台風が週末の連休を襲うことが続いたこの秋。 台風が去っても曇りや雨が続く中、奇跡的な秋晴れの日になった。 「あいち沖縄まつり 毛遊び」は、その秋晴れの日を狙いすましたように開催された。 余程、関係者の心懸けが良い人ばかりなのだろう。 会場は、名古屋港ガーデンふ頭つどいの広場。 金山で地下鉄名港線で名古屋港まで行く。 ...
台風が週末の連休を襲うことが続いたこの秋。
台風が去っても曇りや雨が続く中、奇跡的な秋晴れの日になった。
「あいち沖縄まつり 毛遊び」は、その秋晴れの日を狙いすましたように開催された。
余程、関係者の心懸けが良い人ばかりなのだろう。
会場は、名古屋港ガーデンふ頭つどいの広場。
金山で地下鉄名港線で名古屋港まで行く。
名古屋港水族館の道路を挟んだ反対側につどいの広場がある。
陸橋を渡り、階段を降りると何か音楽が聞こえている。
会場に入ると、もう祭りは真っ盛りだ。
受け付けに行き、イベントのプログラムを貰う。
今年は第21回と書かれており、東海地方では由緒ある長い歴史を持つイベントだ。
本格的な三線と沖縄民謡、エイサーを楽しむことができる。
会場は演舞が行われるステージがあり、その前に広いスペースが有り、参加者がシートを敷き、椅子に座り、飲み食べ、演舞を楽しむことができる。
ステージでは、JING JINGが演奏していた。
20年の歴史を持つグループだが、今年を以て解散し、ソロ活動になるとアナウンスしていた。
言葉ではわかりにくいので、会場の様子を360度動画で撮ってみた。
「20191020 あいち沖縄まつり 毛遊び 会場風景」
https://youtu.be/aBrTaEo7Oyo
祭りには屋台がつきもの。このイベントでも沖縄を楽しむ屋台が出店している。
沖縄の物産品が売られている。
この店はわしたショップかな。
隣は牛タンだから沖縄の店ではないのかな。
和牛も子牛は沖縄が育てているから、牛タンも沖縄と関係なくはないが。
ここは八重山そば。
沖縄そばも、沖縄本島、八重山、宮古島それぞれスタイルが違う。
八重山出身の人には、この店には故郷が在る。
オリオンビール、泡盛も飲むことができる。
泡盛の瓷は菊之露と久米島の久米仙だった。
本部受付、沖縄県人会の会員になり、アンケートに答えると沖縄への往復航空券が当たる抽選会が待っている。
このイベントのプログラムも配布されている。
この店は四日市の有名店だそうだ。
沖縄そばの店が複数あるので、食べ比べもできる。
ここは、大須にある宝島の店。
会場で発生したゴミは、ゴミステーションがあり、一括して処理ができる。
沖縄そばの汁、プラスチック容器、ペットボトル、空き缶など分別して、捨場が用意されている。
環境保護のために良い仕組みだ。
長い歴史の所産と言える。
飲食以外にはTシャツなどの衣類。
三線の販売もされている。
三線の体験コーナーも在る。
ステージでは、本格的な琉球民謡・三線の演奏が次々に行われている。
「20191020 あいち沖縄まつり 毛遊び 琉球民謡」
https://youtu.be/KvE8b5Ul4Gc
祭りには欠かせないエイサーの演舞も在る。
「20191020 あいち沖縄まつり 毛遊び エイサー」
https://youtu.be/r08lkOwzasY
今日は、天気に恵まれ、ステージ前の広場は太陽の光が降り注ぎ、暑いほどで日傘をさしているグループも多かった。
暑さから逃れるために、広場の周囲の大きな木の下にできた木陰で、地表から盛り上がった木の根に腰掛ける。
すると、秋風が頬をなでながら通り過ぎていく。
実に爽やかだ。
ここには、イッパイの沖縄がある。
沖縄に行きたくても忙しくて行けない人は、数え切れずいるに違いない。
そうした人たちには、この毛遊びが一つの救いになる。
歌があり、踊りがあり、語らいがあり、沖縄そばがあり、泡盛があり、オリオンビールがある。
沖縄に行ける人は沖縄に行けば良い、行けない人も来年の10月名古屋港の毛遊びに来れば良い。
ここには、沖縄の文化が揃っている。