2009/4/30(木) 旧暦:4月6日 日出:4時50分 日没:18時26分 月出:9時02分 月没:23時56分 月齢:4.98乙巳(いつし,きのとみ) 六曜:先負 九星:三碧木星 選日:今日の花: 鈴蘭(すずらん)、君影草(きみかげそう) (朱丸のいつもはじめ より転載)『スズラン(鈴蘭)とはユリ科(APG植物分類体系ではスズラン科)スズラン属に属する多年草の総称である。君影草(きみかげそう)、谷間の姫百合(たにまのひめゆり...
2009/4/30(木) 旧暦:4月6日 日出:4時50分 日没:18時26分 月出:9時02分 月没:23時56分 月齢:4.98乙巳(いつし,きのとみ) 六曜:先負 九星:三碧木星 選日:
今日の花: 鈴蘭(すずらん)、君影草(きみかげそう)
(朱丸のいつもはじめ より転載)
『スズラン(鈴蘭)とはユリ科(APG植物分類体系ではスズラン科)スズラン属に属する多年草の総称である。君影草(きみかげそう)、谷間の姫百合(たにまのひめゆり)の別名もある。
特徴
小型の多年草。地下茎は横に這い、地上に茎を伸ばす。葉鞘の筒が直立し、その先端から楕円形の葉が2枚くらい展開する。葉は緑色で柔らかく、わずかに粉を吹く。春から初夏(日本本州では3?5月)にかけて芳香のある鈴のような白い花を複数個、葉の下側に隠れるようにつける。「鈴蘭」という和名はこのベルを下げたような花形に由来する。
学名の「Convallaria」はラテン語の「convallis(谷)」「leirion (ユリ)」が語源で、英語でも「lily of the valley(谷間の百合)」と呼ばれる。
フランスでは5月1日をスズランの日とも呼び、好きな人やお世話になっている人へスズランを贈り、スズランを贈られた人は幸せになるといわれている。
毒性
強心配糖体のコンバラトキシン (convallatoxin)、コンバラマリン (convallamarin)、コンバロシド (convalloside) などを含む有毒植物。有毒物質は全草に持つが、特に花や根に多く含まれる。
摂取した場合、嘔吐、頭痛、眩暈、心不全、血圧低下、心臓麻痺などの中毒症状を起こし、重症の場合は死に至る。スズランを活けた水を飲んでも中毒を起こすことがあり、これらを誤飲して死亡した例もある。
スズラン属の日本在来種はConvallaria keiskeiのみであり、本州中部以北、東北、北海道の高地に多く自生する。北海道を代表する花として知られる。
観賞用に栽培されているものの多くはヨーロッパ原産のドイツスズラン(C. majalis)である。日本に野生するスズランと比べると大型で、花の香りが強い。またスズランの花茎が葉より短いのに比べ、ドイツスズランは花茎が葉と同じ長さかそれ以上に伸びる。花色は白が普通だが桃、紅などもあり、葉に斑(縞)の入った品種もある。
なお、エゾスズラン(Epipactis papillosa)は別目のラン目ラン科の植物である。』(Wikipedia)
鈴蘭の俳句:
・鈴蘭の卓や大きな皿に菓子 高浜虚子
・すゞらんに憩ひ雄阿寒まのあたり 高浜年尾
・鈴蘭の鈴の洋風なりしこと 後藤夜半
・鈴蘭の香強く牀に置きがたし 飯田蛇笏
・束で持ち鈴蘭の花こぼしゆく 松崎鉄之介
1959年(昭和34年)4月30日は、永井荷風の忌日。
荷風は、漢学の素養と米仏の留学体験を背景とした日本趣味に生きた。莫大な父の遺産により蕩児として暮らしたが、一面ケチであった。
若年・壮年は女性に囲まれて華やかであったが、死の直前は寂しい生活であった。自宅に近い「大黒屋」に死の前日まで通い、熱燗一本にカツ丼を必ず注文していた。
その死は、今流行の孤独死であった。
彼は自覚した人であった。妻子・家庭を持たず個の人として生き通した。孤独な死であったが、色道を極め得て到達した地点と云うべきか。
新型インフルエンザで世の中が騒がしいが、今日で4月は終わる。
五月は五月晴れのつきになるだろうか。
今回は、鯨波や奥能登の白菊の爽やかさと、義侠の熟感の対比が面白かったです。
実力のある蔵の吟醸は、含み香と味のバランスが素晴らしく、食中酒として十分に楽しめるものになっている、とあらためて思いました。
食事中に香り系は合わないと言って嫌うような時代は、もう終わっていると思うのです。
事後報告で申し訳ありません。拙ブログ文中にリンク張らせて頂きました。
これからもよろしくお願いします。