか分布しない固有種で、森林開発、人工造林、園芸採取などによって現在の生育地で絶滅すると野生状態では地球上から完全に消滅してしまうことになるため、(国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストに準拠した)環境省のレッドリストによって、絶滅危惧種に指定されている。
...
利用
薬用
漢方医学では「連翹」と呼ばれ、解熱剤、消炎剤、利尿剤、排膿剤、腫瘍・皮膚病などの鎮痛薬に用いる。成分にトリテルペン、モノテルペングリコシド、リグナンを含み、強い抗菌作用がある。成熟果実を一度蒸気を通したのち、天日で乾燥し用いる。日本薬局方においては、レンギョウまたはシナレンギョウの果実を用いている。

連翹が配合された方剤の例
響声破笛丸(きょうせいはてきがん)
銀翹解毒散(ぎんぎょうげどくさん)
荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)
清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)

文化
俳句
俳句では春の季語である。

連翹忌
4
2日は彫刻家・詩人の高村光太郎(1883 - 1956年)の命日で、これを連翹忌とも呼ぶ。これは、高村が生前好んだ花がレンギョウであり、彼の告別式で棺の上にその一枝が置かれていたことに由来する。』
Wikipedia



連翹の俳句:


・連翹の莟喰ふかかわら鶸  酒井抱一


・行き過ぎて尚連翹の花明り  中村汀女


・連翹の黄の明るさを通りぬけ  川原 道程


・連翹や夕べ明るき神田川  糸井 昭


・連翹満開このあかるさはただならず  五味洒蝶




今日は、日中は太陽が出て春の日差しだ降り注いだ。
バス停に向かう道の公園の植え込みには、花が咲き色を主張している。
 今目立つのは雪柳と連翹だ。

特に連翹は、花が黄色で密集して咲くので遠くからでも目立つ。
 近寄って花を見ると眩しいほど明るい。その明るさの中に春を感じて、心も明るくなる。

明るさを振りまく花は良いものだ。
俳人たちも連翹の明るさに目を細めている。

連翹の蕾を食べてしまう鳥は、かわら鶸(ひわ)。
画家であった酒井抱一は、連翹が花開く前に食べてしまう鶸を憎いものとして見ていたのだろう。
 動画のレンギョウの花を食べるのは、鵯(ひよどり)。
この鵯は、欲深い鳥で市街地まで降りてきて、庭の花を食べてしまう厄介者だ。
 家でもブルーベリーが花の蕾を膨らませると、それを食べてしまう、花も実もない世界になってしまう。
 憎いやつだ、目白や鶯ならまだ許せるかもしれないが。





2019-03-25 (Mon)

2019/03/25 日記 伊勢参り

2019/03/25 日記 伊勢参り

2019/03/25 (月) 旧暦: 2月19日 祝日・節気: 電気記念日 日出: 5時38分 日没: 17時56分 月出: 22時34分 月没: 8時25分 月齢: 18.46 干支: 辛酉 六曜: 友引 九星: 一白水星 今日のあれこれ: 伊勢参り 「伊勢神宮 外宮 内宮参拝2019 Ise Shrine」 https://youtu.be/To82BjaYtDA 『伊勢参: 伊勢参宮、お蔭参、抜参、坂迎へ、伊勢講、太々講    三春 伊勢神宮に参拝すること。時候が...

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2019/03/25 (月) 旧暦: 219日 祝日・節気: 電気記念日 日出: 538分 日没: 1756分 月出: 2234分 月没: 825分 月齢: 18.46 干支: 辛酉 六曜: 友引 九星: 一白水星


今日のあれこれ: 伊勢参り


「伊勢神宮 外宮 内宮参拝2019 Ise Shrine


https://youtu.be/To82BjaYtDA



『伊勢参: 伊勢参宮、お蔭参、抜参、坂迎へ、伊勢講、太々講

   三春

伊勢神宮に参拝すること。時候が良いため近世には春に多く行われた。伊勢講を作り講中で参拝することも多い。 』
(季語と歳時記)



伊勢参の俳句:


・伊勢参海の青さに驚きぬ  沢木欣一


・やはらかい箱をかさねて伊勢参  飯島晴子




伊勢参りは今では交通機関で楽に行くことができるし、いつでも自由に行くことができる。
 しかし、江戸時代には一生に一度の楽しみだった。

1
ヶ月以上の時間と道中の宿泊費を個人個人が用意することなど出来なかった。その為お金を出し合って伊勢講を作り順番が回るのを待つしか方法がなかった。
 だから、一生に一度しか出来ない伊勢参りは最高の娯楽に位置づけられていた。

今は、どこに行くのも自由だが、江戸時代は往来は自由ではなかった、到るところに関所があり交通が規制された。
 理由なく他所に行くことは許されなかった。

ただ、伊勢参りは関所を通過することが許される理由だったから人気があったそうだ。

江戸時代の人が、山の中から峠を超え山を超えて、歩き続けて、とうとう伊勢に着いたときの感激は、沢木の詠む句の世界だったろう。
 群青色の海は、土産話になる目の保養だったに違いない。

飯島にもこんなふんわりとした句があるのだと思った句。
「やはらかい箱」が具体的には何を指すのか判らない。
お土産のようなものなのか、儀式に登場するものなのか...
判らないから、此処では、今迄積み重ねてきた希望のようなものと理解することにしよう。

春になれば、世界は美しくなる、歩くのも移動するのも気持ちが良い。
 行動の自由も今は保証されている。
昔から、「伊勢参り」は春の季語。

日和の良い日に、伊勢神宮へお参りに行こう。


【データ】

お蔭参り 
Wiki
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8A%E8%94%AD%E5%8F%82%E3%82%8A




2019-03-24 (Sun)

2019/03/24  日記  木の芽時

2019/03/24  日記  木の芽時

2019/03/24 (日) 旧暦: 2月18日 祝日・節気:  日出: 5時40分 日没: 17時55分 月出: 21時31分 月没: 7時47分 月齢: 17.46 干支: 庚申 六曜: 先勝 九星: 九紫火星 今日のあれこれ: 木の芽時(このめどき) 「芽吹きの季節」 https://youtu.be/081nYsVZwV8 『木の芽時: 木の芽雨、木の芽晴、木の芽風、木の芽山、芽立前、木の芽冷え、芽立時  三春 春になり、さまざまな木が芽吹...

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2019/03/24 (日) 旧暦: 218日 祝日・節気:  日出: 540分 日没: 1755分 月出: 2131分 月没: 747分 月齢: 17.46 干支: 庚申 六曜: 先勝 九星: 九紫火星


今日のあれこれ: 木の芽時(このめどき)


「芽吹きの季節」


https://youtu.be/081nYsVZwV8



『木の芽時: 木の芽雨、木の芽晴、木の芽風、木の芽山、芽立前、木の芽冷え、芽立時

 三春

春になり、さまざまな木が芽吹く頃のこと。』
(季語と歳時記)



木の芽時の俳句:


・ひと雨に山がふくらむ木の芽どき   竹澤真青


・わさわさと胸の波打つ木の芽時   江島照美


・間垣より出て子ら遊ぶ木の芽どき   朝妻力



庭の樹が一斉に芽吹き始めた。
柾、ブルーベリー、山椒...
特に柾の芽は伸びが速い。
気づく前に芽は膨らみ、幼い葉らしきものが顔を出している。
 ブルーベリーの芽も膨らみもう少しで爆発しそうな様子だ。
 伸びている芽を見ると、新しい緑は黄がかかった緑で光に反射して柔らかな肌をしている。

植物は新しい季節を迎えて、新しい葉を伸ばすことに迷うこと無がない。
 一方、人は大方は新しい春の到来を待ち望んでいるが、そうでない人もいる。

春には卒業や転勤や引っ越しや新しい職場や環境の変化が大きい人がいる。
 期待と不安の交錯する中で胸の中は波打って休むことが出来ない。

そんな春もある。





2019-03-23 (Sat)

2019/03/23  NHK 『天皇 運命の物語 第3話「象徴 果てなき道」』

2019/03/23  NHK 『天皇 運命の物語 第3話「象徴 果てなき道」』

今上天皇の在位期間も残り少なくなった。 4月1日桜の花が日本を美しく彩る刻、新元号が発表される。 そして桜の花が散り、長い連休の過ごし方に関心が集まる頃、譲位は目前になる。 この番組を見て、今上天皇の偉大さを改めて理解できた。 被災地で国民に寄り添うお姿から、穏やかで優しいお人柄と思ってきたが、それは確かだが、それだけでは語り尽くせない幅も奥行きもあるお人...

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今上天皇の在位期間も残り少なくなった。
4
1日桜の花が日本を美しく彩る刻、新元号が発表される。

そして桜の花が散り、長い連休の過ごし方に関心が集まる頃、譲位は目前になる。

この番組を見て、今上天皇の偉大さを改めて理解できた。

被災地で国民に寄り添うお姿から、穏やかで優しいお人柄と思ってきたが、それは確かだが、それだけでは語り尽くせない幅も奥行きもあるお人柄であると理解できた。

非常に積極的で、ある意味攻撃的なお考え方だと思った。
まず、先例に囚われないお考えだ。
伝統的な歴史を持つ世界ではありがちなことだが、前例・先例に従えば、問題がないということになりがちだ。
悪く言えば、事なかれ主義だ、ところが今上天皇は必ずしも先例には囚われないお考えだ。
・お妃を民間から迎えられた
・お子様を手元に置かれて、養育された
こうしたことは、勇気があり大胆でなければ最後まで考えを貫くことは出来ない積極果敢な勇敢さが必要だ。

この番組でも、その勇敢さが現れたご活動を紹介している。
・被災地に足を運び国民に直接お話をされる
・中国に歴代初めて訪問され、先の大戦についてお話をされ、中国国民の理解を深められた
・戦地への慰霊の旅を国内外で続けてこられた

特にそう感じたのは、譲位の発案の件だ。
将来を見て用意周到に準備して、今まで無いものを作り出されてしまう。
元侍従長を含め皇室関係者を集め、譲位を提案されたのは今上天皇だった。
皇室典範にも憲法にも譲位の規定はない。

側近の人たちは、お務めは皇太子に任せ、皇位は其の侭続けられるように進言したが、今上天皇は一歩も退くこと無く、お務めと皇位は切り離せないと主張されたそうだ。

そして、もう間もなく譲位が行われようとしている。
これは、他の誰かが起案したものではなく、今上天皇が将来を考え、行動を起こして、実現されたことだ。

言葉で言うのは簡単だが、実行することは難しい。
前例、仕来りのある世界では、因循姑息な考え方が一般的であり、これに屈すること無く、新しいことを行うことは勇気と実行力と用意周到さが無ければできることではない。

今日、改めて思った。
今上天皇は、国民に寄り添う穏やかな優しいお人柄なのだが、それだけではなく、事によっては、用意周到に手順よく難しいことを新しい考え方で実現まで持っていく勇猛果敢なお人柄だ。

日本人は、敬愛できる天皇陛下をいただいて、幸せな国民だ。



良い番組だった。
「天皇 運命の物語」シリーズ全4回は、429日に纏めて再放送される。

見逃すことは出来ない。







2019-03-23 (Sat)

2019/03/23  日記  彼岸桜

2019/03/23  日記  彼岸桜

2019/03/23 (土) 旧暦: 2月17日 祝日・節気:  日出: 5時41分 日没: 17時54分 月出: 20時24分 月没: 7時11分 月齢: 16.46 干支: 己未 六曜: 赤口 九星: 八白土星 今日のあれこれ: 彼岸桜 「彼岸桜が満開‼️[京都2019/3/18]」 https://youtu.be/ekB22ty4GHA 『彼岸桜: 枝垂彼岸、江戸彼岸、姥彼岸    仲春 バラ科の落葉樹。春の彼岸の頃咲くのでこの名がある。花はソメイヨシノにく...

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2019/03/23 (土) 旧暦: 217 祝日・節気:  日出: 541 日没: 1754 月出: 2024 月没: 711 月齢: 16.46 干支: 己未 六曜: 赤口 九星: 八白土星


今日のあれこれ: 彼岸桜


「彼岸桜が満開‼️[京都2019/3/18]


https://youtu.be/ekB22ty4GHA



『彼岸桜: 枝垂彼岸、江戸彼岸、姥彼岸

   仲春

バラ科の落葉樹。春の彼岸の頃咲くのでこの名がある。花はソメイヨシノにくらべると、白っぽくややこぶりでパラパラとした感じに咲く。』
(季語と歳時記)



彼岸桜の俳句:


・尼寺や彼岸桜は散りやすき  夏目漱石


・ふるさとは雪てふ彼岸桜かな   田中臥石


・あさなさな彼岸桜に小禽来る   松崎鉄之介




昨日のポカポカ陽気で、あちらこちらで開花宣言が出た。
と言ってもそれは標本木のソメイヨシノの話だ。

ソメイヨシノより一足先に河津桜や彼岸桜は咲いている。
動画の京都の彼岸桜は318日に満開になったそうだ。

ソメイヨシノは名古屋では満開は31日になっていた
丁度満開日が日曜日と重なって、絶好のお花見になりそうだとお花見ファンとお店の業者は喜んでいた。
が、今日から寒の戻りで寒くなった。

寒さが戻ったとしても満開が少し遅れるだけで、お花見には充分な花が咲いていることは間違いないだろう。

TV
では、今日まだ桜色に染まった蕾の下で宴会を楽しんでいる若者たちにインタビューをしていた。
 いざとなれば、花は無くとも花見はできる。

彼岸桜の説明ではパラパラ咲くとしているが、動画の京都の彼岸桜はぎっしり咲いている。
どうしてなかなか見事な咲きっぷりだ。

これからの日々は、暫く、花三昧の佳き日が続く、この世も捨てたものではない。





2019-03-22 (Fri)

2019/03/22  日記  白木蓮

2019/03/22  日記  白木蓮

2019/03/22 (金) 旧暦: 2月16日 祝日・節気: 社日、放送記念日 日出: 5時42分 日没: 17時53分 月出: 19時16分 月没: 6時35分 月齢: 15.46 干支: 戊午 六曜: 大安 九星: 七赤金星 今日のあれこれ: 白木蓮 「2019年モクレン と コブシ 青葉の森公園」 https://youtu.be/iPpixoVklRY 『【白木蓮(ハクモクレン)の花言葉】花の特徴やこぶしとの違いは? 白木蓮はモクレンの仲間で、真っ白な花が...

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2019/03/22 (金) 旧暦: 216日 祝日・節気: 社日、放送記念日 日出: 542分 日没: 1753分 月出: 1916分 月没: 635分 月齢: 15.46 干支: 戊午 六曜: 大安 九星: 七赤金星


今日のあれこれ: 白木蓮


2019年モクレン と コブシ 青葉の森公園」



https://youtu.be/iPpixoVklRY


『【白木蓮(ハクモクレン)の花言葉】花の特徴やこぶしとの違いは?
白木蓮はモクレンの仲間で、真っ白な花が春の訪れを感じさせてくれる落葉高木の1つです。花が開くと風が上品な香りを運び、心を和ませてくれますよ。今回は、そんな白木蓮の花言葉やよく似ている「こぶし」との違いについてご紹介します。

白木蓮(ハクモクレン)とは?どんな花を咲かせる?

白木蓮は、モクレン属の植物です。厳密には木蓮(別名、紫木蓮)とは異なります。白木蓮は樹高1015mほどに生長し、春になると新葉が出る前に大型で厚みのある白い卵形の花を上向きにたくさん咲かせます。

紫木蓮に比べて開花時期が早く、23日ほど咲いた後に枯れてしまいます。花びらは肉厚で、満開になると強い香りを放つことが特徴です。


白木蓮(ハクモクレン)の学名・原産国・英語名は?
学名     Maia heptapeta
Magnolia denudata
科・属名           モクレン科・モクレン属
英名     Mulan white magnolia
Tulip white magnolia
Lily white magnolia
原産地  中国
開花期  34
花の色 
別名     白蓮(ハクレン)
玉蘭(ギョクラン)          


白木蓮(ハクモクレン)の開花の時期や見頃の季節は?実はつける?

3
4月頃が開花期です。白木蓮の性質の1つが開花期に葉っぱをつけないことがあります。また、花は完全に開ききらず、斜め上向きに白い花を咲かせるのが特徴です。


白木蓮(ハクモクレン)の花言葉とは?

『気高さ』『高潔な心』『荘厳』『崇敬』『崇高』『慈悲』『自然への愛』『自然な愛情』など
『気高さ』は、モクレン属の中でも、白木蓮につけられた花言葉とされています。イギリスの王宮植物園園長だったジョセフ・バンクス卿がモクレンを中国から導入したときに、「枝先にユリの花がついている木」と評したことにちなんでいます。


白木蓮(ハクモクレン)とこぶしとの違いは?
白木蓮とよく似た花を咲かせる「こぶし」という植物がいます。同じモクレン科・モクレン属で、白い花を咲かせるので、見間違うことがよくあります。そこで今回は、白木蓮とこぶしの見分け方についてご紹介します。

 

白木蓮

こぶし

開花期

3月中旬~4月下旬

3月下旬~5月上旬

花びら

·                                 6枚+萼3
8
10cm
幅広く、厚みがある

·                                 6
4
5cm
幅が狭く、少し薄い

咲き方

斜め上~上向きに閉じた形

横向き~斜め上などいろいろな方向へ開いた形

葉っぱ

·                                 開花中は葉っぱをつけない
8
10cm

·                                 開花中は葉っぱを花の下に1枚だけつける
4
5cm



白木蓮(ハクモクレン)とこぶしの違いを見分けて白い花を楽しもう

モクレン科の植物は、春の訪れを感じさせてくれる花木の1つです。白木蓮は、木蓮よりも大きく生長し、たくさんの白い小鳥が枝にとまっているように見える花姿が独特で、見応えがありますよ。ただ、花の開花期間が短いので、春になったら白木蓮の花の前で立ち止まって、その姿を眺めてみてくださいね。』
HORTI
https://horti.jp/9793
より転載)



白木蓮の俳句:


・白木蓮のひらく清浄五智如来  田村一翠


・白木蓮の下に集まる仏かな  高田英美子


・白木蓮の無垢を心にあがめけり  眞辺カヨ




桜の開花宣言がいつになるのか?
満開は?
お花見は?

と桜に気を取られていた。

今日、車で郊外を走ると、白木蓮が枝一杯に白い花を広げているのが見えた。
 走っていると、白木蓮がまた咲いている。今度は車を停める場所がある。

高い木の下に近づき見上げると、青い空の中に白木蓮の白い花が光を集めて輝いている。
 花びらの白と光が、何か神々しさを感じさせる。

今日、白木蓮に出会えて良かった。
と思った。

句を読んでみると、白木蓮に仏を見ている俳人がいた。
確かにあの純白の白には清浄がある。

白木蓮は、紫木蓮とは単なる色違いではなく、別種だそうだ。
 同じ様に白い花だが辛夷とも違う。
白木蓮は白木蓮、神々しい白木蓮。





2019-03-21 (Thu)

2019/03/21 gooブログからFC2ブログへ引っ越し

2019/03/21 gooブログからFC2ブログへ引っ越し

3月20日の記事に書いたように、gooブログのリニューアルは「XML-RPC 外部連携の終了」を予定しており、自分にとっては大変な改悪になる。 Wordで文章を書き、必要な写真を貼り付け、youtubeの動画コードを挿入してから、WindoesLiveWriterで投稿用の仕上げをして、gooブログに送信する。  この方法であれば、Wordの下書きは残り、写真も動画も一括送信できる。 XML-RPC 外部連携の終了は、この手順を不可能にする。 これ...

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3
20日の記事に書いたように、gooブログのリニューアルは「XML-RPC 外部連携の終了」を予定しており、自分にとっては大変な改悪になる。

Word
で文章を書き、必要な写真を貼り付け、youtubeの動画コードを挿入してから、WindoesLiveWriterで投稿用の仕上げをして、gooブログに送信する。
 この方法であれば、Wordの下書きは残り、写真も動画も一括送信できる。

XML-RPC
外部連携の終了は、この手順を不可能にする。
これでは続けたくても、gooブログは続けられない。

しかし、過去の記事を残して新記事だけを移すのは先行き面倒なことになる。
 過去の記事を含めて、引越し先を考えなければならない。

以前、自由度が高く世界標準のブログでもあるWordpressを調べたことがある。
 ブログの機能としては100%であり、申し分ないが、問題が2つあった。
1.サーバーを自分で用意しなければならない。
 サーバーを立ち上げることは可能かもしれないが、セキュリティーの保持等の管理は難しい。
 レンタルサーバーを借りればよいが、十分な機能を持ったレンタルサーバーは結構敷居が高い。
2
gooブログの過去記事をWordpressに引っ越す必要がある。
 これは、ネット上に情報があり、実行はできそうだ。
文章はバックアップすれば、gooブログでできる。写真は画像をダウンロードして、リンクを書き換えて、Wordpressに変更すれば、アップロード可能になる。
 やれば出来そうだが時間を取られそうだ。

今回、引越し先をもう一度考えてみた。
時間的な余裕が判断できないので、Wordpressは先に検討することにして、現状ではFC2ブログが良さそうだ。
最大の関心事であるWindoesLiveWriterで投稿が可能かどうか、FC2ブログに質問してみた。
 回答はすぐあり、できるとのことだ。

しかも、FC2ブログは引っ越しツールを用意していて、各ブログから過去分の記事の引っ越しが可能だ。gooブログも引っ越し可能なブログの中に入っている。

goo
ブログからの場合は下記の条件があった。

gooブログからのお引越しの際のご注意
以下の2点が設定されていないと引っ越しが正常に行えないことがあります。
XML-RPC
パスワードが必要になります。XML-RPCパスワードは、サービス連携機能の項目で設定したパスワードになります。 設定方法は右のリンクをご参照ください。[XML-RPCを利用した各種サービス連携]
goo
ブログのテンプレート設定:テンプレートジャンル「シンプル」のテンプレート [テンプレートの設定方法]


引っ越しツールが使えれば、極めて楽に引っ越しが可能だ。
過去の記事が7500以上ありどれくらいの時間がかかるか、FC2に質問してみた、具体的にはやってみないとわからないが、最長1週間もあるとのことだった。
 経験者をネットで探してみると、1000個位の記事数で、当日中に作業完了メールが来たとの記事があり、FC2の引っ越しツールを利用してgooブログからの移行を行うことにした。

3
15日午前に、FC2IDを取得。
goo
のテンプレートをシンプルに変更し引越し準備を行い、無料版のFC2ブログを開設申し込み、同時に引っ越しツールに情報を書き込み、引っ越し作業開始した。

翌日、FC2からメールが入っていた。
引越し作業完了メールだ。
日時を見ると、
315() 23:42
となっている。
1
週間どころか、当日中に引っ越しが終了していた。
驚くばかりのスピードだ。

インポート処理結果は、以下のように書かれていた。

・インポート元ブログサービス     blog.goo.ne.jp
・インポート元ブログ記事件数     7483
・インポート成功記事件数         7458

移行できなかったのは、僅か25件だ。

早速、ブログを見てみると、過去記事を見ることが出来た。
カテゴリーも同じ様に設定されており、満足できる引っ越しだった。





2019-03-21 (Thu)

2019/03/21  日記  春分

2019/03/21  日記  春分

2019/03/21 (木) 旧暦: 2月15日 祝日・節気: 春分の日、望 日出: 5時44分 日没: 17時53分 月出: 18時06分 月没: 5時58分 月齢: 14.46 干支: 丁巳 六曜: 仏滅 九星: 六白金星 今日のあれこれ: 春分 『RBC NEWS「春分の日 那覇市でウォーキング大会」2019/03/21』 『春分: 中日、時正   仲春 二十四節気のひとつ。太陽暦の三月二十一日の頃にあたり、太陽の中心が春分点を通過する。...

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2019/03/21 (木) 旧暦: 215日 祝日・節気: 春分の日、望 日出: 544分 日没: 1753分 月出: 1806分 月没: 558分 月齢: 14.46 干支: 丁巳 六曜: 仏滅 九星: 六白金星


今日のあれこれ: 春分


RBC NEWS「春分の日 那覇市でウォーキング大会」2019/03/21







『春分: 中日、時正
  仲春

二十四節気のひとつ。太陽暦の三月二十一日の頃にあたり、太陽の中心が春分点を通過する。太陽は真東から昇り、真西に沈んで、昼と夜の長さがほぼ等しくなる。この日を境に昼の時間が次第に長くなっていく。春の彼岸の中日で、このころからいよいよ暖かくなってゆく。』
(季語と歳時記)



春分の俳句:


・春分の日なり雨なり草の上  林 翔


・春分の地へとこぼるる雀かな   永野真智子


・たっぷりと春分の日を歩きけり  増成栗人




今日は春分。
暦では本格的な春の到来を予告してくれる日だ。

祝日なのでお天気が良ければ、春らしい行事・イベントが全国的に行われたはずだが、本土では西から雨雲が通過しているので、朝からお天気は良くない。降ったりやんだり不安定な天気だ。

TV
では桜の開花宣言がいつ行われるか、競って報道している。
 一番乗りは長崎県だった。
雨は西から東へ駆け抜けたが、南から温かい空気が入ったため、気温が上昇し最高気温が20度を超えた地域が多くなった。
 お天気は良くはなかったが、気温が一気に上がったため、桜も満を持していた桃色の蕾を一斉に開かせた。
 5輪を遥かに超えて花開けば、開花宣言だ。

那覇では、ウオーキング大会が例年通り開催された。
本土も次の日曜日には散歩日和になってくれれば良いのだが。
 名古屋の予報は、晴れ時々曇り、降水確率20%だが、春の光の下、歩くことができそうだ。




2019-03-20 (Wed)

2019/03/20 gooブログを止めた理由

2019/03/20 gooブログを止めた理由

gooブログを止める行動を決心をさせた引き金は、現在行われているリニューアルへの不安だ。リニューアルのお知らせを読んだ時、今後の予定に以下のように書かれていた。「今後の予定・画像加工の追加(アプリ版のみ)・twitter(つぶやきまとめ投稿含む)、mixi、zenback、XML-RPC 外部連携の終了・ping送信の終了 ※時期については、改めて、本スタッフブログにてお知らせいたします。・既存アプリ「gooブログ」の終了 ※既存アプ...

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goo
ブログを止める行動を決心をさせた引き金は、現在行われているリニューアルへの不安だ。


分かれ道
リニューアルのお知らせを読んだ時、今後の予定に以下のように書かれていた。

「今後の予定
・画像加工の追加(アプリ版のみ)
twitter(つぶやきまとめ投稿含む)、mixizenbackXML-RPC 外部連携の終了
ping送信の終了
 ※時期については、改めて、本スタッフブログにてお知らせいたします。
・既存アプリ「gooブログ」の終了
 ※既存アプリ「gooブログ」の終了時期につきましては、別途、お知らせします。」

この中で、「XML-RPC 外部連携の終了」の文字に目が釘付けになった。

 xm-rpc外部連携が廃止されると、外部エディター(WindowsLiveWriterWORD)での投稿が出来なくなり、gooブログの内部のエディターしか使えなくなる。
リニューアル後の内部エディターがどうなるのか判らないが、現状のエディターでは厄介だ。
 内部エディターは、文章の作成と写真の管理が別れている。
 写真を予めアップロードしておき、内部エディターに11枚挿入することになる。
 文章を書きながら、一枚一枚挿入する必要があるエディター、これは面倒だ。
 文章だけ先に書いて後から、写真を貼り付ける方法も気分が乗らない。
 WindowsLiveWriterなら文章と画像を見ながら編集ができる、見た通りの原稿を送信することができる。
 文章は思う様に書いて、其の侭ブログにアップロードしたい。

内部エディターを使う場合の、問題点はもう一つ。
記事の原稿が残らないことがある。
記事を取り出そうとしても、文章だけになり写真は取り出せない。
 ブログの画面をWORDにコピペで貼り付ける方法もあるが、順序が逆で、思考過程がわからない、完成した文章しか入手できない。
 WORDで原稿を書いて残せば、ブログの画面には登場しない、過程やデータも残すことができる。

やはりブログの原稿はWORDで書き、其の侭ブログに投稿したい。
 WORDのデータは、原稿として保存したい。


予定には「XML-RPC 外部連携の終了」としか書かれていないので、詳しいことがわからない。
 不安なので、gooブログに照会の問い合わせをしてみた。

そうすると、回答は質問には答えず、
XML-RPC外部連携の機能を利用するすべてのサービスが利用できなくなる
ブログ投稿にはPC版ブラウザやスマートフォンアプリ使ってください
と簡単に答えるのみで、利用者の不便が増大することに何らの関心も無い様子だ。

これでは「リニューアル」とは名のみで、利用者にとっては大変な改悪になる。

gooブログのリニューアルには、過去にも疎外感があった。
2017年のリニューアルの際、利用できる
ブログパーツが大きく制限された。
 ある日突然、画面を便利にしていたお天気と暦のブログパーツが使えなくなってしまった。
 
利用者が困らないように、gooブログで代替の公式ブログパーツを用意してから、実施するのであれば理解はできるが、この様なやり方は利用者無視の乱暴なリニューアルとしか言えない。

12
年弱の歴史、利用経験からすると、今後のリニューアルにも期待はできない。
 gooブログの進む方向は、スマホでTwitterを使う様に、短い呟きで数枚の写真を投稿するような使い方に向かっていると思われる。
 長文で数多くの写真を使うような利用者は歓迎していない様子だ。

サービスの原則は、最近の表現を借りれば、「利用者First」なのだが、どうやらgooブログの方向は「gooブログFirst」のようだ。
...

過去、現在、未来について色々と考えを巡らしているうちに、身動き取れなくなる前に、gooブログから離れたほうが安心だと結論が出た。




2019-03-20 (Wed)

2019/03/20 日記 目刺

2019/03/20 日記 目刺

2019/03/20 (水) 旧暦: 2月14日 祝日・節気:  日出: 5時45分 日没: 17時52分 月出: 16時55分 月没: 5時19分 月齢: 13.46 干支: 丙辰 六曜: 先負 九星: 五黄土星 今日のあれこれ: 目刺 「七輪でめざし」 https://youtu.be/ddDZ2_Obz0I 『目刺(めざし) 三春 子季語: 目刺鰯、頬刺、ほざし 関連季語:         解説: 小型の真鰯や片口鰯を五匹前後...

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2019/03/20 (水) 旧暦: 214日 祝日・節気:  日出: 545分 日没: 1752分 月出: 1655分 月没: 519分 月齢: 13.46 干支: 丙辰 六曜: 先負 九星: 五黄土星


今日のあれこれ: 目刺


「七輪でめざし」



https://youtu.be/ddDZ2_Obz0I



『目刺(めざし) 三春
子季語: 目刺鰯、頬刺、ほざし
関連季語:        
解説: 小型の真鰯や片口鰯を五匹前後、竹串や藁などに通して干したもの。竹串を目に刺したものが目刺、鰓に刺したものが頬刺。早春、焼きたての目刺は、おかずや酒の肴として庶民に愛されてきた。
来歴:   『毛吹草』(正保2年、1645年)に所出。

(
季語と歳時記)



目刺の俳句:


・目刺焼く香が何処より吉田山   岩崎憲二


・旅人に浜の土産屋目刺焼く  斉藤友栄


・目刺買ふ渡船の銅鑼に急かされて   柴田志津子


・仄かなる潮の香を添へ目刺着く   井上紘


・目刺焼く今宵の肴はらからに   小沢えみ子




鯖の人気がすごい。
健康に良いとの評判が定着し、鯖缶はメーカーが品不足になる程の人気で、原料不足から原料費が高騰し、鯖缶の値上げラッシュになっている。
 そして、青魚ブームは今や鰯に移りつつある。

恐らく、鰯缶とかレトルトとかは人気になっているはずだ。
惣菜のイワシのフライとか煮物とかもよく売れているだろう。

目刺しはどうだろうか。
昔は魚を家で焼くのは普通だったが、今では煙を嫌う、後片付けが大変で、奥様が敬遠するから難しい家が多い気がする。冷えた目指しの焼き物は美味しくないから惣菜にはならないだろうし。

目刺しは健康に良い食べものなのだから
奥さんが焼かなければ、自分で焼けば良いのだが...




2019-03-19 (Tue)

2019/03/19  お知らせ(ブログ引っ越し)

2019/03/19  お知らせ(ブログ引っ越し)

突然ですが、11年10ヶ月、4,315日、毎日記事を書き続けてきたgooブログを止め、引っ越すことになりました。引越し先は、下記のアドレスになります。https://nabanatei.com/ブログ名は、今までと同じ「菜花亭日乗」で変わりません。明日3月20日以降、新しい記事はgooブログには掲載されません。 引き続きご購読いただける場合は、上記新しいアドレスにご来場いただきますと嬉しいです。尚、当面gooブログも存続しますので、今日ま...

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突然ですが、1110ヶ月、4,315日、毎日記事を書き続けてきたgooブログを止め、引っ越すことになりました。

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引越し先は、下記のアドレスになります。
https://nabanatei.com/

ブログ名は、今までと同じ「菜花亭日乗」で変わりません。

明日320日以降、新しい記事はgooブログには掲載されません。
 引き続きご購読いただける場合は、上記新しいアドレスにご来場いただきますと嬉しいです。

尚、当面gooブログも存続しますので、今日までの記事は、従来通りこちらで見ていただくことは出来ます。

よろしくお願い申し上げます。





2019-03-19 (Tue)

2019/03/19 日記 黄水仙

2019/03/19 日記 黄水仙

2019/03/19 (火) 旧暦: 2月13日 祝日・節気:  日出: 5時47分 日没: 17時51分 月出: 15時43分 月没: 4時37分 月齢: 12.46 干支: 乙卯 六曜: 友引 九星: 四緑木星 今日のあれこれ: 黄水仙 「(春)水仙の花 多年草で、冬から春にかけて白や黄の花を咲かせるものが多い」 https://youtu.be/U17Bl8oXruA 『黄水仙   仲春 江戸時代に渡来した南ヨーロッパ原産のヒガンバナ科の多年草。 ...

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2019/03/19 (火) 旧暦: 213日 祝日・節気:  日出: 547分 日没: 1751分 月出: 1543分 月没: 437分 月齢: 12.46 干支: 乙卯 六曜: 友引 九星: 四緑木星


今日のあれこれ: 黄水仙


「(春)水仙の花 多年草で、冬から春にかけて白や黄の花を咲かせるものが多い」

https://youtu.be/U17Bl8oXruA



『黄水仙
  仲春

江戸時代に渡来した南ヨーロッパ原産のヒガンバナ科の多年草。
観賞用として庭などに植えられ、切花としても用いられる。三、四月ころ、細長い葉の間から茎を立て、その頂点に黄色い花を咲かせる。』
(季語と歳時記)



黄水仙の俳句:


・富士見ゆる島の浦風黄水仙   橋場美篶


・白波をいざなふ香り黄水仙   石川寿夫


・黄水仙岬の先に海ひかり   有賀昌子


・夕潮のきらめく瀬戸や黄水仙   松田多朗




水仙の学名Narcissusは、ギリシャ神話に由来する。
美少年ナルキッソスは水に映った自分の姿に恋をして、そして恋い焦がれて死ぬと言う話で、ナルシスズムの語源になっている。

日本名の「水仙」は、中国の表記の流用で、発音は日本風に「スイセン」としたもの。
 中国の「水仙」は、中国の古典にある「仙人は、天にあるを天仙、地にあるを地仙、水にあるを水仙」を語源にしているそうだ。


黄水仙の句を読んでいると、水のある景色を背景に黄水仙を詠んでいるものが目につく。
 名前の「水」や語源や神話や古典が知らず知らず思いの中に反映しているのだろう。

そして水仙は、水のある背景の中で輝いている。
 それは矢張り、水仙が水が好きだからに違いない。




2019-03-18 (Mon)

2019/03/18  日記  開帳

2019/03/18  日記  開帳

2019/03/18 (月) 旧暦: 2月12日 祝日・節気: 彼岸 日出: 5時48分 日没: 17時50分 月出: 14時31分 月没: 3時50分 月齢: 11.46 干支: 甲寅 六曜: 先勝 九星: 三碧木星 今日のあれこれ: 開帳 「2019青目寺御開帳 大一地区 杉アーチ」 『開帳: 出開帳/居開帳   三春 寺院等で、特定の日をもうけ普段見せない秘仏を拝観させる事。 気候のよい春先に行われる事が多い。 』 (季語と歳時...

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2019/03/18 (月) 旧暦: 212日 祝日・節気: 彼岸 日出: 548分 日没: 1750分 月出: 1431分 月没: 350分 月齢: 11.46 干支: 甲寅 六曜: 先勝 九星: 三碧木星


今日のあれこれ: 開帳


2019青目寺御開帳 大一地区 杉アーチ」





『開帳: 出開帳/居開帳

  三春

寺院等で、特定の日をもうけ普段見せない秘仏を拝観させる事。
気候のよい春先に行われる事が多い。

(季語と歳時記)



開帳の俳句:


・開帳に逢ふや雀もおや子連  小林一茶


・開帳のまこと小さき秘仏かな  佐藤 愛


・開帳の秘仏のおん眼ぬぐひけり  福島せいぎ


・開帳の阿修羅の像に逢ひに行く   三橋泥太


・開帳やけふの命のありがたく  三溝沙美




掲載の動画は、広島県府中市にある岩谷山青目寺のご開帳のために作られた動画だ。

なかなか面白い動画で、まずご開帳という伝統的な行事の紹介なのだが、手法がドローンを使った空撮で、その違和感が新鮮だ。

それで見ていると、ドローンは寺の方に向かっていくかと思うと、花を巡る蜂のように杉枝アーチの周りを飛び回り、お寺の方には飛んでいかない。

画面や構成には、各地区ごとに作られる杉枝のアーチ(参道門と言ったほうが良いのかもしれないが)が完成した嬉しさが満ち溢れている。
 これは杉枝アーチの完成記念動画と行ったほうが良いかも知れない。


来月49日に行われるご開帳は、17年に一度の開帳法要だそうだ。
 ご開帳は、お寺ごとに開帳の期間は違っている。


『開帳(かいちょう)とは、仏教寺院で本尊をはじめとする仏像を安置する仏堂や厨子の扉を開いて拝観できるようにすること。

概要
普段は秘仏としている仏像を公開する周期は様々である。縁日など毎年特定の日に開帳する寺院もあれば、数年から数十年に一度しか開帳しない寺院もある。期間も一日限りのこともあれば、数十日間にわたり開帳されることもある。開帳周期は古来の伝統とは限らず、信州善光寺で定期となったのは明治以降である。善光寺のような有名寺院で数年ぶりに開帳が行われる時期には参詣者が急増するため、地元のホテル・旅館業界や自治体も連動して観光キャンペーンを展開することが多い。

仏像を祀った寺院での「居開帳」(いがいちょう)だけでなく、寺外での「出開帳」(でかいちょう)もある。例えば江戸時代、成田山新勝寺が本尊の不動明王像を江戸などほかの場所に出張して開帳していた。法隆寺も勧進のため度々、江戸や京都で出開帳を実施した。

詳細は「法隆寺献納宝物」を参照

秘仏の開帳は、毎月1回、年に1回、7年に1回、33年に1回、60年に1回などと周期的に行うことが多い。『増鏡』に、「滝の本のは不動尊、此不動は伊豆国より生身の明王の簑笠うちてさしあゆみておはしたりき、此簑笠宝蔵にこめて三十三年に一度出さるるとぞ承る」とあるのは、33年に1度不動の開帳が行われたことを示し、『明月記』嘉禎元年閏619日の条に、「禅尼数輩来車し、近日開くべき三尊像を礼す、近日京中道俗騒動礼拝云々、善光寺の仏を写し奉る」とあるのは善光寺三尊仏模像の開帳が行なわれることであり、『二水記』永正14411日の条に、「法輪院虚空蔵開帳間為二参詣一」(一、二は返り点)とあるのは、京都嵐山法輪院の本尊の開帳を述べる。江戸時代になると、開帳は興業的になり、さまざまな作り物を飾り、幟を立て、また境内には露店、見世物がならび、きわめて繁華なものであったことは、『賤の緒手巻』、『嬉遊笑覧』巻7、『浄瑠璃外題年鑑』などに記されている。一方で、「下手談義」には、開帳について、「開帳場を仕廻ふと否や、本尊を質に入れて、入唐渡天の行がた知れず」などと叱責の言がある。』
Wikipedia

五島列島のお寺の、秘仏は百年に一度のご開帳だそうだ。
終わったばかりに生まれた人は、ご秘仏にはお目にかかれない期間だ。

青目寺のご開帳は、来月4月に行われる。
百年先ではないが、次は十七年後、人によってはこの世にいないかもしれない。

後で気付いたが、このご開帳にはもう一つの動画が、三ヶ月前に作られていた。
 こちらは、青目寺も登場する。

2019 岩谷山 青目寺 開帳法要」

https://youtu.be/2mf_agdXsyo


4
月のご開帳は、十七年に一度のチャンス。
期間中には文化財の御本尊十一面観音菩薩や大蛇頭蓋骨が特別公開されるそうだ。

動画を見ているうちに、ご開帳に参加したくなった。

近い方は、是非ご開帳に参加してほしい。
なにせ、次は十七年後、このチャンスを逃すことはない。

ご開帳の場に居合わせる歓びを、確かな心で三溝は、句に詠んでいる。





2019-03-17 (Sun)

2019/03/17  日記  雛納め

2019/03/17  日記  雛納め

2019/03/17 (日) 旧暦: 2月11日 祝日・節気:  日出: 5時50分 日没: 17時49分 月出: 13時21分 月没: 2時58分 月齢: 10.46 干支: 癸丑 六曜: 赤口 九星: 二黒土星 今日のあれこれ: 雛納めhttps://youtu.be/yqaNLDIR7M4 『雛納め   仲春 雛祭の終わった後、雛人形をしまうこと。雛の顔を柔らかな和紙で包み、細々とした道具ともども元の箱に納める。華やかな雛祭が終わる淋しさもあり、再び...

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2019/03/17 (日) 旧暦: 211日 祝日・節気:  日出: 550分 日没: 1749分 月出: 1321分 月没: 258分 月齢: 10.46 干支: 癸丑 六曜: 赤口 九星: 二黒土星


今日のあれこれ: 雛納め


https://youtu.be/yqaNLDIR7M4



『雛納め
  仲春

雛祭の終わった後、雛人形をしまうこと。雛の顔を柔らかな和紙で包み、細々とした道具ともども元の箱に納める。華やかな雛祭が終わる淋しさもあり、再び箱の中にもどる雛の姿にはものの哀れが漂う。』
(季語と歳時記)




雛納の俳句:


・あと一日飾りおきたく雛納む   岩松八重


・臈たけし雛を手厚く納めけり   岡田和子


・恙なく四十余年の雛納む   古沢タマ子


・来む年もわが飾らむか納め雛   水原春郎


・母とせしごとく娘と雛納   山田弘子




雛祭りが終わり、2週間。
もうそろそろお雛様を納めても良い時期だ。

お雛様を納めるのが遅くなると、婚期も遅くなるということが言われることもあり、33日の夜には片付けてしまう家もあるそうだ。

世の中のことには殆ど全て反対意見がある。
インターネットの時代には、声の大きい人の主張が通りやすい。
 これらの話も人から人へ伝えられ広まったのだろう。

雛祭り前には、親の雛人形を娘に飾るのは良くないという話をネットで述べていた人が居たが、その人は人形師だった。
 それは、人形師は沢山売れたほうが良いから、その様に言うのは理解できる。
 この手の話は、自分の都合で話を広めているだけだ。

迷信に従う必要はないので、自分がいつ仕舞うかは決めれば良いことだ。
 それでも4月に入ってもお雛様というのは、雛人形には気の毒だろうから、3月末までに納めれば良いことだ。

ただ、一つ言えるのは、人形にカビは大敵だからお天気の良い空気が乾いた日に仕舞うのが良いということだ。




2019-03-16 (Sat)

2019/03/16  日記  蜆

2019/03/16  日記  蜆

2019/03/16 (土) 旧暦:2月10日 祝日・節気:  日出:5時51分 日没:17時48分 月出:12時17分 月没:2時01分 月齢:9.46 干支: 壬子 六曜: 大安 九星: 一白水星今日のあれこれ: 蜆「宍道湖・しじみ漁」https://youtu.be/ssx74JZPM6k『シジミ(蜆)とは、二枚貝綱異歯亜綱シジミ科(Cyrenidae) に分類される二枚貝の総称。淡水域や汽水域に生息する小型の二枚貝である。通常目にする二枚貝のうちでは小型なので「縮...

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2019/03/16 (土) 旧暦:210日 祝日・節気:  日出:551分 日没:1748分 月出:1217分 月没:201分 月齢:9.46 干支: 壬子 六曜: 大安 九星: 一白水星


今日のあれこれ: 蜆


「宍道湖・しじみ漁」


https://youtu.be/ssx74JZPM6k



『シジミ(蜆)とは、二枚貝綱異歯亜綱シジミ科(Cyrenidae) に分類される二枚貝の総称。淡水域や汽水域に生息する小型の二枚貝である。通常目にする二枚貝のうちでは小型なので「縮み」が転じて名づけられたとする説がある。

種類
日本本土の在来種としては、汽水性のヤマトシジミと淡水性のマシジミ、セタシジミの計3種が生息し、大きさは何れも2-3cm程度である。また、琉球列島には汽水性で10cmの大きさに及ぶマングローブシジミ属(ヒルギシジミ属)(Geloina) なども生息する。しかし、20世紀末期以降、中国や台湾を中心とした東アジアの淡水域に生息するタイワンシジミ類が外来し繁殖するようになり、場所によっては非常な高密度で生息し、在来種のマシジミの存続を危ぶませるなどの問題も起こるようになった。

   
ヤマトシジミCorbicula japonica 日本全国の汽水の砂泥底に生息し雌雄異体で卵生。殻の内面は、白紫色。ロシア極東、朝鮮半島にも分布。

   
マシジミCorbicula leana (全国の淡水)の砂礫底や砂底に生息し雌雄同体で卵胎生で雄性発生をするが、繁殖様式は十分に解明されていない。殻の内面は、 紫色。平均水温19℃程度以上で繁殖し、繁殖期間は4月〜10月。

   
セタシジミCorbicula sandai 琵琶湖固有種。水深10m程度までの砂礫底や砂泥底に生息し、寿命は78年程度とされている。雌雄異体で卵生。殻の内面は、濃紫色。漁業調整規則による制限殻長は15mm。減少した資源回復のため滋賀県は、捕獲の体長制限と種苗放流を主とした琵琶湖セタシジミ資源回復計画を策定し[4]回復に努めている。

シジミ科に近縁なマメシジミ科(数mm程度)や、近縁ではない[引用2]が見かけが似るドブシジミ科(1cm程度)が広く分布するが、小型であるために目立たず、利用もされない。

生活史
卵生の種の生活史は海産の貝とほぼ同じで、受精後はトロコフォア幼生、D型幼生、殻頂期、変態期の各期を経て着底する。但し、トロコフォア期およびD型幼生期には遊泳しない[5]。初期幼生での種の同定は困難である。寿命は種と環境によるが78年から10年以上である。
...
利用
料理
味噌汁の具に利用される二枚貝としては、アサリと並んで日本人に最も馴染み深いものである。佃煮・時雨煮などにもされる。食味ではセタシジミがもっとも美味とされ、次いで汽水産のヤマトシジミ、マシジミがおいしいとされる[引用5]。ただし、上記のような種不明の外来種が激増したことにより、これら食用シジミも減少傾向にある。

健康食品
オルニチンが肝臓に作用するため、俗に「シジミの味噌汁は二日酔いに効く」と言われているが確証はない。鉄分が多く貧血に良いともされ、更にうま味成分の一種であるコハク酸を豊富に含んでおり、江戸時代の昔より肝臓に良い食材とされている。健康食品として「シジミエキス」なども販売されている。

有害性
慢性肝炎、NASH、アルコール性肝障害等を罹患している場合は、肝臓に蓄積する過剰な鉄分が有害性を生じるとの報告があり[7]摂食制限が必要な場合もある。

産地
日本国内の市場に出回るシジミのうち、国産として最も一般的なのは主に塩分濃度が1.5%以下(海水は約3.5%前後)の水域で採れるヤマトシジミで、有名な産地としては北海道の網走湖・パンケ沼・天塩川中下流域[8]、青森県の十三湖・小川原湖、宮城県の北上川、 茨城県の涸沼川・利根川、島根県の宍道湖[9](宍道湖七珍の一つ)などがある。また琵琶湖に固有のセタシジミも流通する。しかし1980年代以降は国内漁場の環境悪化や価格高騰などにより国内産シジミが減り、それを補うように中国、韓国、北朝鮮、ロシアを原産国とする輸入シジミの市場に占める割合が増えるようになり、2001年(平成13年)には輸入シジミが国産シジミを上回るようになった[10]。輸入シジミには複数種があるが、一見すると同じように見えるため外国産シジミを国産と偽って販売する業者もある[11]。またロシアや朝鮮半島ではヤマトシジミも漁獲されており、外見上で日本産のヤマトシジミと識別するのは困難である[12]
...』
Wikipedia



蜆の俳句:


・宍道湖の鏡に溶けし蜆舟  白石昌弘


・ふる里の大き入日や蜆汁  川村清子


・ふるさとの夕焼湖に蜆舟  家塚洋子


・ふるさとの蜆売らるる日本橋  山本喜朗


・ふるさとの味噌にこだはる蜆汁  白井友梨



蜆は、昔は水田のあるようなところなら何処にでもいた。
子どもたちは田んぼの水路から蜆をバケツ一杯獲って帰り、お小遣いに交換したものだった。
 それが、稲作に農薬が使われるようになると蜆はいなくなった。

その思い出が心の奥底に眠っているからだろうか、蜆にはふるさとへの想いが結びついている。
 特に、北海道、青森、宮城、茨城、島根など蜆が沢山穫れる地域に生まれ育った人は、蜆を見ると心のふるさとを想い出すのだろう。

俳人たちも、蜆を目にして、故郷と蜆を懐かしく心安らいで詠んでいる。




2019-03-15 (Fri)

2019/03/15  日記  涅槃

2019/03/15  日記  涅槃

2019/03/15 (金) 旧暦: 2月9日 祝日・節気:  日出: 5時52分 日没: 17時47分 月出: 11時19分 月没: 1時00分 月齢: 8.46 干支: 辛亥 六曜: 仏滅 九星: 九紫火星     今日のあれこれ: 涅槃「禅のこころ-曹洞宗「涅槃会」(2月14日放送分)」        『涅槃会(ねはんえ、ねはんゑ) 仲春   子季語: 涅槃、お涅槃、涅槃の日、涅槃忌、仏忌、涅...

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2019/03/15 (金) 旧暦: 29日 祝日・節気:  日出: 552分 日没: 1747分 月出: 1119分 月没: 100分 月齢: 8.46 干支: 辛亥 六曜: 仏滅 九星: 九紫火星

 

 

今日のあれこれ: 涅槃


「禅のこころ-曹洞宗「涅槃会」(214日放送分)

 

 

 

 

『涅槃会(ねはんえ、ねはんゑ) 仲春

 

子季語: 涅槃、お涅槃、涅槃の日、涅槃忌、仏忌、涅槃像、涅槃絵、寝釈迦、仏の別れ、二月の別れ

去りし仏、鶴の林、涅槃寺、涅槃講、涅槃粥、涅槃変、団子撒き、涅槃図、涅槃仏

関連季語:  

解説: 釈迦が沙羅双樹の下に入滅した日にちなむ法要。旧暦の二月十五日であるが、新暦の二月十五日あるいは三月十五日に執り行われる。各寺院では涅槃図を掲げ、釈迦の最後の説法を収めた「遺教経」を読誦する。参詣者には涅槃だんごなどがふるまわれる。

来歴: 『花火草』(寛永13年、1636年)に所出。

文学での言及: 双林入滅 きさらぎや薪つきにし春を経て残る煙は霞なりけり 円空上人『続拾遺集』

実証的見解: 涅槃会は、釈迦の誕生にちなむ仏性会、釈迦の悟りにちなむ成道会とともに三大法要として重んじられているもの。当日は涅槃図を掲げて法要を営む。涅槃図は、沙羅双樹のもとに横臥した釈迦のまわりを、弟子や動物が取り囲んだ図で、なかでも京都興福寺の吉山明兆作の涅槃図はその雄大さで知られている。

釈迦が入滅した日は実際は定かでないが、『大般涅槃経』の記述にもとづいて二月十五日とされる。』

(季語と歳時記)

 

 

 

涅槃の俳句:


 

・涅槃吹いて鈴鹿七岳ありにけり  大橋淳一

 

 

・涅槃絵の嘆き暮色を深うせり  鈴鹿仁

 

 

・涅槃雪じょんがら節の撥の冴  城布沙女

 

 

今年は、太平洋側は平年より気温が高く、梅や桜の開花が早かったそうだ。

 しかし、今週もそうだが、雪は降るべき雪国には降っている。

 今年も、青森には涅槃雪は降っているのだろうか。

 

 

音もなく降りしきる雪は積もるという。

そのような夜、じょんがら節の撥は冴えると城は言う。

それは良く解るような気がする。

 

青森まではオイソレとは行けないから疑似体験でもしてみよう。

 

雪の動画をPCの全画面にして見ながら、津軽蛇味線は初代高橋竹山にお願いして、耳を澄ませて聴く。

 

 


https://youtu.be/kO-mebJj54Y

 

 

 

「三味線じょんから新節/初代高橋 竹山」



https://youtu.be/_GqdCPvkMIs

 

 

竹山の撥の音色は、目の見えない暗黒の世界に身を置きながら、軽やかで心を舞い上げる力を持っている。

 それは、ラッセラー、ラッセラー、ラッセラー...と囃しながら跳ね回るねぶた祭の熱気にも棟方志功の菩薩にも通じている。

 

 

2019-03-14 (Thu)

2019/03/14  猫の気持ち

2019/03/14  猫の気持ち

猫より犬のほうが好きだ。 犬については、下記の記事に書いた。 「2018/12/25 激しい愛に襲われる」 https://blog.goo.ne.jp/nabanatei/e/f4a54abea4bfdf16e65f3dc8d862bfef 犬の方が好きだが、今は飼うことはない。 犬の愛情が重すぎる。 昨日、猫の記事を読んだ。 猫の気持ちについての記事で、飼い主が好きになれない猫の気...

… 続きを読む


猫より犬のほうが好きだ。

犬については、下記の記事に書いた。

2018/12/25 激しい愛に襲われる」
https://blog.goo.ne.jp/nabanatei/e/f4a54abea4bfdf16e65f3dc8d862bfef

犬の方が好きだが、今は飼うことはない。
犬の愛情が重すぎる。

昨日、猫の記事を読んだ。
猫の気持ちについての記事で、飼い主が好きになれない猫の気持ちを書いている。


『無意識にしている猫から嫌われる行為 「猫になつかれない人」の特徴
3/10(
) 19:45配信 ねこのきもちWEB MAGAZINE

「こんなにも猫が好きなのに、なかなかなついてくれない…(泣)」

こう思っている人はいませんか? 猫がなついてこないのには、対応の仕方にちょっと問題があるのかもしれません。ねこのきもち獣医師相談室の先生が解説します!


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見つめるロシアンブルー

猫が嫌がる人の特徴
猫は大きな音を嫌うので、大声で話しかけるのは嫌がられる原因に。嫌いなニオイをさせていたり、コミュニケーションがとれていない人にも警戒します。猫の気分を考えずに、過度で一方的なコミュニケーションをとろうとしても、嫌がられてしまいます。様子を見て関わることが大事です。嫌がることをすると猫はずっと覚えているので、気をつけましょう。


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あくびをするアメリカンショートヘア

猫になつかれる人の特徴
上記であげたことの逆を心がければ、猫になつかれやすくなります。

・優しく落ち着いた小さめの声で話しかけてあげる
・猫の様子を見てかまってあげたり、遊んであげたりする
・猫の嫌がることは基本的にしないようにする
・お手入れなど、必要なときには徐々に慣れさせるなど無理強いはしない


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寄り添う猫

猫になつかれるようにするポイント
基本的には猫はマイペースな生き物なので、様子を見ながら行動を起こすことがポイントに。猫から寄ってきたとき、嫌がらなさそうなときに、かまってあげたりしましょう。
「いろいろなお世話をしてくれる人」「嫌なことをしない人」「自分にとってよいことをしてくれる人」と猫が認識してくれれば、すぐになついてくれるでしょう。

猫が好きだからといって、過度で一方的なコミュニケーションをとらないことが大切なようですね。ぜひ、覚えておいてくださいね。

(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/Honoka

(ねこのきもちWeb編集室
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190310-00006687-nekomag-life
より転載)


猫に好かれるは、

・優しく落ち着いた小さめの声で話しかけてあげる
・猫の様子を見てかまってあげたり、遊んであげたりする
・猫の嫌がることは基本的にしないようにする
・お手入れなど、必要なときには徐々に慣れさせるなど無理強いはしない


つまり、程よく都合の良い、必要な時必要な愛をくれる人なら好かれるのだそうだ。

それはそうだろう。
人間だって、愛の押し売りは嫌だ、都合の良い愛が欲しい。
適当な距離にいて、都合の良いときだけ程よく付き合ってくれる人なら人間だって好きだ。

犬と人、猫と人、人と人。
愛情模様は変わることは無い様だ。




2019-03-14 (Thu)

2019/03/14  日記  名残の雪

2019/03/14  日記  名残の雪

2019/03/14 (木) 旧暦:2月8日 祝日・節気: 上弦 日出:5時54分 日没:17時47分 月出:10時28分 月没:---- 月齢:7.46 干支: 庚戌 六曜: 先負 九星: 八白土星 今日のあれこれ: 名残の雪 (気ままな生活 http://catchine.blog.fc2.com/blog-entry-2153.html より転載) 『雪の果(ゆきのはて) 仲春 子季語...

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2019/03/14 (木) 旧暦:28日 祝日・節気: 上弦 日出:554分 日没:1747分 月出:1028分 月没:---- 月齢:7.46 干支: 庚戌 六曜: 先負 九星: 八白土星


今日のあれこれ: 名残の雪


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(気ままな生活
http://catchine.blog.fc2.com/blog-entry-2153.html
より転載)



『雪の果(ゆきのはて) 仲春

子季語: 名残の雪、雪の別れ、忘れ雪、雪の名残、雪の終、雪涅槃、涅槃雪
関連季語: 春の雪、淡雪
解説: 春を迎えて、その年の雪の降り納めのこと。
旧暦二月十五日頃に降ることが多いことから「涅槃雪」ともいう。春の季語である。

(季語と歳時記)



名残の雪の俳句:


・見はるかす白山の峰名残雪  中根健


・奥飛騨路ちらちら峡の名残雪  久保晴子


・どの景も雪の名残を置ける渓  稲畑汀子


・名残雪わらべうたほど降り積もる  風間史子


・てのひらに受けて確かめ名残雪  高瀬桜



昨日から、日本海側は雪、太平洋側は晴れの冬型の天気になったが、不安定な天気でもあり、太平洋側でも雪になったところもあった。

掲載させていただいた写真の「気ままな生活」主人も、別荘に行き趣味の農作業の予定だったが、思うに任せず雨から雪になってしまったそうだ。

昨夜は、夜遅くまで出かける用があった。
終えて、駐車場に出ると白いものがチラチラ見える。
いつの間にか雨が雪に変わっていた。
走り始めると、雪は次第に白さを増しフロントウインドウに姿を残すようになった。
雪は強さを増すが、ワイパーが直ぐに拭い去り、積もることはない。

名残雪だなと思った。
この雪は溶けてしまうから心配はない春の雪。

今日の季語で調べてみると、「名残雪」と言う表記は以前はなかった。
「雪の果」が俳句の言い方で、「名残の雪」という表現はあった。

例句を見てみると、今では「名残雪」の句が多く見られる。
俳句的には、「の」が無い分1音助かり、詠みやすい面はあるが、ヒット曲「なごり雪」のお蔭で、「なごりゆき」という音が耳に快く聞こえるようになったこともあるだろう。


「なごり雪 伊勢正三・イルカ・南こうせつ」


https://youtu.be/q0gEn0Q7QX4




2019-03-13 (Wed)

2019/03/13  日記  春日祭

2019/03/13  日記  春日祭

2019/03/13 (水) 旧暦: 2月7日 祝日・節気:  日出: 5時55分 日没: 17時46分月出: 9時44分 月没: 23時58分 月齢: 6.46 干支: 己酉 六曜:友引 九星: 七赤金星 今日のあれこれ: 春日祭 「天皇陛下の勅使迎え 春日大社で春日祭」 https://youtu.be/vHZ66ZnfVVE 『春日祭: 申祭 仲春 奈良...

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2019/03/13 (水) 旧暦: 27日 祝日・節気:  日出: 555分 日没: 1746分月出: 944分 月没: 2358分 月齢: 6.46 干支: 己酉 六曜:友引 九星: 七赤金星


今日のあれこれ: 春日祭


「天皇陛下の勅使迎え 春日大社で春日祭」


https://youtu.be/vHZ66ZnfVVE



『春日祭: 申祭
仲春

奈良市春日大社の大祭。昔は、二月初めの申の日を祭日としたので、申祭とも。現在は、三月十三日。皇室の外戚として権威を振るった藤原氏の祭礼として盛大であった。
古式ゆかしい神事をはじめ、王朝の絢爛と雅を伝える風俗行事を今に残している。』
(季語と歳時記)




春日祭の俳句:


・春日祭鹿もつどひて賑はへり 梶原五道



昨日は東大寺、今日は春日大社。
古都奈良の伝統行事は、古くて新しい。
一千年を超える歴史を持ちながら、現在でも連綿として行事は行われている。

今日は春日大社の、春日祭。
嘉祥2年(849年)に始まったと伝えられているお祭りだ。
皇室から使者をお迎えする勅祭としての格式がある。

動画は昨年のものだが、今年も変わること無く同様に行われたはずだ。

『勅使以下斎館を出て、祓戸の儀、著到の儀を経て幣殿・直会殿の作合の座につき、御棚奉奠(みたなほうてん)、 御幣物奉納(ごへいもつほうのう)、御祭文奏上(ごさいもんそうじょう)、神馬牽廻(みうまのけんかい)、和舞奉奏(やまとまいほうそう)、饗饌(きょうせん)、見参(げざん)、賜禄(しろく)をもって正午過ぎ祭儀が終了します。

嘉祥2年(849年)に始まったと伝えられ、明治19年の旧儀再興で例祭日が3月13日に定められた当社の例大祭。 維新以前は年2回、2月と11月の上の申の日が式日であったことから申祭とも呼ばれました。三大勅祭(葵祭、石清水祭、春日祭)の一つで氏神祭の典型。他の勅祭と異なる形態をとっています。』
(春日大社
http://www.kasugataisha.or.jp/calendar/spring03.html#4
より転載)


季語「春日祭」は、伝統に比べ、詠まれた句が少ないのは、どうした訳だろう。
勅祭は葵祭などの方が有名だからだろうか。




2019-03-12 (Tue)

2019/03/12  日記  お松明

2019/03/12  日記  お松明

2019/03/12 (火) 旧暦: 2月6日 祝日・節気:  日出: 5時57分 日没: 17時45分月出: 9時06分 月没: 22時57分 月齢: 5.46 干支: 戊申 六曜:先勝 九星: 六白金星 今日のあれこれ: お松明(おたいまつ) 【 2018 東大寺 二月堂 『お水取り(修二会)』お松明10本 全収録 2018.3.4(日) 】 https://youtu.be/8Y-7fN_Nng0 『お...

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2019/03/12 (火) 旧暦: 26日 祝日・節気:  日出: 557分 日没: 1745分月出: 906分 月没: 2257分 月齢: 5.46 干支: 戊申 六曜:先勝 九星: 六白金星


今日のあれこれ: お松明(おたいまつ)

2018 東大寺 二月堂 『お水取り(修二会)』お松明10本 全収録 2018.3.4()


https://youtu.be/8Y-7fN_Nng0



『お松明
読み方:オタイマツ(otaimatsu)
修二会で使われる松明
季節: 春
分類: 宗教
』(季語・季題辞典 日外アソシエーツ)


『東大寺二月堂修二会(お水取り・お松明)(2019)
→行事の内容はこちら

2019年の主な行事予定表(時間割)はこちらPDFファイル

奈良に春を呼ぶ東大寺二月堂のお水取り(修二会/しゅにえ)も、本行が始まるまでいよいよあとわずかです! お坊さん(練行衆/れんぎょうしゅう)がこの1年の罪を二月堂本尊の十一面観音に悔い、新しい年がいい年であることを祈るお水取りは、天平勝宝4752)年に始まってから1回も途絶えることなく続き、今年でなんと、1268回目を数えます。

本行は31日(金)~14日(木)までの2週間。1213日の深夜に行われる「お水取り」や、二月堂の舞台に毎晩あがる「お松明」はよく知られます』
(ええ古都なら
http://www.nantokanko.jp/gyoji/730.html
より転載)



お松明の俳句:


・お松明火の粉の滝となりにけり 阿部月山子



修二会は1日から14日まで2週間続く行事で、日々内容のある行事が行われる。
お松明も毎日行われるが、12日は一回り大きな籠松明が登場し、11本のお松明が上堂するので、見ごたえがあるそうだ。

この様な、行事が752年(天平勝宝4年)より1268年にわたって、1度の途絶えること無く連綿と続けられてきたことは、驚くべきことだ。
今の感覚からすれば、一度位出来なかったことが在ったのではないかと勘ぐってしまうが、そうではないそうだ。
困難な時期は確かにあったが、それを乗り越えて続けてきたそうだ。

Wiki
には、以下のように書かれている。

『不退の行法
東大寺修二会は752年(天平勝宝4年)始められて以来、現在まで一度も途絶えることなく今日まで伝えられている、東大寺がある限り続く「不退の行法」である。
「修二会」は1667年(寛文7年)に二月堂が火災で失われたときも三月堂で行われ、物資難から諸々の行事が中止せざるを得なかった太平洋戦争の戦中戦後は特に困難だったが、堀池春峰が用度担当者として食糧や資材の確保、人員調達に奔走し、修二会の中断を防いで評価が高い[12]
戦争中は防火管制や空襲警報で、堂の扉に目張りをして閉じて行をして、水取りに行くのも松明を使えず竹筒にろうそくを立て、前を開けて黒い布を垂らし足元だけ照らして続けた[13]20113月で1260年、1260回を数える。』

恐らく記録もあり、確認することができるのだろう。
日本という国が存在する限り、続いていくだろうし、そうなることを祈りたい。



【データ】

修二会
Wiki
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BF%AE%E4%BA%8C%E4%BC%9A



2019-03-11 (Mon)

2019/03/11  日記  春愁

2019/03/11  日記  春愁

2019/03/11 (月) 旧暦: 2月5日 祝日・節気:  日出: 5時58分 日没: 17時44分月出: 8時32分 月没: 21時56分 月齢: 4.46 干支: 丁未 六曜:赤口 九星: 五黄土星 今日のあれこれ: 春愁 「砂糖が溶けてハートが残る」 https://youtu.be/4BeBsqUgE1M 『春愁(しゅんしゅう、しゆんしう) 三春 子季語: 春愁う、春思、春怨、春...

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2019/03/11 (月) 旧暦: 25日 祝日・節気:  日出: 558分 日没: 1744分月出: 832分 月没: 2156分 月齢: 4.46 干支: 丁未 六曜:赤口 九星: 五黄土星


今日のあれこれ: 春愁


「砂糖が溶けてハートが残る」


https://youtu.be/4BeBsqUgE1M



『春愁(しゅんしゅう、しゆんしう) 三春

子季語: 春愁う、春思、春怨、春かなし、春の恨み
関連季語:      
解説: 春におぼえる愁いをいう。特別な理由がある愁いではない。花が咲き鳥が囀る季節ではあるが、ふとしたことで心がくもるのも春ならではのこと。

(季語と歳時記)



春愁の俳句:


・雨の日の窓春愁を見つめけり  倉持梨恵


・嫁がせて身に春愁を抱へこむ  松尾いさ子


・丘に立ち吾に春愁無くもなし  東良子


・持て余す春愁の手の置きどころ  栢森定男


・角砂糖春愁かくも淡きもの  大石たか



2
日周期で目まぐるしく天気が変わる。
晴れたり曇ったり、降ったり。
晴れれば温かいが、曇り雨になれば肌寒い。
気温差も10度以上ある。

身体が付いていかないから、心も浮いたり沈んだり。
冷たい雨など降り続けば、心も沈んでいく...

春の愁いは、本人も戸惑うばかりだ。
ふと沈んでいる自分に気付いたりする。

それでも春の愁いと、秋深い憂いとは違う。
春の愁いは形はあるようで温かくなれば溶けてしまう角砂糖のようなもの。
大石の気楽のすすめは、参考になる。




2019-03-10 (Sun)

2019/03/10  日記  田楽

2019/03/10  日記  田楽

2019/03/10 (日) 旧暦:2月4日 祝日・節気:  日出:5時59分 日没:17時43分 月出:8時01分 月没:20時57分 月齢:3.46 干支: 丙午 六曜: 大安 九星: 四緑木星 今日のあれこれ: 田楽 「徳島県の「祖谷のかずら橋」を渡ってみた」 https://youtu.be/_v8AAtJbj1Y 『味噌田楽 味噌田楽(みそでんがく)は、豆腐やこ...

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2019/03/10 (日) 旧暦:24日 祝日・節気:  日出:559分 日没:1743分 月出:801分 月没:2057分 月齢:3.46 干支: 丙午 六曜: 大安 九星: 四緑木星


今日のあれこれ: 田楽


「徳島県の「祖谷のかずら橋」を渡ってみた」


https://youtu.be/_v8AAtJbj1Y



『味噌田楽
味噌田楽(みそでんがく)は、豆腐やこんにゃく、茄子や里芋などを串に刺し、砂糖や味醂を配合し柚子や木の芽などで香りをつけた味噌を塗りつけて、焼いた料理である。魚も同様に調理する事があり、これは『魚田(ぎょでん)』とも呼ぶ。「田」は田楽の略である。

歴史
平安時代末期に中国より豆腐が伝来し、拍子木型に切った豆腐を串刺しにして焼いた料理が生まれた。その後室町時代になると調味技術が進歩し、すり鉢の登場によって味噌がすり潰されて調味料として使われるようになり、永禄年間(1558-1570年)頃には焼いた豆腐に味噌をつけた料理が流行、はじめは唐辛子味噌だったものがのち調味味噌となる[1]。その料理の白い豆腐を串にさした形が、田植えの時に田の神を祀り豊作を祈願する田楽の、白い袴をはき一本足の竹馬のような高足に乗って踊る田楽法師に似ているため「田楽」の名になったという[2]。「田楽」という呼び名の始めを、貞和6年(1350年)の祇園神社の記録とする説、永享9年(1437年)の『蔭涼軒日録』 が初見とする説、興福寺と東大寺の僧語とする説があり、室町時代後期の連歌師宗長の日記『宗長手記』上巻に「田楽」、下巻の大永6年(1526年)12月条に「田楽たうふ」とある[1]。さらに、江戸時代初期の笑話集『醒睡笑』には、田楽法師が下に白袴をつけ、上に色ある物をうちかけ、鷺足に乗って踊る姿が、白い豆腐に味噌を塗る形に似ているという具体的な叙述が見られる。また江戸時代には以下の川柳が詠まれ、豆腐に味噌をつけて焼く田楽の語源を伝えている[3]

田楽は 昔は目で見 今は食ひ
それまでは、寒さをしのぐ冬の食べ物であったが、寛永年間(1624-1645年)の頃には腰掛茶屋の菜飯につきものとなり、京都では祇園豆腐に木の芽味噌を塗り、春の訪れを知らせる木の芽田楽が評判になる。江戸の田楽は串は一本だが、上方では股のある二本刺しを用い、以下のような京唄がある[1]

二本差しても柔らかい祇園豆腐の二軒茶屋(現在の中村楼)
近江国目川(現在の滋賀県栗東市目川)の菜飯田楽は、串に刺した豆腐に葛を引き味噌を付けて焼いた田楽に菜飯を組み合わせ、東海道を行く旅人に好評だった[1]。江戸では、寛保年間(1741-1743年)の頃には、この目川の菜飯田楽を商う店が浅草近辺に多くあり[4]、宝暦7年(1757年)頃には千住真崎稲荷の境内に、8軒並んで田楽茶屋があって繁盛していたという[1]。また江戸では、外で手軽に食べる料理が発達しており、「上燗おでん」の振売が「おでん 辛いの」と呼びながら売り歩いた。味噌田楽は花見の時にも人気の食品であった。

短冊の 豆腐も売れる 花の山
江戸時代に豆腐料理は人気であり、天明2年(1782年)には『豆腐百珍』が刊行されベストセラーとなった。田楽はこれに収録の豆腐料理の30パーセント近くを占め、元来は豆腐料理であったが、文化・文政年間(1804-1830年)になると、大根、蕪、芋、れんこんを素材とした野菜田楽があらわれ[1]、こんにゃく、里芋、しいたけなどの様々な物を素材として食べる料理となっていった。山間部などでは里芋や川魚を主体にした串焼きに近い田楽が供されている地域も多い。

各地の味噌田楽
現在では味噌田楽は、醤油味のだし汁で煮込んだおでんとともに、日本全国で食べられポピュラーな料理になっている。また、郷土料理や名物料理といわれる味噌田楽が各地に伝えられている。

東北地方においては、岩手県の北部一帯では昔からハレの日には豆腐の味噌田楽を食べることが多く、手作りの豆腐を短冊にし串に刺して囲炉裏の火のまわりに立てて、あぶってにんにく味噌をつけ熱いところを食べる。味噌にはにんにくの他、山椒、根生姜などを加えることもあり、三陸海岸の久慈市や野田村・岩泉町などでは町おこしにも役立てられている。福島県では会津若松の名物料理のひとつに、鰊、生揚、里芋、こんにゃく、餅などを竹串に刺し独自の味噌を付けて炭火であぶった田楽があり、白虎隊の隊士や新撰組の土方歳三も食べたという「お秀茶屋」などの田楽茶屋では、囲炉裏の周りに田楽を楽しみにやってきた多くの人が集まる。


東海地方では、東は静岡県浜松市あたりから西は愛知県岡崎市にかけて菜飯田楽を出す店が多く、他にも静岡県菊川市や愛知県犬山市、岐阜県岐阜市の岩井山付近などでも菜飯田楽が知られており、かなり遠方からも客が通う店がある。特に愛知県豊橋市には文政年間(1818-1830年)創業の「きく宗」[1]があり、東海道五十三次の吉田宿の名物料理のひとつであったと言われる赤味噌の豆腐の田楽と菜飯をセットにした菜飯田楽を、現在も地元の名物料理として前面に出している。


同じ愛知県の津島市には、尾張地方中南部の名物でもある生麩を揚げて赤味噌を塗った「麩田楽」がある。

三重県伊賀市でも、文政13年(1830年)創業の「田楽座わかや」が、一子相伝でその技術を代々受け継ぎ、伊賀名物の「豆腐でんがく」を作りつづけ老舗の味を守っている。

1,000
年の都である京都では、八坂神社南楼門前の2軒の腰掛茶屋のうち鳥居西側にあった「藤屋」は明治時代に廃絶したものの、東側の柏屋のちの(現在の二軒茶屋「中村楼」)が京名物の祇園豆腐を今に伝えている。

九州では、大分県や熊本県の郷土料理として田楽が伝えられており、なかでも阿蘇地方の田楽は、豆腐のほか、鶴の子芋と呼ばれる里芋に加え、サワガニやヤマメなどを使ったこの地方独特の野趣あふれる田楽である。

煮込み田楽
江戸時代には煮込み田楽が登場し、素材を出汁の中で温めてから甘味噌を付けて食べるようになった。

おでんの誕生
江戸では、近郊の銚子や野田で醤油の醸造が盛んになっており、かつおだしに醤油や砂糖、みりんを入れた甘い汁で煮込むようになり、「おでん」が登場した。

江戸っ子は気が短いので、屋台で注文してから焼くことはもちろん味噌を付けることも待っていられず、また「ミソを付ける」に通じてゲンが悪いので、おでんは屋台で売られるなど大いに流行しながら各地へ広がっていった。
』(Wikipedia




田楽の俳句:


・ご城下の豆腐田楽二本差し 田部黙蛙


・一菜は木の芽田楽寺料理 北村光阿弥


・芋田楽喰つて渡らむかづら橋 星野秀則



田楽と言っても、古い歴史の中で地方毎に独自の味わいや姿を持っている。

二本差しの田楽は一般的で愛知県でもよく登場する。
味噌の味も木の芽は多数派だろう。

星野の詠む芋田楽は、愛知から見ると一寸個性的な田楽だ。
断定はできないが、かづら橋を頼りに調べてみた。

かづら橋ともかずら橋とも書くが、有名なのは徳島県の秘境祖谷のかずら橋だ。
葛(かずら)橋は、昔は13もあったそうだが、今は2箇所、スリルを求める観光客は海外からやって来る人気観光スポットだそうだ。
動画のように、高所恐怖症の人は足がすくむ橋だ

祖谷の味噌田楽も個性的だ、二本差しではなく1本串、木の芽味噌ではなく柚子味噌、そして素材は柔らかい豆腐ではなく、岩豆腐にじゃがいもにこんにゃくが刺してあり、姿も人形のように見える。

『串に刺した田楽をくるくる回しながら焼く姿が人形浄瑠璃の『でこ(人形)』に似ていることから『でこまわし』と呼ばれるようになりました。
具材は、『ごうしいも』という祖谷地方特有の小さなジャガイモに、岩豆腐、こんにゃくで構成されるのが一般的です。』
(瀬戸内Finder
https://setouchifinder.com/ja/detail/7005
より転載)

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(同上)
鮎の串刺しと一緒に炉辺に刺され、回転させなが焼き上げるそうで、郷土の名物になっている。


youtube
に句の背景がよく分かる動画があった。

『食べ歩き】徳島を堪能!「祖谷のかずら橋」編』


https://youtu.be/AxO8Oz_H5Z8



四国は日本酒も辛口の佳い酒が揃っているし、いつの日か祖谷のかずら橋に行き、「でこまわし」と鮎ぐしを肴に飲んでみようと思う。





2019-03-09 (Sat)

2019/03/09  日記  紅梅

2019/03/09  日記  紅梅

2019/03/09 (土) 旧暦:2月3日 祝日・節気:  日出:6時01分 日没:17時42分 月出:7時31分 月没:20時00分 月齢:2.46 干支: 乙巳 六曜: 仏滅 九星: 三碧木星 今日のあれこれ: 紅梅 「紅梅にメジロ夫婦~春の風物詩、ウメや桜の満開に訪れる野鳥~」 https://youtu.be/dwDcRvJlFLU 『紅梅(こうばい) 初春 ...

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2019/03/09 (土) 旧暦:23日 祝日・節気:  日出:601分 日没:1742分 月出:731分 月没:2000分 月齢:2.46 干支: 乙巳 六曜: 仏滅 九星: 三碧木星


今日のあれこれ: 紅梅


「紅梅にメジロ夫婦~春の風物詩、ウメや桜の満開に訪れる野鳥~」


https://youtu.be/dwDcRvJlFLU




『紅梅(こうばい) 初春

子季語: 薄紅梅
関連季語: 梅
解説: 梅のうち赤い花を咲かせる種類とその花をさす。白梅より少し遅れて暖かさが感じられる頃に開く。濃い色から淡い色、八重、一重などがある。
来歴: 『花火草』(寛永13年、1636年)に所出。
文学での言及: くれなゐの梅が枝に鳴く鶯は声の色さへことにぞありける 藤原俊成『風雅集』

(季語と歳時記)




紅梅の俳句:


・紅梅の咲きそめ岬に光満つ  木下玉葉子


・一輪のとどむ宙あり濃紅梅  岩垣子鹿


・紅梅に青き鳥来て私語ふやす  鈴鹿仁


・紅梅のいのち燃えよと夕日さす  林翔


・紅梅のかくもしだれて地に触れず  鷹羽狩行



しだれ梅が満開だそうだ。
鈴鹿の森庭園では、夜のライトアップも行われている。

「鈴鹿の森庭園 #しだれ梅#鈴鹿の森庭園#天の龍#地の龍」


https://youtu.be/19kHMEoFUJc


桜は夜桜見物は普通に行われるが、梅も夜楽しめるのだ。

青空に映える白梅は端正な佇まい。
夜の闇を背景に灯りに浮かぶしだれ紅梅は艶がある。
寧ろ妖艶と表現したほうが良いかもしれない。

闇を後ろ盾にした美は、妖しさを秘めているのはよくあることだから。





2019-03-08 (Fri)

2019/03/08  日記  鶯

2019/03/08  日記  鶯

2019/03/08 (金) 旧暦: 2月2日 祝日・節気:  日出: 6時02分 日没: 17時41分月出: 7時02分 月没: 19時04分 月齢: 1.46 干支: 甲辰 六曜:先負 九星: 二黒土星 今日のあれこれ: 鶯 「源平梅に鶯のつがいが飛来」 https://youtu.be/xVCpTTrUJPE 『鶯(うぐいす、うぐひす) 三春 ♪ 子季語: 黄鶯、匂鳥、歌よみ鳥、経よみ鳥、...

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2019/03/08 (金) 旧暦: 22日 祝日・節気:  日出: 602分 日没: 1741分月出: 702分 月没: 1904分 月齢: 1.46 干支: 甲辰 六曜:先負 九星: 二黒土星


今日のあれこれ: 鶯

「源平梅に鶯のつがいが飛来」


https://youtu.be/xVCpTTrUJPE



『鶯(うぐいす、うぐひす) 三春

子季語: 黄鶯、匂鳥、歌よみ鳥、経よみ鳥、花見鳥、春告鳥、初音、鶯の谷渡り、流鶯、人来鳥

関連季語: 笹鳴、老鶯
解説: 鶯は、春を告げる鳥。古くからその声を愛で、夏の時鳥、秋の雁同様その初音がもてはやされた。梅の花の蜜を吸いにくるので、むかしから「梅に鶯」といわれ、梅につきものの鳥とされてきた。
最初はおぼつかない鳴き声も、春が長けるにしたがって美しくなり、夏鶯となるころには、けたたましいほどの鳴き声になる。
来歴: 『花火草』(寛永13年、1636年)に所出。
文学での言及: 鶯の谷より出づる声なくは春来ることをたれかしらまし 大江千里『古今集』
実証的見解: 鶯はスズメ目ウグイス科ウグイス属の留鳥で、日本各地の山地の明るい笹薮などに生息する。体長十五センチくらいで、雀ほど。背がみどりがかった茶褐色で、腹はやや白っぽい。
食性は雑食で、春から夏に虫を捕食し、秋や冬には木の実や植物の種子などを食べる。時鳥の托卵の対象となる。

(季語と歳時記)



鶯の俳句:


・湖訪へば鶯の声澄み渡る  島崎勇作


・うら若き鶯の声藪の中  天田美保子


・鴬の二タ声聞こえ耳澄ます  高木智


・気付きたるより鶯の庭となる  黒川悦子


・口笛に応へ鶯鳴きにけり  小倉陶女


庭の梅が満開になった。
今日は、風も収まり、陽射しがあり、晴れ渡ったので、青空を背景に梅の白い花が美しい。

白梅の枝に鶯が来て啼いてくれれば画になるのだが、家には鵯は来るが鶯は見かけない。
鶯の縄張りになっていないのだろう。


梅に鶯、決まった取り合わせで、目新しいものではなく、有りふれた平凡な光景だ。
しかし、俳人たちは湖、藪、庭、お寺などそれぞれの場所で鶯の鳴き声に耳と心を澄ましている。

例句を読んでいて、先日見たTVYOUは何しに日本へ?」に登場した75歳の旅人、フランス人を思い出した。

空港でインタビューを受けた彼は、世界196カ国のうち175カ国を訪れた事がある旅人で背中のリュック一つで世界を放浪している。
何処が一番素晴らしい国かと聞かれて、彼は「美しい日本だよ」と答える。来日は23回目になっている。

日本に秘密の場所があると言い、番組ではその場所まで彼に着いていく。
関空から電車、フェリー、バスを何回か乗り継いで着いた場所は、高知県安芸郡の甲浦という港町。
江戸時代には盛んだったが今は寂びれている港町は四国には何処にでもある。

港の湾内に係留された漁船、静かで穏やかな空気がま港の街に溢れている。
平和だがこれと言った見どころ観光ポイントがある訳でもないこの港町が彼のお気に入りだ。
小高い丘の上にあるベンチに座り、波の音を聞くともなく聴いているのが彼の至上の刻だと言う。

彼は、元国連の職員で、紛争地を仕事の場所にしていた、特にナミビアの独立戦争の内戦で一般市民が悲惨な生活をしなければならない現状に心をひどく傷つけられた。

10
年前ヒッチハイクの時、偶々降り立った甲浦の港にある平和に心を魅せられ、それ以来8回も訪れて、平和に生きる事を楽しんでいる。

梅に鶯、ありふれた取り合わせだが、俳句の世界には穏やかな世界がある、自然に祝福された季節がある。
その中に身を置いて、心を十七文字に凝縮する楽しみがある。

平和も俳句も紛争地では許されない贅沢だ。
フランス人の彼も俳句の世界を楽しむことができれば良いのだが。




2019-03-07 (Thu)

2019/03/07  ZUMBA音楽  Buzina by Pabllo Vittar

2019/03/07  ZUMBA音楽  Buzina by Pabllo Vittar

ZIN79の採用曲のダンス動画をyoutubeで見ていた。 「BUZINA」と言う曲を、かわい子ちゃんが一人で軽やかに踊っている。 実際体重も軽いだろうが、踊りも軽い感じであまり濃艶ではない。 「BUZINA - Pabllo Vittar | ZIN 79 | ZUMBA Fitness」 https://youtu.be/qWFDjt4YcNc Mariya Belchikovaは、ロシアのモスクワを拠点に活動している人だ。 ...

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ZIN79
の採用曲のダンス動画をyoutubeで見ていた。

BUZINA」と言う曲を、かわい子ちゃんが一人で軽やかに踊っている。
実際体重も軽いだろうが、踊りも軽い感じであまり濃艶ではない。

BUZINA - Pabllo Vittar | ZIN 79 | ZUMBA Fitness


https://youtu.be/qWFDjt4YcNc

Mariya Belchikova
は、ロシアのモスクワを拠点に活動している人だ。


原曲の「BUZINA」を調べてみると、Official Audioの登録があった。

Pabllo Vittar - Buzina (Audio Oficial)


https://youtu.be/mFdkXz2wb3I


カバーの写真は、Mariyaと違ってセクシーなムンムンする女性だが、名前はPabllo Vittarで、何か違和感がある。

調べてみると、Pabllo Vittarはブラジルのシンガーソングライターで、ブラジルでは知らない人はいない歌手だそうだ。

次に、へ~!と言う事が判り、違和感の源がはっきりした。
Pabllo Vittar
は二卵性双生児で、もう一人は姉で本人は男の子だった。

1994
年生まれの24歳、こどもの頃から音楽的な活動を始め、2013年頃からプロとして活発な活動を行い、2017年にリリースした「KO」が大ヒットし、ブラジルで歌手として成功した。

彼はと言うか彼女と言うか、Pablloは、ブラジルのドラッグクイーンとして生活しており、LGBTQ +世界の代表の様な位置にいると書かれている。

馴染みのない世界なので、調べてみた。

ドラッグクイーンはWikiによれば以下の通りである。
『ドラァグクイーンの起源は、男性の同性愛者が性的指向の違いを超えるための手段として、ドレスやハイヒールなどの派手な衣裳を身にまとい、厚化粧に大仰な態度をすることで、男性が理想像として求める「女性の性」を過剰に演出したことにあるといわれる。
本来はサブカルチャーとしてのゲイ文化の一環として生まれた異性装の一つであるため、ドラァグクイーンには男性の同性愛者や両性愛者が圧倒的に多い。しかし近年では男性の異性愛者や女性がこれを行うこともある。また趣味としてこれを行う者からプロのパフォーマーとして活躍する者まで、ドラァグクイーンの層も厚くなっている。』

LGBT
は知っていたが、「LGBTQ +」は何かわからない。

LGBT
は、レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダー。
Q」は、「クエスチョニング(Questioning)」「クィア(Queer)」だそうだ。

人間の性についての自己認識や性的指向は、多様性があり
レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダーの4類型には綺麗に整理できないそうだ。

クエスチョニング(Questioning)というのは、以下引用する。
『クエスチョニングとは、自身の性自認(自分の性を何と考えるか)や性的指向(どんな性を好きになるか)が定まっていない、もしくは意図的に定めていないセクシュアリティを指します。

 
たとえば、
・あえて自分の性自認や性的指向を決めない方が生きやすい
・まだ決めかねている最中
・どのセクシュアリティもピンと来ない
・「わからない」が自然

といったような理由で、クエスチョニングを自認している場合があります。
つまり、性自認や性的指向について、「まだ決まっていないと思う」「わからない、違和感がある」「ひとつに決まるものではないと思う」などに当てはまるのが、このクエスチョニングです。

クエスチョニングは、このようなかたちの
性自認について指している場合
性的指向について指している場合
↑の両方について指している場合
の3パターンがあります。

また、性自認においては、クエスチョニングと似たような言葉で「Xジェンダー」というものも存在しています。

しかし、そういった名前の付いた性に自分を当てはめることで生きやすくなる人もいれば、当てはめない方が心地よいと感じる人もいます。そのための「クエスチョニング」なのです。

自分をどう定義するかは、その人の自由ですからね。
...』
JobRainbow


外国の性の世界は複雑だと感心するが、日本でも昔は稚児趣味があったし、男が女装するのは女形があり、職業としての性は、本物より女性らしいとも言われるから、日本も例外ではない。


違和感が解消したので、Audioだけではない
Pabllo Vittar – Buzina」のOfficial Videoを安心してみることができる。

Pabllo Vittar - Buzina (Official Music Video)


https://youtu.be/J6UBEhPVf1w


宇宙船に乗って地球を飛び出して、着いた世界は、はやぶさ2が降りた「リュウグウ」の様な岩だけの世界。

其処にいるのは、人間の姿をしているが、薄気味悪い表情をした生物だ。
歌舞伎の隈取は気味悪くはないが、このダンサーたちの顔は気味が悪い、感情を読めない目の色、鼻なのか何なのか訳のわからない中心部、プレデターの方がまだ醜くない。

Pabllo Vittar
の世界は、動画も異次元だった。



原曲は、ポルトガル語の歌詞で、見つけることが出来た

Buzina
Pabllo Vittar

Senhoras e senhores
É um prazer recebê-los aqui
Apertem os cintos e tenham todos uma boa viagem

É tentação, emoção, fritação
Bota a mão no coração, que ele vai acelerar
Eita, menina, quando toca essa batida
Todo mundo se anima e começa a rebolar

Preste atenção no poder da tentação
E da buzina quando toca fazendo sair do chão
Agora preste atenção no poder da tentação
E da buzina-zina-zina-zina-zina-zinação

Buzina-zina-zina-zina-zina-zinação

Chega o calor, não dá pra controlar
Pressão subiu, já vamo decolar
Eu quero ver quem vai se segurar
Quando isso aqui balançar
Quando a buzina tocar

Beat no grau, pressão a mil
Equalizou, tá queimando o pavio
Aperta o cinto, que o brega vai tocar
Todo mundo vai dançar

É tentação, emoção, fritação
Bota a mão no coração, que ele vai acelerar
Eita, menina, quando toca essa batida
Todo mundo se anima e começa a rebolar

Preste atenção no poder da tentação
E da buzina quando toca fazendo sair do chão
Agora preste atenção no poder da tentação
E da buzina-zina-zina-zina-zina-zinação
(Sai do chão)



ポルトガル語なので判らないが、

内容は、宇宙船で飛び出して、目眩くスピードの中で、誘惑・感情・燃え上がりに身を任せよう。
リズムに乗れば、興奮は止められず、身体は震える。
誘惑の力は注意すべきだ
と言っているようだ。



最後に、Pabllo Vittarの最初の大ヒット「KO」を見てみよう。
この曲のほうが、前衛的でなく、解りやすい。
再生回数も3億回を超えている。


Pabllo Vittar - K.O. (Videoclipe Oficial)


https://youtu.be/3L5D8by1AtI




【データ】


JobRainbow
LGBTQ+
Qって何?~実はよく知らないクエスチョニング・クィア~
http://jobrainbow.net/queerandquestioning