那覇空港に着陸して、沖縄に来たなと最初に感じるものは二つある。一つは飛行機を降りて戸外の空気に触れた時の、空気の気温の高さ、温度差だ。二つ目は、胡蝶蘭だ。飛行機から出て飛行場ビルへの通路の両側に咲いている色鮮やかな花々た。 通路で写真を撮るのは他の人への迷惑になるので、遠慮して、空港内になる胡蝶蘭の写真を撮った。折角、歓迎のために咲いている花々を先を急ぐあまり、見ることもなく通り過ぎるのは、可哀想...
菜花亭日乗
菜花亭笑山の暇つぶし的日常のつれづれ。 散歩する道筋は、日本酒、俳句、本、音楽、沖縄、泡盛、カメラに...etc
沖縄県への渡航自粛要請が、6都県以外は解除されたので、矢も盾もたまらず、沖縄に行ってきた。 この旅行で新しい体験をいくつかしたが、ここでは、「沖縄県民の自粛は本物だった」ことを書きたい。 石垣市では3月末本土(東京?)からの渡航者から市内のバーの従業員に感染し、その店で感染が広がった。 石垣島市は離島であり、医療環境が十分ではないので、中山義隆石垣市長は、4月6日に本土からの旅行者、石垣島出身...
沖縄県への渡航自粛要請が、6都県以外は解除されたので、矢も盾もたまらず、沖縄に行ってきた。
この旅行で新しい体験をいくつかしたが、ここでは、「沖縄県民の自粛は本物だった」ことを書きたい。
石垣市では3月末本土(東京?)からの渡航者から市内のバーの従業員に感染し、その店で感染が広がった。
石垣島市は離島であり、医療環境が十分ではないので、中山義隆石垣市長は、4月6日に本土からの旅行者、石垣島出身者の来島自粛の要請を行った。
「島出身者の皆様、この度の新型コロナウイルスは非常に感染力が強くいつ誰が感染してもおかしくない状況になっています。学生や就職など島外で生活している皆様も既に知らずに感染している可能性もあります。緊急事態宣言下では現在お住まいの地域で自宅待機生活をするほうが安全と考えられますし、また地元の石垣島・八重山に戻ってきて発症した場合、医療体制を勘案しても石垣島・八重山の実家に戻る等の対応は適切ではないと考えます。
さらに皆さん自身が感染者であった場合、実家の両親、家族、高齢の祖父母に感染させてしまう恐れもあります。
大切な人の命、自分自身の命を守るために賢明な判断をしていただき、帰省することのない様、切にお願い申し上げます。
なお、無症状の感染者からの感染の恐れもあることから、旅行者・帰省者の皆様につきましては、ホテルや自宅等での来島から 14 日間の自己隔離を強くお願い申し上げます。
令和2年4月6日
石垣市長 中山 義隆」
沖縄県全体は、少し遅れて、4月20日沖縄県独自の「緊急事態宣言」を発出し、キャバレーやナイトクラブなど接待等を伴う遊興施設への活動中止要請及び飲食店に対する時短営業への協力要請を行い、4月28日にゴールデンウイーク期間中の県外からの渡航自粛要請を行った。
こうした対策下で、沖縄県での感染者は3月末から4月末まで発生をしたが、5月に入るとパタリと感染者が無くなった。
一方、PCR検査数は、正確なデータはわからないが5月中に500件以上行われている。
さて此処からは、個人の想像だが、旅行前はデータが信じられなかった。
PCR検査は行っているのに、感染者が毎日0というのは不思議だった。
沖縄の人は、日が暮れてから集まって、飲み、食べ、話し、三線を弾き、島唄を歌い、踊るのが大好きな人達だ。
自粛と言っても、守らない人も出て不思議はない土地柄だ。
それなのに、検査をしても感染者は0、これは何か裏があるのではと疑念があった。
ところが、渡航自粛解除後の沖縄に行ってみて、これは本物だと理解できた。
その根拠は
・沖縄の人が日中でも、街中で全員がマスクをしている。
・平和通りの沖縄料理店の女将が話していた。この店は普通は、お客は県民と観光客が50:50だそうだが、自粛後は県民が0になった。県民がこんなに飲みに来ないとはびっくりしたと話していた。
・県民に人気のおでんの店、創作料理の店も1ヶ月休業していたそうだ。
・国際通りでもまだ休業している店が多く見られた。
沖縄県民が、これほど夜の飲食を自粛したのは、沖縄で長く営業している店でも意外だった。
この理由は判らないが、個人の推測では、オジイ・オバアを大切にする県民感情があるからだと思う。
沖縄では、オジイもオバアも近くにもしくは同じ屋根の下に住んでいる。
夜飲み歩いて、万一、オジイ・オバアに感染させたらと思うと飲みに出ることもできなくなったと考えるのが一番自然だと思う。
それほど、コロナの感染には注意をしている沖縄。
自粛が解除されたからと言って、感染おおそれがある人が渡航したり、マスクもせずに歩いたり、夜の店で騒いだりすれば、沖縄県民の顰蹙を買うことになる。
県外から沖縄に行く場合は、本土に居るときより注意してコロナ対策に心がけることが必要だと思う。
沖縄料理は、ホテルの朝食が便利だ。 最近、那覇で泊まる時は、朝食をホテルのビュッフェにすることにしている。 沖縄料理が色々食べられるので便利だ。 沖縄料理を食べるために、以前は食堂に行ったのだが、朝から営業している食堂は限られる。 58号線の三笠や一銀通りのいちぎん食堂は24時間営業で、そこに行けば食事はできるのだが、同じメニューばかりでは少々退屈になった。 ...
沖縄料理は、ホテルの朝食が便利だ。
最近、那覇で泊まる時は、朝食をホテルのビュッフェにすることにしている。
沖縄料理が色々食べられるので便利だ。
沖縄料理を食べるために、以前は食堂に行ったのだが、朝から営業している食堂は限られる。
58号線の三笠や一銀通りのいちぎん食堂は24時間営業で、そこに行けば食事はできるのだが、同じメニューばかりでは少々退屈になった。
調べてみると、国際通り周辺のホテルは、観光客のために朝食から沖縄料理を提供しているところがある。しかも、ビュッフェなので色々楽しむことができる。
朝は、コーヒーにトーストで軽く済ませる人には必要はない。
沖縄で言う「がちまやー」な人には、オススメの方法だ。
今日行ったのは、「野の葡萄 沖縄カーゴス店」。
ゆいレール牧志駅を降りれば、国際通りに面しているのでわかり易い。
野の葡萄 沖縄カーゴス店は、ダイワロイネットホテル国際通り店の1Fにある。
形はホテルのレストランだが、外部企業の野のぶどうグループが請け負っている感じだ。
ホテルのレストランだが、外部からの利用も可能だ。
外部からのビジターも、ホテルに行く必要はなく、直接、野の葡萄に行けば利用することができる。
ホテルは国際通りに面している。
まだ、7時前なので照明も消えていない。
野の葡萄は、バーブ川に沿った位置にあり、明かりが灯っていた。
ランチ時には外部利用が前提のレストランになるので、朝食も全く問題はない。
中に入り、ビジターであることを言い、料金1250円を支払うと、席に案内される。
全体の配置は、お客が多いので写真は撮れないが、
・入り口を入ると、沖縄料理を中心にしたメイン料理が並ぶ島がある。
・入り口右側から壁に沿って、飲み物コーナー、カレー、おかゆ、パン、デザート、フルーツが並べられている。
・入り口左はカウンターが有り、中はライブキッチン、カウンターには出来たての料理が並ぶ。
ライブキッチンの奥が、食事スペースのテーブル席になる。
<入り口正面の沖縄料理の島>
(ダイワロイネットホテル国際通り
http://www.daiwaroynet.jp/naha-kokusaidori/breakfast/
より転載)
沖縄料理が並ぶ:
ソーミンチャンプルー、ゴーヤチャンプルー、人参しりしり
ラフテー、グルクン焼き、クーブイリチー、ゆし豆腐
切干大根柚子風味、ひじきの五目煮
各種サラダ、島もずく酢、ジーマミー豆腐、島豆腐
サラダとドレッシング
沖縄そばコーナー
<入り口入り、右側の壁に沿って>
入り口右側には飲み物コーナーがあり、壁に沿ってカレー、ご飯、おかゆ、パン、デザート、フルーツが並んでいる。
珈琲と紅茶。
紅茶も各種用意されている。
飲み物:
牛乳、アイスコーヒー、冷水、黒烏龍茶、オレンジ、グアバ
沖縄そばとトッピング
沖縄もとぶ牛のキーマカレー
タコライスコーナー
おかゆと納豆
パンとトースター
デザート:
グレプフルーツ、パイナップル、オレンジ、ヨーグルト。
プリン他3種類ほどある。
お子様メニュー
<入口入って左側のライブキッチン>
カウンターの向こうでは、出汁巻き玉子、天ぷら、フレンチトースト、焼きそば、チャーハンが作られて、熱々が提供される。
島マースのだし巻き卵と沖縄黒糖の甘口だし巻き卵
天ぷら:
からし菜、ゴーヤー、島もずく、白身魚と島野菜のかき揚げ、うむくじの天ぷら(紅芋のてんぷら)
出汁か島マース(沖縄の海塩)でいただく。
ポークと卵
マグロ炒飯
沖縄焼きそば
<左奥の方は食事スペース>
カウンターの奥の方は食事スペースのテーブル席。
沖縄料理を食べに食堂に行くと、種類が限定されるが、此処はビュッフェなので、色々と食べることができ、お気に入りはお替わりもできる。 料理印象のメモは取らなかったので、記憶で簡単に書く。 最初は、目についたものをいただく。 ゆし豆腐、天ぷら(からし菜、ゴーヤー、かき揚げ、島もずく)ポーク卵 ゴーヤーチャン...
沖縄料理を食べに食堂に行くと、種類が限定されるが、此処はビュッフェなので、色々と食べることができ、お気に入りはお替わりもできる。
料理印象のメモは取らなかったので、記憶で簡単に書く。
最初は、目についたものをいただく。
ゆし豆腐、天ぷら(からし菜、ゴーヤー、かき揚げ、島もずく)ポーク卵
ゴーヤーチャンプルー 薄味の出汁のチャンプルー
大根切干柚子風味 サクサクとした食感の大根の味に柚子の香りが爽やかで、美味しい。
ひじきの煮物
クーブイリチー
島もずく酢 糸もずくではなく普通のもずく
ラフテー
出汁巻き玉子2種
人参しりしり
グルクン焼き
スモーク工房のソーセージとご飯
沖縄もとぶ牛のキーマカレー
お替わり:
ラフテー、ミミガー
切干大根柚子風味
ナーベラー煮物
ジーマミー豆腐
人参しりしり
とろとろラフテーは美味しかった。
ラフテーは普通、塊を煮込んでそのまま出すことが多いが、此処ではスライスされている。
推測だが、塊で煮たものを出す前にスライスしているのだろうと思われる。
甘めの薄い醤油味で見かけほど脂っぽくはない。
皮、脂、肉三枚肉のそれぞれの食感を楽しむことができる。
おかゆと梅干し
デザートとフルーツ:
デザートのプリンは黒糖味とブルーベリー味。
ミルクの香りと黒糖の複雑な甘味が混じり合って美味しい。
ヨーグルトとストロベリーソース
パイナップルは、普通ビュッフェでは皮付きでスライスして出されることが多いが、ここでは果肉だけブロックにカットして出されている。
甘いところだけ食べられるのでジューシーで美味しい。このパイナップルはオススメだ。
紅茶とフレンチトーストにマンゴーソース
<まとめ>
・野の葡萄カーゴ店は、国際通りにあり、交通至便。
・朝6:30から利用可能。
・料理の数も多く、沖縄料理も充実、味も薄味で食べやすい。
・今回は試していないが、泡盛も朝から飲めるらしい。
・丁寧に造られた料理の種類と味を考えると1,250円はお得。
がちまやーにはオススメの朝食スポットだ。
外に出ると、すっかり明るくなっている。
天気は悪いはずだが、青空が覗いている。
海に近いガーブ川には潮の満ち引きがある。
かなり水位の変化があることが濡れ位置でわかる。
さてこれから、今日のメインイベント「おきなわ花と食のフェスティバル2017」に参戦だ。
【データ】
野の葡萄 沖縄カーゴス店
沖縄県那覇市安里2丁目1-1 CARGOES(カーゴス)ダイワロイネットホテル1F
TEL 098-860-8233 / FAX098-860-8239
http://www.daiwaroynet.jp/naha-kokusaidori/
営業時間:
モーニング 6:30~9:30
ランチ 11:30~16:00
ディナー【月~木】閉店中
ディナー【金・土・日・祝日】18:00~22:00
21:30 オーダーストップ
定休日 年中無休
ぶどうの樹グループ
http://budounoki.co.jp/
今回の沖縄行きのテーマは、花と食。 沖縄の一足早い春の花と沖縄の食を楽しむことだ。 中部国際空港の歩く歩道に乗り、空港内に入る。 ラウンジで一休みして、手荷物検査を済ませ、搭乗口へ向かう。 出発が10分遅れるとの案内がある。 セントレアの天気は良い。 以前と違って離陸時もカメラを使えるようになったので動画を撮った。 「201702...
今回の沖縄行きのテーマは、花と食。
沖縄の一足早い春の花と沖縄の食を楽しむことだ。
中部国際空港の歩く歩道に乗り、空港内に入る。
ラウンジで一休みして、手荷物検査を済ませ、搭乗口へ向かう。
出発が10分遅れるとの案内がある。
セントレアの天気は良い。
以前と違って離陸時もカメラを使えるようになったので動画を撮った。
「20170203セントレア離陸」
飛行機が舞い上がった上空、何度飛行機に乗っても、鳥でもないのに空を飛んでいるのかわからない。
「20170203セントレア上空1」
高所恐怖症もこれくらいまで上がれば、もう観念する他はない。
「20170203セントレア上空2」
オーディオプログラムを聞きながら、窓から時々外を見る。
青い空に白い雲の世界だ。
雲が厚くなる。
雲の下は曇り空だが、雲の上はいつも晴れ。
沖縄に近づき、機体は次第に高度を下げる。 「20170203 171858上空の雲1」 https://youtu.be/Kr3aFNqNL9I 雲に近づく。 雲に突入すると機体は揺れる。 「20170203 172330上空の雲2」 https://youtu.be/BHgEy_AEggw 雲を抜ければ、もう海や大地が見える。 今回初めて、摩文仁の丘平和祈念公園の上空を通過しているのが判った...
沖縄に近づき、機体は次第に高度を下げる。
「20170203 171858上空の雲1」
雲に近づく。
雲に突入すると機体は揺れる。
「20170203 172330上空の雲2」
雲を抜ければ、もう海や大地が見える。
今回初めて、摩文仁の丘平和祈念公園の上空を通過しているのが判った。
白く見えるのが沖縄平和祈念堂。
左の方には風車が見える。
アップにしてみた。
平和の礎の先の展望所から見る、断崖とその先の英霊が眠る海も上空から見ると箱庭のようだ。
飛行機は糸満上空を飛び、那覇空港に向かう。
「20170203 173026沖縄上空」
今日は空気が綺麗な所為か地上がよく見える。
さて、那覇空港に着いた。
いよいよ着陸だ。
「20170203 173134那覇着陸」
飛行機から出て、空港ビルに入る。
いつものような蒸し風呂の湿度と熱気は感じない。
沖縄といえど冬なのだから。
いつもの通り胡蝶蘭が出迎えてくれる。
飛行機は40分も遅れ、予定が狂ってしまった。
ゆいレールで那覇市内に向かう。
58号線には黄昏時が近づいている。
予定は狂ってしまったが、気を取り直し、ホテルで洗顔・うがいをして、気分をさっぱりして、夜の那覇に繰り出そう。
第40回沖縄産業まつり、島野菜・魚の産直市場、新しい飲食店の探訪目的で沖縄本島に向かった。 旅行期間中の那覇の天気は、毎日曇り時々雨になっている。 沖縄の天気は、経験で何でもありで、天気予報通りにはならないことは知っている。 昨年は、台風で飛行機が飛ぶか飛ばないかの状態だった。 それに比べれば、雨くらい何でもない。 名鉄で中...
第40回沖縄産業まつり、島野菜・魚の産直市場、新しい飲食店の探訪目的で沖縄本島に向かった。
旅行期間中の那覇の天気は、毎日曇り時々雨になっている。
沖縄の天気は、経験で何でもありで、天気予報通りにはならないことは知っている。
昨年は、台風で飛行機が飛ぶか飛ばないかの状態だった。
それに比べれば、雨くらい何でもない。
名鉄で中部国際空港に到着。
平日なので人は少ない。
搭乗までには時間があるので、ラウンジで一休みして、手荷物検査に向かう。
手荷物検査は特段問題なく通過。
7番搭乗口へ。
最近は、飛行機の到着が遅れ、折り返しのため出発時間が遅れることが多いが、今日も同じように遅れた。
席は窓際の席だ。
暫く待機後、ピットから滑走路へ動き始めた。
窓側なので動画を撮ることにした。
目で見ていると揺れていないように見えるが、カメラの画面では、良く揺れている。
上がってしまえば、穏やかな空中世界だ。
海が鈍い色に光り、鏡のように反射している。
どこの上空だろう。
雲は千変万化に変化する。
厚い雲を避けて飛んでいるようだ。
海と飛行機の間には何層も雲の層がある。
真綿のような雲の間を飛行機は飛んでいる。
那覇空港に降りると、陽が射している。
雨が降った形跡もない。
飛行機から空港ビルへ向かう通路では、いつものように胡蝶蘭が出迎えてくれた。
陽射しが胡蝶蘭の花びらを通り抜け、輝いている。
矢張り、曇り時々雨の天気予報とは違っている。
空港ビルの2階、ゆいレールの駅に向かう出口の自動ドアが開くと、正面から顔に熱風が吹き寄せてきた。
名古屋にも遅い秋が来て、朝晩は涼しくなり、ようやく夏を忘れかけていた。
那覇はまだ、夏真っ盛り。
半袖でも暑い、Tシャツに着替えたいほどだ。
朝起きた時は、雨は降っていなかった。 ネットで情報を調べたり、メモを書いたりして時間が過ぎた。 10時にホテルを出ると、雨がパラパラし始めた。 県庁前を歩き、ハーバービュー通りに出た時には、空が暗くなると同時に風が吹き始め、急に雨が強くなった。 一昨年の沖縄の産業まつりも台風の直撃を受け、金曜日のイベントがすべて中止になった。 今年は、フィリピンの方に抜けると思った台風24号が、台湾の南で止まったかと思...
朝起きた時は、雨は降っていなかった。
ネットで情報を調べたり、メモを書いたりして時間が過ぎた。
10時にホテルを出ると、雨がパラパラし始めた。
県庁前を歩き、ハーバービュー通りに出た時には、空が暗くなると同時に風が吹き始め、急に雨が強くなった。
一昨年の沖縄の産業まつりも台風の直撃を受け、金曜日のイベントがすべて中止になった。
今年は、フィリピンの方に抜けると思った台風24号が、台湾の南で止まったかと思うと鎌首をもたげて、先島方面に向かってきた。
台風は衰え温帯低気圧になったが、雲も風も雨も無くなった訳ではない。
今日、丁度沖縄本島を通過だ。
バスセンター近くになると、雨は益々強くなり地面を跳ね返った雨がズボンを濡らすようになった。
やむなく通りすがりのビルのエントランスに逃げ込んだ。
ビルに用はないが、緊急避難だ、咎められはしないのが沖縄だ。
暫く、雨と時折横殴りになる風を見ていた。
若い女性の避難者が一人増えた。
どれくらい時間が経過したのだろう、気づくと雨が少し弱くなった。
よし行こうと歩き始めた。
久茂地川をわたり58号線を歩くと、風が強く、傘がひっくり返りそうになる。傘をすぼめ、骨を押さえて歩いて行く。
明治橋を渡ればもう目的地の奥武山公園だ。
暴風雨の中、誰も渡っていない明治橋を、傘をすぼめて歩いて行く。
川の上は風が強い。突然、突風が吹いた。傘の骨が2本折れた。すぼめて、骨を押さえていなければ、傘はバラバラに成っただろう。
やっとのこと会場にたどり着いた。
いつもなら、人が溢れているのだが、ほとんど誰もいない。
テントを準備したお店の人達も、仕方なくポケットに手を入れ、稀に通りかかる人を眺めているほかはない。
イベントに暴風雨は、ヒドイ。
半年も前から、準備してきただろうに、これではやっていられない。
天気予報は、毎日曇りと雨の予報だ。
今年の沖縄の産業まつりはどうなるのだろう。
今回の沖縄旅行は、1年も前から計画したもの。 行く間際になってとんでもない厄介者が登場した。 台風24号だ。 当初は西へ進み、フィリピン方に行くと思われたが台湾の南で止まった後鎌首を北にもたげて、北東方向に進み始めた。 沖縄直撃コースだ。 天気予報は行っている間中、曇り時々雨で、毎日傘マークが出ている。 お天気ばかりはどうしよう...
今回の沖縄旅行は、1年も前から計画したもの。
行く間際になってとんでもない厄介者が登場した。
台風24号だ。
当初は西へ進み、フィリピン方に行くと思われたが台湾の南で止まった後鎌首を北にもたげて、北東方向に進み始めた。
沖縄直撃コースだ。
天気予報は行っている間中、曇り時々雨で、毎日傘マークが出ている。
お天気ばかりはどうしようもない。
名鉄で中部国際空港に着くと、人は少なかった。
歩く歩道も貸切状態。
空港スペースに入ると、目を引いたのはC.ロナウドの大きなポスター。
トレーニング・ギアSIXPADの宣伝だ。
ロナウド本人は、毎日腹筋を1000回もやって、日々鍛えているそうだが、彼の肉体は芸術品だ。
本業のサッカーの成功だけで莫大な報酬を得ている。
加えて、身体だけで、下着やトレーニング機器の宣伝になるのは、彼の肉体がボディビルダーのような人工美ではなく、日頃の運動によりバランスよく作り上げられたものだからだ。
SIXPADは電気的に筋肉を収縮させ鍛える機器だそうだ。
「【TVCM】SIXPAD(シックスパッド)BODY REVOLUTION篇 60秒 / MTG[公式]」
https://youtu.be/zJWdUwyK8JA
電気機器だけで、ロナウドのような体になるのは夢物語だ。
しかし、毎日戦っている男の体は、無駄がなくバランスが取れて、美しい。
搭乗手続きまで時間の余裕があるので、ラウンジに行く。
KIRINハートランド、トマトジュース、クッキー、ピーナッツ等をいただいて、那覇の情報を調べる。
部屋の中はFree Wifiを自由に使えるので退屈しない。
出発時間の40分前になったので、手荷物検査を済ませ出発ゲートに向かう。
待合室からは飛行機が見える。
管制塔からの出発許可がです、出発がかなり遅れた。
出発時のアナウンスでは、那覇の天気は雨だった。
空港に到着、着陸すると雨は降ってはいなかった。
沖縄に来てレンタカーを借りる時は、必ず島根の塔に参拝することにしている。 島根に縁はないが、田部長右衛門氏の祈りの言葉に惹かれて、沖縄戦で亡くなられたすべての人を慰霊するためである。 公式の慰霊の場は、平和祈念公園なのだが、筆者にとっての慰霊の場は島根の塔と決めている。 騒がしい観光客もいないので、穏やかにお参りができる。 ...
沖縄に来てレンタカーを借りる時は、必ず島根の塔に参拝することにしている。
島根に縁はないが、田部長右衛門氏の祈りの言葉に惹かれて、沖縄戦で亡くなられたすべての人を慰霊するためである。
公式の慰霊の場は、平和祈念公園なのだが、筆者にとっての慰霊の場は島根の塔と決めている。
騒がしい観光客もいないので、穏やかにお参りができる。
碑の前に立って、碑文を口ずさめば、それがお参りの言葉になる。
いつもは、千羽鶴が供えられているのだが、今日はない。
最近は、学生の参拝がないのだろうか?
千羽鶴はなく寂しかったが、5月初めには五月の空に鯉のぼりが泳いでいたそうだ。
戦後70年を記念して、5月2日、在沖縄島根県人会の人達が、沖縄戦終結70周年「第11回平和祈念こいのぼりまつり」が開催されたそうだ。
(facebook Hiroyuki Fukuyori
https://www.facebook.com/hiroyuki.fukuyori.9/posts/1586722211592657
より転載)
【データ】
島根の塔(島根県)
所在地: 糸満市字米須
建立年月日: 昭和44年3月28日
敷地面積: 1,179?
合祀柱数: 908柱(沖縄戦戦没者)
設置管理者: (財)島根県遺族連合会
所在地: 糸満市字米須 米須霊域 魂魄の塔近く
島根の塔への参拝を済ませ、摩文仁の平和祈念公園に向かった。 筆者にとって摩文仁の公園は、慰霊の場と言うより、思い出の場所だ。 前にも書いたと思うが、NHKの人気番組で火野正平が全国を自転車で周り、視聴者の思い出の場所を尋ねる「にっぽん縦断こころ旅」と言う番組がある。 自分で訪ねる「こころの場所」だ。 平日でも...
島根の塔への参拝を済ませ、摩文仁の平和祈念公園に向かった。
筆者にとって摩文仁の公園は、慰霊の場と言うより、思い出の場所だ。
前にも書いたと思うが、NHKの人気番組で火野正平が全国を自転車で周り、視聴者の思い出の場所を尋ねる「にっぽん縦断こころ旅」と言う番組がある。
自分で訪ねる「こころの場所」だ。
平日でもあり、観光客も少ない。
修学旅行のバスの台数も少なかった。
塔の前の広場。
その横の土手の上の芝生。
ここが思い出の場所だ。
ここには家族がすべて居る。
大理石のモニュメントの下は初めて見た。
上部が下まで突き抜けていた。
平和祈念公園は、静かで落ち着いていた。
ここには、あの騒がしい中国人観光客がいない。
今日は、フェリーに乗り、伊良部島をドライブする日。 日を入れ替えたお陰で、波も静かになり海路日和になった。 9:45分のフェリーに間に合って、最後の車として乗船した。 平良港湾内は波もなく、穏やか。 湾を出てもフェリーが揺れるような波はない。 台風は沖縄を通りすぎてくれたので、天気の回復も速かった。 日を入れ替...
今日は、フェリーに乗り、伊良部島をドライブする日。
日を入れ替えたお陰で、波も静かになり海路日和になった。
9:45分のフェリーに間に合って、最後の車として乗船した。
平良港湾内は波もなく、穏やか。
湾を出てもフェリーが揺れるような波はない。
台風は沖縄を通りすぎてくれたので、天気の回復も速かった。
日を入れ替えた効果は完璧だった。
遠くに建設中の伊良部大橋が見える。
伊良部大橋の開通は、来年平成27年1月31日(土)に予定されている。
開通すれば、フェリーは廃止されるので、フェリーから眺める光景は、これが最後の機会になるのも乗船した理由だ。
大橋は車で無料で渡れる予定だが、途中止まって風景を楽しむことは出来ないだろう。
船の旅はのんびりとしてドライブとは違った楽しみがある。
高速船とすれ違うと、このフェリーより小さい船のはずだが波でかなり揺れる。
穏やかな海と空の雲を見ていると、本土での生活を忘れてしまう。
雲は美しい。
伊良部島・佐良浜港に到着。
昨年は、猛烈な暑さで、船着場からタクシー乗り場まで歩いただけで暑さに負けて、レンタル自転車で回る無謀さを思い知らされた事を思い出した。
今年はレンタカーだから何も心配はない。
昨年タクシーで回った北回りの観光ポイントを走ることにした。
・サバ沖井戸(サバウツガー)
晴れると伊良部島は実に美しく、雄大だ。
・フナウサギバナタ
サシバの展望台からの眺め。昨年は蜂の大群がいて、近寄れなかったが今年は展望できた。
・白鳥埼展望台
昨年は通過した場所だ。
・佐和田の浜
引き潮のため海面は去年より遠い。
・下地空港誘導桟橋の海
ここの海は実にグラデーションが美しい。
伊良部大橋ができたら、早い時間に来て、海に入ってみたい。
通り池と帯岩は去年見ているし、兎に角暑いので車の外にでて歩きたくないので、冷房の車で走る。
昼食は、まるよし食堂。
昨年は、時間切れで行けなかった店だ。
お昼の時間帯なので満席だったが、駐車場から帰ると丁度空席ができた。
ボリュームカツカレーが有名だが、伊良部島でカレーでもないので、ソーキそばとアーサーの天ぷらを注文した。
食堂の女将さんにフェリーの時刻表を教えてもらうと、最終便は満船になると時間前でも出てしまい、翌日まで帰れなくなる、一つ前のに乗ったほうが良いとアドバイスされた。
早めに帰ることになったので、牧山展望台だけ行くことにした。
・牧山展望台
ここからの眺めは素晴らしかった。
宮古島の竜宮展望場に似た感じだが、こちらの方が雄大で大きな光景だ。
最終便の前の船に乗ることができた。
佐良浜港の航跡を見るのはこれで最後だ。
伊良部大橋は、傾きかけた太陽の光が映えて銀色に輝く海にかかっていた。
平良港に入ると市内には夏の雲が乗っていた。
伊良部島は去年も暑かったが、レンタカーで回った今年も暑かった。
与那覇前浜の夕日を見るのは止めて、ホテルで身体を冷やすことにした。
一休みした後、夜の宴の予約で予定が狂ってしまった。
宮古島で近大マグロを提供するというくろべぇに予約を入れると営業はしているが、台風の関係で近大マグロは入荷していないという。 近大マグロがなければ行く意味が無い。
次に、唄と踊りで賑やかな夜をということで郷家に電話を入れると満席。明日はと聞くと休みとのこと。確か無休だったはずだが。
宴の場所は、最初に戻り探すことになった。
・美ら美ら

幾つかある三線ライブの店から、美ら美らに行くことになった。
詳細は、個々に書くことにしよう。
今日も夕方までは暑さに負けた日だった。
朝目覚めると青空が見えた。 計画段階の予定では、2日目はレンターカーを借りフェリーで伊良部島に渡りドライブする予定だった。 招かざる台風16号が突然登場し、かき回された。 昨日直撃は免れ、飛行機も飛んだので良かったが、台風の余波で波は高く天気予報も雨だったので、2日目と3日目を入れ替え、フェリーに乗るのは明日にした。 昨夜24時のNHKの天気予...
朝目覚めると青空が見えた。
計画段階の予定では、2日目はレンターカーを借りフェリーで伊良部島に渡りドライブする予定だった。
招かざる台風16号が突然登場し、かき回された。
昨日直撃は免れ、飛行機も飛んだので良かったが、台風の余波で波は高く天気予報も雨だったので、2日目と3日目を入れ替え、フェリーに乗るのは明日にした。
昨夜24時のNHKの天気予報は、明日の宮古島は終日雨だった。
今朝7時のニュースを見ると終日晴れ時々曇りのお日様マークになっていた。
昨夜のYahoo!と気象庁の予報は晴だったが、NHKだけは雨としていた。
それが朝青空が見えた時には、お日様マークに変わっていた。
どうもNHKのローカル天気予報は信頼性に乏しい。
あまり真剣にやっていないように思われる。東京・大阪・名古屋などの大都会は力を入れているのだろうが。
宮古島の天気予報はNHKを信用しないほうが良さそうだ。
兎に角、晴れてくれれば有難い。
8時にレンタカー会社が、ホテルまで迎えに来てくれて、貸し出す営業所まで乗せて行ってくれる。
日産レンタも含めて多くのレンタカーの営業所は宮古空港周辺にある。
空港と言っても市内中心部から車で20分もかからないので、便利は良い。
周囲のさとうきび畑には夏の太陽が照りつけている。
日差しがあたっている腕はヒリヒリとした刺激を感じている。
借り出し手続きを済ませ、目的地のうえのドイツ文化村へ向かう。
空港に近いところにあるJAおきなわ宮古の経営するあたらす市場があるので、立ち寄ってみる。

本島の糸満ファーマーズマーケットより、規模は小さいが、JAの市場はその地域の野菜が置かれており、生産者の名前が書かれた野菜を見ることができるので面白い。
野菜を中心に見て回り写真も撮らせてもらった。
これは、別途記事に書くことにする。
最初の目的地はうえのドイツ文化村。
サンゴ礁の中に枯山水の石庭のように岩が配置された景観は本島にも石垣島にもないものだ。
宮古島の道路は、幅は左程広くはないが左右に植樹がされている。
フクギや処によっては松並木になっており、なんとなく涼しさが感じられる。
走り始めてナビがチョットなのがわかった。
交差点に入る直前に次を右折と言ったりする。
データも古いようで、目の前に道路はあるのに、左へ行かせて回りこませたりする。
注意しなくてはいけない。
うえのドイツ文化村近くでナビは迷い込みの道を教えたので、宮古島シギラリゾートエリアに入り込んだ。
広大な敷地に南西楽園が経営するホテルや長期宿泊施設などが点在する。
「ゆとりとやすらぎ」のリゾート施設がコンセプトだそうで、確かに静かでのびのびとした環境だ。
海が近く、さとうきび畑の上には青空が広がり気持ちが良い。
「20140923宮古島 海とサトウキビ」
http://youtu.be/sR5YSGNFb0I
リゾートでのんびりとしたい人にはお薦めな施設だ。
静かな環境を利用して、構想中の小説を執筆するにも適しているだろう。
だが、夜赤い灯青い灯が瞬く場所を駆け巡りたい人には向かない。1週間もすれば退屈するだろう。
うえのドイツ村は、今年も良い天気に恵まれた。
台風16号が嘘のようだ。
だが、去年と同様暑い。
ここは、入場無料で広い敷地内を散歩することができる。
手入れされた園内は綺麗だし、静かで穏やかだ。
観光客もレンタカーで来た人だけなので限られている。
入口正面のお城風の建物の裏からの海は広々と展望できる。
右の方へ行けば、海に近づくことができる。
静かにゆっくり流れる時間が好きな人には、おすすめの場所だ。
詳細写真は別記事に載せよう。
次の目的地の東平安名崎に向かう。
駐車場の直射日光に晒されていた車は、サウナ風呂以上に暑い。
車のエアコンを入れていても暑い真夏並みの気温。
沖縄ぜんざいが食べたくなり、海宝館に寄ってみたが、食事だけでカキ氷はなかった。
沖縄ぜんざいは無かったが、駐車場の前の展望台から見る海は綺麗だった。
東平安名崎も、昨年同様晴れて、海を見るには絶好だった。
ここは岬なので、大きな木は1本も生えていない。
ハイマツのように背の低い木やハマヒルガオのような草花だけなので日陰というものは存在しない。
日陰のあるのは海を見渡せる東屋だけだ。
高齢者は人力車を使ったほうが良いかもしれない。
天気に恵まれて去年と同様海は美しかった。
去年と違ったのは、灯台に登って遠望を楽しんだことと灯台守の島唄を楽しめたことだ。
これは別記事に書くことにしよう。
北部の池間大橋に向かう
お昼の時間になったので、城辺の沖縄そばの人気店丸吉食堂に立ち寄ったが、本日休業だった。
ナビは、北部への道を海岸線ではなく、市内を抜ける中央の道を示している。
おみやげを買うことにし、プラザかねひでに立ち寄る。
沖縄地元のスーパーはサンエーのほうが大きいがかねひでの方が地元の商品を置いている。
予定通り仲宗根食品のジーマミー黒糖の大袋とSPAMなどポークランチョンミートを購入することが出来た。だが、ホーメルの軟骨ソーキのレトルトは無かった。
昼食のため狩俣のすむばりに行く。
ここはタコ料理が有名だが目的はもずく酢。
昨年食べた糸もずくは美味しかった。
新鮮でシャリrシャリとした食感は、これが本当のもずくなのだと理解できた。
タコ料理は美味しかったのだが、もずく酢は昨年とは違っていた。
これは別記事に書くことにする。
池間大橋を渡ったが、池間島には行かず、池間島側の展望所から写真を撮り、再び大橋を渡り宮古島側から写真を撮った。
池間島側からの大橋。
宮古島側からの大橋。
昨年不幸があり酒造していないと聞いている千代泉酒造に立ち寄ってみた。
酒造所のシャッターは閉められ、人影は全く無い。建物の外には酒造に使われた道具や器が置かれている。
造られていない蔵を見ることは辛い。写真も撮る気にならなかった。
道なりなので昨年お世話になった池間酒造の杜氏さんに会うために立ち寄った。
運良く会えたのは良かった。お礼を言って、ニコニコ太郎を2本購入、昨日まで狩俣地区の大きな祭りがあったそうだ。
市内に戻る前に、昨年行かなかった砂山ビーチに寄った。
駐車場に車を停め、ビーチに向かう。
道は砂道で最初は登り、次にかなりの距離を深い砂の中を歩くことになる。靴と靴下では砂の犠牲になる。このビーチにに行くときはサンダルが必要だ。
ホテルに帰り、一休み。
昨年良かった与那覇前浜の夕日を見ることも考えたが取りやめた。
朝からの暑さで、本土の秋の空気から灼熱の宮古島に来て、歩きまわったので疲れてしまった。
夜の宴に出る前に、シャワーを浴び、涼しい部屋で暑さ疲れを取ることにした。
夜は、昨年も行った壱場食堂。
昨年はカメラの具合が悪くなり、途中から料理の写真が撮れなかった。
今年は注意したので上手く行った。
料理は昨年より良くなっていた。
明朗会計で充分飲み食いができる壱場食堂は、ボリューム指向の観光客にはお薦めの店だ。
これは別記事に書こう。
これで2日目は終わった。
去年の5月に行った宮古島の海があまりにも綺麗だったので今年も行くことにした。 イベントと旅は、お天気次第。 特に沖縄は、青空でないと海も美しくない。 エメラルド色から群青色、藍紺色に変わっていくグラデーションが見られなくなる。 1週間前までは、宮古島の週間天気予報は曇り時々晴れで太陽マークが出ていた。 ところが突然厄介者が現れた。台風16号。 フィリピン近海で発生した16号は、北に進み、台湾を通過するとそ...
去年の5月に行った宮古島の海があまりにも綺麗だったので今年も行くことにした。
イベントと旅は、お天気次第。
特に沖縄は、青空でないと海も美しくない。
エメラルド色から群青色、藍紺色に変わっていくグラデーションが見られなくなる。
1週間前までは、宮古島の週間天気予報は曇り時々晴れで太陽マークが出ていた。
ところが突然厄介者が現れた。台風16号。
フィリピン近海で発生した16号は、北に進み、台湾を通過するとその後偏西風に流され、90度角度を変え、東に進むと言う予報だ。
丁度、22日には先島、宮古島周辺に到着することになっている。
その後は、天気予報から目が離せなくなった。
ところが、メディアによって予報内容が大きく異なっている事に驚いた。
NHK総合のデータ放送は、地域を指定して週間予報を見ることができるので、旅行の時には使っている。
NHKによれば、旅行期間中22日から26日まで雨時々曇りの傘マーク付き。
Yahoo!の天気は、晴れ時々くもりの太陽マーク付きで変わらない。
天気の専門機関を調べてみて判ったのは、気象庁はYahoo!と同じ、NHKはウェザーニュースに近い。
この違いは結局、出発日まで変わらなかった。
経験では、沖縄の天気は何でもあり。
行ってみなければわからない。
午前中の沖縄行きは、欠航もなく飛んでいるので、安心してセントレア空港に向かった。
午後だが、利用者の数は多い。
出発までの時間、ラウンジで時間を過ごすのが習わしになっている。
ビーンズでビールをいただくのもいつもの通り。
出発の14:35、セントレアは晴れ、那覇は雨だそうだ。
機内に入れば、早速、機内サービスのAUDIO PROGRAMを聴く。
チャンネル4はいむるぶしは注目アーティスト特集。
これを先ず聴いて面白くなければ、伝統的な島唄を流すチャンネルル5琉人魂を聴くことにしている。
今回のはいむるぶしは、MONGOL800とBanjo AiとDJ SASA with THE ISLANDERSを特集している。
MONGOL800は、聴いたことがあるが、あまりしっくり来なかった印象があった。
Banjo Aは初めて聴いたが、三線の代わりにバンジョーを弾き島唄の旋律の代わりにカントリー・ミュージックの味付けをした面白さがあった。
DJ SASA with THE ISLANDERSも面白かった。
ビートルズから童謡まであらゆる曲を、沖縄の味付けに変えてしまう攻撃的なスタイルだ。
これについては、別途記事を書く予定。
最近、飛行機の中の電子機器の取り扱いが変更になった。
従来は、カメラやスマホなどは離陸時・着陸時は使用が禁止されていた。
今日のフライトでは、電波を発するスマホは従来通り使えないが、カメラは使用可能になった。
なので、離着陸時の様子を動画で撮ることにした。
「20140922セントレア離陸」
http://youtu.be/9jdK4wUY3Ck
途中は、雲が多かったが、台風の影響で乱気流に巻き込まれるようなことはなく、殆どいつもと変わらないフライトだった。
着陸時の様子も動画に撮った。
「20140922那覇空港着陸」
http://youtu.be/K4yB1s9fi4U
台風の影響も殆ど無く無事に着陸できて良かった。
那覇は雨が降ったらしく、飛行場の所々に水たまりがある。
予定通り17:00前に着陸できたので、宮古便に乗り継ぎの18:00まで、待合ロビーで時間を過ごした。
那覇はFree Wifiはあるが、メール登録や時間制限があるらしいので、Wimaxを使いインターネットで情報を収集。
19:00に宮古島空港に到着。
流石に日が落ちて暗くなった宮古島空港への着陸の動画を掲載しよう。
日中とはまた違った気分がある。
「20140922宮古島空港着陸」
http://youtu.be/aKp9g9Li6do
宮古島は晴だった。
タクシーでのホテルへ向かう。
女性運転手さんの話では、雨も風もなく台風16号の影響はなかったそうだ。
チェックインを済ませ、荷解きをして、うがいと洗顔を済ませれば、夜の宴の始まりだ。
昨年、色々教えて頂き参考になった眞丑へ行く。
眞丑は月曜日だというのにお客で一杯だった。
予約しておいて正解だった。
眞丑の料理は、出汁の効いた旨味が柱になっており、塩味は薄目で上品だ。
昨年お世話になった若女将Rさんは、髪を切りショートカットになってシャープさが増していた。
この髪型では土屋アンナに似ていると言われるそうだ。
確かに似ている。
眞丑の宴は、別途記事に書くことにしよう。
第1日目の問題は、天気だったがNHKの予報は、まったく外れ良い天気だった。
締めくくりの眞丑も想定通り美味しい時間を過ごせた。
良いスタートの日になった。
今日は旅行最終日だが、JTA252便が11:55那覇発なので、何も予定はしない。 ただ帰るだけの移動日。 朝食を済ませるために7:30にホテルを出て、いちぎん食堂に行く。 空は曇っているが、昼からは恐らく晴れるだろう。 歩いていると、住宅や店の前に植えられた花が綺麗だ。 煮付けが食べたくなったが、嶺吉食堂はなくなってしまったので、...
今日は旅行最終日だが、JTA252便が11:55那覇発なので、何も予定はしない。
ただ帰るだけの移動日。
朝食を済ませるために7:30にホテルを出て、いちぎん食堂に行く。
空は曇っているが、昼からは恐らく晴れるだろう。
歩いていると、住宅や店の前に植えられた花が綺麗だ。
煮付けが食べたくなったが、嶺吉食堂はなくなってしまったので、手軽に食べられるのはいちぎん食堂だ。
煮付けは満足だったが、雰囲気が変わっていた。
24時間営業の8時前の食堂はマナーの悪い若者たちの溜まり場になっていた。
毎朝こうした状態だと、営業にも影響がありそうだ。
ホテルでデータの整理をし、荷造りを済ませて、10:00前にはチェックアウトした。
帰りのJTAは、いつもと違って楽しめなかった。
往路のANAとは違って満席で、座席も3列の真ん中。
不幸にも両サイドは、太目のオジサンだ。
加えて、キャビンアテンダントが、今までで最も感じの悪い人だった。こんな人もいるのだ。
2時間辛抱すれば済む話なので問題ではないが。
今回の旅は、沖縄の近海マグロと月桃の花が目的だった。
100点満点とは行かなかったが、4日目に急展開があり80点位は達成できたので良しとしよう。
残り20点は、美ら海マグロの生の中トロと月桃の花を手にとって握りしめることだ。
今年のシーズンは終わりなので、来年以降のお楽しみとしよう。
朝から晴れ。 昨日の成果がなければ、今日は追い込まれて動かなければならなかったが、気持ちを楽に動けたのは良かった。 昨夜の夜が重かったので朝食抜きにして、ホテルでデータを整理。 9:30に出発、徒歩で久米の福州園に向かった。 目的は月桃の花の情報を集めていた時、ある人の旅行記に福州園で見た月桃の花の写真があったためだ。 歩くと暑いので、木陰...
朝から晴れ。
昨日の成果がなければ、今日は追い込まれて動かなければならなかったが、気持ちを楽に動けたのは良かった。
昨夜の夜が重かったので朝食抜きにして、ホテルでデータを整理。
9:30に出発、徒歩で久米の福州園に向かった。
目的は月桃の花の情報を集めていた時、ある人の旅行記に福州園で見た月桃の花の写真があったためだ。
歩くと暑いので、木陰がある歩道は嬉しい。
那覇市の経営なので、入園無料。
中に入ると、池の周りの遊歩道を歩いて、花や緑、建物、景観を楽しむことが出来る。
乾いた印象のある沖縄には珍しく、周囲の喧騒とは区切られた静けさの中で、池の周りをのんびり歩くことが出来る。
福州園は那覇市の施設で、姉妹都市の福州市都の友好を記念して造られたものだそうで、本格的な中国式庭園であった。
残念ながら月桃の花とは出会えなかったが、本土の花も含めて沢山の花が咲き、静かな空気が流れる快いところだった。 那覇で時間が余ったら訪問する価値のある場所だ。
10:30に園を出て、次はまぐろ探索に向かう。
県鳥駅からゆいレールで赤嶺駅へ、歩いて5分程に
魚屋直営食堂魚まるがある。
ここで朝食、昼食兼用のマグロ丼を食べるのが目的。
11:00開店と同時に入店、ランチ限定メニューの県産生マグロ使用のマグロ丼500円を酢飯に変更して550円注文。
マグロは、柔らかい食感のアッサリとした味わいのマグロだ。色も昨日の海鮮まぐろ屋どんのそれに比べると淡い赤だ。
訊いてみるとこのマグロはキハダマグロだそうだ。
腹ごしらえが出来たところで、次はまた月桃の花の探索に向かう。
目的地は末吉公園。初めて行く公園だが、首里に近く山深いところらしいので月桃の自生が多いのではないかとの期待だ。
ゆいレールで赤嶺駅から市立病院前まで移動。
駅前左側の急階段を降り、安謝川に沿って上がると左側に遊園地のようなものが見えた。
そこが末吉公園だった。
遊園地から上に上がると、月桃の花が見つかった。
上に行けば、沢山の月桃が自生してると期待して、登り始めたが、結果は全く違っていた。
上に上がるにつれて、道は細くなり、周囲の樹木は高くなり、ジャングルの様相になる。加えて蚊のようなものに刺されたところが痒くなる。
見通しも利かず、人も全く居ないので迷うと危ないので、末吉宮まで辿り着かないまま撤退することにした。
月桃は最初に見た以外は見つけられなかった。
安謝川まで降り橋があるので渡り、対岸の道を登って行くと全く違った風景になった。
こちらは整備された公園になっている。明るい舗道を行けば散歩を楽しめるようになっており、人の姿も見かける。
最上部まで到着すると末吉公園の表示があった。
後になって判ったことだが、安謝川の上流に向かって右側が一般的な公園で左の山側は神宮や墓のある霊域で手付かずの山のようだ。夏に行くところではなかった。
帰りは儀保駅からゆいレールに乗り戻る。
途中、コンビニで補水用に2Lの水を買って帰り、冷蔵庫で冷やしておく。
夕方からは、マグロの探索。
店は「お魚ちゃん」、三原にあるまぐろ専門の居酒屋。
店主がその日釣ってきたマグロをその場で捌いて出してくれる店。
今日釣りに出るという情報を得たので、予約しておいた。
ゆいレール安里駅で降り、栄町を抜け15分程歩く、りゅうぼう三原店の直ぐ近くに店はあり迷うことはなかった。
店に入ると、丁度店主が釣りから帰ってきたところだった。
数時間前まで泳いでいたマグロを目の前で刺身にして出してくれた。
昼食べたマグロとは、食感がまるで違う。
プリプリ、モチモチ。
店主からマグロ釣りの話を聞きながら、この店ならではの珍しい肴をいただいた。3月に行った同じような趣向の店とは大違いだった。
この店ならではの体験ができ、面白い宴だった。
詳しいことは、別記事にしよう。
安里駅からゆいレールで帰る。
県庁前に着いたのが19:50、まだ閉店に間に合うのでお姐え様に報告旁、昨日聞いたメジマグロの漬けを求めて海鮮まぐろ屋どんに行った。
昼とは違って、夜は居酒屋モード。
沖縄の近海の生の本マグロに拘るお姐え様の話は面白い。
閉店の9時まで話に興じて、快く酔ってホテルに帰った。
昨日に続いて、今日も手応えのある充実した一日だった。
今日は素晴らしい日だった。 昨日までとはガラリと変わったのは、お天気だけではなくてテーマの達成状況もだった。 お天気も昨日までは晴れ間こそあったが、雲と雨が支配的だった。今日は、朝こそ曇っていたがその後は晴れて夏のような太陽が輝いた。 昨夜レンタカーは返してしまったので、歩いて移動する今日、天気が良かったのは運が良かった。 テーマの方も、手応えのあった日で、月...
今日は素晴らしい日だった。
昨日までとはガラリと変わったのは、お天気だけではなくてテーマの達成状況もだった。
お天気も昨日までは晴れ間こそあったが、雲と雨が支配的だった。今日は、朝こそ曇っていたがその後は晴れて夏のような太陽が輝いた。
昨夜レンタカーは返してしまったので、歩いて移動する今日、天気が良かったのは運が良かった。
テーマの方も、手応えのあった日で、月桃の花も沖縄美ら海まぐろも両方一遍に来た。
午前中の波之上方面は、駄目だったが、首里城は期待通り月桃の花が盛んに咲いていた。
沖縄美ら海まぐろも、意外な形で出会うことが出来た。
夜の、栄町も良かったし、今日は充実した一日だった。
朝食をお気に入りの三笠でとるためにホテルを出る。
朝の国際通りは、人も車も少なく静かな地方都市の感じだ。
天気も、まだ目が覚めていないようで、曇っている。
久茂地の交差点近くにあるまぐろの立て看板のある店に行く、若い人が出入りしているので、開店しているのかと思った。
ガラス越しに中を覗くと、若い男がカウンターに新聞を広げている。
ドアを開けてカウンターの中にいる若い女性に、開店していますかと聞くと、今はcaféのみでまぐろは11時からとのこと。
ならばと三笠へ向かう。
三笠で朝食。
朝からすきやきだが、今日は一日足を動かすから、良いだろう。
食事を済ませ、波之上方面に向かって歩く。
足の向くまま気の向くまま歩いていく。
上山中学の裏通りを歩いていると、街案内の銘盤が目に入った。
米国民政府跡跡だった。
琉球列島米国民政府については、いかのWiki記事を参照。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%90%89%E7%90%83%E5%88%97%E5%B3%B6%E7%B1%B3%E5%9B%BD%E6%B0%91%E6%94%BF%E5%BA%9C
その沿革は、
・1945年4月1日、沖縄戦でアメリカ軍が沖縄本島に上陸した日と同日に、琉球列島米国軍政府として設立された。
・1946年7月1日、軍政府の権限が海軍から陸軍へ委譲される。
・1950年12月15日、沖縄の長期的統治のために琉球列島米国民政府となる。
・1957年6月5日、米国民政府の長が、高等弁務官となる。
・1972年5月14日、沖縄の本土復帰の前日に閉庁した。
銘盤によれば、アメリカは、沖縄本島上陸と同時に、読谷村に軍政府を設立した。
その後、具志川、玉城村と移転した。
1946年4月に設立された沖縄民政府は、軍政府の移転とともに佐敷村に移転した。
1949年7月には、この地にあった上山国民学校に移転した。
翌1950年12月に軍政府が廃止され、民政府が沖縄統治の中心となった。
1953年に現在の沖縄県庁の場所に、琉球政府ビルが建てられ移転するまで、この場所が行政の中心であったと書かれている。
歩いて行くと、天尊廟に出た。
この中には、天妃宮、孔子廟、明倫堂があり、昔はこの辺りが学問の中心地だった事がわかる。
周辺には幾つか見処がある。
小桜の塔は、沖縄戦戦没学童慰霊碑だ。
隣接して対馬丸記念館が設置されている。
終戦の前年1944年8月22日に、米軍潜水艦に撃沈された疎開船対馬丸に乗っていた1484名が亡くなった。
米軍は子どもたちが乗った船だと知らなかったのだろうか。
有名な波之上宮も近いので歩く。
中国か台湾からの観光客が一杯で、賑やかだ。
境内には昭和天皇の御製の碑が建てられていた。
勤めを常に果たされていた昭和天皇の気持ちが真っ直ぐに伝わる御製だ。
波之上宮から福州園に向かって歩いていると方角を間違えたらしく、辻の風俗街に迷い込んでいた。
早速、ポン引きのオジサンから声を掛けられた。
歩いている目的が違うので、手を振って通りすぎようとすると
“どこに行くの”と言う。
“福州園に向かっている”と言うと、何をしてるといった顔をして道を教えてくれた。
途中の交番でもう一度きくように念を押された。
沖縄ではポン引きまでも親切だ。
その後も若いポン引きに声を掛けられた。
時間は昼の11時半、辻は今でもバリバリの風俗の街だ。
途中、言われた通り交番でもう一度を教えてもらい、福州園に到着すると、今日は休館日。
道の反対側に松山公園があったので中に入って見た。
普通の公園だった。
アメリカの若者たち男女4人組以外は誰も居ない。
燃えているのは鳳凰木ばかりだ。
月桃の花を求めて、首里城に向かった。 ゆいレール首里城駅を降り、上の毛から城壁ルートで首里城内に入る。 県立芸大前を通るより城壁ルートの方が、景色が良い。 天気が良いと兎に角暑い。 瑞泉門前の龍樋の透明な水を見て涼しくなったところで、正殿から西のアザナに向かう。 月桃の花が期待通り咲いているか不安だったが、実際は期待以...
月桃の花を求めて、首里城に向かった。
ゆいレール首里城駅を降り、上の毛から城壁ルートで首里城内に入る。
県立芸大前を通るより城壁ルートの方が、景色が良い。
天気が良いと兎に角暑い。
瑞泉門前の龍樋の透明な水を見て涼しくなったところで、正殿から西のアザナに向かう。
月桃の花が期待通り咲いているか不安だったが、実際は期待以上だった。
思う存分写真も動画も撮ることが出来た。
これは改めて別記事にしよう。
舞への誘いの開演時間が近づいたので下之御庭の会場に行き、最前列の椅子に座った。
舞への誘いが終わってから、再び京の内に戻り、西のアザナからの景観と月桃の花を楽しんだ。
首里城の月桃の花は期待通りで、旅のテーマの一つを達成することが出来た。
特に、花から自然に滴る月桃の水が観察できたのは良かった。
良い結果に満足して、芸大前の道を通り市内に戻る。
県庁前駅を降りたのは15:40を過ぎており遅い昼食だが、朝営業していなかったまぐろの店に行ってみることにした。
店の前に立つと、OPENの表示、しかも15:00-18:00はワンコインサービスとなっていた。
色鮮やかな赤身の近海マグロの丼だった。
期待はずれだった3日間の後、漸く満足できる店が見つかった。
以前から久茂地の交差点を通る度にマグロの看板は気になっていたが、観光客目当ての店だろうと思って入らなかったのだが、面白い店だった。
ねじり鉢巻のお姉さまが威勢良いこの店「海鮮まぐろ屋どん」については、別記事を書くことにする。
ホテルに17:00に着き、夜の計画まで一休み。
18:20に出て、夜の栄町に向かう。
目的はルフュージュだが、開店の19:00まで栄町周辺を散歩する。
栄町には面白そうな店が沢山出来ている。
栄町ボトルネック、あぶさん、べんり屋、黒ひげなど
19:00の開店時間が近づいたのでルフュージュに行く。
店はもう開いており、お客で満席だった。
予約済みと話すとカウンターに案内された。
聞くと4月から3人体制になり強化されたので、休日無しで営業時間も17:30~に変更になっているとの事だった。
マスターも今日は休みとのことで合うことが出来なかった。
泡盛と料理を楽しんでから店を出て、最後に田舎そば農連市場店に向かう。
店に着いたのは20:30。
相変わらず店前にはタクシーが止まっている。
期待通り、今宵の担当は上品なお姉さまだった。
軟骨ソーキそばを食べた。
相変わらず丁寧な造りのそばで、変わらない仕事にホッとする。
今日は、素晴らしい出来の日だった。
今まで3日間の不調が嘘のように上手く行った。
2つのテーマが両手に花だったので、明日からは気楽に動くことが出来る。
こんな日もやってくるから嬉しい。
朝6時、カーテンを開けて外を覗くと、雨。 ガラスにも雨水が流れている、かなり強い雨だった。 今日はレンタカーで南部方面に行く予定だが、車だから濡れる心配はないが、行動は制約を受けそうだ。 最初の目的地の、道の駅いとまんに向かう。 JAのファーマーズマーケットと漁協のお魚センターに行き、様々な島野菜と魚を見る予定だが、出来ればもう一度あのマグロ寿司にお目にかかりた...
朝6時、カーテンを開けて外を覗くと、雨。
ガラスにも雨水が流れている、かなり強い雨だった。
今日はレンタカーで南部方面に行く予定だが、車だから濡れる心配はないが、行動は制約を受けそうだ。
最初の目的地の、道の駅いとまんに向かう。
JAのファーマーズマーケットと漁協のお魚センターに行き、様々な島野菜と魚を見る予定だが、出来ればもう一度あのマグロ寿司にお目にかかりたい。
そもそも、今回のテーマの沖縄近海の本マグロは、2年前のお魚センターでの体験に基づいている。
従来の経験では沖縄の魚は白身で淡白なものが多く、刺身では物足りないので、バター焼きにしたり、煮付けにしたりすることが多い。
しかし、2年前お魚センターで食べた本マグロの寿司は、美味しかったし、格安だった。
沖縄のマグロは旨いと言う認識ができた瞬間だった。
「2012/05/30 沖縄旅行2日目(その4) 道の駅いとまん(2)」
http://blog.goo.ne.jp/nabanatei/e/37860c771c48ffb0558b9216f05b9717
強い雨の中を走っていると、MAXVALUEが見えた。
道の駅の開店にはまだ時間があるので、立ち寄って仲宗根食品のピーナッツ黒糖を探してみることにした。
ピーナツ黒糖はあったが仲宗根食品のものはな無かった。
お菓子コーナーを通り過ぎるとパンのコーナーが有り、通りすぎようとした時、渦巻きパンが目に入った。
見ると具志堅パンのものだ。
具志堅パンのものは美味しいと聞いたことがあるので、朝飯替わりに食べてみた。
パン生地の方は、かなり柔らかい。カステラと柔らかい食パンの中間ぐらいの柔らかさだ。
クリームも柔らか目のものが入っている。砂糖の粒子が細かいようでジャリジャリ感は無く、滑らかな舌触りの中に細かなざらつきを感じる程度。全体としては上品な渦巻きパンだった。
雨は止む気配はないが、道の駅に向かう。
糸満のファーマーズマーケットは、島野菜が多く置かれていて、2年前にも見ているが、何度見ても面白い。
今回も写真を多く撮ったが、別記事に掲載しよう。
本マグロの寿司を探してみたが見つからない。
生のホンマグロに出会うことは、運が良くないと駄目なようだ。昨日も今日もお天気は良くなくて本マグロの漁は出来なかったのだろう。
止む無く、名前は聞いていたがまだ食べたことがないバクダンを買ってみた。
鮭、梅、みその3種類あったが、沖縄のおにぎりらしくみそにした。
これを食べようとして、嬉しい事があった。
窓側のテーブルと椅子を使って食べるべく座り、止めてあるテープを外そうとしたが、確りと閉めてあり、テープも強靭なもので、あれこれ試みて苦戦していた。
すると、目の前の魚屋さんのおばちゃん(いや、お姉さま)が、ハサミを持って通路を渡り、救援に駆けつけてくれたのだった。
“切りましょうね”と憎きテープを切ってくれた。
地獄に仏とはこの事。
どうやら、苦労している観光客を見捨てておけなかったようだ。
沖縄らしい優しさを感じさせることで、大袈裟だが沖縄に来る価値は、このようなところにあると嬉しかった。
ソフトボールよりやや小さめのサイズ。表面はカマボコだ。
食べると、カマボコの下におにぎりがある。
沖縄の油味噌とご飯とカマボコのコラボが良い感じだ。
おにぎりが確り握ってあるので見かけより食べごたえがある。
お昼は、南城市食堂で食べることにした。
NAVIの教えに従って走る。
途中、垣花樋川の道案内が見えた。
道路をはずれ、左に入って行くと、近くまで行けたが、雨は止まず、細い道を入って行くと帰れなくなる可能性もあり引き返した。
暫く行くと花野果村の看板があった。
近隣の農家が野菜果物を出す店のようだ。
ファーマーズマーケットを見たあとなので、サッと見るだけにした。
目的地の食堂Gに到着し、暖簾をくぐって店の中に入る。
誰も居ないので、声を出して呼んでみる。反応がない。
声を張り上げて呼んでみるが、無反応だ。
前にも同じような事があったような気がする。
暖簾も掛けられ、営業中の看板も出されているが、人が居ない。
縁がなかったものと外に出る。雨は小降りになっている。
平和祈念公園へ向かう途中で適当な場所を探すことにする。
行ってみたら駐車場から店まで100mと書かれていて、雨の中これは駄目ということもあったが、書かない。
車を走らせていると、交差点の右にランチの看板があった。
信号が青だったので、通りすぎてからUターンして行くことにした。
畑まちのカフェレストランのカレーはスパイシーで美味しかった。落ち着いた庭もある雰囲気のよい環境の店。
詳しくは別記事で。
平和祈念公園に着き、平和の礎にお参り。
南溟の海を見晴らす。
居るのは修学旅行の団体ばかりだ。
雨がパラパラし始めたので、先を急ぐ。
島根の塔に参拝。
千羽鶴が新しくなっていた以外は変わっていなかった。
那覇の居酒屋むとうに電話、本マグロの刺身あるとのことなので予約。
アウトレットモールあしびなーと「まさひろ」の比嘉酒造に立ち寄ってから、那覇に帰る。
58号線の明治橋の交差点を左折、嶺吉食堂がどうなったか現場に行ってみた。
建物は取り壊され、整地され、金網がめぐらされていた。
振り続けていた雨が、レンタカー会社から出てホテルまで小止みになってくれたのは助かった。
ホテルで一休みしてから、夕食に出発。
人気店らしく、既に満席だった。
メニューが豊富で、通っても飽きない店なのだろう。
マグロは確かにあったが、イメージとは違った。
朝から午後3時まで殆ど降り続いた雨は沖縄らしくはなかった。雨の一日がレンタカーを借りた日に入って良かった。
夜寝る時、3日間の出来具合を考えるとテーマの本マグロと月桃の花の達成が出来るのかなと不安を感じた。
本マグロは意外に難しいし、月桃の花はどこに咲いているのかわからない。
沖縄の人に聞けば、笑って言うだろう。
“どこにでも咲いてるさー”
“道端に咲いてるよー”
今日は、レンタカーを借りて、北の方を回ってきた。 旅行前の予報では、今日までは太陽のマークがあったが、 今朝の天気予報は曇り時々雨だった。 実際は何でもありの天気だった。 朝は曇り、昼間は晴れ、北部は曇り、夕方から雨、夜土砂降り。外では車だからそう支障はなかったが。 レンタカー借り出し後は、 泊いゆまち→座喜味城→与久田ビーチのブーゲンビリヤ→琉球村→森のガラス→名護パイナップルパ...
今日は、レンタカーを借りて、北の方を回ってきた。
旅行前の予報では、今日までは太陽のマークがあったが、 今朝の天気予報は曇り時々雨だった。
実際は何でもありの天気だった。
朝は曇り、昼間は晴れ、北部は曇り、夕方から雨、夜土砂降り。外では車だからそう支障はなかったが。
レンタカー借り出し後は、
泊いゆまち→座喜味城→与久田ビーチのブーゲンビリヤ→琉球村→森のガラス→名護パイナップルパーク→海洋博公園→ヤマダ電機
と動いた。
ホテルを出て、久米のレンタカー会社に向け歩く。
朝7:30の国際通りは、殆ど人が居ない。
御成橋を渡る頃には、雲が切れて青空が見えた。
<泊いゆまち>
借りだした紺色のFITに乗って、最初に行ったのは泊いゆまち。
今回のテーマの沖縄美ら海まぐろを見て食べるのが目的。
朝8時半、あまりまだお客さんは多くはなかった。
全23店舗の魚屋さんが集まり、まぐろは勿論沖縄の近海で捕れた新鮮な魚が販売されている。
プロしか入れない市場ではないので、観光客でも自由に見て回り、買うことが出来る。
一通り店舗を見て、写真を撮った。
中に食堂もあるが、11時まではメニューが限定されているらしいので、お弁当と刺身を買って、車の中で食べた。
活き赤貝とマグロの寿司弁当 600円。
赤貝はコリコリとした食感があり甘い。
マグロは赤身でまったりとした食感。
ご飯のパンチが大きかった。しっかりとおにぎりのように握りこんであるシャリは、口に入れて頬張ると存在感がある。
刺身は、切られているものより、冊の方が良いだろうと思って刺身にしてもらったのだが、これはいけなかった。
本マグロと書かれていたが、やや酸っぱい味があり、食感ももっちり感は全くなく、ザクザクしたもので鮮度が悪かった。
素人の目には美味しそうに見えたのだが、見定めには経験が必要だ。
思いとは違った結果になったが、気を取り直して次の目的地に向かう。
嘉手納基地周辺の58号線は、天気も良く、車の渋滞もないので快適だ。
<座喜味城>
読谷の座喜味城は、観光地化されていない素朴さが良い城跡だ。
昔は、ほとんど訪れる人も少なかったのだが、世界遺産の中に入ってから団体客がバスで来るようになり、静けさがなくなった。
だが、団体がいなくなればまた静けさが帰ってくる。
城壁の上に立つと、海が遠望出来、心も広がる思いだ。
<与久田ビーチのブーゲンビリア>
観光地にはなっていないが、真栄田岬近くにあるサンエーが保有する与久田ビーチのブーゲンビリアの垣根は好きな場所だ。
ブーゲンビリアは咲いていてよかった。
台風の塩害から立ち直りつつあるが、まだ以前の状態には戻っていない。
枝の張りが増え後ろの青のビニールが見えなくなれば、完全回復だ。