2013/6/30(日) 旧暦: 5月22日 祝日・節気: 下弦 日出: 4時28分 日没: 19時00分 月出: 23時30分 月没: 11時45分 月齢: 21.46 干支: 丁卯六曜: 友引 九星: 六白金星 今日の季語: 茅の輪 (京都 上賀茂神社の茅の輪) 『大祓(おおはらえ)は、6月と12月の晦日(新暦では6月30日と12月31日)に行われる除災行事である。犯した罪や穢れを除き去るための祓えの行事で、6...
2013/6/30(日) 旧暦: 5月22日 祝日・節気: 下弦 日出: 4時28分 日没: 19時00分 月出: 23時30分 月没: 11時45分 月齢: 21.46 干支: 丁卯六曜: 友引 九星: 六白金星
今日の季語: 茅の輪
(京都 上賀茂神社の茅の輪)
『大祓(おおはらえ)は、6月と12月の晦日(新暦では6月30日と12月31日)に行われる除災行事である。犯した罪や穢れを除き去るための祓えの行事で、6月の大祓を夏越の祓(なごしのはらえ)、12月の大祓を年越の祓(としこしのはらえ)という[1]。6月の大祓は夏越神事、六月祓とも呼んでいる。なお、「夏越」は「名越」とも標記する。また、宮くぐり祭や輪くぐり祭とも呼ばれる。
行事としての大祓
701年(大宝元年)の大宝律令によって正式な宮中の年中行事に定められた。この日には、朱雀門前の広場に親王、大臣(おおおみ)ほか京(みやこ)にいる官僚が集って大祓詞を読み上げ、国民の罪や穢れを祓った。衣服を毎日洗濯する習慣や水などのない時代、半年に一度、雑菌の繁殖し易い夏を前に新しい物に替える事で疫病を予防する意味があった。その後、百年ほどは盛大に行われた。そして応仁の乱の頃から行われなくなったが、江戸時代(1691年(元禄4年))に再開され、次第に広まった。
1871年(明治4年)の太政官布告にて明治新政府により「夏越神事」「六月祓」の称の禁止と「大宝律令」の「大祓」の旧儀の再興が命じられ[2]、全国の神社で行われるようになった。戦後には「夏越神事」「六月祓」の称も一部では復活し、現在に至る。
拾遺和歌集に「題しらず」「よみ人知らず」として、「水無月のなごしの祓する人はちとせの命のぶというふなり」という歌が載せてある。
夏越の祓では多くの神社で「茅の輪潜り(ちのわくぐり)」が行われる。これは、氏子が茅草で作られた輪の中を左まわり、右まわり、左まわりと八の字に三回通って穢れを祓うものである。『釈日本紀』(卜部兼方 鎌倉時代中期)に引用された『備後国風土記』逸文にある「蘇民将来」神話では茅の輪を腰につけて災厄から免れたとされ、茅の旺盛な生命力が神秘的な除災の力を有すると考えられてきた。また、茅の輪の左右に設置する笹竹に願い事を書いた短冊を振下げ、七夕に河川に流すといった俗信仰は、書初めをどんどん焼きで焚くと筆が上達するといった行事と対応している。
京都では夏越祓に「水無月」という和菓子を食べる習慣がある。水無月は白のういろう生地に小豆を乗せ、三角形に包丁された菓子である。水無月の上部にある小豆は悪霊ばらいの意味があり、三角の形は暑気を払う氷を表していると云われている。
高知県下では、夏越祓のことを「輪抜け様」と呼び、多くの神社でお祭りが開かれる。行事として最も重要な茅の輪潜りはもちろん行われるが、それに併せて神社の参道に多くの屋台が並び、まさにお祭りである。梅雨時期に当たることから天気がぱっとしないことが良くあるが、「輪抜け様」が終わると夏到来という風物詩でもある。
尚、茅の輪のカヤを引き抜いて持ち帰る人が後を絶たないが、本来は罪や穢れ・災厄をカヤに移すことで無病息災を得る風習であり、カヤを持ち帰ることは他人の災厄を自宅に持ち帰ることになるので(茅の輪のカヤを抜いて持ち帰るのは)避けるべきである[3]。また奈良県の大神神社では茅の輪は榊・杉・松をかかげた3連になっており他の神社で見られる一つの輪を左-右-左周りではなく中(杉)-右(松)-中(杉)-左(榊)の順となっている。』(Wikipedia)
茅の輪の俳句:
・あともどり出来ぬ茅の輪に身を入るる 赤松ケイ子
今日は水無月の終わりの日。
京都では、夏越の祓いの日だ。
茅の輪をくぐって正月から半年間の罪穢れを祓う夏越しの大祓えが行われる。
先日、京都 上賀茂神社に参拝した。
その折、茅の輪が設けられていた。
茅の輪の右側に、茅の輪くぐりの作法が書かれている。
「水無月の夏越(なごし)の祓(はらへ)する人は千歳(ちとせ」の命のぶといふなり」
と心のなかで唱えながら、茅の輪をくぐるのだが、くぐり方にも、決まりがある。
(1)茅の輪の前で一礼する。
(2)最初は、左に回る。
(3)茅の輪の前で一礼して、次は右に回る。
(4)茅の輪の前で一礼して、次は左に回る。
(5)最後に拝殿に一礼する。
回りに気を取られると唱えを忘れそうなので、イメージトレーニングをしてから回ると上手く回れた。
日取りが良いので、神社では結婚式が行われている。
花嫁衣裳の新婦と紋付き袴の新郎が巫女さんに従いしずしずと本殿に進んでいく。
世界遺産での結婚式は、格式が高く人気があるそうだ。
一般の参拝者たちも、目出度い晴れ舞台に出会った嬉しさのためにカメラを向けたり、おめでとうと声をかけたりしている。
幸せに満ちた空気が、境内に溢れている...
俳人たちも茅の輪をくぐるときは、様々な思いを心にくぐっている。
子宝に恵まれた母親は勿論幸せだ。
長寿に恵まれたものも幸せだ。
淡々と生きることも幸せだ。
ありがとうございます。
私も釣りはしません。
でも朝の散歩で、川の鯉にパンをあげるのは好きです。
魚も食べるのは好きです。