菜花亭日乗

あるマンションの横の道を歩いている時、花が目に止まった。

梅雨曇の薄暗い空の下には不釣り合いな容姿だから目を惹いた。
　明るい桃色の花弁の中心に黄色の蕊が長く伸びている。

街生まれの街育ちの人間だから花の名前は詳しくない。
長じて、世の中に出てから、花に詳しい人が居て、自分が花の門外漢であることを知った。
　それから、少し目が開いた。

この花は、勿論野生のものではなく、誰かが植えたが、名前までは表示していない。
　知りたければ、自分で調べる他はない。

昔は、花を調べるのは図鑑しかなかったが、今は違う。
写真を撮れば、写真から調べられる。



google画像検索で写真をアップロードするとわかった。
検索結果は英語名しかわからなかった。
「Pink Rain Lily」だった。
Wikiで調べると、和名は「サフランモドキ」だった。
　誰が命名したのか知らないが、モドキは失礼だろう。
直訳の「桃色の雨百合」の方が良いと思う。

メキシコ、グアテマラが原産地で南アメリカから広がった花。
日本では幕末に渡来し、暖い地方では帰化している。長崎県天草地方では水田のあぜ道に咲き乱れて美しい光景が見られるそうだ。


【参考】

google画像検索を使うには、google検索の窓にgoogle画像検索を入力し検索すると、google画像検索のサイトに移行するので、調べたい花の写真をアップロードすれば調べが始まる。

サフランモドキ　Wiki
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%A2%E3%83%89%E3%82%AD

ポッポ乗り場からアンネの庭に行く通りにある「香りの庭」、「青いバラの庭」に咲いていた薔薇の花々。

この通りには有名な薔薇が手入れされて植えられている。
また、薫り高い薔薇も多くある。
秋の薔薇は香りが高い、香り好きな人は楽しめる通りだ。


・ビバリー




・アストリット グレーフィン フォン ハルデンベルグ




・グラミス キャッスル







・セント セシリア







・シャルル ド ゴール







・レントラー




・ディンティー ベス




・マリア カラス







・ホワイトクリスマス




・ダブル ディライト










・シャリファ アスマ




・ハーモニー







・フレグラント クラウド




・レディ ヒリンドン

ポッポ乗り場からアンネの庭に行く通りにある「香りの庭」、「青いバラの庭」に咲いていた薔薇の花々の続き。


・シェラザード











美女の名前をつけられた薔薇も一際美しい。



・アドミラル ロドニー




・アレックス レッド




・パパメイアン




・芳純







・高貴







・カントリーマン




・アライブ




・アウグスタ ルイーゼ




・ラスティング ラブ




・シャルトルーズ ドゥ パルム




・エブ タイド




・ヨハネ パウロ 2世




・アンブリッジ ローズ







・サムシング ブルー




・セント セシリア




・ビッグ パープル

14日の花フェスタ記念公園の秋の薔薇の続き。

＜New Roses Garden 2017＞




・レッドレディ・ラッフル



・ピンクレディ・ラッフル



・ドクトゥール・マサド



・トイ・トイ・トイ！






・ピンク・パラダイス



・リベルラ



・はいから






・リリカル



・シャルム



・サイレント・クラウド



・コリーヌ・ルージュ

＜New Roses Garden 2018＞




・ブロドリー



赤とんぼがやってきて眼の前の薔薇の切り枝に止まって、動かなくなった。
薔薇より私よと言っているので、一枚撮ってやったら、満足して飛んでいった。



・恋結

良い名前をもらった薔薇だ。


・マイ ディア



・ヴィンテージ・ドルチェ



・鏡花



・旬






・ベネロベイア



・スカーレット・ボニカ

目の醒めるような朱。


・レヨン ドゥ ソレイユ



・ジャルダン ドゥ ラクネイー



・ディープ ボルドー



・ティム ジュディ デンチ



・ラリッサ バルコニア

朝天気予報を見ると、雨の心配はない、午前中は曇りだが午後から晴れる。
秋の薔薇の写真を撮りに行くことにした。

お天気が良くて、薔薇が咲いていて、都合が良い日は、意外に少ない。
台風がまた来るかもしれないし、色々都合がつかなくなるような事情もある。
行ける時に行かなくては。


秋の日曜日、同じ思いの人は多く、駐車場はかなり埋まっている。

西ゲートを入り、New Roses Gardenの方に向かう。

赤い薔薇が出迎えてくれた。

・ダブルノックアウト




6月に写真を撮った2015年から撮影を始めた。

＜New Roses Garden 2015＞

・ザ・ポエッツ・ワイフ



・オリビア・ローズ・オースチン



・ヴァージニア・マッケンナ



・シンプルライフ

花かと思ったら実であった。
実も多くなれば綺麗だ。


・グレーフィン・ディアナ



・フラゴナール






・エルヴィス



・レオ・フェレ






・ラビリンス






・フェルゼン伯爵



・王妃アントワネット






・パウル・クレー





パウル・クレーはお気に入りの画家だが、ちょっとイメージが違うような気がする．．．


・奇蹟

この花は美しかった。

・サロン



・あかり



・みやび



・たまき



・しののめ



・プリュム

＜New Roses Garden 2016＞

・黛玉（たいぎょく）



・春乃





・シュクレ



・プラム・グレイ



・カシスオレンジ






・オルフェオ






・アカデミー・オルレアン



・エドゥアール・マネ



・サント・ノーレ



・アレゴリー



・ステファニー・グッテンベルグ






・ゴスペル



・岳の夢






・ムーディー・ブルー









・スーパー・トローバー






・デスデモーナ



秋の薔薇は、春の薔薇とは風情が違う。
春は百花繚乱、華やかな色彩の競演だが、秋は一株あたりの花の数が少ない。 遠くから見ると少し寂しい

ただ、秋の薔薇は香りが高い。
どこからともなく、秋の風に乗って薔薇の花の香りやがってくる。

香りが好きな人には、花より香りが楽しみだ。


2017年と2018年は別の記事に掲載する予定。


【データ】

花フェスタ記念公園 公式サイト
http://www.hanafes.jp/hanafes/

現在、秋のバラまつりが開催されている。

『秋のバラまつり～濃厚な色と香りを楽しもう♪
日程：2018年10月06日(土)～2018年11月11日(日)
時間： 9:00 ～17:00 ※毎週土曜日は20：00まで延長』

9日、岐阜百年記念公園の菖蒲園に写真を撮りに行った。

駐車場に車を停め、テニスコートの横の道を真っ直ぐ歩く。


テニスコートの先には菖蒲園への道が表示されている。


菖蒲まつりの幟も立てられている。

菖蒲園までは、上りの道を15分ほど歩く距離だ。


道は林間を通り山に入っていく。


緑が濃く、自然が豊かで人も多くはないので、鳥たちの楽園だ。
歩いていると夏鶯が鳴いた。ホーホケキョーを繰り返す、きれいな若々しい鳴き声だった。

山側には紫陽花が道に沿って植えられており、緑の花が七変化していく様子がよくわかり、退屈しなかった。


菖蒲園は、小さなせせらぎの両側に花菖蒲が植えられている。




早速、写真を撮ることにした。
花が美しいのは、一時だ。
今日美しい花は、写しておく義務がある。

＜曙光＞

＜火祭＞

＜愛知の輝＞



＜赤蜻蛉＞











＜桜ヶ丘＞







＜江戸の華＞



＜ピンクフロスト＞







＜千鳥＞





＜児化粧＞









＜新児化粧＞



＜旭匠＞





＜山の幸＞



＜応紅＞



＜渡津海＞



＜千早城＞



＜七彩の夢＞

＜牛若丸＞



＜桜の園＞



＜黄金＞



＜嬉野の虹＞






＜江戸錦＞





＜スティップルドリップルス＞











＜春の小川＞





＜夏姿＞







＜沖津白波＞





＜豊旗雲＞



＜佐野渡＞





＜岐山の春＞



＜夢の泉＞





＜千早の昔＞





＜千代の春＞





＜雲井竜＞



＜初紅＞







＜栄紫＞



＜伊勢舞妓＞

＜澄心＞







＜紫式の誉＞





＜千鳥＞




＜四海波＞







＜登竜門＞





＜大虹＞





＜弁財天＞



＜旭鐘＞





＜青柳＞





＜桃山の春＞





＜初鏡＞



＜大和錦＞







＜花曇＞





＜紅千代鶴＞



＜平成＞



＜古今の誉＞





＜竹取姫＞





＜葦の浮船＞













＜紅楼＞



＜唐子遊＞





＜淡路島＞





＜深窓佳人＞





＜海王星＞



＜月影＞





＜ミスエケット＞



＜御所遊＞



＜紅梅＞



＜小町娘＞

花盛りで華やかだった花菖蒲3種は動画を撮影した。


「20180609花菖蒲江戸錦」


https://youtu.be/WXe9EyqreLM



江戸錦は江戸系の古花。
艶やかでありながら、崩れた感じがなく、立ち姿が凛としている。
花のバランスが良く、風に揺れる様も風情があり、江戸情緒を感じる。



「20180609花菖蒲赤蜻蛉」


https://youtu.be/kU_0NbGWbZM


江戸系で長井古種と江戸系の交配だそうで、１９９３年に加茂花菖蒲園で作出されたそうだ。
可愛らしい色気を感じさせる。




「20180609花菖蒲小町娘」


https://youtu.be/bY_-_oIbZBc


江戸系の古花。
赤紫の三英がアクセントとなり神楽殿で舞う巫女さんのような初々しい清々しさを感じる。

6月2日、3日の花フェスタ記念公園のNew Rosesの続き。

2018年、2017年、2016年のNew Rosesについては、以下に掲載した。
「2018/06/03 New Roses 2018 花フェスタ記念公園」
https://blog.goo.ne.jp/nabanatei/e/ebbe4c6b2890d78169af4bf9d9fa71bf

「2018/06/04 New Roses 2017 花フェスタ記念公園」
https://blog.goo.ne.jp/nabanatei/e/046ade98dfd7d583912780a0d14c561b


2018/06/05 New Roses 2016 花フェスタ記念公園 （その１）
https://blog.goo.ne.jp/nabanatei/e/2039bb566360161f6a86348e0591a84f


2018/06/05 New Roses 2016 花フェスタ記念公園 （その２）
https://blog.goo.ne.jp/nabanatei/e/45cb164adf7038c357922354e0645212



この記事は、2015年のNew Rosesたち。
2015年のエリアについては、他と比べて株の手入れが、少し足りないようで、花の無いもの、眼よりポイントが高くなっているもの、逆に花の位置が地面すれすれになっているものがみられ、株が可哀想だった。

＜レディ・マーマレード＞

＜ミコル・ファンターナ＞



＜アカデミア＞



＜グレーフィン・ディアナ＞







＜フラゴナール＞







花を一杯着けている株の前に立つと嬉しくなる。


＜王妃アントワネット＞







花の辺り一面に美しさを漂わせていた。
姿といい色合いといい、気品がある。
名前を見て頷いた、王妃様だ。


＜奇跡＞





花びらがぎっしりで、好みの姿ではないが、美しいことは間違いない。


＜プリュム＞







＜みやび＞





＜しののめ＞

1週間後にもう一度見てみたい。

＜ラ・ベル・ポー＞





＜シャンティーユ＞

花の蕾。
今はそれだけ。


＜サロン＞

これからの花。



＜あかり＞

やや寂しげな、風情だ。



＜こはる＞

こはる・小春のイメージは、おばさんもしくは大人の女だが、これは丸で蕾。


＜ホーラ＞



＜プシュケ＞



＜ブルー・ピリオド＞

これも蕾。
花弁の色さえ名前で想うしか無い。


＜ファイヤー・ワークス・ラッフル＞



＜グラマラス・ラッフル＞

日陰で光が足りなかった。


＜プリンセス・バビロン＞





＜パブロック＞



＜パウル・クレー＞

好きな画家の名前をもらった薔薇の花。
どんな色のどんな花が開くのだろう。


＜オスカル・フランソワ＞



＜ラビリンス＞

色と姿は淡麗だが、名前はラビリンス。


＜ラヴァンデ・パルフュメ＞



＜ローズ・ドゥ・グランヴィル＞



＜ビブ・ラ・マリエ！＞



＜アン・ソフィー・ピック＞



＜アンドレ・グランディエ＞





＜レオ・フェレ＞

少し盛りを過ぎてしまった翳りがある。


＜ベルナデッド・ラフォン＞



＜センテッド・ウイスパー＞



＜ショウゴ・エレガン＞



＜コンスタンツェ・モーツアルト＞







＜ジャーニン＞



＜オリビア・ローズ・オースチン＞





＜キャリス＞

6月2日、3日の花フェスタ記念公園のNew Rosesの続き。

2018年と2017年のNew Rosesについては、以下に掲載した。
「2018/06/03 New Roses 2018 花フェスタ記念公園」
https://blog.goo.ne.jp/nabanatei/e/ebbe4c6b2890d78169af4bf9d9fa71bf

「2018/06/04 New Roses 2017 花フェスタ記念公園」
https://blog.goo.ne.jp/nabanatei/e/046ade98dfd7d583912780a0d14c561b


この記事は、2016年のNew Rosesたち。

2016年も花がない株や花が大雨で傷んだものが散見された。





＜春乃＞




＜サフィレット＞




＜シュクレ＞




＜結（ゆい）＞




＜杏（あん）＞




＜プラムグレイ＞

この花は良い状態だった。



＜カシスオレンジ＞

盛りを過ぎ、花びらも傷んでる。



＜アリアドネ＞




＜ファンシー・ラッフル＞




＜アイコニック・レモネード＞

蕾しかなかった。



＜アイコニック・ピンク・レモネード＞




＜アイコヌック・ハニー・レモネード＞




＜マロン＞




＜オルフェオ＞







花は下の方しかなかったが、綺麗だった。



＜エウリィーチェ＞




＜ライラ＞




＜エンデュミオン＞

色合いが良い花だ。



＜オーキッド・ロマンス＞




＜プリンセス・シャルネーヌ・ドゥ・モナコ＞






＜サント・ノーレ＞




＜エドゥアール・マネ＞




＜フィリップ・スタルク＞




＜アカデミー・オルレアン＞




＜フランポワーズ・バニーユ＞




＜岳の夢＞



可憐さのある花だ。

＜ルイの涙＞

艶やかだ。

＜ゴスペル＞

＜ステファニー・グッテンベルグ＞

＜アンナ・フェンディ＞

＜カインダ・ブルー＞

＜パシュミナ＞

＜デスデモーナ＞

＜ア・ホワイター・シェード・オブ・ベール＞

＜レース＞

＜アン・ヘンダーソン＞

＜ファッショニスタ＞

＜キャンドス・ビューティ＞

＜スージー＞

＜ベイズリー・アビー＞

＜ジ・エンシェント・マリナー＞

ロマンチックな風情だ。

＜スノー・ストーム＞

＜スーパー・トローパー＞

＜ゴスペル＞

＜パシュミナ＞

＜クリスティアーナ＞

6月2日、3日の花フェスタ記念公園のNew Rosesの続き。

2018年のNew Rosesについては、以下に掲載した。
「2018/06/03 New Roses 2018 花フェスタ記念公園」
https://blog.goo.ne.jp/nabanatei/e/ebbe4c6b2890d78169af4bf9d9fa71bf


この記事は、2017年のNew Rosesたち。




2017年は、盛りを過ぎて花の無いもの、蕾はあるが花は無いものも多く、すべての花を撮影することは出来ない。

花はあっても数が少なく、花の選択ができない場合が多い。
完全を期するには5月中旬から1月、毎週通うことが必要だ。

＜はいから＞




＜ニンファ＞

まだ花を開いたばかりだ。



＜カリプソ＞




＜チェリーポニカ＞




＜シャルム＞




＜クロッシェ＞

これも開き始めしか花がない。



＜モチーフ＞

地面すれすれ、奥にあり、ピントが葉になってしまった。



＜リリカル＞

来週には、良い花が咲きそうだ。



＜サイレント・クラウド＞




＜リアンローズ＞

まだこれからだ。



＜爽（そう）＞ 河本バラ園






＜グリスターン＞




＜リベルラ＞




＜ジル・ドゥ・ブリザック＞




＜ピンク・パラダイス＞






＜シャトー・ドゥ・シュベルニー＞






＜キャンディア・メイディランド＞










＜夢幻水晶＞

次の蕾が開くのを待ちたい。



＜ジュビレ・インペリアル＞




＜トイ・トイ・トイ！＞

大雨で花びらが傷んだのか。
次の蕾は美しく開くだろう。



＜グレーテル＞

咲いている花は盛りが過ぎてしまった。
10日後に蕾が開くだろう。



＜ドクトゥール・マサド＞




＜フロリアン・マサド＞

今は蕾だけ。



＜カストー・ゴンパール＞




＜アンドレ・トゥルカ＞




＜シリウス＞








＜パオロ・ペイローネ・ジャルディニエレ＞






＜バスシーバ＞




＜スマイリング・アイズ＞

もう少し前に会いたかった。



＜アイ・オブ・ザ・タイガー＞

名前は怖いが、愛らしい花。



＜レッド・レディ・ラッフル＞




＜ピンク・レディ・ラッフル＞

盛りを過ぎた花の痛みは、大雨に打たれたのだろうか。
手前の蕾が開く頃には大雨が降りませんように。



しとしと降る梅雨なら良いのだが、前線を伴う梅雨は激しくなるから薔薇の花には厳しい。
蕾の間に前線がいなくなるように！

昨日、今日、岐阜県可児市の花フェスタ記念公園に行き、薔薇の花の写真を撮ってきた。

今まで気づかなかった新しいエリアが出来ていた。
New Roses Gardenで新しい薔薇の品種を年毎に集めている。

場所は、西ゲートを入り、真っすぐ進んだところにある芝生広場の脇である。

下のMAPの8番ローンガーデンの周囲だ。




New Roses Garden 2018の案内板が設置されていた。




花が咲いていない株、咲いていても萎れてしまった株、散ってしまった株などの写真は撮らなかった。
株が嫌がらない程度の花だけを撮った。

時期を違えて通えば、もっと新しい花を見ることができる。


＜ティム ジュディ デンチ＞ イングリッシュローズ




＜ホリデイアイランド ピオニー＞






＜ジェームズL オースチン＞ イングリッシュローズ




＜ヴァネッサ ベル＞ イングリッシュローズ






＜ラブストラック＞




＜ケルナー フローラ＞




＜デュエット バルコニア＞




＜パーク ドゥ ラベル＞




＜フラマンローズ＞




＜ケルビーノ＞




＜ジャルダン ドゥ ラクネイー＞




＜イングリット ベタンクール＞




＜ウイリアムクリスティ 2015＞




＜レヨン ドゥ ソレイユ＞




＜スカーレット ポニカ＞




＜キルケ＞




＜ベネロベイア＞









＜ナウシカア＞




＜ローズ ブラッシュ＞






＜ピエール エルメ＞





＜ディープ ボルドー＞




＜メルヘン ツァウバアー＞






＜ポラリス アルファ＞




＜ラリッサ バルコニア＞




＜ケルナー フローラ＞




＜旬（しゅん）＞




＜エール＞



＜ブロドリー＞




＜フィレール＞




＜エクレール＞




＜ヴィンテージ フラール＞




＜ヴィンテージ ドルチェ＞

ラブはアメリカ生まれの薔薇。
William A. Warrinerが、1980年に作出した。


この薔薇の特徴は、紅い花弁の裏が白いこと。
後ろ姿が美しい人は前に回ってみたくなるものだが、この薔薇も後ろ姿が美しい。

花によっては中心部から白い筋が入るものもあるが、出会ったこの花は、すべての花弁は紅一色で、裏がわずかに見えるところは白が覗いて見えた。
項の白さを見ているようで、美しかった。

秋の薔薇も30種類になった。
まだ、美しく咲いてくれた薔薇たちはあるのだが、もう季節は冬。
秋の薔薇たちは、これで一区切りつけよう。

ゴールドマリー(Goldmarie)は、ドイツの薔薇。
Kordesが、1984年に作出した。


外側の花弁が僅かに赤味を帯びる。
中央は目の覚めるような黄色。
遠くからでも目立つ薔薇だ。

花輪は中程度で、花も良くつけ、花持ちも良い。
樹勢が強く、樹形も広がり過ぎないので育てやすいそうだ。

宴（Utage）は日本の薔薇。
1977年太田喜一郎（京成バラ園芸）が作出した。

真赤なバラで、目立つ存在。
花弁が完全な薔薇の花は、意外に数が少ない。
人間でも見とれるような美女、美男子は少ないのと同じだ。
この花は、完全な姿の一歩手前だった。



大輪の花で、香りは微香。
四季咲きで、強いばら。