2012/5/31(木) 旧暦:4月11日 祝日・節気: 日出:4時26分 日没:18時50分 月出:14時03分 月没:0時52分 月齢:10.13 干支:壬辰 六曜: 友引 九星:五黄土星 今日の季語: 桜桃(、おうとう、さくらんぼ) (私の日記 果樹の栽培日記 より転載) 『サクランボは桜桃(おうとう)とも呼ばれ、バラ科サクラ属の落葉高木、およびその果実をさす。 果実は丸みを帯びた赤い実が...
2012/5/31(木) 旧暦:4月11日 祝日・節気: 日出:4時26分 日没:18時50分 月出:14時03分 月没:0時52分 月齢:10.13 干支:壬辰 六曜: 友引 九星:五黄土星
今日の季語: 桜桃(、おうとう、さくらんぼ)
(私の日記 果樹の栽培日記 より転載)
『サクランボは桜桃(おうとう)とも呼ばれ、バラ科サクラ属の落葉高木、およびその果実をさす。 果実は丸みを帯びた赤い実が多く、品種によって黄白色や葡萄の巨峰のように赤黒い色で紫がかったものもある。中に種子が1つある。
概要
生産者は桜桃と呼ぶことが多く、商品化され店頭に並んだものはサクランボと呼ばれる。木を桜桃、果実をサクランボと呼び分ける場合もある。サクランボは、桜の実という意味の「桜の坊」の「の」が撥音便となり、語末が短母音化したと考えられている。
観桜に用いるサクラの実は食用に用いられる桜桃とは違って大きくならず、食用にする果肉部分も厚く生長しない。生食用にされるのは主にセイヨウミザクラ (Prunus avium) の実であり、日本で食されるサクランボもほとんどがこれに属する。その他調理用に酸味が強いスミミザクラ (Prunus cerasus) の実もよく使われる。
ある種の桜桃は異なる種類で受精しなければ果実が実らない自家不和合性があり、他家受粉が必要である。また、品種間に相性があり、異なる品種なら何でも良いというわけではない。例えば、佐藤錦ではナポレオンとの相性がよい。他に、自家結実する品種もある。
一般には「初夏の味覚」であり、サクランボや桜の実は夏の季語であるが、近年では温室栽培により1月初旬の出荷も行われている。正月の初出荷では贈答用として約30粒程度が入った300グラム詰めで3万円から5万円程度で取り引きされ赤い宝石と呼ばれることがある。
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品種
早生種
ジャボレー
フランス原産。酸味が強く糖度が低い。このため生食に用いられることは少ない[要出典]。ジャム、果実酒等の加工用に適し、受粉用に栽培されていることが多い。収穫時期は6月上旬から始まる。時期が進むにつれ、果実の色が朱色から濃紺へと変化する。
中生種
高砂(たかさご)
アメリカ原産。収穫時期は6月中旬。元名はロックポートピカロー。
佐藤錦(さとうにしき)
国内で最も多く生産されている品種。1912年(大正元年)から16年かけ、ナポレオンと黄玉を交配してできた。名前は交配育成した山形県東根市の佐藤栄助に因んで1928年(昭和3年)に命名された。苗の販売業者が渋る佐藤を押し切り「砂糖のように甘い」という意味も込めて名づけた[8]そうだ。6月下旬に収穫される。糖分が多く生食に適す。規格は、外観を示す「等級」(特秀・秀・優・良)、および、大きさ(横幅)を示す「階級」(LL・L・Mなど。Lは22mm)で表示され、一般に特秀で大きいほど価格が高い。また、規格が同じでも、柄の方向がバラバラな「バラ詰め」より、柄が見えないよう綺麗に並べられた「手詰め」の方が高い。その他、規格を揃えていないパックも存在する。山形県の高級ブランド「山形セレクション[9]」では更に糖度も規格に入る。秋田県の高級ブランド「太陽の分け前」は25mm以上、「クイーンブラッド」は27mm以上という大きさを特に売りにしている。
晩生種
ナポレオン
ヨーロッパ各国で栽培されている品種。名前はナポレオン・ボナパルトに由来し、彼の死後ベルギー王が命名したという。収穫時期は6月下旬。佐藤錦の受粉木として一緒に栽培されることが多い。果実は酸味が強く、良く熟した状態でなければあまり生食で食べられることはない。したがって、缶詰、洋菓子等の加工用に適する。
紅秀峰(べにしゅうほう)
収穫時期は7月上旬。
アメリカンチェリー
アメリカで作られた栽培品種。北アメリカ西岸での栽培が盛んであり、日本で食べられるものとしてはカリフォルニア州産とオレゴン州産が多い。果実の皮、及び果肉が赤黒い。
...』(Wikipedia)
桜桃の俳句:
・桜桃の熟れゆく空に白根岳 福田甲子雄
・桜桃をふふめばはるかなる山河 小島花枝
・山形の桜桃来たるまたたきて 細見綾子
・桜桃の一粒添へて機内食 金子邦子
・桜桃出荷終へたる雨の村しづか 古賀まり子
葉陰に揺れる桜桃も店頭に並ぶサクランボも宝石のように輝き、可愛らしい。
桜桃が嫌いな人に遭った記憶が無い。
それ程桜桃は日本人に愛されている。
形といい色といい大きさといい全てが愛らしい。
日本的な美しさの果物と言って良いだろう。
アメリカンチェリーは、大きくて甘い。
目をつぶって食べれば美味しいのだが。
アメリカンチェリーとサクランボを同じものだと考えたくはない。
日本人は、美しく食べることが好きだ。
日本料理は、口で食べる前に目で食べる。
サクランボは可愛く美しいが、アメリカンチェリーはそうではない、口に入れてからの果物だ。