2013/12/31(火) 旧暦: 11月29日 祝日・節気: 日出: 6時50分 日没: 16時37分 月出: 5時05分 月没: 15時29分 月齢: 28.11 干支: 辛未六曜: 先負 九星: 八白土星 今日の季語: 除夜の鐘 「善光寺の除夜の鐘 ~Joya no Kane~」 http://youtu.be/x-Qtp2Ie_V0 『除夜の鐘(じょやのかね)は、日本仏教にて年末年始に行われる年中行事の一つ。12...
2013/12/31(火) 旧暦: 11月29日 祝日・節気: 日出: 6時50分 日没: 16時37分 月出: 5時05分 月没: 15時29分 月齢: 28.11 干支: 辛未六曜: 先負 九星: 八白土星
今日の季語: 除夜の鐘
「善光寺の除夜の鐘 ~Joya no Kane~」
http://youtu.be/x-Qtp2Ie_V0
『除夜の鐘(じょやのかね)は、日本仏教にて年末年始に行われる年中行事の一つ。12月31日の除夜(大晦日の夜)の深夜0時を挟む時間帯に、寺院の梵鐘を撞(つ)くことである。中国から宋代に渡来した習慣とも言われる。梵鐘自体のことではない(通常の梵鐘が使われる)。
108つの由来
除夜の鐘は多くの寺で108回撞かれる。この「108」という数の由来については次のような複数の説がある。格別にどれが正しいということはないが一般には煩悩説が有名である。
なお、寺により、撞く回数は108回と決まらず、200以上の場合等がある。
1. 煩悩の数を表す
眼(げん)・耳(に)・鼻(び)・舌(ぜつ)・身(しん)・意(い)の六根のそれぞれに好(こう:気持ちが好い)・悪(あく:気持ちが悪い)・平(へい:どうでもよい)があって18類、この18類それぞれに浄(じょう)・染(せん:きたない)の2類があって36類、この36類を前世・今世・来世の三世に配当して108となり、人間の煩悩の数を表す。
2. 一年間を表す
月の数の12、二十四節気の数の24、七十二候の数の72を足した数が108となり、1年間を表す。
3. 四苦八苦を表す
四苦八苦を取り払うということで、4×9+8×9=108をかけたとも言われている。
作法
鐘を撞く前には鐘に向かって合掌する。108回撞く寺院においては、多くが108回のうち107回は旧年(12月31日)のうちに撞き、残りの1回を新年(1月1日)に撞く。ただし、静岡県富士宮市の大石寺では例外的に年明けと同時に1つ目が撞かれる。
除夜の鐘と放送
上野・寛永寺にて1927年(昭和2年)、JOAK(NHK東京局の前身である社団法人東京放送局)のラジオによって史上初めて中継放送された。
NHK総合テレビ『ゆく年くる年』で、日本各地の寺院にて除夜の鐘が撞かれながら年が明ける様子を全国中継しているが、『ゆく年くる年』の番組開始当初のタイトルこそ『除夜の鐘』であった。』(Wikipedia)
除夜の鐘の俳句:
2013年もとうとう最期の日になった。
年越しと新年を迎える準備のために、細々とした雑事を追いかけているうちに最期の日も暮れていく。
大晦日の夕食の食卓は、年越しのための豪華な料理が並べられているはずだ。
お気に入りの日本酒やワインを開けて、今年を最期の日まで辿り着いたことを祝ったことだろう。
多くの家では紅白歌合戦を楽しみ、そうでない家では体育系の番組を楽しむ。
それが終われば、年越しだ。
元気な人は防寒着に身を固めニ年参りにでかけ、温かいのが好きな人は炬燵に入って温まりながらNHKのゆく年くる年を見ながら除夜の鐘聞く事になりそうだ。
除夜の鐘が108回撞かれる理由は、宗派によって色々あるようだが煩悩の数説が有力だそうだ。
人間の六根と呼ばれる感覚を司る眼(げん)耳(じ)鼻(び)舌(ぜつ)身(しん)意(い)の6つがあり、それぞれに好(気持ちがよい)悪(不快)平(どちらでもない)の3種があり、3x6=18の煩悩となる。
これが、更に浄(きれい)染(きたない)の二種に分かれ、18x2=36 の煩悩になる。
最後に、過去、現在、未来の三つの時間軸が加わって、36x3=108の煩悩となると言われている。
除夜の鐘は、一打ち毎に、煩悩を取り去ってくれる。
国包や山元がひたすら鐘の音に耳を澄ませるのは、鐘の音に煩悩を消す浄化作用があるからだ。
除夜の鐘を聞きながら、2013年の良い思い出だけ残し、来る2014年は良い年になると信じて、新年を迎えたい。