2022/01/22 (土) 旧暦: 12月20日 祝日・節気・雑節・ 朔望: 日出: 6時47分 日没: 16時57分 月出: 21時04分 月没: 9時24分 月齢: 19.35 潮汐: 中潮 干支: 乙亥 六曜: 先勝 九星: 三碧木星 今日のあれこれ: 侘助 「椿の花くらべ~番外編~♪【乙姫・胡蝶絞侘助】」 https://youtu.be/rMSrdx9UH5Q 『侘助(わびすけ) 三冬 【子季語】 侘介 【解説】 ...
2022/01/22 (土) 旧暦: 12月20日 祝日・節気・雑節・ 朔望:
日出: 6時47分 日没: 16時57分 月出: 21時04分 月没: 9時24分 月齢:
19.35 潮汐: 中潮 干支: 乙亥 六曜: 先勝 九星: 三碧木星
今日のあれこれ: 侘助
「椿の花くらべ~番外編~♪【乙姫・胡蝶絞侘助】」
https://youtu.be/rMSrdx9UH5Q
『侘助(わびすけ) 三冬
【子季語】
侘介
【解説】
ツバキ属のなかでは、葉も花も小ぶり。
白、紅、しぼりなどの一重が半開きに咲く姿は日本人好みで、茶花としても重用されている。』
(季語と歳時記)
佗助の俳句:
・侘助や葉先に光る日の雫 鈴木静恵
・侘助や鳥横むきに逆さまに 杉本綾
・箒手に佗助咲くと呼びにけり 吉屋信子
・侘助を剪らむにまなこ猛くして 斎藤玄
・侘助を生けて起居をば共にせり 相生垣瓜人
椿から派生した花なら「XXX椿」とか名付けられれば良いものをと思う。
何故花の名前が侘助なのかと誰もが不思議に思う。
由来は、以下のような説になっている。
『ワビスケ・侘助
わびすけ
[ワビスケ・侘助]
侘助。豊臣秀吉の朝鮮出兵で侘助(わびすけ)なる人が持ち帰ってきたことに由来する説、茶人・千利休に仕え、この花を育てたとする「侘助」の名前に由来する説、茶人・笠原侘助が好んだことに由来する説などがある。』
(日本辞典
http://www.nihonjiten.com/data/46490.html
より転載)
由来の通り、茶室を飾る花として処を得ている。
また、尖って縁にギザギザのある葉の間に、一重の小さな白や紅色などの花が密やかに咲くことから、花言葉は「静かな趣、控え目、簡素」だそうだ。
花の名前ではなく、人の有り様を表現する言葉でもある。
「隠棲して閑寂な境地を楽しんでいる侘人」を、侘助と表現するそうだ。
その様な背景を持つ花だからか、例句を読んでいると俳人たちも、侘助に引き寄せられて心穏やかに詠んでいる。
吉屋の句。
吉屋の嬉しさを解ってくれる人が、近くにいることもまた嬉しい。
呼ばれた男が、“それが何だ”では、傍にいる甲斐がない。