2017年10月04日 - 菜花亭日乗

菜花亭日乗

菜花亭笑山の暇つぶし的日常のつれづれ。 散歩する道筋は、日本酒、俳句、本、音楽、沖縄、泡盛、カメラに...etc

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2017-10-04 (Wed)

2017/10/04  日記  名月

2017/10/04  日記  名月

2017/10/4 (水) 旧暦:8月15日 祝日・節気: 中秋の名月 日出 :5時37分 日没:17時21分 月出:16時42分 月没:3時35分 月齢:13.9 干支: 甲子 六曜: 仏滅 九星: 六白金星 今日のあれこれ: 名月 (2017/10/04 中秋の名月) 『名月(めいげつ) 仲秋 子季語: 明月、満月、望月、望の月、今日の月、月今宵、今宵の月、三五の月、三五夜、十五...

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2017/10/4 (水) 旧暦:815日 祝日・節気: 中秋の名月 日出 :537分 日没:1721分 月出:1642分 月没:335分 月齢:13.9 干支: 甲子 六曜: 仏滅 九星: 六白金星

今日のあれこれ: 名月

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2017/10/04 中秋の名月)



『名月(めいげつ) 仲秋
子季語: 明月、満月、望月、望の月、今日の月、月今宵、今宵の月、三五の月、三五夜、十五夜、芋名月、中秋節
関連季語: 月、待宵、十六夜、立待月、居待月、臥待月、更待月、良夜
解説: 旧暦八月十五日の月のこと。「名月をとつてくれろと泣く子かな」と一茶の句にもあるように、手を伸ばせば届きそうな大きな月である。団子、栗、芋などを三方に盛り、薄の穂を活けてこの月を祭る。
来歴:『俳諧初学抄』(寛永18年、1641年)に所出。
文学での言及: 水の面に照る月なみを数ふれば今宵ぞ秋のも中なりける 源順『拾遺集』
実証的見解: 中秋の名月は旧暦が日本に伝わる前からあった年中行事である。太古、日本は里芋を重要な食料としてをり、中秋の名月はその里芋の収穫祭であった。中秋の名月を芋名月ともい
うのはその名残である。また、中秋の名月は必ずしも満月とはかぎらない。確率的には満月でないほうが多い。これは旧暦と月齢がぴったり一致しないためであり、新月から満月までの時間にぶれが生じるためである。ちなみに今年(二〇〇九年)の中秋の名月は新暦の十月三日であるが、満月になるのはそれより一日遅い十月四日である。』
(季語と歳時記)



名月の俳句:



・名月や北国日和定めなき 松尾芭蕉



・名月や夜は人住ぬ峰の茶屋 与謝蕪村



・名月や僅かの闇を山の端に 上島鬼貫



・名月や竹を定むるむら雀 榎本其角



・名月や車きしらす辻番屋 内藤丈草




今日は十五夜、中秋の名月。

古式ゆかしく、三方にお団子を飾り、薄の花をたてればよいのだが、そこまでできない気ぜわしさ。
心のなかでイメージするのみだ。

例句は、古人の句を纏めた。
昔の人は月を愛した。
名月の句を沢山詠んでいる。

今日は雲一つない空。
月の光に浮かぶ雲の無い空は、漆黒の闇だ。



掲載の写真は、コンデジを持ち出してベランダから手持ちで撮影した。
F2.01/10秒位だろう。

望遠レンズに三脚で長時間露光をやれば、精細な月面写真も撮れるだろうが、それでは月の痘痕顔が写ってしまう。

闇を照らす満月の姿は、この写し方の方が美しい。





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