2016年08月 - 菜花亭日乗
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菜花亭日乗

菜花亭笑山の暇つぶし的日常のつれづれ。 散歩する道筋は、日本酒、俳句、本、音楽、沖縄、泡盛、カメラに...etc

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2016-08-31 (Wed)

2016/08/31  日記  二百十日

2016/08/31  日記  二百十日

2016/08/31(水)旧暦: 7月29日 祝日・節気:二百十日 日出:5時12分 日没:18時09分 月出:3時49分 月没:17時24分 月齢:28.26 干支:乙酉 六曜:大安 九星:九紫火星 今日の季語: 二百十日 「台風10号は温帯低気圧に 大雨や強風で被害相次ぐ(16/08/31)」https://youtu.be/kFxabaEQrV4   『二百十日(にひゃくとおか、にひやくとをか) 仲秋子季語: 厄日、二百二十日解説: 立春から数えて二百十日...

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2016/08/31(水)旧暦: 729日 祝日・節気:二百十日 日出:512分 日没:1809分 月出:349分 月没:1724分 月齢:28.26 干支:乙酉 六曜:大安 九星:九紫火星


 


今日の季語: 二百十日


 


「台風10号は温帯低気圧に 大雨や強風で被害相次ぐ(16/08/31)



https://youtu.be/kFxabaEQrV4


 


 


 


『二百十日(にひゃくとおか、にひやくとをか) 仲秋


子季語: 厄日、二百二十日


解説: 立春から数えて二百十日目をいう。新暦九月一日ころにあたる。台風シーズンの到来が、稲の開花時に当るため特に警戒したものである。二百二十日とともに稲作農家にとっては厄日とする。


来歴: 『俳諧通俗誌』(享保2年、1716年)に所出。


実証的見解: 二百十日は、なぜ二十四節気の一つ「立春」から数えるのか。二十四節気は太陽暦に基づいて一年を二十四に分けたもので、旧暦と違って季節のずれがなく、農作業の目安となる。


新暦の二月四日ころにあたる立春は、ちょうど旧暦の正月のころと重なる。正月も年のはじめなら、「立春」もまた年のはじめ。立春を年のはじめと定めることで、「八十八夜」「二百十日」というような季節点をおき、農事の目安や自然災害に対する備えとしたので


ある。』


(季語と歳時記)


 


 


 


二百十日の俳句:


 


 


・昨夜の雨上がりし二百十日かな  廣瀬雅男


 


 


・雨逝きて二百十日の町流し  高畑信子


 


 


・肝吸ふや二百十日の晴れわたる  加茂達彌


 


 


・戸をたたく二百十日の風の音  海村禮子


 


 


・慎みて二百十日の海と空  浜福恵


 


 


 


 


迷走して、日本の南端まで行き、出戻ってきて今度は東北へ上陸した台風10号。


迷惑だったが、漸く日本海に抜けた。


東海地方は、大きな被害はなかったが、東北・北海道は、災害により死者も出て、氾濫の被害も大きい。


 


二百十日の今日は、天災の厄日だ。


一日台風は早まり、今日は晴れて、暑くなったが。


吹き返しの風だろうか、かなり吹いている。


 


俳人たちの二百十日は過去のことだが、今日と変わることはない。


二百十日は、変わらない。


 


祈りは、海、空自然に対して。


死者に対して。


被災者に対して。


自分に対して。浜の句は、「慎みて」が好きだ。


 


 

2016-08-30 (Tue)

2016/08/30  日記  秋気

2016/08/30  日記  秋気

2016/08/30(火)旧暦: 7月28日 祝日・節気: 日出:5時11分 日没:18時11分 月出:2時50分 月没:16時44分 月齢:27.26 干支:甲申 六曜:仏滅 九星:一白水星今日の季語: 秋気(T☆Messagehttp://blogs.yahoo.co.jp/seitai_tomutomu/67694651.htmlより転載)『秋気(しゅうき、しうき)  三秋子季語: 秋気澄む、秋の気解説: 冷やかに澄む秋の空気をいう。唐の詩人柳宗元の詩「秋気南澗二集ヒ、独リ遊ブ亭午ノ時...

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2016/08/30(火)旧暦: 7月28日 祝日・節気: 日出:5時11分 日没:18時11分 月出:2時50分 月没:16時44分 月齢:27.26 干支:甲申 六曜:仏滅 九星:一白水星


今日の季語: 秋気


T☆Message
http://blogs.yahoo.co.jp/seitai_tomutomu/67694651.html
より転載)



『秋気(しゅうき、しうき)
  三秋
子季語: 秋気澄む、秋の気
解説: 冷やかに澄む秋の空気をいう。唐の詩人柳宗元の詩「秋気南澗二集ヒ、独リ遊ブ亭午ノ時」よる季語とされる。』
(季語と歳時記)



秋気の俳句:




・八ヶ岳の彼方に富士山や秋気澄み   塩見治郎




・いづこより調律の音秋気澄む   菅野日出子




・秋気澄むはち切れさうな握り飯   北川孝子





迷走台風10号が、北に進み、東海地方から離れた今朝、空気が変わった。
 夏の熱のこもった蒸し暑い空気から、爽やかに肌に触れ過ぎ去る秋の空気に変わった。

岩手に上陸したそうなので、被害はまだこれからの場所もあり油断はできない。
 太平洋側から西向きに上陸する台風は史上初だ。

寝苦しい夜が続いたので、今朝の澄んだ秋気は人を蘇生させた。
 気が澄めば心も澄む。心も感受性を回復する。

何気ない調律の音色にも心は反応する。
外に出て身体を動かし、木陰に座って、語らいながら大きなおにぎりにかぶりつきたくなる。



2016-08-29 (Mon)

2016/08/29  日記  木槿

2016/08/29  日記  木槿

 2016/08/29(月)旧暦: 7月27日 祝日・節気: 日出:5時10分 日没:18時12分 月出:1時50分 月没:16時00分 月齢:26.26 干支:癸未 六曜:先負 九星:二黒土星 今日の季語: 木槿 (さんぽふぉと!http://sanpophoto2.blog18.fc2.com/blog-entry-450.html より転載) 『ムクゲ(木槿、学名: Hibiscus syriacus)はアオイ科フヨウ属の落葉樹。別名ハチス[1]、もくげ。庭木として広く植栽されるほか、夏...

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2016/08/29(月)旧暦: 7月27日 祝日・節気: 日出:5時10分 日没:18時12分 月出:1時50分 月没:16時00分 月齢:26.26 干支:癸未 六曜:先負 九星:二黒土星


 


今日の季語: 木槿

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(さんぽふぉと!


http://sanpophoto2.blog18.fc2.com/blog-entry-450.html


より転載)



『ムクゲ(木槿、学名: Hibiscus syriacus)はアオイ科フヨウ属の落葉樹。別名ハチス[1]、もくげ。庭木として広く植栽されるほか、夏の茶花としても欠かせない花である。

和名は、「むくげ」。「槿」一字でも「むくげ」と読むが、中国語の木槿(ムーチン)と書いて「むくげ」と読むことが多い。また、『類聚名義抄』には「木波知須(きはちす)」と記載されており、木波知須や、単に波知須(はちす)とも呼ばれる。『万葉集』では、秋の七草のひとつとして登場する朝貌(あさがお)がムクゲのことを指しているという説もあるが、定かではない。白の一重花に中心が赤い底紅種は、千宗旦が好んだことから、「宗丹木槿(そうたんむくげ)」とも呼ばれる。

中国語では「木槿/木槿」(ムーチン)、韓国語では「무궁화」(無窮花; ムグンファ)、木槿;モックンという。英語の慣用名称の rose of Sharon はヘブライ語で書かれた旧約聖書の雅歌にある「シャロンのばら」に相当する英語から取られている [2]
...
文化の中のムクゲ
初期の華道書である「仙伝抄(1536)」では、ムクゲはボケ、ヤマブキ、カンゾウなどとともに「禁花(基本的には用いるべきではない花)」とされ、「替花伝秘書(1661年)」「古今茶道全書(1693年)」でも「きらひ物」「嫌花」として名が挙がっている。ほか「立花初心抄(1677)」「華道全書(1685)」「立華道知辺大成(1688)」では「一向立まじき物」「一向立べからざる物」としてムクゲの使用を忌んでいる。「池坊専応口伝(1542)」「立花正道集(1684)」「立花便覧(1695)」などではいずれも祝儀の席では避けるべき花として紹介されているが、「立花正道集」では「水際につかふ草木」の項にも挙げられており、「抛入花伝書(1684年)」「立華指南(1688年)」などでは具体的な水揚げの方法が記述され禁花としての扱いはなくなっている。天文年間(1736-1741)の「抛入岸之波」や生花百競(1769)では垂撥に活けた絵図が掲載される一方で、1767年の「抛入花薄」では禁花としての扱いが復活する[3]など、時代、流派などによりその扱いは流動的であった。江戸中期以降は一般的な花材となり、様々な生け花、一輪挿し、さらには、枝のまたの部分をコミに使用して、生け花の形状を整えるのに使われてきた。茶道においては茶人千宗旦がムクゲを好んだこともあり、花のはかなさが一期一会の茶道の精神にも合致するとされ、現代ではもっとも代表的な夏の茶花となっている。

白氏文集の巻十五、放言の「松樹千年終是朽 槿花一日自成栄」(松の木は千年の齢を保つがいずれは朽ち、ムクゲの花は一日の命だがその生を大いに全うする)の文句でもよく知られる。この語句が「わずか一日のはかない栄え」の意に取られて、「槿花一日の栄」「槿花一晨の栄え」「槿花一朝の夢」といったことわざをも生んだ。

俳句では秋の季語である。俳諧師の松尾芭蕉は1684年(貞享元年)『野ざらし紀行』の旅で、「道のべの木槿(もくげ)は馬にくはれけり」という句を詠んでおり、栃木県下都賀郡野木町友沼にある法音寺に芭蕉の句碑として残されている。同じく俳諧師の小林一茶も、「それがしも其(そ)の日暮らしぞ花木槿」という句を詠んだ。

江戸時代後期の歌人、香川景樹は『桂園一枝』にて、「生垣の小杉が中の槿の花これのみを昔はいひし朝がほの花」と詠んでおり、「槿」は「あさがほ」と読ませた[4]。明治から大正にかけて、アララギを代表した斎藤茂吉は第二歌集『あらたま』で、「雨はれて心すがしくなりにけり窓より見ゆる白木槿(しろむくげ)のはな」という歌を詠んだ。』
Wikipedia



木槿の俳句:




・すがすがし一日木槿の花を掃く  東亜未




・お隣りと朝の挨拶木槿垣  舩越美喜




・あらがはず一日終へる木槿かな  篠田純子





木槿の俳句を読んでいて、木槿には心を穏やかに、明るくする力があるように思った。

東は木槿のお陰で清々しい一日を過ごし、感謝している。
朝から言い争い、いがみ合えば一日暗く重い気分になる。

お隣との関係は、常にハッピーではない、紛争も多いものだ。
が、舩越は木槿垣越しに。朝の挨拶をお隣としている。
お隣と仲良くなれるのなら木槿の垣根に取り替えたほうが良い。

篠田は、平穏に過ごすことが出来た一日を木槿に報告している。


変な台風10号は、沖縄まで行ってから出発点まで引き返し、今度は関東から東北に上陸し、横断しそうだ。


稔の秋を迎えた陸奥には迷惑な奴だ。福島第一の汚染水は大丈夫だろうか。




2016-08-28 (Sun)

2016/08/28  日記  無花果

2016/08/28  日記  無花果

2016/08/28(日)旧暦: 7月26日 祝日・節気: 日出:5時09分 日没:18時13分 月出:0時53分 月没:15時10分 月齢:25.26 干支:壬午 六曜:友引 九星:三碧木星 今日の季語: 無花果 (アサヒカメラ.net http://dot.asahi.com/tenkijp/suppl/2015091300025.html より転載) 『無花果: 青無花果 晩秋 全国各地で栽培されるクワ科...

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2016/08/28(日)旧暦: 726日 祝日・節気: 日出:509分 日没:1813分 月出:053分 月没:1510分 月齢:25.26 干支:壬午 六曜:友引 九星:三碧木星

今日の季語: 無花果

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(アサヒカメラ.net
http://dot.asahi.com/tenkijp/suppl/2015091300025.html
より転載)



『無花果: 青無花果
晩秋
全国各地で栽培されるクワ科の落葉小高木。花を付けずに実がなるように見え、無花果の字が当てられているが、実際には春から夏に花嚢の中に無数の白い花が咲き、それが秋に熟れて暗紫色の実となる。』
(季語と歳時記)




無花果の俳句:



・持て成しの無花果捥ぎて島の宿  岡田満喜子



・いちじくの裂け口の色みずみずし  池田光子



・無花果の乳のにほひに雨あがる  杉浦典子


・無花果やいつもどほりの朝の来て  安藤久美子


・無花果の熟れて安堵の眠りかな  寺田すず江




スーパーの店頭に無花果が並べられていた。
もう無花果の季節かと取り上げたが、歳時記では晩秋になっている。
少し早すぎた。

メロンとは違って、無花果は庶民の果物。
肩のこらない気軽さが良い。

変わらない平凡な暮らしに無花果はよく似合う。

いつもどおりの大切さが実感できる果物だ。



2016-08-27 (Sat)

2016/08/27  ZUMBA音楽  Soltero

2016/08/27  ZUMBA音楽  Soltero

Soltero は、Megamix54に収録され、ジャンルは、Merengue Urbanoになっている。 原曲は、GRUPO TREOが歌っている。 Cover Audioが登録されているので、聴いてみよう。 軽快なリズムの曲だ。 TREO - Soltero (Cover Audio) https://youtu.be/c6oZladQ-w4 GRUPO TREOは、ZUMBAによく登場するアルゼンチンの男3人のグループだ。 ...

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Soltero

は、Megamix54に収録され、ジャンルは、Merengue Urbanoになっている。

原曲は、GRUPO TREOが歌っている。

Cover Audio
が登録されているので、聴いてみよう。
軽快なリズムの曲だ。

TREO - Soltero (Cover Audio)

https://youtu.be/c6oZladQ-w4


GRUPO TREO
は、ZUMBAによく登場するアルゼンチンの男3人のグループだ。
このブログでも、2曲取り上げている。

2014/04/14 ZUMBA音楽 Te Gusta (Grupo Treo)
http://blog.goo.ne.jp/nabanatei/e/2a51663c9f3e243cb04143b8ec5a7650


2013/11/11 ZUMBA音楽 Boom Grupo Treo)」
http://blog.goo.ne.jp/nabanatei/e/e66c4853f01b9a2e58b74baa31d899f1

これ以前には、Pégateもヒットしている。


Soltero
は、今年の5月にリリースされたアルバム「TREO GENERA」に収録されている。
TREO
は、歌詞の動画も公開してくれることがあり、ありがたいが、このSolteroには無いようだ。

ネットで検索してみたが今のところ見つからない、いずれ登録されるようになるだろう。
曲名の「Soltero」は、英語では「Single」。
色々な意味が込められているのだろうが、歌詞がないので詳しいことはわからない。


スタジオ動画では、すでに取り上げているスタジオも多い。
これは登録されたばかりの動画。

Zumba Routine on Soltero by Tre O | Zumba Dance Fitness | Choreographed by Vijaya Tupurani

https://youtu.be/94LkmPQIgPo


今後も採用するスタジオは増えて、人気曲になりそうだ。



【データ】

オフィシャルサイト

http://grupotreo.com/


Twitter
https://twitter.com/GrupoTreo


Facebook
https://www.facebook.com/grupotreo?fref=ts


Instagram
https://www.instagram.com/grupotreo/


Google+
https://plus.google.com/+GrupoTreo




2016-08-27 (Sat)

2016/08/27  日記  鬼灯

2016/08/27  日記  鬼灯

2016/08/27(土)旧暦: 7月25日 祝日・節気: 日出:5時09分 日没:18時15分 月出:---- 月没:14時15分 月齢:24.26 干支:辛巳 六曜:先勝 九星:四緑木星 今日の季語: 鬼灯 (コンポラ http://www.compora.com/Japan/Matsuri/7-11.html より転載) 『鬼灯: 酸漿、虫鬼燈 初秋 ナス科の多年草。黄白色の花が咲いた後、袋状の萼...

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2016/08/27(土)旧暦: 725日 祝日・節気: 日出:509分 日没:1815分 月出:---- 月没:1415分 月齢:24.26 干支:辛巳 六曜:先勝 九星:四緑木星

今日の季語: 鬼灯

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(コンポラ
http://www.compora.com/Japan/Matsuri/7-11.html
より転載)



『鬼灯: 酸漿、虫鬼燈
初秋
ナス科の多年草。黄白色の花が咲いた後、袋状の萼に包まれた球状の実が赤く色づく。種子を抜き取って風船のようにした実を口に含んで鳴らして遊ぶ。』
(季語と歳時記)



鬼灯の俳句:



・鬼灯の卑弥呼の色となりゆけり  小林共代



・うつむけば心急くなり青鬼灯  真木早苗



・鬼灯の疹いて熟るる秘密かな  後藤眞由美



・鬼灯のたれも持ちゐるかんしやく玉  小嶋洋子




鬼灯は、ノスタルジックで長閑な面ばかりではないらしい。
女性にとっては、時限爆弾のような危うさを秘めているようだ。

青鬼灯から次第に熟して色も赤く熟れていく。
この変わり行く変化をじっと見続けている目の中に妖しさが生まれ、鬼灯と同じように変化していくのだろうか。

小嶋はかんしゃく玉というが、知らないうちに破裂させてもらっては、危ない。




2016-08-26 (Fri)

2016/08/26  日記  秋暑し

2016/08/26  日記  秋暑し

2016/08/26(金)旧暦: 7月24日 祝日・節気: 日出:5時08分 日没:18時16分 月出:23時58分 月没:13時16分 月齢:23.26 干支:庚辰 六曜:赤口 九星:五黄土星 今日の季語: 秋暑し 「真夏のカラス ( 保久良神社)」 https://youtu.be/_S4iu-PWEj4 『残暑(ざんしょ) 初秋 子季語: 残る暑さ、秋暑し、秋暑、餞暑 解説: 立秋を過ぎた...

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2016/08/26(金)旧暦: 724日 祝日・節気: 日出:508分 日没:1816分 月出:2358分 月没:1316分 月齢:23.26 干支:庚辰 六曜:赤口 九星:五黄土星

今日の季語: 秋暑し

「真夏のカラス ( 保久良神社)


https://youtu.be/_S4iu-PWEj4



『残暑(ざんしょ) 初秋
子季語: 残る暑さ、秋暑し、秋暑、餞暑
解説: 立秋を過ぎた後の暑さ。例年、八月いっぱいくらいは暑い日がつづく。いったん涼しくなった後で、暑さがぶり返すこともある。
来歴: 『毛吹草』(正保2年、1645年)に所出。
文学での言及   ひとへなる蝉のは衣秋くれば今いくへをかかさねても見ん 源顕仲『永久四百年首』
穐きては風ひやかなる暮もあるにあつれしめらひむづかしのよや 源俊頼『永久四百年首』
うちよする浪より秋はたつた川さても忘れぬ柳影かな 後京極摂政『六百番歌合』
秋来てもなほ夕風を松が根に夏を忘れしかげぞたちうき 藤原定家『風雅集』
』(季語と歳時記)



秋暑しの俳句:



・何騒ぐ鴉秋暑のただならず  斎藤道子



・改築の長引く隣家秋暑し  鈴木浩子



・我を通す人とつき合ひ秋暑し  久保田雪枝



・近道の思はぬ迷路秋暑し  福井鳳水



・意地悪をされてるやうな秋暑し  須賀敏子





夏の暑さは、7月末から8月上旬が本番だ。
年間最高温度を記録するのはこの時期だ。
この時期の暑さは身体に堪える。

立秋を過ぎれば、暦では秋だ。
暑さも残暑になる。
だが、今年の暑さは残暑どころではない。

秋暑しの季語も、今年は一層切実だ。
今年を前提にすると、秋の暑さには焦燥感が伴う。
本番の暑さは身体の暑さとすれば、秋の暑さは心の暑さだ。

いつまでも、ジリジリ暑く、朝も眠りが浅いまま目が覚める。
暑さとの根気比べに負けそうになる時、心は焦燥感に囚われる。

カラスも改築も嫌な奴も自分のチョンボも暑さにともなって焦燥感がジリジリとしてくる。

ああ、今年の秋は暑い。



2016-08-25 (Thu)

2016/08/25  日記  流星

2016/08/25  日記  流星

2016/08/25(木)旧暦: 7月23日 祝日・節気:下弦 日出:5時07分 日没:18時17分 月出:23時07分 月没:12時13分 月齢:22.26 干支:己卯 六曜:大安 九星:六白金星 今日の季語: 流星、流れ星 「2016年ペルセウス座流星群の流れ星」 https://youtu.be/NIYEQtZEsjI 『流星(りゅうせい、英語:meteor、shooting star)、天体現象の1つで夜間に天空...

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2016/08/25(木)旧暦: 723日 祝日・節気:下弦 日出:507分 日没:1817分 月出:2307分 月没:1213分 月齢:22.26 干支:己卯 六曜:大安 九星:六白金星

今日の季語: 流星、流れ星

2016年ペルセウス座流星群の流れ星」

https://youtu.be/NIYEQtZEsjI



『流星(りゅうせい、英語:meteorshooting star)、天体現象の1つで夜間に天空のある点で生じた光がある距離を移動して消える現象。一般的に流れ星とも呼ばれる。原因としては流星物質と呼ばれる太陽の周りを公転する小天体が、地球(または他の天体)の大気に衝突、突入し発光したものである。

流星の元になる小天体は、0.1mm以下のごく小さな塵のようなものから、数cm以上ある小石のようなものまで様々な大きさがある。こうした天体が地球の大気に秒速数kmから数十kmという猛スピードで突入し、上層大気の分子と衝突してプラズマ化したガスが発光する(小天体が大気との空力加熱などにより燃えた状態が流星として見えているわけではない)。これが地上から流星として観測される。通常流星は地上より150kmから100km程度の高さで光り始め、70kmから50kmの高さで消滅する。しかし、元の小天体が特に大きい場合などには、燃え尽きずに隕石として地上に達することがある。なお、見た目に消滅する場合にも流星塵として地球に降り注いでいる。

-3
等から-4等程度よりも明るい流星は、火球と呼ばれる。中には満月より明るい光を放ち、夜空全体を一瞬閃光のように明るくするものもある。

流星を観測する方法としては、流星電波観測、流星眼視観測、流星写真観測、流星TV観測がある。
...』(Wikipedia



流星・流れ星の俳句:



・願ふこと止めて久しき流れ星  松井洋子



・嫁ぐ子の二階の音や流れ星  高尾豊子



・この街もあの人も好き流れ星  浜福恵




流れ星が光っている内に願い事を祈ると、願いが叶う。
それを信じて、空を見上げた昔。
それからどれだけの歳月が流れたことか。
松井は、今また、信じて願いを祈ることに想いを寄せている。

身籠って、産んで、慈しんで育て上げた娘が嫁ごうとしている。
長かった娘との時間も、考えてみれば一瞬のようだ。
折しも流れ星が光って消えた。

夜空の星を眺めると、そこには永遠の宇宙が広がる。
人間のものさしを超えた時間と広がりは理解することも出来ない。
その下で、生きるということの意味は?
星たちは瞬くのみだ。
流れ星は瞬くこともなく消える。
また、星たちを見つめ続けても、瞬くのみだ。

浜の想いは、永遠でもなく瞬く星でもなく、無限の暗黒でもない。
自分が住んでいるこの街、一緒に生きているあの人、この大切なものを永遠にと流れ星に願っている。

そう願うことが出来る浜という詩人はどんな人だろう。




2016-08-24 (Wed)

2016/08/24  日記  蕎麦の花

2016/08/24  日記  蕎麦の花

2016/08/24(水)旧暦: 7月22日 祝日・節気: 日出:5時06分 日没:18時19分 月出:22時20分 月没:11時08分 月齢:21.26 干支:戊寅 六曜:仏滅 九星:七赤金星 今日の季語: 蕎麦の花 「秋ソバの花が見ごろを迎えた戸隠高原2016・4K撮影」 https://youtu.be/SwUM0EZCH5U 『蕎麦の花 初秋               . 蕎麦は茎先に白また...

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2016/08/24(水)旧暦: 722日 祝日・節気: 日出:506分 日没:1819分 月出:2220分 月没:1108分 月齢:21.26 干支:戊寅 六曜:仏滅 九星:七赤金星

今日の季語: 蕎麦の花

「秋ソバの花が見ごろを迎えた戸隠高原20164K撮影」

https://youtu.be/SwUM0EZCH5U



『蕎麦の花
初秋
              .
蕎麦は茎先に白または淡紅色の小花を総状に咲かせる。高所で栽培される蕎麦は品質もよく、高原一面、蕎麦の白い花でおおわれる風景もよく目にする。』
(季語と歳時記)



蕎麦の花の俳句:



・どこまでも空青々と蕎麦の花  早崎泰江



・よく晴れてどこか揺れゐる蕎麦の花  柴田佐知子



・ゆるやかに風受け流す蕎麦の花  木村てる代



・ちらちらと日差し遊ばせ蕎麦の花  伊藤トキノ



・一望の花蕎麦染めて夕日濃し  小倉正穂





中日新聞は

、御嶽山の麓にある開田高原の蕎麦の花が満開だと報じている。

『秋ゆらりとソバの花 木曽・開田高原

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見ごろを迎え、一面を白く染めるソバの花=23日、長野県木曽町で(浅井慶撮影)
写真

御嶽山麓にある長野県木曽町の開田高原で、ソバの花が見頃を迎えた。白いじゅうたんが一面に広がり、涼しい風に揺られている。

木曽町役場開田支所などによると、ソバは高原の約百ヘクタールで栽培され、寒暖差で風味が豊か。今年は例年並みの咲き具合で、九月初旬まで楽しめる。多くの観光客が遊歩道を散策したり写真を撮ったりしていた。

開田高原の二十三日の最高気温は二六・一度。岐阜県土岐市の無職鈴木詮(さとる)さん(75)は「真夏を忘れるような涼しさにかれんな白い花。まるで別世界」と笑顔で話した。』
CHUNICHI Web


平野部や市街地では、気温が35度を超える日が続いており、夏が居座っている。
毎日、入道雲が登場し、遅くなれば夕立だ。
秋は名のみで、夏ばかりだ。

しかし、高原では、そうでもないようだ。
戸隠高原では20日には蕎麦の花が満開。
開田高原でも23日には、蕎麦の花が満開。

高原の蕎麦は一面に植えられる。
蕎麦の花は、小さく、風に揺れやすい。
少しばかりの花には風情はないが、一面の蕎麦の花が、風の通り道に揺れる姿は、高原の秋の情趣に溢れている。


夏の暑さに心身共に疲れてしまった人は、まだ迷っている台風10号の始末が着いたら、蕎麦の花を求めて高原に足を運ぶ方が良い。
風に揺れる蕎麦の花を見ながら、秋の空気を胸いっぱいに吸い込めば、その疲れが癒やされるかもしれない。




2016-08-23 (Tue)

2016/08/23  日記  処暑

2016/08/23  日記  処暑

2016/08/23(火)旧暦: 7月21日 祝日・節気:処暑 日出:5時06分 日没:18時20分 月出:21時36分 月没:10時02分 月齢:20.26 干支:丁丑 六曜:先負 九星:八白土星 今日の季語: 処暑 「木陰で涼む柴犬♀です♪」 https://youtu.be/M_EFh-m0w6M 『処暑(しょしょ)は、二十四節気の第14。七月中(通常旧暦7月内)。 現在広まっている...

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2016/08/23(火)旧暦: 721日 祝日・節気:処暑 日出:506分 日没:1820分 月出:2136分 月没:1002分 月齢:20.26 干支:丁丑 六曜:先負 九星:八白土星

今日の季語: 処暑

「木陰で涼む柴犬♀です♪」

https://youtu.be/M_EFh-m0w6M



『処暑(しょしょ)は、二十四節気の第14。七月中(通常旧暦7月内)。

現在広まっている定気法では太陽黄経が150度のときで823日ごろ。暦ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間とする。恒気法では冬至から2/3年(約243.4906日)後で823日ごろ。

期間としての意味もあり、この日から、次の節気の白露前日までである。

西洋占星術では、処暑を処女宮(おとめ座)の始まりとする。

季節
暑さが峠を越えて後退し始めるころ。『暦便覧』では「陽気とどまりて、初めて退きやまむとすれば也」と説明している。

二百十日・二百二十日とともに台風襲来の特異日とされている。』
Wikipedia



処暑の俳句:



・老犬の処暑の大地にはらばひて 細谷喨々



・名水を汲む列にをり処暑の風  板垣紫洋



・藍染の暖簾新し処暑の風  泉本浩子



・シャワー浴終りてやさし処暑の風  石川元子



・けふ処暑や琥珀の酒に氷鳴り  田所節子




台風が3つも出来て、2つは被害を出しながら、北に去ったが、10号はまだ南海上に留まったまま迷走している。
そのため、東海から西日本にかけて猛暑が続いている。

今日は処暑だが、それどころではない暑さだ。
細谷の句を読んで、わが愛犬を思い出してしまった。
庭を行き来できるようにしてあったのだが、夏の暑い日は木陰が好きだった。
犬小屋は暑いので、垣根の下に自分の体が入るほどの窪みを掘っていた。
両手を前に出し、両足は後ろに出し、腹を地面にピッタリつけていた。
首を上げるときは、舌を出してあえぐ時だ。
こんなに暑いのに、毛皮のコートを着ているのだから大変だねと言ってやる...

処暑はまだ暑いものだが、俳人たちは風を詠んでいる。
処暑には風がある。
南の風だが、変化の兆しの風が。

こんなに暑い日は、お酒もオン・ザ・ロック。
ウイスキーでも泡盛でも日本酒でも何でもよい。

薄いガラスのロックグラスの氷がシャランと鳴る音が涼しいから。



2016-08-22 (Mon)

2016/08/22  日記  茗荷の花

2016/08/22  日記  茗荷の花

2016/08/22(月)旧暦: 7月20日 祝日・節気: 日出:5時05分 日没:18時21分 月出:20時55分 月没:8時55分 月齢:19.26 干支:丙子 六曜:友引 九星:九紫火星 今日の季語: 茗荷の花、花茗荷 (中国四国農政局 http://www.maff.go.jp/chushi/policy/index.html より転載) 『ミョウガ(茗荷、蘘荷、学名:Zingiber mioga)はショウガ科ショウガ属の多年草。食用として...

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2016/08/22(月)旧暦: 720日 祝日・節気: 日出:505分 日没:1821分 月出:2055分 月没:855分 月齢:19.26 干支:丙子 六曜:友引 九星:九紫火星

今日の季語: 茗荷の花、花茗荷

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(中国四国農政局
http://www.maff.go.jp/chushi/policy/index.html
より転載)



『ミョウガ(茗荷、蘘荷、学名:Zingiber mioga)はショウガ科ショウガ属の多年草。食用として利用される。

概要
東アジア(温帯)が原産。日本の山野に自生しているものもあるが、人間が生活していたと考えられる場所以外では見られないことや、野生種がなく、5倍体(基本数x112n=5x=55)であることなどから、大陸から持ち込まれて栽培されてきたと考えられる。花穂および若芽の茎が食用とされる。雌雄同株で、花器にも雄蕊、雌蕊とも揃っている両性花が開花するが、5倍体のため、受精しても親と同じ数の染色体数になることは稀で、繁殖は地下茎による栄養体繁殖が主体である。ごく稀に夏から秋にかけて温度が高い時に実を結ぶことがある。地上部に見える葉を伴った茎状のものは偽茎である[2]

食材としてのミョウガ
通常「花みょうが」、「みょうが」と呼ばれるものが花穂で、内部には開花前の蕾が312個程度存在する。そのため、この部分を「花蕾」と呼ぶ場合もある。一方若芽を軟白し、弱光で薄紅色に着色させたものを「みょうがたけ」と呼ぶ。「花みょうが」は、晩夏から初秋にかけ発生し、秋を告げる風味として喜ばれ、一方「みょうがたけ」は春の食材である。

独特の香りが好まれ、また特有の紅色が目を楽しませる。これにより香辛菜として蕎麦・素麺・冷奴などの薬味として利用される。そのほか、天ぷらや酢の物、味噌汁の具など、独立した食材としても用いられる。夏が旬の野菜である。 農家では、山椒・ミツバとならび、果樹園・裏庭・屋敷林の木陰に、薬味として、育てておく代表的な植物である。

香り成分はα-ピネン類。紅色の成分は水溶性植物色素アントシアニンの一種、マルビジンである。植物体内ではグルコース1分子と結合し、マルビジンモノグリコシドとして存在する。

寄生虫による食中毒
希に肝蛭が寄生していることがあり、生食により肝蛭症を発症することがある[3][4]

俗信
俗に「食べると物忘れがひどくなる」と言われているが、学術的な根拠はなく、栄養学的にそのような成分は含まれていない。逆に近年、香り成分に集中力を増す効果があることが明らかになっている。無機成分では窒素とカリウムが多く含まれ、食物繊維(粗繊維)が多い。

なぜ、上記のような俗信が生まれたかというと、釈迦の故事に由来する。釈迦の弟子である周利槃特(梵語:チューラパンタカの音写で、しゅりはんどく、スリバンドクなど)は記憶力に乏しい人物で、自分の名前すら忘れてしまう。そこで名荷(みょうが:名札の事)を首にかけさせたが、名荷をかけたことさえも忘れてしまった。そこで名荷と茗荷が同音である事から、このような俗信が生まれたとされる[要出典]

世説故事苑によれば、もともと東坡志林では「生薑(生姜)多食損智」というものであったが、日本では生姜とミョウガの発音が似ているために、ミョウガにすりかわってしまったとされる[5]。また、本草綱目によれば、陶弘景が「生薑は久しく服すると志を少くし智を少くし心氣を傷つける」と記していたとされる[6]
...』(Wikipedia)



花茗荷・茗荷の花の俳句:



・今朝もまた茗荷の花の二つ出づ  秋月城峰



・一隅に茗荷の花を咲かせ住む  池辺弥生



・鐘撞いて茗荷の花にひゞかする  加藤覚範




花茗荷の色は、微妙なグラデーションがある。
色のないところから色のあるところに向かって、徐々に変化していく。

変化は小さければ、気づかないものだ。
日々育つこどももそうだ。
久しぶりに会う子供の成長には驚かされる。

茗荷は薬味だが、微妙なものだ。
どうしてもなければ成り立たないものでもない。
あればそれなりの働きはある。
その違いは微妙なもの。

リオ五輪も終了した。
夏の甲子園も終了した。

夏の行事は終わり、次に進もうとしているが、逃げ出したくなるような暑さは今日も続いている。



2016-08-21 (Sun)

2016/08/21  第37回豊田沖縄ふれあいエイサーまつり (愛知・豊田市)

2016/08/21  第37回豊田沖縄ふれあいエイサーまつり (愛知・豊田市)

毎年、豊田スタジアムで開催される「豊田沖縄ふれあいエイサーまつり」に行ってきた。 今日も、暑い日で、暦は秋だが、秋どころではない、真夏より暑い日だ。 日陰、木陰は良いが、直射日光の下では頭からジリジリと焼ける。 沖縄のイベントの天気としては、沖縄にいるような体感があり、ピッタリだ。 豊田スタジアムなので、駐車場に困ることもない。 駐車料金も無料なので、ア...

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毎年、豊田スタジアムで開催される「豊田沖縄ふれあいエイサーまつり」に行ってきた。

今日も、暑い日で、暦は秋だが、秋どころではない、真夏より暑い日だ。
日陰、木陰は良いが、直射日光の下では頭からジリジリと焼ける。
沖縄のイベントの天気としては、沖縄にいるような体感があり、ピッタリだ。

豊田スタジアムなので、駐車場に困ることもない。
駐車料金も無料なので、アクセスは楽だ。

車を停めて、スタジアムへ上る階段を登る。

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青空に肉感的な雲。
沖縄らしい空だ。
今年は、天気もこのまつりに協力している。

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広場の噴水では、子どもたちがずぶ濡れになって、噴水と遊んでいる。
のんびりとした光景だ。

clip_image006
会場に近づくと、人が増え、エイサーの太鼓の音が聞こえてくる。

エイサーの演舞が行われるステージを取り囲むように屋台が並んで、沖縄の食べ物や、オリオンビール、泡盛が販売されている。

20160821 豊田沖縄ふれあいエイサーまつり 1」

https://youtu.be/zzdL8FFpbgY


エイサーのステージでは、「エイサーはくさん倭人」という団体が演舞していた。
あまり記憶はないが、三重の団体のようだ。

20160821 豊田沖縄ふれあいエイサーまつり 2

https://youtu.be/NT_crLb3skI


次は、このイベントでは常連の「愛知まいふなエイサー」の演舞だった。

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動画も見てみよう。

20160821 豊田沖縄ふれあいエイサーまつり 3

https://youtu.be/r6xenTDfBgU



次は、「みやくエイサー」。

20160821 豊田沖縄ふれあいエイサーまつり 4

https://youtu.be/e5TtdBcmY6w


「みやく」と言うのは宮古のことだが、この団体は愛知の団体だ。

沖縄の文化は。島ごとに異なっている。
伝統文化も違うし、話す言葉すら異なっている。
宮古島の文化の側から見ると、エイサーは沖縄本島の文化で、宮古のものではない、宮古の伝統文化は「くいちゃー」だそうだ。

沖縄の本土化、離島の沖縄本島化の流れの中で、宮古島でもエイサーを行う団体も増え、イベントでもエイサーが行われる様になってきている。


屋台もたくさん並び沖縄を味わい、沖縄を楽しむことができる。

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勿論、オリオンビールもある。


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隣は、沖縄最古の泡盛酒造所の新里酒造が出店している。
ブランド名は「かりゆし」「琉球」、近代的で清潔な工場で製造される泡盛は、格調が高く、上品な味わいだ。

新里酒造とエイサーの関係は深い。
毎年、沖縄市で開催される「沖縄全島エイサーまつり」では、協賛社として泡盛を提供している。
今年も、今週末 8/26() 8/27() 8/28()にコザ運動公園陸上競技場で盛大に開催される。
エイサーに関心がある人は、一度は行きたいイベントだ。


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沖縄の物産販売の屋台、飲食からTシャツなどの衣料まで販売している。


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「あかばなあ」は豊田市の沖縄料理の店。


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牛串・たこ焼き・ベーコン串...


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あぐー餃子。


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「まぐくる」は真心のこと。名古屋市の沖縄の居酒屋。


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唐揚げ。


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気温37度超えの猛暑。
かき氷、沖縄ぜんざいの屋台は、長蛇の列だ。


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沖縄そばの屋台。


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肉巻きホットドッグの屋台。


今日は、時間が無く、最後のカチャーシーまで楽しむことは出来なかったのは残念だった。
沖縄の宴は、カチャーシーで盛り上がる。
エイサーの太鼓、三線の調子で参加者が、大人もこどもも一緒に踊りの和に加わる。
踊っていると、沖縄にいるような気分になって、本土にいることを忘れる。


「豊田沖縄ふれあいエイサーまつり」は、愛知県で本物の沖縄を楽しむことができるイベントだ。
入場料も無料で一日楽しむことができる嬉しいイベントだ。

沖縄に関心があるが、沖縄に行く時間がない人には、有り難いイベントがふたつある。
一つは、勿論、この「豊田沖縄ふれあいエイサーまつり」。
もう一つは、「毛遊び」。毎年、名古屋港ガーデン埠頭で開催される。
今年も、109日(日)に開催される。
詳しくは、
http://aichi-okinawa.org/

愛知県で、本物の沖縄に身をおくことができるイベントだ。




2016-08-21 (Sun)

2016/08/21  日記  南瓜

2016/08/21  日記  南瓜

2016/08/21(日)旧暦: 7月19日 祝日・節気: 日出:5時04分 日没:18時23分 月出:20時16分 月没:7時48分 月齢:18.26 干支:乙亥 六曜:先勝 九星:一白水星 今日の季語: 南瓜 (Daily Portal Z http://portal.nifty.com/kiji/121105158210_1.htm より転載) 『カボチャ(南瓜)は、ウリ科カボチャ属(学名 Cucurbita)の総称である。特にその果実をい...

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2016/08/21(日)旧暦: 719日 祝日・節気: 日出:504分 日没:1823分 月出:2016分 月没:748分 月齢:18.26 干支:乙亥 六曜:先勝 九星:一白水星

今日の季語: 南瓜

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Daily Portal Z
http://portal.nifty.com/kiji/121105158210_1.htm
より転載)



『カボチャ(南瓜)は、ウリ科カボチャ属(学名 Cucurbita)の総称である。特にその果実をいう。原産は南北アメリカ大陸。主要生産地は中国、インド、ウクライナ、アフリカ。果実を食用とし、カロテン、ビタミン類を多く含む緑黄色野菜。

名称
日本語における呼称は、この果菜が国外から渡来したことに関連するものが多い。
一般にはポルトガル語由来であるとされ、通説として「カンボジア」を意味する Camboja (カンボジャ)の転訛であるとされる[2]。方言では「ぼうぶら」「ボーボラ」などの名を用いる地方もあり、これはやはりポルトガル語で、「カボチャ」や「ウリ類」を意味する abóbora (アボボラ)に由来するとされる。ほかに「唐茄子(とうなす)」「南京(なんきん)」などの名もある。 漢字表記「南瓜」は中国語: 南瓜 (ナングァ; nánguā)によるもの。

英名は pumpkin (パンプキン)であると理解されている場合が少なくないが、実際には、少なくとも北米では、果皮がオレンジ色の種類のみが pumpkin であり、その他のカボチャ類は全て squash (スクウォッシュ)と総称される[3]。したがって日本のカボチャは、kabocha squash (カボチャ・スクウォッシュ)などと呼ばれている。

属名Cucurbita はラテン語で、一般的には「ウリ」と訳される語を転用したもの。

生態
葉は大きく突起を持ち、斑模様や裂片をつける。花は黄色や橙色であり、短命。そのため受粉に人工授粉が施されることが多い。

栽培
栽培されているのは主に次の3種類である。

セイヨウカボチャ C. maxima
   
アンデス山脈高地の冷涼な土地で栽培化された種で、主に大型のカボチャがこれに含まれる。現在日本で広く栽培されているカボチャは西洋カボチャである。花梗はスポンジ状で膨れており、畝は無い。果肉は粉質で食感はホクホクとして甘みは強く、栗カボチャとも呼ばれる。

ニホンカボチャ C. moschata
   
メソアメリカの熱帯地方で栽培化された種で黒皮南瓜や鹿ケ谷南瓜のような日本カボチャ、バターナット・スクウォッシュがこれに含まれる。

ペポカボチャ C. pepo
   
北米南部の乾燥地帯で栽培化された種で小型のカボチャ、ドングリカボチャ、キンシウリ(ソウメンカボチャ)などがこれに含まれる。果実の形や食味に風変わりなものが多い。ハロウィンで使われるオレンジ色のカボチャはペポ種である。なお、ズッキーニも同種である。

栽培は日本では春に播種し夏から秋にかけて果実を収穫する。野菜の中でも特に強健で、こぼれ種から発芽することもある。栽培法はいたって簡単で、無農薬栽培も可能。播種・植えつけ後は放置してもよい。ただし、都会などで花粉の媒介を行う昆虫がいない場合は人工授粉しなければならない場合がある。人工授粉は午前9時までに行う。また垣根に這わせたり日よけ代わりに使うこともできる。施肥では窒素過多の場合、つるぼけを起こすことがある。

日本への渡来については諸説あるが、東洋カボチャは天文年間(1532-1555年)に豊後国(現在の大分県)にポルトガル人がカンボジアから持ち込み、当時の豊後国の大名であった大友義鎮(宗麟)に献上したという説が有力である[4]。このカボチャは「宗麟かぼちゃ」と名づけられ大分県などで伝統的に栽培されている[5]。ペポ種は中国を経由して来たため唐茄子とも呼ばれる。強健な性質を利用して、カボチャをキュウリやメロンの接ぎ木の台にすることもある。
...』(Wikipedia



南瓜の俳句:



・屋根石や赤き南瓜も干されたる  瀧春一



・ごろごろのかぼちゃにたまる夕日かな  坪内稔



・仕合せそまるまるまると大南瓜  丸山佳子



・石狩や石の重さの栗南瓜  小林千草



・栗南瓜ほつくりと煮て子のおやつ  大野ツネ子




今、スーパーなどで売られている南瓜は西洋南瓜がほとんどだ。
栗かぼちゃと呼ばれるようにホクホクとした食感で芋の食感に近い。

沖縄の市場に行くと、色々な南瓜が売られている。
色も形も様々で、西洋南瓜しか見たことがない眼には、新鮮に見える。
この南瓜、どんな味がするのだろう、どう料理するのだろうと想像を働かすことができる。

栗南瓜は美味しいのだが、たまには昔食べた、中側が繊維質の多いベッタリとした食感の南瓜を食べてみたくなる。

それは、おふくろの味に繋がっているからだろう。




2016-08-20 (Sat)

2018/08/20  謝らなくていい、それは運命のイタヅラ

2018/08/20  謝らなくていい、それは運命のイタヅラ

(レスリング女子フリースタイル53キロ級 決勝で敗れ涙を流す吉田沙保里=カリオカアリーナ(撮影・桐山弘太)(写真:サンケイスポーツ)) 昨日、リオ五輪で吉田沙保里が金メダルを逃してしまった。 まさかの結果に、本人も現実を受け入れることが出来ない時に、情け容赦なくインタービューが行われた。 吉田は、“応援して貰った皆さんの期待に応えられなくて、ごめんなさ...

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(レスリング女子フリースタイル53キロ級 決勝で敗れ涙を流す吉田沙保里=カリオカアリーナ(撮影・桐山弘太)(写真:サンケイスポーツ))



昨日、リオ五輪で吉田沙保里が金メダルを逃してしまった。
まさかの結果に、本人も現実を受け入れることが出来ない時に、情け容赦なくインタービューが行われた。

吉田は、“応援して貰った皆さんの期待に応えられなくて、ごめんなさい”、と涙を拭い、泣きじゃくりながら答えていた。
家族にのところに行った時には“お父さんに怒られる”と泣いていた。

見ていた人は皆そう思った筈だが、吉田が謝る必要など全く無い、これっぽっちも無い。
48kg
登坂、63kg川井、69kg土性、3人の金メダリストは吉田の姿に感動して、その後を追った選手だ。そして、吉田が皆で金をとって帰ると鼓舞した選手たちで、言い換えれば吉田の分身だ。
長年、日本の女子レスリングを牽引してきた吉田の功績は誰もが知っている。
謝る必要はない。

謝るとすれば自分自身へあるいはお父さんへは、あるかもしれない。
時間内に力を出し切れなかった自分が、本当の自分に謝ることはあるのかもしれない。
それは、本人の心の中のこと、言葉で謝る必要はない。


最後の最後、有終の美のはずが“落とし穴”になってしまったのは、吉田の責任ではない。
それは、運命のイタヅラ。

前日、逆転勝ちで、3階級とも日本が金メダルを取ってしまった。
そして、伊調が4連覇の初名乗りをしてしまった。
これは吉田にとっては運命のイタヅラだ。
吉田の闘志を鈍らせ、受け身にさせてしまった。
歴史に「もし」はないが、前日、金が0だったら、吉田の闘志は爆発して金をとっただろう。
伊調が4連覇を逃していれば、実力を発揮できただろう。

日本選手団の主将は、1992年バルセロナ大会で柔道男子71キロ級の古賀稔彦が金を取って以来5大会連続で、金メダルはおろかメダルを取っていない。
主将になるとメダルは取れないと言うジンクスになっているそうだ。

だとすれば、4連覇がかかっている大事な大会に、吉田を主将にしたのは誰だ?
メダルを取れそうもない人に主将を任命すれば良かったのではないか?
そんなジンクスがあるのに、どうして吉田は主将を引き受けたのか?

わかっちゃいるが、そうも行かないのが運命のイタヅラ。


しかし、この運命のイタヅラ、意外な展開を用意しているかもしれない。
イタヅラは、もっと長くやれと笑っているのかもしれない。
このイタヅラは、吉田の有終の美の幕切れをぶち壊した、それがため吉田の闘志に火をつけた可能性がある。

今後のことについて、吉田は言葉を濁し始めた。
もう十分活躍したから、これ以上苦しむ必要はないと人は言っても、吉田は運命のイタヅラに戦いを挑むかも知れない
4
年後37歳の吉田は、東京大会のマットの上で戦っているかもしれない。

そうなるかどうかは、神のみぞ知る吉田の心の中のこと。



2016-08-20 (Sat)

2016/08/20  日記  法師蝉

2016/08/20  日記  法師蝉

2016/08/20(土)旧暦: 7月18日 祝日・節気: 日出:5時03分 日没:18時24分 月出:19時37分 月没:6時41分 月齢:17.26 干支:甲戌 六曜:赤口 九星:二黒土星 今日の季語: 法師蝉 「【夏の声】ツクツクボウシMeimuna opalifera***蝉の鳴声***」 https://youtu.be/Uhk11td6jec 『法師蝉: 寒蝉、つくしこいし、つくつくし、つくつくぼうし...

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2016/08/20(土)旧暦: 718日 祝日・節気: 日出:503分 日没:1824分 月出:1937分 月没:641分 月齢:17.26 干支:甲戌 六曜:赤口 九星:二黒土星

今日の季語: 法師蝉

「【夏の声】ツクツクボウシMeimuna opalifera***蝉の鳴声***」

https://youtu.be/Uhk11td6jec



『法師蝉: 寒蝉、つくしこいし、つくつくし、つくつくぼうし、おしいつく
初秋
確かにツクツクホーシツクツクホーシと聞こえてくる。うまい名をつけたものである。鳴き声を聞いていると一段と秋が深まり行くようである。蜩よりもこちらが長生き。寒蝉ともいう。』
(季語と歳時記)



法師蝉の俳句:



・野火止の細き流れや法師蝉  小宮山勇



・いそがるるもの何々ぞ法師蝉  鷹羽狩行



・いのち愛しつくづくをしと法師蝉  山口速



・鳴かぬ日は鳴かぬで淋し法師蝉  宮崎左智子



・鳴きつくし飛び立ちゆけり法師蝉  石原静子




昨日、公園への道を歩いていると、ツクツクボウシの鳴声が聞こえた。
騒がしい蝉時雨はいつしか止み、蝉の季節も終わりかと思う頃に。
法師蝉の季節はこれからだった。

油蝉のジージー、ギーギーと言った声では無く、ツクツクボーシ、オーシツクツクと鳴く法師蝉は、蝉語の解らない人間にも何か語りかけているように聞こえる。

鷹羽の問に、山口は答えている関係の句だ。
蝉は騒がしい、ただでさえ暑いのに、一斉にまた音叉のようにワンワンと鳴かれると、油照りの午後が一層暑くなる。
なんでそんなに鳴き急ぐのだと言われても、蝉達にしてみれば束の間の恋の刻、休んでなんか居られない、鳴き尽くすだけさというのだろう。

宮崎と石原は、法師蝉の終わりを聴いている。

法師蝉にもあの世はあるのだろうか?




2016-08-19 (Fri)

2016/08/19  日本酒の会 sake nagoya 8月例会 (その1)

2016/08/19  日本酒の会 sake nagoya 8月例会 (その1)

今日のテーマは、季節に沿って「夏の酒」。 先月のテーマは、「ROCKな酒」だった。 日本酒を楽しむ温度帯は広い、燗もよし、冷もよし、冷酒もよし、ROCKもよし。 蔵も夏向きの酒にも注力している。 どんな「夏の酒」が登場するか、楽しみだ。 会場は、今日も満席。 本物の日本酒への人気を実感することが出来る。 【今日の出品酒】 ブラインド評価が終わり、顔見世勢揃いとなった12本の「夏の酒」たち。 以下、個人のブライ...

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今日のテーマは、季節に沿って「夏の酒」。
先月のテーマは、「ROCKな酒」だった。
日本酒を楽しむ温度帯は広い、燗もよし、冷もよし、冷酒もよし、ROCKもよし。

蔵も夏向きの酒にも注力している。
どんな「夏の酒」が登場するか、楽しみだ。

会場は、今日も満席。
本物の日本酒への人気を実感することが出来る。


【今日の出品酒】

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ブラインド評価が終わり、顔見世勢揃いとなった12本の「夏の酒」たち。

以下、個人のブラインド評価の結果を記載する。
個人的な嗜好向に拠るもので客観性はない。
参加者全体の評価は、ある程度客観性があるが、得点順位発表の際聞き取れなかったので、記載できない。関心のある方は、公式サイトを見ていただく必要がある。


1千代むすび純米吟醸しゅわっと空  千代むすび酒造 (鳥取)
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にごり酒。立香は感じない。入り口はスッキリとしている。シュワシュワの辛味の後少しピリッとする。酸は大きく膨らまず切れの良いもの。中盤からスカッと切れる。切れが良いのが身上で、炭酸を活かした個性的な世界を持っている。評価7.0


2長陽福娘山田錦直汲み夏吟醸生酒  岩崎酒造 (山口)
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甘い立香、吟醸香。入り口は軽く甘い。酸は膨らみがあり、シュワっとした発泡感を感じる。中盤含み香に吟醸香。吟醸酒らしいバランスの良さを持っている。評価8.0



3越乃寒梅灑(さい)純米吟醸  石本酒造 (新潟)
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立香は個性的、化学系(ゴムのような)の香り。甘い入り口、酸は滑らかだが膨らまないが、透明感はある。中盤、苦・渋が柱になり、どんよりとした印象になる。含み香も癖がある感じ。発酵過程か保管の道筋に何かおかしな事があったのかもしれない。評価6.0



4亀の海蝉しぐれ吟醸本生  土屋酒造店  (長野)
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立香は、甘い香り、バニラ風。甘い入り口。酸は軽く、舌触り軽く、捌きが良い。辛・苦・渋は抑えられている。広がりは大きくはなく、おとなしい印象。人によっては物足りなさを感じるかもしれない。評価7.0



5西條鶴夏純米涼風彩酒無濾過純米酒  西條鶴酒造 (広島)
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立香はあまり感じない。甘い入り口。トロリとした舌触り。甘みの後辛味がくるが、固くはならず、透明感がある。後半の切れ良い。評価8.0



6夏吟醸夢山水五割五分純米吟醸原酒  山崎合資 (愛知)
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立香は軽くフルーティーな甘いもの。甘い入り口。酸は丸く滑らかだが、中心に辛味と苦・渋の芯がありやや硬い印象。中盤以降芯がほぐれると切れが良くなる。後口は辛味系。評価7.0




2016-08-19 (Fri)

2016/08/19  日本酒の会 sake nagoya 8月例会 (その2)

2016/08/19  日本酒の会 sake nagoya 8月例会 (その2)

(7)互「夏の青春」純米吟醸生原酒  沓掛酒造 (長野)  立香は仄か。甘い入り口。酸の膨らみ大きい。広がりがあり、中心に苦・渋があり、締める。味は豊かだが、味の分離がありやや落ち着かない印象。評価7.0。 (8)臥龍梅純米吟醸涼風夏酒  三和酒造 (静岡)  立香は仄か、良くわからないが吟醸香だろうか。甘い入り口。トロリとした舌触り、膨らみがある。中盤以降、苦・渋が浮く。透明感が欲しい感じ...

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7「夏の青春」純米吟醸生原酒  沓掛酒造 (長野)
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立香は仄か。甘い入り口。酸の膨らみ大きい。広がりがあり、中心に苦・渋があり、締める。味は豊かだが、味の分離がありやや落ち着かない印象。評価7.0



8臥龍梅純米吟醸涼風夏酒  三和酒造 (静岡)
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立香は仄か、良くわからないが吟醸香だろうか。甘い入り口。トロリとした舌触り、膨らみがある。中盤以降、苦・渋が浮く。透明感が欲しい感じ。評価7.0



9九頭竜純米夏しぼり  黒龍酒造 (福井)
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立香はあまり感じない。入り口すっきりしており、甘くはない。酸は膨らむというより、酸っぱさを感じる。含み香にエチル系のものを感じる。中盤以降、渋味が浮く。含み香が快くない。評価6.0



10招徳純米吟醸花洛(からく)京の琴  招徳酒造 (京都)
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立香は仄か。トロリとした舌触りをまず感じる。甘い入り口、大きな膨らみ。味のバランス良い。渋味はあるが浮かず、締めている。評価9.0



11みむろ杉夏純山田錦生詰  今西酒造 (奈良)
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立香はあまり感じない。スッキリとした入り口。酸は膨らまず、酸っぱい味を感じる。滑らかさはあるが、広がりはない。発泡感と渋味の混合物を感じる。個性的な世界だ。評価6.0



12豊醇無盡たかちよ純米大吟醸無調整生原酒 Summer Blue 限定品  髙千代酒造 (新潟)
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立香は、吟醸香が際立つ、プンプンと匂う。甘い入り口。味わいの前に含み香の吟醸香が来る。その後も付いて回り、味をマスクする感じ。吟醸香に特化した感じで、味がよくわからない酒。評価6.0
ブラインド評価後、再度利いた時は温度が上がっていた所為か、入り口の後の含み香のマスクはとれ、味が広がり解るようになった。この酒はあまり冷やさないほうが良さそうだ。
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2016-08-19 (Fri)

2016/08/19  日本酒の会 sake nagoya 8月例会 (その3)

2016/08/19  日本酒の会 sake nagoya 8月例会 (その3)

【今日の料理】 この会の楽しみの2本の柱の、1本は旬菜処かのうさんの料理。 ・枝豆 毎月の定番。薄い塩味の後、豆の甘さ。 ・手羽先の唐揚げ 皮はパリパリの食感。その後、胡麻の香ばしい香りと味、ピリ辛の味。 噛んでいる内に旨味が追いかけてくる。 ・烏賊のゴロと赤味噌炒め 烏賊のゴロと赤味噌の旨味とのコラボレーション、旨くないはずがない。 野菜は小松菜(?)と白菜、シャキシャキの食感。 烏賊のゴロは時に、渋...

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【今日の料理】
この会の楽しみの2本の柱の、1本は旬菜処かのうさんの料理。

・枝豆
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毎月の定番。薄い塩味の後、豆の甘さ。


・手羽先の唐揚げ
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皮はパリパリの食感。その後、胡麻の香ばしい香りと味、ピリ辛の味。
噛んでいる内に旨味が追いかけてくる。


・烏賊のゴロと赤味噌炒め
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烏賊のゴロと赤味噌の旨味とのコラボレーション、旨くないはずがない。
野菜は小松菜(?)と白菜、シャキシャキの食感。
烏賊のゴロは時に、渋味・エグミを感じることがあるが、これは全く無く、ただ旨いだけ。

烏賊というのは、生でも干しても焼いても煮ても炒めてもどうしても旨い。
耳も胴体も脚もどこも旨い。
加えて、ゴロも墨まで美味しいと来るから賞賛の他はない。



・ゴーヤーとミニトマトと竹輪の卵とじ
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沖縄風に言えば、ゴーヤーチャンプルーになる。
夏のイメージなので、夏の酒にはピッタリだ。
甘目の味わい、玉子のふんわりとした食感と味が、ゴーヤーの苦味をマスクして食べ易い。
これなら、ゴーヤーが今一つの人も食べることが出来る。


・メロン
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上品で穏やかな甘さと香り。
吟醸香はメロンの香に例えられるのだが。

これが、食後のデザートでは無く、早々と登場した。
ということは、酒の肴ということだが、食べながら利くことはしないので、後でいただいた。


・枝豆添え蛸の炊き込みご飯と赤だし
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〆は、枝豆添えの炊き込みご飯

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見たところよく判らなかったが、箸を入れると、蛸の足のぶつ切りがいっぱい入っていた。
これだけ蛸の足が入っていると、豪華だ。
蛸の足を噛みながら、出汁で炊かれたご飯を頬張ると蛸の旨味の二重奏になる。

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三つ葉の赤だし、スッキリとした味。


・漬物
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梅干し、胡瓜の浅漬け、大根の粕漬け。


・きなこ餅
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モチモチの食感の後、甘味が来て長く続く。その後きなこの風味が漂う。



<感想>
(1)
夏の酒の印象は、先月のROCKな酒より難しかった。
あまりに暑いためか体調の問題なのか、評価が厳しくなった。

(2)
味わいの評価は難しいもので、同じ酒でもブラインド評価時と時間か経過した後では温度も違い、条件も違うので、評価も変わってくる。
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番のたかちよは、それだった。
利いた時は、香りプンプンで味がしなかった。後で温度が上がり、立香が飛ぶと、味が判るようになった。

(3)
越乃寒梅の灑と黒龍の夏しぼりはブラインドが取れてびっくりした。
特に灑で感じたのだが、保管上の問題か何かあったのかもしれない。
名前の灑は、「水をそそぐ。さらさらと水を流しかける。さっぱりし、さらさらとしてねばっこくない。」と言う意味なので、利いた印象とは全く異なる。
石本酒造が45年ぶりに出した新商品が、この香り味わいでは無いと思うが。

黒龍も味が酸っぱく、いつもの黒龍らしくない印象だった。
酒の問題ではなく、こちらの問題かも知れないが、全体評価での結果がどうだったのか気になるところだ。



2016-08-19 (Fri)

2016/08/19  日記  芙蓉

2016/08/19  日記  芙蓉

2016/08/19(金)旧暦: 7月17日 祝日・節気: 日出:5時02分 日没:18時25分 月出:18時58分 月没:5時36分 月齢:16.26 干支:癸酉 六曜:大安 九星:三碧木星 今日の季語: 芙蓉 (京の散歩道 http://blogs.yahoo.co.jp/kyoto_ldy/25383813.html より転載) 『フヨウ(芙蓉、Hibiscus mutabilis)はアオイ科フヨウ属の落葉低木。種小名 mutabilisは「変化しやすい」(...

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2016/08/19(金)旧暦: 717日 祝日・節気: 日出:502分 日没:1825分 月出:1858分 月没:536分 月齢:16.26 干支:癸酉 六曜:大安 九星:三碧木星

今日の季語: 芙蓉

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(京の散歩道
http://blogs.yahoo.co.jp/kyoto_ldy/25383813.html
より転載)



『フヨウ(芙蓉、Hibiscus mutabilis)はアオイ科フヨウ属の落葉低木。種小名 mutabilisは「変化しやすい」(英語のmutable)の意。「芙蓉」はハスの美称でもあることから、とくに区別する際には「木芙蓉」(もくふよう)とも呼ばれる。

概要
中国、台湾、日本の沖縄、九州・四国に自生する。日本では関東地方以南で観賞用に栽培される。幹は高さ1.5-3m。寒地では冬に地上部は枯れ、春に新たな芽を生やす。

葉は互生し、表面に白色の短毛を有し掌状に浅く3-7裂する。

7-10
月始めにかけてピンクや白で直径10-15cm程度の花をつける。朝咲いて夕方にはしぼむ1日花で、長期間にわたって毎日次々と開花する。花は他のフヨウ属と同様な形態で、花弁は5枚で回旋し椀状に広がる。先端で円筒状に散開するおしべは根元では筒状に癒合しており、その中心部からめしべが延び、おしべの先よりもさらに突き出して5裂する。

果実はさく果で、毛に覆われて多数の種子をつける。

同属のムクゲと同時期に良く似た花をつけるが、直線的な枝を上方に伸ばすムクゲの樹形に対し、本種は多く枝分かれして横にこんもりと広がること、葉がムクゲより大きいこと、めしべの先端が曲がっていること、で容易に区別できる。フヨウとムクゲは近縁であり接木も可能。

南西諸島や九州の島嶼部や伊豆諸島などではフヨウの繊維で編んだ紐や綱が確認されている[1]。甑島列島(鹿児島県)の下甑町瀬々野浦ではフヨウの幹の皮を糸にして織った衣服(ビーダナシ)が日本で唯一確認されている[2]。ビーダナシは軽くて涼しいために重宝がられ、裕福な家が晴れ着として着用したようである[3]。現存するビーダナシは下甑島の歴史民俗資料館に展示されている4着のみであり、いずれも江戸時代か明治時代に織られたものである[3]
...』(Wikipedia




芙蓉の俳句:



・夕日さし花閉じ初むる芙蓉かな  松本信子



・風に傷みやすきくれなゐ芙蓉咲く  西千代恵



・儚さを知らず芙蓉の紅さかな  岩月優美子



・連れ立ちてひらく芙蓉の赤と白  大坪景章



・利酒に芙蓉と共に酔ひにけり  片山喜久子




真夏の花は多くはない。
凌霄花は見るからに夏の花だが、芙蓉は夏にしては弱そうで夏負けしそうだが、美しい。
優雅な姿がある。

芙蓉の花の命は短い。
朝咲き、夕べには萎んでしまうが、それだから愛される面もある。

芙蓉の花言葉は、「繊細な美」「しとやかな恋人」だそうだ。
姿通りの花言葉だ。
儚さがあるからこそ一瞬の紅は目を染める。
白と赤の一対の花は恋人たちのようだ。

お酒を飲んで頬を薄紅色に染めた女性は美しく、チャーミングだ。
酔芙蓉という名は、色が変わるので、お酒に酔って紅色に染まると見られてのこと。


「酔芙蓉の10時間」

https://youtu.be/3FaB5N2wOqM


利き酒会の会場に酔芙蓉を活けるのも趣がありそうだ。
どうして行われないのか考えてみた。

色が変わるのは良いが、萎んでしまうのは、ややキツイ。



2016-08-18 (Thu)

2016/08/18  リオ五輪  女子レスリング 連鎖性金3つ

2016/08/18  リオ五輪  女子レスリング 連鎖性金3つ

今日のリオ五輪は、女子レスリングの金3個。 全階級制覇だ。 登坂が終了間際に、逆転勝ちすると、続いて伊調も同じように終了間際に逆転勝ちで、女子前人未到の4連覇、続く69kgでも土性が先の2人に触発されて、逆転勝ち。 こんなことが現実に起きるとは信じられない。 女子レスリングには、伝染性の金があるようだ。 この伝染性金を明日の3人にも移してもらいたい。 ...

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今日のリオ五輪は、女子レスリングの金3個。
全階級制覇だ。

登坂が終了間際に、逆転勝ちすると、続いて伊調も同じように終了間際に逆転勝ちで、女子前人未到の4連覇、続く69kgでも土性が先の2人に触発されて、逆転勝ち。
こんなことが現実に起きるとは信じられない。

女子レスリングには、伝染性の金があるようだ。
この伝染性金を明日の3人にも移してもらいたい。


『レスリング女子が「金」3個獲得 伊調は4連覇の偉業 登坂、土性は初V
2016.08.18

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レスリング女子で日本勢が3階級を制覇し、金メダルを手に笑顔を見せる(左から)69キロ級の土性沙羅、58キロ級の伊調馨、48キロ級の登坂絵莉=リオデジャネイロ(共同)【拡大】


女子の3階級が行われ、58キロ級の伊調馨(ALSOK)、48キロ級の登坂絵莉(東新住建)、69キロ級の土性沙羅(至学館大)の3人がいずれも金メダルを獲得した。

伊調は決勝でコブロワゾロボワ(ロシア)に逆転で判定勝ちした。伊調はロンドン五輪までは63キロ級で3連覇しており、この優勝で五輪全競技を通じて史上初の女子個人種目4連覇を達成した。

初の五輪に臨んだ登坂は決勝で、前回ロンドン五輪銀メダルのスタドニク(アゼルバイジャン)に逆転で判定勝ち。この階級での日本勢の「金」は、前回ロンドン五輪の小原日登美に続く2大会連続となった。

土性は決勝でロンドン五輪72キロ級金メダルのボロベワ(ロシア)を内容差で下して優勝を果たし、階級区分変更後、新たに実施された階級の初代女王となった。

◆伊調馨

「もっといい試合がしたかった。(逆転の場面は)相手がタックルに入ってきてくれたので、最後のチャンスだと思って、ここしかないと思って取りにいった。最後は(亡くなった)お母さんが助けてくれたと思う」

◆登坂絵莉

「いろんな人の顔が浮かんだ。感謝です。(逆転のポイントを奪った場面は)ここしかないと思って、これで取れなかったら後悔する、と思って力を入れた」

◆土性沙羅

「本当にうれしい。たくさんの方に応援されて取った金メダル。(伊調)馨さんと(登坂)絵莉さんの最後まで諦めない試合を見ていて、最後まで諦めずにやろうと決めていたので、良かった」(共同)』
ZACZAC
夕刊フジ)


2016-08-18 (Thu)

2016/08/18  日記  花火

2016/08/18  日記  花火

2016/08/18(木)旧暦: 7月16日 祝日・節気:望 日出:5時02分 日没:18時26分 月出:18時17分 月没:4時31分 月齢:15.26 干支:壬申 六曜:仏滅 九星:四緑木星 今日の季語: 花火 「国産線香花火『牡丹桜』」 https://youtu.be/7V_WXHN-_t0 『花火(はなび) 初秋 子季語: 煙火、揚花火、仕掛花火、打上花火、遠花火、花火舟、金魚花火、...

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2016/08/18(木)旧暦: 716日 祝日・節気:望 日出:502分 日没:1826分 月出:1817分 月没:431分 月齢:15.26 干支:壬申 六曜:仏滅 九星:四緑木星

今日の季語: 花火

「国産線香花火『牡丹桜』」

https://youtu.be/7V_WXHN-_t0



『花火(はなび) 初秋
子季語: 煙火、揚花火、仕掛花火、打上花火、遠花火、花火舟、金魚花火、花火大会
関連季語: 手花火
解説: 種々の火薬を組み合わせ、夜空に高く打ち上げて爆発の際の光の色や音を楽しむもの。もともとは、秋祭りの奉納として打ち上げられた。日本一の四尺花火が打ち上げられる新潟
県小千谷市の片貝地区では、子供の誕生や入学就職記念、追善供養など、生活の節目節目
に、住民が花火を奉納する。
来歴:             『花火草』(寛永13年、1636年)に所出。』
(季語と歳時記)


花火の俳句:



・おひらきは線香花火やいとこ会  德田千鶴子



・終の玉ちりと線香花火消ゆ  稲畑廣太郎



・線香花火ぽとりと堕ちて夜の底  小田明美



・束の間をこらへ線香花火かな  片山由美子



・闇に散る線香花火の奔放に  堀田こう



・これからは線香花火のごと生きむ  積岡典子




花火と言っても、今日の花火は全国大会や街の花火ではなく線香花火。
線香花火は、子供の頃誰でも楽しんだ思い出があるもの。
長じて、子供を持てば家族旅行の思い出に子どもたちと火花に声を上げたもの。
德田は、子供の頃、親兄弟が集まって、花火大会をしたのだろう。

線香花火の句を読んでいると、もう一つの顔が詠まれている。
花火は、一時のもの、すぐに終わってしまう。
2
時間も打ち上げる花火大会も短い11個の花火が織りなすもの。
短い花火の中でも線香花火は特に短い。

稲畑と小田は写生している。
短い火の玉と火花が終われば消える。
小田の場合は、堕ちたのは終の玉ではなく心か身体かもしれない。

線香花火は、短く束の間だからこそ、見せてくれるものがある。
それは、光と闇、輝きと無。

片山、堀田、積岡は線香花火の健気な輝きをじっと見ている。
線香花火の命を見ている。
積岡は加えて、自分が線香花火程も生きていないことを自覚している。

未生前の闇と死後の闇との間が命であるならば、束の間の命を輝かせ、燃え尽きる...

さだまさしは、それ程好きではないが、何曲か良い曲はある。

「線香花火/さだまさし」



https://youtu.be/B2qDTJkS7C8




2016-08-17 (Wed)

2016/08/17  リオ五輪  福原愛ちゃんの活躍

2016/08/17  リオ五輪  福原愛ちゃんの活躍

シングルスで石川が初戦敗退した後、愛ちゃんの活躍は素晴らしかった。 準々決勝では、世界ランキング4位でロンドン大会の銅メダリスト、シンガポールのフォン・ティエンウェイ選手と対戦、格上の相手に4-0で圧勝した。 「【NHKリオ】卓球女子・準決勝へ 福原選手 フォアもバックも眼光もキレッキレ!」 https://youtu.be/MlQvIDES9NQ 1ゲームも取られていないこの...

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シングルスで石川が初戦敗退した後、愛ちゃんの活躍は素晴らしかった。
準々決勝では、世界ランキング4位でロンドン大会の銅メダリスト、シンガポールのフォン・ティエンウェイ選手と対戦、格上の相手に40で圧勝した。

「【NHKリオ】卓球女子・準決勝へ 福原選手 フォアもバックも眼光もキレッキレ!」

https://youtu.be/MlQvIDES9NQ


1
ゲームも取られていないこの調子なら、金も夢ではないと思わせる調子の良さだった。

だが、現実は厳しかった。くじ運が悪かった。
準決勝の相手は、世界No.1の中国の李暁霞選。
体力・力の差は如何ともしがたく04で敗戦。
3
位決定戦に回ったが、体力が残っていなかった。


団体戦で銅メダルが決まった後の、インタビューで、愛ちゃんは元の泣き虫愛ちゃんに戻った。
感想を聞かれて、苦しかった、苦しかったと繰り返した。
準決勝のドイツ戦の敗戦は自分の責任と話していた。
だが、そうではなく1試合目伊藤が勝てた試合を焦って落としたのが流れを変えてしまった。
それが敗因だった。

キャプテンとしての責任の重さから、苦しかったのだろう。
恐らく東京まではキャプテンは続けないだろう。

今まで日本女子卓球界の先頭に立って、活躍してきたのだからもう充分だ。
本当にご苦労様でした。




2016-08-17 (Wed)

2016/08/17  日記  星月夜

2016/08/17  日記  星月夜

2016/08/17(水)旧暦: 7月15日 祝日・節気: 日出:5時01分 日没:18時28分 月出:17時34分 月没:3時29分 月齢:14.26 干支:辛未 六曜:先負 九星:五黄土星   今日の季語: 星月夜   「2014年8月白鳥座κ流星群極大日の星空」 https://youtu.be/f4x8ZVY6oOE       『星月夜: ほしづきよ、ほしづくよ、星明り 三秋 星も月も一年を通してみることができるが、月がとりわけ美しい秋は星にとっても同じである。月の...

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2016/08/17(水)旧暦: 715日 祝日・節気: 日出:501分 日没:1828分 月出:1734分 月没:329分 月齢:14.26 干支:辛未 六曜:先負 九星:五黄土星

 

今日の季語: 星月夜

 

20148月白鳥座κ流星群極大日の星空」

https://youtu.be/f4x8ZVY6oOE

 

 

 

『星月夜: ほしづきよ、ほしづくよ、星明り

三秋

星も月も一年を通してみることができるが、月がとりわけ美しい秋は星にとっても同じである。月の無い夜の星明りは月とは別の趣があり、満天の星が輝くさまはいつまでも見飽きることがない。』

(季語と歳時記)

 

 

星月夜の俳句:

 

・一点の雲もゆるさず星月夜  高木典子

 

・露天風呂肌さすほどの星月夜  松本米子

 

・旅一夜寝なくともよし星月夜  稲畑汀子

 

 

台風が日本の太平洋岸に沿って北上しているため、東から北は荒れた天気。

西日本は台風が吹き込む熱風で猛暑になっている。

季節は秋だが、とても秋の風情でもなく、今夜は星月夜でも無さそうだ。

 

それでも、月初めの蓼科高原は星月夜だった。

露天風呂から見上げる星空は美しかった。

 

星や月の写真を撮る人にとっては、お天気は重要だ。

天気に恵まれなければ、地上から星空は撮ることが出来ない。

載せさせていただいた210148月の星空も恵まれて撮影されたものだ。

 

美しい星空を見上げる時が在っても良い。

 

2016-08-16 (Tue)

2016/08/16  五輪柔道 井上ジャパン  雑感

2016/08/16  五輪柔道 井上ジャパン  雑感

リオから好成績を収めた柔道日本選手団、井上ジャパンが帰国し、記者会見を行った。 その報道を見て感じたことを書きたい。 リオ五輪の柔道が始まり、軽量級の60キロ級 髙藤、66キロ級 海老沼は金を期待して見ていたが、いずれも決勝以前に相手の返し技にヤラれてしまい、銅メダルに終わってしまった。 今回も金は0かと思った。 すると、意外な展開が待っていた。 中量級...

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リオから好成績を収めた柔道日本選手団、井上ジャパンが帰国し、記者会見を行った。
その報道を見て感じたことを書きたい。


リオ五輪の柔道が始まり、軽量級の60キロ級 髙藤、66キロ級 海老沼は金を期待して見ていたが、いずれも決勝以前に相手の返し技にヤラれてしまい、銅メダルに終わってしまった。
今回も金は0かと思った。

すると、意外な展開が待っていた。
中量級以上の階級で金メダルが取れ、全競技が終わると男子は全階級でメダルをとっていた。
終わってみれば、素晴らしい成績だった。

特に、73キロ級 大野は、素晴らしい柔道だった。
技が切れるのは勿論だが、パワーも有り、果敢に攻め抜く攻撃柔道は、今までの「1本で勝つ、美しい柔道」を超えた新しい日本柔道の姿を表現していた。

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キロ級のベイカー茉秋が金をとったのは、予想外だった。
しかも、準決勝までは全て一本勝ちだったが、決勝は違い「勝負に勝つ」戦略に徹した。
一本勝ちに拘れば、パワー柔道のジョージアのリパルテリアニに返し技で裏を取られる可能性があった。
ベイカーは若いにもかかわらず、状況に応じて戦略を変える柔軟性がある。この柔軟性があれば、髙藤も海老沼も金を獲っていたのではと思う。

日本柔道の目指す方向は、大野の柔道だが、ベイカーの柔軟性も合わせて持ちたい。


今回の、意外な展開・予想外の好成績は、実は理由のあることだった。
それは、終わってみて解ったことだ。

大野が優勝インタビューで話していた「最強のそして最高の柔道」と言うイメージは、井上康生監督が就任後掲げた目標だそうだ。
「最強」というのは技術・技、体力・パワー、攻撃性・積極性・勇敢という側面を表し、「最高」と言うのは、競技者を超えた人格性・精神性を表すようだ。

井上ジャパンが発足した4年前は、暴力事件、裏金事件、セクハラ事件など柔道界は柔道の競技にとどまらない問題を抱え込んでいた。
井上監督は、新しいイメージ・目標を掲げ、他国の格闘技も研修に取り入れ、筋力トレーニングも重視し、具体的で実践的な改革を行ってきた。
その一方、選手一人一人に声を掛け、課題を与え、必要なら鼓舞するというソフト面にも努力を惜しまなかった。

「【NHKリオ】しびれる男泣き! 柔道男子・井上康生監督のインタビュー」

https://youtu.be/d0AmM-dG10w


こうした地道な取り組みが、今回の結果につながっていることは間違いない。



『【柔道】井上監督、東京五輪でも続投へ…史上初全階級メダルを高く評価
2016
81450  スポーツ報知

日本男子は7階級制となった88年ソウル大会以降で史上初となる全階級メダルを達成した。井上康生監督(38)の指導力を全柔連幹部は高く評価。東京五輪に向けても引き続き指揮を執る方向であることが分かった。

日本柔道界の至宝が、史上初の男子金メダルゼロに終わったロンドン五輪からV字回復させた。シドニー五輪男子100キロ級金メダルの井上監督の下、日本男子代表は世界初の7階級全てでメダルを獲得。山下泰裕強化委員長(59)も「世界のレベルが上がっている中で素晴らしい結果」と高く評価した。帰国後に審議されるが、東京五輪に向け続投が濃厚だ。

試合後のミックスゾーンで、指揮官は人目もはばからず泣いた。「最高の環境で精いっぱい戦えた幸せの涙。たくさんの人たちが応援してくれた感謝の涙だと思う」。特別コーチとして参加したロンドンは惨敗。全柔連は再建の目玉として、4年前倒しして井上監督を招聘(しょうへい)した。

就任直後は全柔連に暴力問題や裏金問題が発覚。大きな動揺が走ったが「最高かつ最強の選手の育成」「命がけで戦う」という目標を掲げ、対話とデータを重視した強化に着手した。女子の南條充寿監督(44)とともに約80人の分析チームを整備し、外国人選手のデータは4年間で8000試合以上も蓄積。五輪で裁く国際審判員の判定傾向まで分析し、全柔連科学研究部の担当者は「『指導』を出す時間帯まで調べ上げた」と明かす。

ロシアのサンボや沖縄角力(すもう)など、柔道に似ている格闘技を練習に取り入れ、勢いのある若手には「次はお前の番だ」と声をかけてモチベーションを高めた。60キロ級銅メダルの高藤直寿(23)=パーク24=が「本当に熱い。憧れています」と言えば、原沢も「やりやすい環境を作ってくれた」と感謝した。

井上監督は「やんちゃな高藤に優秀な海老沼、強い大野、強いのにそう見せない永瀬、新種のベイカー、最後まで格好良かった羽賀、内面に強い精神を持つ原沢。7人7様でバトンを最後までつなぎ切ってくれた」と感謝した。東京五輪に向けても「勝って当たり前、勝つべき集団だと他の国から言ってもらえるよう、最高かつ最強の選手の育成を続ける」と強い決意を示した。(遠藤 洋之)』
(スポーツ報知)



「日本柔道陣が帰国 男女12個のメダル」

https://youtu.be/vqB0x2S2lZE




「【NHKリオ 特別編】柔道のメダリストたち」


https://youtu.be/phODHyKh2_4




2016-08-16 (Tue)

2016/08/16  日記  送り火

2016/08/16  日記  送り火

2016/08/16(火)旧暦: 7月14日 祝日・節気: 日出:5時00分 日没:18時29分 月出:16時49分 月没:2時31分 月齢:13.26 干支:庚午 六曜:友引 九星:六白金星 今日の季語: 送り火、送火 「京都 五山送り火 2015年 中継ダイジェスト / okuribi / 京都いいとこ動画」 https://youtu.be/8VZakGeIpXY 『送り火(おくりび)とは、お盆の行事の一つで、お盆に帰ってきた死...

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2016/08/16(火)旧暦: 714日 祝日・節気: 日出:500分 日没:1829分 月出:1649分 月没:231分 月齢:13.26 干支:庚午 六曜:友引 九星:六白金星

今日の季語: 送り火、送火

「京都 五山送り火 2015 中継ダイジェスト / okuribi / 京都いいとこ動画」

https://youtu.be/8VZakGeIpXY



『送り火(おくりび)とは、お盆の行事の一つで、お盆に帰ってきた死者の魂を現世からふたたびあの世へと送り出す行事である(反対語 迎え火)。 家庭の玄関先や庭で行われるものから、地域社会の行事として行われるものまで、さまざまな規模で行われている。大規模なものでは大きく分けて、山の送り火、海の送り火の2つがある。仏教が庶民の間に浸透した室町時代以後に年中行事として定着したといわれている。

山の送り火としては、京都の五山送り火・奈良の高円山大文字送り火などが有名。海の送り火としては、「灯籠流し」が全国的に行われている(「精霊流し」と呼ぶ地方もある)。地方によってその由来や意味あい、行事の内容、行われる時期などはそれぞれ異なっている。観光行事として、最近行われ始めたものもあるようだ。』
Wikipedia


送り火の俳句:



・山影の淡し五山の送り火に  鈴木良戈



・いとせめて送火明く焚きにけり 長谷川零余子



・りちぎなる父に早目の送り火焚く  鈴木ゆき子




夏休みと重なるお盆は、子供や孫達の帰省もあり、御魂のお迎えもあり、忙しいことだ。
子供や孫たちは、故郷に行きお爺ちゃん・お婆ちゃんに会って、楽しい時を過ごした。
いつまでも在ると思うな親と金。

迎火でお迎えしてから、今日はもう送火でお送りする。
お盆の行事もアッと言う間だ。
短いがやむを得ない、彼岸と此岸は交錯して重なることしか出来ない。
此岸の我々は、この世に生きなければならない。
明日からは、浮世の生活が始まる。

鈴木は、物事にきちんとし、時間に正確な父の性格に合わせて、早目に送り火を焚いてやる。
父の御魂は時間通りに恙無く帰途に着くことが出来る。
御魂は御魂で、浮世の娘にあまり迷惑をかけては行かぬ、早く帰らねばと思っていることだろう。

心の通う父と娘は良いものだ。



2016-08-15 (Mon)

2016/08/15  日記  盂蘭盆会

2016/08/15  日記  盂蘭盆会

2016/08/15(月)旧暦: 7月13日 祝日・節気: 日出:4時59分 日没:18時30分 月出:16時00分 月没:1時37分 月齢:12.26 干支:己巳 六曜:先勝 九星:七赤金星 今日の季語: 盂蘭盆会 「大阪 四天王寺 盂蘭盆会万灯供養法要 平成二十五年八月十六日」 https://youtu.be/EdMW-Bn7FeI 『盂蘭盆会(うらぼんえ、うらぼんゑ) 初秋 子季語: 盂...

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2016/08/15(月)旧暦: 713日 祝日・節気: 日出:459分 日没:1830分 月出:1600分 月没:137分 月齢:12.26 干支:己巳 六曜:先勝 九星:七赤金星

今日の季語: 盂蘭盆会

「大阪 四天王寺 盂蘭盆会万灯供養法要 平成二十五年八月十六日」

https://youtu.be/EdMW-Bn7FeI



『盂蘭盆会(うらぼんえ、うらぼんゑ) 初秋
子季語: 盂蘭盆、盆、盆供、盂蘭盆経、迎盆、盆祭、新盆、盆前、盆過、盆三日
関連季語: 施餓鬼、燈籠流し、大文字、茄子の馬、生身魂、魂祭
解説: 旧暦七月十三日から十六日にかけ行われる先祖供養。十三日夕方先祖を迎え、精進料理、野菜、菓子などを供え供養する。十六日は早朝に供物を川に流し先祖を送る。東京など
新暦で行う地方も多い。
来歴: 『俳諧初学抄』(寛永18年、1641年)に所出。
文学での言及  
実証的見解: 孟蘭盆会は、『盂蘭盆経』の目蓮救母の説話にもとづく行事である。これによれば、釈迦の十代弟子の一人目蓮は釈迦の教えに従って七月十五日の自恣の日(夏安居の最後の日)に百味の飲食で僧侶を供養したので、餓鬼道に落ちた母を救うことができたという。この故事によって、七月十五日の盆供養は七世の父母をも救いうると考えられ、中国では六世
紀前半ごろ、梁の武帝によって孟蘭盆会が始められた。日本では六五七年(斎明天皇三年)に始めて孟蘭盆会を設けたとされ、その後、宮中でも孟蘭盆会が催され、以後恒例の行事
となった。』
(季語と歳時記)



盂蘭盆の俳句:



・この時季に合はせ詣るも盂蘭盆会  稲畑汀子



・その夜の夢に母居る盂蘭盆会  福間慶子



・もう会へぬ妹をひた恋ふ盂蘭盆会  檜原さち子




大阪四天王寺の盂蘭盆会の万灯供養は荘厳だ。
万灯が風に揺れ動く様は命あるもののようだ。
今年もいつものように厳かに、法灯の炎と心が揺れ動く法要が行われていることだろう。

昨日までは忙しかったので、今日墓参りに行った。
いつもとは違い、霊園の駐車場は車でいっぱいだった。
雑草を取り、墓を綺麗にし、水で洗い、供花をそなえ、経を唱える。
墓誌には今年亡くなった叔母の名前が新しく刻まれた。

檜原も妹を亡くしたすぐの盂蘭盆会だったのだろう。
兄弟は他人の始まりとも言われ、関係は必ずしも一定ではないが、頼りにしていた肉親が亡くなった後の、心の穴は辛いものだ。
その深い穴から這い出るには、短くても3年の歳月が必要だ。

盂蘭盆会の間、彼岸の世界に御魂がお帰りになるまで、親しく心の会話をすることにしよう。




2016-08-14 (Sun)

2016/08/14  日記  墓参

2016/08/14  日記  墓参

2016/08/14(日)旧暦: 7月12日 祝日・節気: 日出:4時59分 日没:18時31分 月出:15時10分 月没:0時47分 月齢:11.26 干支:戊辰 六曜:赤口 九星:八白土星 今日の季語: 墓参 「「盆の入り」各地で墓参り」 https://youtu.be/cUcjYPXxRW8 『墓参: 墓詣、展墓、墓掃除、掃苔、墓洗ふ、墓ぬらす 初秋 八月十三日のお盆に墓参りす...

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2016/08/14(日)旧暦: 712日 祝日・節気: 日出:459分 日没:1831分 月出:1510分 月没:047分 月齢:11.26 干支:戊辰 六曜:赤口 九星:八白土星

今日の季語: 墓参

「「盆の入り」各地で墓参り」

https://youtu.be/cUcjYPXxRW8



『墓参: 墓詣、展墓、墓掃除、掃苔、墓洗ふ、墓ぬらす
初秋
八月十三日のお盆に墓参りすをること。墓に詣でる機会は多いが、中でも祖先の霊を迎える盂蘭盆会は日本人にとって最大の宗教行事である。前もって墓を洗い清め、花や香を手向けてお参りし、
祖先をこの世に迎えるのである。』
(季語と歳時記)



墓参の俳句:



・夕月や涼がてらの墓参 小林一茶



・母の手に墓参の花を移す夢 飯田龍太



・墓参我拝むゆゑ子も拝む 和田敏子




高速道路は、里帰りの車で渋滞、新幹線も満席で、一家揃っての里帰りは大変だ。
インタビューを受ける幼い子どもたちは、おばあちゃん、おじいちゃんに会えるのが楽しみと言っている。

里帰りは孫たちと爺婆の交流の場になっている。
子どもたちの思い出を作るには大切なことだ。
核家族の現在では、別居している爺婆との関係維持は夏休みが一番適当だ。

それはそれで良いのだが、お盆の習慣では墓参りも大切だ。

ご先祖様のお墓を掃除し、お花を供え、手を合わせるのは幼い子たちの心を豊かにするためにも必要なことだ。



2016-08-13 (Sat)

2016/08/13  日記  迎火

2016/08/13  日記  迎火

2016/08/13(土)旧暦: 7月11日 祝日・節気: 日出:4時58分 日没:18時32分 月出:14時17分 月没:0時03分 月齢:10.26 干支:丁卯 六曜:大安 九星:九紫火星 今日の季語: 迎火 「奈良井宿 迎え火の夜」 https://youtu.be/vN4qBukGi4c 『迎え火 迎え火(むかえび)とは、客人や神霊をむかえるためにたく火のことである。神迎えや婚礼、葬...

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2016/08/13(土)旧暦: 711日 祝日・節気: 日出:458分 日没:1832分 月出:1417分 月没:003分 月齢:10.26 干支:丁卯 六曜:大安 九星:九紫火星

今日の季語: 迎火

「奈良井宿 迎え火の夜」

https://youtu.be/vN4qBukGi4c



『迎え火
迎え火(むかえび)とは、客人や神霊をむかえるためにたく火のことである。神迎えや婚礼、葬式にも使われるが、一般的にはお盆の時の先祖の霊を迎え入れるためにたく野火のことを指す。1日から7日にやる地方もあるが、一般的には713日または813日の夕刻に行う。地域によっては御招霊など大掛かりなものもある。以前からあったが、年中行事として定着したのは江戸時代と言われている。

また迎え火の変形として盆提灯がある。これも同じく先祖の霊を迎え入れるための目印であり、また先祖の霊が滞在しているしるしであるとされる。この風習は鎌倉時代から行われている。さらに竿燈や五山送り火のように発展したり、送り火に変化したものもある。

方法
地域や条件により様々有って統一様式はないが、

   
家の門口や辻で皮を剥いだ麻の茎(オガラ)を折って積み重ね、着火する。これが最も一般的な方法である。
   
麦藁を焚きながら「盆さま盆さま お迎え申す。」と大声で叫び、子供がその火を持ち、再び火を焚く。これは主に関東地方に多い方法である。
   
墓から家までの道に108本の白樺の皮を竹につけ、順に火をつける。
   
墓から山まで先祖の霊を迎える。
    8
13日夕、墓のある自家農地や町内の菩提寺まで、家紋入り提灯をもって家族ほぼ総出で墓参りに行き、帰路は提灯に灯りを付けて帰り、その火を仏壇に点灯する。送り火は16日夕(15日夕)に逆に墓まで提灯を点灯、墓参りして消灯後戻る。

さらに2度目の迎え火を814日未明に行う地域もあるが、地域の伝承習慣であり来歴子細は不明。
多数が都会に出るようになり、墓も集団墓地に集約されて、菩提寺参りが現実的でないことで自宅前で済ませる省略形が先出「一般形」になった様だ。
...Wikipedia)



迎火の俳句:



・いざたまへ迎火焚てまゐらせん 正岡子規



・迎え火や玄関広く開けてをく  大平保子



・お迎へ火家族こぞりて門に出で  中島霞



・鍬かるく迎火の土平しけり 飯島晴子



・迎え火が服焦す程吾に寄る  松浦途子




今日からお盆。
新暦のお盆より、夏休みと重なる月遅れのお盆の方が落ち着いて魂迎えが出来る。

火の取扱が厳しくなったので、迎火を焚くのは難しくなった。
奈良井宿のように地域で関心があれば、迎火も思うままできる。
一般の市街地や住宅地でも、皿や箱の中で形だけでも良いから、迎火を焚いてお迎えしたいものだ。

現代人は、個の枠に囚われているから、自分の生まれる前の自分や自分が死んだ後の自分は考えられず、常に今の自分だけだ。
哲学者が日常性への頽落と言ったりする生活態度だ。

此岸と彼岸の間を行き来することも重要な事で、お盆などはそのためにある。
ご先祖様をお迎えして、昔話に花を咲かせることで、俗界をぬけ出すことが出来る。

今日は夕方からが忙しい。



2016-08-12 (Fri)

2016/08/12  日記 阿波踊り

2016/08/12  日記 阿波踊り

2016/08/12(金)旧暦: 7月10日 祝日・節気: 日出:4時57分 日没:18時34分 月出:13時24分 月没:---- 月齢:9.26 干支:丙寅 六曜:仏滅 九星:一白水星今日の季語: 阿波踊り「阿波踊り2015総集編 Awaodori Festival in Tokushima」https://youtu.be/0h3-mZLitBQ『阿波おどり(あわおどり、Awa Odori)は徳島県(旧・阿波国)を発祥とする盆踊りである。日本三大盆踊りであり、江戸開府より約400年の歴史がある日本...

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2016/08/12(金)旧暦: 7月10日 祝日・節気: 日出:4時57分 日没:18時34分 月出:13時24分 月没:---- 月齢:9.26 干支:丙寅 六曜:仏滅 九星:一白水星

今日の季語: 阿波踊り

「阿波踊り2015総集編 Awaodori Festival in Tokushima」

https://youtu.be/0h3-mZLitBQ



『阿波おどり(あわおどり、Awa Odori)は徳島県(旧・阿波国)を発祥とする盆踊りである。日本三大盆踊りであり、江戸開府より約400年の歴史がある日本の伝統芸能のひとつである。夏季になると徳島県内各地の市町村で開催され、なかでも徳島市阿波おどりは踊り子や観客数において国内最大規模である。

概要
三味線、太鼓、鉦鼓、篠笛などの2拍子の伴奏にのって連(れん)と呼ばれる踊り手の集団が踊り歩く。えらいやっちゃ、えらいやっちゃ、ヨイヨイヨイヨイ、踊る阿呆(あほう)に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らな損々…と唄われるよしこののリズムで知られる。しかし、よしこのは大手の有名連以外はあまり使われず、主にヤットサーヤットサーという掛け声のほうが多用されている。企業連などではこのほか商品名や会社名が入った独自のかけ声が使われたり、「1かけ2かけ3かけて、しかけた踊りはやめられぬ。5かけ6かけ7かけて、やっぱり踊りはやめられない」と言ったものも使われている。

徳島県内の小・中・高等学校では体育の授業や体育祭などで「阿波おどり」を演目として採用している学校も多数あり、徳島県民の代表的な祭りである。
...
起源と名称
精霊踊りや念仏踊りが原形であるといわれるが、起源は明らかになっていない。徳島藩が成立して以後、盛んに踊られるようになったとされる(徳島市観光協会の説明より)。天正14年(1586年)、徳島城が竣工した際、当時の阿波守・蜂須賀家政が城下に「城の完成祝いとして、好きに踊れ」という触れを出したことが発祥という説もある(蜂須賀入城起源説)。しかしながら、戦国時代に城内でそのようなことができたとは考え難く、「蜂須賀入城起源説」は多くの歴史家によって否定されている。江戸時代には、一揆につながるとの理由で阿波おどりが禁止されていた時期もあった。その令を犯し、自宅で阿波おどりを行った家老がお家断絶になったという。また戦時中にも一時阿波おどりは禁止された。

阿波おどりという名称は徳島県内の各地で行われてきた盂蘭盆の踊りの通称であり、昭和初期からそう呼ばれるようになった。この名称は日本画家・林鼓浪が徳島商工会議所(当時は商業会議所)に提案したものとされる。尚、徳島市や高円寺の阿波おどりではポスターや看板等において専ら「阿波おどり」と表記される。また、徳島県が発行する印刷物等においても「阿波おどり」で統一されている。ちなみに、名称から徳島県阿波市が阿波おどりの本場と思われることがあるが、阿波市でも阿波おどりは行われるものの特別なことは特にない(そもそも阿波市の存在自体が近年まで無かった。市の歴史はまだ浅く、2005年の市町村合併で誕生した新しい市である)。なお、一部では「阿波踊り」と漢字表記している。
...』(Wikipedia)



阿波踊の俳句:




・阿波踊目抜きにかかりハイヤットサ  高澤良一




・阿波踊内輪外輪の送り足  河府雪於




・印篭のきりきりまひや阿波踊  渡辺しま子






例年通り、今日から15日まで阿波踊りが開催される。
期間中、徳島市は、昼は「選抜阿波おどり大会」、夜は演舞場で、一日中阿波おどり一色になる。

お囃子の
“アーラ偉い奴ちゃ 踊る阿呆に 見る阿呆
  同じ阿呆なら 踊らにゃ 損々“
に乗って、軽妙に踊る阿波踊りには、心を開き、解き放つ力がある。

『阿波踊り
徳島県

■歌詞
(囃子)  アーラ偉い奴ちゃ
  踊る阿呆に 見る阿呆
  同じ阿呆なら 踊らにゃ 損々
  新町橋まで 行かんか 来い来い

阿波の殿様 蜂須賀様が
今に残せし 阿波踊り


(囃子)  アーラ偉い奴ちゃ偉い奴ちゃ
  ヨイ ヨイ ヨイ ヨイ
  「笹山通れば 笹ばかり
   大谷通れば 石ばかり
   猪豆食うて ホーイ ホイ ホイ」


巡礼お鶴の あの菅笠に
いとし涙の 雨が降る

こうも鳴門で 未練の深み
それで渦ほど 気がまわる

踊り踊らば しなよく踊れ
しなのよいのを 妻に持つ』

正調の唄を聴いてみよう。

「正調・「お囃子よしこの」唄(阿波踊りの歌)

https://youtu.be/jp6pPGwlKcM


人生暗い顔をして生きるより、笑って生きる方が良い。
踊りの無い生活より、踊って過ごす生活の方が楽しい。

踊らにゃ、踊らにゃ、踊らにゃ~




【データ】

阿波おどり会館
http://www.awaodori-kaikan.jp/

阿波ナビ
https://www.awanavi.jp/feature/awaodori.html


阿波踊りの歌詞は以下のサイトに記載がある。
線翔庵

http://senshoan.main.jp/minyou/awaodori-word.htm



2016-08-11 (Thu)

2016/08/11  おきなわカフェ やんばる (愛知・豊田)

2016/08/11  おきなわカフェ やんばる (愛知・豊田)

 無性に沖縄に行きたくなる日がある。 だが、沖縄に行くには飛行機に乗らなければ行けない。 夏の焼けるような太陽と青い空と白い雲の下。 無性に沖縄そばが食べたくなる、無性に沖縄ぜんざいが食べたくなる、そんな時がある。 だが、沖縄に行くには飛行機に乗らなければならない。 ゆっくりとした沖縄の時間の流れに身を任せたくなる時がある。 ぼんやりとした柔らかな沖縄の空気を吸いたくなる時がある。 だが、沖縄に身...

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無性に沖縄に行きたくなる日がある。
だが、沖縄に行くには飛行機に乗らなければ行けない。

夏の焼けるような太陽と青い空と白い雲の下。
無性に沖縄そばが食べたくなる、無性に沖縄ぜんざいが食べたくなる、そんな時がある。
だが、沖縄に行くには飛行機に乗らなければならない。

ゆっくりとした沖縄の時間の流れに身を任せたくなる時がある。
ぼんやりとした柔らかな沖縄の空気を吸いたくなる時がある。
だが、沖縄に身を置くには、飛行機に乗らなければならない。

そんな気分の時、飛行機に乗らなくても良い方法がある。
沖縄市の郊外、緑多い山の中に、“やんばる”がある。
そこに、「おきなわカフェやんばる」がある。

ここには、本物の沖縄があり、沖縄に居ると錯覚できる力がある。
沖縄そば、沖縄ぜんざい、サータアンダギーなど本物の沖縄がある。
ゆっくりと流れる沖縄の時間がある。


久しぶりに「おきなわカフェやんばる」に行ってみた。

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県道から見上げる山の下、「おきなわカフェ」の赤い看板が見える。
狭い道路を、山に入って行くと、すぐ店がある。

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駐車場があるので車には困らない。

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夏の盛りなので、緑が多く、お店は緑の中にある。

中に入ると、先客がいた。
白髪の夫婦と思しき二人が椅子に座って、ママとゆんたく中だった。
ゆっくりとした時間を楽しんでいる。

邪魔をしてはいけないので、奥の物産販売コーナーの前のテーブルに座る。

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コンクリート打ちっぱなしの壁に、札張りのメニューは沖縄のスタイルだ。

 
種類は多くはないが、沖縄の物産が売られている。

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ハイビスカスの赤い表紙のメニューが運ばれてきた。

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沖縄そばとカフェメニューがセットになった「やんばるセット」が復活していた。

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沖縄そばと麺をラーメンにしたものと両方ある。

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ホームページが変更されているので、注意が必要だ。

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沖縄そばとぜんざいが同時に楽しめる「やんばるセット」がお得だ。
アーサーそばとぜんざいのセット1150円をお願いした。

待つこと暫し。
アーサーそばが運ばれてきた。

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アーサーがいっぱい。

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柔らかい軟骨ソーキが2つ。
麺は楕円形のスタンダードな沖縄そば。
茹で加減・硬さも丁度良い。

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見るからに美味しそうだ。

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沖縄の蒲鉾。

アチコーコーのそばをひたすら食べる。
そーきはとろとろ、肉はとろけるほど柔らかい。
こんな暑い日は、そばのつゆも美味しい。
れんげで掬い、全て飲んでしまった。

食べ終わると、二の腕に汗が滲んでいる。
暑い時に沖縄そばは、沖縄スタイルだ。

食べ終わると、タイミング良くぜんざいが運ばれてきた。

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本物の沖縄ぜんざい。

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氷の下には、金時豆の餡が隠れている。
沖縄のぜんざいは、小豆は使わない。

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氷が溶けて、金時豆と白玉を楽しむ時が来た。
甘さ控えめで、サッパリとして、切れがよく、後が爽やかだ。

ぜんざいを食べ終わる頃には、二の腕の汗も消えていた。

精算を済ませ、外に出る。
目の前には、夏を疾走している稲の姿が見える。
時折、道路を走る車の音が聞こえるだけ、静かだ

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此処に居れば、沖縄の気分になることが出来る。
飛行機に乗らなくても大丈夫だ。
沖縄そばもソーキそばもアーサーそばもある。
ぜんざいもサーターアンダギーもある。
条件が許せば、ゆんたくも楽しむことが出来る。

「おきなわカフェ やんばる」には、間違いのない沖縄がある。




【データ】

「おきなわカフェ やんばる」
愛知県豊田市白川町日面
274-25
0565-76-7372

ホームページ

http://www.hm.aitai.ne.jp/~yanbaru/


twitter
https://twitter.com/yanbarutoyota


5
年前に書いた当ブログの記事。
2011/06/02 沖縄料理・飲み処その5 おきなわカフェやんばる」

http://blog.goo.ne.jp/nabanatei/e/9a59aa600b6b7a7eec02b843dfd20c51