2011年07月14日 - 菜花亭日乗

菜花亭日乗

菜花亭笑山の暇つぶし的日常のつれづれ。 散歩する道筋は、日本酒、俳句、本、音楽、沖縄、泡盛、カメラに...etc

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2011-07-14 (Thu)

2011/07/14 日記 かき氷の思い出

2011/07/14 日記 かき氷の思い出

2011/7/14 (木) 旧暦: 6月14日 祝日・節気: ---- 日出: 4時35分 日没: 18時57分 月出: 18時06分 月没: 3時14分 月齢: 12.75 干支: 庚午 (こうご,かのえうま) 六曜: 先勝 九星: 三碧木星今日の季語: かき氷(沖縄ぜんざい: お気軽な日々 より転載)『かき氷(かきごおり、欠き氷)とは、氷を細かく削るか、砕いてシロップ等をかけた氷菓。 餡やコンデンスミルクをかけたものもある。 氷はかんななどで粒状に削る[1]。...

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2011/7/14 (木) 旧暦: 6月14日 祝日・節気: ---- 日出: 4時35分 日没: 18時57分 月出: 18時06分 月没: 3時14分 月齢: 12.75 干支: 庚午 (こうご,かのえうま) 六曜: 先勝 九星: 三碧木星


今日の季語: かき氷



(沖縄ぜんざい: お気軽な日々 より転載)


『かき氷(かきごおり、欠き氷)とは、氷を細かく削るか、砕いてシロップ等をかけた氷菓。 餡やコンデンスミルクをかけたものもある。 氷はかんななどで粒状に削る[1]。


日本の夏の風物詩、夏の季語。夏氷(なつごおり)とも言う。


広義には、出来合いの市販品としてカップ入りのアイスクリームと同様の器に細かく砕いた氷と各種シロップを混ぜたものも指す。市販品では、袋入りもある。


かき氷を売っている店では、氷旗(白地に赤い文字で「氷」と書かれた幟(のぼり))を掲げていることが多い。夏季に社寺の境内で催される祭礼や縁日などでは綿菓子・たこ焼き・焼きそばとともに代表的な縁日物(えんにちもの)の一つである。


氷を細かく割り砕いたもの[1]をもかき氷と呼ぶ。甲子園球場名物となっているかち割りなどである。
...
 種類
同一のものであっても地域によって呼び名や盛りつけ方が異なる。かき氷専用のシロップは「氷蜜(こおりみつ)」と呼ばれる。


<シロップ類>
イチゴシロップ:赤色のシロップ
メロンシロップ:緑色のシロップ
レモンシロップ:黄色のシロップ
ブルーハワイ:青色のシロップでカクテルのブルー・ハワイを連想させる。トロピカルフルーツ各種を添えることも多い。ハワイアンブルーと呼ぶこともある。レモン・オレンジ等の香料が使われ、ソーダに近い風味のものが多い。
水(すい):砂糖水(さとうすい)を略して水と言い、砂糖を煮詰めて作る無色のガムシロップをかけたもの。「氷水(こおりすい)」・「みぞれ」・「せんじ」・「甘露(かんろ)」と呼ばれることがある。
マンゴーシロップ:橙色・黄色のシロップ
オレンジシロップ:橙色のシロップ
レインボー:いろんな色のシロップをかけた多色のもの。
濃縮乳酸菌飲料:カルピスなどの濃縮液。地域によってはそのまま「カルピス」と呼ばれることがある。
コーヒー:濃く淹れたコーヒー。シロップや加糖練乳とともにかける。
黒蜜:黒糖を湯で溶かしたもの。台湾のかき氷では一般的。
加糖練乳:コンデンスミルク、単独でかけるよりもトッピングにされることが多い。
梅酒:大人向け
イチゴシロップなどは、無果汁で着色料で色を付けたものがほとんどだが、果汁や果肉を混ぜたものも一部には存在する。


<アイスクリーム>
かき氷の上のトッピングとしてアイスクリームを乗せる場合もある。
 
<宇治金時(うじきんとき)>
銘茶として名高い宇治茶を連想させる抹茶に砂糖と水を加え、茶筅で泡立てたシロップをかき氷にかけ、アズキの別称の金時(きんとき)を載せたもの。つぶ餡のばあいは、抹茶の上に載せるようにかけ、漉し餡の場合はボール状にして添えることが多い。下部に埋設することもあり、この場合単なる宇治氷と区別がつかない。金時のアズキ色とかき氷の白、抹茶の緑の対比をさせるためにアズキの上に抹茶をかけることはない。勿論、宇治だけのものもある(抹茶だけ)、また、宇治にミルクをかけたものを「宇治時雨」と呼ぶことがある。組み合わせのバリエーションは相当考えられる。
<氷小豆(こおりあずき)>
前記、水をシロップとしてアズキを載せたもの。
<酢だまり氷(すだまりごおり)>
山形県山辺町周辺に伝わる酢醤油(酢溜まり)をかけた氷。イチゴシロップなどとともにかけられる。第二次世界大戦後の貧しい時期に、シロップなどが手に入らず何もかけないかき氷が食べられていた。その頃にところてんなどに用いられていた酢醤油をかけ始めたとされる。
<あかふく氷(あかふくごおり)>
伊勢路の夏の風物詩の一つ。かき氷に赤福ならではの餡と餅、抹茶仕立てのシロップをかけたもの。ほうじ茶が添えられる。1961年(昭和36年)7月に三重県の伊勢名物である赤福餅を「赤福アイス」の名称で氷菓として海水浴客に供したのが興りとされる。夏季には氷旗とは異なり赤福の赤い文字と青い氷の文字が書かれた看板が店先に置かれる。餡はこし餡で、餅については白玉団子より柔らかく、ゆでた後に搗いた餅が入っている。
<白くま(しろくま)>
発祥の鹿児島県、および九州でよく見られる名物氷菓。ミカンやパイナップルの缶詰などの果物を盛り込み、アズキを乗せ、練乳をかけたもの。この組み合わせでカップ入りの氷菓やアイスキャンディーも作られている。
<ぜんざい>
沖縄県の名物氷菓。アズキなどをシロップで煮たものの上にかき氷をかけている。しかし元来、「ぜんざい(善哉)」の語は関西などでつぶしあんの汁粉を指す。
<白雪(しらゆき)>
プレーンのかき氷。「プレーンはかき氷ではなくかち割りだ」とする人もいるが、中には愛好家もいる。
<雪くま(ゆきくま)>
夏の猛暑で知られる埼玉県熊谷市で、町おこしの一環として、地元の水を利用したかき氷を考案し、市内の飲食店でオリジナルかき氷を競作した。
 
<みかん氷・パイナップル氷>
横浜スタジアムで売られているかき氷。缶詰ミカンもしくは缶詰パイナップルを乗せ、その上に缶詰のシロップをかけただけの、シンプルなもの。
...』(Wikipedia)



かき氷の俳句:


・行列のできる媼のかき氷 島内美佳


・かき氷大平洋を眺めては 大林清子


・湧く雲の白さを盛りしかき氷 野路斉子


・かき氷父が一言ほめしこと 松永晃芳


・かき氷匙音立てて甘つたれ 大木あまり


・かき氷やはり二人は未然形 藤井基史



沖縄でのかき氷は、やはり「ぜんざい」だ。
しらたまに金時豆のぜんざいにたっぷりと氷が被せられ、黒蜜が掛けられている。
 小豆のぜんざいと違い、沖縄のぜんざいは金時豆。金時豆のこってりとした豆の味が口の中に広がる。この場面では主役は金時豆だ。甘い豆料理のようだ。次は、かき氷が主役、豆の味を洗い流すのに黒蜜のかき氷が丁度良い。
 沖縄ぜんざいは、たっぷりとしている。
オバアが食堂で気軽に出すぜんざいに行列ができたりする。
島内の句は、沖縄ぜんざいにぴったりだ。


かき氷は、思い出に繋がっている。
それも幸せな思い出に繋がっている。
かき氷には苦い思い出は似合わない。


どんなことで褒められたのか、そんなことはどうでも良い。
父が褒めてくれた思い出が甘いかき氷の中に詰まっている。
かき氷は思い出の味。


かき氷は一人で食べるのには似合わない。
家族で、二人で、友人と話しながら食べるもの。
甘ったれるのは勿論の事。
二人が未然形であろうと完了形であろうと、そんなことはどちらでも良い。
二人でが重要なのだ。
かき氷を一人ででは、思い出の創り様がない。



 

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