2022/01/30 (日) 旧暦: 12月28日 祝日・節気・雑節・ 朔望: 日出: 6時42分 日没: 17時06分 月出: 5時00分 月没: 14時33分 月齢: 27.35 潮汐: 中潮 干支: 癸未 六曜: 先負 九星: 二黒土星今日のあれこれ: 寒紅(よーじや 京紅https://www.yojiyacosme.com/news/detail/?id=106より転載)『寒紅(かんべに) 晩冬【子季語】 丑紅、寒紅売【解説】 寒中に造られた紅は品質が良く、...
2022/01/30 (日) 旧暦: 12月28日 祝日・節気・雑節・ 朔望: 日出: 6時42分 日没: 17時06分 月出: 5時00分 月没: 14時33分 月齢: 27.35 潮汐: 中潮 干支: 癸未 六曜: 先負 九星: 二黒土星
今日のあれこれ: 寒紅
(よーじや 京紅
https://www.yojiyacosme.com/news/detail/?id=106
より転載)
『寒紅(かんべに) 晩冬
【子季語】
丑紅、寒紅売
【解説】
寒中に造られた紅は品質が良く、美しいとされる。
特に寒の丑の日のものは丑紅と言って最も上質とされた。
俳句では、寒中に女性が用いる紅一般をも指す。』
(季語と歳時記)
寒紅の俳句:
・筺底にわがいつの日の寒紅ぞ 高橋淡路女
・曖昧に生きぬ証しの寒紅ひく 中村明子
・夫の忌の寒紅引きて泣かぬなり 尾堂燁
・罪障のふかき寒紅濃かりけり 鈴木真砂女
・円山の雪寒紅の猪口に降る 長谷川かな女
日本伝統の寒紅と冬の口紅の寒紅と俳句では区分がつかないが、伝統の寒紅のほうが手間のかかる分気持ちが入りやすい。
引くと言う表現のものは寒紅だと考えてよいだろう。
女性にとって紅を引くのは真剣勝負。
気合の入る瞬間なのだから。
上の4句は、女性が勝負してきた寒紅に纏わる感慨の句。
だから、理解できる。
簡単ではない、寒紅は真剣なのだ。
5句は少し違う、かな女らしい色彩の中に遊ぶ世界だ。
穏やかに紅い色気が漂う世界だ。
いつ、どこで、なにが、どうした...さっぱり判らない。
円山だけは具体的だが、これは札幌の円山公園だろうか、京都だろうか。
北海道と縁のあった長谷川家だから、札幌も否定できないが、艶やかさを考え京の都の円山と考えたい。