3日目の始まりは、朝食から。 昨日の夜は、重かったので今朝は軽めに豆腐料理からスタートだ。 とうふの比嘉は、石垣市だが港からは少し離れた郊外にある。昨日、川平湾から港に戻る時に通った道の近くだ。 道路の右側にとうふの比嘉の小さな立て看板があった。気をつけていないと見落としてしまうおそれがある。 道路を右に入ると未舗装の道が、バナナのような木が延...
3日目の始まりは、朝食から。
昨日の夜は、重かったので今朝は軽めに豆腐料理からスタートだ。
とうふの比嘉は、石垣市だが港からは少し離れた郊外にある。昨日、川平湾から港に戻る時に通った道の近くだ。
道路の右側にとうふの比嘉の小さな立て看板があった。気をつけていないと見落としてしまうおそれがある。
道路を右に入ると未舗装の道が、バナナのような木が延々と続いている横を走っている。道は未舗装のため、雨が溜まった水たまりができており、車の両輪が右左と水たまりに入り込む度に、身体が大きく揺れる。
ロデオをやっているような気分だ。
遠くから見るとバナナの木に見えるが、近くによると平たい形状で団扇のようだ。
暫くロデオが続き、こんな所に店があるのだろうかと思い始めた頃、左側にとうふの比嘉があった。
奥の方に店があり、手前は広い駐車場になっている。
まだ、朝早いのか車は一台も止まっていない。
入り口の右には本物の島バナナにの樹があった。
見上げると、島バナナがたわわに実っていた。
営業中の立て看板があり、安心だ。
兎に角、石垣島の場合は行ってみないとわからないことだ多い。
店の前に昔使っていた豆挽き臼が展示されている。
店の左の方は別棟があり、テラスのようになっている。
大きな赤い看板があり、テラスの方は暑さに強い方の指示がある。
意味がよくわからないが、恐らく真夏の時、テラスは冷房がないよとのことだろう。
入り口を入ると、正面はテーブル席、右側は小上がり。
食堂の形式になっている。
広い空間ではないが、小奇麗な店だ。
個室はなく、大きな部屋もないので、こちらでは団体は無理なようだ。テラスのある棟は判らない。
メニューは、壁にぶら下げられた、木札に書かれている。
付け合せは全品100円。
壁に貼ってある宣伝ポスター。
島豆腐作り体験もできる。
3980円は高めの料金だ、一家4人だと15000円を超えてしまう。
注文したゆし豆腐セット(大)450円+野菜炒めのつけ合わせ。
ゆし豆腐は、汁は味が付けられていないが、豆腐の甘さを少し感じる。
ゆし豆腐は、フワフワとした食感で殆ど味がない。島豆腐のコクや豆の香りがもう少しあるかと思ったが、意外に無い。
サッパリとしたものだ。
野菜炒め。石垣はんぺん、玉ねぎ、キャベツ、マーミナ、刻みネギ。
豆乳。甘味・コクはなく、サッパリとした味わい。
御飯には、卵ふりかけがかけられている。
ゆし豆腐セット(小)350円+アーサーのつけ合わせ。
アーサーは、沖縄そばにも、おつゆにも、何にでもよく合う。
ゆし豆腐は、サッパリとしたものなので。
テーブルには、お好みで加える調味料が置いてある。
左から、コーレグースー(島とうがらしの泡盛漬け)、食塩、味噌、醤油、一味唐辛子
フタ付きの器を開けてみると、カニ味噌みたいな色をしたものが入っている。
食べてみると味噌だった。赤味噌でも白味噌でもない独特の味。ぼんやりと捉えどころの無い味だ。
ゆし豆腐は、酔っぱらいの朝食と言われる。
飲み過ぎた次の朝には、ゆし豆腐が良いと言われている。
サッパリとして、食べたか食べていないかよくわからないような存在感の希薄さが、また飲めそうな気持ちにさせる食べ物のようだ。
【データ】
とうふの比嘉 (とうふのひが)
TEL: 0980-82-4806
住所: 沖縄県石垣市字石垣570
営業時間:6:30~15:00
朝食営業、ランチ営業
定休日: 日曜日
駐車場: 有