2016/08/31(水)旧暦: 7月29日 祝日・節気:二百十日 日出:5時12分 日没:18時09分 月出:3時49分 月没:17時24分 月齢:28.26 干支:乙酉 六曜:大安 九星:九紫火星 今日の季語: 二百十日 「台風10号は温帯低気圧に 大雨や強風で被害相次ぐ(16/08/31)」https://youtu.be/kFxabaEQrV4 『二百十日(にひゃくとおか、にひやくとをか) 仲秋子季語: 厄日、二百二十日解説: 立春から数えて二百十日...
2016/08/31(水)旧暦: 7月29日 祝日・節気:二百十日 日出:5時12分 日没:18時09分 月出:3時49分 月没:17時24分 月齢:28.26 干支:乙酉 六曜:大安 九星:九紫火星
今日の季語: 二百十日
「台風10号は温帯低気圧に 大雨や強風で被害相次ぐ(16/08/31)」
『二百十日(にひゃくとおか、にひやくとをか) 仲秋
子季語: 厄日、二百二十日
解説: 立春から数えて二百十日目をいう。新暦九月一日ころにあたる。台風シーズンの到来が、稲の開花時に当るため特に警戒したものである。二百二十日とともに稲作農家にとっては厄日とする。
来歴: 『俳諧通俗誌』(享保2年、1716年)に所出。
実証的見解: 二百十日は、なぜ二十四節気の一つ「立春」から数えるのか。二十四節気は太陽暦に基づいて一年を二十四に分けたもので、旧暦と違って季節のずれがなく、農作業の目安となる。
新暦の二月四日ころにあたる立春は、ちょうど旧暦の正月のころと重なる。正月も年のはじめなら、「立春」もまた年のはじめ。立春を年のはじめと定めることで、「八十八夜」「二百十日」というような季節点をおき、農事の目安や自然災害に対する備えとしたので
ある。』
(季語と歳時記)
二百十日の俳句:
・昨夜の雨上がりし二百十日かな 廣瀬雅男
・雨逝きて二百十日の町流し 高畑信子
・肝吸ふや二百十日の晴れわたる 加茂達彌
・戸をたたく二百十日の風の音 海村禮子
・慎みて二百十日の海と空 浜福恵
迷走して、日本の南端まで行き、出戻ってきて今度は東北へ上陸した台風10号。
迷惑だったが、漸く日本海に抜けた。
東海地方は、大きな被害はなかったが、東北・北海道は、災害により死者も出て、氾濫の被害も大きい。
二百十日の今日は、天災の厄日だ。
一日台風は早まり、今日は晴れて、暑くなったが。
吹き返しの風だろうか、かなり吹いている。
俳人たちの二百十日は過去のことだが、今日と変わることはない。
二百十日は、変わらない。
祈りは、海、空自然に対して。
死者に対して。
被災者に対して。
自分に対して。浜の句は、「慎みて」が好きだ。