2023年01月30日 - 菜花亭日乗
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菜花亭日乗

菜花亭笑山の暇つぶし的日常のつれづれ。 散歩する道筋は、日本酒、俳句、本、音楽、沖縄、泡盛、カメラに...etc

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2023-01-30 (Mon)

2023/01/30 日記 雪下ろし

2023/01/30 日記 雪下ろし

2023/01/30      (月)      旧暦:   1月9日          祝日・節気・雑節・朔望:              日出:   6時42分           日没:   17時05分    &nbs...

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2023/01/30      ()      旧暦:   19          祝日・節気・雑節・朔望:              日出:   642           日没:   1705       月出:   1139       月没:   118         月齢:   8.25      潮汐:      小潮     干支:   戊子     六曜:   先負


今日のあれこれ: 雪下ろし

『シーズン1回目の2軒目雪下ろし⓪(202317日)最後に予想以上の雪の塊が一気に落ちてびっくり!!...

https://youtu.be/EkEcKck-RaM



『雪下ろしに
革命?どんどん滑り落ちる発明品(2019218日放送 the SOCIAL より)』


https://youtu.be/skE9D0HBchg




『雪下し(ゆきおろし) 晩冬

【子季語】
 雪卸、雪掘り

【解説】
 屋根などに積もった雪を掻き下ろすこと。
雪の重みで戸の開け閉てがきつくなったり、ひどい時は家が倒壊したりするので雪下しは不可欠。
危険な力仕事である。』
(季語と歳時記)



雪下ろしの俳句:


・雪下し剣岳はひとり夕焼くる  金尾梅の門


・山里の命がけなる雪下し   中田寿子


・軒下にトラック据ゑて雪下ろす   森山暁湖


・ぜんざいも出て分校の雪下し   中川句寿夫


・雪卸し真青の海を見て憩ふ  三宅草木




愛知県は今日は曇り、処によって雪が舞うという予報だったが、午前中は陽が差し明るくなった。
しかし、寒波は今週も日本海側に雪を降らせるそうだ。
北の方は、まだまだ雪が降り、積もった雪の上にまだまだ降り積もる勢いだ。

雪の積もる北国では、雪下ろしは大変だ。
経済的にも労力の面でも負担が大きい。
放置しておくと、一度に崩れ落ちて、場合によっては人が巻き込まれれば、生命に関わる事故になる。

崩れ落ちないと、雪の重みで建物が倒壊する危険もある。
雪が湿って氷のようになると重くなり、処理が難しくなる。
軽いうちに、屋根から下におろすのは避けては通れない作業だ。

雪下ろしの句を読むと、命がけの作業は大変なことは確かだ。
 一方、辛い作業の中、雪が止んだ晴れ間の山並みを楽しんだり、遠く海を見たりして憩うこともある。
 作業の後の、甘く熱いぜんざいは疲れから開放してくれる。
例句はないが、当然、いける大人の場合は、御神酒を一献ということもあるだろう。

動画を見ていたら、新しく降り積もった雪を、屋根の登らず、下からの操作で滑り落とす道具が開発されているそうだ。
これなら、屋根の事故を避けられるし、手軽に作業できる。
雪下ろしの作業も、まだ知恵を働かせば楽になることもあるはずだ。

いつの日か、雪下ろしは楽しい日が来るかもしれない。