2009年09月 - 菜花亭日乗
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菜花亭日乗

菜花亭笑山の暇つぶし的日常のつれづれ。 散歩する道筋は、日本酒、俳句、本、音楽、沖縄、泡盛、カメラに...etc

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2009-09-30 (Wed)

2009/09/30 WBAスーパーフライ級タイトルマッチ

2009/09/30 WBAスーパーフライ級タイトルマッチ

WBAスーパーフライ級タイトルマッチチャンピオン名城信男(六島)VS挑戦者のウーゴ・カサレス(メキシコ)2009/09/30大阪府立体育会館第二競技場WBAの指名試合である。カサレスは同級1位で、2階級制覇を狙う強豪。立ち上がりは、カサレスのスピードと左右のスイッチの変則スタイルに惑わされた。 防衛に黄色信号が灯ったが、減量苦のあるカサレスのボデーを攻め中盤以降積極的に出たのが良かった。判定は1-1-同点の引き分...

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WBAスーパーフライ級タイトルマッチ
チャンピオン名城信男(六島)VS挑戦者のウーゴ・カサレス(メキシコ)
2009/09/30
大阪府立体育会館第二競技場


WBAの指名試合である。
カサレスは同級1位で、2階級制覇を狙う強豪。


立ち上がりは、カサレスのスピードと左右のスイッチの変則スタイルに惑わされた。
 防衛に黄色信号が灯ったが、減量苦のあるカサレスのボデーを攻め中盤以降積極的に出たのが良かった。


判定は1-1-同点の引き分けによる名城の防衛。


ボクシングのレフリーの判定も、理解できないことが多い。ホームタウンデシジョンなら解るが、日本での防衛戦であの判定は無い。
 1番目のレフリーの採点が、119-112でカサレスとアナウンスされた時、会場の観客から驚きの声が上がった。


今回の試合内容で、三者三様の判定になるとは、何のレフリーなのだろうか。
 柔道の国際試合の判定もいい加減な時があるが、ボクシングもそうだ。
 講義する必要もあるだろう。



 

2009-09-30 (Wed)

2009/09/30 日記 竹の春

2009/09/30 日記 竹の春

2009/9/30(水) 旧暦:8月12日 日出:5時34分 日没:17時26分 月出:15時14分 月没:1時26分 月齢:11.34戊寅(ぼいん,つちのえとら) 六曜:先勝 九星:七赤金星 選日:三隣亡、小犯土始今日の季語: 竹の春(秋の季語。   竹が秋になって新葉の緑が鮮やかになり繁茂するさま。) (初恋をいつも胸のポケットに より転載)竹の春の俳句: ・雨に月十歩の庭や竹の春 巌谷小波 ・寿きに雀まゐりぬ竹の春 星野麦人...

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2009/9/30(水) 旧暦:8月12日 日出:5時34分 日没:17時26分 月出:15時14分 月没:1時26分 月齢:11.34戊寅(ぼいん,つちのえとら) 六曜:先勝 九星:七赤金星 選日:三隣亡、小犯土始


今日の季語: 竹の春
(秋の季語。
   竹が秋になって新葉の緑が鮮やかになり繁茂するさま。)


 
(初恋をいつも胸のポケットに より転載)



竹の春の俳句:


 ・雨に月十歩の庭や竹の春 巌谷小波


 ・寿きに雀まゐりぬ竹の春 星野麦人


 ・竹の春朽ちて白ずむ寺の梁 高井去私


 ・うしろよりわが名呼ばるる竹の春 原コウ子


 ・竹の春水きらめきて流れけり 成瀬櫻桃子



春が入るのに、秋の季語とは不思議だ。
調べてみると竹の生き方に理由があるらしい。


竹は、春には黄色く、秋には青々としている。
竹は、春早い時期に落葉し、地面を覆ってしまい、他の植物の胞子が地面に芽吹くのを防ぐ。
 新葉は、夏には生え、筍も夏までには成長を終える。


だから秋には、竹の葉は艶を増し、秋に一番美しい姿を見せる。
 竹にとって、秋こそ我が春なのである。


奈良の竹林も美しい姿を見せていた。
 


 

2009-09-29 (Tue)

2009/09/29 FUJIがマイクロフォーサーズ参入?

2009/09/29 FUJIがマイクロフォーサーズ参入?

2009年9月28日のデジカメinfoの記事に、チョット驚いた記事が掲載されていた。http://digicame-info.com/2009/09/exr.html『富士フイルムがEXRセンサー搭載のマイクロフォーサーズ機を開発中?Photo Rumorsに富士フイルムのマイクロフォーサーズ参入に関する噂が掲載されています。 ・Fuji's upcoming Micro Four Thirds camerao現時点では、これは噂であることを覚えておいて欲しいo富士フイルムはマイクロフォーサーズの新型機を...

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2009年9月28日のデジカメinfoの記事に、チョット驚いた記事が掲載されていた。
http://digicame-info.com/2009/09/exr.html


『富士フイルムがEXRセンサー搭載のマイクロフォーサーズ機を開発中?


Photo Rumorsに富士フイルムのマイクロフォーサーズ参入に関する噂が掲載されています。 ・Fuji's upcoming Micro Four Thirds camera


o現時点では、これは噂であることを覚えておいて欲しい
o富士フイルムはマイクロフォーサーズの新型機を開発しており、2010年2月のPMAシーズンにマイクロフォーサーズ陣営への参加を発表するだろう
o富士フイルムの新型機(暫定的にMicro-S10EXRと名付けられている、以下MS10)はフォーサーズ規格の1200万画素EXRセンサーを搭載するだろう
oこのカメラは現在の富士フイルムのコンパクトカメラと多くの技術を共有しており、より大きなセンサーを搭載している
oMS10は、オリンパスE-P1とパナソニックGH1の中間的な性格を持ち、センサーシフト型の手ブレ補正と十分な大きさのグリップ、ニコンD5000に似たデザインの可動式液晶モニタ、そして内蔵EVFを搭載する
oボディは富士フイルムの設計でマウント等を除けば既存のマイクロフォーサーズ機のクローンではない。しかしながら、MS10はマイクロフォーサーズのすべてのレンズを利用することができる
 
富士フイルムからオリジナルのマイクロフォーサーズ機が登場するということで、この噂が事実ならとても楽しみです。スペック的にはGH1のようなEVF内蔵ボディにボディ内手ブレ補正を搭載した機種になりそうで、オリンパスとパナソニックの"いいとこ取り"の機種になるかもしれませんね。


高感度に強い富士フイルムのEXRセンサーとボディ内手ブレ補正の組み合わせは、夕景・夜景や室内などの撮影で威力を発揮しそうです。』(デジカメinfo より転載)


ソースは、Photo Rumorsで正式発表されていない以上、噂・憶測だが信頼度は高いらしい。




 
(筆者注: この写真は、Olympus PEN E-P1 (マイクロフォーサーズ/オリンパス/マイクロ一眼)ブログに掲載されている妄想イメージ写真なので、本物ではない。
http://blog.livedoor.jp/e_p1/archives/51276862.html#comments



記事通りの製品とすれば、魅力的だ。
筆者が希望している機能がすべて搭載されている。
EVF+ボデー内手ぶれ補正は、現時点ではLUMIXもOLTYMPUSも製品化出来ていない。
 加えて、センサーはEXRセンサーで、高感度であり、階調表現も優れている。


もしこれに動画機能が搭載されれば、最強のマイクロフォーサーズの登場となる。
 値段が問題だが、真っ先に購入をしたいM4/3だ。


来年のマイクロフォーサーズ機の世界がどのような展開になるのか興味深い。
 カメラ業界にも世代交代の時期が到来するのだろうか?



 

2009-09-29 (Tue)

2009/09/29 日記 鶏頭を食べて食糧自給

2009/09/29 日記 鶏頭を食べて食糧自給

2009/9/29(火) 旧暦:8月11日 日出:5時34分 日没:17時28分 月出:14時46分 月没:0時28分 月齢:10.34丁丑(ていちゅう,ひのとうし) 六曜:赤口 九星:八白土星 選日:中犯土今日の季語: 鶏頭(けいとう) (笹川流れのWeb Log より転載)『ケイトウ (鶏頭、学名:Celosia argentea) はヒユ科の一年生植物。狭義にはC. argentea f. cristata(シノニムC. argentea var. cristata)をいうが、本記事では特に断らな...

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2009/9/29(火) 旧暦:8月11日 日出:5時34分 日没:17時28分 月出:14時46分 月没:0時28分 月齢:10.34丁丑(ていちゅう,ひのとうし) 六曜:赤口 九星:八白土星 選日:中犯土


今日の季語: 鶏頭(けいとう)


 



(笹川流れのWeb Log より転載)


『ケイトウ (鶏頭、学名:Celosia argentea) はヒユ科の一年生植物。狭義にはC. argentea f. cristata(シノニムC. argentea var. cristata)をいうが、本記事では特に断らない限りC. argentea をケイトウということにする。


夏から秋にかけ、赤・桃色・黄色などの花穂ができる。その形状がニワトリの鶏冠(とさか)に似ていることからこの名がついた。花期は6月から9月頃。原産地はアジア、アフリカの熱帯地方と推定され、日本には古くに渡来した。花の色は原種では赤だが、黄、ピンクなどさまざまな色の園芸品種がある。栽培にあたっては移植を嫌うので直蒔きする。花穂の形状の異なる羽毛ケイトウ、久留米ケイトウ、トサカケイトウなどの系統がある。


花と葉はアフリカと東南アジアで食用とされている[1]。』(Wikipedia)


 


鶏頭の俳句:


 ・離れ家や門田のわきの鶏頭哉 文皮


 ・人の如く鶏頭立てり二三本 前田普羅


 ・生けられし鶏頭のなほ静まらぬ 相生垣瓜人


 ・鶏頭の十四五本もありぬべし 正岡子規


 ・一本の鶏頭燃えて戦終る 加藤楸邨


 


鶏頭の「葉と花はアフリカと東南アジアでは食用」とのことだが、鮮烈な赤い花を見ていると何か毒がありそうな気もする。
 しかし、日本でも江戸時代までは食べていたらしい。


『農業全書(1697 宮崎安貞)に、「鶏頭花 肥地によし。手入れよくこやしぬれば、茎葉大きになり、茹(ゆび)きてあへ物、ひたし物とし、味よし。花さまざま見事なるあり。其味も?(ひゆ)には増れり…」とあります。
 本当に美味しいのかどうか、柔らかめの葉を湯引きし、スタッフ何人かで試食してみました。「少し青臭くて苦味があるけれど、ほうれん草みたいで食べられないことはない」という感想でした。ケイトウ属のケイトウよりも、ヒユ属のハゲイトウの方が食味が良いそうで、南米や中国では、食用に適した品種を栽培しています。』(千葉市花の美術館公式ブログ より転載)


花も見るだけではなく、食用にして食糧自給率を上げるも将来必要だろう。



 

味よし * by yosi ,F
其味も?(ひゆ)には増れり…」、、、、、、、

農家必携下 では
味よし 其姓もよき物奈り 菜塞の端に作るべし
   です。 

ありがとうございます。 * by 笑山
正確な情報ありがとうございます。

日本は有難いことに飢饉は昔話ですが、60年前の戦争時には芋の蔓まで食べたそうです。

何が食べられて何が食べられないか、災害非常食を買うばかりでなく、調べておくことも近い将来必要かも知れません。

2009-09-28 (Mon)

2009/09/28 日記 19歳の若き海女

2009/09/28 日記 19歳の若き海女

2009/9/28(月) 旧暦:8月10日 日出:5時33分 日没:17時29分 月出:14時14分 月没:----- 月齢:9.34丙子(へいし,ひのえね) 六曜:大安 九星:九紫火星 選日:不成就日、大犯土終今日の季語: 芋茎(ずいき) (たんとの四季折々写真俳句 より転載)『芋茎(ずいき)は、サトイモやハスイモの葉柄である。食用にされる。 概要語源は詳らかでない。一説に、夢窓国師の和歌、「いもの葉に置く白露のたまらぬはこ...

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2009/9/28(月) 旧暦:8月10日 日出:5時33分 日没:17時29分 月出:14時14分 月没:----- 月齢:9.34丙子(へいし,ひのえね) 六曜:大安 九星:九紫火星 選日:不成就日、大犯土終


今日の季語: 芋茎(ずいき)


 



(たんとの四季折々写真俳句 より転載)


『芋茎(ずいき)は、サトイモやハスイモの葉柄である。食用にされる。


 概要
語源は詳らかでない。一説に、夢窓国師の和歌、「いもの葉に置く白露のたまらぬはこれや随喜の涙なるらん」によると言われている。


また、炭水化物、ミネラル、タンパク質、脂肪などを含む、安価な栄養食品とされ、家庭の惣菜に利用される。


 調理法
 生で用いる場合
鍋に入る大きさに切る。
鍋にたっぷり湯を煮立て、食塩を1つまみ入れ、ぐらぐら煮立ったところに芋茎を入れる。
ざっと茹で上げ、冷水に入れて皮を剥く。
3センチメートル程度に切ったものを親芋と共に(または親芋のように)だし汁と食塩と酒と少量の醤油で薄味に煮る。
またはほぼ同じ調味料で下味を付け、胡麻酢または胡麻酢味噌、胡桃酢または胡桃酢味噌で和える。


 乾燥したもの(いもがら)
関東ではほしずいき、関西では割菜と称する。茎を細く割いて乾燥したもので、徳島、高知、和歌山、奈良などで産する。
水に浸けて軟らかくし、だし汁、酒、醤油、味醂または砂糖で、薄味に調味したなかで煮込むのもよく、刻んだ油揚げを加え、また生姜の千切りをもふり込む。下味を付けたのを味噌和え、芥子和えにしたのも好まれる。煮込みの五目飯に混ぜても野趣が喜ばれる。
貯蔵に耐えるので備荒食糧に適する。また加藤清正が熊本城の築城に際して篭城を予見して、畳の芯になる畳床(本来は藁床を用いる)や珪藻土とベントナイト(両方とも口にしても無害な土類)を主成分にした土壁にスサ(土壁に補強のために梳きこむつなぎ。本来は藁を用いる)として芋茎を用いた逸話がある。』(Wikipedia)



芋茎の俳句:


 ・手に長く垂らしずゐきの皮を引く 高野素十


 ・板の間の芋茎一束雨が降る 広瀬直人


 ・ずゐき干して薄暗がりの障子かな 吉田冬葉


 ・しらじらとずいき干しある舟屋かな 工藤茶亭


 ・芋茎干す馬籠はなべて深庇 土山紫牛


 


『19歳「北限の海女」、熱い人気 東京からも実演見学
2009年9月28日(月)05:30


 25年ぶりに19歳の新人海女2人が入った岩手県久慈市宇部町・小袖海岸の「北限の海女」が27日に開かれた「感謝祭」で、ウニ捕りの実演を見せた。新人2人の姿がインターネット上で「かわいすぎる」「美人すぎる」と評判を呼び、青森県八戸市で起きた「美人すぎる市議フィーバー」のような騒ぎに。感謝祭は大勢の観光客でにぎわった。


 この日は、午前と午後の2回、海女の潜水実演が行われ、ともに19歳の新人大向美咲さんと小袖妃香理さんら5人が潜った。その姿を観光客約300人が見学した。』(asahi.com)


観光客が300人集まるということになると、将来は貝などの水揚げより観光ショーの方が収入が増えるかも知れない。
 「綺麗な事務室で事務の仕事」は、これからは流行らないのだろう。その方が面白い。



 

2009-09-28 (Mon)

2009/09/28 自民党新総裁は谷垣元財務大臣

2009/09/28 自民党新総裁は谷垣元財務大臣

『自民新総裁に谷垣氏=得票300票、河野氏が2位-幹事長に石破氏ら浮上2009年9月28日(月)16:03 自民党総裁選は28日、党員投票の開票と党所属国会議員の投開票が行われ、谷垣禎一元財務相(64)が全体の6割に当たる300票を獲得し、第24代総裁に選出された。河野太郎元法務副大臣(46)は144票で2位。西村康稔前外務政務官(46)は54票にとどまった。谷垣氏は、先の衆院選敗北で野党に転落した同党の再建...

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『自民新総裁に谷垣氏=得票300票、河野氏が2位-幹事長に石破氏ら浮上
2009年9月28日(月)16:03


 自民党総裁選は28日、党員投票の開票と党所属国会議員の投開票が行われ、谷垣禎一元財務相(64)が全体の6割に当たる300票を獲得し、第24代総裁に選出された。河野太郎元法務副大臣(46)は144票で2位。西村康稔前外務政務官(46)は54票にとどまった。谷垣氏は、先の衆院選敗北で野党に転落した同党の再建と政権奪還という重責を担う。野党の自民党総裁は、1993年に選出された河野洋平前衆院議長以来16年ぶり、2度目。任期は2012年9月末まで。


 麻生太郎前総裁の後継をめぐる総裁選は、国会議員199票と、党員投票による地方票300票の計499票をめぐって争われた。その結果、谷垣氏が国会議員票120票、地方票180票を獲得した。河野氏は議員票35票と地方票109票。西村氏は43票と11票だった。議員票の無効票が1票あった。党員票の投票率は46.7%。


 投開票後の両院議員総会で、谷垣氏は「思い切った党改革も必要だ。もう一度国民の信頼を取り戻し、政権に復帰できるよう全身全霊を傾ける」と決意を表明した。谷垣氏はこの後、臨時の役員会と総務会で人事の一任を取り付け、党役員人事に着手。29日に新体制を発足させる意向だ。幹事長には石破茂前農水相が浮上。園田博之政調会長代理や大島理森国対委員長の名前も取りざたされている。河野、西村両氏の処遇について、谷垣氏は記者会見で「2人の活躍の場を当然つくらないといけない」と述べた。 』(時事通信)


自民党新総裁は谷垣、予想されたことだが、予想された通りの結果しか出ないところに問題が現れている。


谷垣新総裁は穏和な人格者で頭脳明晰な政策通で能力ある人なのだが、自民党の混乱期に相応しい人なのだろうか。時計が戻せるものなら、安倍内閣の後に谷垣であれば良かったのだ。
 自民党の現況では、街の声でも、「変わり映えがしない」「新鮮味がない」「60歳以上でしょ」「まだ反省していない」とか言われていた。


結党以来の党の危機に対して、予想通りの結果しか出せない元気の無さでは、健全野党は勤まらないだろう。
 良く言われているように、まだ派閥の夢が覚めていないし、本当に自民党を2大政党の一翼に改造する気迫が無い。


     国会議員票 地方票   合計
谷垣  120票、 180票  300票
河野   35票  109票  144票
西村   43票   11票   54票
合計  198票  300票  498票


この得票結果に、自民党の生き残り議員の意識が表れている。
河野の得票率は、地方票では36.3%あるのに対し、議員票では17.6%しかない。西村の立候補は、世代交代を恐れた派閥の中堅・若手潰しと言われたが、その必要もなかった。


民主党が若返っているのに、世代交代もせず「みんなでやろうぜ」では事態の深刻さの自覚がないと言わなければならない。
 現役選手のチームとOB中心のチームが試合するようなものだ。1週間後に試合がある訳ではない、スケジュールは未定だが4年後の可能性が高い。それまで体力が保てるのだろうか。


政官業の癒着構造の中で、官の上に乗っかって良きにはからえで政治を行ってきた古い自民党世代に何が出来るのだろうか。
 もう、民主党は政・官の構造を政主導に変えようとしている。変わってしまった構造の中で従来の意識でゲームが出来ると思うのは夢が覚めていないと言うべきだ。
 グランド整備・球拾い・千本ノックから始めなくてはゲームにならない。その練習に耐える体力を持つのは若さであるのは自明のことなのだが、生き残りはまだそれが解らずゲームが出来ると夢を見ている。


今回の自民党総裁選の結果が示すものは、2大政党の一翼は自民党ではないと言うことなのだろう。
 巷間言われている政界再編の結果、新しい2大政党が生まれる方向に向かっている様に思われる。



 

2009-09-27 (Sun)

2009/09/27 究極のサバイバルアタックSASUKE2009秋

2009/09/27 究極のサバイバルアタックSASUKE2009秋

TBS『SASUKE2009秋』2009年9月27日(日)夜7:00~11:00SASUKEの放映があることは知らなかったが、偶々観ることが出来た。3月のSASUKE2009春は見のがしてしまったが、長野誠、竹田敏浩、山田勝己、山本進悟、秋山和彦のSASUKEオールスターズが、全員第1ステージで脱落してしまい、第3ステージ進出者は、すべて新人だったようだ。 従って、今回のポイントは、政治の世界のように世代交代になるのかだ。SASUKEはアメリカ、台湾でも人気...

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TBS『SASUKE2009秋』
2009年9月27日(日)夜7:00~11:00


SASUKEの放映があることは知らなかったが、偶々観ることが出来た。


3月のSASUKE2009春は見のがしてしまったが、長野誠、竹田敏浩、山田勝己、山本進悟、秋山和彦のSASUKEオールスターズが、全員第1ステージで脱落してしまい、第3ステージ進出者は、すべて新人だったようだ。
 従って、今回のポイントは、政治の世界のように世代交代になるのかだ。


SASUKEはアメリカ、台湾でも人気番組であり、参加者も増えている。アメリカでは、予選も行われ、今回10人の選手がエントリーしている。台湾からも壁登りのプロが参加している。
 国対抗の側面も出来つつあり、将来SASUKE世界大会などが開催されるのかも知れない。


芸人・タレントの参加も多く、お祭り的な要素もある。ワッキーは常連だが、モンキッキは古い時代の参加者だったが7年ぶりの参加。へなだぎ武、ほっしゃん、サバンナ、出川哲朗、ライセンス、TKO、!新選組リアン、サッカー元日本代表・福西崇史など。
 変わり処では、須藤元気も参加していた。
出発前のパーフォーマンスはリング時代のもので懐かしかったが、第1ステージ第1ゲームで最後にバランスを崩し水中に落ちてしまったのは残念だった。
 2毛作主義の須藤、次回も参加するかな?


新旧対決は、20歳前後の有望な新人が経験を必要とする第2ステージで落ちてしまい、第3ステージまで進めたのは菅野のみ。


印象に残ったことは、レベルが上がっていること。
ミスターSASUKEの山田が、連続10回も落ちる難度の第1ステージを16人が突破した。。
 SASUKE皆勤賞の山本進悟が3年ぶりの突破。


第1ステージの最後で、網に飛びつくことが出来ず、長野が水中に落ちてしまった。皆、アレ・どうしてと思った瞬間だった。
 長野がバーが途中で止まったと主張、調べると設備の故障でロープが引っかかりバーが止まったのが原因が判明。
 長野は再試行が認められたが、第1ステージの最初からやり直しだった。
 これは理解できない。主催者側のミスなのだから、失敗したところからやるべきなのだが、最初からやり直しはひどすぎる。
 長野は2回目も成功したので良かったが。


第2ステージで、前回ファイナリストだった漆原が、僅かに慎重さを欠いた為に落下してしまったのは惜しかった。


第3ステージは、腕と指が酷使される過酷なステージだ。
アメリカのプロフリーランニングの達人リーヴァイ・ミューエンバーグは素晴らしいパーフォーマンスをここまで見せてきたが、ここのクリフハンガーで失敗した。
 SASUKEのこのステージに特化したトレーニングをしなければ、彼でも突破は無理なレベルなのだ。


山本氏の肩が外れたのは気の毒だった。
竹田氏は、スパイダーフリップで脱落したが、その前までに腕・指の力のスタミナを使い切っていた。
 第3ステージの常連である武田は、まだ突破出来ていない。
結果からすれば、リーバイと同じように、特化したトレーニングがまだ足りないのだろう。


結局、第3ステージの7人の内、Finalには菅野と長野が2人だけが進出。テーマに合わせた新旧対決となった。


Finalステージは、23mのタワーを最初は縄ばしご、最上部は太綱を登るもの。ただし、時間の条件がある。40秒以内である。


菅野は数mを残して40秒経過。それでも前回の漆原よりは上迄来ていた様に見えた。


長野は、後数十cm、時間では1秒足りなかった。
ボタンを押した長野は"またか"と呟いた。
 長野は第17回大会で完全制覇に成功しているが、第12回のFinalで今回と同様0.11秒の差で成功を逃している為だ。


いつも思うのだが、SASUKEは競技者に過酷すぎる。
長野も第1ステージを2回やらせられなければ、Finalを成功したかも知れない。


競技者の言葉で爽やかだったもの。
名前を忘れてしまったが、運送業の大柄の彼は、弱点を小さくする為に減量して臨んだが、第3ステージの最後のゲームで足が板から外れ落下した。
 残念でしたとインタビューアーの女子アナに言われて、"これがSASUKEですね"と言った。


陸上短距離で世界大会にも出た彼は、SASUKEに魅せられて、ジムのインストラクターをしながら、人生をSASUKEに掛けている。いわば第2の山田である。
彼は言う。"自分にとってSASUKEはオリンピックに出場することと同じだ。"。


他の競技者の失敗を自分のことのように残念がる競技者の姿も、いつ見ても爽やかである。


人生を掛けて完全制覇しても、賞金は200万円である。
人生を掛けるには、あまりにも馬鹿馬鹿しい金額である。
 しかし、過酷な馬鹿馬鹿しさの果てにある金では買えない完全制覇者の称号は輝かしいものだ。
 そんな馬鹿馬鹿しさに賭けている競技者の姿に、観客は感動するのだ。


 23回の歴史の中で、輝かしい完全制覇者は、2人しかいない。
第4回大会 秋山和彦(元毛ガニ漁師)
第17回大会 長野誠(第28金毘羅丸船長)。



 

2009-09-27 (Sun)

2009/09/27 腐った組織

2009/09/27 腐った組織

JR西日本が旧国鉄時代の人間関係を梃子に航空・鉄道事故調査委員会メンバーに働きかけ、違法に情報を入手したことが次ぎ次に表面化している。『福知山線脱線 先輩後輩のなれ合い 情報漏洩、見返りは鉄道模型やチョロQ2009年9月26日(土)08:05 JR西日本の福知山線脱線事故調査情報漏洩(ろうえい)問題では、航空・鉄道事故調査委員会(当時)の元委員、山口浩一氏(71)は当事者から、鉄道模型やチョロQをもらう一方、調...

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JR西日本が旧国鉄時代の人間関係を梃子に航空・鉄道事故調査委員会メンバーに働きかけ、違法に情報を入手したことが次ぎ次に表面化している。


『福知山線脱線 先輩後輩のなれ合い 情報漏洩、見返りは鉄道模型やチョロQ
2009年9月26日(土)08:05


 JR西日本の福知山線脱線事故調査情報漏洩(ろうえい)問題では、航空・鉄道事故調査委員会(当時)の元委員、山口浩一氏(71)は当事者から、鉄道模型やチョロQをもらう一方、調査進展状況を漏らした上に、求めに応じて有利な書き換えまで進言していた。山口氏は国鉄出身で、JR西の山崎正夫前社長(66)と「先輩後輩」の関係。なれ合いが産んだ末の漏洩だった。「何を信じればいいのか…」。関係の深い人物が調査委に名を連ねていた事態に、遺族からも報告書の信頼性に疑問の声が漏れている。』(産経新聞)



山崎前社長、土屋副社長、鈴木副本部長、現在判っているだけでも3人のTOPが航空・鉄道事故調査委員会に饗応等により不正の認識を持ちながら情報を入手していた。


昨今、民間会社ではコンプライアンスということが喧しく言われている。コンプライアンスは法令遵守のことである。
 会社のTOPは組織の長として組織全体に法令遵守を徹底することが求められる。


TOPが違法と遵法の区別が付かない人間だったら会社・組織はどうなるのか。
 社長が狂っていれば役員会で解任することも出来よう。しかし、役員全体が目的の為には手段を選ばない人間ばかりであればどうなるのか。


今の組織のピラミッドを登る方法は、意外に単純のように思われる。機能している原則は「御輿に乗る人担ぐ人」である。
 私的人間関係を中心にして、利益を共有していくのである。
こうした選抜方法がもたらす結果は、公私の区別の付かない人間が組織の上部に登っていく背景になっていると思われる。


選抜の条件の中に、人格・品位・倫理観を入れなければ、その様な立派な人はこぼれ落ちてしまう。



長妻厚労相が初出勤した時、厚労省の官僚達は、通常慣例として行われている花束も拍手も用意しなかった。
 その後、桝添前大臣が、官僚に対し長妻大臣をいじめるなと発言したそうである。
 厚労省という組織は常識の欠片もない組織であることが良く現れた光景だった。


JR西日本にしても厚労省にしても、組織は腐っている。少なくとも組織の上部は腐っている。



 

2009-09-27 (Sun)

2009/09/27 「自民党の負の遺産」への対処方法

2009/09/27 「自民党の負の遺産」への対処方法

民主党政権が発足して新しい政治が始まらなければならないが、自民党政権の残した負の遺産は多々あり注意が必要だ。国交省に限ってもダム問題2つ、JAL問題と喫緊の物だけでも3つある。 すべて問題は同じ、族議員が官僚と手を組んで税金を食い物にしてきた結果である。先ず第1のは八ツ場ダム問題で以下の報道がある。『八ツ場ダムの町、一晩にメール4千通 批判・中傷8割2009年9月26日(土)05:29 前原誠司国土交通相が建設中...

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民主党政権が発足して新しい政治が始まらなければならないが、自民党政権の残した負の遺産は多々あり注意が必要だ。


国交省に限ってもダム問題2つ、JAL問題と喫緊の物だけでも3つある。
 すべて問題は同じ、族議員が官僚と手を組んで税金を食い物にしてきた結果である。


先ず第1のは八ツ場ダム問題で以下の報道がある。

『八ツ場ダムの町、一晩にメール4千通 批判・中傷8割
2009年9月26日(土)05:29


 前原誠司国土交通相が建設中止を表明した八ツ場(やんば)ダムのある群馬県長野原町の町役場に、一晩で4千件のメールが殺到していたことが25日わかった。建設推進を求める地元に対し、8割が批判的な内容。町は「中傷が目立ち、メールサーバーへの負荷もかかる」として、メールの受け付けなどを25日朝、停止した。』(asahi.com)


批判的意見を「中傷」と認識したり、サーバーを停止する行為に現れる町のバイアスはどうしたことだろう。


本当の当事者である自民党・族議員・建設官僚・歴代町長が抜けてしまって、本来責任のない現国交相と町民が対決している。
 変な話である。
途中で中止しなければならない事業をなぜ半世紀以上続け、税金を垂れ流してきたのか、最初からの関係者を同席させて論議しなければ埒のあかない問題だ。
 感情問題は、責任のない人間が謝罪して慰藉されるものではないはずだ。


将来のお金の問題だけではなく、過去のお金・責任についても取り上げて議論すべきだ。
 過去の問題のすべてを洗い出す必要があり、無責任のやり放題を放置せず、責任のある関係者も呼んで同席させ、話し合いの場を持つべきだ。


前原大臣も国交省の役人の膳立ての話しあいの場には注意した方がよい。
 官僚の嫌がらせ・非協力を防止するには責任問題も取り上げた方が効果的だ。



 

2009-09-27 (Sun)

2009/09/27 日記 富士薊

2009/09/27 日記 富士薊

 2009/9/27(日) 旧暦:8月9日 日出:5時32分 日没:17時31分 月出:13時37分 月没:23時29分 月齢:8.34乙亥(いつがい,きのとい) 六曜:仏滅 九星:一白水星 選日:今日の季語: 富士薊(ふじあざみ) (八ヶ岳・赤岳の花 より転載)『富士薊キク科の多年草。関東・中部地方の山中の砂礫地に生える。特に富士山に多い。高さ50センチメートル~1メートル。とげのある葉を広げ、秋開く紫色の頭花は径5~10センチ...

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2009/9/27(日) 旧暦:8月9日 日出:5時32分 日没:17時31分 月出:13時37分 月没:23時29分 月齢:8.34乙亥(いつがい,きのとい) 六曜:仏滅 九星:一白水星 選日:


今日の季語: 富士薊(ふじあざみ)


 



(八ヶ岳・赤岳の花 より転載)


『富士薊
キク科の多年草。関東・中部地方の山中の砂礫地に生える。特に富士山に多い。高さ50センチメートル~1メートル。とげのある葉を広げ、秋開く紫色の頭花は径5~10センチメートルでアザミ属のうち最も大きい。』(三省堂 大辞林)



富士薊の俳句:


 ・富士薊ふれむとしたるのみに刺す 富安風生


 ・富士薊の頭に掌載せ父憩ふ 北野民雄


 ・足柄の関深閑と富士薊 鈴木てる代


 ・須走は砂荒き町富士薊 青木路春


 ・午後よりは磯波荒らし富士薊 道川虹洋



富士には月見草だけでなく、当然、富士薊も似合うはずだ。



 

2009-09-26 (Sat)

2009/09/26 日記 無花果

2009/09/26 日記 無花果

2009/9/26(土) 旧暦:8月8日上弦 日出:5時31分 日没:17時32分 月出:12時55分 月没:22時32分 月齢:7.34甲戌(こうじゅつ,きのえいぬ) 六曜:先負 九星:二黒土星 選日:今日の季語: 無花果(いちじく) (田舎移住者の星日記 より転載) 『イチジク(無花果、映日果、英語 木はfig tree、実はfig)は、クワ科イチジク属の落葉高木。学名はFicus carica。別名、蓬莱柿(ほうらいし)、南蛮柿(なんばんがき...

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2009/9/26(土) 旧暦:8月8日上弦 日出:5時31分 日没:17時32分 月出:12時55分 月没:22時32分 月齢:7.34甲戌(こうじゅつ,きのえいぬ) 六曜:先負 九星:二黒土星 選日:


今日の季語: 無花果(いちじく)


 



(田舎移住者の星日記 より転載)


 


『イチジク(無花果、映日果、英語 木はfig tree、実はfig)は、クワ科イチジク属の落葉高木。学名はFicus carica。別名、蓬莱柿(ほうらいし)、南蛮柿(なんばんがき)、唐柿(とうがき)など。原産地はアラビア南部で、紀元前3000年頃には栽培されていた。日本には、1630年長崎に渡来した。不老長寿の果物ともいわれている。


 名称
「無花果」は、花を咲かせずに実をつけるように見えることから付けられた漢語で、これに熟字訓でいちじくという読みを付けている。しかし、実際には外から見えないだけで花嚢の内部に小さな花をつけている。


別表記の「映日果」は中世ペルシア語のアンジールを中国で音写し、意味を表す「果」を補足したもので、日本ではこれを「えいじつか」と読み、転じて「いちじく」と呼ばれるようになったとする説がある一方、果実が一ヶ月で熟すから、または、一日一果実ずつ熟すからという「一熟(いちじゅく)」から転じて「いちじく」と呼ばれるようになったとする説もある。


中国の特産地である新疆ウイグル自治区のウイグル語でもアンジールと呼ばれている。中国の古語では他に「阿驛」、「阿?」とも音写され、「底珍」、「天仙果」などの別名もある。
...
果実は秋に熟すと濃い紫色になる。食用とする部分は果肉ではなく花托(かたく)である。


 用途
日本国内では主に生食する。乾燥品もあるが、イラン、トルコなどでは、収穫した果実を天日乾燥させる方法が取られ、アメリカ・カリフォルニア州では木の上で乾燥させてから収穫する方法が取られている。生食品も乾燥品もそのまま食するだけでなく、パン、ケーキ、クレープ、ビスケットなどの菓子類のほか、スープやソースの材料としても用いられている。
...
 旬
8月-10月頃


 醸造
果実を原料にしたワインや酢が製造されている。
...
 薬用
熟した果実、葉を乾燥したものは、それぞれ無花果(ムカカ)、無花果葉(ムカカヨウ)といい生薬として用いられる。果実を干したものは緩下剤に使われた。 また果肉や葉から出る乳液にはゴムに近い樹脂分が含まれるが、民間薬として、痔や疣(いぼ)に塗布したり、駆虫薬として内服した。』(Wikipedia)



無花果の俳句:


 ・無花果の少し色ある二つ哉 星野麦人


 ・いちじくの衰えはげし恋も棄て 赤尾兜子(とうし)


 ・失恋の後無花果を買い戻る 寺井谷子


 ・無花果を食うべひとりの気をゆるす 坂間晴子


 ・無花果をもぐ変身の手はじめに 中尾寿美子



無花果は、食物繊維を始めビタミン類やカルシウム、鉄分などのミネラルを多く含み、美容と健康に良いと言われている。便秘解消の特効薬でもあるらしい。
 身体に良い果物なのだ。
http://www5e.biglobe.ne.jp/~takamatu/mini5.html


無花果の俳句を見ていると、無花果は身体だけではなくこころの薬でもあるようだ。
 失恋した時も、変身したい時も無花果だ。



 

2009-09-26 (Sat)

2009/09/26  K-1 WORLD GP 2009 IN SEOUL FINAL16

2009/09/26  K-1 WORLD GP 2009 IN SEOUL FINAL16

K-1 WORLD GP 2009 IN SEOUL FINAL16 のTV放送を見た。開催:日付 9月26日(土)  開始 15:30  会場 韓国ソウル・オリンピック第一体育館   K1 GPは、ヘビー級より重いクラスだが、このところ上位を占める選手が固定化して、新鮮みが無くなり、世代交代が求められている。 昨年、バダ・ハリが彗星のように現れ決勝まで進み、世代交代の実現を期待されたが、倒れたレミーを足で蹴ったりしたため反則負けとなり...

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K-1 WORLD GP 2009 IN SEOUL FINAL16 のTV放送を見た。


開催:
日付 9月26日(土) 
開始 15:30 
会場 韓国ソウル・オリンピック第一体育館 
 
K1 GPは、ヘビー級より重いクラスだが、このところ上位を占める選手が固定化して、新鮮みが無くなり、世代交代が求められている。
 昨年、バダ・ハリが彗星のように現れ決勝まで進み、世代交代の実現を期待されたが、倒れたレミーを足で蹴ったりしたため反則負けとなり、出場停止の処分となった。


知らなかったが、今年の5月にGPを3連覇したシュルトをKOしていたらしく、関心はどうしてもこの男に行く。
 KOするかKOで負けるかの試合は、観客からすれば面白い。


結果は、バダ・ハリの1R KOの完勝だった。


サメドフもレベルの高いヨーロッパ予選を勝ち抜いているので強いはずだが、バダ・ハリはディフェンスも完全で攻めさせることもなく、狙いすましたボデーへのストレート1発でKOした。


スピード、パンチ力、攻撃力の躍動感が迫力を生む試合はスリリングで、昨年KO負けしているアリスター・オーフレイムとの再戦が楽しみである。


 
 京太郎という聞き慣れない名前があったが、前田慶次郎の改名後の名だった。
 相手はカラエフ、すぐKOされるかと思ったが最後まで闘ったのは敢闘賞だった。


新しい選手では、ダニエル・ギタが印象に残った。
シュルトと闘って善戦した。
 ディフェンスを良くして、スピードを上げればシュルトに勝てる。
 
 
 負けて引退の武蔵は、これ以上はもう無理だ。
判定の勝ち名乗りをうけたレ・バンナがマットの上に両手をついて土下座して武蔵を讃えていたのは爽やかだった。フランス人は武士道の通じる国民だ。


 
アリスター・オーフレイムは、アーツを問題にしなかった。
 シュルト、バダ・ハリとの対戦が興味深い。


K1 GPの世界も世代交代の時期を迎えていることは確かだ。


試合の詳細は以下のスポーツナビ参照。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/k1/live/2009/2009092601/index.html



 

2009-09-25 (Fri)

2009/09/25 日記 10円カレーの日

2009/09/25 日記 10円カレーの日

2009/9/25(金) 旧暦:8月7日 日出:5時30分 日没:17時34分 月出:12時06分 月没:21時37分 月齢:6.34癸酉(きゆう,みずのととり) 六曜:友引 九星:三碧木星 選日:今日の季語: 沢桔梗(さわぎきょう) (笹川流れのWeb Log より転載)『サワギキョウ(沢桔梗、学名: Lobelia sessilifolia )はキキョウ科ミゾカクシ属の多年草。美しい山野草であるが、有毒植物としても知られる。 特徴茎の高さは50cmから1...

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2009/9/25(金) 旧暦:8月7日 日出:5時30分 日没:17時34分 月出:12時06分 月没:21時37分 月齢:6.34癸酉(きゆう,みずのととり) 六曜:友引 九星:三碧木星 選日:


今日の季語: 沢桔梗(さわぎきょう)


 



(笹川流れのWeb Log より転載)


『サワギキョウ(沢桔梗、学名: Lobelia sessilifolia )はキキョウ科ミゾカクシ属の多年草。美しい山野草であるが、有毒植物としても知られる。


 特徴
茎の高さは50cmから100cmになり、枝分かれしない。葉は無柄で茎に互生し、形は披針形で、縁は細かい鋸歯状になる。


花期は8月から9月頃で、濃紫色の深く5裂した唇形の花を茎の上部に総状に咲かせる。花びらは上下2唇に分かれ、上唇は鳥の翼のように2裂し、下唇は3裂する。萼は鐘状で先は5裂する。キキョウと同じく雄性先熟で、雄しべから花粉を出している雄花期と、その後に雌しべの柱頭が出てくる雌花期がある。


 分布と生育環境
北海道、本州、四国、九州に分布し、山地の湿った草地や湿原などに自生する。普通、群生する。


 近縁種
他のキキョウ類とは花形が全く異なる。


同属は世界に200種あり、大柄な植物も多いが、日本には4種しかない。小笠原諸島には低木状になるオオハマギキョウ(L. boninensis Koidz.)があるが、日本本土には以下の種が普通。


ミゾカクシ 溝隠、Lobelia chinensis
水田雑草として普通で、背の低い草である。近縁種が琉球列島にある。
ロベリア Lobelia erinus


 毒草
サワギキョウは毒草としても知られる。麻酔などの効能を薬草として利用された例もあるが、危険が大きいようである。


横溝正史の長編推理小説『悪魔の手毬唄』では「お庄屋殺し」の名で登場し、場面を盛り上げた。』(Wikipedia)



沢桔梗の俳句:


 ・ひとところ水まっすぐに沢桔梗 高橋悦男


 ・沢桔梗またこの切株に来て休む 帰山綾子


 ・ゆれやまぬ瑠璃揺れやまず沢桔梗 松本みどり


 ・郭公や霧に濡れいる沢桔梗 遠藤麗花


 ・信濃より移して三年沢桔梗 成田達子


 


日比谷松本楼は、関東大震災により焼失、その後再建されたが、戦争時には日本の海軍省の将校宿舎となり、終戦後にはGHQ宿舎として接収された。
 苦難の日々が続いたが1951年11月に再出発した。


しかし、再び1971年沖縄返還協定反対デモに際し、過激派学生の投じた火炎瓶により焼失した。
 松本楼が1973年の今日、再建された事を記念して10円のカレーを客に振る舞い、売り上げはユニセフなどに寄付したことに因っている。


まだ、食べたことはないが一度は食べてみたいカレーである。



 

2009-09-24 (Thu)

2009/09/24 日記 おはぎ

2009/09/24 日記 おはぎ

2009/9/24(木) 旧暦:8月6日 日出:5時30分 日没:17時35分 月出:11時10分 月没:20時45分 月齢:5.34壬申(じんしん,みずのえさる) 六曜:先勝 九星:四緑木星 選日:一粒万倍日今日の季語: おはぎ (甘い生活 より転載)『ぼたもち ぼたもちぼたもち(牡丹餅)とは、うるち米ともち米を混ぜて炊き、米粒が残る程度について小ぶりの俵状にまるめ、餡をまぶした食べ物である。甘味を口にする機会の少ない時代...

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2009/9/24(木) 旧暦:8月6日 日出:5時30分 日没:17時35分 月出:11時10分 月没:20時45分 月齢:5.34壬申(じんしん,みずのえさる) 六曜:先勝 九星:四緑木星 選日:一粒万倍日


今日の季語: おはぎ


 



(甘い生活 より転載)


『ぼたもち
 
ぼたもちぼたもち(牡丹餅)とは、うるち米ともち米を混ぜて炊き、米粒が残る程度について小ぶりの俵状にまるめ、餡をまぶした食べ物である。甘味を口にする機会の少ない時代には御馳走であり、来客のもてなしや田植えの後の寄り合い、子供のおやつ、また法要の際などに供された。小豆餡のほか、黄粉(きなこ)、青海苔、ゴマ、ずんだ等も使われる。表面に餡をまぶす以外のものでは、握り飯の具材のように中に餡を詰めることもある。


 おはぎとの関係
 ぼたもち(こしあんを使用したもの)同じ食べ物を、はぎのもち(萩の餅)、またはおはぎ(御萩)とも呼ぶ。呼び名の由来については後述の通りだが、小売店等では春に「おはぎ」、秋に「ぼたもち」として販売していることも珍しくはなく、ぼたもちとおはぎとの区別は次第に薄れている。 また、地方によって


小豆餡をまぶしたものをぼたもち、黄粉を用いたものをおはぎ
こし餡を使ったものをぼたもち、粒餡や煮た小豆そのままを使ったものをおはぎ(逆の場合もあり)
餡ではなく中の米の状態によって区別し、完全に餅の状態までついたもの(皆殺し)をぼたもち、ついた米の粒が残っているもの(半殺し)をおはぎ
季節によって呼び分け、春夏はぼたもち、秋冬はおはぎ
とするなど、さまざまの場合がある。


また女房言葉でぼたもちを「おはぎ」(他には「おべたべた」)と呼んだとする説明もある。


 季節ごとに変わる「ぼたもち」の呼び名とその由来 [編集]
通常、「ぼたもち」は春に「牡丹餅」、秋に「御萩」と呼ばれる。しかし、実際には(現代ではほとんど使われていないものの)夏と冬にも正式な呼び名が存在する。ここでは季節ごとの「ぼたもち」の呼び名とその由来を挙げる。


春 牡丹餅
牡丹の花が咲く季節、すなわち春の彼岸に、神仏や先祖への供物とされた小豆餡の様子を、牡丹の花に見立てたことから。和漢三才図会には「牡丹餅および萩の花は形、色をもってこれを名づく」と記されている。


夏 夜船
ぼたもちは餅と作り方が異なるため、「ペッタン、ペッタン」のような音を出さずに作ることができる。なので、隣に住む人には、いつ搗いたのか分からない。そこで、
「搗き知らず」→「着き知らず」
と言葉遊びをして、夜は暗くて船がいつ着いたのかわからないことから。


秋 御萩
牡丹餅と同じく、小豆餡の様子を秋の彼岸の時期に咲く萩の花に見立てたことから。


冬 北窓
夜船と同じように、
「搗き知らず」→「月知らず」
と言葉遊びをして、月を知らない、つまり月が見えないのは北側の窓だ、ということから。


 ことわざ
「ぼたもち」という言葉が使われることわざは多く、日本人の生活や意識に密着した食べ物であったことがうかがえる。


棚から牡丹餅
努力することなしに予期しない幸運がまいこんでくること。「たなぼた」と省略することもある。「開いた口に牡丹餅」ともいう。
牡丹餅で腰打つ
幸運が向こうから舞い込んでくること。
牡丹餅の塩の過ぎたのと女の口の過ぎたのは取り返しがつかない
牡丹餅は米 辛抱は金


 その他
大きさは鶏卵大かそれ以上に作られるのが一般的だが、小ぶりな物も見受けられる。
多くの和菓子にいえることだが、隠し味として餡にごくわずかの塩を加えるか、ついたものを握るときに手を適度な塩水に浸してから握るとより一層甘味が引き立つ。
英語でもそのまま「Botamochi」と呼ぶ。
昔はぼたもちのことを「かひもちひ(かひもち、掻餅)」と呼んでいた。ただし、一部では蕎麦がきを指すとする説もある。
参考「いざ、かひもちひせむ」(宇治拾遺物語)
土用入りのころに作る場合、土用餅という言い方もする。
大きく作った牡丹餅を赤子に踏ませ、成長を祈る習俗がある。
 
みつめのぼたもち(千葉県)子どもが産まれて3日目に、母親の乳が出るように「みつめのぼたもち」と呼ばれる大きなぼたもちを食べさせる地域がある。
立花宗茂の正妻である立花誾千代は、彼女の墓石の形状から現在では「ぼたもち様」とも呼ばれている。
きな粉と胡麻 1271年(文永8年)9月12日、日蓮が鎌倉の龍ノ口の刑場へ引き立てられていった。急を聞いた桟敷の尼が、なにか最後のご供養をと考えたが、急であったため餡をつくる時間が無く、きな粉と胡麻をまぶして牡丹餅を作り日蓮に献上したという。日蓮は、難を免れ佐渡に流罪となった。この故事にちなみ陰暦9月12日、日蓮宗では「御難の餅」という胡麻のぼたもちを作って供える。また「難除けぼたもち」「首つなぎぼたもち」などと呼ばれている。』(Wikipedia)



おはぎの俳句:


 ・お萩くばる彼岸の使行きあひぬ 正岡子規


 ・お萩腹秋の彼岸の暮れかかる 句仏


 ・雨淋し秋の彼岸の萩の餅 晴汀


 ・夜長猫おはぎの餡に髭汚し 小川斉東語


 ・父母亡くておはぎ作りし夜の長き 吉野雅子



山崎製パンの3色おはぎは、愛知県から西は「あんこ、きなこ、青のり」だそうだが、青のりおはぎは記憶にない。
 生まれ育った環境によるのだが、おはぎというと粒あんと黄粉が目に浮かぶ。



 

2009-09-23 (Wed)

2009/09/23 日記 5連休最後の日

2009/09/23 日記 5連休最後の日

2009/9/23(水) 旧暦:8月5日 秋分の日 日出:5時29分 日没:17時37分 月出:10時10分 月没:19時59分 月齢:4.34辛未(しんび,かのとひつじ) 六曜:赤口 九星:五黄土星 選日:今日の季語: 秋彼岸 (秋彼岸法要 曹洞宗 明晶山 太平寺 より転載)『彼岸(ひがん)とは、煩悩を脱した悟りの境地のことで、煩悩や迷いに満ちたこの世をこちら側の岸「此岸」(しがん)と言うのに対して、向う側の岸「彼岸」という。...

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2009/9/23(水) 旧暦:8月5日 秋分の日 日出:5時29分 日没:17時37分 月出:10時10分 月没:19時59分 月齢:4.34辛未(しんび,かのとひつじ) 六曜:赤口 九星:五黄土星 選日:


今日の季語: 秋彼岸


 



(秋彼岸法要 曹洞宗 明晶山 太平寺 より転載)


『彼岸(ひがん)とは、煩悩を脱した悟りの境地のことで、煩悩や迷いに満ちたこの世をこちら側の岸「此岸」(しがん)と言うのに対して、向う側の岸「彼岸」という。


「彼岸会(ひがんえ)」は、雑節の一つで、春分・秋分を中日とし、前後各3日を合わせた7日間のこと。また、この期間に行われる仏事のこと。暦の上では最初の日を「彼岸の入り」、最後の日を「彼岸明け」なお、地方によっては最後の日を「はしりくち」という地方もある。俗に、中日に先祖に感謝し、残る6日は、悟りの境地に達するのに必要な6つの徳目、六波羅蜜を1日に1つずつ修めるためとされている。


 由来
彼岸会法要は日本オリジナルであり、彼岸の仏事は浄土思想に由来する。


浄土思想で信じられている極楽浄土(阿弥陀如来が治める浄土の一種)は西方の遙か彼方にあると考えられている(西方浄土ともいう)。


春分と秋分は、太陽が真東から昇り、真西に沈むので、西方に沈む太陽を礼拝し、遙か彼方の極楽浄土に思いをはせたのが彼岸の始まりである。


もとはシルクロードを経て伝わった、生を終えた後の世界を願う考え方に基づいている。心に極楽浄土を思い描き浄土に生まれ変われることを願ったもの(念仏)と理解されているようだ。


しかし後述のように、天皇の詔として仏教思想を全国に広げることを意図して始められた行事であったが、いつの時代も人として、生を終えた後の世界への関心の高いことは同じであり、いつの間にか生を終えていった祖先を供養する行事として定着するに至った。


彼岸会の「彼岸」は、「日願(ひがん)」から来ているとも言える。日本に限らず古来から、太陽や祖霊信仰は原始宗教の頃からつきものなのである。仏教語の彼岸は後から結びついたものであるという説(五来重による)もある。


806年(大同元年)、日本で初めて彼岸会が行われた。このとき崇道天皇(早良親王)のために諸国の国分寺の僧に命じて「七日金剛般若経を読まわしむ」と『日本後紀』に記述されている。


 供物
日本で彼岸に供え物として作られる「ぼたもち」と「おはぎ」は同じもので、炊いた米を軽くついてまとめ、分厚く餡で包んだ10cm弱の菓子として作られるのが一般的である。これらの名は、彼岸の頃に咲く牡丹(春)と萩(秋)に由来すると言われる。』(Wikipedia)


 


秋彼岸の俳句:


 ・秋彼岸雨の御堂のこぼれ銭 綾華


 ・母の客日暮れて帰る秋彼岸 相馬遷子


 ・越なれば夜も墓灯り秋彼岸 福田蓼汀


 ・顔の上に鳥の影さす秋彼岸 鳴戸奈菜


 ・秋彼岸麓の馬の紺に見ゆ 友岡子郷


 


高速道路の渋滞も予想よりは問題はなかったようだ。
猛スピードでは走れないが、流れていれば渋滞の苦痛はないだろう。
 不注意な人間の交通事故による通行止めが一番困る。


高速無料化の反対意見が多いが、常に無料になれば日・祝日にお出掛けが集中することもないだろうし、一般道も含めて交通量が平準化し、渋滞問題はそれ程でも無さそうな気がする。


実施する前から反対というのも変な話だ。



 

2009-09-22 (Tue)

2009/09/22 奈良散策-その3

2009/09/22 奈良散策-その3

参拝の為、春日大社に向かう。 既に、奈良公園の鹿達は仕事中である。観光客にせんべいをおねだりしている。 猿の餌付けは色々問題を起こしやすいが、鹿の場合は大きな問題はないのだろう。春日大社も含めなら公園一帯は、車が動かない程の渋滞で、目的地の駐車も満車なので、歩くことになる。 歩いても行けるところにすべてあるので便利だ。しかし、体力は必要だ。春日大社までの道は長い上り坂が続いている。鹿達のいる公...

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参拝の為、春日大社に向かう。


 



既に、奈良公園の鹿達は仕事中である。
観光客にせんべいをおねだりしている。
 猿の餌付けは色々問題を起こしやすいが、鹿の場合は大きな問題はないのだろう。


春日大社も含めなら公園一帯は、車が動かない程の渋滞で、目的地の駐車も満車なので、歩くことになる。
 歩いても行けるところにすべてあるので便利だ。しかし、体力は必要だ。


春日大社までの道は長い上り坂が続いている。
鹿達のいる公園や木々の中を歩いていく道程は快い。
かなり暑いが歩くのも悪くはない。


春日大社は、駐車場には車が一杯で、参道には人影が絶えない。


 



 



 



 




季節には房が地面に着く程に垂れ下がるので「砂ずりの藤」と名付けられたそうだ。


 



 




本社大杉と名付けられている樹齢1000年を超える多すぎである。
寄らば大樹の陰と言う事が嫌な意味を持たず、素直に感じられる。


 




 そばによって見上げているだけで神木の気が伝わってくるようなありがたさを感じる。


 



春日大社の万燈籠は有名である。
 年2回、2月の節分と8月のお盆の14日、15日時期に行われる。特に8月は舞楽の奉納が本殿の前で行われ、日が暮れて灯籠が夜の闇に浮かびあがる光景が幽玄らしい。
 機会があれば、その時参拝したいものである。



お昼になったので、奈良町まで歩いて戻る。
帰りは下り坂なので、時間はかかったが楽な行程だった。


 




昼食の場所は、純和風の家屋でいただくフレンチである。
http://www.secondhouse.co.jp/nara.omoya.htm



木造平屋の古い町家をそのまま利用したレストランである。
廊下を通り、案内された座敷は、右左に坪庭が見える。


 



右の坪庭。


 



左の坪庭。


以下は出された料理。
品書きがないので内容は記載できない。


 




オードブル。和洋折衷の味わい。下左は単品ではスイーツだろう。


写真は撮らなかったが、焼きたてパンは、外観はフランスパンだが、中味は柔らかくモチモチとした日本風の物。


 




前菜。肉とサラダ。柔らかく煮込んだイベリコ豚ホホ肉の琥珀煮凝り。薄味の肉煮凝りの下はアボガドである。



 
鱸の焼き物と季節の野菜の盛り合わせ。


 




人参の冷製スープ。見たところ南瓜のように見えるが人参である。
複雑なハーブの香りがあり、喉を通った後、カレーの味香が口から鼻に抜ける。
 スープの中に白いホワイトクリームのものがあるが、舌触りがクリームではない。後で聞くとジャガイモで作った物らしい。
 このスープは、特徴のある物だった。


 




鱸のソテー。


 




鹿児島産 黒毛和牛のロースト。ソースが甘酸っぱく、柔らかいローストビーフに良く合った。


 




デザート。スイーツと果物。
アイスクリーム、ケーキ、果物、色とりどりで女性好みである。



帰りは、奈良の待ちが渋滞する前に出ることにし、早く出発する。
 右側車線の奈良市街に入る車は、来た時のように渋滞していたが、こちらの車線は作戦通りスムーズに流れた。
 高速道路も渋滞表示は所々出たが、心配した大垣から先は長く止まることもなく、予想外に順調に走ることが出来たのは幸いだった。


初日は大変だったが、快く贅沢な時間を過ごすことが出来た奈良散策だった。
 博物館の仏像再拝と蔵めぐりはまたの楽しみになった。



 

2009-09-22 (Tue)

2009/09/22 日記 初期対日方針の日

2009/09/22 日記 初期対日方針の日

2009/9/22(火) 旧暦:8月4日国民の休日 日出:5時28分 日没:17時38分 月出:9時05分 月没:19時17分 月齢:3.34庚午(こうご,かのえうま) 六曜:大安 九星:六白金星 選日:大犯土始今日の季語: 彼岸花、曼珠沙華 (里山の四季 より転載) (風の詩 より転載)『ヒガンバナ(彼岸花、学名:Lycoris radiata)はヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草。クロンキスト体系ではユリ科。リコリス、曼珠沙華(マンジュ...

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2009/9/22(火) 旧暦:8月4日国民の休日 日出:5時28分 日没:17時38分 月出:9時05分 月没:19時17分 月齢:3.34庚午(こうご,かのえうま) 六曜:大安 九星:六白金星 選日:大犯土始


今日の季語: 彼岸花、曼珠沙華


 



(里山の四季 より転載)


 



(風の詩 より転載)


『ヒガンバナ(彼岸花、学名:Lycoris radiata)はヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草。クロンキスト体系ではユリ科。リコリス、曼珠沙華(マンジュシャゲ、またはマンジュシャカ サンスクリット語 manjusaka の音写)とも呼ばれる。学名の種小名 radiata は「放射状」の意味。


 特徴
全草有毒な多年生の球根性植物。散系花序で6枚の花弁が放射状につく。日本には、中国か朝鮮半島からの稲作の伝来時に土と共に鱗茎が混入してきて広まった帰化植物といわれているが、土に穴を掘る小動物を避けるために有毒な鱗茎をあえて持ち込み、あぜや土手に植えたとも考えられる。また鱗茎は薬になり、救荒食でもある。有用植物としての働きを熟知しての運搬の可能性も無視できない。


道端などに群生し、9月中旬に赤い花をつけるが、稀に白いものもある。生長の仕方は独特で、夏の終わりから秋の初めにかけて、高さ30 - 50cmの花茎が葉のない状態で地上に突出し、その先端に5 - 7個前後の花がつく。開花後、長さ30 - 50cmの線形の細い葉をロゼット状に出すが、翌春になると葉は枯れてしまい、秋が近づくまで地表には何も生えてこない。開花期には葉がなく、葉があるときは花がない。 鍾馗水仙(ショウキズイセン)という黄色の変種が存在する。


また、日本に存在するヒガンバナは全て遺伝的に同一であり、三倍体である。故に、雄株、雌株の区別が無く種子で増えることができない(遺伝子的には雌株である)。中国から伝わった1株の球根から日本各地に株分けの形で広まったと考えられる。


 有毒性
全草有毒で、特に鱗茎にアルカロイド(リコリン)を多く含む有毒植物。誤食した場合は吐き気や下痢、ひどい場合には中枢神経の麻痺を起こして死にいたる。水田の畦(あぜ)や墓地に多く見られるが、これは前者の場合ネズミ、モグラ、虫など田を荒らす動物がその鱗茎の毒を嫌って避ける(忌避)ように、後者の場合は虫除け及び土葬後、死体が動物によって掘り荒されるのを防ぐため[1]、人手によって植えられたためである。ただしモグラは肉食のため、ヒガンバナに無縁という見解もあるが、エサのミミズがヒガンバナを嫌って土中に住まない。そのためにこの草の近くにはモグラが来ないともいう。


鱗茎は澱粉に富み、有毒成分であるリコリンは水溶性であるため長時間水に晒せば無害化することが可能であるため、救飢植物として第二次世界大戦中などの戦時や非常時において食用とされた事もあり、日本テレビの『所さんの目がテン』(2005年9月25日放送)では当時のレシピを使用しての食用実験をしたことがある。ただし、万全な準備の上専門家の指導の元で行われた実験であり、実際に同様のことを行った場合、毒抜きの時間が不十分であったり、長期間食して有毒成分が体内に蓄積したりしたために中毒を起こす危険があり、絶対に真似してはならない。また、花が終わった秋から春先にかけては葉だけになり、その姿が食用のノビルやアサツキに似ているため、誤食してしまうケースもある。


鱗茎は石蒜(せきさん)という生薬名であり利尿や去痰作用があるが、有毒であるため素人が民間療法として利用するのは危険である。


 名前に関わる話
彼岸花(ひがんばな)の名は秋の彼岸ごろから開花することに由来する。別の説には、これを食べた後は「彼岸(死)」しかない、というものもある。上記の飢餓植物としての面から一考する価値はあると思われる。別名の曼珠沙華は、法華経などの仏典に由来する。また、"天上の花"という意味も持っており、相反するものがある(仏教の経典より)。仏教でいう曼珠沙華は「白くやわらかな花」であり、ヒガンバナの外観とは似ても似つかぬものである(近縁種ナツズイセンの花は白い)。 『万葉集』にみえる"いちしの花"を彼岸花とする説もある。「路のべの壱師の花の灼然く人皆知りぬ我が恋妻は」(11・2480)


異名が多く、死人花(しびとばな)、地獄花(じごくばな)、幽霊花(ゆうれいばな)、剃刀花(かみそりばな)、狐花(きつねばな)、捨子花(すてごばな)、はっかけばばあと呼んで、日本では不吉であると忌み嫌われることもある。一方、欧米では園芸品種が多く開発されている。園芸品種には赤のほか白、黄色の花弁をもつものがある。日本での別名・方言は千以上が知られている[2]。


また、韓国では彼岸花のことを「相思華」ともいう。これは彼岸花が花と葉が同時に出ることはないから「葉は花を思い、花は葉を思う」という意味である。


学名のLycoris(リコリス)とはギリシャ神話の女神、海の精:ネレイドの一人、Lycoriasの名前からとられたもの。』(Wikipedia)


 


彼岸花・曼珠沙華の俳句:


 ・むらがりていよいよ寂しひがんばな 日野草城


 ・ヒガンバナ咲いたみんな遠い日の人 西村秀治


 ・もぐらみち塞ぎといふ彼岸花をゆく 山崎昭登


 ・曼珠沙華一村一寺一如来 河村昇


 ・つきぬけて天上の紺曼珠沙華 山口誓子


 


1945年(昭和20年)9月22日、「降伏後ニ於ケル米国ノ初期対日方針」が策定された日。


 日本の占領がアメリカ一国で行われたことは、日本にとって幸いだった。
 北海道がソ連に占領されていれば、北方4島どころの話では無かった。
 ドイツは分断を回復したが、朝鮮半島は今だに過去を引きずっている。


太平洋戦争後のアメリカには光があった。



 

2009-09-21 (Mon)

2009/09/21 奈良散策-その2

2009/09/21 奈良散策-その2

宿の庭は、歴史を感じさせる風情のある庭だった。 枝垂れ桜は、春の季節の妖艶さが偲ばれる。 サボテンのように仕立てられた木は、杉の木だろうか。 白萩が季節を迎えようとしている。 栗の木が大きな実を付けている。 食事をしてから、奈良県立美術館開催の「館蔵品 浮世絵風景版画展~北斎、広重」を観る。展示されているのは風景画の浮世絵が100点もあり、見応えがあった。 歌川広重 「名所江戸...

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宿の庭は、歴史を感じさせる風情のある庭だった。


 




枝垂れ桜は、春の季節の妖艶さが偲ばれる。


 




サボテンのように仕立てられた木は、杉の木だろうか。


 




白萩が季節を迎えようとしている。


 




栗の木が大きな実を付けている。


 


食事をしてから、奈良県立美術館開催の「館蔵品 浮世絵風景版画展~北斎、広重」を観る。


展示されているのは風景画の浮世絵が100点もあり、見応えがあった。


 



歌川広重
 「名所江戸百景 大はしあたけの夕立」


 



葛飾北斎 「富嶽三十六景 相州 七里浜」



美術館を出て、正倉院、東大寺方面に向かう。


 






 



 



 



 正倉院へ向かう道からは、池の向こうに東大寺大仏殿の甍が見える。


正倉院の御物は拝観できないことは承知していたが正倉院の建物だけでも観たいと思い、忍び返しの張り巡らされた塀に沿って歩き続けた。


とても天気が良く日中を歩くには暑すぎる。
疲れ果てた頃に辿り着いた門は非情にも閉じられていた。


門に張られた80m先の角柱の間から木間越しに書いてあるので、場所を探しながら行くと、同じ思いの観光客が小高い処に上がり観ているので真似をした。


 




校倉らしきものが何とか見えた。


 



昼食の時間があり、東大寺は横にみて帰ることにする。


 




広い構内の草地では鹿が観光客にせんべいをおねだりしている。
草の上に落ちている黒い木の実のような物は鹿の糞だった。
奈良公園の芝生にはそのまま座ることは危険だ。


奈良ホテルは小高い処にあり、長い上り坂を歩いていく。
正倉院で疲れた足には少し辛かった。


 



皇室御用達の奈良ホテルは、木造造りの寺院の様な建物であった。


 



 三段のお重の弁当である。花の時期なら花見弁当、今なら行楽弁当だろうか。


奈良らしい物は、左の重の右上の柿の葉寿し。柿の葉で鯖寿司が巻いてある。
 もう一つは、下の赤い海老の右隣、茶色の薄く切られた物。柚子の香りがするのだが、何か解らない。
 仲居さんに聞くと、「ゆべし」と言われた。


『珍味のゆべし
 
珍味の柚餅子(天龍村)柚子の実の上部を切り取った後、中身をくり抜き、この中に味噌、山椒、胡桃などを詰めて、切り取った上部で蓋をする。そして、これを藁等に巻いて日陰で1ヶ月?半年ほど乾燥させる。食べる際には、藁を外して適宜に切り分け、酒の肴やご飯の副食物として用いる。


古来からある料理で、江戸時代の料理書『料理物語』には酒肴としてゆべしの製法が記されている。現在でも、愛媛県松山市や奈良県十津川村、和歌山県田辺市龍神村、長野県天龍村などで製造されている。』(Wikipedia)



ホテルの館内は利用客・観光客でごったがえしている。
廊下には、昭和天皇をはじめとして、今上陛下、美智子妃殿下その他の皇族の写真が掲載されている。
 写真には、若き日の美智子妃殿下の美しく輝く笑顔があった。


 




ホテルの裏にはには大きな松がある。
乃木大将お手植えの松と書かれている。


 



幹の深い亀裂が歳月を語っていた。





 帰り道の池の向こうには五重塔が見える。
古都には、どこにも景観が転がっている



が開催されている奈良国立博物館に向かった。
偶々、今日は無料開放日で見物客が溢れている。


本館入り口からはいるとすぐに、大きな仏像彫刻が出迎えてくれる。
 仏像の多彩さ、時代の広さに圧倒された。
http://www.narahaku.go.jp/guide/02.html



仏像と言っても釈迦如来、菩薩、神将その他が数多く彫刻として形作られ、信仰の対象とされてきた。
 見上げる程に巨大な仏像もあれば手のひらにのる仏像もある。大陸から渡来した北魏時代の仏像は指の大きさである。難破の危険を乗り越えて渡来し、人々に祈りを捧げられ、伝承され、今博物館のケースに収まっている。
 飛鳥時代の銅製の仏像の肌は最近鋳造されたようなひかりをはなっているのに目を奪われた。


仏像に関心のある人には先ず第一の博物館である。
じっくりと時間を掛けても時間が余ることはない内容である。


本館で仏像に圧倒されている内に時間が過ぎ、新館で開催されている仏教美術名品展の会場にたどり着いた頃には疲れ果てていた。正倉院でスタミナを消耗したようだ。
 時節柄咳をしている人が多いのも気になるし、見物客の頭越しに観て歩いた。
http://www.narahaku.go.jp/exhibition/usual.html



奈良国立博物館は改めて来る必要があることが認識できたので、宿に帰って、一休みすることにする。



夕食を済ませてから、夜、夜間ライトアップがされている興福寺と東大寺に再び出掛けた。


奈良公園の鹿は夜には宿舎に帰るのだそうだが、人間と同じで夜遊びの好きなものがいて、夜突然鳴いて走り出したりしたのには驚かされた。



 

2009-09-21 (Mon)

2009/09/21 日記 日中首脳会談

2009/09/21 日記 日中首脳会談

2009/9/21(月) 旧暦:8月3日敬老の日 日出:5時27分 日没:17時39分 月出:7時58分 月没:18時41分 月齢:2.34己巳(きし,つちのとみ) 六曜:仏滅 九星:七赤金星 選日:己巳今日の季語: 萩 (京都観光街めぐり&ホテル・旅館ガイド より転載)『ハギ(萩)とは、マメ科ハギ属の総称。落葉低木。秋の七草のひとつで、花期は7月から10月。分布は種類にもよるが、日本のほぼ全域。古くから日本人に親しまれ、『万葉集...

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2009/9/21(月) 旧暦:8月3日敬老の日 日出:5時27分 日没:17時39分 月出:7時58分 月没:18時41分 月齢:2.34己巳(きし,つちのとみ) 六曜:仏滅 九星:七赤金星 選日:己巳


今日の季語: 萩


 



(京都観光街めぐり&ホテル・旅館ガイド より転載)


『ハギ(萩)とは、マメ科ハギ属の総称。落葉低木。秋の七草のひとつで、花期は7月から10月。分布は種類にもよるが、日本のほぼ全域。古くから日本人に親しまれ、『万葉集』で最もよく詠まれる花でもある。秋ハギと牡鹿のペアの歌が多い。別名:芽子・生芽(ハギ)。


 特徴
数種あるが、いずれも比較的よく似た外見である。
背の低い落葉低木ではあるが、木本とは言い難い面もある。茎は木質化して固くなるが、年々太くなって伸びるようなことはなく、根本から新しい芽が毎年出る。直立せず、先端はややしだれる。


葉は3出複葉、秋に枝の先端から多数の花枝を出し、赤紫の花の房をつける。果実は種子を1つだけ含み、楕円形で扁平。
荒れ地に生えるパイオニア植物で、放牧地や山火事跡などに一面に生えることがある。


 ハギの種類
代表的なものをあげる。


ヤマハギ(学名 Lespedeza bicolor)
キハギ(学名 L. buergeri)
シラハギ(学名 L. japonica)
ツクシハギ(学名 L. homoloba)
マルバハギ(学名 L. cyrtobotrya)
ミヤギノハギ(学名 L. thunbergii)
このほか、マメ科植物で、ハギの名を持ったものにはメドハギ・ヤブハギ・ヌスビトハギ・ネコハギなど多くのものがある。他に、ヒメハギはマメ科ではなく、ヒメハギ科に属するが、花の外見がややマメ科に似る。
...
 民俗・文芸・音楽
民俗
月見:中秋の名月に萩・薄を月見団子と共に月に供える風習がある。萩も薄も、昔の日本では山野に自生する身近な植物であった。
文芸
萩の名所である歌枕として宮城野がある。
山上憶良の歌「萩の花 尾花 葛花 瞿麦の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花(万葉集・巻八 1538)」
音楽
『萩の露』(地歌・箏曲) 幾山検校作曲。幕末に京都で活躍した盲人音楽家幾山検校の代表曲。恋に破れ涙に暮れる自分を露の萩にたとえ、秋の風物を詠み込んだ「手事もの」曲。気品に満ちた名曲中の名曲として有名。
『萩桔梗』(端唄)』(Wikipedia)


 


萩の俳句:


 ・一家に遊女もねたり萩と月 芭蕉


 ・行ゆきてたふれ伏すとも萩の原 曾良


 ・三日月やこの頃萩の咲きこぼれ 河東碧梧桐


 ・白萩を植ゑてさびしきこと殖やす 中村路子


 ・色好む上方人や萩に酒 大釜菰堂


 


鳩山首相がオバマ大統領より先に胡錦濤国家主席と会談。
「東アジア共同体」提唱…日中首脳会談


 鳩山首相は、「日中がお互いの違いを認めながら信頼関係を構築し、それを軸に東アジア全体の共同体を構想していきたい」と述べ、「東アジア共同体」の創設に向けた協力を呼びかけた。また、東シナ海を「いさかいの海ではなく、友愛の海にしたい」と発言したのは良かった。


村山談話は、今更否定できるものではないし、その先に進むしかない。
 しかし、東アジア共同体は少し先を急ぎすぎている。


胡主席も具体的な提案を出し、初めての会談は順調のようだ。


 



 

2009-09-20 (Sun)

2009/09/20 奈良散策-その1

2009/09/20 奈良散策-その1

春鹿蔵開放を終えて、奈良町を歩く。渋滞の為に食べそびれた昼食の場所を探しながら進んでいく、お茶の場所はあるが食事の場所はなかなか無い。「うめもり」の看板が目に入った。和菓子屋さんかと思ったが、わさび葉寿しの文字が眼にはいる。 中に入ってみると、綺麗なおにぎりのような物が並べてある。聞くと、山葵の葉を塩漬けにして1年以上寝かせて、山葵の葉を柔らかくして、その葉で酢飯を巻いて、トッピングに海老、鯖...

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春鹿蔵開放を終えて、奈良町を歩く。


渋滞の為に食べそびれた昼食の場所を探しながら進んでいく、お茶の場所はあるが食事の場所はなかなか無い。


「うめもり」の看板が目に入った。
和菓子屋さんかと思ったが、わさび葉寿しの文字が眼にはいる。


 



中に入ってみると、綺麗なおにぎりのような物が並べてある。
聞くと、山葵の葉を塩漬けにして1年以上寝かせて、山葵の葉を柔らかくして、その葉で酢飯を巻いて、トッピングに海老、鯖、鮭、鰻が乗せてあるとのこと。
 真ん中の赤い酢飯は古代米だそうである。


 


お持ち帰りが中心のようだが、店の一角でも飲食が可能とのことで、注文。
 食べやすく十文字に切れ目を入れてだしていただいたが、山葵の葉は難い繊維の食感はなく柔らかでほんのりと山葵の香りがサッパリ感を感じさせる。酢飯は甘すぎることもなく酸っぱすぎることもなく穏やかな上品さが有り、具の味を邪魔することはなかった。
 お薦めである。



 



店を出ると、すぐ猿沢の池があった。
流石に千年を超える歴史の古都である。一つの池もそれぞれ歴史を秘めている。


『猿沢池
 
猿沢池七不思議標猿沢池(さるさわいけ、さるさわのいけ)は、奈良県奈良市の奈良公園にある周囲360メートルの池。興福寺五重塔が周囲の柳と一緒に水面に映る風景はとても美しく、奈良八景のひとつとなっている。


 概要
興福寺が行う「放生会」の放生池として、天平21年(749年)に造られた人工の池である。放生会とは、万物の生命をいつくしみ、捕らえられた生き物を野に放つ宗教儀式である。
現在、猿沢池園地として整備され、市街地に近いこともあって市民の憩いの場となっている。


 猿沢池七不思議
澄まず
濁らず
出ず
入らず
蛙はわかず
藻は生えず
魚が七分に水三分
猿沢池の水は、決して澄むことなくまたひどく濁ることもない。水が流入する川はなくまた流出する川もないのに、常に一定の水量を保っている。亀はたくさんいるが、なぜか蛙はいない。なぜか藻も生えない。毎年多くの魚が放たれているので増えるいっぽうであるにもかかわらず、魚であふれる様子がない。水より魚の方が多くてもおかしくないような池。


 伝説・その他
猿沢池にちなんだ言伝えはたくさんある。


猿沢池のほとりにある釆女神社(うねめじんじゃ)は、帝の寵愛が衰えたことを嘆き悲しんで入水した釆女を慰めるために建てられたという。
芥川竜之介の小説「竜」は、猿沢池から雲を呼び雨を降らせながら竜が天に昇ったという伝説を素材にしている。
猿沢池の名前の由来は、インドのヴァイシャーリー国の猴池(びこういけ)から来たものと言われている。猴の字義としては、尾の短い種類のサルをさしている。
奈良県大淀町には、興福寺の僧に恋をした娘おいのが身を投げたといわれる「おいの池」がある。伝説ではおいの池と猿沢池は地中でつながっており、身を投げたおいのの笠が猿沢池に浮かんでいたという。
1959年に、七不思議に反して池の水が赤くなった時には、「この世の終わりだ」と騒がれたという。 』(Wikipedia)


池の前の道路を横切り、石段を登ると、興福寺に出た。
興福寺は現在整備再建中であり、すべての建築物を見ることは出来ない。


 



国宝 五重塔


 



東金堂も国宝である。
神亀三年(726年)創建、応永22年(1415年)再建だそうである。古い!!。


東京で阿修羅ブームを巻き起こした国宝阿修羅像は九州に出張中で観ることは出来なかった。
阿修羅展については下記参照。
http://www.asahi.com/ashura/exhibition/2.html


 



 奈良公園一帯の名所旧跡は歩いて観ることが出来るので、便利であった。


 



古い街並みには、白壁の塀が巡らされており、古都の風情を漂わせていた。



 

2009-09-20 (Sun)

2009/09/20 春鹿酒蔵祭2009

2009/09/20 春鹿酒蔵祭2009

奈良に行く事になった為、近くの酒蔵を調べたところ、春鹿の今西清兵衛商店の蔵開放が予定されているのがわかった。『代々、今西家は春日大社の神官として神々に供える酒を醸していらっしゃいましたが、明治政府発令の神佛分離令によりやむなく辞職し、日本酒発祥の地で明治17年より酒造業を始められました。 酒名の由来は、春日大社に仕えていたことと、春日の神々が鹿に乗ってやってきたという伝説から、「春日神鹿」(かすがし...

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奈良に行く事になった為、近くの酒蔵を調べたところ、春鹿の今西清兵衛商店の蔵開放が予定されているのがわかった。


『代々、今西家は春日大社の神官として神々に供える酒を醸していらっしゃいましたが、明治政府発令の神佛分離令によりやむなく辞職し、日本酒発祥の地で明治17年より酒造業を始められました。
 酒名の由来は、春日大社に仕えていたことと、春日の神々が鹿に乗ってやってきたという伝説から、「春日神鹿」(かすがしんろく)と名付け、後に「春鹿」(はるしか)に改め、今日に至っています。
 現在も春日大社『春日祭』に、供御(くご)される白貴(しろき)は春日大社の酒蔵『酒殿』に出張し、ご奉仕されておられます。』(今西屋HPより転載)


シルバーウイークの初日である。
早目に8時に出たつもりだったが、養老SAを抜けるのに2時間以上もかかった。先が思いやられたが、所々渋滞があったが、最初の大渋滞を思えば、順調に車は走った。


問題は、最後に待ちかまえていた。
奈良の市内に入ってから、まったく車が動かない。
1km進むのに1時間以上かかる。時速1kmである。


結局酒蔵に着いたのは、7時間半後の15:30。
蔵開放の終了時間16:00までに30分しかない。


以下は、そんな蔵開放の記事である。


最初に春鹿を飲んだ記憶は、2008年の名門酒会で「春鹿 純米大吟醸 槽しずく」である。この時の印象が良かった。




 




正面入り口には、南都諸白春鹿醸造元の看板が掲げられている。


『南都諸白(なんともろはく)とは、平安時代中期から室町時代末期にかけて、もっとも上質で高級な日本酒として名声を揺るぎなく保った、奈良(南都)の寺院で諸白でつくられた僧坊酒の総称。


具体的には菩提山正暦寺が産した『菩提泉(ぼだいせん)』を筆頭として、『山樽(やまだる)』『大和多武峯酒(やまとたふのみねざけ)』などが有名である。


まだ大規模な酒造器具も開発されておらず、台所用品に毛の生えた程度の器具しかなかったと思われるこの時代に、菩提?、煮?など高度な知識の集積にもとづいて、かなりの手間を掛け、精緻に洗練された技術で製造していたと思われる。僧坊酒全盛の時代が終わってからも、奈良流の造り酒屋がその製法を引き継ぎ、江戸時代に入ってからもこのブランドで下り酒などの販路に乗せていた。』(Wikipedia)


『諸白(もろはく) とは、日本酒の醸造において、麹米と掛け米(蒸米)の両方に精白米を用いる製法の名。
 または、その製法で造られた透明度の高い酒、今日でいう清酒とほぼ等しい酒のこと。


一方、麹米は玄米のままで、掛け米(蒸米)だけに精白米を用いる製法、またはその製法で造られた酒のことを片白(かたはく)という。麹米、掛け米ともに精白しなければ並酒(なみざけ)と呼ばれた。


その起源は、平安時代に奈良の大寺院で製造されていた僧坊酒で、その造り方の流れを継ぐ奈良の酒屋の『南都諸白(なんともろはく)』は、まるで今日の純米大吟醸酒のように、もっとも高級な清酒の呼び名として長らく名声をほしいままにした。


やがて室町時代以降は堺、天王寺、京都など近畿各地に、それぞれの地名を冠した『○○諸白』なる酒銘が多数誕生し、江戸時代に入ると上方から江戸表へ送る下り酒の諸白を「下り諸白」と称した。


「諸白」という語は、日本へキリスト教布教にやってきたイエズス会宣教師たちが編纂した日葡辞書(1603年)に収められ、語義は「日本で珍重される酒で、奈良でつくられるもの」とされている。諸白という製法にまでは触れられていない。なお、この項目はポルトガル語からさらにスペイン語に翻訳された。


江戸時代は、昭和時代に存在した法制化した日本酒級別制度はないが、いちおう消費者の目安として、
上級 <(御膳酒 -) 諸白 - 片白 - 並酒 > 下級
といった商品ランク意識があったことには疑いを容れない。


諸白の技術の発達は、とうぜん精米技術と密接な関わりを持つ。江戸時代初期までは、精米は臼(うす)と杵(きね)、せいぜい足踏み式の唐臼(からうす)で行なっていたので、吟醸酒などを造り出す今日の精米歩合から比べればはるかに低かった。


しかし江戸時代後期、灘において水車を使う大規模で高度な精米技術が生まれ、そのため灘は産する酒の質においても先発であった伊丹や池田を凌駕するに至った。』(Wikipedia)


当たり前のことだが、日本酒の源も日本文化の源も奈良なのである。


 




蔵祭りの会場は、左の広い駐車場と思われる場所が入り口である。
屋台が、飲食物を販売している。内容は、おでんとかフランクフルトとか一般的な物。


 




入り口すぐの処に、試飲処がある。
時間帯により、酒が変わるようだが、終了時刻間際の今は、「鹿吟醸」。
 香りは高く立ち、入り口の甘さの後フルーティーな酸が押してくるメリハリの効いた酒である。


 



中の販売所では、酒各種が販売されている。


 



外の屋台で食べ物を買い、ここで好みの日本酒を買い、プラケースを積んだテーブルで楽しむのが流儀らしい。
 終了時間が近かったが、まだお客がかなり残っている。


 



会場内には、和らぎ水を汲む場が設けられていた。
 仕込み水は井戸水ではなく水道水を処理した物らしいので、和らぎ水も同様なのだろう。


時間に追われながら蔵見学のコースを流して見た。


 




精米は直精米。
写真は連続蒸米機である。
かなり機械化を進めている蔵である。



 甑もある。
吟醸酒以上の上級酒の小仕込みに使用しているとのことだった。


 



浸漬タンク。


 



醸造の工程が、図入りで解り易く表示されている。


 



醸造タンクの上に作業用のフロアーがある。


 



ヤブタ式の搾り機は大型のもの。


 




槽も2機設置されていた。
上級酒はこちらで搾るとの話であった。


蔵の隣には今西家書院があるが、拝観時間が終了して、建物に入れなかったのは残念だった。


 



『 今西家書院は永く興福寺大乗院家の坊官を努められた福智院氏の居宅を大正十三年に今西家が譲り受けました。一説には大乗院の御殿を賜わり移建したとも伝えられています。昭和十二年八月二十五日、京都の二条陣屋、大阪の吉村邸と共に民間所有の建造物として初めて国宝の指定を受けました。
 江戸時代に一部改造が行われていると理由で戦後、重要文化財となりましたが、銀閣寺の東求堂と同じく室町中期の書院造りの最も古い遺構を残しているといわれています。昭和十三年には柱全部に根継ぎを施し、北側庇及び屋根の葺替えが行われました。昭和五十三年九月から五十五年四月まで大規模な解体修理を行い、現在に至っています。
 書院造りは上段・中段・下段と部屋に段差が設けられ、柱の面取りが室町時代の特色をあらわしています。』(春鹿HP より転載)。


 



時間が無く、予定通りの蔵見学にはならなかったが、春鹿が醸される場を見ることが出来た事で良しとしよう。


今年の名門酒会での再会が楽しみである。



 

2009-09-20 (Sun)

2009/09/20 日記 熊も狂う秋

2009/09/20 日記 熊も狂う秋

2009/9/20(日) 旧暦:8月2日彼岸、社日 日出:5時27分 日没:17時41分 月出:6時50分 月没:18時07分 月齢:1.34戊辰(ぼしん,つちのえたつ) 六曜:先負 九星:八白土星 選日:不成就日今日の季語: 葡萄(ぶどう) (小松沢農園の葡萄 Web Guide秩父より転載)『ブドウ(葡萄、学名 Vitis spp.)は、ブドウ科 (Vitaceae) の蔓(つる)性低木である。葉は両側に切れ込みのある15-20cmほどの大きさで、穂状の花をつけ...

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2009/9/20(日) 旧暦:8月2日彼岸、社日 日出:5時27分 日没:17時41分 月出:6時50分 月没:18時07分 月齢:1.34戊辰(ぼしん,つちのえたつ) 六曜:先負 九星:八白土星 選日:不成就日


今日の季語: 葡萄(ぶどう)


 



(小松沢農園の葡萄 Web Guide秩父より転載)


『ブドウ(葡萄、学名 Vitis spp.)は、ブドウ科 (Vitaceae) の蔓(つる)性低木である。葉は両側に切れ込みのある15-20cmほどの大きさで、穂状の花をつける。果実は緑または濃紫で、内部は淡緑であり、房状に生る。大きさは2-8cm程度の物が一般的である。ブドウ属の植物は数十種あり、北米、東アジアに多く、インド、中近東、南アフリカにも自生種がある。日本の山野に分布する、ヤマブドウ、エビヅル、サンカクヅル(ギョウジャノミズ)もブドウ属の植物である。


現在、ワイン用、干しぶどう用または生食用に栽培されているブドウは、ペルシアやカフカスが原産のヴィニフェラ種(V. vinifera, 英 common grape, vine)と、北アメリカのラブルスカ種(V. labursca, 英 fox grape)である。


日本では中国から輸入されたヨーロッパ・ブドウ系が自生化して、鎌倉時代初期に甲斐国勝沼(現在の山梨県甲州市)で栽培が始められ、明治時代以前は専ら同地近辺のみの特産品として扱われてきた(ヤマブドウは古くから日本に自生していたが別系統にあたる)。


北アメリカ原産のブドウはフィロキセラ(Phylloxera、ブドウネアブラムシ)に対する耐性を持つが、これらの根に寄生し宿主と共にヨーロッパ上陸を果たしたこの小さな虫によって、耐性のないヨーロッパの固有種の殆どが19世紀後半に壊滅的な打撃を受けた。 以後フィロキセラ等による害を防止する等の理由で、ヨーロッパ・ブドウについては、アメリカ種およびそれを起源とする雑種の台木への接ぎ木が頻繁に行われている。


 利用
果実は、そのまま生食されるほか、乾燥させてレーズンに、また、ワインやブランデーなどのアルコール飲料、ジュース、ゼリー、缶詰の原料となる。


ワインを製造する地域では、残った種子を搾油の原料としてグレープシードオイルが製造される。また、種子にはプロアントシアニジンという成分が含まれ、健康食品用などに抽出も行われている。


紫色をした皮にはアントシアニンなどのポリフェノールが豊富に含まれており、赤ワインやグレープジュースにも多い。絞った後の皮などの滓は、肥料として処理することが多い。』(Wikipedia)



葡萄の俳句:


 ・一粒の葡萄の舌に湧く山河 北光星


 ・一房の葡萄の重みおそれけり 進藤一考


 ・黒ぶどう樽にねむりし山の風 飯川久子


 ・葡萄摘むシスター木靴爪だてて 原柯城


 ・野葡萄のむらさきあはき思ひかな 鳥谷征良


 


乗鞍畳平駐車場で、行楽客や同所にあるロッジ従業員らが山から下りてきた野生のツキノワグマが観光客を襲い、射殺された。
 畳平駐車場は何回か行ったことがあるが、周辺は這い松とかナナカマドばかりで熊の餌になり様なものは見かけなかった。
 どこから来たのだろう。
 ツキノワグマが人を襲うのは何かおかしい。犯行の後、死にたかった誰でも良かったと言う人間が最近多いが、熊にも広がっているのだろうか。


今日から22日まで奈良旅行。



 

2009-09-19 (Sat)

2009/09/19 日記 獺祭忌

2009/09/19 日記 獺祭忌

2009/9/19(土) 旧暦:8月1日八朔、朔 日出:5時26分 日没:17時42分 月出:5時42分 月没:17時36分 月齢:0.34丁卯(ていぼう,ひのとう) 六曜:友引 九星:九紫火星 選日:一粒万倍日今日の季語: 葉鶏頭(はげいとう) (濱ちゃんの花日記 より転載)『ハゲイトウ(葉鶏頭、雁来紅、学名Amaranthus tricolor) はヒユ科の一年草。日本には明治後期に渡来し、花壇の背景、農家の庭先を飾る植物として、広く栽培されて...

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2009/9/19(土) 旧暦:8月1日八朔、朔 日出:5時26分 日没:17時42分 月出:5時42分 月没:17時36分 月齢:0.34丁卯(ていぼう,ひのとう) 六曜:友引 九星:九紫火星 選日:一粒万倍日


今日の季語: 葉鶏頭(はげいとう)


 



(濱ちゃんの花日記 より転載)


『ハゲイトウ(葉鶏頭、雁来紅、学名Amaranthus tricolor) はヒユ科の一年草。日本には明治後期に渡来し、花壇の背景、農家の庭先を飾る植物として、広く栽培されている。


アマランサス(ヒユ属)の1種である。主に食用品種をヒユ(?)とも呼ぶが、アマランサスの食用品種の総称的に呼ぶこともある。


 学名
属名の Amaranthus は、「色が褪せない」の意味。そのために「不老・不死」の花言葉があるが、これは以前この属に属していたセンニチコウによるものである。種小名の tricolor は「三色の」の意。英名は旧約聖書に登場するヨセフにヤコブが与えた多色の上着のことで、鮮やかな葉色をこの上着にたとえている。


 特徴
熱帯アジア原産の春まきの草花で、根はゴボウ状の直根で、茎は堅く直立し、草丈 80cm から 1.5m ぐらいになる。葉は被針形で、初めは緑色だが、夏の終わり頃から色づきはじめ、上部から見ると中心より赤・黄色・緑になり、寒さが加わってくるといっそう色鮮やかになる。全体が紅色になる品種や、プランターなどで栽培できる矮性種もある。


 栽培
タネは細かいが、発芽は比較的よく、こぼれ種でも生えるくらいである。排水と日当たりの良いところに4月下旬頃に直まきし、タネが見え隠れする程度に覆土する。


 利用
観葉植物として利用される。 なお、食用の近縁種についてはアマランサス#食用を参照。』(Wikipedia)



葉鶏頭の俳句:


 ・遠き家の朝な夕なや葉鶏頭 松本たかし


 ・葉鶏頭食ひ荒したる日傾く 西東三鬼


 ・葉鶏頭ときに許せぬこころ湧き つじ加代子


 ・家貧し三本ばかり葉鶏頭 佐藤肋骨


 ・葉鶏頭雁渡ることしきりなり 大谷繞石


 


今日9月19日は、獺祭(だっさい)忌。
獺祭と言っても日本酒ではなく、正岡子規の雅号のこと。


辞世の句が糸瓜を詠んでいるので糸瓜忌ともいう。
「糸瓜咲て痰のつまりし仏かな」
「痰一斗糸瓜の水も間にあはず」
「をとゝひのへちまの水も取らざりき」



 

2009-09-18 (Fri)

2009/09/18 日記 新型インフルエンザに取り囲まれ

2009/09/18 日記 新型インフルエンザに取り囲まれ

2009/9/18(金) 旧暦:7月30日 日出:5時25分 日没:17時44分 月出:4時32分 月没:17時06分 月齢:28.71丙寅(へいいん,ひのえとら) 六曜:赤口 九星:一白水星 選日:三隣亡今日の季語: 梨 (酒田の刈屋梨 酒田市HPより転載)『ナシ(梨)は、バラ科ナシ属の植物、もしくはその果実のこと。主なものとして、和なし(日本なし、Pyrus pyrifolia var. culta )、中国なし (P. bretschneideri) 、洋なし(西洋なし、P...

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2009/9/18(金) 旧暦:7月30日 日出:5時25分 日没:17時44分 月出:4時32分 月没:17時06分 月齢:28.71丙寅(へいいん,ひのえとら) 六曜:赤口 九星:一白水星 選日:三隣亡


今日の季語: 梨


 



(酒田の刈屋梨 酒田市HPより転載)


『ナシ(梨)は、バラ科ナシ属の植物、もしくはその果実のこと。


主なものとして、和なし(日本なし、Pyrus pyrifolia var. culta )、中国なし (P. bretschneideri) 、洋なし(西洋なし、P. communis )の3つがあり、食用として世界中で栽培される。日本語で単に「梨」と言うと通常はこのうちの和なしを指し、本項でもこれについて説明する。他のナシ属はそれぞれの項目を参照のこと。


 概要
ナシ(和なし、日本なし)は、中国を原産とし中国や朝鮮半島、日本の中部地方以南に自生する野生種ヤマナシ(ニホンヤマナシ、P. pyrifolia var. pyrifolia )を基本種とする栽培品種群のことである。


高さ15メートルほどの落葉高木。葉は長さ12cmほどの卵形で、縁に芒状の鋸歯がある。花期は4月頃で、葉の展開とともに5枚の白い花弁からなる花を付ける。8月下旬から11月頃にかけて、黄褐色または黄緑色でリンゴに似た直径10~18センチメートル程度の球形の果実がなり、食用とされる。果肉は白色で、甘く果汁が多い。リンゴやカキと同様、尻の方が甘みが強く、一方で芯の部分は酸味が強いためあまり美味しくない。しゃりしゃりとした独特の食感がナシの特徴だが、これは石細胞と呼ばれるものによる。石細胞とは、ペントザンやリグニンという物質が果肉に蓄積することで細胞壁が厚くなったものである。これは洋なしにも含まれるのだが、和なしよりもその量が少ないために、和なしと洋なしとで食感に大きな差が生じる。


野生のもの(ヤマナシ)は直径が3~8センチメートル程度と小さく、果肉が硬く味も酸っぱいため、あまり食用には向かない。ヤマナシは人里付近にしか自生しておらず、後述のように本来日本になかった種が、栽培されていたものが広まったと考えられている。なお、日本に原生するナシ属にはヤマナシの他にもイワテヤマナシ (Pyrus ussuriensis var. aromatica) 、アオナシ(Pyrus ussuriensis var. hondoensis、和なしのうち二十世紀など果皮が黄緑色のものを総称する青梨とは異なることに注意) 、マメナシ (Pyrus calleryana) がある。
...』(Wikipedia)



梨の俳句:


 ・梨狩や遠くに坐りゐるが母 細川加賀


 ・青空へ顔立てて梨食ひにけり 柏原眠雨


 ・胎動の蹴りの鋭し梨かじる 白岩晶子


 ・梨売りがぬれ包丁を貸しにけり 森重夫


 ・梨棚や一切経山を西に見て 阿波野青畝


 


国立感染症研究所の発表では、インフルエンザの患者数が10週連続増加し、1週間の受信者は18万人、大半が新型らしい。


街を歩いていても、電車の中でも新型インフルエンザに取り囲まれている気がする。
 どうすることも出来ないが、帰ったら手洗い・うがいするしか方法はない。
 その前に、栄養・睡眠が大切か。


第三週の週末。
日本酒の会sake nagoyaの定例会の日である。



 

2009-09-17 (Thu)

2009/09/17 傘とカバン

2009/09/17 傘とカバン

傘とカバン。別に、雨の日の持ち物の話ではない。寛容と人格の話である。民主党政権が誕生し、今迄の流れが途絶えたり、曲がったりすることが起きている。その中の一つに、日本郵政西川社長の辞任問題がある。かんぽの宿の売却他の問題により、鳩山元総務相が西川社長の辞任を求め、それが政治問題化し、逆に鳩山総務相が辞任することになった事は記憶に新しい。 麻生政権の命脈を縮めた辞任問題が、民主党政権の誕生により再び、...

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傘とカバン。
別に、雨の日の持ち物の話ではない。
寛容と人格の話である。


民主党政権が誕生し、今迄の流れが途絶えたり、曲がったりすることが起きている。その中の一つに、日本郵政西川社長の辞任問題がある。


かんぽの宿の売却他の問題により、鳩山元総務相が西川社長の辞任を求め、それが政治問題化し、逆に鳩山総務相が辞任することになった事は記憶に新しい。
 麻生政権の命脈を縮めた辞任問題が、民主党政権の誕生により再び、生き返ることになった。


亀井大臣、原口総務相が西川社長の辞任を求めることを公言したことにより、本人が自発的辞任をしない場合は、株主総会を開いて解任する手続き論まで論議されている状況が生まれた。


今日のニュースで、この辞任問題に付き、西川社長への突撃インタビューを行っているシーンが放映されていた。


追いすがる報道カメラに対し、西川社長が「何もないよ!」って怒鳴って、黒いカバンを振り回し、記者とカメラを追い払っているシーンだった。カバンはカメラに辺り画面が大きく揺れた。
 西川社長は、そのまま答えることもなく傲然と立ち去った。


このシーンを見ていて薬害エイズ問題時、追いかける報道陣に対し、形相を変えて安部英教授が傘を振り回していたシーンを思い出した。
 その後、教授は告訴され、転変の中、裁判の最中に認知症になり、教授は死亡した。


片や医学会で片や銀行業界で有力だった二人であるが、カメラをものを物を使って攻撃する見苦しい姿は共通している。
 怒りに任せてカメラを攻撃して、何の益になるかの判断が付かない心の有り様は、組織の長として適格とは思えない。
 麻生前首相もインタビューに対し感情をむき出しにした態度を取り、党内からもカメラの向こうに国民がいることを忘れていると批判された。


「向こう傷を恐れるな」の号令で住友銀行を引っ張った磯田一郎は、収益の為には何でも有りだった。
 暴力団を使う地上げにより、東京都心への進出を図り、第一位の利益を上げ、関西の住友を全国の住友に変えた。
 その裏では、闇社会とも繋がっていたと言われる。


磯田の後継者である西川社長は、旧住友銀行と旧さくら銀行との合併で手腕を発揮したが、旧安宅産業、旧平和相互銀行、旧イトマンといった旧住銀の過去の巨額不良債権を引き継ぎ、三井住友銀行は赤字経営となり、2005年6月に頭取を辞任した。


日本郵政社長に就任する際にも、過去の問題は論議されたが、
竹中総務相から強く推されて社長に就任した経緯がある。


利益をあげることは民間の株式会社では第一の命題であることは確かである。
 しかし、その手段・方法は合法でなければならない。違法行為であろうと、利益が上がれば何でも有りでは無い。
 あくまで倫理感ある経営が行われた上での利益である事が条件である。


一時の怒りの為に、傘・カバンでカメラを追い払うことは、私的な感情に突き動かされて、自分が公的な立場で責任を負っていることを忘れている。
 この様な寛容さも自制心もない人格が、組織の長であっては、組織が気持ちよく動いていくとは思われない。


傘は雨をしのぐ為、カバンは資料を入れる為のもの。
物を普通に使う普通の人が組織の長になってもらいたいものだ。



 

2009-09-17 (Thu)

2009/09/17 日記 カール・ポパーの忌日

2009/09/17 日記 カール・ポパーの忌日

2009/9/17(木) 旧暦:7月29日 日出:5時24分 日没:17時45分 月出:3時21分 月没:16時35分 月齢:27.71乙丑(いっちゅう,きのとうし) 六曜:大安 九星:二黒土星 選日:今日の季語: 衣被(きぬかつぎ) (秋の季語。里芋の子を皮のまま茹でたもの。熱いうちにつるりと皮を剥いて食べる。) 『きぬかつぎは、サトイモの小芋を皮のまま蒸し、その皮を剥いて食べる料理。サトイモの皮のついた様子を、平安時代の女性...

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2009/9/17(木) 旧暦:7月29日 日出:5時24分 日没:17時45分 月出:3時21分 月没:16時35分 月齢:27.71乙丑(いっちゅう,きのとうし) 六曜:大安 九星:二黒土星 選日:



今日の季語: 衣被(きぬかつぎ)
 (秋の季語。里芋の子を皮のまま茹でたもの。熱いうちにつるりと皮を剥いて食べる。)


 



『きぬかつぎは、サトイモの小芋を皮のまま蒸し、その皮を剥いて食べる料理。サトイモの皮のついた様子を、平安時代の女性の衣装・衣被ぎ(きぬかづき)になぞらえて名付けたもので、由来からきぬかづきとも呼ばれたり、「絹かつぎ」と表記される場合もある。


また、石川早生という品種のサトイモの、特に秋口にのみ出回る子芋もきぬかつぎと呼ばれている。


調理法
子芋を皮ごと蒸す、または茹でたものを、塩や味噌などの調味料で味をつけて食する。皮は除いて食べられるが、剥き方のひとつに皮の内側に包丁を入れてぐるりと切れ込みを入れた後、中身を押し出して食べる方法が良く知られる。』(Wikipedia)



衣被の俳句:


 ・指折りて老けたる月夜衣被 後藤夜半


 ・身ほとりに亡母在るごとし衣被 市橋夕月


 ・子にうつす故里なまり衣被 石橋秀野


 ・雨夜きて仏の前のきぬかつぎ 大野林火


 ・ひと振りの塩の甘みの衣被 安藤馬城生


 


1994年の今日9月17日は、哲学者カール・ポパーの忌日である。
自然から社会、政治まで広汎に論じ、開拓者としての資質に富んだ哲学者であった。


ポパーの詳細は、以下のWikipediaを参照。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9D%E3%83%91%E3%83%BC


今では当たり前な「開かれた社会」も全体主義が存在した時代には当たり前ではなかった。全体主義国家は、今でも海を隔てたすぐ隣に存在している。


日常生活でも、反証可能性のない議論には、毎日のように悩まされている。



 

2009-09-16 (Wed)

2009/09/16 日記 民主党鳩山政権誕生

2009/09/16 日記 民主党鳩山政権誕生

2009/9/16(水) 旧暦:7月28日 日出:5時24分 日没:17時47分 月出:2時08分 月没:16時02分 月齢:26.71甲子(こうし,きのえね) 六曜:仏滅 九星:三碧木星 選日:甲子今日の季語: 撫子(なでしこ) (河原撫子 K'sBookshelf より転載)『ナデシコ(なでしこ、撫子、瞿麦)はナデシコ科ナデシコ属の植物、カワラナデシコ(学名: Dianthus superbus L. var. longicalycinus)の異名。またナデシコ属の植物の総称。...

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2009/9/16(水) 旧暦:7月28日 日出:5時24分 日没:17時47分 月出:2時08分 月没:16時02分 月齢:26.71甲子(こうし,きのえね) 六曜:仏滅 九星:三碧木星 選日:甲子


今日の季語: 撫子(なでしこ)


 



(河原撫子 K'sBookshelf より転載)


『ナデシコ(なでしこ、撫子、瞿麦)はナデシコ科ナデシコ属の植物、カワラナデシコ(学名: Dianthus superbus L. var. longicalycinus)の異名。またナデシコ属の植物の総称。秋の七草の一つである。?麦(きょばく)。


 ナデシコ属
ナデシコ属(Dianthus)はナデシコ科(Caryophyllaceae)に属し、北半球の温帯域を中心に約300種が分布する。このうち、ヒメハマナデシコとシナノナデシコは日本固有種(日本にのみ自生)であり、他に日本にはカワラナデシコとハマナデシコが分布する。
...
歴史及び文化
「撫でし子」と語意が通じることから、しばしば子どもや女性にたとえられ、和歌などに多く参照される。古く『万葉集』から詠まれる。季の景物としては秋に取り扱う。『枕草子』では、「草の花はなでしこ、唐のはさらなり やまともめでたし」とあり、当時の貴族に愛玩されたことがうかがえる。また異名である常夏は『源氏物語』の巻名のひとつとなっており、前栽に色とりどりのトコナツを彩りよく植えていた様子が描かれている。


ナデシコ属は古くから園芸品種として栽培され、また種間交雑による園芸種が多く作られている。中国では早くからセキチクが園芸化され、平安時代の日本に渡来し、四季咲きの性格を持つことから「常夏」と呼ばれた。


 西洋
ヨーロッパではフランス南部及び東部に自生していたディアンスス・カリオフィルスが15世紀頃から栽培され始めたものがカーネーション(Dianthus caryophyllus)の元とされる。17世紀にはイギリスで多数の品種が生まれ、オーリキュラやチューリップ等と共にフローリスツ・フラワーの一つとして大きく進展を見た。19世紀の主流は「ショウ・カーネーション」で、これは花弁の縁の鋸歯をなくし、幾何学的な整形に近づけたもので、現代のカーネーションとは異なっている。その後フランスのダルメイスが「パーペテュアル系」を1840年に作出、また1857年に同じくフランスで「マルメゾン系」が生まれ、これらが現代の営利用カーネーションに繋がっている。またカーネーションは江戸時代中頃までにオランダを通じて日本にも伝来している。


またイギリスでは18世紀の中頃からタツタナデシコ(英名ピンク)の栽培が盛んとなり、1770年にはショウ・ピンクが出現してフローリスツ・フラワーの仲間入りし、19世紀にはランカシア地方でことに愛好された。


 江戸時代
江戸時代は平和な時代が続いたためもあり、史上空前の「園芸ブーム」を日本にもたらした。大きくの花卉が栽培、育種され古典園芸植物と呼ばれるが、ナデシコもその例にもれず観賞の対象となった。中国からのトコナツと在来のカワラナデシコが自然に交雑して豊かな変化を生じたともいわれ、一層の品種改良が進められ、宝暦年間にでた『絵本野山草』には「めづらしきなでしこ一重八重十重百重千重数百種あり。筆につくしがたく又なでしこにて撫子をはなれ物有」と記され、無数の品種が紹介されている。1838年には江戸でナデシコの花合せ(品評会)が開かれた記録があり、1863年には長谷静香によりナデシコの専門書「撫子培養手引草」が著わされるなど、ナデシコ栽培はキクやサクラソウ、ハナショウブ、アサガオなどと共に非常に盛んであった。


 近代
江戸時代後期以降、ナデシコには2つの流れが生まれた。一つは「伊勢ナデシコ」であり、背丈は比較的高く、花弁が長く延びるもので、品種により20センチ以上にもなり下垂する。もともと伊勢では18世紀後半からナデシコ栽培が流行していたが、1841年に継松栄二が作出したと言われている。伊勢では伊勢ハナショウブ、伊勢ギクと共に松坂藩士を中心に古くから愛好されて来た。これらはいずれも花弁が下垂するのが特徴であり、特に伊勢ナデシコは京都や江戸でも広く栽培されていた。もう一つは「トコナツ」で、比較的矮性のものが多く、花型は一重咲き、八重咲きを含め色々あり、伊勢ナデシコと区別のつかないような花弁の長いものもあった。明治時代に入り1895年に大流行があり、更に1909年頃に再び流行を見た。以後番付表や専門書が出版されたが、太平洋戦争時に壊滅的な打撃を受け、現在ではほとんど当時の品種は残っていない。ただし一部の品種が、いわゆる「三寸セキチク」など、こんにちの営利用品種の元となった。


この他日本に自生するフジナデシコの園芸化も進んだ。


庭植え、鉢植え、根洗いなどに利用される。』(Wikipedia)


 


撫子の俳句:


 ・酔うて寝ん撫子咲ける石の上 芭蕉


 ・撫子や夏野の原の落し種 守武


 ・撫し子に十日雨無き小庭かな 黄波


 ・撫子や高野の道の地蔵堂 河東碧梧桐


 ・撫子や堤ともなく草の原 高浜虚子


 


2009/09/16は、民主党鳩山政権誕生の日となった。
後世から見れば、歴史的な日となるか。



 

2009-09-15 (Tue)

2009/09/15 日記 秋上がりの季節

2009/09/15 日記 秋上がりの季節

2009/9/15(火) 旧暦:7月27日老人の日 日出:5時23分 日没:17時48分 月出:0時55分 月没:15時24分 月齢:25.71癸亥(いがい,みずのとい) 六曜:先負 九星:四緑木星 選日:不成就日、八専終今日の季語: うるか(鱁鮧、潤香)  (左から 鮎の子を塩漬けにした 子うるか 真ん中は 鮎の白子を塩漬けにした 白うるか 右は 鮎の内臓を丁寧に水洗いし塩漬けした 苦うるか  猪料理専門店「深山」 ...

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2009/9/15(火) 旧暦:7月27日老人の日 日出:5時23分 日没:17時48分 月出:0時55分 月没:15時24分 月齢:25.71癸亥(いがい,みずのとい) 六曜:先負 九星:四緑木星 選日:不成就日、八専終


今日の季語: うるか(鱁鮧潤香


 



(左から 鮎の子を塩漬けにした 子うるか 真ん中は 鮎の白子を塩漬けにした 白うるか 右は 鮎の内臓を丁寧に水洗いし塩漬けした 苦うるか  猪料理専門店「深山」 より転載)


 



(上:苦うるか 下:子うるか All About より転載)


『うるかは、アユの塩辛である。


種類としては、卵巣の子うるか、内臓で作る苦うるか、精巣の白うるか、身を混ぜる切りうるかがある。


鮎が捕れる地域の名産品であり、熊本県の球磨川、島根県の高津川、大分県の大野川のものなどが知られている。


また、鮎の獲れない山岳地帯では、鳥の鶫の内臓を使った「つぐみうるか」というものもあった。』(Wikipedia)



うるかの俳句:


 ・此の川はうるかの郡みよし野や 言水


 ・秋を見て箸にうるかの黒きかな 松瀬青々


 ・うるかなめ酒を美味しと思ふ年 丹羽愛子


 ・渋みある父母の故郷の鮎うるか 小林宏処メ


 ・奥飛騨の宿の箱膳白鱁鮧 大野雑草子


 


秋の気配が味覚の世界にも漂ってくる。ビールより日本酒。旨味を増した秋あがりを片手に、肴をあれこれ考える季節になりつつある。


 

2009-09-15 (Tue)

2009/09/15 自民党もようやく世代交代か

2009/09/15 自民党もようやく世代交代か

民主党の閣僚人事が進む一方、自民党総裁選の候補者の動きが活発化している。 両院議員総会では、白紙投票は否決されて良かったが、総裁選の推薦人20名を10名にする動議は否決された。 これは明らかに、派閥の温存と古い世代の権力保持を狙ったものだった。 派閥の古顔がそのまま居座るのかと危惧された。あれほどの惨敗の後でも、公明党のように執行部が総退陣しないのが不思議だが、今の自民党の動きは少し光が見えているよう...

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民主党の閣僚人事が進む一方、自民党総裁選の候補者の動きが活発化している。


 両院議員総会では、白紙投票は否決されて良かったが、総裁選の推薦人20名を10名にする動議は否決された。
 これは明らかに、派閥の温存と古い世代の権力保持を狙ったものだった。
 派閥の古顔がそのまま居座るのかと危惧された。


あれほどの惨敗の後でも、公明党のように執行部が総退陣しないのが不思議だが、今の自民党の動きは少し光が見えているようにも思える。



 

2009-09-14 (Mon)

2009/09/14 日記 花野

2009/09/14 日記 花野

2009/9/14(月) 旧暦:7月26日 日出:5時22分 日没:17時50分 月出:---- 月没:14時41分 月齢:24.71壬戌(じんじゅつ,みずのえいぬ) 六曜:友引 九星:五黄土星 選日:八専間日今日の季語: 花野(はなの) (名もない花 より転載)花は春を連想させるが、花野は秋の季語である。 秋の草花が咲き乱れる、華やかな、しかし一抹の寂しさも漂う野を花野という。句を詠む人は花野と聞けば季語の花野を連想する。日本酒...

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2009/9/14(月) 旧暦:7月26日 日出:5時22分 日没:17時50分 月出:---- 月没:14時41分 月齢:24.71壬戌(じんじゅつ,みずのえいぬ) 六曜:友引 九星:五黄土星 選日:八専間日


今日の季語: 花野(はなの)


 



(名もない花 より転載)



花は春を連想させるが、花野は秋の季語である。
 秋の草花が咲き乱れる、華やかな、しかし一抹の寂しさも漂う野を花野という。


句を詠む人は花野と聞けば季語の花野を連想する。
日本酒をたしなむ人は、花野と聞けば「花野の賦」を連想する。


「花野の賦(ふ)」は、愛知の銘酒「空(くう)」で有名な関谷醸造の銘酒である。
 秋季に限定発売される純米大吟醸酒である。


寒期に醸され、春先には「春のことぶれ」として出荷された酒が、半年以上の熟成を経て、旨みの豊かさを増したものである


『 
 




 麹 米   :  山田錦 (精米歩合40%)
掛 米   :  山田錦 (精米歩合45%)
アルコール度数   :  16度以上 17度未満
内容量   :  720ミリリットル 』(関谷醸造HP)



花野の俳句:


 ・広道へ出て日の高き花野かな 蕪村


 ・吹き消したやうに日暮るる花野かな 一茶


 ・行我もにほへ花野を来るひとり 言水


 ・今日の日を穂高に残す花野かな 阿波野青畝


 ・見もせざる花野の涯をまた思ふ 後藤比奈夫


 


賦とは、詩・韻文のことである。
秋の花の咲き乱れた野を逍遙し、句会でも開き、終われば静かに「花野の賦」を酌み交わす。
 そんな風流が憧れである。