2022/01/25 (火) 旧暦: 12月23日 祝日・節気・雑節・ 朔望: 下弦 日出: 6時45分 日没: 17時00分 月出: ---- 月没: 10時47分 月齢: 22.35 潮汐: 小潮 干支: 戊寅 六曜: 仏滅 九星: 六白金星 今日のあれこれ: 寒施行 「1月のスズメ 餌台設置2年目(2022年1月22日)」 https://youtu.be/2kq7ihtIVlM 『寒施行: 野施行、穴施行、狐施行 晩冬 野生の...
2022/01/25 (火) 旧暦: 12月23日 祝日・節気・雑節・ 朔望:
下弦 日出: 6時45分 日没: 17時00分 月出: ---- 月没:
10時47分 月齢: 22.35 潮汐:
小潮 干支: 戊寅 六曜: 仏滅 九星: 六白金星
今日のあれこれ: 寒施行
「1月のスズメ 餌台設置2年目(2022年1月22日)」
https://youtu.be/2kq7ihtIVlM
『寒施行: 野施行、穴施行、狐施行
晩冬
野生の動物に、寒の時期餌を施し与えることをいう。
田の畦、山の際などに、豆腐や油揚などを置く。
野に置くことを野施行、狐や狸などの穴らしいところに置くことを穴施行という。』
(季語と歳時記)
寒施行の俳句:
・法螺貝を先頭に列寒施行 住原令子
・籠りの僧屋根へ飯投ぐ寒施行 伊藤宮子
・大方は雀なれども寒施行 細井路子
下関の唐戸市場では毎年1月に寒施行の行事を行っているそうだ。
『●寒施行とは
大寒(たいかん)に入ると野山や少祠(しょうし・ほこら)などに「寒施行、寒施行」と連呼しながら、小豆飯の握り飯、干鰯、油揚げなどを竹の皮に包んで投げ置いていきます。真冬で餌もなく困っているけもの達に、少しでも食べものを与えてやろうという心が生んだといわれる風習です。下関にはごく一部にしか残っていません。』
(唐戸市場
https://www.karatoichiba.com/unions/
より転載)
まだ行事として行われているようだ。
自然の動物に餌を与えることについては、公園や道路で猫や鳩に餌を与える人が居て、社会問題になったりする。
寒施行と何が違うのかと考えると、自然の生き物が餌に困る寒の時期にだけ限定するところが違う。
公共の場所が排泄物で汚染されたり、近くの人が迷惑することが起きるから、餌やりはいけないのだ。
昨日の季語である寒雀に慈悲を施す心は尊いものがある。
動画の作者のように、他人に迷惑をかけること無く、自分の空間に餌場を作り、寒の内だけ餌を与えるのであれば、それは寒施行と言えるだろう。