嶺吉食堂は昨年12月26日に閉店してしまった。 今日はもう営業していないことはわかっているが、営業を終えた店の様子を見たくて行ってみた。 今日も良い天気で青空の下、昔のままの姿で変わっていない。 まだ営業開始時間前のような様子だ。 だが、入口の前に立つと、閉店の貼り紙とご挨拶が掲示されている。 「転再開は検討中」...
嶺吉食堂は昨年12月26日に閉店してしまった。
今日はもう営業していないことはわかっているが、営業を終えた店の様子を見たくて行ってみた。
今日も良い天気で青空の下、昔のままの姿で変わっていない。
まだ営業開始時間前のような様子だ。
だが、入口の前に立つと、閉店の貼り紙とご挨拶が掲示されている。
「転再開は検討中」書かれているのが明るいニュースだ。
昨年末の閉店が近づいた11月、12月は、店を惜しむお客さんが県内のみならず、本土からも駆けつけ大変な人だったようだ。
日によっては、早い時間に売るものがなくなってしまい店を閉めざるを得なかった時もあったようだ。
この辺りの様子は、嶺吉食堂のFacebookに書かれている。
https://ja-jp.facebook.com/pages/%E5%B6%BA%E5%90%89%E9%A3%9F%E5%A0%82/143146519060112
この建物は、那覇市の再開発事業により2月末には取り壊され、見ることができなくなる。
聞いた話では、那覇市はこの地区を公園にする計画だそうだ。
何処にでもあるような公園を作るために、此処にしか無い嶺吉食堂を無くすのは、文化的な行政でもなく、観光振興の点でもマイナス効果しかない事業だと思う。
前回久し振りに訪れた漫湖は昔日の姿はなく、全国何処にでもあるような市民公園になっていた。
土木・造園業者には嬉しい再開発かもしれないが、市民や本土からの旅行者が希望するものではないはずだ。
公園にすることは止むを得ないにしても、嶺吉食堂の移転再開の早期化を市が助成援助するようなことがあって欲しいものだ。