2014年05月 - 菜花亭日乗
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菜花亭日乗

菜花亭笑山の暇つぶし的日常のつれづれ。 散歩する道筋は、日本酒、俳句、本、音楽、沖縄、泡盛、カメラに...etc

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2014-05-31 (Sat)

2014/05/31  日記  五月尽

2014/05/31  日記  五月尽

2014/5/31 (土) 旧暦: 5月3日 祝日・節気:  日出: 4時27分 日没: 18時50分 月出: 6時29分 月没: 20時43分 月齢: 2.35 干支: 壬寅 六曜: 先勝 九星: 六白金星 今日の季語: 五月尽 「野鳥が囀り水芭蕉の花が咲く戸隠森林植物園・4K撮影」 http://youtu.be/Tulzsw3vnJs 『五月尽 読み方:ゴガツジン(gogatsujin) 五月...

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2014/5/31 () 旧暦: 53 祝日・節気:  日出: 427 日没: 1850 月出: 629 月没: 2043 月齢: 2.35 干支: 壬寅 六曜: 先勝 九星: 六白金星

今日の季語: 五月尽

「野鳥が囀り水芭蕉の花が咲く戸隠森林植物園・4K撮影」

http://youtu.be/Tulzsw3vnJs


『五月尽

読み方:ゴガツジン(gogatsujin)

五月が終ること

季節 夏』(季語・季題辞典)


五月尽の俳句;



・あれこれと計画倒れ五月尽  濱田ヒチヱ



・五月尽ものぐさ癖のぬる朝湯 永井龍



・糠床に塩をふり足す五月尽  保坂加津夫



・あつさりと紐の解けて五月尽  代田青鳥



・嫁ぐ娘が父に酒つぐ五月尽  伊藤一歩




今日で五月も終わり。
爽やかな五月の風と新緑に誘われて、高原や海に足を運んだ人も多かったはずだ。

色々と計画をしたのだが、上手く行かなかった濱田のような人も多かったに違いない。物事は計画通り行かなくても困ることはない、計画することに喜びはあるし、もう一度計画すれば喜びは2倍になる。

俳人たちの五月尽も様々だ。
何も遠出しなくとも落ち着いていつも通りに朝湯に行く。
いつも通りに糠床の手入れをする。
これでも充分だ。
縺れが解ける日も来ることもあるさ。
娘がお酌をしてくれることだってあるかも知れない。
爽やかな五月、何をしても気持ちが良い。

筆者は前半はもたついたが、後半は計画通り沖縄に行った。
そして元気を貰って帰ってきた。
爽やかな五月だったといえるだろう。

今日は真夏のような暑さの五月尽だった。
明日からは梅雨を待つ日に入る。
計画倒れを恐れず、計画を立てよう。




2014-05-30 (Fri)

2014/05/30  沖縄本島旅行6日目  まとめ

2014/05/30  沖縄本島旅行6日目  まとめ

今日は旅行最終日だが、JTA252便が11:55那覇発なので、何も予定はしない。 ただ帰るだけの移動日。 朝食を済ませるために7:30にホテルを出て、いちぎん食堂に行く。 空は曇っているが、昼からは恐らく晴れるだろう。 歩いていると、住宅や店の前に植えられた花が綺麗だ。 煮付けが食べたくなったが、嶺吉食堂はなくなってしまったので、...

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今日は旅行最終日だが、JTA252便が11:55那覇発なので、何も予定はしない。
ただ帰るだけの移動日。

朝食を済ませるために7:30にホテルを出て、いちぎん食堂に行く。

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空は曇っているが、昼からは恐らく晴れるだろう。

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歩いていると、住宅や店の前に植えられた花が綺麗だ。

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煮付けが食べたくなったが、嶺吉食堂はなくなってしまったので、手軽に食べられるのはいちぎん食堂だ。

煮付けは満足だったが、雰囲気が変わっていた。
24
時間営業の8時前の食堂はマナーの悪い若者たちの溜まり場になっていた。
毎朝こうした状態だと、営業にも影響がありそうだ。


ホテルでデータの整理をし、荷造りを済ませて、10:00前にはチェックアウトした。

帰りのJTAは、いつもと違って楽しめなかった。
往路のANAとは違って満席で、座席も3列の真ん中。
不幸にも両サイドは、太目のオジサンだ。
加えて、キャビンアテンダントが、今までで最も感じの悪い人だった。こんな人もいるのだ。
2
時間辛抱すれば済む話なので問題ではないが。


今回の旅は、沖縄の近海マグロと月桃の花が目的だった。
100
点満点とは行かなかったが、4日目に急展開があり80点位は達成できたので良しとしよう。
残り20点は、美ら海マグロの生の中トロと月桃の花を手にとって握りしめることだ。
今年のシーズンは終わりなので、来年以降のお楽しみとしよう。



2014-05-30 (Fri)

2014/05/30  日記  杜若

2014/05/30  日記  杜若

2014/5/30 (金) 旧暦: 5月2日 祝日・節気:  日出: 4時27分 日没: 18時49分 月出: 5時38分 月没: 19時57分 月齢: 1.35 干支:辛丑 六曜:赤口 九星:五黄土星 今日の季語:杜若 「神戸市垂水区 多聞寺の杜若(かきつばた)on2014-5-7」 http://youtu.be/SSRFVHKd8VA 『カキツバタ(燕子花、杜若、Iris laevigata)はアヤメ科アヤメ属の植物である。 解説 カキツバタは湿地に群生し、5月から6月にかけて紫色の...

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2014/5/30 () 旧暦: 52 祝日・節気:  日出: 427 日没: 1849 月出: 538 月没: 1957 月齢: 1.35 干支:辛丑 六曜:赤口 九星:五黄土星

今日の季語:杜若

「神戸市垂水区 多聞寺の杜若(かきつばた)on2014-5-7

http://youtu.be/SSRFVHKd8VA



『カキツバタ(燕子花、杜若、Iris laevigata)はアヤメ科アヤメ属の植物である。

解説
カキツバタは湿地に群生し、5月から6月にかけて紫色の花を付ける。内花被片が細く直立し、外花被片(前面に垂れ下がった花びら)の中央部に白ないし淡黄色の斑紋があることなどを特徴とする。

愛知県の県花でもあり、三河国八橋(現在の知立市八橋)が『伊勢物語』で在原業平がカキツバタの歌を詠った場所とされることに由来している。在原業平が詠んだ歌は以下の通り。

   
から衣
   
きつつなれにし
   
つましあれば
   
はるばる来ぬる
   
たびをしぞ思ふ

江戸時代の前半にはすでに多くの品種が成立しており、古典園芸植物の一つでもあるが[要出典]、江戸時代後半にはハナショウブが非常に発展して、カキツバタはあまり注目されなかった。現代では再び品種改良が進められている。

漢字表記の一つ「杜若」は、本来はヤブミョウガという別種の漢名(「とじゃく」と読む)であったが、カキツバタと混同されたものである。』(Wikipedia


杜若の俳句:




・水底の雲より立ちて杜若  柴田久子


 




・遠き世も一睡にして杜若  寺田すず江


 




・金箔の残る仏や杜若  沼田巴字


 




・むらさきは雨似合ふ花杜若  玉置かよ子


 




・杜若にこぶ白鳥の番かな  西垣順子





今日は暑い日だった。
杜若のイメージには似合わない日だった。
東海地方は梅雨の入りは来週くらいだろうか。
雨の中、語ることもなく自然に立って咲いている杜若の情趣は日本的なもの。
紫色の控えめの花はヨーロッパのアイリスとは違った世界。

沖縄にも一寸合わない気がする
杜若の自生地南限は広島県辺だそうだ。

沖縄から帰ると中部国際空港も沖縄に負けない夏の日盛りだった。
元気になったところでまた頑張らなければ...




2014-05-29 (Thu)

2014/05/29  沖縄本島旅行5日目  まとめ

2014/05/29  沖縄本島旅行5日目  まとめ

朝から晴れ。 昨日の成果がなければ、今日は追い込まれて動かなければならなかったが、気持ちを楽に動けたのは良かった。 昨夜の夜が重かったので朝食抜きにして、ホテルでデータを整理。 9:30に出発、徒歩で久米の福州園に向かった。 目的は月桃の花の情報を集めていた時、ある人の旅行記に福州園で見た月桃の花の写真があったためだ。 歩くと暑いので、木陰...

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朝から晴れ。
昨日の成果がなければ、今日は追い込まれて動かなければならなかったが、気持ちを楽に動けたのは良かった。

昨夜の夜が重かったので朝食抜きにして、ホテルでデータを整理。
9:30に出発、徒歩で久米の福州園に向かった。
目的は月桃の花の情報を集めていた時、ある人の旅行記に福州園で見た月桃の花の写真があったためだ。

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歩くと暑いので、木陰がある歩道は嬉しい。

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那覇市の経営なので、入園無料。

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中に入ると、池の周りの遊歩道を歩いて、花や緑、建物、景観を楽しむことが出来る。

乾いた印象のある沖縄には珍しく、周囲の喧騒とは区切られた静けさの中で、池の周りをのんびり歩くことが出来る。

福州園は那覇市の施設で、姉妹都市の福州市都の友好を記念して造られたものだそうで、本格的な中国式庭園であった。
残念ながら月桃の花とは出会えなかったが、本土の花も含めて沢山の花が咲き、静かな空気が流れる快いところだった。 那覇で時間が余ったら訪問する価値のある場所だ。

10:30
に園を出て、次はまぐろ探索に向かう。
県鳥駅からゆいレールで赤嶺駅へ、歩いて5分程に
魚屋直営食堂魚まるがある。
ここで朝食、昼食兼用のマグロ丼を食べるのが目的。

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11:00
開店と同時に入店、ランチ限定メニューの県産生マグロ使用のマグロ丼500円を酢飯に変更して550
円注文。

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マグロは、柔らかい食感のアッサリとした味わいのマグロだ。色も昨日の海鮮まぐろ屋どんのそれに比べると淡い赤だ。
訊いてみるとこのマグロはキハダマグロだそうだ。


腹ごしらえが出来たところで、次はまた月桃の花の探索に向かう。
目的地は末吉公園。初めて行く公園だが、首里に近く山深いところらしいので月桃の自生が多いのではないかとの期待だ。


ゆいレールで赤嶺駅から市立病院前まで移動。
駅前左側の急階段を降り、安謝川に沿って上がると左側に遊園地のようなものが見えた。
そこが末吉公園だった。

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遊園地から上に上がると、月桃の花が見つかった。
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上に行けば、沢山の月桃が自生してると期待して、登り始めたが、結果は全く違っていた。
上に上がるにつれて、道は細くなり、周囲の樹木は高くなり、ジャングルの様相になる。加えて蚊のようなものに刺されたところが痒くなる。
見通しも利かず、人も全く居ないので迷うと危ないので、末吉宮まで辿り着かないまま撤退することにした。
月桃は最初に見た以外は見つけられなかった。

安謝川まで降り橋があるので渡り、対岸の道を登って行くと全く違った風景になった。
こちらは整備された公園になっている。明るい舗道を行けば散歩を楽しめるようになっており、人の姿も見かける。
最上部まで到着すると末吉公園の表示があった。

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後になって判ったことだが、安謝川の上流に向かって右側が一般的な公園で左の山側は神宮や墓のある霊域で手付かずの山のようだ。夏に行くところではなかった。

帰りは儀保駅からゆいレールに乗り戻る。
途中、コンビニで補水用に2Lの水を買って帰り、冷蔵庫で冷やしておく。


夕方からは、マグロの探索。
店は「お魚ちゃん」、三原にあるまぐろ専門の居酒屋。
店主がその日釣ってきたマグロをその場で捌いて出してくれる店。
今日釣りに出るという情報を得たので、予約しておいた。

ゆいレール安里駅で降り、栄町を抜け15分程歩く、りゅうぼう三原店の直ぐ近くに店はあり迷うことはなかった。

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店に入ると、丁度店主が釣りから帰ってきたところだった。

数時間前まで泳いでいたマグロを目の前で刺身にして出してくれた。
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昼食べたマグロとは、食感がまるで違う。
プリプリ、モチモチ。

店主からマグロ釣りの話を聞きながら、この店ならではの珍しい肴をいただいた。3月に行った同じような趣向の店とは大違いだった。
この店ならではの体験ができ、面白い宴だった。
詳しいことは、別記事にしよう。


安里駅からゆいレールで帰る。
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県庁前に着いたのが19:50、まだ閉店に間に合うのでお姐え様に報告旁、昨日聞いたメジマグロの漬けを求めて海鮮まぐろ屋どんに行った。

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昼とは違って、夜は居酒屋モード。
沖縄の近海の生の本マグロに拘るお姐え様の話は面白い。
閉店の9時まで話に興じて、快く酔ってホテルに帰った。

昨日に続いて、今日も手応えのある充実した一日だった。



2014-05-29 (Thu)

2014/05/29  日記  サングラス

2014/05/29  日記  サングラス

2014/5/29 (木) 旧暦: 5月1日 祝日・節気:朔 日出: 4時27分 日没: 18時49分 月出: 4時49分 月没: 19時07分 月齢: 0.35 干支:庚子 六曜:大安 九星:四緑木星 今日の季語:サングラス 「ホテルモントレ沖縄スパ&リゾート「タイガービーチ(Tiger Beach)」」 http://youtu.be/KQPj1q3qg3g 『サングラス(Sunglasses)とは、日差しや強い照明で眼を焼かれるのを防ぐために着用する保護眼鏡のこと。眩しさや紫外線な...

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2014/5/29 () 旧暦: 51 祝日・節気: 日出: 427 日没: 1849 月出: 449 月没: 1907 月齢: 0.35 干支:庚子 六曜:大安 九星:四緑木星

今日の季語:サングラス


「ホテルモントレ沖縄スパ&リゾート「タイガービーチ(Tiger Beach)」」

http://youtu.be/KQPj1q3qg3g


『サングラス(Sunglasses)とは、日差しや強い照明で眼を焼かれるのを防ぐために着用する保護眼鏡のこと。眩しさや紫外線などを低減するために着用する。白人は、日光から健康被害を受けやすいため、瞳を日光から守るという健康上の理由でよく使う。オゾンホールの影響で紫外線が強いオーストラリアやニュージーランドなどでは児童がかける事も珍しくない。

なお、日本では家庭用品品質表示法の適用対象とされており雑貨工業品品質表示規程に定めがある[1]
...
サングラスにまつわる逸話
   
各国の政治家の報道写真・映像において、その人物に「独裁者」といったネガティブなイメージを加えて伝えられる場合、サングラス姿である場合が多い。例:朴正煕、ピノチェト、パーレビ、サッダーム・フセイン、金正日等。またヤルゼルスキがサングラスを着用していたのは視覚障害のためであったが、1981年に戒厳令を敷いた際にはサングラス姿の写真・映像が同様の意図で用いられた。
   
セキュリティポリスやシークレットサービスなどの警護官は、警護対象者が浴びるマスコミのカメラによるフラッシュや日光によって目を眩ませられないようにするために、しばしば着用する。なお、シークレットサービスといえば「スーツにサングラス」のイメージが一般的だが、シークレットサービスによる公式のFAQでは、いつもサングラスを掛けているわけではない、との説明がなされている。
   
野球選手が屋外球場のデーゲームの守備時に太陽の眩しさで捕球に支障を来さないように着用することも多い。こちらはアイウェアとも呼ばれる。スポーツモデルなので非常に軽い上、激しい動きをしても落ちにくいようになっている。
   
公の場で常にサングラス姿の著名人も多い。有名なところではタモリ、浜田省吾、鈴木雅之、井上陽水、桜井賢(THE ALFEE)、みうらじゅん、スガシカオ、ATSUSHIEXILE)、黒田俊介(コブクロ)、m-floなどが挙げられる。彼らの場合、ファッションではなく、ある種のキャラクター・アイテムとして着用していると言える。』(Wikipedia



サングラスの俳句:

・サングラスクレオパトラの鼻が欲し  島本知子

・サングラスかけても君の眩しかり  萩尾亜矢子

・サングラスかけて心をかくしけり  内美保子

・サングラスとりて眼にもの言はせけり  足利徹

・サングラスの男にもある拍子抜け  高橋道子


沖縄の夏のビーチではサングラスが欲しくなる。
眩しすぎるのだ。

欧米人がサングラスを掛けるのは、青い目を代表に瞳の色が薄く、光を通しやすいためだ。紫外線を受けすぎると白内障になるリスクが高まる。
欧米人がサングラスを買える人が多いのには科学的な根拠がある。
一方、日本人は茶色の瞳であり、サングラスが内蔵されているようなもの。
それでもサングラスを掛けるのは、ファッションや伊達メガネであり、健康より心理的なものだ。

俳人たちも、其処にポイントを置き詠んでいる。
サングラスをかければ、自分の視線を読まれなくなる。
だから、サングラスをかければ、思いのままかというとそうは行かないようだ。

好きな人はサングラスをしても見つめられない。
目に語らせようとすれば、サングラスは邪魔になる。

伊達メガネを外せは、女性から拍子抜けと見られる確率は高い。
おいそれとは外せなくなる。



2014-05-28 (Wed)

2014/05/28  沖縄本島旅行4日目 まとめ (その1)

2014/05/28  沖縄本島旅行4日目 まとめ (その1)

今日は素晴らしい日だった。 昨日までとはガラリと変わったのは、お天気だけではなくてテーマの達成状況もだった。 お天気も昨日までは晴れ間こそあったが、雲と雨が支配的だった。今日は、朝こそ曇っていたがその後は晴れて夏のような太陽が輝いた。 昨夜レンタカーは返してしまったので、歩いて移動する今日、天気が良かったのは運が良かった。 テーマの方も、手応えのあった日で、月...

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今日は素晴らしい日だった。

昨日までとはガラリと変わったのは、お天気だけではなくてテーマの達成状況もだった。
お天気も昨日までは晴れ間こそあったが、雲と雨が支配的だった。今日は、朝こそ曇っていたがその後は晴れて夏のような太陽が輝いた。
昨夜レンタカーは返してしまったので、歩いて移動する今日、天気が良かったのは運が良かった。

テーマの方も、手応えのあった日で、月桃の花も沖縄美ら海まぐろも両方一遍に来た。
午前中の波之上方面は、駄目だったが、首里城は期待通り月桃の花が盛んに咲いていた。
沖縄美ら海まぐろも、意外な形で出会うことが出来た。

夜の、栄町も良かったし、今日は充実した一日だった。


朝食をお気に入りの三笠でとるためにホテルを出る。
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朝の国際通りは、人も車も少なく静かな地方都市の感じだ。

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天気も、まだ目が覚めていないようで、曇っている。

久茂地の交差点近くにあるまぐろの立て看板のある店に行く、若い人が出入りしているので、開店しているのかと思った。
ガラス越しに中を覗くと、若い男がカウンターに新聞を広げている。
ドアを開けてカウンターの中にいる若い女性に、開店していますかと聞くと、今はcaféのみでまぐろは11時からとのこと。

ならばと三笠へ向かう。
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三笠で朝食。
朝からすきやきだが、今日は一日足を動かすから、良いだろう。

食事を済ませ、波之上方面に向かって歩く。
足の向くまま気の向くまま歩いていく。
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上山中学の裏通りを歩いていると、街案内の銘盤が目に入った。

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米国民政府跡跡だった。

琉球列島米国民政府については、いかのWiki記事を参照。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%90%89%E7%90%83%E5%88%97%E5%B3%B6%E7%B1%B3%E5%9B%BD%E6%B0%91%E6%94%BF%E5%BA%9C

その沿革は、
   
194541日、沖縄戦でアメリカ軍が沖縄本島に上陸した日と同日に、琉球列島米国軍政府として設立された。
   
194671日、軍政府の権限が海軍から陸軍へ委譲される。
   
19501215日、沖縄の長期的統治のために琉球列島米国民政府となる。
   
195765日、米国民政府の長が、高等弁務官となる。
   
1972514日、沖縄の本土復帰の前日に閉庁した。

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銘盤によれば、アメリカは、沖縄本島上陸と同時に、読谷村に軍政府を設立した。
その後、具志川、玉城村と移転した。

1946
4月に設立された沖縄民政府は、軍政府の移転とともに佐敷村に移転した。
1949
7月には、この地にあった上山国民学校に移転した。
195012月に軍政府が廃止され、民政府が沖縄統治の中心となった。
1953
年に現在の沖縄県庁の場所に、琉球政府ビルが建てられ移転するまで、この場所が行政の中心であったと書かれている。

歩いて行くと、天尊廟に出た。
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この中には、天妃宮、孔子廟、明倫堂があり、昔はこの辺りが学問の中心地だった事がわかる。

周辺には幾つか見処がある。

小桜の塔は、沖縄戦戦没学童慰霊碑だ。
隣接して対馬丸記念館が設置されている。
終戦の前年1944822日に、米軍潜水艦に撃沈された疎開船対馬丸に乗っていた1484名が亡くなった。
米軍は子どもたちが乗った船だと知らなかったのだろうか。

有名な波之上宮も近いので歩く。
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中国か台湾からの観光客が一杯で、賑やかだ。


境内には昭和天皇の御製の碑が建てられていた。
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勤めを常に果たされていた昭和天皇の気持ちが真っ直ぐに伝わる御製だ。


波之上宮から福州園に向かって歩いていると方角を間違えたらしく、辻の風俗街に迷い込んでいた。
早速、ポン引きのオジサンから声を掛けられた。
歩いている目的が違うので、手を振って通りすぎようとすると
“どこに行くの”と言う。
“福州園に向かっている”と言うと、何をしてるといった顔をして道を教えてくれた。
途中の交番でもう一度きくように念を押された。
沖縄ではポン引きまでも親切だ。

その後も若いポン引きに声を掛けられた。
時間は昼の11時半、辻は今でもバリバリの風俗の街だ。


途中、言われた通り交番でもう一度を教えてもらい、福州園に到着すると、今日は休館日。

道の反対側に松山公園があったので中に入って見た。
普通の公園だった。
アメリカの若者たち男女4人組以外は誰も居ない。

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燃えているのは鳳凰木ばかりだ。



2014-05-28 (Wed)

2014/05/28  沖縄本島旅行4日目 まとめ (その2)

2014/05/28  沖縄本島旅行4日目 まとめ (その2)

月桃の花を求めて、首里城に向かった。 ゆいレール首里城駅を降り、上の毛から城壁ルートで首里城内に入る。 県立芸大前を通るより城壁ルートの方が、景色が良い。 天気が良いと兎に角暑い。 瑞泉門前の龍樋の透明な水を見て涼しくなったところで、正殿から西のアザナに向かう。 月桃の花が期待通り咲いているか不安だったが、実際は期待以...

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月桃の花を求めて、首里城に向かった。

ゆいレール首里城駅を降り、上の毛から城壁ルートで首里城内に入る。
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県立芸大前を通るより城壁ルートの方が、景色が良い。
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天気が良いと兎に角暑い。
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瑞泉門前の龍樋の透明な水を見て涼しくなったところで、正殿から西のアザナに向かう。

月桃の花が期待通り咲いているか不安だったが、実際は期待以上だった。
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思う存分写真も動画も撮ることが出来た。
これは改めて別記事にしよう。

舞への誘いの開演時間が近づいたので下之御庭の会場に行き、最前列の椅子に座った。

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舞への誘いが終わってから、再び京の内に戻り、西のアザナからの景観と月桃の花を楽しんだ。
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首里城の月桃の花は期待通りで、旅のテーマの一つを達成することが出来た。
特に、花から自然に滴る月桃の水が観察できたのは良かった。

良い結果に満足して、芸大前の道を通り市内に戻る。
県庁前駅を降りたのは15:40を過ぎており遅い昼食だが、朝営業していなかったまぐろの店に行ってみることにした。

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店の前に立つと、OPENの表示、しかも15:0018:00はワンコインサービスとなっていた。

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色鮮やかな赤身の近海マグロの丼だった。
期待はずれだった3日間の後、漸く満足できる店が見つかった。

以前から久茂地の交差点を通る度にマグロの看板は気になっていたが、観光客目当ての店だろうと思って入らなかったのだが、面白い店だった。
ねじり鉢巻のお姉さまが威勢良いこの店「海鮮まぐろ屋どん」については、別記事を書くことにする。


ホテルに17:00に着き、夜の計画まで一休み。

18:20
に出て、夜の栄町に向かう。
目的はルフュージュだが、開店の19:00まで栄町周辺を散歩する。

栄町には面白そうな店が沢山出来ている。

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栄町ボトルネック、あぶさん、べんり屋、黒ひげなど

19:00
の開店時間が近づいたのでルフュージュに行く。
店はもう開いており、お客で満席だった。
予約済みと話すとカウンターに案内された。
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聞くと4月から3人体制になり強化されたので、休日無しで営業時間も17:30~に変更になっているとの事だった。
マスターも今日は休みとのことで合うことが出来なかった。
泡盛と料理を楽しんでから店を出て、最後に田舎そば農連市場店に向かう。

店に着いたのは20:30
相変わらず店前にはタクシーが止まっている。
期待通り、今宵の担当は上品なお姉さまだった。
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軟骨ソーキそばを食べた。
相変わらず丁寧な造りのそばで、変わらない仕事にホッとする。


今日は、素晴らしい出来の日だった。
今まで3日間の不調が嘘のように上手く行った。
2
つのテーマが両手に花だったので、明日からは気楽に動くことが出来る。

こんな日もやってくるから嬉しい。



2014-05-28 (Wed)

2014/05/28 沖縄本島旅行4日目 三笠食堂

2014/05/28 沖縄本島旅行4日目 三笠食堂

海鮮まぐろ屋どんの前に人がいたので寄ってみたが、朝はcaféのみで、まぐろは11:00からとの事だった。 ならばということで、三笠に向かった。 三笠は、年中無休で24時間営業という客からすれば、駆け込み寺のような頼りになる店だ。 客層は、地元の人が中心だ。 <メニュー> メニューは多くの食堂のように、数えきれないほど多くはなく、食堂にしては絞り込んで...

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海鮮まぐろ屋どんの前に人がいたので寄ってみたが、朝はcaféのみで、まぐろは11:00からとの事だった。
ならばということで、三笠に向かった。

三笠は、年中無休で24時間営業という客からすれば、駆け込み寺のような頼りになる店だ。

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客層は、地元の人が中心だ。

<メニュー>
メニューは多くの食堂のように、数えきれないほど多くはなく、食堂にしては絞り込んでいる。

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この店で一番好きなのは、スキヤキだ。
メニューを見ると、スキヤキは650円に値上がりしている。他のメニューも値上がりしているが50円が殆どなのに、スキヤキだけ100UPになっている。
絶対水準は高くはないのでやむを得ないが、狙い撃ちされているようで気になる。

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頼んだのは矢張りスキヤキ。
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本土のスキヤキと違うのは、レタスが入っていたり、糸こんにゃくのように見えるが、マロニーだったりする。

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本土の甘醤油の濃い味ではなく、薄めの優しい味。
味からすると牛肉と野菜の煮物といったほうが、本土の人には解りやすいかもしれない。

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ご飯は、やや多目。
大盛りにすると+100円。


この店は、いちぎん食堂と並んで地元の人から愛されている食堂であることは、良く理解できる。

4,5
名のおばちゃんたちが忙しく働いているので、ゆっくり話すことは難しい。
カウンター席があるので常連は、其処に座って話をしているから、出来なくはない。だが、旅行者には少しハードルが高い。
おばちゃんとゆっくり話がしたい人は、おばちゃんが一人でやっているような店に行ったほうが良いだろう。


【データ】
    
三笠 松山店 (みかさ)
       098-868-7469
    那覇市松山1-3-17 伊波ビル 1F
    営業時間 24時間営業
     朝食営業、ランチ営業、
     日曜営業
    定休日 : 年中無休(年始、旧盆の3日目とその翌日は休み)
    完全禁煙
    駐車場: 無
    ホームページ:

         http://www9.plala.or.jp/mikasa1/




2014-05-28 (Wed)

2014/05/28  沖縄本島旅行4日目  至聖廟

2014/05/28  沖縄本島旅行4日目  至聖廟

久米を歩いていると至聖廟を通りかかった。 観光バスが停まり、中国人らしい団体客が歩いている。 銘板を見ると天尊廟他の名前が書かれている。 ここは入った記憶が無いので、初めてのはずだ。 天尊廟 左右に...

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久米を歩いていると至聖廟を通りかかった。
観光バスが停まり、中国人らしい団体客が歩いている。

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銘板を見ると天尊廟他の名前が書かれている。
ここは入った記憶が無いので、初めてのはずだ。

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天尊廟
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左右に龍王殿と関帝廟が祀られている。
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久米地区は、中国人の帰化人が住んだ地区なので、中国との縁が強いところであると実感できる。


『至聖廟(しせいびょう)は、沖縄県那覇市にある日本最南端の孔子廟である。孔子の他に四配(顔子、子思(孔伋)、曾子、孟子)の像が祀られている。

17
世紀初頭より久米三十六姓の人々によって儒教の祭典が行われていたが、尚貞王の時の1676年になって、那覇泉崎の地に建立された。以来、教育機関の明倫堂とともに戦前までその威容を誇っていた。

しかし1945年の沖縄戦で焼失し、しかも軍道1号線(現在の国道58号)の拡張工事により敷地が削られたことで、元の地での再建が不可能になった。

1975
年になり、波上宮に程近い天尊廟跡地に、天尊廟とともに再建された。元の地には蒋介石から贈られた孔子像が置かれている。

施設
 
大成殿 - 至聖廟(孔子廟)の本殿。孔子と、高弟の顔子、曾子、子思子、孟子を祀る。
   
明倫堂
   
天尊廟
   
天妃宮
   
程順則頌徳碑
   
蔡温頌徳碑
   
中山孔子廟建立碑
   
管理事務所
   
至聖門』(Wikipedia




2014-05-28 (Wed)

2014/05/28  沖縄本島旅行4日目  護国寺 小桜の塔

2014/05/28  沖縄本島旅行4日目  護国寺 小桜の塔

少し行くと、旭ヶ岡公園に出る。 旭ヶ丘公園も初めてだ。 終戦末期学童疎開船対馬丸が米潜水艦に撃沈されたことは、良く知られている。 学童1484人の学童が犠牲になった対馬丸攻撃は、戦艦ではないにもかかわらず、魚雷攻撃をした米軍は狂気であったといえる、戦争犯罪として断罪されるべきだ。 隣には戦没新聞人の慰霊碑がある。 「1945年春から初夏にかけて沖縄は戦火につつまれた 砲煙弾雨の下で新聞人たちは二か...

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少し行くと、旭ヶ岡公園に出る。
旭ヶ丘公園も初めてだ。

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終戦末期学童疎開船対馬丸が米潜水艦に撃沈されたことは、良く知られている。

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学童1484人の学童が犠牲になった対馬丸攻撃は、戦艦ではないにもかかわらず、魚雷攻撃をした米軍は狂気であったといえる、戦争犯罪として断罪されるべきだ。

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隣には戦没新聞人の慰霊碑がある。
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1945年春から初夏にかけて沖縄は戦火につつまれた
砲煙弾雨の下で新聞人たちは二か月にわたって新聞の発行を続けてた
これは新聞史上例のないことである
その任務果たして戦死した14人の霊はここに眠っている」

戦死した新聞人についての記事がある。

『沖縄戦のスクープ

夜陰の戦い、記者2人壮烈ルポ

米軍の艦艇は、照明弾を打ち上げている。沖縄本島南端の摩文仁海岸で、毎日新聞の野村勇三・那覇支局長は午後8時、支局員の下瀬豊記者も午後10時、ふんどし姿でそっと海に入った。日本軍が壊滅寸前の1945(昭和20)年618日の夜だった。

陸軍司令部がある首里に米軍が迫る51819日、2日続けて毎日新聞の1面に「野村、下瀬両報道班員(本社特派員)」の名で大きな記事が掲載された。1516日現地発の記事には「敵首里郊外突入 悪条件下 わが精鋭勇戦」「壮烈 雨中斬込み続行 敵損五万、尚強引の攻勢」(大阪本社発行紙面から)の大見出しが躍っていた。「安里」「牧志」の地名や「一丘一陣を争う」の記述があり、那覇・首里周辺での激戦を描いていた。特に14日夜から翌未明にかけて、大雨の中、斬り込み隊の壮烈な戦いをルポし、「敵は無数の照明弾を打ち上げ、那覇市一帯の漆黒の闇は一変、白昼の如くこうこうとして生々しい。

このころ、米軍の激しい銃爆撃で、内地の他紙は首里から那覇の無線局の壕へ通うのを断念していた。紙面も、大本営発表や「南方某基地○×記者」などの情報で作っていた。だが、野村支局長らは命がけで往復し、原稿を送り続けたのだった。

野村支局長は22日、司令部に呼び出された。大本営から台湾軍経由で「毎日賞」が届けられており、牛島満司令官から伝達された。危険を顧みず取材し、原稿を送り続けた2人に、本社が軍に頼んで届けたのだ。

だが、陸軍は28日、首里を放棄、野村支局長らも司令部とともに摩文仁の洞窟に移った。615日には、牛島司令官は2人に内地に帰り、沖縄戦の実相を国民に伝えるように命じた。知念半島の突端に小舟が隠してあり、2人は別々に泳いで行き、合流して南西諸島を北上することになった。出発前、島田叡・沖縄県知事は純白の絹の生地を贈り、野村支局長は2つに裂いて下瀬記者とふんどしにした。

野村支局長は銃撃で負傷し翌朝、米軍に収容された。しかし、下瀬記者の行方は分からず、戦死と認定された。

野村、下瀬両記者は軍の検閲下で、他紙と同様に戦意高揚を図る記事を書き続けたのは否めない。しかし、下瀬記者は本島中部の最前線で、黒髪を切って弾薬を運ぶ若い女子挺身隊員3人が爆撃で血に染まった姿を報道した(53日付)。また、2人は20日間も従軍し兵士と同じたこつぼに入り、戦車を肉弾攻撃する様子も書いた(430日付)。日本兵の死ばかりか、沖縄県民も巻き添えにする悲惨な姿には、悲しみさえにじむ。これらの実態は戦後、国民の前に詳しく明らかにされたが、沖縄戦の最中に伝えたスクープと言ってもよかった。

命をも惜しまない2人の記者魂は、いつまでも語り継がれる。下瀬記者の名は、那覇市の「戦没新聞人の碑」に刻まれている。(20074月号から。野村支局長と下瀬記者の2人が書いた壮絶な日米戦のルポ=1945年5月19日付大阪本社発行紙面) 』
(新聞記者になりたい人のための入門講座
http://blog.goo.ne.jp/kazupiro2011/e/a846db2d42ece03b22bcb11f6a20aa25


60
年経つと世代が変わる。
世代が変わると、記憶は消滅してしまう。
語り伝えるためには、記録や記念碑で残し伝えていくことが必要だ。



2014-05-28 (Wed)

2014/05/28  沖縄本島旅行4日目  波上宮

2014/05/28  沖縄本島旅行4日目  波上宮

波上宮も観光バスが停まり、中国人もしくは台湾人で一杯だった。 波上宮の沿革については、Wikipediaを参照。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B3%A2%E4%B8%8A%E5%AE%AE 境内には昭和天皇の御製の石碑があった。 「思はざる病となりぬ 沖縄をたづねて果さむ つとめありしを」 沖...

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波上宮も観光バスが停まり、中国人もしくは台湾人で一杯だった。

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波上宮の沿革については、Wikipediaを参照。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B3%A2%E4%B8%8A%E5%AE%AE


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境内には昭和天皇の御製の石碑があった。

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「思はざる病となりぬ 沖縄をたづねて果さむ つとめありしを」

沖縄巡行を常に願っておられた昭和天皇が、病気になられ予定されていた沖縄訪問を取りやめられた時の思いが歌から伝わってくる。

「つとめ」に強い責任感を持っておられた陛下のこころが溢れている。

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「昭和天皇のおことば
さきの大戦で戦場となった沖縄が、島々の姿をも変える甚大な被害を蒙り、一般住民を含む府数多の尊い犠牲者を出したことに加え、戦後も長らく多大の苦労を余儀なくされてきたことを思うとき深い悲しみと痛みを覚えます。
ここに、改めて、戦陣に散り、戦禍にたおれた数多くの人々やその遺族に対し、哀悼の意を表するとともに、戦後の復興に尽力した人々の苦労を心からねぎらいたいと思います。
終戦以来すでに四十二年の歳月を数え、今日この地で親しく沖縄の現状と県民の姿に接することを念願していましたが、思わぬ病のため今回沖縄訪問を断念しなければならなくなったことは、誠に残念でなりません。
健康が回復したら、できるだけ早い機会に訪問したいと思います。
皆には、どうか今後とも相協力して、平和で幸せな社会をつくり上げるため、更に協力してくれることを切に希望します。
昭和六十二年十月二十四日」

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境内には明治天皇の銅像も立てられている。
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銅像の後ろに御製が2首掲載されていた。

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「わが国は神のすゑなり神まつる昔の手ぶりわするなよゆめ」

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「たらちねの親に仕へてまめなるが人のまことの始なりけり」

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この銅像は、明治百年(昭和43年)を記念して、昭和45年に建立されたものだそうだ。

明治元年、新政府を設立された時の基本方針である
五箇条の御誓文が刻まれている。

    1 
広ク会議ヲ興シ万機公論ニ決スヘシ
    2 
上下心ヲ一ニシテ盛ニ経綸ヲ行フヘシ
    3 
官武一途庶民ニ至ル迄各其志ヲ遂ケ人心ヲシテ倦マサラシメン事ヲ要ス
    4 
旧来ノ陋習ヲ破リ天地ノ公道ニ基クヘシ
    5 
智識ヲ世界ニ求メ大ニ皇基ヲ振起スヘシ

まことに、尤もなことだ。


今上天皇の銅像はないが、天皇陛下・皇后陛下のお手植えの樹があった。
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礼拝所前では、中国語が飛び交い。
記念撮影が途切れること無く続く。
人がいなくなるのを待っていると、暇な人と思われたらしく、シャッターを押す様に頼まれた。

シャッターを押すと
“ありがとう”と言った。


波上宮には、沖縄神社庁が置かれ、沖縄の神社の管理及び皇室関係の行事の遂行の中心的拠点になっているようだ。

久米地区は歴史的には中国との繋がりがあり、移住した中国人たちの末裔も住んでいる。
孔子や中国文化は良いのだが、中国共産党の拠点にはなってほしくない地域だ。
その中にある波上宮が神道の沖縄での拠点になっていることは、バランスの面で望ましいことだ。




2014-05-28 (Wed)

2014/05/28  沖縄本島旅行4日目  松山公園

2014/05/28  沖縄本島旅行4日目  松山公園

福州園には月桃があり、花を見たとの記事を読んだことがあり、福州園に行ってみた。 今日は休園日だった。 狛犬も笑っていた。 道路の反対側の樹の花が紅い。 交差点を渡ると、松山公園だった。 花に近づくと、鳳凰木の花だった。 兎に角暑い。 公園の日陰が嬉し...

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福州園には月桃があり、花を見たとの記事を読んだことがあり、福州園に行ってみた。

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今日は休園日だった。

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狛犬も笑っていた。
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道路の反対側の樹の花が紅い。
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交差点を渡ると、松山公園だった。

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花に近づくと、鳳凰木の花だった。
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兎に角暑い。
公園の日陰が嬉しい。
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日陰には、外国人の若者たちが座って、楽しそうに話している。米軍属の子どもたちだろうか。


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「白梅の乙女たち」の銅像が建てられている。

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尋常小学・校国民学校の記念碑もある。

今は公園になっているこの場所は、戦前は教育の場だったようだ。

沖縄県立第二高等女学校は、
1928
年に開校した2番目の県立高等女学校。
昭和191010日の米軍の空襲で、那覇の市街地は爆撃により燃えてしまったが、第二高等女学校の校舎も焼けてしまった。

女子学徒による看護隊は、第一高等女学校のひめゆりが有名だが、他にも沢山ある。第二高等女学校は白梅と呼ばれている。
白梅隊は、第27師団の第一野戦病院に配属され、看護業務についたが、ひめゆりと同様犠牲者があったそうだ。

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今は平和な公園となり、アメリカ人の若者たちが賑やかに談笑している光景の中では戦争というものの実感は感じられない。

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青空と白い雲の下の下の緑の公園は静かで、平和だ。
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松山公園には月桃はない。
月桃の花を求めて、首里城に向かった。



2014-05-28 (Wed)

2014/05/28  沖縄本島旅行4日目  上の毛から城壁ルート

2014/05/28  沖縄本島旅行4日目  上の毛から城壁ルート

ゆいレール首里城駅を出るとタクシーの客引きが話しかけてくる。 首里城までは歩いても遠くないし、歩いたほうが首里城がよく解る。 道路を真っ直ぐ歩いて行けば迷うこともない。 普通は、歩き続けて県立芸大方向へ左折して首里城に着くのだが、最近は上の毛から城壁にそって歩くことにしている。 理由は簡単、その方が景色が良いからだ。 JAのAコープ首里の建物の道路の反...

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ゆいレール首里城駅を出るとタクシーの客引きが話しかけてくる。
首里城までは歩いても遠くないし、歩いたほうが首里城がよく解る。

道路を真っ直ぐ歩いて行けば迷うこともない。
普通は、歩き続けて県立芸大方向へ左折して首里城に着くのだが、最近は上の毛から城壁にそって歩くことにしている。

理由は簡単、その方が景色が良いからだ。

JA
Aコープ首里の建物の道路の反対側に、上の毛ルートの入口がある。
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大きく表示されているので直ぐ判る。
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最初は坂道。このルートは階段を降りるので、足に問題のある人は、避けたほうが良い。そんな人はタクシーに乗っていると思うが。

案内板を見れば、お城の全体の配置も確認できる。
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上の毛エリアの説明。
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最初は上り坂だ。
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直ぐに緑のある城内に入るので、気持ちが良い。
夏なら木陰で休むことも出来、お手洗いもある。
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右は芸大方面が見える。
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左は、那覇の市街が広く展望できる。
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右から、カメラを左に振って撮ってみた。

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先に進むと、赤い案内板がある。
右の城壁沿ルートに進む。

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ここからは階段を下っていく。
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芸大方面が眼前に開ける。
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下り坂なので景色を見ながら歩くことが可能だ。
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所々階段を降りる。
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壁伝いの道なので迷うこともない。
景色を楽しみながら行けば良い。
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城壁には雑草の天敵が生えている。

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城壁も古いままのところと新しく積んだところがある。

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下は古い城壁、上は新しく積んだ城壁。

交通繁多の道路に沿って歩くより、上の毛から城壁ルートを歩いたほうが、空気も綺麗だし、景色も良い。

こちらの道を行くのがお勧めだ。

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久慶門の前に出るので、城内へはここから入る事ができる。

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階段横に水路があった。
此処の水は少し濁っている。

門を入り右の方へ行くと通常の歓会門からのルートに合流する。
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階段の横の瑞泉の水は今も澄み切っている。
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綺麗なので動画を撮ってみた。

20140528龍樋(首里城)」

http://youtu.be/xiAj3LKtBdQ


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瑞泉門前の階段からの眺めも綺麗だ。
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偶々、漏刻門前には観光客の姿はなかった。
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漏刻門を入り、日影台のある庭からの眺めは、好きな場所だ。
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久慶門と城壁の向こうには那覇の市街を見渡すことができる。

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久慶門の手前は、まだ発掘調査中のようだ。

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正殿前の庭に到着した。

此処は今日の目的ではないので通過して、月桃の花が咲いていることを願いながら京の内へ向かった。



2014-05-28 (Wed)

2014/05/28  沖縄本島旅行4日目   月桃の花 in 首里城

2014/05/28  沖縄本島旅行4日目   月桃の花 in 首里城

下之御庭南側の石垣の向こう側は「京の内(きょうのうち)」と呼ばれ、信仰儀式の場であったそうだ。 「首里城発祥の地ともいわれ、琉球独自の信仰の最高位に位置する聞得大君(きこえおおきみ)や大アムシラレといった神女(しんじょ)たちが、ここで王家繁栄、航海安全、五穀豊穣(ごこくほうじょう)等を神に祈っていた。」 方角もよく、見晴らしの良い場所でもあり、今は展望台が設けられている。...

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下之御庭南側の石垣の向こう側は「京の内(きょうのうち)」と呼ばれ、信仰儀式の場であったそうだ。

「首里城発祥の地ともいわれ、琉球独自の信仰の最高位に位置する聞得大君(きこえおおきみ)や大アムシラレといった神女(しんじょ)たちが、ここで王家繁栄、航海安全、五穀豊穣(ごこくほうじょう)等を神に祈っていた。」

方角もよく、見晴らしの良い場所でもあり、今は展望台が設けられている。

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京の内に入ると展望台への道に、月桃が植えられている。

花は咲いているかと思いなが、入って行くと、入り口のすぐ右に、白い月桃の花が見えた。

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漸く月桃の花に巡り会えた。

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沖縄の人に聞けば、何処にでも月桃の花は咲いていると答えるが、実際はそうではない。
道端の月桃は手入れがされていないので、葉の周りが枯れたり、風で傷ついたりしていることが多い。

首里城内は、すべて管理が十分行われているので、月桃も元気だ。

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花は小さいが、花の中は黄色に朱色で、蘭の花のような華やかさがある。

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展望台への道筋を歩くと、至る所に月桃が植えられている。

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花の盛りを過ぎたものもあるが、今が盛りのものもある。

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蝉の脱皮のように、鞘が外れ花の房が顔を覗かせているものもある。

嬉しい事に花の房は、いくつも下がり、写真を撮る美しい花を探すことができる。

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房を眺めまわっていると、花の蕾から花のエキスが垂れているのが見えた。

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昨年宮古島の多良川酒造に見学に行った時、構内には沢山の月桃が咲いており、係員の女性は化粧品にもなっている月桃の花を説明してくれた。

彼女は、花を幾つか手に取り、握りしめた。
指の間から透明な液体がポタポタと落ちた。
“これが化粧水になります”と話し、また花を手にとってこちらの手に乗せてくれた。
同じように握ると、花の精とも言える雫が滴り落ちた。

花を近づけると、良い香りがして、その後指はいつまでもスベスベと滑らかだったことを思い出した。


時の経つのを忘れ、花のある方へ花のある方へフラフラと歩いては、眺めて写真を撮る事を繰り返した。

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写真の全てを掲載するのは、見るのも大変だから、一部のみにする。


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この房は、美しかった。

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一輪だけ花が開き、残りはまだ蕾の侭、その時を待っている。

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見て回っていると、大きく開いて、時間を経たものには、花の中に蟻などの虫が入っていることがわかった。

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これは蟻のようだ。

花の雫は、滑らかで香りは良い事は、宮古での経験でわかるが、虫達が入っているのは味も甘いのだろう。


この房も美しかった。
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まっすぐ下に垂れ、左右のバランスが良く、花もあり、これからの盛りを感じさせる。

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花はまだ開いたばかりだろう。

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蕾たちも可愛らしい。

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蕾に近づいてみると、美しさの中に若い色気のようなものを感じる。

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白く輝く蕾の肌と先端のピンクから紅の色を見ていると、何か若い乳房をイメージさせる。

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色気と言ってもいやらしいものではなく爽やかだ。


見回っていて、月桃の花の付き方が理解できた。

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月桃は、地中から放射状に茎を伸ばす。
茎からは葉が左右に出る。

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一本の茎には、一つの房が垂れ、花が咲く。

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最初は、茎から鞘状のものが出てくる。

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時が経ち機が熟すと、鞘を破り、中から花の房が現れる。

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鞘から完全に出た房は、下方に垂れ下がる。

それから、蕾ごとにそれぞれ花を開いていくことになる。

最後に、動画も撮影したので、見ていただこう。
(時間が5分と長いので注意)。

20140528月桃の花(首里城)」

http://youtu.be/Xe6VzpULsEs



今回の旅の目的は、2つ。
月桃の花と沖縄近海鮪。
3
日経過しても、全く成果なし。
4
日目の今日、首里城の月桃が空振りになれば、旅の目的は達成できる目処が立たなくなる状況だった。

首里城に来てみると、心配は吹き飛び、月桃の花の最盛期だった。
管理され手入れされた月桃は、地中から伸びやかに育ち、葉も枯れたり傷ついたものはなく完全で美しい。
花も咲いているものから散ったもの、可愛らしい蕾も沢山見ることが出来た。
写真も動画も撮ることが出来た。

首里城まで来た甲斐があった。
安心して帰ることができる。



2014-05-28 (Wed)

2014/05/28  沖縄本島旅行4日目  首里城  舞への誘い

2014/05/28  沖縄本島旅行4日目  首里城  舞への誘い

月桃の花の撮影が終わり、「舞への誘い」の始まる時間になったので、正殿前の会場に行った。 今日の出し物は、 (1)四つ竹 (2)ぜい (3)むんじゅる (4)浜千鳥 最初の「四つ竹」は、有名な琉舞で、これは動画で撮影した。 (時間が6:53と長いので注意。) 「20140528舞への誘い(四つ竹)」 http...

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月桃の花の撮影が終わり、「舞への誘い」の始まる時間になったので、正殿前の会場に行った。

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今日の出し物は、
(1)
四つ竹
(2)
ぜい
(3)
むんじゅる
(4)
浜千鳥

最初の「四つ竹」は、有名な琉舞で、これは動画で撮影した。
(時間が6:53と長いので注意。)

20140528舞への誘い(四つ竹)」

http://youtu.be/BUgGPZzUHiQ



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舞が終わり、最後の挨拶。

首里城の訪問客に、本格的な琉球舞踊を無料で見せていただけるのは有難い。
時間を合わせて行けば、誰でも楽しむことができる。



2014-05-28 (Wed)

2014/05/28  沖縄本島旅行4日目  海鮮まぐろ屋 どん

2014/05/28  沖縄本島旅行4日目  海鮮まぐろ屋 どん

手応えのあった首里城の月桃の花に気を良くして、ゆいレールで那覇市内に戻った。 昼食が済んでいなかったので遅い昼食を取ることにし、 時計を見ると15:40。 朝、まだ開いていなかった久茂地の「海鮮まぐろ屋 どん」に行ってみることにした。 時間としては、準備中の危険もあるが行ってみなければ判らない。 ゆいレール県庁前駅から徒歩で5分もかからない距離だ。閉まっていて...

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手応えのあった首里城の月桃の花に気を良くして、ゆいレールで那覇市内に戻った。

昼食が済んでいなかったので遅い昼食を取ることにし、 時計を見ると15:40
朝、まだ開いていなかった久茂地の「海鮮まぐろ屋 どん」に行ってみることにした。

時間としては、準備中の危険もあるが行ってみなければ判らない。

ゆいレール県庁前駅から徒歩で5分もかからない距離だ。閉まっていても他に行くところには困らない。

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店の前に行くと、OPENの表示がある。
OPEN
の下に“今でしょ!”と書いてある。
その下には
「ワンコインサービス
3
時から6時まで690円を500円」と表示されている。

「県産美ら海まぐろ」の看板が立っている。
今回の目的にピッタリの表示だ。
しかし、ワンコインのまぐろ丼では内容がどうだろうか。

店はビルの一回にあるのだが、入り口は階段を上がった右側にあり、道路からは見えない。
様子をうかがうには階段を上がる必要がある。

戸を開け、暖簾をくぐると、ねじり鉢巻をしたお姐さんがいた。この人がどんの女将だった。

活発な威勢の良い応対で、食券の説明を受ける。
マグロ丼は690円で左上のTOPメニューなのだが、それを押してはいけない。

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時間サービスのワンコインまぐろ丼を買うには、右下のボタンを購入する必要がある。ボタンの表示はそれらしい文字が見えない。常連さん専用ボタンのようでもある。

店内は明るく小奇麗で、入口正面の壁にはメニューの短冊がぶら下がっている。
これは夜の居酒屋メニューのようだ。

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日本酒にもこだわりがあるようで、久保田、越の寒梅、奥の松のラベルが見える。

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左の簾には浦霞、芳水のラベルも貼られている。

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夜も来たくなる日本酒の銘柄と肴の種類だ。

入り口左の奥にカウンター席とオープンキッチンがある。
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カウンター席に座り、待つこと暫し。
ワンコインまぐろ丼が出てきた。
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まぐろがご飯の上を覆い、刻み海苔がトッピング。
大葉、生姜、山葵が添えられている。
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まぐろは赤身だが、いゆまちで買った刺し身、昨夜のむとうの炙られた鮪とは全く違う、真紅の鮮紅色。
口に入れるともっちりとした食感で、この2日間のまぐろと食感も違う。
写真でも判るが、冷凍もの特有の水気がない、明らかに冷凍ではなく生のまぐろだ。

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味噌汁は白味噌、和布、ネギ、野菜の一般的なもの。


気風の良い女将と話をして、色々なことを聞かせてもらった。
・この店を開店して、1年を経過した処。
(確かに、昔はなかったが、58号線に看板が出るようになったのは記憶している。)
まぐろ好きが高じて、鮪の店を出した。
今まで店を出したことはなく、この店が初めて。
・まぐろは沖縄近海産の生の本まぐろしか扱わない。しかも赤身が好きなので、トロも扱わない。
本まぐろは回遊魚だが、沖縄近海には年中いるので、メジマグロは年中手に入れられる。この季節だけに限定されないとのこと。これは意外だった。
本まぐろの小さいものはメジマグロだが、腹側には少し脂のあるものがあるが、これは漬けにしてしまう。
・仕入れは、ゆいまちの特定の魚屋さんから仕入れている。勿論、生だけで、冊にして1日熟成させてから提供する。
冷蔵庫の中の冊を取り出して見せてくれた。冊は吸い取り紙で包まれている。
もっちりとした食感は、この管理から生まれることが理解できた。
・夜は居酒屋になるが、営業は21時までしかしない。


女将との会話を楽しんでいると、時々若い男が入ってきて、
“ただ今”と言う。
女将は
“お帰り”と言う。
息子かなと思うとそうではなく、お客だった。
この店の流儀は、
「こんにちは」、「いらっしゃい」では無く
「ただ今」、「お帰り」
のようだ。
常連客と女将との間にいつも会話があることが理解できた。
観光客が殺到しても困るが、生きの良いまぐろが安くたべられ、泡盛も安く、日本酒も大関や菊正宗ではなくこだわりの酒がおいてあるので、お薦めの店だ。


夜は、「ルフージュ」に行く予定があるので、一度ホテルに帰ることにして、店を出た。

沖縄近海産本まぐろを求めた旅の目的は、4日目にして漸く達成できた。トロではなく赤身だが正真正銘の本まぐろだ。
4日目にして月桃の花も沖縄近海の本まぐろの目的を達成することが出来た。
上手く行くときはこんなもので、トントン拍子だ。
こんな日もあるから、人生はやって行かれる。


【データ】
海鮮まぐろ屋・どん
那覇市久茂地2-3-11
RBCメディアセンタービル隣)

050-5871-5800
営業時間:
11:00-21:00
定休日: 日曜日

席数: 16
個室: なし

駐車場: なし(隣りに有料駐車場あり)



2014-05-28 (Wed)

2014/05/28  沖縄本島旅行4日目  那覇市 栄町散歩

2014/05/28  沖縄本島旅行4日目  那覇市 栄町散歩

18時を回ったので、予約した「ルフージュ」に向かう。 空は曇り。 歩いて、久茂地から国際通りを通る。 安里三叉路を右折、栄町に向かう。 予約時間まで余裕があるので、栄町市場周辺をぶらぶらしてみた。 まずは市場の中。 「栄町ボトルネック」は、ブログのよく登場する店。 〆の沖縄そばは、用意されている薬缶から出汁を...

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18
時を回ったので、予約した「ルフージュ」に向かう。
空は曇り。
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歩いて、久茂地から国際通りを通る。

安里三叉路を右折、栄町に向かう。
予約時間まで余裕があるので、栄町市場周辺をぶらぶらしてみた。

まずは市場の中。
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「栄町ボトルネック」は、ブログのよく登場する店。
〆の沖縄そばは、用意されている薬缶から出汁を自分で注ぐのが流儀だそうだ。
一度入ってみなくてはと思うが、まだだ。

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「あぶさん」も有名だ。
椅子はあるが、立ち飲みの空気が漂う。
まだ早いので客は少ないが、道路に客があふれるはずだ。

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「べんり屋」は、TVにも登場する超有名店。
手作り餃子が有名なこの店の正式名称は、べんり屋 玉玲瓏 (ベンリヤ イウリンロン)

もう席が埋まり始めている。


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「黒ひげ」市場の中では珍しく綺麗な外観の店。
Bar
と思われるが、ブログにはあまり登場しない。

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「ぱやお栄町店」新鮮な海産物の店。

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「村遊び」薄暗い路地を入ったところにある。
地元率の高い居酒屋。

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万富(まんぷ)。
むじ汁の目立つ幟の立つ店。
むじ汁は、田芋の茎を沢山入れた汁料理だそうだ。


迷路のような栄町市場を出て外に。
市場周辺には、新しくイタリアンやフレンチの店が出来ている。

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「ピスタチオ」はイタリアンバルの店。
ブロによく登場する。

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「ビストロ Le Bon Gout
ここも最近良く紹介される店。
フレンチなのだが、沖縄らしく山羊の肉を使ったものが得意だそうだ。

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「きんぱち」一寸飲みスタイルのこの店は、串かつ屋台。




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「ふぁぶら」は人気のイタリアンの店。
よくブログに登場する。


栄町通りには、数多くの居酒屋が店を並べている。
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栄町周辺の店を、実際に入って探索するのは、旅行者にとっては、簡単ではない。
古くからの店に加えて、新しい店がどんどん出来ている。




2014-05-28 (Wed)

2014/05/28  沖縄本島旅行4日目  ルフージュ

2014/05/28  沖縄本島旅行4日目  ルフージュ

予約時間の19時になったので、ルフージュに行く。 名前の通り隠れ家なので、通りすがりの客は入らない店だ。 もう先客がカウンターにいた。 予約を告げ、カウンターに座り、生中を注文。 料理はお任せの3品を注文。 最初に登場したのは、飛魚のスモーク。 燻...

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予約時間の19時になったので、ルフージュに行く。

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名前の通り隠れ家なので、通りすがりの客は入らない店だ。

もう先客がカウンターにいた。
予約を告げ、カウンターに座り、生中を注文。

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料理はお任せの3品を注文。
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最初に登場したのは、飛魚のスモーク。
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燻製の立香はそんなに強くない。口に入れると思ったより柔らかい。噛んでいるとトロリとした食感に変わってくる。すると口の中に旨味とともにスモークの香りが広がる。
入り口やや甘いのは、味醂の一夜干しにしてスモークしているのだろうか。


次に出てきたのは、馬肉の生ハム。
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馬肉の生ハムは初体験だ。
癖のないまったりとした入り口。塩味は強く無く薄塩。噛んでいると細い肉の筋が感じられ、ネットリとした舌触りになる。次に肉の旨味がじんわりと広がる。
癖のない後口で、美味と言われなければ、知っている人でなければ判らないだろう。


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カウンター前の棚には、前回利かせていただいた珊瑚礁の古酒が並べられていた。

飲み物は泡盛メニューの中から、忠孝の四日麹44度を注文。
ストレートと氷水でいただく。
立香は、特徴のある香りで、甘い香りを含むが割と辛目な香りが柱になっている。
口に含むと、入り口は甘いがその後辛味が来る。44度の度数ににしては丸い舌触りでピリピリ感は無い。
含み香はバニラ風の甘さを感じる。
後半、苦味はあるが渋味は少ない。後口も癖はない。
44
度の度数にしては、甘く飲み易い印象だ。これが四日麹の特徴なのだろう。


3
品目は、チキンアドボ(フィリピン風煮込み)
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これも初めて食べる料理。
煮玉子に鶏肉の煮込みとそのソースが掛けられ、下に蒸したチンゲンサイがある。味のアクセントに粒のブラックペッパー。

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鶏肉は甘く酸味のあるソースで柔らかく煮こまれている。ソースの中にアクセントとして人参のスライスが入っている。

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肉の下のチンゲンサイはシャキシャキとした食感で、肉、玉子とそれぞれ食感が違う。


今日の料理担当は、マスターではなく、新しい人だった。
今年の四月から3人体制になり強化されたとのこと。
マスターは今日は休みだそうで、話が聞けなかったのは残念だった。

体制強化に伴い、休みは無しになり、営業時間も17:30からとなっているとのこと。

店が混んで来て、飛び込みの客が入れない状況になったので区切りをつけることにした。
マスターに珊瑚礁のお礼を伝言して貰う様にお願いして店を出た。


【データ】
ルフージュ Refuge
090-6864-3000
那覇市安里388-10
営業時間: 17:30~翌
1:00(L.O.24:15)
10時以降入店可、日曜営業

定休日: 火曜日・木曜日
席数: 17 (カウンター 9+2席、テーブル 6×1席)
個室: 無
禁煙・喫煙: 全面喫煙可
駐車場: 無

本文に書いたように、4月から3人体制になり、無休になっている。
(追記: 201411月再訪したが、一人が独立して店を出したので、また2人体制に戻っていた。
休みも元に戻り、火・木曜日休みになっていた。)



2014-05-28 (Wed)

2014/05/28  沖縄本島旅行4日目  宮古そば 田舎

2014/05/28  沖縄本島旅行4日目  宮古そば 田舎

〆は、田舎農連前店のソーキそば。 運が良ければ品の良いおばちゃんに会うことができる。 国際通りに出てから、公設市場の前を抜け太平通りに出た。 相変わらず店の前にはタクシーが止まっている。 タクシーの運ちゃん御用達の店だ。 道路に面した外では話ができないので、食券を買ってから左側の入口から入ると、今日はおばちゃんの担当の日でカウンターの中に...

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〆は、田舎農連前店のソーキそば。
運が良ければ品の良いおばちゃんに会うことができる。

国際通りに出てから、公設市場の前を抜け太平通りに出た。

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相変わらず店の前にはタクシーが止まっている。
タクシーの運ちゃん御用達の店だ。

道路に面した外では話ができないので、食券を買ってから左側の入口から入ると、今日はおばちゃんの担当の日でカウンターの中に姿が見えた。

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ここのソーキそばは、本ソーキでは無く、軟骨ソーキ。
4
月から消費税が3%上がったのだが、値段は昔通り350円。値上げ前の状態でも充分なコストパーフォーマンスだが、価格据え置きは申し訳ない気がする。

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軟骨ソーキは、軟骨部分もトロトロと口の中で溶ける食感。

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汁は相変わらず癖がなく上品なもの。脂臭さが全く無く、丁寧な下処理がしてあることがよく解る美味しさだ。
これで350円の価格を考えると最高点を付けたくなる。

タクシーの運ちゃんや勤め帰りのおじさんや飲んだ後の〆の人や、入れ替わりやってくるので、おばちゃんも忙しい。

一区切り付いた時に話しをすることが出来た。
旅行者なのだが、ここのそばは安くて美味しいし、おばちゃんにも会いたいから来た。今日は担当の日かなと思ったが、会えて良かったと話すと。
いつもは静かに坦々とそばを準備している顔をほころばせて笑ってくれた。

また来ますと言って、外に出た。


歩きながら、思った。

今日は、本当に良い日だった。
やることなす事すべてうまく行った。
昨日まで見通しが暗かった旅行目的「月桃の花と本まぐろ」が、今日は両方うまく行って、両手に花だった。
最後は、おばちゃんの笑顔も見れたし。
思い通りにはならない日々の中にも、こんな日もやってくるから、人生は捨てたものではない。


【データ】
田舎 農連市場店
TEL
: 非公開
沖縄県那覇市樋川2-3-1
営業時間: 11:00~翌
2:00
ランチ営業

日曜営業
定休日: 不定休
個室: 無
駐車場: 無(近隣のコインパーキングを使用
)




2014-05-28 (Wed)

2014/05/28  日記  飛魚

2014/05/28  日記  飛魚

2014/5/28 (水) 旧暦: 4月30日 祝日・節気:   日出: 4時28分 日没: 18時48分 月出: 4時04分 月没: 18時12分 月齢: 28.87 干支: 己亥 六曜: 先負 九星: 三碧木星 今日の季語: 飛魚 「トビウオ世界最長飛行記録45秒」 http://youtu.be/1LpHBBGassk 『トビウオ(飛魚、鰩、 (魚へんに飛)、英: Flying fish)は、ダツ目トビウオ科に属する魚類...

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2014/5/28 () 旧暦: 430 祝日・節気:   日出: 428 日没: 1848 月出: 404 月没: 1812 月齢: 28.87 干支: 己亥 六曜: 先負 九星: 三碧木星

今日の季語: 飛魚

「トビウオ世界最長飛行記録45秒」

http://youtu.be/1LpHBBGassk



『トビウオ(飛魚、鰩、 (魚へんに飛)、英: Flying fish)は、ダツ目トビウオ科に属する魚類の総称。太平洋、インド洋、大西洋の亜熱帯から温帯の海に生息する海水魚で、世界で50種ほど、日本近海でも30種弱ほどが知られる。

「トビウオ」の名前の由来は、水上に飛び出し、胸ビレを広げて滑空することから。九州や日本海側ではアゴの別名で呼ばれる。

島根県の「県の魚」に指定されている。

形態
細い筒状の逆三角形の断面を持つ体をしており、最大の種でも、全長は約30-40cm。背は藍色で腹は白色。胸ビレが発達して著しく大きく、尾ビレは上端と下端が長く伸びたV字状で、特に下端が長く水面から飛び立つ推進力を効率よく伝えられるようになっている。滑空時には胸ビレを広げるので、これがグライダーの翼のような役割をする。腹ビレも大きい種もおり、この場合には翼が4枚あるように見える。

生態
一般に陸地に程近い沿岸部に多い。海の表層近くに生息し、動物プランクトンなどを食べる。水上に飛び出して、海面すれすれを猛スピードで滑空する。これは主に、マグロやシイラなどの捕食者から逃げるためといわれる。滑空時は100mくらいは当たり前に飛ぶことができ、水面滑走時の速度は35km/h、空中滑空時の速度は50-70km/h、高さ3-5mに達する(大型のものであれば600m程度滑空するものがある)[1]。勢い余って漁船などに自ら飛び込むこともある。20085月、NHKのクルーが鹿児島沖のフェリーから45秒にわたって(時々水面を尾びれでたたきながら)飛びつづける様子を撮影し、映像としてとらえられた記録としてはおそらく過去最長であると報じられた[2]
』(Wikipedia


飛魚の俳句:


・飛魚飛ぶを見たくて隠岐へまたも来し  萩谷幸子

・飛魚をばつたのやうに散らし航く  山本浪子


・飛魚の背は空の色夜が明ける  藤田輝枝

・飛魚や航海日誌けふも晴 松根東洋城

・飛魚や故郷青空かも知れず  市川律子


説明の通り、飛魚は九州や日本海側ではあごと呼ぶそうだ。
例句の1句目は、あごと詠んでいるので、萩谷は太平洋側の人では無さそうだ。

飛魚は、晴れた青空が好きだ。
晴れた日、良い船日和の中を船が走って行くと、つられて飛魚も飛んで行く。

飛魚に親しみながら大きくなった市川は、魚屋で飛魚を見たのだろう。
市川の眼には故郷の青い空が見えている。



2014-05-27 (Tue)

2014/05/27  沖縄本島旅行3日目  まとめ

2014/05/27  沖縄本島旅行3日目  まとめ

朝6時、カーテンを開けて外を覗くと、雨。 ガラスにも雨水が流れている、かなり強い雨だった。 今日はレンタカーで南部方面に行く予定だが、車だから濡れる心配はないが、行動は制約を受けそうだ。 最初の目的地の、道の駅いとまんに向かう。 JAのファーマーズマーケットと漁協のお魚センターに行き、様々な島野菜と魚を見る予定だが、出来ればもう一度あのマグロ寿司にお目にかかりた...

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6時、カーテンを開けて外を覗くと、雨。
ガラスにも雨水が流れている、かなり強い雨だった。
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今日はレンタカーで南部方面に行く予定だが、車だから濡れる心配はないが、行動は制約を受けそうだ。

最初の目的地の、道の駅いとまんに向かう。
JA
のファーマーズマーケットと漁協のお魚センターに行き、様々な島野菜と魚を見る予定だが、出来ればもう一度あのマグロ寿司にお目にかかりたい。

そもそも、今回のテーマの沖縄近海の本マグロは、2年前のお魚センターでの体験に基づいている。
従来の経験では沖縄の魚は白身で淡白なものが多く、刺身では物足りないので、バター焼きにしたり、煮付けにしたりすることが多い。
しかし、2年前お魚センターで食べた本マグロの寿司は、美味しかったし、格安だった。
沖縄のマグロは旨いと言う認識ができた瞬間だった。

2012/05/30 沖縄旅行2日目(その4) 道の駅いとまん(2)
http://blog.goo.ne.jp/nabanatei/e/37860c771c48ffb0558b9216f05b9717


強い雨の中を走っていると、MAXVALUEが見えた。
道の駅の開店にはまだ時間があるので、立ち寄って仲宗根食品のピーナッツ黒糖を探してみることにした。

ピーナツ黒糖はあったが仲宗根食品のものはな無かった。
お菓子コーナーを通り過ぎるとパンのコーナーが有り、通りすぎようとした時、渦巻きパンが目に入った。
見ると具志堅パンのものだ。
具志堅パンのものは美味しいと聞いたことがあるので、朝飯替わりに食べてみた。

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パン生地の方は、かなり柔らかい。カステラと柔らかい食パンの中間ぐらいの柔らかさだ。
クリームも柔らか目のものが入っている。砂糖の粒子が細かいようでジャリジャリ感は無く、滑らかな舌触りの中に細かなざらつきを感じる程度。全体としては上品な渦巻きパンだった。
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雨は止む気配はないが、道の駅に向かう。

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糸満のファーマーズマーケットは、島野菜が多く置かれていて、2年前にも見ているが、何度見ても面白い。
今回も写真を多く撮ったが、別記事に掲載しよう。


本マグロの寿司を探してみたが見つからない。
生のホンマグロに出会うことは、運が良くないと駄目なようだ。昨日も今日もお天気は良くなくて本マグロの漁は出来なかったのだろう。

止む無く、名前は聞いていたがまだ食べたことがないバクダンを買ってみた。

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鮭、梅、みその3種類あったが、沖縄のおにぎりらしくみそにした。

これを食べようとして、嬉しい事があった。
窓側のテーブルと椅子を使って食べるべく座り、止めてあるテープを外そうとしたが、確りと閉めてあり、テープも強靭なもので、あれこれ試みて苦戦していた。

すると、目の前の魚屋さんのおばちゃん(いや、お姉さま)が、ハサミを持って通路を渡り、救援に駆けつけてくれたのだった。
“切りましょうね”と憎きテープを切ってくれた。
地獄に仏とはこの事。
どうやら、苦労している観光客を見捨てておけなかったようだ。
沖縄らしい優しさを感じさせることで、大袈裟だが沖縄に来る価値は、このようなところにあると嬉しかった。

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ソフトボールよりやや小さめのサイズ。表面はカマボコだ。

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食べると、カマボコの下におにぎりがある。
沖縄の油味噌とご飯とカマボコのコラボが良い感じだ。
おにぎりが確り握ってあるので見かけより食べごたえがある。


お昼は、南城市食堂で食べることにした。
NAVI
の教えに従って走る。

途中、垣花樋川の道案内が見えた。
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道路をはずれ、左に入って行くと、近くまで行けたが、雨は止まず、細い道を入って行くと帰れなくなる可能性もあり引き返した。

暫く行くと花野果村の看板があった。
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近隣の農家が野菜果物を出す店のようだ。
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ファーマーズマーケットを見たあとなので、サッと見るだけにした。


目的地の食堂Gに到着し、暖簾をくぐって店の中に入る。
誰も居ないので、声を出して呼んでみる。反応がない。
声を張り上げて呼んでみるが、無反応だ。
前にも同じような事があったような気がする。
暖簾も掛けられ、営業中の看板も出されているが、人が居ない。
縁がなかったものと外に出る。雨は小降りになっている。

平和祈念公園へ向かう途中で適当な場所を探すことにする。
行ってみたら駐車場から店まで100mと書かれていて、雨の中これは駄目ということもあったが、書かない。

車を走らせていると、交差点の右にランチの看板があった。
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信号が青だったので、通りすぎてからUターンして行くことにした。

畑まちのカフェレストランのカレーはスパイシーで美味しかった。落ち着いた庭もある雰囲気のよい環境の店。
詳しくは別記事で。


平和祈念公園に着き、平和の礎にお参り。
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南溟の海を見晴らす。
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居るのは修学旅行の団体ばかりだ。

雨がパラパラし始めたので、先を急ぐ。
島根の塔に参拝。
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千羽鶴が新しくなっていた以外は変わっていなかった。

那覇の居酒屋むとうに電話、本マグロの刺身あるとのことなので予約。

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アウトレットモールあしびなーと「まさひろ」の比嘉酒造に立ち寄ってから、那覇に帰る。

58
号線の明治橋の交差点を左折、嶺吉食堂がどうなったか現場に行ってみた。
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建物は取り壊され、整地され、金網がめぐらされていた。

振り続けていた雨が、レンタカー会社から出てホテルまで小止みになってくれたのは助かった。

ホテルで一休みしてから、夕食に出発。
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人気店らしく、既に満席だった。
メニューが豊富で、通っても飽きない店なのだろう。
マグロは確かにあったが、イメージとは違った。

朝から午後3時まで殆ど降り続いた雨は沖縄らしくはなかった。雨の一日がレンタカーを借りた日に入って良かった。

夜寝る時、3日間の出来具合を考えるとテーマの本マグロと月桃の花の達成が出来るのかなと不安を感じた。
本マグロは意外に難しいし、月桃の花はどこに咲いているのかわからない。
沖縄の人に聞けば、笑って言うだろう。
“どこにでも咲いてるさー”
“道端に咲いてるよー”


2014-05-27 (Tue)

2014/05/27 沖縄本島旅行3日目(その1) 糸満ファーマーズ・マーケット(1)  野菜コーナー(その1)

2014/05/27 沖縄本島旅行3日目(その1) 糸満ファーマーズ・マーケット(1)  野菜コーナー(その1)

本島南部は、果物、島野菜やハーブの生産が盛んなので道の駅にあるファーマーズマーケットには生産者の名前が書かれた商品が沢山並べられている。 一つ一つの野菜や果物を見て回るだけでも楽しい。 ホテル暮らしの旅人は見て回ることは出来ないが、住んでいたらこれとこれを買ってあれを作ろうとか色々妄想するだけで楽しくなってくる。 写真を撮って回ったので、掲載する。 写真の羅列で...

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本島南部は、果物、島野菜やハーブの生産が盛んなので道の駅にあるファーマーズマーケットには生産者の名前が書かれた商品が沢山並べられている。

一つ一つの野菜や果物を見て回るだけでも楽しい。
ホテル暮らしの旅人は見て回ることは出来ないが、住んでいたらこれとこれを買ってあれを作ろうとか色々妄想するだけで楽しくなってくる。

写真を撮って回ったので、掲載する。
写真の羅列で関心のない方は見る必要はない記事です。

ここは、観光客も多く来るせいか、全てではないが商品の説明もされているので、関心のある人には勉強になる。
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クワンソウには、安眠・熟睡に有効な成分が含まれるそうで、眠りが浅い人や年配者にはお薦めの野菜だそうだ。

クワンソウ(和名:秋の忘れ草)は、ユリ科の植物なので秋にはきれいな花を咲かせる。

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(カヌチャリゾート
http://www.kanucha.jp/event/beautifulsummer/s02.html
より転載)


『アキノワスレグサ(秋の忘れ草)/クワンソウ
更新日 2014.06.11

【別名】トキハカンゾウ(常葉萱草)

【方言名】クワンソウ、クワンゾウ、カンジョー[沖]ニーブイグサ、バンソー、ニーブイカンゾウ[八]シファンツァ[宮]
ユリ科ワスレグサ科の多年草。沖縄では秋に百合よりやや小ぶりのオレンジ色の花を咲かせます。根の近くの葉、花、つぼみが野菜として食用でき、葉の部分は煎じて利用されることもあるそうです。沖縄では古くから家庭菜園で利用され、不眠症に効果のある野菜と言われていました。近年その効果が注目され、改めて人気が出てきている野菜です。
食材としてのクワンソウ

※クワンソウは生食するとお腹がゆるくなる場合があるので、生食には向きません。特につぼみは必ず火を通して食べてください。
※和名は忘れ草ですが、食べると記憶力が低下するという意味ではないそうです。


寝に近い白い部分をおひたしにしたり、汁の具にしたりして食します。加熱は必須ですが、熱を通してもシャキシャキした食感が残り、クセが無く、ほんのり甘味があっておいしい野菜です。


花全体をおひたしや天ぷらにして食べられます。(花粉等は取り除く)加熱しても色が鮮やかで、独特の歯触りが楽しめます。
つぼみ

中華料理ではクワンソウの仲間(萱草)のつぼみは「金針菜(キンシンサイ)」という食材としてポピュラーに扱われています。料理のアクセントになるシャキシャキ感が魅力です。
クワンソウを使ったレシピ


睡眠効果について

不眠症などに効果があるとされるのは沖縄だけとされていますが、琉球大学のマウスを使った実験では熟睡時間が長くなる事が確認されています。
ただしクワンソウのどの成分によるものか正確にはまだ解明されていません。
』(沖縄百科事典より転載)

ハーブ関係
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・バジル
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・アップルミント
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・ミント
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・イタリアンパセリ
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・長生百薬のむかご
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何か効きそうな感じ。
むかごといえば山芋、ビール、酒のつまみに最高だが、このむかごはどうなのだろう。
食感が同じなら、晩酌の肴に最高だが...

『漢方薬としての薬用植物、糖尿病や血糖値の高い方に特にお勧め
雲南百薬 おかわかめ 長生百薬 「種」 (むかご&根茎)
商品コード:tane-158

スーパー健康野菜として定着しつつある人気の植物で、強健で栽培が簡単で繁殖力旺盛、病害虫に強く、栄養 豊富な野菜デ(マグネシウム、カルシウム、亜鉛、銅や ビタミンAベータカロチン、葉酸 などを多く含ム) 栄養価の高い美味しい野菜です。又観賞用やグリーンカーテンとしても利用が多いです。』(STS-shop より転載)


・ローズマリーとレモングラス
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・アフリカブルーバジル(中央)
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・島とうがらし
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・パパイヤ
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果物のパパイヤではなく野菜のパパイヤ。
チャンプルーにするとさっぱりとして美味しい。

・ゆうがお
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・モーウィー
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モーウィーについては、以下の記事参照。
2012/10/22 日記 冬瓜」
http://blog.goo.ne.jp/nabanatei/e/bf89f0bcaa6fb3b3c4389a3042705de8

・そうめんかぼちゃ
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・かぼちゃ
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2014-05-27 (Tue)

2014/05/27 沖縄本島旅行3日目(その1) 糸満ファーマーズ・マーケット(1)  野菜コーナー(その2)

2014/05/27 沖縄本島旅行3日目(その1) 糸満ファーマーズ・マーケット(1)  野菜コーナー(その2)

・ゴーヤー ・台湾ゴーヤー ・レタス ・キュウリ ・島らっきょう ・大豆若菜 ・トウガン ・アロエベラ ・島ニンニク 一片は小さ目だが...

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・ゴーヤー
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・台湾ゴーヤー
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・レタス
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・キュウリ
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・島らっきょう
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・大豆若菜
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・トウガン
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・アロエベラ
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・島ニンニク
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一片は小さ目だが、国内産で値段が安い。
生活していれば買うのだが...

・からしな
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・ミヤコベカナ
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お浸しにすると美味しいそうだ。
味噌汁の具やチャンプルーにも入れたりする。

・山ほうれん草
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・角オクラ
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・丸オクラ
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オクラにも丸と角があるのは知らなんだ。
人間みたいだ。



2014-05-27 (Tue)

2014/05/27 沖縄本島旅行3日目(その1) 糸満ファーマーズ・マーケット(1) 野菜コーナー(その3)

2014/05/27 沖縄本島旅行3日目(その1) 糸満ファーマーズ・マーケット(1)  野菜コーナー(その3)

・エンサイ ヨウサイ、空芯菜とも呼ばれる。 お浸し、炒めものなど幅広く利用。 ・モロヘイヤ ・アスパラガス ・チンゲンサイ ・へちま 沖縄ではナーベーラーと言い、汁の具にされ人気がある。 ・大根 ・美らキャロットとキンビ人参 ...

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・エンサイ
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ヨウサイ、空芯菜とも呼ばれる。
お浸し、炒めものなど幅広く利用。

・モロヘイヤ
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・アスパラガス
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・チンゲンサイ
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・へちま
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沖縄ではナーベーラーと言い、汁の具にされ人気がある。

・大根
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・美らキャロットとキンビ人参
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美らキャロットと言うのは品種ではなく、糸満産を表すブランド名だそうだ。

黄色いのがきんび人参。
きんびは金美と書き、沖縄県産のチデークニと普通の赤い人参が交配されて誕生したもの。

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肉質がやわらかくて甘みが強い。サラダに適している。
人参臭さが少ないので、子供にも食べさせやすいそうだ。

・ごぼう
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・島ごぼう
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・スベリヒユ
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『スベリヒユ
...
利用
スベリヒユを用いたサラダ、クレタ島

スベリヒユおよびその近縁の種は健康食品としても使われるω-3脂肪酸を多量に含む植物として知られている。山形県では「ひょう」と呼び、茹でて芥子醤油で食べる一種の山菜として扱われており、干して保存食にもされた。また沖縄県では「ニンブトゥカー(念仏鉦)」と呼ばれ、葉物野菜の不足する夏季に重宝される。

トルコやギリシャでは生または炒めてサラダにする。

全草を「馬歯莧」(または莧を見で代用して馬歯見;ばしけん)と呼び、民間薬として解熱、解毒、虫毒に利用される[7]。また、利尿作用があり、葉の汁は虫刺されに効くと『資源植物事典』(1949) で紹介されていた[8]

古くプリニウスの『博物誌』では、porcillaca として、さまざまな傷病に効く薬草として紹介されている[9]

「ひゆ菜」「莧菜/?菜(広東語:インチョイ)」「chinese spinach」などの名で流通している葉菜があるが、これは別科(ヒユ科)のアマランサスの一種である』(Wikipedia

・長生百薬
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・人参もどき(アフリカほうれん草)
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お浸しやサラダ。

・よもぎ
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本土のよもぎとは違うそうだ。

・明日葉
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・ハンダマ
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・ニガナ
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・ガンダバー
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・スイートコーン
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島野菜も面白い。
いつか、イメージが固まったら宅配便で送ってみよう。



2014-05-27 (Tue)

2014/05/27  沖縄本島旅行3日目(その1) 糸満ファーマーズ・マーケット(2) 果物コーナー

2014/05/27  沖縄本島旅行3日目(その1) 糸満ファーマーズ・マーケット(2) 果物コーナー

野菜の次は、果物。 ・アセローラ アセローラの説明書きの下には、朝取りコーンが並んでいる。 でもアセローラが無い訳ではない。近くにおいてある。 なぜ、説明書きの下に置かないのか? 理由は不明だが、想像すれば、ここは産直で生産者が持ち込むので、コーンの生産者がアセロラのスペースを占拠したのだろう。 沖縄の風土では、眼に見えないルールより、目の前の都合の方が優先す...

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野菜の次は、果物。

・アセローラ
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アセローラの説明書きの下には、朝取りコーンが並んでいる。
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でもアセローラが無い訳ではない。近くにおいてある。
なぜ、説明書きの下に置かないのか?
理由は不明だが、想像すれば、ここは産直で生産者が持ち込むので、コーンの生産者がアセロラのスペースを占拠したのだろう。
沖縄の風土では、眼に見えないルールより、目の前の都合の方が優先するのは良くあることだ。

・グアバ
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サイズ、個数、値段もまちまち。だが安い。

・ピタンガ
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ピタンガエリアもコーンが占拠している。
しかも、ピタンガは周囲にはない。
どんなものか調べてみた。

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(日本新薬
http://www.nippon-shinyaku.co.jp/herb/db/arekore/01_10/eugenia_uniflora.html
より転載)


独特の香りと甘味・酸味があり好みが分かれ、日持ちしないので流通が難しいそうだ。
詳しく知りたい方は以下を参照。
Fruitia.NET
http://www.fruitia.net/zuk/pitanga.html


・サトウキビ
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これは同じみだ。買うのは観光客だろうか。


・フルーツパパイヤ
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・パッションフルーツ
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最近はジュースなどでよく見かける。
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程度の良いものは3430円。

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これはマンゴーのようだが、パッションフルーツ。
高級品のようだ。


・島バナナ

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一房500円。値段的には高級品だ。

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これはまだ青いバナナ。これから熟成させるもの。


・摘果マンゴー
摘果したマンゴーが売られている。漬物にするようだ。
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胡瓜や茄子は摘果したものを漬物にするが、マンゴーも同様とは面白い。

・ミニトマト
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野菜ではなく、フルーツコーナーに置かれていた。
千葉産で県内産ではないが、一袋130円とは安い。

果物コーナーは、野菜コーナーほどの発見の喜びはないが、それなりに楽しい。
野菜と違って旅行者も買って食べることが出来る。
以前秋に来た時、買ってホテルの冷蔵庫で冷やして食べたドラゴンフルーツは美味しかった。



2014-05-27 (Tue)

2014/05/27  沖縄本島旅行3日目(その1) 糸満ファーマーズ・マーケット(3) 島豆腐・揚げ物コーナー

2014/05/27  沖縄本島旅行3日目(その1) 糸満ファーマーズ・マーケット(3) 島豆腐・揚げ物コーナー

島豆腐のコーナーは面白い。 ウチナンチューの豆腐に掛ける情熱が伝わってくる。 出来上がった後、水に晒さない島豆腐はアチコーコー(熱い)のが命。 納入業者毎に、出来たてホカホカ島豆腐の入荷時刻が表示されている。 お気に入りの島豆腐を、狙って来ることが出来る。 大きな豆腐は一丁200円 これも200円の島豆腐。中身がぎっしりと濃く...

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島豆腐のコーナーは面白い。
ウチナンチューの豆腐に掛ける情熱が伝わってくる。

出来上がった後、水に晒さない島豆腐はアチコーコー(熱い)のが命。

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納入業者毎に、出来たてホカホカ島豆腐の入荷時刻が表示されている。
お気に入りの島豆腐を、狙って来ることが出来る。

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大きな豆腐は一丁200
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これも200円の島豆腐。中身がぎっしりと濃く甘い。
袋に手を近づけると温かい。

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固める前のゆしどうふ。一袋170円。

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・天ぷら・揚げ物
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アーサーの天ぷら

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人参やゴボーなどを刻んで入れたさつま揚げ・はんぺん。
チキアギはつけ揚げの沖縄表現。
揚げないで蒸した蒲鉾は、沖縄ではカマブク。
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海が豊かな沖縄は練り製品が多様だ。
チャンプルーにも沖縄そばにも使われる。

・そば
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そばもアーサー入りやもずく入りなどたくさん置かれている。



2014-05-27 (Tue)

2014/05/27  沖縄本島旅行3日目(その1) 糸満ファーマー ズ・マーケット(4) お肉コーナー

2014/05/27  沖縄本島旅行3日目(その1) 糸満ファーマー ズ・マーケット(4) お肉コーナー

国際通りの公設市場ほどのパンチはないが、肉も一通り置いてある。 ブランド豚のあぐー。 てびち。 1パック859円、1374円 結構良い値段だ。 豚のレバー。1パック250円程度で安い。 おふくろのレバーの塩茹でが思い出される。 煮付け・汁物用のてびち、ソーキなどの盛り合わせ。 外に出ると園芸棟の...

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国際通りの公設市場ほどのパンチはないが、肉も一通り置いてある。

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ブランド豚のあぐー。

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てびち。 1パック859円、1374円 結構良い値段だ。

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豚のレバー。1パック250円程度で安い。
おふくろのレバーの塩茹でが思い出される。

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煮付け・汁物用のてびち、ソーキなどの盛り合わせ。


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外に出ると園芸棟の胡蝶蘭が綺麗だった。
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2014-05-27 (Tue)

2014/05/27 沖縄本島旅行3日目(その2) 糸満道の駅 お魚センター

2014/05/27  沖縄本島旅行3日目(その2) 糸満道の駅 お魚センター

外に出ると相変わらず雨は振り続けている。 次は隣のお魚センターに行く。 あまり説明できる情報もないので写真のみ羅列する。 ・上原鮮魚 ・沖興水産食品 ・高江洲鮮魚 ...

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外に出ると相変わらず雨は振り続けている。

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次は隣のお魚センターに行く。
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あまり説明できる情報もないので写真のみ羅列する。

・上原鮮魚
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・沖興水産食品
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・高江洲鮮魚
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・優秀
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・新興物産
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・坂下水産
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・きんしろ鮮魚
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・魚しげ
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ここには沖縄県産本マグロの塊が店頭に置かれていた。

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本マグロのお刺身パックもある。

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ANMAR
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・西南門小(ニシヘージョウグヮ)
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片隅にバクダンが置いてあるのを見つけた。
まだ食べたことがないので食べることにした。
おやつなので1個。

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通路反対側の椅子に座り、食べようとしたが、とめてあるテープが強靭で取れない。
苦労していると救世主が登場した話は、まとめに書いた。

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おにぎりを練り物の皮でくるみ揚げたもの。
簡単にいえばおにぎりの天ぷらだ。

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人参が入り、薄味の上品な味わい。
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真ん中に油味噌があり、アクセントがある。



2014-05-27 (Tue)

2014/05/27 沖縄本島旅行3日目(その3) 畑まちのカフェレストラン (その1)

2014/05/27  沖縄本島旅行3日目(その3) 畑まちのカフェレストラン (その1)

南城市の食堂が、店は開けど人は居ずで利用できず、平和祈念公園に向かった。 途中、食事を出来そうな店を探したが見つけることが出来なかった。 平和祈念公園に近づいた頃、通りかかった信号機のある交差点を通過するとき、ランチタイムの文字が目に入った。 信号は青なので、そのまま通り過ぎ左折したが、この先も食べるところは期待できないので引き返した。 結果としては、この判断...

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南城市の食堂が、店は開けど人は居ずで利用できず、平和祈念公園に向かった。
途中、食事を出来そうな店を探したが見つけることが出来なかった。

平和祈念公園に近づいた頃、通りかかった信号機のある交差点を通過するとき、ランチタイムの文字が目に入った。
信号は青なので、そのまま通り過ぎ左折したが、この先も食べるところは期待できないので引き返した。

結果としては、この判断は正しかった。
犬も歩けば棒に当たるというものだろう。


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駐車場は広く、車が止まっているので営業しているだろう。

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駐車場の回りは整備され、花が植えられている。

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左の方の建物は店舗ではなかった。

店は右の道路を奥に行くようだ。
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道は奥に通じており、建物は見当たらない。

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道路の左右は整備され、見て回ることが出来るようになっている。

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大きなガジュマルは元々生えていたものをそのまま活かしたものだろう。

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座って話ができる陶製のテーブルもある。
直射日光の下では座れないだろうが、日陰ならば良い場所だ。

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木は大きく緑が濃いので夏でも涼しそうだ。

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処どころ脇道が作ってある。

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花が植えられている。

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散歩気分で歩いていると、建物が見えてきた。
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右手に赤瓦の見えてきた。店だろう。
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広大な敷地に、明るい建物。どんな店なのだろう。

建物のガラス戸が入り口かと思ったら、そうではなく入り口はもっと奥だった。

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アプローチから見ると横なので見えなかったが、前に立つと大きな入口だった。

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ガラスのドアを開けて中に入ると、フロアー張りの明るい店内にはテーブルと椅子が並べられている。

左の方には胡蝶蘭が沢山飾られており、まだ新装開店間もない様だ。

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左の方には女性ばかりのグループが座ってゆんたく中なので、右の方のテーブルに座る。

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右のほうが厨房になっている。



2014-05-27 (Tue)

2014/05/27  沖縄本島旅行3日目(その3) 畑まちのカフェレストラン (その2)

2014/05/27  沖縄本島旅行3日目(その3) 畑まちのカフェレストラン (その2)

メニューが運ばれてきた。 ランチメニューは、プレート3種類、カレー、タコライス、パスタ6種類がありすべて800円。デザートは200円で追加できる。 カレーランチを注文した。 サラダが運ばれてきた。 シーザーサラダは、さっぱりとしたドレシングで軽い感じ。 野菜はパリパリとして新鮮だ。 次に、カレーが運ばれてきた。 サラダと違ってカレーは...

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メニューが運ばれてきた。
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ランチメニューは、プレート3種類、カレー、タコライス、パスタ6種類がありすべて800円。デザートは200円で追加できる。

カレーランチを注文した。

サラダが運ばれてきた。
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シーザーサラダは、さっぱりとしたドレシングで軽い感じ。
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野菜はパリパリとして新鮮だ。

次に、カレーが運ばれてきた。
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サラダと違ってカレーは個性的だ。
ゆで卵のスライスが派手だ。
カレーには野菜がトッピングされている。
見た目にも豪華な感じだ。

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見た目と違って、立香はスパーシーなものが立っている。
カレーを口に入れるとトロリとした舌触り、甘酸っぱい味で好みの味だ。
丸みのある舌触りなのであまり辛味は感じないが、食べ終わると後口にピリリとした辛さを感じる。
食中の香りもスパーシーだ。

大根は柔らかく煮てある。味は薄く素材の味を残している。
人参も柔らかくボイルしてある。
肉も塊があり、牛のすね肉が噛みごたえを残す程度の柔らかさに煮こまれている。噛んでいると牛肉の旨味が滲み出してくる。

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かぼちゃ 甘みが出るように加熱してあり、素材を味を残している。
赤ピーマン ソテーしてあり焦げ目がある。サクサクの食感。
茄子 油で揚げてあり滑らかな舌触り。

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ゆで卵のスライス これは普通のゆで卵
右肩のポテトサラダは、クリーミーで柔らかな軽い味と口当たりに玉ねぎのアクセントとポテトのザクザクとした食感。
左肩のらっきょうは、甘目の酢とシャキシャキの食感。


飲み物はコーヒーまたは紅茶なので紅茶を選択。
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濃い味の紅茶だった。


食事を終え、外に出るとブーゲンビリアが咲いていた。
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テラスの棚には、ブーゲンビリアが仕立ててあった。

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植えたばかりなので花は少なかったが、数年すれば棚いっぱいの花を楽しめそうだ。

きた道の反対側も広かった。
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広い駐車場がある。

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テラスの前の庭にも芝生と木と花があり広々としている。

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ここから来た方向を眺めると、本当の入り口はこちらかもしれない。
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入口のデッキ前には、薔薇の苗が植えられている。
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駐車場の方向へ、散歩を楽しみながら歩く。

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駐車場のフェンスに、社会福祉法人転生会の表示があった。


【感想】
・通りすがりに立ち寄ったが良い所だった。
・ランチのカレーも手間をかけたもので美味しかった。カレーのルーもお好みだったが、野菜もそれぞれの素材の特徴を活かす調理がされていた。
丁寧な仕事は気持ちが良いものだ。
・ウエイトレスの話では、先月にプレオープンし、今月本格的に開店したばかりとの事だった。
・構内も広く、ゆったりとした空間と空気が有り、のんびりとした時間を楽しむことが出来そうだ。
夏でも木陰に入ることができれば大丈夫だろう。
・カップルでもファミリーでも楽しめるカフェ・レストランだ。


【データ】

「畑まち」のカフェ・レストラン

場所:沖縄県島尻郡八重瀬町字仲座420-1
TEL:098-998-0186
営業時間:午前11時~午後7時(ラストオーダー午後6時)
定休日:毎週水曜日
http://hatakemati.ti-da.net/